「国道418号」の版間の差分

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== 長期通行止め区間 ==
== 長期通行止め区間 ==
* 岐阜県加茂郡八百津町(岐阜県道353号篠原八百津線分岐点)から恵那市([[笠置ダム]]付近)までの約17.7kmは、本区間を管理する岐阜県可茂土木事務所と恵那土木事務所が通行を禁止している。丸山ダムの嵩上げ計画である新丸山ダムにより水没する予定<ref>[[鳩山由紀夫内閣|鳩山政権]]成立後、新丸山ダムの建設は凍結されている。</ref>のため、すでに山側に付け替え道路が岐阜県道353号篠原八百津線に沿って建設されており、この区間は車両が進入できないよう廃道化工事が行われている。ちなみに、この区間には[[岐阜県道352号大西瑞浪線]]の起点や[[五月橋 (木曽川)|五月橋]]という橋のある[[深沢峡]]がある。

* また、国道157号との重複区間、本巣市根尾能郷の冬期閉鎖ゲート近くには、「落ちたら死ぬ!!」と書かれた看板がある。この区間も2010年10月現在、災害のため通行止めとなっている。

両区間とも転落死亡事故が多数記録されており、ガードレールもない断崖路が続くため通行には危険が伴う(但し、現在は上記のとおり両区間とも通行止めである)。
両区間とも転落死亡事故が多数記録されており、ガードレールもない断崖路が続くため通行には危険が伴う(但し、現在は上記のとおり両区間とも通行止めである)。
*岐阜県加茂郡八百津町(岐阜県道353号篠原八百津線分岐点)から恵那市([[笠置ダム]]付近)までの約17.7kmは、本区間を管理する岐阜県可茂土木事務所と恵那土木事務所が通行を禁止している。丸山ダムの嵩上げ計画である新丸山ダムにより水没する予定<ref>[[鳩山由紀夫内閣|鳩山政権]]成立後、新丸山ダムの建設は凍結されている。</ref>のため、すでに山側に付け替え道路が岐阜県道353号篠原八百津線に沿って建設されており、この区間は車両が進入できないよう廃道化工事が行われている。ちなみに、この区間には[[岐阜県道352号大西瑞浪線]]の起点や[[五月橋 (木曽川)|五月橋]]という橋のある[[深沢峡]]がある。
*また、国道157号との重複区間、本巣市根尾能郷の冬期閉鎖ゲート近くには、「落ちたら死ぬ!!」と書かれた看板がある。この区間も2010年10月現在、災害のため通行止めとなっている。


== 通過する自治体 ==
== 通過する自治体 ==

2012年9月12日 (水) 02:12時点における版

日本の道路 > 一般国道 > 国道418号
一般国道
国道418号標識
国道418号
陸上区間 243.3 km
海上区間 指定なし
制定年 1982年
起点 福井県大野市
主な
経由都市
岐阜県本巣市山県市関市
美濃加茂市
加茂郡川辺町恵那市
長野県下伊那郡平谷村
同郡阿南町
終点 長野県飯田市
接続する
主な道路
記法
国道157号
国道476号
国道158号
国道364号
国道256号
東海環状自動車道関広見IC
国道156号
国道248号
国道41号
国道19号
国道363号
国道257号
国道153号
国道151号
国道152号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
温見峠国道157号重複区間)岐阜側入口付近の「落ちたら死ぬ!!」看板
長野県道1号との交点(写真右が国道、2010年5月)
木曽川に掛かる武並橋(2011年7月)

国道418号(こくどう418ごう)は、福井県大野市を起点とし、長野県飯田市を終点とする一般国道である。

概要

岐阜県加茂郡八百津町南戸(みなと)の岐阜県道353号篠原八百津線分岐点から恵那市笠置町笠置ダム付近までの通行不能区間は狭隘・未整備区間であるが、近くの新丸山ダム建設で水没する予定のため、北岸にバイパス(丸山バイパス)が建設中であり、一部区間は2010年3月に完成し、現在通行可能となっている。途中の新旅足橋では川の水面まで200mという非常に高い場所に橋がかけられており、一種の観光地と化している[1]

経路は国道157号重複区間の温見峠を皮切りに、尾並坂峠、平谷峠、売木峠(旧道)などの峠を越えていく山岳国道でもある。

データ

歴史

  • 1982年4月1日:一般国道418号(長野県飯田市 - 岐阜県本巣郡根尾村)として指定。長野県飯田市から下伊那郡売木村は国道151号と重複。
  • 1993年4月1日:長野県下伊那郡南信濃村(現飯田市) - 下伊那郡売木村、岐阜県本巣郡根尾村(現本巣市)から福井県大野市を編入して起終点の方向を入れ替え、福井県大野市から長野県下伊那郡南信濃村(現飯田市)となる。

重複区間

長期通行止め区間

両区間とも転落死亡事故が多数記録されており、ガードレールもない断崖路が続くため通行には危険が伴う(但し、現在は上記のとおり両区間とも通行止めである)。

  • 岐阜県加茂郡八百津町(岐阜県道353号篠原八百津線分岐点)から恵那市(笠置ダム付近)までの約17.7kmは、本区間を管理する岐阜県可茂土木事務所と恵那土木事務所が通行を禁止している。丸山ダムの嵩上げ計画である新丸山ダムにより水没する予定[2]のため、すでに山側に付け替え道路が岐阜県道353号篠原八百津線に沿って建設されており、この区間は車両が進入できないよう廃道化工事が行われている。ちなみに、この区間には岐阜県道352号大西瑞浪線の起点や五月橋という橋のある深沢峡がある。
  • また、国道157号との重複区間、本巣市根尾能郷の冬期閉鎖ゲート近くには、「落ちたら死ぬ!!」と書かれた看板がある。この区間も2010年10月現在、災害のため通行止めとなっている。

通過する自治体

接続する道路

バイパス

主な峠

  • 温見峠(標高1,040m):福井県大野市 - 岐阜県本巣市
  • 尾並坂峠(標高330m):岐阜県本巣市 - 岐阜県山県市
  • 平谷峠(標高1,164m):長野県下伊那郡平谷村 - 長野県下伊那郡売木村
  • 売木峠(標高980m):長野県下伊那郡売木村 - 長野県下伊那郡阿南町(売木トンネルにより旧道となっている)

道の駅

脚注

  1. ^ 国道418号線を行く
  2. ^ 鳩山政権成立後、新丸山ダムの建設は凍結されている。

関連項目