コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「四国銀行」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
C4h6o4 (会話 | 投稿記録)
「四国銀行の至宝」について記載
 
(97人の利用者による、間の134版が非表示)
1行目: 1行目:
{{半保護}}
{| align="right" border=1 cellspacing=0 cellpadding=2 style="border: solid 2px #000000; margin-left: 16px"|
{{基礎情報 会社
| colspan=2 align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|四国銀行のデータ
| 社名 = 株式会社四国銀行
|-
| 英文社名 = The Shikoku Bank, Ltd.
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|[[統一金融機関コード]]
| ロゴ =
| align="right" style="border-style: none none solid solid"|'''0175'''
| 画像 = [[ファイル:Shikoku Bank head office.png|250px|]]
|-
| 画像説明 = 本店
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|[[ISO 9362|SWIFTコード]]
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
| align="right" style="border-style: none none solid solid"|'''SIKOJPJT'''
| 機関設計 = [[監査等委員会設置会社]]<ref>{{Cite web|url=https://www.shikokubank.co.jp/profile/executive.html|title=役員一覧|website=四国銀行|date=2023-06-29|accessdate=2023-11-16}}</ref>
|-
| 市場情報 = {{上場情報| 東証プライム | 8387 | 1973年4月2日}}
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|店舗数
| 略称 = 四銀(しぎん)
| align="right" style="border-style: none none solid solid"|'''122'''店<br>(高知71、徳島24、香川9、愛媛8、本州10)<br>(有人出張所含む、2007年10月現在)
| 国籍 = {{JPN}}
|-
| 郵便番号 = 780-8605
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|設立日
| 本社所在地 = [[高知県]][[高知市]]南はりまや町一丁目1番1号
| style="border-style: none none solid solid"|[[1878年]][[10月17日]]
| 設立 = [[1878年]](明治11年)[[10月17日]]<br />(第三十七国立銀行)
|-
| 業種 = 銀行業
| colspan=2 align="center" style="border-style: solid none solid; background: #f0f0f0"|本店
| 統一金融機関コード = 0175
|-
| SWIFTコード = SIKOJPJT
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|所在地
| 事業内容 = 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
| style="border-style: none none none solid"|〒780-8605<!--左は四国銀行専用の郵便番号、住所での郵便番号は780-0833-->
| 代表者 = [[代表取締役]][[頭取]] [[小林達司]]
|-
| 資本金 = 250億円<br />(2016年3月31日現在)
| colspan=2 align="right" style="border-style: none none solid"|[[高知県]][[高知市]]南はりまや町一丁目1番1号
| 発行済株式総数 = 4920万株<br />(2019年2月12日現在)

| 売上高 =
|-
| 営業利益 =
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|電話番号
| 経常利益 =
| style="border-style: none none solid solid"|088-823-2111
| 純利益 = 単体:63億9百万円<br />連結:63億50百万円<br />(2016年3月期)
|-
| 純資産 = 単体:1,356億62百万円<br />連結:1,381億37百万円<br />(2016年3月31日現在)
| align="center" style="border-style: none none solid; background: #f0f0f0"|外部リンク
| 総資産 = 単体:2兆9,339億44百万円<br />連結:2兆9,352億26百万円<br />(2016年3月31日現在)
| style="border-style: none none solid solid"|[http://www.shikokubank.co.jp/ 公式サイト]
| 従業員数 = 単体:1,222人<br />連結:1,264人<br />(2023年3月31日現在)
|-
| 決算期 = 3月31日
|}
| 会計監査人 = [[EY新日本有限責任監査法人]]
'''株式会社四国銀行'''('''しこくぎんこう'''、''The Shikoku Bank, Ltd.'' )は、[[高知県]][[高知市]]南はりまや町一丁目に本店を置く[[地方銀行]]。通称は'''四銀'''(しぎん)。旧[[安田財閥]]の流れを汲み、高知県でもっとも大きい銀行で高知県に本社を置く企業で唯一の[[東京証券取引所|東証]]一部上場企業である。高知県の[[指定金融機関]]になっている。
| 主要株主 = [[日本トラスティ・サービス信託銀行]](信託口) 9.71%<br />[[明治安田生命保険]] 4.15%<br />日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口4) 2.59%<br />[[損害保険ジャパン日本興亜]] 2.18%<br />四国銀行従業員持株会 2.18%<br />(2016年3月31日現在)

| 主要子会社 = [[#関係会社]]参照
高知県出身の[[タレント]]・[[島崎和歌子]]が広告キャラクターを務めている。
| 関係する人物 =
| 外部リンク = https://www.shikokubank.co.jp/
| 特記事項 =
}}
{{基礎情報 銀行
|銀行 = 四国銀行
|統一金融機関コード=
|SWIFTコード=
|代表者種別 =
|氏名=
|資本金=
|総資産=
|預金残高='''2兆5,155億99百万円'''
|貸出金残高='''1兆6,467億75百万円'''
|店舗数 = '''109店舗'''<br />(本支店・出張所)
|所在地 =
|外部リンク=
|特記事項=(2016年3月31日現在)<br />『株式会社四国銀行 有価証券報告書 ‐ 第202期』に拠る。
}}
'''株式会社四国銀行'''(しこくぎんこう、{{Lang-en-short|''The Shikoku Bank, Ltd.''}})は、[[高知県]][[高知市]]に本店を置く[[地方銀行]]。地元では「'''四銀'''」(しぎん)の愛称で知られる。


== 概要 ==
== 概要 ==
高知県や県内の主要地域(高知市・[[土佐市]]・[[須崎市]]・[[香美市]]・[[香南市]]・[[安芸市]]・[[室戸市]]・[[宿毛市]]・[[四万十市]])などの[[指定金融機関]]であり、県下では最大の金融機関である。
*代表者 頭取 青木章泰

*資本金 250億円
現在使用している行章は[[1947年]](昭和22年)に社内公募で決定したもので、四を「コ」と「ク」を図案化したもので囲っている。四国の金融機関内でのリーダーシップを担えるようとの意味が込められている。
*預金残高 2兆2209億円
*貸出金残高 1兆5821億円
*自己資本比率 9.56%
*従業員数 1,670人
(注)2006年3月31日現在


== 沿革 ==
== 沿革 ==
*[[1878年]](明治11年)[[10月]] - 第37国立銀行設立。
* [[1878年]](明治11年)
*[[1878年]](明治11年)[[11月]] - 127国立銀行設立。
**10月28日 - 土佐郡[[下知町|下知村]]農人町38番邸に三十七国立銀行設立。
*[[1896年]](明治29年)[[2]] - 第37国立銀行、高知第37国銀行と改称
**11月 - 第百二十七国立銀行立。
* [[1896年]](明治29年)
*[[1896年]](明治29年)[[9月]] - 高知第37国立銀行、第127国立銀行と合併、高知第37国立銀行となる(資本金40万円)。
**2月7日 - 第三十七国立銀行、高知第三十七国立銀行に社名変更。
*[[1897年]](明治30年)[[3月]] - 株式会社高知銀行(現在の[[高知銀行]]とは無関係)として営業を継続(資本金80万円)。
**9月26日 - 高知第三十七国立銀行が第百二十七国立銀行を合併(資本金40万円)。
*[[1910年]](明治43年)[[3月]] - 株式会社土佐銀行に代わり[[高知市]]金庫取扱開始。
*[[1915年]](大正4年)[[3月]]には[[高知県]]金庫取扱開始。
* [[1897年]](明治30年)
**3月1日 - 国立銀行営業満期前特別処分法(明治29年法律第11号)により株式会社高知銀行(現在の[[高知銀行]]とは無関係)として営業を継続(資本金80万円)。
*[[1917年]](大正6年)[[5月]] - 本店を現在地(高知県高知市南はりまや町)に新築移転。
**4月10日 - 本店を高知市農人町16番邸に移転。
*[[1919年]](大正8年)[[2月]] - 株式会社土佐貯金銀行を合併(資本金300万円)。
* [[1899年]](明治32年)3月23日 - 本店を高知市浦戸町208番邸に移転。
*[[1923年]](大正12年)[[11月]] - 株式会社土佐銀行を合併(資本金1080万円)。称号を株式会社四国銀行と改称。
* [[1910年]](明治43年)3月 - 株式会社土佐銀行に代わり[[高知市]]金庫取扱開始。
*[[1926年]](大正15年)[[2月]] - 株式会社関西銀行(戦後の[[関西アーバン銀行|同名行]]とは無関係)を合併(資本金1200万円)。関西銀行本店を徳島支店とするほか、徳島県内21店舗を継承。
*[[1930年]](昭和5)[[3]] - 株式会社陽銀行を合併(資本金1229万5千円)
* [[1914年]](大正3)91日 - 本店を知市紺屋町46番地に移転
*[[1944年]](昭和19)[[9]] - 株式会社銀行を買収
* [[1915年]](大正4)3月 - 土佐農工銀行に代わり[[高知県]]金庫取扱開始
*[[1945年]](昭和20)[[4]] - 株式会社土佐貯蓄銀行合併(資本金1275万円)
* [[1917年]](大正6)57日 - 本店高知市浦戸町150番地に移転
*[[1950年]](昭和25)[[2]] - 高知信用組の営業譲受
* [[1919年]](大正8)21日 - 株式会社土佐貯金銀行を併(資本金300万円)
* [[1923年]](大正12年)11月1日 - 株式会社土佐銀行を合併(資本金1080万円)。株式会社四国銀行に商号変更。
*[[1952年]](昭和27年)[[9月]] - 総預金100億円を達成。
* [[1926年]](大正15年)6月1日 - 株式会社関西銀行(戦後の[[関西アーバン銀行|同名行]]とは無関係)を合併(資本金1200万円)。関西銀行本店を徳島支店とするほか、徳島県内21店舗を継承。
*[[1959年]](昭和34年)[[10月]] - 外貨両替開始。
*[[1960年]](昭和35)[[6]] - 乙種外国為替銀行業務開始
* [[1930年]](昭和5)31日 - 株式会社高陽銀行を合併(資本金1229万5千円)
*[[1960年]](昭和35)[[10]] - 東京支開設
* [[1936年]](昭和11)81日 - 高知市の町名変更により本所在地が高知市南播磨屋町71番地となる
*[[1963年]](昭和38)[[4]] - 本店竣工
* [[1944年]](昭和19)9月 - 株式会社土豫銀行を買収
*[[1971年]](昭和46年)[[10月]] - 電子計算機稼働。
* [[1945年]](昭和20年)
**4月24日 - 株式会社土佐貯蓄銀行を合併(資本金1275万円)。
*[[1973年]](昭和48年)[[4月]] - [[東京証券取引所|東京]]・[[大阪証券取引所|大阪]]証券取引所第2部上場。
**7月 - 空襲により本店を焼失。上町支店で仮営業。(その後高知商工会議所で仮営業の後、高知市南播磨屋町73番地2の旧土佐貯蓄銀行本店跡で[[1963年]](昭和38年)まで営業)
*[[1974年]](昭和49年)[[2月]] - 東京・大阪証券取引所第1部に指定替え。
*[[1974年]](昭和49)[[4]] - オンラインスタート
* [[1950年]](昭和25)2月 - 高知信用組合の営業譲受。
*[[1975年]](昭和50)[[9]] - 総預金5000億円達成。
* [[1952年]](昭和27)9月 - 総預金100億円達成。
*[[1977年]](昭和52)[[1]] - [[コルレス]]業務開始。
* [[1959年]](昭和34)10月 - 外貨両替開始。
*[[1978年]](昭和53年)[[10月]] - 創業100周年。
* [[1960年]](昭和35年)
*[[1982年]](昭和57年)[[8]] - コルレス包括承認銀行となる
**6月 - 乙種国為替銀行業務開始
**10月 - 東京支店開設。
*[[1982年]](昭和57年)[[9月]] - 総預金1兆円達成。
*[[1984年]](昭和59)[[10]] - 新資金84億円
* [[1963年]](昭和38)51日 - 本店竣工。再び現在地に移転。
*[[1985年]](昭和60)[[6]] - ディーリング業務開始
* [[1971年]](昭和46)10月 - 電子計算機稼働
*[[1986年]](昭和61)[[8]] - CD地域提携開始(高知ネットサービス)
* [[1973年]](昭和48)4月 - [[東京証券取引所|東京]]・[[大阪証券取引所|大阪]]証券取引所第2部上場
*[[1988年]](昭和63年)[[6月]] - 徳島本部設置。
* [[1974年]](昭和49年)
**2月 - 東京・大阪証券取引所第1部に指定替え。
*[[1989年]](平成元年)[[12月]] - 新資本金150億円。
*[[1990年]](平成2年)[[1]] - 第3次オンラインテム稼働
**4月 - オンラインスタート
*[[1990年]](平成2)[[12]] - サンデーバンキング開始
* [[1975年]](昭和50)9月 - 総預金5000億円達成
*[[1994年]](平成6)[[1]] - 信託代理店業務開始。
* [[1977年]](昭和52)1月 - 海外[[コルレス]]業務開始。
*[[1994年]](平成6年)[[11月]] - 総預金1兆円達成。
* [[1982年]](昭和57年)
**8月 - 海外コルレス包括承認銀行となる。
*[[1995年]](平成7年)[[4月]] - 信託業務開始。
*[[1995年]](平成7年)[[12]] - 新資本250億円。
**9月 - 総預1兆達成
*[[1997年]](平成9)[[6]] - 南国事務センター竣工。
* [[1984年]](昭和59)10月 - 新資本金84億円
*[[1998年]](平成10)[[12]] - 証券投資信託窓口販売開始。
* [[1985年]](昭和60)6月 - ディーリング業務開始。
*[[2001年]](平成13)[[4]] - 損害保険窓口販売開始。
* [[1986年]](昭和61)8月 - CD地域提携開始(高知ネットサービス)
*[[2001年]](平成13)[[5]] - ATM宝くじサービス(数字選択方式)開始
* [[1988年]](昭和63)6月 - 徳島本部設置
*[[2001年]](平成13)[[10]] - ローンプラザ日曜営業開始
* [[1989年]](平成)1222日 - 資本金を150億円に増資
*[[2002年]](平成14年)[[10月]] - 生命保険窓口販売開始。
* [[1990年]](平成2年)
**1月 - 第3次オンラインシステム稼働。
*[[2008年]](平成20年)[[10月]] - [[イーネット]]・[[ローソン・エイティエム・ネットワークス]]の2社との提携による[[コンビニATM]]サービスを開始。
**12月 - サンデーバンキング開始。
*[[2008年]](平成20年)[[11月]] - 同行と、[[阿波銀行]]・[[百十四銀行]]・[[伊予銀行]]との[[現金自動預け払い機|ATM]]相互出金無料提携を開始。
* [[1994年]](平成6年)
**1月 - 信託代理店業務開始。
**11月 - 総預金1兆円達成。
* [[1995年]](平成7年)
**4月 - 信託業務開始。
**12月27日 - 資本金を250億円に増資。
* [[1997年]](平成9年)6月 - 南国事務センター竣工。
* [[1998年]](平成10年)12月 - 証券投資信託窓口販売開始。
* [[2001年]](平成13年)
**4月 - 損害保険窓口販売開始。
**5月 - ATM宝くじサービス(数字選択方式)開始。
**10月 - ローンプラザ日曜営業開始。
* [[2002年]](平成14年)10月 - 生命保険窓口販売開始。
* [[2008年]](平成20年)
**10月 - [[イーネット]]・[[ローソン銀行#ローソン・エイティエム・ネットワークス|ローソン・エイティエム・ネットワークス]]の2社との提携による[[コンビニATM]]サービスを開始。
**11月 - 同行と、[[阿波銀行]]・[[百十四銀行]]・[[伊予銀行]]との[[現金自動預け払い機|ATM]]相互出金無料提携を開始。
* [[2011年]](平成23年)1月4日 - [[勘定系システム]]を[[BeSTA|NTTデータ地銀共同センター]]に移行。
* [[2013年]](平成25年)11月18日 - インターネット支店「龍馬支店」を開設。
* [[2014年]](平成26年)3月 - [[みずほ銀行]]、[[農林漁業成長産業化支援機構]]などと共に、「しぎん6次産業化応援ファンド」を設立<ref group="PR">{{Cite web|title=「しぎん6次産業化応援ファンド」の設立 |author= |agency=|publisher=四国銀行|date=2014-02-25|url=http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/article.php?id=426|accessdate=2014-04-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140419012348/http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/article.php?id=426|archivedate=2014-04-19}}</ref><ref>{{cite news |title=四国銀行、6次産業化支援ファンドに計10億円|author= |agency=|publisher=日本経済新聞|date=2014-4-5 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXNZO69416150U4A400C1LA0000/|accessdate=2014-4-17}}</ref>。
* [[2015年]](平成27年)10月8日 - [[地域経済活性化支援機構]]と高知県と地域の観光振興を目的にした連携協定を締結<ref>{{cite news |title=四国銀行、高知県やREVICと地域観光振興で協定|publisher=日本経済新聞|date=2015-10-9|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLZO92631910Y5A001C1LA0000/|accessdate=2016-11-16}}</ref>。
* [[2016年]](平成28年)11月11日 - 百十四銀行、阿波銀行、伊予銀行と共に地方創生の推進に向けた包括提携「四国アライアンス」を締結<ref>{{cite news |title=四国4地銀、地方創生で包括提携発表|publisher=日本経済新聞|date=2016-11-11|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLASJB11H31_R11C16A1000000/|accessdate=2016-11-16}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.nikkan.co.jp/articles/view/406609|title=四国の4銀行が包括提携、四国〈創生〉へ協働|newspaper=[[日刊工業新聞]]|date=2016-11-12|accessdate=2023-11-16}}</ref>。
* [[2022年]](令和4年)10月17日 - 「スマホ ATM」サービス開始<ref>{{Cite web |url=https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS96633/e82ad5da/0841/45c2/819f/8f21c9abc404/20230220102807206s.pdf |title=四国銀行へ「スマホATM」サービスの提供を開始 |access-date=2023-12-11 |publisher=セブン銀行}}</ref>。


== 店舗 ==
== 関係会社 ==
=== 連結子会社 ===
現在122店舗を有している。本店は高知市であるが、高知県内のほか、合併銀行の流れ(沿革参照)から徳島県の店舗も多い。もちろん[[阿波銀行]]や[[徳島銀行]]よりは少ないものの、ほぼ県内一円に支店があり、「徳島県第3の銀行」としても機能している。
* 四銀代理店株式会社
本州では[[東京都|東京]]、[[大阪市|大阪]]、[[神戸市|神戸]]、[[岡山市|岡山]]、[[広島市|広島]]のほかに[[兵庫県]][[尼崎市]]、[[大阪府]][[守口市]]・[[寝屋川市]]、[[広島県]][[大竹市]]にも店舗を持っている。広島県大竹市には大竹支店・大竹市役所出張所・大竹本町出張所の3店舗があったが、大竹本町出張所は2006年10月に大竹支店に統合された。大竹市の指定金融機関に指定されている。
* 四国保証サービス株式会社
* 四銀コンピューターサービス株式会社
* 株式会社四銀地域経済研究所


=== 持分法適用関連会社 ===
== 店舗外サービス ==
* 四銀総合リース株式会社 <ref group="PR">{{Cite web|url=http://www.shikokubank.co.jp/profile/kanren.html|title=グループ会社のご案内|publisher=四国銀行|accessdate=2017-07-26}}</ref>
{{独自研究|section=1}}
===インターネットバンキングへの取り組み===
ながらく[[インターネットバンキング]]には地方銀行で最も消極的で、照会機能のみという最低レベルだった時代が続いたが、ここにきてようやく重い腰を上げ、個人向けは[[2006年]][[1月16日]]にサービスを開始した。モバイルバンキングも[[iモード]]にしか対応していなかったが、これと同時に[[EZweb]]、[[Yahoo!ケータイ]]にも対応させている。法人向けも同年8月21日にサービスを開始した。この結果、県内に本店を置く民間銀行(個人で口座を作れる銀行)で法人向けインターネットバンキングができない県は[[香川県]]のみという事態となった。


=== コンビニとの提携 ===
=== 出資会社 ===
* [[四国アライアンスキャピタル]]


== 店舗 ==
長年、[[コンビニATM]]に否定的なのは他の四国の地方銀行(同ATMは[[香川県]]内において[[中国銀行 (日本)|中国銀行]]がサービス開始)と同様で、この間に[[愛媛県]]の[[伊予銀行]]と[[愛媛銀行]]が四国の地銀・第二地銀としては初めて[[イーネット]]と[[ローソン・エイティエム・ネットワークス|ローソンATM]]を、アンチ:コンビニATM名高かった香川県の[[百十四銀行]]がイーネットを、[[徳島県]]の[[阿波銀行]]がイーネットとローソンATMを、それぞれサービスインしたため、未だコンビニATM提携の目処が立たなかったのは高知県のみとなっていた。
[[ファイル:Shikoku Bank Takamatsu Branch.jpg|thumb|280px|高松支店([[高松市]]丸亀町)]]
地盤である高知県以外では合併銀行の流れ(沿革参照)から徳島県における店舗が多く、徳島市に置かれている徳島営業部を筆頭に23店舗が北部を中心に設置されているなど、「徳島県第3の銀行」としても機能している。その他の四国内では香川県7店舗、愛媛県6店舗が営業しており、四国内の[[地方銀行|(第一)地銀]]では各県で最も多い県外店舗を有している。


本州では[[東京都|東京]]、[[大阪市|大阪]]、[[神戸市|神戸]]、[[岡山市|岡山]]、[[広島市|広島]]のほかに[[兵庫県]][[尼崎市]]、[[大阪府]][[守口市]]・[[寝屋川市]]、[[広島県]][[大竹市]]にも店舗を展開している。また、大竹市には大竹支店・大竹市役所出張所の2店舗を有し、同市からは指定金融機関とされている。
しかし、[[2007年]][[11月11日]]に高知市内のローソン10カ所にてローソンATMが設置されることが決まったが、当然ながら四銀のキャッシュカードによる出金に関しては他行([[MICS]])扱いの手数料となる。さらに、[[2008年]]9月以降、[[サンクス]]に[[BankTime]]が設置される予定だが、振込・記帳が出来ない[[りそな銀行]]の店舗外ATMと同様のため、りそな銀行高知支店利用者以外は、現状のローソンATM利用時同様ほぼ[[MICS]]扱いとなる。


== 情報処理システム ==
ただしコンビニATMではないものの、コンビニに併設されたATMが多数あり、遠からずコンビニATMの働きをしている。
=== 勘定系システム ===
従前は、[[日本IBM|IBM]][[メインフレーム]]による独自構築の[[勘定系システム]]が稼働していたが、[[2011年]](平成23年)[[1月4日]]、[[NTTデータ地銀共同センター]]へ移行した<ref>{{cite news|title=四国銀、地銀共同システムに移行 コスト2~3割削減|publisher=日本経済新聞|date=2011-1-5 |url=https://www.nikkei.com/article/DGXNASJB0401F_U1A100C1LA0000/|accessdate=2014-4-17}}</ref><ref group="PR">{{Cite web|title=新システム運用開始のお知らせ|publisher=四国銀行|date=2011-1-4 |url=http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/article.php?id=121|accessdate=2014-4-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140419014313/http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/article.php?id=121|archivedate=2014-04-19}}</ref>。


== 店舗外サービス ==
その後、事態は一転する。同行は[[2008年]][[10月2日]]のニュースリリースにおいて、同年[[10月17日]]にイーネットとローソンATMとの提携を始めると発表した。[http://www.enetcom.co.jp/images/press081002.pdf]県内では、[[スリーエフ]]と[[ファミリーマート]]においてイーネットが、ローソンにおいてローソンATM(既存設置分を含む)が、それぞれ設置された。しかし、サービス内容については'''出金と残高照会のみの取扱'''であり、入金ができないなどの制約がある。
[[2008年]][[10月17日]]に[[イーネット]]と[[ローソンATM]]との提携を開始した。

県内では、[[スリーエフ]](現在は[[ローソン]]に統合)と[[ファミリーマート]]においてはイーネットが、ローソンにおいてローソンATM(既存設置分を含む)が、それぞれ設置された。


=== 四国内地銀ATM相互出金無料提携 ===
=== 四国内地銀ATM相互出金無料提携 ===
[[2008年]][[11月12日]]に、行と[[阿波銀行]]([[徳島県]][[徳島市]])・[[百十四銀行]]([[香川県]][[高松市]])・[[伊予銀行]]([[愛媛県]][[松山市]])との[[現金自動預け払い機|ATM]]相互出金無料提携を開始した(該当各行以外が幹事の共同ATM・[[コンビニATM]]では対象外。また、思地代理店・東津野代理店・大田口代理店・大竹市役所出張所についてはATM不設置)。これにより、4行の顧客が該当各行のATMを利用する場合、平日日中の時間帯による出金については手数料がかからない。
[[2008年]][[11月12日]]に、四国銀行と[[阿波銀行]]([[徳島県]][[徳島市]])・[[百十四銀行]]([[香川県]][[高松市]])・[[伊予銀行]]([[愛媛県]][[松山市]])との[[現金自動預け払い機|ATM]]相互出金無料提携を開始した。これにより、4行の顧客が該当各行のATMを利用する場合、平日日中の時間帯による出金については手数料は徴収されない。

== イメージキャラクター ==
高知県出身のタレントである[[島崎和歌子]]がアイドル時代の1990年から現在に至るまで四半世紀以上にわたって四国銀行のイメージキャラクターを務め、[[コマーシャルメッセージ|CM]]にも出演する<ref group="PR">{{Cite press release |和書|title=「四国銀行カードローン4’S」の取扱開始について|publisher=四国銀行|date=2015-9-1 |url=http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/article.php?id=608|accessdate=2016-11-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150914020415/http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/article.php?id=608|archivedate=2015-09-14}}</ref>。

== 至宝 ==

四国銀行の前身である第三十七国立銀行において、お札の厳正な取扱いを遵守すべく、三浦頭取以下全従業員23人が、連署して血判を押した誓約書が残されている。この誓約書は、四国銀行の至宝として伝えられている<ref>{{Cite web |url=https://www.shikokubank.co.jp/profile/seiyaku.html |title="誓約書" |website=四国銀行 |accessdate=2024-11-24 }}</ref>。誓約書の内容は、取引に不正があった場合は私財で弁償し、さらに切腹するというものである。


== 関連会社 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
*四銀ビジネスサービス(株)
=== 出典 ===
*四銀コンピューターサービス(株)
{{Reflist}}
*四銀ビル管理(株)
==== 一次資料または記事主題の関係者による情報源 ====
*四国保証サービス(株)
{{Reflist|group="PR"}}
*四銀総合リース(株)
*四銀キャピタルリサーチ(株)


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
{{Commonscat|Shikoku Bank}}
*[[スクウェア・エニックス]](旧[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]]の元社長である[[武市智行]]氏の出身であり、現在も四国銀行との関係が深い。)
* [[スクウェア・エニックス]](旧[[スクウェア (ゲーム会社)|スクウェア]]の元社長である[[武市智行]]の出身であり、現在も四国銀行との関係が深い。)
* [[四国銀行硬式野球部]]
* [[安田善五郎]]


==外部リンク==
== 外部リンク ==
*[http://www.shikokubank.co.jp/ 四国銀行]
* [https://www.shikokubank.co.jp/ 四国銀行]


{{地方銀行}}
{{地方銀行}}
{{信託銀行}}
{{Normdaten}}


{{DEFAULTSORT:しこくきんこう}}
{{DEFAULTSORT:しこくきんこう}}
[[Category:四国銀行|*]]
[[Category:地方銀行|しこく]]
[[Category:地方銀行|しこく]]
[[Category:高知県の金融機関]]
[[Category:日本信託兼営金融機関]]
[[Category:東証一部上場企業]]
[[Category:高知県の銀行]]
[[Category:大証一部上場企業]]
[[Category:高知市の企業]]
[[Category:東証プライム上場企業]]
{{Bank-stub}}
[[Category:1973年上場の企業]]
[[Category:1878年設立の企業]]
[[Category:VJA]]
[[Category:国立銀行を前身とする銀行]]
[[Category:外国為替銀行]]

2024年11月24日 (日) 06:15時点における最新版

株式会社四国銀行
The Shikoku Bank, Ltd.
本店
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 8387
1973年4月2日上場
略称 四銀(しぎん)
本社所在地 日本の旗 日本
780-8605
高知県高知市南はりまや町一丁目1番1号
設立 1878年(明治11年)10月17日
(第三十七国立銀行)
業種 銀行業
法人番号 7490001000786 ウィキデータを編集
金融機関コード 0175
SWIFTコード SIKOJPJT
事業内容 預金業務、貸出業務、有価証券売買業務・投資業務、為替業務など
代表者 代表取締役頭取 小林達司
資本金 250億円
(2016年3月31日現在)
発行済株式総数 4920万株
(2019年2月12日現在)
純利益 単体:63億9百万円
連結:63億50百万円
(2016年3月期)
純資産 単体:1,356億62百万円
連結:1,381億37百万円
(2016年3月31日現在)
総資産 単体:2兆9,339億44百万円
連結:2兆9,352億26百万円
(2016年3月31日現在)
従業員数 単体:1,222人
連結:1,264人
(2023年3月31日現在)
決算期 3月31日
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人
主要株主 日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 9.71%
明治安田生命保険 4.15%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口4) 2.59%
損害保険ジャパン日本興亜 2.18%
四国銀行従業員持株会 2.18%
(2016年3月31日現在)
主要子会社 #関係会社参照
外部リンク https://www.shikokubank.co.jp/
テンプレートを表示
四国銀行のデータ
法人番号 7490001000786 ウィキデータを編集
店舗数 109店舗
(本支店・出張所)
貸出金残高 1兆6,467億75百万円
預金残高 2兆5,155億99百万円
特記事項:
(2016年3月31日現在)
『株式会社四国銀行 有価証券報告書 ‐ 第202期』に拠る。
テンプレートを表示

株式会社四国銀行(しこくぎんこう、: The Shikoku Bank, Ltd.)は、高知県高知市に本店を置く地方銀行。地元では「四銀」(しぎん)の愛称で知られる。

概要

高知県や県内の主要地域(高知市・土佐市須崎市香美市香南市安芸市室戸市宿毛市四万十市)などの指定金融機関であり、県下では最大の金融機関である。

現在使用している行章は1947年(昭和22年)に社内公募で決定したもので、四を「コ」と「ク」を図案化したもので囲っている。四国の金融機関内でのリーダーシップを担えるようとの意味が込められている。

沿革

  • 1878年(明治11年)
    • 10月28日 - 土佐郡下知村農人町38番邸に第三十七国立銀行設立。
    • 11月 - 第百二十七国立銀行設立。
  • 1896年(明治29年)
    • 2月7日 - 第三十七国立銀行、高知第三十七国立銀行に社名変更。
    • 9月26日 - 高知第三十七国立銀行が第百二十七国立銀行を合併(資本金40万円)。
  • 1897年(明治30年)
    • 3月1日 - 国立銀行営業満期前特別処分法(明治29年法律第11号)により株式会社高知銀行(現在の高知銀行とは無関係)として営業を継続(資本金80万円)。
    • 4月10日 - 本店を高知市農人町16番邸に移転。
  • 1899年(明治32年)3月23日 - 本店を高知市浦戸町208番邸に移転。
  • 1910年(明治43年)3月 - 株式会社土佐銀行に代わり高知市金庫取扱開始。
  • 1914年(大正3年)9月1日 - 本店を高知市紺屋町46番地に移転。
  • 1915年(大正4年)3月 - 土佐農工銀行に代わり高知県金庫取扱開始。
  • 1917年(大正6年)5月7日 - 本店を高知市浦戸町150番地に移転。
  • 1919年(大正8年)2月1日 - 株式会社土佐貯金銀行を合併(資本金300万円)。
  • 1923年(大正12年)11月1日 - 株式会社土佐銀行を合併(資本金1080万円)。株式会社四国銀行に商号変更。
  • 1926年(大正15年)6月1日 - 株式会社関西銀行(戦後の同名行とは無関係)を合併(資本金1200万円)。関西銀行本店を徳島支店とするほか、徳島県内21店舗を継承。
  • 1930年(昭和5年)3月1日 - 株式会社高陽銀行を合併(資本金1229万5千円)。
  • 1936年(昭和11年)8月1日 - 高知市の町名変更により本店所在地が高知市南播磨屋町71番地となる。
  • 1944年(昭和19年)9月 - 株式会社土豫銀行を買収。
  • 1945年(昭和20年)
    • 4月24日 - 株式会社土佐貯蓄銀行を合併(資本金1275万円)。
    • 7月 - 空襲により本店を焼失。上町支店で仮営業。(その後高知商工会議所で仮営業の後、高知市南播磨屋町73番地2の旧土佐貯蓄銀行本店跡で1963年(昭和38年)まで営業)
  • 1950年(昭和25年)2月 - 高知信用組合の営業譲受。
  • 1952年(昭和27年)9月 - 総預金100億円を達成。
  • 1959年(昭和34年)10月 - 外貨両替開始。
  • 1960年(昭和35年)
    • 6月 - 乙種外国為替銀行業務開始。
    • 10月 - 東京支店開設。
  • 1963年(昭和38年)5月1日 - 本店竣工。再び現在地に移転。
  • 1971年(昭和46年)10月 - 電子計算機稼働。
  • 1973年(昭和48年)4月 - 東京大阪証券取引所第2部上場。
  • 1974年(昭和49年)
    • 2月 - 東京・大阪証券取引所第1部に指定替え。
    • 4月 - オンラインスタート。
  • 1975年(昭和50年)9月 - 総預金5000億円達成。
  • 1977年(昭和52年)1月 - 海外コルレス業務開始。
  • 1982年(昭和57年)
    • 8月 - 海外コルレス包括承認銀行となる。
    • 9月 - 総預金1兆円達成。
  • 1984年(昭和59年)10月 - 新資本金84億円
  • 1985年(昭和60年)6月 - ディーリング業務開始。
  • 1986年(昭和61年)8月 - CD地域提携開始(高知ネットサービス)。
  • 1988年(昭和63年)6月 - 徳島本部設置。
  • 1989年(平成元年)12月22日 - 資本金を150億円に増資。
  • 1990年(平成2年)
    • 1月 - 第3次オンラインシステム稼働。
    • 12月 - サンデーバンキング開始。
  • 1994年(平成6年)
    • 1月 - 信託代理店業務開始。
    • 11月 - 総預金1兆円達成。
  • 1995年(平成7年)
    • 4月 - 信託業務開始。
    • 12月27日 - 資本金を250億円に増資。
  • 1997年(平成9年)6月 - 南国事務センター竣工。
  • 1998年(平成10年)12月 - 証券投資信託窓口販売開始。
  • 2001年(平成13年)
    • 4月 - 損害保険窓口販売開始。
    • 5月 - ATM宝くじサービス(数字選択方式)開始。
    • 10月 - ローンプラザ日曜営業開始。
  • 2002年(平成14年)10月 - 生命保険窓口販売開始。
  • 2008年(平成20年)
  • 2011年(平成23年)1月4日 - 勘定系システムNTTデータ地銀共同センターに移行。
  • 2013年(平成25年)11月18日 - インターネット支店「龍馬支店」を開設。
  • 2014年(平成26年)3月 - みずほ銀行農林漁業成長産業化支援機構などと共に、「しぎん6次産業化応援ファンド」を設立[PR 1][2]
  • 2015年(平成27年)10月8日 - 地域経済活性化支援機構と高知県と地域の観光振興を目的にした連携協定を締結[3]
  • 2016年(平成28年)11月11日 - 百十四銀行、阿波銀行、伊予銀行と共に地方創生の推進に向けた包括提携「四国アライアンス」を締結[4][5]
  • 2022年(令和4年)10月17日 - 「スマホ ATM」サービス開始[6]

関係会社

連結子会社

  • 四銀代理店株式会社
  • 四国保証サービス株式会社
  • 四銀コンピューターサービス株式会社
  • 株式会社四銀地域経済研究所

持分法適用関連会社

  • 四銀総合リース株式会社 [PR 2]

出資会社

店舗

高松支店(高松市丸亀町)

地盤である高知県以外では合併銀行の流れ(沿革参照)から徳島県における店舗が多く、徳島市に置かれている徳島営業部を筆頭に23店舗が北部を中心に設置されているなど、「徳島県第3の銀行」としても機能している。その他の四国内では香川県7店舗、愛媛県6店舗が営業しており、四国内の(第一)地銀では各県で最も多い県外店舗を有している。

本州では東京大阪神戸岡山広島のほかに兵庫県尼崎市大阪府守口市寝屋川市広島県大竹市にも店舗を展開している。また、大竹市には大竹支店・大竹市役所出張所の2店舗を有し、同市からは指定金融機関とされている。

情報処理システム

勘定系システム

従前は、IBMメインフレームによる独自構築の勘定系システムが稼働していたが、2011年(平成23年)1月4日NTTデータ地銀共同センターへ移行した[7][PR 3]

店舗外サービス

2008年10月17日イーネットローソンATMとの提携を開始した。

県内では、スリーエフ(現在はローソンに統合)とファミリーマートにおいてはイーネットが、ローソンにおいてローソンATM(既存設置分を含む)が、それぞれ設置された。

四国内地銀ATM相互出金無料提携

2008年11月12日に、四国銀行と阿波銀行徳島県徳島市)・百十四銀行香川県高松市)・伊予銀行愛媛県松山市)とのATM相互出金無料提携を開始した。これにより、4行の顧客が該当各行のATMを利用する場合、平日日中の時間帯による出金については手数料は徴収されない。

イメージキャラクター

高知県出身のタレントである島崎和歌子がアイドル時代の1990年から現在に至るまで四半世紀以上にわたって四国銀行のイメージキャラクターを務め、CMにも出演する[PR 4]

至宝

四国銀行の前身である第三十七国立銀行において、お札の厳正な取扱いを遵守すべく、三浦頭取以下全従業員23人が、連署して血判を押した誓約書が残されている。この誓約書は、四国銀行の至宝として伝えられている[8]。誓約書の内容は、取引に不正があった場合は私財で弁償し、さらに切腹するというものである。

脚注

出典

  1. ^ 役員一覧”. 四国銀行 (2023年6月29日). 2023年11月16日閲覧。
  2. ^ “四国銀行、6次産業化支援ファンドに計10億円”. 日本経済新聞. (2014年4月5日). https://www.nikkei.com/article/DGXNZO69416150U4A400C1LA0000/ 2014年4月17日閲覧。 
  3. ^ “四国銀行、高知県やREVICと地域観光振興で協定”. 日本経済新聞. (2015年10月9日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO92631910Y5A001C1LA0000/ 2016年11月16日閲覧。 
  4. ^ “四国4地銀、地方創生で包括提携発表”. 日本経済新聞. (2016年11月11日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASJB11H31_R11C16A1000000/ 2016年11月16日閲覧。 
  5. ^ “四国の4銀行が包括提携、四国〈創生〉へ協働”. 日刊工業新聞. (2016年11月12日). https://www.nikkan.co.jp/articles/view/406609 2023年11月16日閲覧。 
  6. ^ 四国銀行へ「スマホATM」サービスの提供を開始”. セブン銀行. 2023年12月11日閲覧。
  7. ^ “四国銀、地銀共同システムに移行 コスト2~3割削減”. 日本経済新聞. (2011年1月5日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASJB0401F_U1A100C1LA0000/ 2014年4月17日閲覧。 
  8. ^ "誓約書"”. 四国銀行. 2024年11月24日閲覧。

一次資料または記事主題の関係者による情報源

  1. ^ 「しぎん6次産業化応援ファンド」の設立”. 四国銀行 (2014年2月25日). 2014年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月17日閲覧。
  2. ^ グループ会社のご案内”. 四国銀行. 2017年7月26日閲覧。
  3. ^ 新システム運用開始のお知らせ”. 四国銀行 (2011年1月4日). 2014年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月17日閲覧。
  4. ^ 「四国銀行カードローン4’S」の取扱開始について』(プレスリリース)四国銀行、2015年9月1日。オリジナルの2015年9月14日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150914020415/http://www.shikokubank.co.jp/newsrelease/article.php?id=6082016年11月16日閲覧 

関連項目

外部リンク