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「十日町市」の版間の差分

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2008年3月16日 (日) 23:10時点における版

とおかまちし ウィキデータを編集
十日町市
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
市町村コード 15210-2
法人番号 9000020152102 ウィキデータを編集
面積 590.39km2
(境界未定部分あり)
総人口 45,797[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 77.6人/km2
隣接自治体 長岡市上越市柏崎市
小千谷市魚沼市南魚沼市
川口町津南町湯沢町
長野県栄村
市の木 選定中
市の花 選定中
十日町市役所
市長 関口芳史
所在地 948-8501
新潟県十日町市千歳町三丁目3番地
外部リンク 十日町市

十日町市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

十日町市(とおかまちし)は、新潟県の南部にある。周囲は山に囲まれ、冬には2mから3mの積雪がある日本有数の「特別豪雪地帯」。市域内に流れる信濃川と渋海川水系沿いに水田が広がり米作が盛んである。

十日町市街は織物や着物の日本有数の産地。また市の西部には宿場町だった松代(まつだい)や温泉地として有名な松之山がある。

地理

  • 山:当間山、桝形山、三方岳、天水山
  • 河川:信濃川渋海川、清津川、釜川、越道川、東川

隣接している自治体

歴史

人口

十日町市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 85,365人
1975年(昭和50年) 81,746人
1980年(昭和55年) 78,791人
1985年(昭和60年) 74,620人
1990年(平成2年) 70,938人
1995年(平成7年) 67,962人
2000年(平成12年) 65,033人
2005年(平成17年) 62,058人
2010年(平成22年) 58,911人
2015年(平成27年) 54,917人
2020年(令和2年) 49,820人
総務省統計局 国勢調査より


行政

  • 市長(2005年4月の合併以前)
    • 本田欣二郎
    • 滝沢信一 合併後の市長選に出るも落選
  • 市長(2005年4月の合併以降)
    • 職務執行者:山本茂穂(旧中里村長 2005年4月1日から最大50日間)
    • 初代:田口直人(旧・川西町長、2005年5月1日-)

経済

産業

繊維業(着物
雪に囲まれる冬の副業として、カラムシ(苧麻)などの繊維をよって織物を作ることが盛んだった。江戸時代に糸を強く撚って模様を作り出す改良が加えられ、越後縮(えちごちぢみ)として各地に出荷されるようになった。
江戸時代末期には織物も行われるようになり、十日町絣(とおかまちかすり)の産地となった。また明治時代に京都の西陣から伝わった製法によって、明石ちぢみと呼ばれる薄手の生地が作られるようになり、夏用の高級着物に重宝されたこともあって十日町は日本有数の高級織物産地に飛躍した。
第二次世界大戦後は染色も行うようになり、布の完成までの一貫生産が可能になったことで京都に並ぶ織物産地になった。高度成長期には訪問着などの生産で繁栄したが、着物の伸び悩みによって工場閉鎖が相次ぐなど織物産業も影響を受けている。着物の振興や新商品の開発などで業界は打開を図っている。
農業(米)
いわゆる魚沼コシヒカリの産地。川沿いに大きな水田が広がるほか、特に棚田での米作では清浄な雪解け水を使った良質のコメがとれるが、市内は中山間地の集落が多く棚田や集落自体の維持が課題になっている。

姉妹都市・提携都市

海外

国内

地域

教育

高等学校

中学校

  • 十日町中学校
  • 中条中学校
  • 南中学校
  • 吉田中学校
  • 下条中学校
  • 水沢中学校
  • 中里中学校
  • 川西中学校
  • 松代中学校
  • 松之山中学校

小学校

  • 十日町小学校
  • 中条小学校
  • 飛渡第一小学校
  • 東小学校
  • 六箇小学校
  • 川治小学校
  • 八箇小学校
  • 吉田小学校
  • 鐙島小学校
  • 下条小学校
  • 東下組小学校
  • 水沢小学校
  • 馬場小学校
  • 西小学校
  • 貝野小学校
  • 清津峡小学校
  • 倉俣小学校
  • 田沢小学校
  • 千手小学校
  • 上野小学校
  • 橘小学校
  • 仙田小学校
  • 松代小学校
  • 孟地小学校
  • 奴奈川小学校
  • 松之山小学校
  • 松里小学校
  • 浦田小学校

特別支援学校

  • 小出養護学校ふれあいの丘分校

スポーツ

2002 FIFAワールドカップで十日町市がサッカークロアチア代表キャンプ地になった事を契機として、クロアチアとのサッカーを通じた交流が続いている。例えば毎年、「クロアチアカップ・サッカー大会」と名付けられた少年サッカー大会が行われている。

また、新潟県中越地震が発生した直後には、クロアチアサッカー協会やクロアチア大使館から激励の為の書簡が送られた。このような経緯がある為、2006 FIFAワールドカップサッカー日本代表とクロアチア代表が対戦する際、市内では両国の代表を応援しようとする機運が高まった。

スポーツ施設

  • クロアチアピッチ

交通・通信

鉄道

道路

道の駅

路線バス

主に長岡方面と高速バス新潟方面に越後交通、小千谷方面は越後柏崎観光バス、松代・松之山方面は東頸バス、それ以外は南越後観光バスが運行している。長岡方面は朝晩は30分~60分間隔昼間は2時間間隔小千谷までは30分~60分間隔運行している。

高速バスは1日5往復運行している。津南方面は25分~75分間隔で運行している。小千谷方面は1日7往復の運行上野までは15分から90分間隔で運行。 その他鉢・六箇・長里・後山方面に路線がある。松代・松之山方面は1日5往復運行している〔日曜・祝日は4往復〕

  • 越後交通  〔十日町営業所〕
  • 越後柏崎観光バス 〔小千谷営業所〕
  • 南越後観光バス   〔津南営業所〕
  • 東頸バス〔本社〕

タクシー

電話

  • 十日町市の市外局番は全域025であるが、松之山及び松代地区(安塚MA:市内局番が50及び59で始まる地区)とそれ以外の地区(十日町MA:市内局番が75及び76で始まる地区)との相互通話時へは市外局番からかける必要がある。
  • 当該地域の天気予報は0257-177(柏崎市などと同じ中越エリア)である。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

レジャー

観光

  • 十日町雪まつり(2月)日本で最初に開催された雪まつり。
  • 松苧神社:本殿は国の重要文化財
  • 野鳥の宝庫
  • 美人林
  • 笹山遺跡
    縄文時代の遺跡。
  • 越後妻有アートトリエンナーレ・大地の芸術祭
    2000年に開始、以後3年に1度開催。
  • まつだい「農舞台」[1]
  • 十日町市博物館
    市内の笹山遺跡から発掘された縄文式土器や、雪の中の生活道具・織物の歴史などが展示されている。火焔土器を含む土器57点が国宝に指定されている。
  • 松代町郷土資料館
  • 里山科学館「森の学校」キョロロ[2]

祭事

著名な出身者

外部リンク