響け! ユーフォニアム
響け! ユーフォニアム | |
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ジャンル | 吹奏楽、青春 |
小説 | |
著者 | 武田綾乃 |
イラスト | アサダニッキ(表紙) |
出版社 | 宝島社 |
レーベル | 宝島社文庫 |
発売日 | 2013年12月 - |
巻数 | 既刊4巻 |
漫画:響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ | |
原作・原案など | 原作:武田綾乃 キャラクター原案:アサダニッキ |
作画 | はみ |
出版社 | 宝島社 |
掲載サイト | このマンガがすごい!WEB |
発表号 | 2014年11月 - |
巻数 | 既刊2巻 |
アニメ:響け!ユーフォニアム | |
原作 | 武田綾乃 |
監督 | 石原立也 |
シリーズ構成 | 花田十輝 |
キャラクターデザイン | 池田晶子 |
音楽 | 松田彬人 |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
製作 | 「響け!」製作委員会 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2015年4月 - 6月 |
話数 | 全13話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
『響け!ユーフォニアム』(ひびけ ユーフォニアム)[注 1]は、武田綾乃による日本の小説。イラスト表紙はアサダニッキが担当している。『宝島社文庫』(宝島社)より2013年12月に『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』が刊行され、後にシリーズ化された。
2014年12月にテレビアニメ化が発表され[1]、2015年4月から6月まで放送された。
概要
第1巻の『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』は、武田綾乃の2冊目となる小説で2013年12月5日に発売された。武田の出身地である京都府宇治市を舞台とし、北宇治高校[注 2]の吹奏楽部に所属する生徒たちの青春を綴った作品である。作者自身も中学生時代に吹奏楽部に在籍しており、執筆の際には母校である嵯峨野高校の吹奏楽部を取材した。作中には平等院やあがた祭りといった宇治市の名所や行事が登場する[2]。
第1巻の発売後、宝島社特設サイト内の「北宇治吹部だより」において、2014年10月18日から2015年3月15日にかけて全10回のショートストーリーが連載された。また2015年3月5日より第2巻以降が順次発売された。発表から2年で発行部数は18万部に達した[3]。
物語
燦き、高らかに鳴り響く管楽器たち。期待を胸に、主人公・久美子は北宇治高校の門をくぐる。しかし、登校初日の入学式で久美子が目にしたのは、今にも萎れそうな朝顔のような楽器の演奏。そんな中、久美子は生来の性格より北宇治高校吹奏楽部に入部することになるが、彼女に待ち受けていたのは想像だにしないかつての強豪校であった吹部の凋残。生徒たちは、「全国大会に行く」という目標を掲げ、新顧問である滝昇の指導のもと日々練習に明け暮れるが、その実際はトラブルの連続であった。これは、そんな少女たちの青春や葛藤模様を描いた物語である。
登場人物
北宇治高校吹奏楽部
一年生
- 黄前 久美子(おうまえ くみこ)
- 声 - 黒沢ともよ
- 北宇治高校1年生で、担当楽器はユーフォニアム(ユーフォニウムともいう)。流されやすい性格のため、入学後に知り合った葉月や緑輝の影響で吹奏楽部に入部した。
- 中学時代にも吹奏楽部に所属しており、ユーフォニアムを担当していた。麗奈、秀一とは中学校が同じであり、秀一とは幼なじみである。
- 学校の科目は数学が苦手。思ったことを直ぐ口にしてしまう傾向がある。両親と共にマンションの一室で暮らしており、学校には京阪宇治駅から電車に乗って通っている。
- 加藤 葉月(かとう はづき)
- 声 - 朝井彩加
- 1年生で久美子と同じクラス。担当楽器はチューバ。明るく、親しみやすい性格。
- 中学時代はテニス部に入っており、高校入学まで吹奏楽の経験はない。入部後、先輩の勧めによりチューバを担当することになる。
- 川島 緑輝(かわしま さふぁいあ)[注 3]
- 声 - 豊田萌絵
- 1年生で久美子や葉月と同じクラス。担当楽器はコントラバス。一人称は「緑(みどり)」。
- 自分の名前を気に入っておらず、「緑」と自称しており、久美子や葉月にも「緑」と呼んでもらっている。天真爛漫な性格とは裏腹に、音楽そして自らの楽器であるコントラバスへの熱意は並大抵ではなく努力家である。その実力も伊達ではなく、吹奏楽の名門女子中学である「聖女中等学院」の出身で、聖女でも吹奏楽部に所属しており、そこでコントラバス担当としてレギュラーを張っていたほど。高校では人数の不足を理由に経験のあるコントラバスを担当することになった。
- 高坂 麗奈(こうさか れいな)
- 声 - 安済知佳
- 1年生で久美子たちとは別のクラス。担当楽器はトランペットで、父はプロのトランペット奏者。久美子とは中学時代の同級生で共に吹奏楽部に所属していた。
- 麗奈の演奏技術は高校生としては群を抜いており、その実力は誰もが認めるものであり、成績も優秀。北宇治高校に入学したのは滝の指導を受けるためだった。麗奈の父と滝の父は知人同士で、麗奈は有名な指導者であった滝の父に憧れを持っていたが、彼が引退したことと、息子である滝自身も優れていたことから滝を敬愛する。
- 中学時代は久美子とは特に仲が良いわけではなかったが、なりゆきであがた祭りに誘われたことをきっかけに距離が縮まっていった。
- 塚本 秀一(つかもと しゅういち)
- 声 - 石谷春貴
- 1年生。担当楽器はトロンボーン。
- 久美子と同じマンションに住む幼なじみの少年で中学ではクラスメイトだった。
- 中学生時代にも吹奏楽部に所属しており、ホルンを担当していた。高校では以前から憧れていたトロンボーンを担当することになった。
二年生
- 後藤 卓也(ごとう たくや)
- 声 - 津田健次郎
- 2年生で寡黙な男子生徒。担当楽器はチューバで久美子たち低音パートの副リーダー。黒縁の眼鏡をかけており、やや根暗な印象だが、他人への気配りができる。梨子と付き合っている。3年生の引退後は低音パートのリーダーとなる。高校卒業後は楽器の修理士を目指すため東京に引っ越す予定。楽器の演奏はできるが、音痴で歌うのは苦手。
- 長瀬 梨子(ながせ りこ)
- 声 - 小堀幸
- 2年生。担当楽器はチューバ。
- 楽器経験のない葉月の指導役となる。卓也と付き合っている。中学校のころは料理部に入っており、吹奏楽は高校から始めた。入部直後にあすかから半ば強引にチューバ担当にさせられた。ソフトボール部に所属する恵美(えみ)という友人がいて、昼休みはいつも恵美と過ごしている。
- 中川 夏紀(なかがわ なつき)
- 声 - 藤村鼓乃美
- 2年生。担当楽器はユーフォニアム。
- 髪型は短髪[注 4](アニメではポニーテール)で、背は久美子よりやや低い。中学時代は帰宅部で、楽そうだからという理由で高校では吹奏楽部に入ったが、同中学校出身の希美の影響で少しずつ熱が入っていった。1年生の時に退部してしまった希美が復帰を申し出た際には、それを拒むあすかたちに懇願して橋渡しの役目を担った。入部当初はサックス担当を希望していたが定員の関係でユーフォに回された。3年生の引退後は吹奏楽部の副部長となる。
- 吉川 優子(よしかわ ゆうこ)
- 声 - 山岡ゆり
- 2年生。担当楽器はトランペット。
- 信者を自称するほど香織を慕っており、吹奏楽コンクールの京都大会で麗奈がソロを担当することに対しては常に不満を述べていた。その経緯もあって麗奈との仲は悪いが、その実力は認めている。1年生の時には退部を考えていた時期もあったが、香織の説得により思いとどまり、それから彼女を慕うようになった。夏紀とは犬猿の仲であり、つまらないことで言い争いをしている。3年生の引退後は吹奏楽部の部長となる。
- 傘木 希美(かさき のぞみ)
- 2年の女子生徒。担当楽器はフルート。2巻から登場。
- 吹奏楽の強豪校であった南中出身者で、部活動に対して熱血なタイプ。弱小校である北宇治高校を自分たちで改革しよう、と中学時代の仲間たちと意気込んでいたが、実力ではなく年功序列でコンクール出場者を決める当時の顧問の方針や、それに甘えてろくに練習もしない上級生たちに抗えずに失望して退部した。しかし、滝が顧問になって改革された部に復帰する。
- 鎧塚 みぞれ(よろいづか みぞれ)
- 2年の女子生徒。担当楽器はオーボエ。2巻から登場。
- 毎朝誰よりも早く音楽室にやってきては早朝練習に励んでいる。首にかかる程度の短い髪をした涼やかな印象の美少女で、非常に無口。中学時代、暗い性格で友達もいなかったところを希美に誘われて吹奏楽を始めた。大切な友達だと希美を特別視し、希美が何も告げずに退部した後も、彼女との接点は吹奏楽だけだと思い孤独に練習を続けていた。
三年生
- 田中 あすか(たなか あすか)
- 声 - 寿美菜子
- 3年生。担当楽器はユーフォニアム[注 5]。幼いころに父親と離別しており、母との二人暮らし。
- 副部長で低音パートのリーダーも務める。マーチングバンドではドラムメジャーも担当する。演奏の腕前は確かで、リーダーシップに優れ、パート内ではほとんど揉め事がない。容姿端麗で勉学にも優れ、超人とも称される。普段は明るく社交的なように見える一方で、晴香と異なり情に流されることはなく、あくまで自身の信念は「自身の音楽的能力の向上と探究」としているため、時にそれ以外の事柄についてドライになるところもあり、眼差しが冷たい時があると久美子に恐怖を抱かれることもあり、私情を挟んだことが原因で吹奏楽に集中できない者に対しては容赦なく糾弾する。このような生来の性格ゆえか、他の部員たちからは無論、吹奏楽部を共に牽引する相棒である晴香にすら不信感を抱かれることも少なくない。
- 小笠原 晴香(おがさわら はるか)
- 声 - 早見沙織
- 3年生で吹奏楽部の部長。担当楽器はバリトンサクソフォーン。
- その優しさと誠実さで部をまとめており、部員からも信頼が厚い。しかしあすかとは逆に情に流されやすく「部員同士の融和を何よりも優先させる」という優しさを重視したリーダーシップを取っているため、時にそのことが部全体にとっての足枷となる場合も多い。また、いざという時のリーダーシップ能力は、あすかの方に軍配が上がることからも、晴香本人も自身が未熟なリーダーであると自覚しており、その際には自分に自信がない側面も見せる。あすかに関しては一緒に協力し合い吹奏楽部を共に牽引する相棒ではあるが、時にあすかと対立することもある。
- 中世古 香織(なかせこ かおり)
- 声 - 茅原実里
- 3年生で、トランペットパートのリーダーを務める。美人で穏やかな性格なため、部のマドンナとして慕われている。女子としては長身。リーダーとしてあるべき姿を模索し悩む晴香を支えることもある。大会におけるトランペットのソロパートを切望しており、実力では格上である麗奈にもその座を巡って真っ向から勝負をすることを望んだ。
- 斎藤 葵(さいとう あおい)
- 声 - 日笠陽子
- 3年生。担当楽器はテナーサックス。
- 久美子とは幼なじみで、2人だけの時は「葵ちゃん」と呼ばれる。京都でもトップクラスの難関校である「堀山高校」を受験したが、落ちてしまったため北宇治高校に通っている。高校受験の二の舞を踏まないように入学後は吹奏楽活動よりも勉学に力を注いでいたことから、高校入学時点ですでに吹奏楽活動に対する情熱は薄れていた。これらの経緯から吹奏楽部から身を引く決断をし、京都大会に向けてのオーディションを前に退部した。
顧問
- 滝 昇(たき のぼる)
- 声 - 櫻井孝宏
- 北宇治高校に赴任してきて間もない音楽教師で吹奏楽部顧問。2年5組の担任で34歳。音大出身で、学生時代はトロンボーンを専攻していた。
- 部員との初顔合わせで部としての目標を問い、「全国大会に出場する」ための指導を始める。背が高く、整った容姿で物腰が柔らかいため生徒からの人気が高い教師だが、部活での指導はかなり厳しい。最初の頃はその厳しさで反感を買ったものの、的確な指導で着実に力をつけさせていき、結果を出すことで部員たちの心を一つにまとめ上げた。
- 父親の透はかつて北宇治高校吹奏楽部の黄金時代を築いた名指導者だった。その当時のOGでもある妻と5年前に死別しており、吹奏楽から離れていた時期があったが、同じ音楽教師で吹奏楽部の顧問をしていた妻の遺志を継ぐため、北宇治での顧問を引き受けた。
- 松本 美知恵(まつもと みちえ)
- 声 - 久川綾
- 北宇治高校で長年勤務している50代の女性教師。久美子たち1年3組の担任であり、吹奏楽部の副顧問でもある。自分のことを北宇治高校で最も厳しい教師であると公言している。生徒たちからは「鬼軍曹」という徒名を付けられている。前顧問の梨香子とは不仲で部活に顔を出すことはあまりなかった。
- 梨香子(りかこ)
- 滝の前に吹奏楽部の顧問を務めていた若い女性教師。彼女が産休に入ったことで滝が赴任してきた。優しく穏やかな人柄であるが、『みんな仲良く部活やろう』という方針のもとで、実力によって生徒たちを振り分けるのではなく、やる気がなく練習に来ないような者でも学年が上の順からコンクール出場メンバーに選ぶというやり方が真面目に取り組んでいる部員たちの不満を招き、それが部の分裂に繋がった。
その他の人物
- 佐々木 梓(ささき あずさ)
- 声 - 田所あずさ
- 立華高校1年生。久美子と中学時代に同じ吹奏楽部に入っていた少女。マーチングバンドの有名校である立華高校へ進学し、吹奏楽を続けている。使用楽器はトロンボーン。
- 黄前 麻美子(おうまえ まみこ)
- 声 - 沼倉愛美
- 久美子の姉。大学3年生。
- トロンボーンの経験者で、久美子にマウスピースの使い方を最初に教えた。
- 小学生時代までは久美子に慕われていたが、久美子が高校生になった時点では(原因は不明であるが)久美子との仲は冷え切っており、久美子と顔を合わせば常に口喧嘩が絶えない状況となっている。
- 黄前 明子(おうまえ あきこ)[注 6]
- 声 - 七緒はるひ
- 久美子と麻美子の母。
- 橋本 真博(はしもと まさひろ)
- 府大会後、関西大会に向けて更なる技術向上のため滝が外部から呼び寄せたパーカッションの指導者。2巻から登場。北宇治高校のOBでプロのパーカッション奏者。滝とは音大時代の同級生で友人同士。女子高生の久美子たちと同じくらいの背丈をした小柄な男性で、親しみやすい性格。
- 新山 聡美(にいやま さとみ)
- 橋本と同じく滝に呼ばれた外部指導者。2巻から登場。専門はフルートで木管の指導にあたる。滝の音大時代の後輩で滝の妻や橋本と同じオーケストラサークルに所属していた。穏やかな女性で叱ることは全くないが、演奏に対する「OK」のハードルが非常に高い。
- 進藤 正和(しんどう まさかず)
- 著名なユーフォニアム奏者。中学や高校の吹奏楽コンクールで審査員を務める。第3巻で登場。
- 川島 琥珀(かわしま こはく)
- 声 - 千菅春香
- 緑輝の年の離れた妹。
用語
- 北宇治高校(きたうじこうこう)
- 京都府宇治市にある高校で正式な校名は「京都府立北宇治高等学校」という。制服は男子が詰襟、女子がセーラー服。セーラー服は冬服・夏服共に原作とアニメで色が異なる。また、リボンの色は原作では白で統一されているが、アニメでは1年が赤、2年が青、3年が緑となっている。久美子は「セーラー服に憧れた」ことと「同じ中学校出身者が少ない」ことを理由にこの学校に入学した。学力は中の上。
- 北宇治高校吹奏楽部
- 久美子たちの入部時点での構成は3年生35名、2年生18名、1年生25名であり総勢81名。1年生のうち、葉月を含めた10名は初心者である。去年、当時の3年生(今は卒業した)と1年生(現2年生)の間で対立があったせいで1年生部員が大量に退部した結果、今年はいびつな構成となっている。昇の父、透が顧問だった時代は全国大会の常連だったが、10年前に彼が他校に転任してからは低迷の一途をたどり、現在は府大会銅賞に留まっている。久美子が入部した時点では京都府内での評価と人気は弱小校レベルにまで下がっていた。
- 他の多くの学校の吹奏楽部と同様に、男子部員よりも女子部員のほうが圧倒的に多い。
- 立華高校(りっかこうこう)
- 京都でも有数の強豪校であり、関西大会の常連校である。麗奈クラスの実力を持つ吹奏楽部員は推薦入学先においてまずこの立華を選択することが定番と言わんばかりのエリート校。佐々木梓が在籍している。水色のユニフォームを採用しており、京都の中学・高校の吹奏楽部界隈からは「水色の悪魔」と呼ばれ、我の強いあすかですらその実力を素直に認めるほど。この学校の吹奏楽部はマーチングにおけるダンスの技術や独創性に定評があり、それを目当てにするサンフェスにかけつける観客も多い。
- 洛秋高校(らくしゅうこうこう)
- ここ10年間に実力と知名度を抜群に向上させ、立華と並ぶ京都の強豪校に成長。サンフェスにおいては、白色のスーツと黒色のYシャツで参加。
- 南宇治高校(みなみうじこうこう)
- 作中においては、久美子・梓・麗奈の中学時の同級生の大半がここに進学している模様。
- サンライズフェスティバル
- 通称「サンフェス」。作中では京都の高校吹奏楽部界における、マーチング演奏イベントである。正式な大会ではないため、レクリエーション的な意味合いが強いものの、他校の吹奏楽部や観客の目の前で自校の実力・独創性・存在感をアピールする場でもある。滝がサンフェスの参加を辞退することを提案した際には部員たちから反発の声がかなり上がった。
- 聖女中等学院(せいじょちゅうとうがくいん)
- 緑輝の出身校。作中において、緑輝の出身校が判明した際の北宇治高校吹奏楽部の面々の驚きようからもそこそこの名門校。吹奏楽部活動における環境や境遇は北宇治高校吹奏楽部より恵まれているほどである。
- ダメ金(だめきん)
- 上位大会(関西吹奏楽コンクール)に進出できない金賞のこと。銀賞や銅賞よりは上であるため、この賞を受賞して喜ぶ者もいるが、説明の通り全国大会への切符を手に入れるためには、「本物の金賞」を受賞することが必須であるため、全国を本気で目指している士気の高い吹奏楽部員の人間にとっては何の意味もなさない賞である。
既刊一覧
小説
- 『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』、2013年12月5日発売(12月19日発行)[注 7]、ISBN 978-4-8002-1747-9
- 『響け! ユーフォニアム2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏』、2015年3月5日発売(3月19日発行)、ISBN 978-4-8002-3906-8
- 『響け! ユーフォニアム3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機』、2015年4月4日発売(4月18日発行)、ISBN 978-4-8002-3982-2
- 『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話』[注 8]、2015年5月25日発売(6月8日発行)、ISBN 978-4-8002-4119-1
漫画
第1巻と同じ『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』の表題で『このマンガがすごい!WEB』(宝島社)にて2014年11月より配信中。毎月1回、月末に更新。作画ははみ。2015年4月3日に第1巻、同年6月3日に第2巻が発売された。
漫画
- 『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ 1 』2015年4月3日発売、ISBN 978-4-8002-3968-6
- 『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ 2 』2015年6月3日発売、ISBN 978-4-8002-4183-2
テレビアニメ
2015年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。
京都府宇治市が舞台のため原作では久美子など一部を除いて大半の登場人物の台詞が関西弁だが、テレビアニメでは登場人物全員が標準語を話すという設定に変えられている。
2015年7月25日より京阪電気鉄道とのタイアップ行事が展開されている[4]。
スタッフ
- 原作 - 武田綾乃(宝島社文庫『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』)
- 監督 - 石原立也
- シリーズ構成 - 花田十輝
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 池田晶子
- シリーズ演出 - 山田尚子
- 美術監督 - 篠原睦雄
- 3D美術 - 鵜ノ口穣二
- 色彩設定 - 竹田明代
- 楽器設定 - 高橋博行
- 撮影監督 - 高尾一也
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- 音楽 - 松田彬人
- 音楽制作協力 - 洗足学園音楽大学
- 音楽監修 - 大和田雅洋
- 音楽プロデューサー - 斎藤滋
- 企画プロデューサー - 八田英明
- プロデューサー - 大橋永晴、中村伸一、斎藤滋
- アニメーション制作 - 京都アニメーション
- 製作 - 「響け!」製作委員会(京都アニメーション、ポニーキャニオン、ランティス、楽音舎)
主題歌
- オープニングテーマ「DREAM SOLISTER」(第2話 - 第12話)
- 作詞 - 唐沢美帆 / 作曲・編曲 - 加藤裕介 / 歌 - TRUE
- エンディングテーマ「トゥッティ!」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
- 作詞・作曲 - ZAQ / 編曲 - 高田暁 / 歌 - 北宇治カルテット[黄前久美子(黒沢ともよ)、加藤葉月(朝井彩加)、川島緑輝(豊田萌絵)、高坂麗奈(安済知佳)]
- 第8話では使用されず、クレジットが直接本編にかかる形で放送された。
- メモリアルエンディングテーマ「DREAM SOLISTER (Wind Orchestra Ver.)」(第13話)
- 作曲 - 加藤裕介 / 編曲 - 松田彬人
劇中曲
- 「暴れん坊将軍のテーマ」(第1話)
- 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - 松田彬人
- 「地獄のオルフェ」(第1話、第12話)
- Composed by Jacques Offenbach / Transcribed by Clark McAlister / Edited by Alfred Reed
- 「海兵隊」(第3話、第4話)
- Music by J.M.Fulton / 編曲 - 小島里美
- 「交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」 第2楽章」(第3話)
- Music by Antonín Leopold Dvořák
- 「The Fairest of the Fair March」(第5話)
- Music by John Philip Sousa
- 「FUNICULI FUNICULA」(第5話)
- Music by Luigi Denza / Arranged by Alfred Reed
- 「ライディーン」(第5話)
- 作曲 - 高橋ユキヒロ / 編曲 - 和田直也
- 「三日月の舞」(第6話 - 第13話)
- 作曲・編曲 - 堀川奈美恵(松田彬人)
- 「きらきら星」(第6話)
- 作曲 - フランス民謡 / 編曲 - 松田彬人
- 「愛を見つけた場所」(第8話)
- 作曲 - 奥華子 / 編曲 - 松田彬人
- 「プロヴァンスの風」(第10話、第13話)
- 作曲・編曲 - 田坂直樹
- 「交響組曲シェエラザードより-Highlights-」(第13話)
- 作曲 - R.コルサエフ / 編曲 - 真島俊夫
エピソードリスト
# | タイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 楽器作監 |
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第一回 | ようこそハイスクール
| 花田十輝 | 山田尚子 | 秋竹斉一 | 高橋博行 | |
中学校の吹奏楽コンクール予選。主人公・黄前久美子は「ダメ金」に悔し泣きする高坂麗奈に不用意な言葉をかけ、彼女を激怒させてしまう。心機一転、北宇治高校に入学した久美子は、新入生を歓迎する吹奏楽部の演奏を耳にして、そのレベルの低さに落胆する。その後、同じクラスの加藤葉月や川島緑輝に誘われ、見学に訪れた吹奏楽部で麗奈と再会。久美子は、彼女との関係や吹奏楽部の現状に悩んで入部をためらう。しかし早々とマウスピースを買ってしまった葉月や無邪気で一途な緑輝を見て吹奏楽部への入部を決意する。 | ||||||
第二回 | よろしくユーフォニアム | 花田十輝 | 石原立也 | 引山佳代 | 高橋博行 | |
久美子は麗奈との和解を模索するものの、なかなかきっかけがつかめない。吹奏楽部には、同じ中学だった塚本秀一や幼なじみの斎藤葵の姿もあった。新入部員の担当楽器決めで、コントラバス(コンバス)経験者の緑輝は緑輝自身の熱望とコンバス不在の部の実情が合致したことでコンバス担当に決定、葉月は副部長の田中あすかにまるめ込まれチューバ担当に決定、久美子はトロンボーンを希望していたものの、ユーフォニアム(ユーフォ)経験者であることがばれ、しぶしぶユーフォ担当になる。トランペット希望の麗奈は音出しだけでその実力と素質で先輩たちを驚かせる。そして北宇治高校吹奏楽部の面々の前に新たな顧問の教師滝昇が着任。滝は着任早々部員たちに楽しい部活にするか、全国を目指すために厳しい部活の内容にするかの決断を部員たちに迫る。部員たちは戸惑いながらも、部の目標は「全国大会を目指す」ことに決定した。 | ||||||
第三回 | はじめてアンサンブル | 花田十輝 | 山村卓也 | 池田和美 | 高橋博行 | |
新入生を交え楽器別のパート練習に入った吹奏楽部。しかし久美子は、パートによって練習に対する温度差があることに気づく。はじめて滝の前で合奏した「海兵隊」は、案の定ひどい出来であった。滝はパート練習ができておらず指導以前の問題であると温和な口調で厳しく指摘。来週の合奏でまともなレベルになっていなければマーチングイベント「サンライズフェスティバル(サンフェス)」も出場させないと言い渡す。久美子たちは秀一から、去年「やる気のある1年生(現2年生)」が大量退部したため、2年生が少なく不真面目な練習態度につながっていると聞かされる。滝のやり方に一部の部員が猛反発、このため翌日は練習自体が中止になってしまう。なすすべない久美子たちに聞こえてきたのは麗奈が一人トランペットで奏でる「新世界より」だった。 | ||||||
第四回 | うたうよソルフェージュ | 花田十輝 | 石原立也、山田尚子 | 雪村愛 | 植野千世子 | 高橋博行 |
部員からの不満を受けて開かれたパートリーダー会議で、来週の合奏後サンフェス出場許可が下りなければ正式に抗議すると決定する。だが音楽室にやってきた滝は穏やかな態度で部員たちに徹底した練習指導を行う。グラウンドでの走りこみ、呼吸法、正確なチューニング、音にあわせて声を出すソルフェージュ…。今まで経験したことのない厳しさに泣き出す者、反発する者。秀一が久美子に滝の指導力をぼやいていると通りがかった麗奈が激しい口調で滝をかばう。翌日麗奈は久美子を呼び出し昨日の暴言を謝る。久美子もうろたえながら麗奈のトランペットで元気が出たと伝え、わだかまりが少し解けたと感じる。部員たちの滝への不満は団結力へと変わり、全パートが熱心に練習に取り組む。そして2回目の合奏。滝はその上達ぶりをほめ、サンフェスの練習メニューを配布する。 | ||||||
第五回 | ただいまフェスティバル | 花田十輝 | 三好一郎 | 丸木宣明 | 高橋博行 | |
サンフェスを1週間後に控え吹奏楽部は練習の日々。「海兵隊」合奏以後、部員たちに「頑張れば良くなる」という空気が生まれ、練習でも自ら延長を申し出るほどになった。久美子は帰る途中麗奈と遭遇。滝のことをどう思うかと聞かれつい「全国なんてありえないと思ってた」と失言してしまうが、麗奈は「黄前さんらしい」と笑う。ほっとする久美子。そして迎えたサンフェス当日。プログラムでは、北宇治高校は強豪校の立華高校と洛秋高校に挟まれており、部員たちの緊張は一気に高まる。久美子は会場で立華高校に進学した旧友佐々木梓と再会。彼女から麗奈が立華からの推薦を蹴り北宇治高校に入学したことを知る。立華の見事な演奏にどよめく観客、ますます緊張する北宇治の部員たち。それを鎮めたのは麗奈のルール違反のトランペット一声だった。滝に促され、北宇治高校吹奏楽部は堂々たる演奏を披露、会場の観客の注目を集めた。 | ||||||
第六回 | きらきらチューバ | 花田十輝 | 河浪栄作 | 引山佳代 | 高橋博行 | |
サンフェスも無事成功し、コンクールの練習がスタート。滝はオーディションで出場メンバーを決めると宣言。上級生から順にメンバーを決める慣例の否定に部員から反発の声もあったが、実力があればいいという正論にはかなわない。初心者の葉月は受かるのは無理とあきらめていたが、あすかに叱咤激励され、重いチューバを持ち帰ってまで練習に打ち込む。中学時代テニス部で挫折していた葉月はチューバだけはうまくなりたいと思うようになっていた。さらに久美子と緑輝と共に練習のモチベーションを見つけようと同じチューバ担当の後藤卓也や長瀬梨子に相談するが、答えは見つからない。低音パートチームで話し合っているうち、葉月は基礎練習ばかりで一度も合奏したことがないのに気がつく。久美子と緑輝は葉月に3人で合奏を行うことを提案。「きらきら星」を合奏した葉月は「めっちゃ楽しい!」と笑顔を見せた。 | ||||||
第七回 | なきむしサクソフォン | 花田十輝 | 武本康弘 | 西屋太志 | 高橋博行 | |
ある日久美子は「葵が退部を考えている」という話を耳にする。秀一は先輩にきいた話として昨年の部員退部騒動の責任を葵が感じているのではないかという。練習中、滝に技術的なムラを指摘された葵は突如「受験勉強に集中するため今日で退部する」と発言して音楽室を出る。葵は前年の騒動の責任を感じており、そもそも高校受験に失敗したため高校入学直後から大学受験勉強に力を入れなければならない立場だった。部長の小笠原晴香はショックで翌日学校を欠席する。久美子たちは2年生の中川夏紀から去年の大量退部騒動について詳しい話を聞く。晴香の見舞いに訪れた中世古香織は「晴香が部長を引き受けてくれたから今の部がある」とはげます。次の日出席してきた晴香のもと吹奏楽部はさらに練習に励む。 | ||||||
第八回 | おまつりトライアングル | 花田十輝 | 藤田春香 | 秋竹斉一 | 高橋博行 | |
葉月は久美子と緑輝に秀一に好意を抱いていることを打ち明ける。緑輝は「あがた祭り」に誘って告白することを提案。祭りの日が近づき吹奏楽部員たちも浮き足だっていた。祭りに行く気のなかった久美子だが、秀一に誘われ、断るためとっさに通りがかった麗奈の手をつかんで「この子と行くことにしてて」と言ってしまう。いつもどおり部活が終わり、部員たちは思い思いに祭りに出かける。久美子は麗奈の指示どおりユーフォを背負って待ち合わせ場所へ。麗奈と大吉山に登る。「特別になりたい。だからトランペットをやってる」と語る麗奈の魅力に圧倒される久美子。頂上の展望台についた二人はトランペットとユーフォで合奏。一方秀一を誘い出すことに成功した葉月は自分の思いを打ち明けるが振られてしまう。あきらめて明るく別れた葉月だったが、心配して待っていた緑輝の前で号泣する。 | ||||||
第九回 | おねがいオーディション | 花田十輝 | 北之原孝將 | 瀬崎利恵 | 高橋博行 | |
オーディションが近づいた部の空気はより緊張感を増していた。葉月の失恋に責任を感じる緑輝は練習に身が入らず、低音パートリーダーのあすかをいらだたせる。葉月に説得され緑輝はようやく元気を取り戻す。トランペットパートの中世古香織は高校最終学年であるためソロパートの練習に余念がなかった。そして、オーディション当日、久美子はやる気のなさそうだった2年生の中川夏紀のユーフォの上達ぶりに驚き、あらためて部全体が本気でコンクールを目指しているのだと気づく。オーディションは音楽室に一人ずつ呼ばれて行われた。後日の結果発表で、久美子のいる低音パートは初心者の葉月と夏紀の2人以外は全員合格。トランペットのソロパートは1年生の麗奈に決定し、部内に衝撃が走る。 | ||||||
第十回 | まっすぐトランペット | 花田十輝 | 山村卓也 | 池田和美、秋竹斉一 | 高橋博行 | |
久美子の中学時代の苦い記憶。それはコンクールメンバーに選ばれたことで先輩から「あんたがいなければコンクールで吹けたのに」と言われたことだった。放課後、夏紀は久美子を呼び出し、やる気になれたことを感謝して久美子の楽譜に応援メッセージを書く。夏紀の心遣いに涙しようやく気持ちがほぐれる久美子。一方、香織を慕う2年生の吉川優子は香織がソロをはずされたことに納得できず、部員全員の前で滝と麗奈が以前から知り合いだったこと、贔屓(ひいき)をしたのではないかと滝を問い詰める。部内で滝に対する不信感が高まり、練習にも支障をきたすように。麗奈は滝を慕って北宇治に進学したと久美子に打ち明ける。事態打開のため、滝は公開で再オーディションを行うと発表、希望者を募る。手を挙げたのは香織だった。 | ||||||
第十一回 | おかえりオーディション | 花田十輝 | 雪村愛 | 植野千世子 | 高橋博行 | |
再オーディションに向けて練習する香織と麗奈。しかしその実力差は優子にも明らかだった。思いつめた優子は麗奈を呼び出し自分のせいにしていいから香織にソロを譲ってやってほしいと懇願するが、麗奈はきっぱり拒絶する。練習のため借りたホールで行われた再オーディション。孤立する不安をもらした麗奈に、絶対味方になると誓う久美子。ステージ上で全力を尽くした演奏を披露した香織だが、麗奈はそれをはるかに上回っていた。滝からソロを吹きたいかと問われた香織は「高坂さんが吹くべきだと思います」と答える。客席では優子が泣き崩れていた。 | ||||||
第十二回 | わたしのユーフォニアム | 花田十輝 | 三好一郎 | 丸木宣明 | 高橋博行 | |
再オーディションも終わり、吹奏楽部はコンクールに向けて最後の追い込みに入る。滝は「三日月の舞」でユーフォ担当のあすかと久美子に別のフレーズを吹くよう指示。あすかは難なく吹いてみせるが久美子はうまく吹けない。滝からできるようになるかと訊かれ「できます」と答えた久美子。しかし後日の練習では、滝はそのフレーズをあすか一人で吹くように指示する。帰り道「うまくなりたい」と叫び悔し泣きする久美子は中学時代の大会で悔し涙を流していた麗奈の気持ちをようやく理解する。学校に忘れた携帯を取りに戻った久美子は鍵を開けてくれた滝から「できます」と言った自分の言葉を信じていると聞き、やる気を取り戻す。 | ||||||
最終回 | さよならコンクール | 花田十輝 | 山田尚子 | 河浪栄作 | 引山佳代、秋竹斉一、瀬崎利恵 | 高橋博行 |
コンクール予選当日。オーディション落選組は手作りのお守りをレギュラー部員に配り激励する。緊張の中、迎えた本番のステージ。「全国へ行きたい」の思いを胸に演奏する久美子たち。結果は金賞。そして関西大会出場校は……。笑顔の集合写真で物語は幕を閉じる。 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [6] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年4月7日 - 7月1日 | 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
サンテレビ | 兵庫県 | |||
KBS京都 | 京都府 | |||
水曜 1:35 - 2:05(火曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
2015年4月8日 - 7月2日 | 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
2015年4月10日 - | 金曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | リピート放送あり |
配信期間 | 更新時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2015年4月11日 - | 土曜 23:00 - 23:30 | ニコニコ生放送 |
土曜 23:30 更新 | ニコニコチャンネル | |
2015年4月12日 - | 日曜 12:00 更新 | dアニメストア |
アニメ放題 | ||
2015年4月19日 - | U-NEXT | |
2015年4月20日 - | 月曜 0:00 更新 | バンダイチャンネル |
2015年4月23日 - | 木曜 12:00 更新 | アニメパス |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2015年6月17日 | 第1話 - 第2話 | PCXE-50531 | PCBE-54861 |
2 | 2015年7月15日 | 第3話 - 第4話 | PCXE-50532 | PCBE-54862 |
3 | 2015年8月19日予定 | 第5話 - 第6話 | PCXE-50533 | PCBE-54863 |
4 | 2015年9月16日予定 | PCXE-50534 | PCBE-54864 | |
5 | 2015年10月21日予定 | PCXE-50535 | PCBE-54865 | |
6 | 2015年11月18日予定 | PCXE-50536 | PCBE-54866 | |
7 | 2015年12月16日予定 | PCXE-50537 | PCBE-54867 |
映像特典
『吹奏楽部の日常』は、DVD&Blu-ray 各巻収録の映像特典ショートエピソード。
話数 | サブタイトル | 脚本 | コンテ | 演出 | 作画監督 |
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その① | 楽器をお掃除だフォ! | 田中敦子 | 石原立也 | 石原立也 | 丸木宣明 |
その② | こんなあだ名は嫌だチュー! | 石原立也 山田尚子 |
瀬崎利恵 |
Webラジオ
『響け!ユーフォラジオ』のタイトルで2015年4月13日より音泉にて配信されているWebラジオ番組[8]。毎週月曜に更新。パーソナリティは黒沢ともよ(黄前久美子 役)、朝井彩加(加藤葉月 役)、豊田萌絵(川島緑輝 役)、安済知佳(高坂麗奈 役)が務める。
キャラクターソングCD
2015年7月1日より、毎週水曜日に発売。それぞれキャラクターソング2曲と、各キャラクターの担当楽器をフィーチャーしたインストゥルメンタル「北宇治四重奏」が収録されている。
- 黄前久美子(黒沢ともよ)
- 加藤葉月(朝井彩加)
- 川島緑輝(豊田萌絵)
- 高坂麗奈(安済知佳)
脚注
注釈
- ^ タイトルロゴには"Sound! Euphonium"という英語名が併記されている。また、アニメ版のロゴでは「響け!」の感嘆符(!)が音符(♪)のような形をしている。
- ^ 架空の学校である。
- ^ 小説の文中では「緑輝」には「サファイア」と片仮名で振り仮名がついているが、テレビアニメの公式サイトやオープニングムービーでは平仮名で「さふぁいあ」となっている。
- ^ 原作小説第1巻121頁参照。漫画版でも小説の設定をふまえ短髪。
- ^ 久美子や夏紀のユーフォが学校の備品で色は金色なのに対し、あすかのユーフォは自身の所有品であり色は銀色である。
- ^ 原作小説では久美子の母の名は明かされていないが、テレビアニメのエンディングでは「黄前明子」となっている。
- ^ 2015年1月に第2刷が発行され、第2刷以降にはアサダニッキによるイラストが描かれたカバーの上に、アニメ版の別イラストが描かれたカバーが掛けられている。
- ^ 宝島社特設サイト内の「北宇治吹部だより」の第9回までの話に若干の修正を施し、さらに書き下ろしエピソード5話を追加した全14話から成る短編集。「北宇治吹部だより」の第10回「それじゃあ、またね」は収録されていない。
出典
- ^ “アサダニッキ装画の小説「響け! ユーフォニアム」京アニ制作でアニメ化”. コミックナタリー (2014年12月28日). 2015年7月6日閲覧。
- ^ “宇治舞台に吹奏楽部の青春描く 同大生で作家の武田さん”. 京都新聞 (2014年1月6日). 2015年4月7日閲覧。
- ^ “宇治に光、吹奏楽部小説がヒット…同大4年武田さん作”. 読売新聞 (2015年5月27日). 2015年6月27日閲覧。
- ^ “宇治線が舞台のアニメ「響け!ユーフォニアム」の関連企画を7月25日(土)から京阪線・大津線で展開します” (PDF). 京阪電気鉄道 (2015年7月17日). 2015年7月23日閲覧。
- ^ “TVアニメ 「響け!ユーフォニアム」 公式ホームページ”. 2015年3月6日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “ON AIR”. TVアニメ『響け!ユーフォニアム』公式サイト. 2015年3月29日閲覧。
- ^ “響け!ユーフォラジオ”. 音泉. 2015年4月10日閲覧。
外部リンク
- 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ - 宝島社特設サイト
- 漫画「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」 - このマンガがすごい!WEB
- TVアニメ「響け!ユーフォニアム」公式サイト
- TVアニメ「響け!ユーフォニアム」 (@anime_eupho) - X(旧Twitter)