唐津市立厳木小学校
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唐津市立厳木小学校 | |
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2024年(令和6年)4月より小中併設校 | |
北緯33度18分56.7秒 東経130度03分55.4秒 / 北緯33.315750度 東経130.065389度座標: 北緯33度18分56.7秒 東経130度03分55.4秒 / 北緯33.315750度 東経130.065389度 | |
過去の名称 |
中島小学校 尋常中島小学校 中島尋常小学校 中島尋常高等小学校 厳木尋常高等小学校 厳木尋常小学校 厳木国民学校 厳木村立厳木小学校 厳木町立厳木小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 唐津市 |
併合学校 | 唐津市立箞木小学校 |
設立年月日 |
【旧・厳木小学校】 1875年(明治8年)4月 【新・厳木小学校】 2024年(令和6年)4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | B141220200179 |
所在地 | 〒847-3113 |
佐賀県唐津市厳木町牧瀬328番地1 (唐津市立厳木中学校所在地) | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
唐津市立厳木小学校(からつしりつ きゅうらぎしょうがっこう)は、佐賀県唐津市厳木町牧瀬にある公立の小学校。
2024年(令和6年)4月に唐津市立箞木小学校(読みは「うつぼぎ」)を統合の上、唐津市立厳木中学校に併設される形で移転した。
概要
[編集]歴史
[編集]旧・厳木小学校は1875年(明治8年)4月に「中島小学校」として創立。2024年(令和6年)3月末に箞木小学校との統合により、148年の歴史に幕をおろした。同年4月1日より厳木中学校に併設の形で移転し、「(新)厳木小学校」としてスタートした。
校章
[編集]桜の花弁を背景にして、校名の頭文字である「厳」の文字を中央に配している(ただし、厳の上部の「ツ」の部分は「□□」になっている)。
校歌
[編集]作詞は田久保聡、作曲は陶山聡による。歌詞は3番まであり、校名は歌詞中に登場しない。
沿革
[編集]- 旧・厳木小学校
- 1875年(明治8年)
- 4月 - 松浦郡中島村の真伝寺本堂を仮校舎として「佐賀県管下 第八中学校区 一小学区 中島小学校」が設置される。
- 7月 - 養命寺本堂を校舎として、平之小学校が創立。校区を天川・鳥巣・星領・広川・平之・鳥越とする。
- 1876年(明治9年)
- 1877年(明治10年)
- 10月 - 平之小学校から分離される形で、天川小学校と星領小学校が設置される。
- 1878年(明治11年)
- 10月 - 郡区町村編制法の長崎県での施行により、東松浦郡が発足。
- 12月 - 平之小学校が廃止される。
- この年 - 波瀬分校を設置。
- 1880年(明治13年)頃 - 広川小学校が設置される。
- 1883年(明治16年)5月 - 佐賀県(第3次)の管轄となる。
- 1885年(明治18年)- 波瀬分校が分離し、浪瀬小学校として独立。
- 1886年(明治19年)- 小学校令が施行される。
- 1887年(明治20年)4月
- 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、厳木村が発足。平之に分教場を設置。
- 1890年(明治23年)- 簡易東川小学校と簡易浪瀬小学校を統合の上、岩屋分校・浪瀬分校とする。
- 1891年(明治24年)頃 - 簡易鳥巣小学校が簡易広川小学校に統合される。
- 1892年(明治25年)- 簡易小学校2校に尋常科を設置の上、「天川尋常小学校」・「広川尋常小学校」に改称。
- 1894年(明治27年)4月 - 岩屋分校と浪瀬分校が統合の上、箞木尋常小学校として独立。
- 1895年(明治28年)- 高等科を併置の上、「中島尋常高等小学校」に改称。
- 1898年(明治31年)4月 - 広川と天川の尋常小学校2校を統合の上、それぞれ広川分教場・天川分教場とする。
- 1901年(明治34年)4月 - 「厳木尋常高等小学校」に改称。
- 1908年(明治41年)7月 - 改正小学校令により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長され、収容児童数が増加したため、校舎を新築。
- 1919年(大正8年)5月 - 3教室を増築。
- 1920年(大正9年)
- 4月 - 厳木農業補習学校が併設される。
- 10月 - 運動場を拡張。
- 1923年(大正12年)4月 - 高等科3年を新設。
- 1931年(昭和6年)1月 - 校旗を新調。
- 1935年(昭和10年)4月 - 青年学校令の施行により、併設の農業補習学校と小学校の高等科が統合され、厳木村立公民学校(間もなく厳木村立高等実業青年学校)となったため、「厳木尋常小学校」に改称。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「厳木国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)
- 1月 - 天川分校の校舎が全焼。
- 4月1日 - 学制改革により、国民学校初等科が「厳木村立厳木小学校」に改組される。従来の分校3校(平之・広川・天川)に加え、瀬戸木場分校を新設。
- 1948年(昭和23年)5月 - 育友会が発足。
- 1949年(昭和24年)12月 - 広川分校、校舎を新築。
- 1951年(昭和26年)8月 - 天川分校、講堂を新築。
- 1952年(昭和27年)
- 4月 - 平之分校、校舎を新築。
- 5月3日 - 町制施行により、「厳木町立厳木小学校」に改称。
- 1954年(昭和29年)3月 - 木造2階建て新校舎および講堂が完成。
- 1962年(昭和37年)5月 - プールが完成。
- 1963年(昭和38年)10月 - 完全給食を開始。管理棟が完成。
- 1964年(昭和39年)
- 2月 - 天川分校、校舎を新築。完全給食を開始。
- 11月 - 広川分校・瀬戸木場分校・平之分校でも完全給食を開始。
- 1972年(昭和47年)8月 - 給食センター方式に変更。
- 1974年(昭和49年)
- 1月 - 特別教室棟が半焼。
- 6月 - 講堂が全焼。
- 1975年(昭和50年)
- 3月 - 体育館が完成。
- 10月 - 創立100周年記念体育大会を挙行。
- 1980年(昭和55年)4月 - 米飯給食を開始。
- 1985年(昭和60年)3月 - 広川分校、校舎を新築。
- 1987年(昭和62年)5月 - 新校舎建設のため、中島の仮校舎(建設省跡)へ移転。
- 1988年(昭和63年)3月 - 新校舎が完成し、移転を完了。校旗を新調。また二宮金次郎銅像が寄贈される。
- 1989年(平成元年)2月 - 瀬戸木場分校、校舎を新築。
- 1990年(平成2年)3月 - 平之分校、校舎を新築。
- 2002年(平成14年)2月 - 天川分校、校舎を新築。
- 2004年(平成16年)2月 - 体育館を改築。
- 2005年(平成17年)1月1日 - 唐津市への編入により、「唐津市立厳木小学校」に改称。
- 2008年(平成20年)3月31日 - 広川分校と平之分校を廃止。
- 2009年(平成21年)3月31日 - 瀬戸木場分校を廃止。
- 2015年(平成27年)3月31日 - 天川分校を廃止。
- 2024年(令和6年)
- 3月23日 - 閉校式を挙行。
- 3月31日 - 閉校(最終所在地 - 〒849-3113 佐賀県唐津市厳木町牧瀬44番地1)
- 新・厳木小学校
- 2024年(令和6年)4月1日 - 「唐津市立厳木小学校」(現校名)が開校。校舎は唐津市立厳木中学校に併設される。
- 所在地が「〒847-3113 佐賀県唐津市厳木町牧瀬328番地1」に変更となる。
通学区域
[編集]住所表記で唐津市の後に「厳木町」の続く地域[1]。
進学先中学校
[編集]交通アクセス
[編集]- 最寄りの鉄道駅
- 最寄りのバス停留所
- 昭和自動車「厳木中学校前」バス停留所
- 最寄りの幹線道路
- 佐賀県道350号相知厳木線 「厳木中学校前」交差点
- 国道203号(厳木バイパス)浪瀬IC
周辺
[編集]- 唐津市厳木柔剣道場
- 唐津市役所 厳木市民センター(旧・厳木支所、厳木町役場)
- 厳木郵便局
- 唐津警察署 厳木警察官駐在所
- きゅうらぎ温泉佐用姫の湯
- 厳木川
かつての分校
[編集]参考資料
[編集]- 「厳木町史 下巻」(2011年(平成23年)3月発行, 厳木町史編纂委員会)p.486~
- 「箞木小学校・厳木小学校閉校式(令和6年3月23日)」 - 唐津市ウェブサイト
脚注
[編集]- ^ a b 唐津市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則 - 唐津市ウェブサイト