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: 声 - [[木村珠莉]] |
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: 第7話、第12話などの回想に登場。巡ヶ丘学院高校2年生。美紀の同級生で<ref name="16話">原作第3巻、第16話。</ref>、美紀による人物評によれば「調子が良くて元気」<ref name="16話" />。ゾンビ騒動の際には美紀と共にショッピングモールを訪れており、共に生き残りのグループに合流した。リーダーを慕っていたが、グループの壊滅後は笑顔を失い、美紀と寝食を共にする。最終的には2人だけの避難生活に耐えられなくなり、美紀の元を去った。美紀は圭との再会を望んでいたが<ref name="16話" />、第30話で圭と似た髪型のゾンビとすれ違ったことに気付 |
: 第7話、第12話などの回想に登場。巡ヶ丘学院高校2年生。美紀の同級生で<ref name="16話">原作第3巻、第16話。</ref>、美紀による人物評によれば「調子が良くて元気」<ref name="16話" />。ゾンビ騒動の際には美紀と共にショッピングモールを訪れており、共に生き残りのグループに合流した。リーダーを慕っていたが、グループの壊滅後は笑顔を失い、美紀と寝食を共にする。最終的には2人だけの避難生活に耐えられなくなり、美紀の元を去った。美紀は圭との再会を望んでいたが<ref name="16話" />、第30話で圭と似た髪型のゾンビとすれ違ったことに気付き涙する。アニメ版でも同様のシーンがあるが、こちらでは学校にやってきているゾンビが彼女1人だけに変更されている事やOPの演出から、よりこのゾンビが圭本人と断定する描写がなされている。 |
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: 原作第6巻の巻末にて、ショッピングモールを脱出した際に足を負傷し、巡ヶ丘駅の駅長室に篭城している事をAM電波を通じて発信していた。 |
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: 原作では単に「圭」と呼ばれているが、テレビアニメ版ではフルネームが設定されている<ref name="アニメ公式_圭">{{Cite web |
: 原作では単に「圭」と呼ばれているが、テレビアニメ版ではフルネームが設定されている<ref name="アニメ公式_圭">{{Cite web |
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|date=2015-06-05 |
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2015年9月26日 (土) 02:28時点における版
がっこうぐらし! | |||
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ジャンル | 学園、サバイバル[1] ゾンビアポカリプスもの | ||
漫画 | |||
原作・原案など | 海法紀光 | ||
作画 | 千葉サドル | ||
出版社 | 芳文社 | ||
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掲載誌 | まんがタイムきららフォワード | ||
レーベル | まんがタイムKRコミックス | ||
発表号 | 2012年7月号 - | ||
巻数 | 既刊6巻(2015年8月現在) | ||
アニメ | |||
原作 | 海法紀光×千葉サドル | ||
監督 | 安藤正臣 | ||
シリーズ構成 | 海法紀光 | ||
脚本 | 海法紀光、小太刀右京 桜井光、東出祐一郎 深見真、三輪清宗、森瀬繚 | ||
キャラクターデザイン | 飯塚晴子 | ||
音楽 | MOSAIC.WAV | ||
アニメーション制作 | Lerche | ||
製作 | がっこうぐらし!製作委員会 | ||
放送局 | TOKYO MXほか | ||
放送期間 | 2015年7月9日 - 9月24日 | ||
話数 | 全12話 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ | ||
ポータル | 漫画・アニメ |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『がっこうぐらし!』(SCHOOL-LIVE!)は、原作:海法紀光、作画:千葉サドルによる日本の漫画作品。『まんがタイムきららフォワード』(芳文社)にて、2012年7月号より連載中。2015年8月現在、原作コミックスは6巻まで刊行されている。2015年7月から9月までテレビアニメが放送された。
ゾンビの出現によって崩壊した社会で、学校に立て籠もって寝泊まりする女子高生たちを可愛らしいタッチで描いた、サバイバルものの漫画である[3][1]。原作者の海法によれば、ゾンビ物の作品としてすぐ思いうかべるような、バトルアクションものとは異なる路線を目指しており[4]、過ぎ去っていく日々を精一杯生きる、登場人物たちの学校生活を描くことが意図されているという[5]。
ストーリー
高校編(第1巻 - 第5巻)
巡ヶ丘学院高等学校の生徒で、明るく元気な丈槍由紀、ちょっと体育会系の恵飛須沢胡桃、穏やかなまとめ役の若狭悠里。彼女たちの住む街は、人間をゾンビに変えてしまう感染症のパンデミックによって地獄絵図と化していた。学校内に他の生存者はなく、3人は外界との接触を断たれている。当初の避難生活を導いてきた教師の佐倉慈は、学校での避難生活を部活動の一環として捉える「学園生活部」を創立し、生き残った3人を部員に迎えて温かく見守ろうとしていたが、その矢先に命を落とし、故人となっている。しかし、由紀は現実に起こった災禍を認識できないかのような態度をとり続け、すでに落命したはずの慈や生徒たちに空想の中で囲まれながら、ほのぼのとした楽しい学園生活を続けている。由紀の空想の中では、学園生活部は生徒会室を拠点に学校全体を借りて寝泊まりする部活という位置づけである。他の2人は由紀の空想に話を合わせつつ、彼女の明るさにも救われているが、次第に生徒会室の備蓄食料や生活物資は尽きていく。
3人は由紀の「遠足に行こう」という提案に便乗する形で物資を補給するために学校外へ出る決意をし、群れなすゾンビたちを振り切り、放置車を無免許運転してショッピングモールへ辿り着く。そこで同じ学校の下級生である生存者、直樹美紀を救出し、彼女を学園生活部に迎え入れる。美紀は当初、現実から目を背けて虚構に逃避し続ける由紀の言動と、それを是としている他の2人のことを共依存に過ぎないと批判して軋轢を生むが、由紀が彼女なりに不穏な事態を何らかの形で認識しており、意識して皆を明るく励まそうと努めていることを認めて和解する。
ところがその直後、美紀が慈の遺品の中から、まるで現在の災禍を予見していたかのような「職員用緊急避難マニュアル」を発見し、再び波乱が起こる。それは感染症の正体が生物兵器によるバイオハザードで、巡ヶ丘学院が有事を想定した拠点施設であることを示唆するものであった。相談を受けた胡桃は真相を確かめるため、避難マニュアルに記された校舎地下のシェルターに潜入するが、そこでゾンビとなり果てた慈と遭遇し、動揺するまま負傷してゾンビ感染してしまう。悠里はゾンビ化しつつある胡桃から身を守るためには、さっきまで友人だった胡桃を殺さなければならないという状況を前にして精神的に追い詰められるが、美紀は面識のある慈と戦えない他の3人に代わって慈のゾンビと対決し、感染に対処できる薬品をシェルターから持ち帰る。胡桃は後遺症の可能性を残しつつも一命を取り留める。
避難マニュアルに記された連絡先には、バイオハザードの元凶として疑わしい大学「聖イシドロス大学」と、企業「ランダル・コーポレーション」の名が記されていた。進学か就職かという卒業後の進路に例えつつ、4人はどちらを先に調査すべきか悩む。そんな中、4人が風船やラジオを用いて発信し続けていたSOSが実を結び、外界からのヘリコプターが飛来するが、ヘリは墜落して校舎を巻き込む火災を起こしてしまう。4人は炎と煙の中で分断されてしまうが、由紀の機転や現実とも幻ともつかない慈の導きにより、全員が難を逃れる。しかし学校のインフラは壊滅状態となり、4人は由紀の提案に乗る形で、高校を「卒業」して聖イシドロス大学へ「進学」することを決断する。
大学編(第6巻以降)
大学へ向かう卒業旅行の最中、4人は「ワンワンワン放送局」からのラジオ放送を受信し、DJからキャンピングカーを手に入れる。また、胡桃がゾンビから認識されなくなったり、悠里が妹の記憶を取り戻したりする中、4人は鞣河小学校からのSOSを受けて救助に向かうと、悠里が鞣河小学校で助けた(と主張する)少女るーちゃんを連れ、一行は聖イシドロス大学にたどり着く。しかし、構内に入るなり大学の武闘派の生存者からクロスボウで攻撃を受け、さらに自動車で追い回される。一行を助けたのは、武闘派とは別グループの3人の少女たちであった。 3人の少女たちは大学で自堕落同好会というサークルをやっており、日々ゲームやDVD鑑賞など自堕落に過ごしていた。学園生活部の面々は各個室を割り当てられ、大学内で学園生活部を再スタートさせた。
登場人物
学園生活部
- 丈槍 由紀(たけや ゆき) / ゆき
- 声 - 水瀬いのり
- 本作の主人公。巡ヶ丘学院高校3年生。天真爛漫な少女で、学園生活部のムードメーカー。ゾンビ騒動以前からケモノ耳ような尖りのある帽子[注釈 1]を被っており、翼の飾りが付いたリュックを愛用している。元々子供っぽい性格であったが[6]、ゾンビ騒動に大きなショックを受けて塞ぎ込んだ後[7][6]、幼児退行を起こして不自然な形で元気を取り戻し始め[7][6]、慈の死をきっかけに現状を認識できなくなったかのような言動をとるようになる[7][注釈 2]。その後、学園生活部での生活が長引くにつれ、徐々に現実に引き戻される描写がされるようになり、校舎が墜落したヘリで被災し、後片付けの最中にゾンビを始末したことが引き金になって、他人にも分かる形で現実を自覚し始めた描写がされている[9]。
- 美紀は医学書から得た情報を元に、多重人格(解離性同一性障害)の症状を疑った[10]。また、生前の慈も、幼児退行は解離性同一性障害の症状ではないかと疑っていた節がある[11]。
- 幼児退行する以前の描写は少ないため、本来の人物像については不明な点も多い。平時の視点においては鋭い所もある一方、友人のことを大事にしている。
- 劇中では完全に現状を把握していないわけでもなく、妄想の慈が助言することも多い。幾度となく肝試し大会(購買部への物資調達)や遠足(ショッピングモールへの物資調達)、体育祭、学園祭、卒業式といった行事を皆に持ちかけており、そのことが行き詰まった状況の打開を促すこともある。内心では自分が足手まといで庇われていることに対する負い目や[12][13]、慈を助けられなかったことに対する何らかの悔恨を抱えており[14][15]、努めて明るく振る舞い皆を励まそうとしたり[12][13]、目の前の他人に差し迫った危機に対しては自分を省みない行動を取ったりすることができる[15][16]。
- かしこまった際の「ラジャー」や、謝る際の「ごみん」といった独特の言葉を使う。
- 胡桃や悠里といった巡ヶ丘学院高校の他の女生徒の制服が緑系統であるのに対し、由紀の着ている制服は青系統である。
- 恵飛須沢 胡桃(えびすざわ くるみ) / くるみ
- 声 - 小澤亜李
- 巡ヶ丘学院高校3年生。由紀の親友で、シャベル(剣先スコップ)を愛用する元気系少女。髪型をツインテールにしており、男の子言葉でカラッとした性格。かつては陸上部に所属しており、そこで培われた脚力や運動能力で由紀たちを助ける。かつて想いを寄せていた先輩がいたが、ゾンビ化した彼に襲われたため、近くにあった園芸用のシャベルで殺してしまった過去を持つ[17]。以来、ゾンビと戦う手段としてシャベル格闘術を駆使するようになり[注釈 3]、校舎に侵入したゾンビの撃退や、ゾンビの徘徊するエリアで集団行動する際の露払いを担っている。シャベルと寝食を共にしており[18][17][注釈 4]、時には背負っていること自体を忘れるなど[19]、まるで身体の一部のように思っている[19]。
- 第18話で右肩を噛まれてゾンビ感染した際には生死の境を彷徨うが、美紀の尽力で一命を取り留める[注釈 5]。だが、その後遺症なのか、体温が不自然に低かったり、他のゾンビに無視されたり、身体能力が異様に向上する現象が起こるようになった。
- 若狭 悠里(わかさ ゆうり) / りーさん
- 声 - M・A・O
- 巡ヶ丘学院高校3年生。愛称は「りーさん」。学園生活部部長[20]。みんなのまとめ役で、料理や掃除を担当する家庭系少女。普段は穏やかなしっかり者であり、食料や生活物資、校内施設のライフラインを管理するために家計簿をつけている。本人いわく、家計簿をつけていると「来週のことがわかる」らしい[21]。左利き。ゾンビの注意を逸らして隙を作る手段として校内放送[14]、消火器[14]、ケミカルライト[22]、防犯ブザー[15]を用いることを発案し、その仕込みを怠らないなど、冷静な計画性や先を見越した対処能力などで皆を助ける。その一方で想定外の事態に対しては脆い一面もあり、今度こそもう無理[16][9]という状況に追いつめられると平静さを維持できない[23][24]。
- 巡ヶ丘学院高校を卒業後は、疲れた描写が目立ち、パンデミックがなかったかのような幻覚を見たり、高校に帰ろうとして部員たちに心配されている[25]。
- 鞣河小学校に通う妹がいる。
- 直樹 美紀(なおき みき) / みーくん
- 声 - 高橋李依
- 巡ヶ丘学院高校2年生。愛称は「みーくん」。最初から学園生活部の一員ではなく、ショッピングモール「リバーシティ・トロン」[20]にいた避難生活者11人のうちの最後の生き残り。友人の圭と共にゾンビ禍に巻き込まれ、行動を共にしていた避難グループも全滅し、狭い部屋で極限状況の立て籠もり生活を続けていたところを、ショッピングモールの探索に訪れた学園生活部の面々に救出される。当初は由紀の空想に付き合う学園生活部のメンバーに反感を抱いており[注釈 5]、冷淡な態度で接していたが、本音のぶつかり合いを経て打ち解け、正式な「部員」となる。単独生活を経験済みであることからゾンビへの対処にも自信を持っており[8]、走力では元陸上部の胡桃に及ばないという描写がされているものの[26]、胡桃が倒れた際にはシャベルを借り受けて戦いもこなしている。
- 原作では第2巻から(第1巻のラストシーンから)登場する人物だが、テレビアニメ版では第1話から学園生活部の一員として登場する。テレビアニメ版の物語開始時点では、ショッピングモールに避難していたのは過去の出来事となっており[27]、この時点では由紀の現状を肯定的には捉えていないことや[27]、由紀の空想にうまく話を合わせられない様子が描写されている。犬好き[11]という設定が原作から踏襲されており、太郎丸に好かれようとしている。
- 佐倉 慈(さくら めぐみ) / めぐねえ
- 声 - 茅野愛衣
- 巡ヶ丘学院高校の現代国文の女性教師。優しく生徒を思いやる若い教師で、「めぐねえ」という愛称で生徒から姉のように慕われているが、本人はそう呼ばれるたびに「佐倉先生」と訂正を求める。学園生活部の顧問で、かつて由紀、胡桃、悠里と共に学校の屋上に避難して生き残り、3人の避難生活を導こうとしていた。物語開始時点ですでにゾンビに襲われて故人となっているが、由紀の空想の中では生者として振る舞い、由紀にさまざまな助言を行う。特に由紀が軽率な行動を取ろうとしたり危機に直面したりした場合、空想の中では現状を認識していない由紀に話を合わせながら対処を指示するなど、死してなお由紀を護り続ける。なお由紀の空想に登場する場合と、回想に登場する場合とでは髪型が異なる[注釈 6]。
- 生前に校長から「緊急避難マニュアル」を渡されていたが、ゾンビ騒動当初は事態を完全に受け入れられず、見ずに放置していた[31]。その後、深刻さを増す事態の中でようやくマニュアルを開くもすでに遅く、由紀たちに十分な対策処置を施せなかったことにショックを受ける[31]。それでも気丈に由紀たちを見守っていたが、ゾンビの群れの中に取り残されて噛まれてしまう。完全にゾンビ化する前にひと時だけ人間の心を取り戻すと、由紀たちに危害を加えないよう避難区画の地下2階へ行き、そこで完全にゾンビ化する[31]。後にそこを見に来た学園生活部と遭遇し、対峙することになる[注釈 5]。
- 原作者の海法紀光からは「人間的にボンクラなんだけど、生徒目線に立ってくれる先生」「その裏側で、彼女がいい先生に見え続けるような誰かの凄い努力がある」と称されている[32]。実際、劇中でも回想や遺書などから生前の慈は学園生活部の生き残りを守るために冷徹になったり由紀の幼児退行の件で一人で抱え込むシーンなども見受けられる。
- 後に学園が火災に巻き込まれた際には(由紀だけではなく)悠里にも視認できる影姿で現れ、朦朧とする悠里と由紀を避難区画まで導いており、由紀からは慈に助けられたと認識された。
- 太郎丸(たろうまる)
- 声 - 加藤英美里
- 原作では第17話の回想に登場。慈の存命中に学園生活部で飼育されていた柴犬。由紀が拾って連れてきたが、その時点ですでにゾンビ感染していた。慈は感染の可能性に気がついており、発症を見届けた後捨てた。由紀には、「元の飼い主が見つかって引き取られた」と虚偽の説明をした。しかし、殺さずに置いたために部室に帰ってきてしまい、結局由紀の目の前で殺害された。
- テレビアニメ版では原作と設定が異なり、原作では直接的な接点のない美紀と共に第1話から登場する。美紀には懐いていない、自力で引き戸を開けることができる[33]、きつく締めた首輪も外すことができる[34]といった設定が描かれているが物語終盤、由紀達が寝ている最中に単独で地下へ行き、そこでゾンビ化した慈と遭遇後に感染した[34]。由紀に捕獲されて胡桃と共にワクチン接種を受け、凶暴化などの症状は治ったものの、感染から時間が経っていたため衰弱が激しいなど既に手遅れの状態であり、最期は美紀の膝の上で穏やかな表情を見せ、学園生活部の部員達に看取られる形で息を引き取る。遺体は由紀の帽子と共に慈の墓の隣に埋葬された。しかし部員達の卒業と共に蘇生し、自力で這い出たかのような描写が描かれている。
- また、テレビアニメ版の第4話では美紀と圭に出会ったのち、ゾンビ騒動で飼い主(声 - 伊沢磨紀)を失い、美紀と圭とともに共同生活を送っていたことが明かされた[35]。
- るーちゃん
- 鞣河小学校を訪れた際に悠里が生き残りとして助けた女の子。
- 本名不明。自分の名前を言うことができなかったため、悠里の妹と同じ「るーちゃん」と名づけられた。
リバーシティ・トロン・ショッピングモールの人々
ゾンビ騒動の際、美紀と共にリバーシティ・トロン・ショッピングモールに避難して難を逃れた人々。リーダーのゾンビ感染により壊滅し、美紀が最後の1人となる。
- 祠堂 圭(しどう けい)
- 声 - 木村珠莉
- 第7話、第12話などの回想に登場。巡ヶ丘学院高校2年生。美紀の同級生で[13]、美紀による人物評によれば「調子が良くて元気」[13]。ゾンビ騒動の際には美紀と共にショッピングモールを訪れており、共に生き残りのグループに合流した。リーダーを慕っていたが、グループの壊滅後は笑顔を失い、美紀と寝食を共にする。最終的には2人だけの避難生活に耐えられなくなり、美紀の元を去った。美紀は圭との再会を望んでいたが[13]、第30話で圭と似た髪型のゾンビとすれ違ったことに気付き涙する。アニメ版でも同様のシーンがあるが、こちらでは学校にやってきているゾンビが彼女1人だけに変更されている事やOPの演出から、よりこのゾンビが圭本人と断定する描写がなされている。
- 原作第6巻の巻末にて、ショッピングモールを脱出した際に足を負傷し、巡ヶ丘駅の駅長室に篭城している事をAM電波を通じて発信していた。
- 原作では単に「圭」と呼ばれているが、テレビアニメ版ではフルネームが設定されている[36]。音楽が好きで、ポータブルCDプレイヤーを常に持ち歩いている[36]という設定が追加されている。
- リーダー
- 第12話の回想に登場。美紀の日記では単に「リーダー」と呼ばれている。若い男性で、ショッピングモールにいた生き残りグループの中心的人物。ゾンビの徘徊する階に隠れていた美紀と圭を救出し、グループに招き入れた。
- しばしば探索中に皆を楽しませるための物品を持ち帰り、女性たちから慕われていた。しかしある日の探索で左手首をゾンビに噛まれて感染し、そのことを打ち明けずに隠したまま[注釈 7]、皆と酒宴を開いて酔い潰れ、皆が寝静まった後にゾンビ化してグループの壊滅を引き起こした。テレビアニメ版には未登場。
自堕落同好会
- 出口 桐子(でぐち とうこ) / トーコ
- 「自堕落同好会」の代表。眼鏡をかけている。一人称は「ボク」。代表の仕事は楽しいことを企画すること。
- アニメ版最終回では彼女と思しき女生徒が、ゆき達の飛ばした「わたしたちはげんきです」のメッセージカードを拾っている。
- 光里 晶(ひかりざと あき) / アキ
- 「自堕落同好会」の1人。巻いた髪をポニーテールにしている。
- 喜来 比嘉子(きらい ひかこ) / ヒカ
- 「自堕落同好会」の1人。黒髪セミロングの女性。工作や修理が得意。聖イシドロス大学で非常用電源や地下の食糧庫を発見した。
聖イシドロス大学の人々
- リセ
- 聖イシドロス大学の図書館で寝泊まりする女性。図書館の本を全て読むのが夢。
その他
- 神山 昭子(かみやま あきこ)
- 声 - 葉山いくみ
- 巡ヶ丘学院高校の教師で、慈の先輩にあたる。テレビアニメ版に登場。
- 柚村 貴依(ゆずむら きい)
- 声 - 芳野由奈
- 巡ヶ丘学院高校の3年生で、由紀のクラスメイト。
- 首のチョーカーに化粧が濃く、パンク系な雰囲気が特徴。テレビアニメ版に登場。
- 先輩
- 声 - 古川慎[注釈 8]
- 胡桃が好意を寄せていた巡ヶ丘学院高校陸上部のOBで、大学生。本名不明。
- ゾンビ化し、胡桃に襲い掛かったが、彼女の手で始末された。
- ラジオDJ
- ラジオ「ワンワンワン放送局」を放送していたお姉さん。本名不明。
- リスナーとお茶を飲むこと、一緒に外に出ることを夢見ていたが、学園生活部が到着する前にゾンビ化した。
- 置手紙とキャンピングカーの鍵を残して別室で自身を始末しようとしていたが失敗し、胡桃の手で眠りについた。
用語・世界観
原作単行本の各巻巻末では、劇中に小物として登場した学校案内、遠足のしおり、緊急避難マニュアル、日記などの内容を開示するという形で、世界設定の詳細が描かれている。
- 学園生活部
- ゾンビ騒動を機に学校内に閉じ込められた由紀、胡桃、悠里、慈の4人が、自分たちは閉じ込められているのではなく、学校の部活動としてここで暮らしているのだと前向きに考えるために作った部活[14][7][6]。もちろん実際には閉じ込められているに過ぎず、虚構の設定であるが、由紀の空想内では現実の部活動のように位置づけられている。
- 巡ヶ丘学院高等学校卒業後は聖イシドロス大学で空き部屋を教室として使用し、学園生活部として活動を再開した。[38]
- 巡ヶ丘学院高等学校
- 主要登場人物たちが通っていた学校。校舎は地上3階地下2階の建物で[39]、ゾンビ騒動以降は廃墟同然となるが、生き残りである学園生活部の生活拠点となっている。由紀、胡桃、悠里、慈の4人は屋上にいたために災禍を逃れ[7][6]、慈の存命中に屋上と3階の安全性がほぼ確保されたが[31][19]、2階の階段付近[13]に設置された学習机によるバリケードの外にはゾンビが徘徊しており、1階と2階は瓦礫や血飛沫に満ちた地獄絵図と化している。
- 密かに生物兵器のパンデミック状態を想定した避難や拠点施設としての機能が持たされており[39]、屋上の菜園や太陽光発電設備、高度な浄水施設など[40]、災害時に機能するライフラインを備えている[6]。
- 聖イシドロス大学
- 巡ヶ丘市にある大学。太陽光発電設備と地下の食糧庫があり、水も使用可能など巡ヶ丘学院高等学校と同等の設備が存在する。
- 自堕落同好会
- 聖イシドロス大学のサークル。日々、24時間耐久ゲーム会や24時間耐久映画鑑賞、24時間耐久アイスクリームなどの楽しい企画を行って自堕落に過ごす。[41]武闘派に追い回されていた学園生活部を助ける。[42]
- 武闘派
- 聖イシドロス大学で騒ぎが起きた時に規律第一でしきり始めたグループ。ボウガンやバットといった武器や、フルフェイスのヘルメットなどの防具、さらに拡声器や乗用車などの装備を持っている。[42]
- 巡ヶ丘市
- 物語の舞台となる土地。古くは「男土」と呼ばれ、海運の盛んな地であったが、1968年に起きた「男土の夜」と呼ばれる事件により1年で人口が半減した[40]。それ以来、人口低下に苦しんでいた市は都市開発計画を申請する[40]。1979年より名を巡ヶ丘市と改め、企業誘致や地場産業の復興を推し進めた結果、1984年には人口が事件以前の水準まで戻った[40]。
- ちなみに巡ヶ丘という名前はローマの七丘をモチーフとしている[40]。
- ランダル・コーポレーション
- 巡ヶ丘市一帯の大地主でもある企業[43]。「職員用緊急避難マニュアル」の連絡先一覧に名前を連ねており[39][43]、登場人物たちは人々をゾンビ化させる災禍との関連性を疑っている[43]。
- リバーシティ・トロン・ショッピングモール[20]
- ランダル・コーポレーションの傘下[43]にあるショッピングモール。ゾンビ騒動の際に美紀や圭を含む11人が難を逃れ、5階で避難生活を過ごしていたが[37]、リーダーがゾンビ感染したことによって壊滅し、美紀が最後の生存者となる。モールの5階には寝具売り場があり[22]、布団が豪華で居住性は良く[37]、緊急避難用の区画も備えていた。
- ゾンビ(かれら)
- 謎の感染症により、理性を失って暴徒と化した人々。ホラー映画のゾンビのように描写されており、実際に原作者の海法はこれらを「ゾンビ」であると説明している[3]。劇中では単にあれ[37]、あいつら[37][9]、かれら[44]と呼ばれ、登場人物が「ゾンビ」の単語を使ったことはない。本作におけるゾンビには「噛まれることで感染し、感染した人間もゾンビ化する[37]」、「哺乳類にのみ感染し、鳥類には感染しない[11]」、「音[14]や光[22]に反応して引き寄せられる習性がある」、「動きは鈍く、階段を上がるのは苦手[37]」、「よく燃える[9]」といった設定がされている。また、ゾンビ化した慈の視点での自意識の混濁から一時的な回復、そして消失も描かれている[31]。
- アニメ版では、「かれら」が製作者側の公式の呼称になっている[45][46]。
- 職員用緊急避難マニュアル
- 慈の遺品の中から発見された。研究段階にある細菌兵器やウィルス兵器の研究について言及されているが、重要な部分は黒塗りされている[39]。記載されている症状こそゾンビ化とは異なっているものの、登場人物たちは人々をゾンビ化させる災禍との関連性を疑っている。序文には、「日常の自由は非常時の贅沢であり、常識は障害となる」「非常時において多くの人命を救うためには少数の犠牲はやむを得ず、寛容といたわりの精神は美徳とならないことを心せよ」という旨の訓戒が書かれている[39]。
書誌情報
単行本
- 海法紀光(ニトロプラス)・千葉サドル 『がっこうぐらし!』 芳文社〈KRコミックス〉 既刊6巻(2015年8月11日現在)
- 2012年12月27日日初版発行、2012年12月12日発売 ISBN 978-4-8322-4236-4
- 2013年6月27日初版発行、2013年6月12日発売 ISBN 978-4-8322-4309-5
- 2013年12月27日初版発行、2013年12月12日発売 ISBN 978-4-8322-4378-1
- 2014年7月26日初版発行、2014年7月11日発売 ISBN 978-4-8322-4462-7
- 2015年3月27日初版発行、2015年3月12日発売 ISBN 978-4-8322-4538-9
- 2015年8月26日初版発行、2015年8月11日発売 ISBN 978-4-8322-4603-4
公式アンソロジー
- 原作:海法紀光(ニトロプラス)・千葉サドル「がっこうぐらし!アンソロジーコミック 穏」発行:まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ/発売:芳文社、全1巻、2015年7月13日発売。ISBN 978-4-8322-4589-1
- 平穏な日常をテーマとしたアンソロジーコミック[47]。
- 漫画:火曜、めきめき、黒霧操、kirusu、真西まり、もず、ニイマルユウ、八色、青田めい、めの、むく、寺山電、三月、藤代百、ねこみんと、さかさな
- イラスト:はんざわかおり、朝倉亮介、緑青黒羽はイラストを寄稿した。
- 表紙:茨乃、霜月絹鯊
テレビアニメ
原作 | 海法紀光×千葉サドル(芳文社 「まんがタイムきららフォワード」連載) |
---|---|
監督 | 安藤正臣 |
脚本プロデュース | ニトロプラス |
シリーズ構成 | 海法紀光 |
キャラクターデザイン | 飯塚晴子 |
総作画監督 | 飯野まこと 黒澤桂子(第4話 - 第12話) |
かれらデザイン | 廣瀬智仁 |
プロップデザイン | 市川美帆 |
カラーデザイン | 岩淵恵 |
美術監督 | 横山淳史 |
美術設定 | 金平和茂 |
色彩設計 | 南木由実 |
撮影監督 | 芹澤直樹 |
編集 | 及川雪江 |
CGIディレクター | 西入俊雄 |
音響監督 | 明田川仁 |
音響効果 | 和田俊也 |
音楽 | MOSAIC.WAV |
音楽プロデューサー | 川口真司、藤平直孝 |
音楽制作 | NBCUniversal Entertainment |
チーフプロデューサー | 小倉充俊、小林宏之、でじたろう |
プロデューサー | 福良啓、久保田尋木、深尾聡志 村松裕基、岡村武真、山崎明日香 林俊安 |
アニメーションプロデューサー | 比嘉勇二 |
アニメーション制作 | Lerche |
製作 | がっこうぐらし!製作委員会 |
2015年7月より9月まで放送された。
シリーズ構成を原作者である海法紀光が務めるほか、脚本にゲームライターが多く参加している。
アニメ化の発表は『まんがタイムきららフォワード』2014年8月号にて行われた[1]。第1話放送開始前の公式サイトではストーリーの要となるホラー要素が隠蔽されていたが、放送終了後にはキービジュアルがそれを踏まえたものへ差し替えられた[48]。また、各ニュースサイトでも2015年7月4日にユナイテッド・シネマ豊洲で開催された第1話先行上映会におけるホラー要素の情報は一切報道されず、「可愛さ」や「楽しさ」を前面に押し出した紹介のみとなっていた[49][50][51]ほか、第1話放送終了後にはキャスト陣へのインタビューもホラー要素の情報を踏まえたものが公開されている[52]。
北米での配信権はセンタイ・フィルムワークスが取得している[53]。
原作からの変更点
原作者の海法が脚本を務めた第1話では、原作第1話の内容を踏襲しつつも、原作でまだ登場していなかった美紀がすでに部員となっているほか、原作第17話で過去の出来事として言及されていたペットの太郎丸が登場しており、逃げた太郎丸を追いかけるアニメオリジナルエピソードや、原作で学園生活部に所在していた時期が異なり接点のなかった、美紀と太郎丸のやり取りが描かれた。また、由紀が空想する平和な日常世界に登場する想像上の友人たちについては、原作では詳細に描かれなかったのに対してテレビアニメ版では第1話から姿が登場しており、詳しいやり取りの内容が描かれている。
反響
前述したように放送開始前はホラー要素が隠蔽されていたため、第1話放送開始後にはインターネットを中心にさまざまな反響が起こった。開始当初の印象から一転する終盤については、同じくニトロプラスが関わっていた『魔法少女まどか☆マギカ』を引き合いに出して「怖すぎる」という声が多数挙がり[54]、ニコニコ動画での第1話は配信開始から1週間で146万再生を超えた[55]。その上、第5話まで連続して100万に到達した。なお、その余波として同時期にニコニコ動画で第1話が配信されていた『ご注文はうさぎですか?』には、本作第1話に衝撃を受けた人たちによる、本作に関する数多くのコメントが残された[56][57]。さらには、原作第1巻の売上が放送開始前の約10倍になったという[58]。
ゲームプロデューサーの岩野弘明は、日常部分の穏やかな雰囲気がホラー部分を引き立てるという、今までのホラー作品にはなかった演出方法が日常系のファンを引き寄せたのではないかとみており、第1話を見た視聴者がホラー作品だとわかった後も仕掛けを探して繰り返して見ようとし、その結果、視聴者間での議論が巻き起こり、話題性の強化につながったのではないかとみている[59]。
怖いという感想が相次ぐ一方で、「第2話・第3話を見た後に第1話をもう一度見て意味が分かった」「萌えという要素を活用して叙述トリックをうまく展開した」という感想もあり、第4話放送後からは「原作との相違点や変更点が目立ってきた」という意見も上がってきた[60]。
批評
ライターの前田久は座談会の中で、第1話の感想として「コンセプトの段階でひねりが利いており、ヒューマンドラマとしても『日常もの萌え美少女』としてもよくできていて、重層的な作品に仕上がっている」としている[61]。座談会に同席していた評論家の藤津亮太も前田と同意見だが、最後に実写映像を持ってくるなど「頭の良い」方向に進むことを望まず、ゾンビの出てこないスピンオフ作品を出すなどキャラクターに重きを置いた別作品が出てきてもよいのではないかと話している[61]。
ライターの飯田一史は、妄想の中に生きる由紀の生き方を拡張現実的とし、オタクの生のメタファーになっているのではないかと評した[62]。
SF・文芸評論家の藤田直哉は、「ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』などが生存者たちの諍いによる自滅を主題としていたのに対し、『がっこうぐらし!』は思いやりに満ちた小さなグループの中心に現実の見えていない少女がいる点において新たなゾンビものの性質を生み出した」とし[63]、「『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』など、現実逃避的な世界の中へ避けられないつらい要素を持っていくフィクションの流れの延長線上に、『がっこうぐらし!』がある」[64]と評した。
音楽
- オープニングテーマ「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」
- 作詞 - くまのきよみ / 作曲 - 藤本貴則 / 編曲 - 佐々木裕 / 歌 - 学園生活部[丈槍由紀(水瀬いのり)、恵飛須沢胡桃(小澤亜李)、若狭悠里(M・A・O)、直樹美紀(高橋李依)]
- 第12話はエンディングテーマとして使用。
- 歌詞は表面上は平和的だが、死を連想させる単語と音が重なる部分がある。水瀬によれば、「たぶん『し・た・い』と『死体』で、ダブルミーニングになってるんです」とのこと[65]。
- オープニングは物語の進行に合わせて、演出が徐々に変化する仕組みをとっている。
- エンディングテーマ
-
- 「ハーモナイズ・クローバー」(第1話 - 第3話、第5話、第9話)
- 歌・作詞 - 黒崎真音 / 作曲 - 黒須克彦 / 編曲 - 黒須克彦、長田直之
- 黒崎は「ハーモナイズ・クローバー」は、オレンジ色の夕焼けがイメージであると話している[66]。ちなみに使用されているのは2番である。
- 「We took each other's hand」(第4話)
- 作詞・作曲・編曲 - 中塚武 / 歌 - 澤田かおり
- 劇中では圭のお気に入りの曲として登場しており、第11話では挿入歌として使用された。
- 「アフターグロウ」(第6話 - 第8話、第10話、第11話)
- 歌・作詞 - 黒崎真音 / 作曲・編曲 - fu_mou
- 黒崎は「アフターグロウ」のテーマは慰めとしており、ほぼ夜に染まった夕焼けのイメージであると話している[66]。
- キャラクターソング
-
- 「空に私のサンシャイン」
- 歌 - 丈槍由紀(水瀬いのり)
- 「RUN&RUN」
- 歌 - 恵飛須沢胡桃(小澤亜李)
- 「SWEET VIOLET」
- 歌 - 若挟悠里(M・A・O)
- 「My Dream」
- 歌 - 直樹美紀(高橋李依)
- 「ピンクのハートボール」
- 歌 - 丈槍由紀(水瀬いのり)&直樹美紀(高橋李依)
- 「HERO」
- 歌 - 恵飛須沢胡桃(小澤亜李)&若挟悠里(M・A・O)
- 「Yummy Yappy Recipe」
- 歌 - 若挟悠里(M・A・O)&丈槍由紀(水瀬いのり)
- 「アンハッピーエンドワールド」
- 歌 - 直樹美紀(高橋李依)&恵飛須沢胡桃(小澤亜李)
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
#1 | はじまり | 海法紀光 | 安藤正臣 | 飯野まこと、成川多加志 堤谷典子、市川美帆 | |
#2 | おもいで | 東出祐一郎 | 安藤正臣 | 鈴木芳成 | 黒澤桂子、桑原直子 齋藤和也、竹内昭 |
#3 | あのとき | 桜井光 | 木野目優 | 牛島勇二 | |
#4 | えんそく | 深見真 | 松林唯人 | 矢野孝典 | 千光士海登、山崎輝彦、小野ひろみ 代見裕美、舘崎大、出野喜則 |
#5 | であい | 東出祐一郎 | 新子太一 | 森下智恵 | |
#6 | ようこそ | 三輪清宗 | 飯野まこと | 江副仁美 | 郷津春奈、高乗陽子、成川多加志 |
#7 | おてがみ | 小太刀右京 | 許平康 | 吉田俊司 | 桑原直子、中島美子 野道佳代、大西陽一 |
#8 | しょうらい | 三輪清宗 | 木野目優 | 伊藤史夫 | 齋藤和也、星野真澄、服部憲士 成川多加志、金子美咲、桑原直子 |
#9 | きゅうじつ | 森瀬繚 | 大原実 | 高林久弥 | 平田賢一、北原広大、冨永一仁 |
#10 | あめのひ | 桜井光 | 冨永恒雄 小野歩 |
李豪世 | |
#11 | きずあと | 深見真 | 外山草 | 江副仁美 | 桑原直子、星野真澄、金子美咲 成川多加志、宮西多麻子 小川エリ、松本剛彦 |
#12 | そつぎょう | 海法紀光 | 許平康 | 市川美帆、成川多加志、桑原直子 星野真澄、小川エリ、松本剛彦 樋上彩、山形孝二、樋口博美 黒澤桂子、飯野まこと、飯塚晴子 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [68] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年7月9日 - 9月24日 | 木曜 21:30 - 22:00 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / リピート放送あり |
木曜 23:30 - 金曜 0:00 | TOKYO MX | 東京都 | ||
2015年7月10日 - 9月25日 | 金曜 0:30 - 1:00(木曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | |
BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
放送期間 | 放送時間 | 配信元 | 備考 |
---|---|---|---|
2015年7月10日 - | 金曜 1:00(木曜深夜) 更新 | ニコニコチャンネル | 第1話無料、第2話2週間無料、第3話以降1週間無料 |
GYAO! | 第1話無料、第2話2週間無料、第3話以降1週間無料 | ||
ビデオマーケット | |||
楽天ショウタイム | |||
金曜 2:00 - 2:30(木曜深夜) | ニコニコ生放送 | ||
金曜 12:00 更新 | U-NEXT | ||
dアニメストア | |||
アニメ放題[70] | 1話毎1週間のみ配信 | ||
2015年7月16日 - | 木曜 12:00 更新 | アニメパス[71] | |
2015年7月17日 - | 金曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル | 第1話無料、第2話以降有料 初回配信のみ第1話・第2話を同時配信 |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | |||
1 | 2015年9月26日 | 第1話 - 第2話 | GNXA-1370 | GNBA-1515 |
2 | 2015年10月31日予定 | 第3話 - 第4話 | GNXA-1371 | GNBA-1516 |
3 | 2015年11月26日予定 | 第5話 - 第6話 | GNXA-1372 | GNBA-1517 |
4 | 2015年12月18日予定 | 第7話 - 第8話 | GNXA-1373 | GNBA-1518 |
5 | 2016年1月27日予定 | 第9話 - 第10話 | GNXA-1374 | GNBA-1519 |
6 | 2016年2月24日予定 | 第11話 - 第12話 | GNXA-1375 | GNBA-1520 |
Webラジオ
『こちらGSH 学園・生活部・放送局』のタイトルで2015年7月3日より音泉にて配信されているWebラジオ番組[72]。毎週月曜に更新。パーソナリティは水瀬いのり(丈槍由紀 役)、小澤亜李(恵飛須沢胡桃 役)が務める。
ドラマCD
コラボレーション
- ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-
- クロスオーバー作品として2015年に発売されたアーケード用対戦格闘ゲーム。2015年7月2日のアップデート以降に使用可能なパートナーキャラクターとして、本作の主人公である丈槍由紀が登場している[74]。パートナーブリッツ(援護技)である「クラスのみんな」と称するゾンビの群れを突撃させることができる。
脚注
注釈
- ^ 本作品のタイトル『がっこうぐらし!』の「ら」の字の点の部分はタイトルロゴでは由紀の帽子の形になっている。
- ^ 由紀の視点では平和な日常が続いているという描写がされているが、時折、人知れず現実に立ち戻って錯乱する様子も描写されている。美紀は実は由紀には現実が認識できており、その上で妄想の世界に逃げているのではないかと疑念を本人にぶつけているが[8]、実際のところ普段の由紀にどの程度まで現実が見えているのかは曖昧にされている。
- ^ 第1話における胡桃の初登場シーンでは、シャベルが塹壕戦における白兵武器として活躍したという逸話に言及する場面があり[18]、武器としての有用性を知ったうえで使っていることが描写されている。
- ^ 由紀から、「もうシャベルと結婚しちゃいなよ」と冷やかされて照れる場面[19]もあった。
- ^ a b c 詳細は「#ストーリー」の節を参照。
- ^ 由紀の空想の中、および胡桃が地下2階の避難区画で遭遇した慈のゾンビ[28]は、伸ばした後ろ髪をリボンで束ねている。回想に登場する場合、および美紀が地下2階の避難区画で遭遇した慈のゾンビ[23]は、肩で髪を切り揃えておりリボンがない。テレビアニメ版の公式サイトでは時間帯によってキャラクター紹介ページの画像が変化し、昼の場合は髪を切り揃えた姿[29]、夜の場合は伸ばした髪をリボンで束ねた姿[30]が表示される。
- ^ リーダーが美紀たちに、ゾンビに噛まれれば感染することを知識として教える描写がある。そのうえ、負傷した際には左手の怪我を見られそうになって「さっき金槌で」と説明して慌てて隠す様子、および左手首の絆創膏が剥がれた下にはゾンビによる歯形がある様子が描写されているなど[37]、自分が感染していることに気付いていたことが示唆されている。
- ^ エンディングでは「先輩」としてクレジットされているが[27]、劇中の台詞はゾンビとなった後の唸り声のみ。
出典
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- ^ “Yen Press Adds Gakkō Gurashi!, Aka ya Akashi ya Ayakashi no Manga”. Anime News Network (May 8, 2015). July 5, 2015閲覧。
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- ^ 海法紀光 (2014年9月9日). “一口にゾンビ物の作品と言っても、実は非常に幅が広いのですが...”. Twitter. 2015年7月18日閲覧。
- ^ 海法紀光 (2014年9月9日). “タイトルの通り、「学校」での「暮らし」。女の子達の非日常な冒険(も多少入りますが、それ)よりも...”. Twitter. 2015年7月18日閲覧。
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- ^ a b 原作第3巻、第15-16話。
- ^ a b c d 原作第5巻、第29話「おわかれ」。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "29話"が異なる内容で複数回定義されています - ^ 原作第3巻、第15話「といかけ」p62-63。
- ^ a b c 原作第3巻、第17話「わんこ」p129。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "17話"が異なる内容で複数回定義されています - ^ a b 原作第1巻、第6話。
- ^ a b c d e f 原作第3巻、第16話。
- ^ a b c d e 原作第1巻、第5話。
- ^ a b c 原作第2巻、第11話。
- ^ a b 原作第5巻、第28話。
- ^ a b 原作第1巻、第2話。
- ^ a b 原作第1巻、第1話。
- ^ a b c d 原作第2巻、第8話。
- ^ a b c 原作第2巻、巻末「遠足のしおり」。
- ^ 原作第1巻、第3話。
- ^ a b c 原作第2巻、第10話。
- ^ a b 原作第4巻、第20話。
- ^ 原作第5巻、第27-28話。
- ^ 原作第6巻、第34話。
- ^ 原作第3巻、第14話。
- ^ a b c テレビアニメ版、第2話。
- ^ 原作第3巻、第18話。
- ^ “キャラクター 佐倉慈”. TVアニメ「がっこうぐらし!」公式サイト(昼). がっこうぐらし!製作委員会 (2015年5月23日). 2015年7月20日閲覧。
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- ^ a b 原作第37話。
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- ^ 原作第6巻、巻末資料「電波受信記録 Vol.29」。
- ^ 放送直後キャストインタビュー - TVアニメ「がっこうぐらし!」公式サイト
- ^ 2015/8/10 21:20 M・A・Oさん、原作と台本を読めば読むほど“りーさん好き”に!? 『がっこうぐらし!』5話収録後の公式インタビュー公開 - アニメイトTV
- ^ “「がっこうぐらし!」の平穏な日常を描いたアンソロジー、表紙は茨乃”. ナタリー (2015年7月13日). 2015年7月18日閲覧。
- ^ 「がっこうぐらし!」BD&DVD1巻9月に発売、キービジュアルは荒廃した絵に - コミックナタリー、2015年7月10日配信
- ^ 「がっこうぐらし!」水瀬いのり、M・A・OがOP秘話も明かす 先行上映会は大盛況 | アニメ!アニメ!
- ^ 水瀬いのりさんら登壇『がっこうぐらし!』先行上映会レポ到着 - アニメイトTV
- ^ 水瀬いのり&M・A・O登壇「がっこうぐらし!」先行上映会のレポ到着 :おた☆スケ【声優情報サイト】
- ^ Getchu.com:げっちゅブログ:“怖い”というより“ぞっとする”!? TVアニメ「がっこうぐらし!」第1話 放送後インタビュー
- ^ “Sentai Filmworks Acquires Ushio & Tora, Gate, School Live, Wakaba Girl, Aoharu X Machinegun Anime”. Anime News Network (July 2, 2015). July 2, 2015閲覧。
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- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
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- ^ “ON AIR”. TVアニメ「がっこうぐらし!」公式サイト. 2015年7月18日閲覧。
- ^ “ソフトバンク、「アニメ放題」を月額400円で開始”. ケータイ Watch. インプレス. 2015年7月18日閲覧。
- ^ “auが「アニメパス」の提供開始、「弱ペダ」第1期の全話配信やイベント招待も”. ケータイ Watch. インプレス. 2015年7月18日閲覧。
- ^ “TVアニメ「がっこうぐらし!」こちらGSH 学園・生活部・放送局”. 音泉. 2015年7月5日閲覧。
- ^ “コミックマーケット88 グッズ情報を公開いたしました! -TVアニメ「がっこうぐらし!」公式サイト-”. 2015年8月29日閲覧。
- ^ maru (2015年4月14日). “「ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-」7月2日にアップデートを実施。セイバー,アンジェラ,丈槍由紀が新たに参戦”. 4gamer.net (Aetas) 2015年7月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 作品紹介ページ - 芳文社による作品紹介。
- TVアニメ「がっこうぐらし!」公式サイト - アニメ公式サイト
- TVアニメ「がっこうぐらし!」 (@gakkou_gurashi) - X(旧Twitter)