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2016年6月8日 (水) 02:09時点における版
すがわら けんじ 菅原 謙次 | |
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本名 | 小松原重政 |
別名義 | 菅原謙二(旧芸名) |
生年月日 | 1926年3月14日 |
没年月日 | 1999年12月24日(73歳没) |
出生地 | 日本・東京市浅草区(現・東京都台東区浅草) |
職業 | 俳優 |
活動内容 | 映画・テレビドラマ・舞台 |
著名な家族 | 妹:小松原庸子(舞踊家) |
菅原 謙次(すがわら けんじ、1926年3月14日 - 1999年12月24日)は、東京都出身の俳優。旧芸名は菅原謙二。映画、テレビ、新派劇での活躍で知られた。本名は小松原重政。生前は日本俳優協会常任理事、アクターズハウス俳優養成所所長なども務めた。日本のフラメンコの第一人者として有名な小松原庸子は妹。
来歴・人物
1943年(昭和18年)、日本映画学校 (戦前)入学。 1949年(昭和24年)、俳優座養成所に1期生として入所。
1951年(昭和26年)、大映より「絢爛たる殺人」で映画デビュー。現代劇を中心に二枚目スターとして多くの映画に主演。柔道3段の腕前が買われ、柔道家の役も多かった。若尾文子とのロマンスが話題となる。
1961年(昭和36年)、フリーとなり、TBSドラマ「七人の刑事」がヒット。東映の任侠映画にも出演するようになる。
1973年(昭和48年)、新派入りし「明治一代女」「滝の白糸」「日本橋」「婦系図」など名作に出演。水谷八重子亡き後、水谷良重(現・2代目水谷八重子)、波乃久里子、安井昌二と並ぶ「新派4本柱」となる。
1986年(昭和61年)、心筋梗塞で倒れた。1日100本の煙草を吸うほどのヘビースモーカーであった。
1999年(平成11年)12月24日午前10時55分、急性肺炎のため死去。享年74(73歳没)。
主な出演
映画
- 絢爛たる殺人(1951年、大映)
- 恋の阿蘭陀坂(1951年、大映)
- 奴隷の街(1951年、大映)
- 湯の町情話(1951年、大映)
- 炎の肌(1951年、大映)
- 飛騨の小天狗(1951年、大映)
- 群狼の街(1952年、大映)
- 毒蛇島綺談 女王蜂(1952年、大映)
- 娘初恋ヤットン節(1952年、大映)
- 死の街を脱れて(1952年、大映)
- 大学の小天狗(1952年、大映)
- 続・馬喰一代(1952年、大映)
- 明日は日曜日(1952年、大映)
- 街の小天狗(1952年、大映)
- 総理大臣と女カメラマン 彼女の特ダネ(1952年、大映)
- 決闘五分前(1953年、大映)
- 怒れ三平(1953年、大映)
- 慾望(1953年、近代映画協会)
- 黒豹(1953年、大映)
- 春雪の門(1953年、大映)
- 無法者(1953年、大映)
- 十代の誘惑(1953年、大映)
- 心の日月(1954年、大映)
- 金色夜叉(1954年、大映)
- 花のいのちを(1954年、大映)
- 慕情(1954年、大映)
- 月よりの使者(1954年、大映)
- 千姫(1954年、大映)
- 勝敗(1954年、大映)
- 春の渦巻(1954年、大映)
- 螢の光(1955年、大映)
- 幸福を配達する娘(1955年、大映)
- 風雪講道館(1955年、大映)
- 薔薇いくたびか(1955年、大映)
- 浮草日記(1955年、松竹) - キネマ旬報ベストテン第9位
- 東京暴力団(1955年、大映)
- 娘の縁談(1955年、大映)
- 講道館四天王(1955年、大映)
- 珠はくだけず(1955年、大映)
- 新女性問答(1955年、大映)
- 弾痕街(1955年、大映)
- 薔薇の絋道館(1956年、大映)
- 東京犯罪地図(1956年、大映)
- 赤線地帯(1956年、大映)
- 人情馬鹿(1956年、大映)
- 不良少年(1956年、東宝)
- 月の紘道館(1956年、大映)
- 滝の白糸(1956年、大映)
- スタジオは大騒ぎ(1956年、大映)
- 惚れるな弥ン八(1956年、大映)
- 月形半平太 花の巻・嵐の巻(1956年、大映)
- 新平家物語 静と義経(1956年、大映)源義經
- 台風騒動記(1956年、松竹) - キネマ旬報ベストテン第7位
- 君を愛す(1956年、大映)
- 銀河の都(1957年、大映)
- スタジオはてんやわんや(1957年、大映)
- 続・銀河の都(1957年、大映)
- 残月講道館(1957年、大映)
- 妻こそわが命(1957年、大映)
- 真昼の対決(1957年、大映)
- 日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里(1957年、大映)
- 青空娘(1957年、大映)
- 穴(1957年、大映)
- 有楽町で逢いましょう(1958年、大映)
- 母(1958年、大映)
- 氷壁(1958年、大映)
- 愛河(1958年、大映)
- 嵐の講道館(1958年、大映)
- 娘の冒険(1958年、大映)
- 一粒の麦(1958年、大映)
- 都会という港(1958年、大映)
- 忠臣蔵(1958年、大映)
- 夜の素顔(1958年、大映)
- ごめん遊ばせ花婿先生(1958年、大映)
- あなたと私の合言葉 さようなら、今日は(1959年、大映)
- 細雪(1959年、大映)
- 講道館に陽は上る(1959年、大映)
- 一刀斎は背番号6(1959年、大映)
- 暴風圏(1959年、大映)
- 海軍兵学校物語 あゝ江田島(1959年、大映)
- 貴族の階段(1959年、大映)
- 大菩薩峠(1960年、大映)
- 女経(1960年、大映)
- 嫌い嫌い嫌い(1960年、大映)
- 東京の女性(1960年、大映)
- 暁の翼(1960年、大映)
- 男は騙される(1960年、大映)
- 素敵な野郎(1960年、大映)
- 三人の顔役(1960年、大映)
- 一本刀土俵入(1960年、大映)
- お傳地獄(1960年、大映)
- 誰よりも君を愛す(1960年、大映)
- 手錠に賭けた恋(1961年、大映)
- 可愛いめんどりが歌った(1961年、大映)
- 誰よりも誰よりも君を愛す(1961年、大映)
- やくざの勲章(1962年、大映)
- 宝石泥棒(1962年、大映)
- 七人の刑事(1963年、松竹)
- 七人の刑事 女を探がせ(1963年、松竹)
- 風速七十五米 (1963年、大映)
- 殺られる前に殺れ(1964年、大映)
- 続・青雲やくざ 怒りの男(1965年、松竹)
- 昭和残侠伝 (1965年、東映)
- 赤い鷹(1965年、松竹)
- 七人の刑事 終着駅の女(1965年、日活)
- 我が青春(1965年、松竹)
- 孤独の賭け(1965年、東映)
- 昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年、東映)
- 侠客三国志 佐渡ヶ島の決斗(1966年、東映)
- 任侠柔一代(1966年、東映)
- 炎と掟(1966年、松竹)
- 兄弟仁義 関東三兄弟(1966年、東映)
- 太陽に突っ走れ(1966年、東映)
- 日本侠客伝 白刃の盃(1967年、東映)
- シンガポールの夜は更けて(1967年、松竹)
- 侠客列伝(1968年、東映)
- 日本侠客伝 絶縁状(1968年、東映)
- 魔性の女(1968年、日活)
- 昭和おんな仁義(1969年、大映)
- 新網走番外地 流人岬の血斗(1969年、東映)
- 大日本スリ集団(1969年、東宝)
- あゝ海軍(1969年、大映)
- 任侠列伝 男(1971年、東映)
- 男の世界(1971年、日活)
テレビドラマ
- 若い季節(1961年~1964年、NHK)
- 七人の刑事(1961年~1969年、TBS)
- テレビ指定席 / 海を渡る人々[1](1961年、NHK) - ※映像が現存し、再放送されている
- 松本清張シリーズ・黒の組曲(NHK)
- 第14話「偶数」(1962年) - 城野光夫役
- 第42話「小町鼓」(1963年) - 検事役
- あひる飛びなさい(1964年、TBS)
- 雨の中に消えて(1966年、日本テレビ) - ※映像が現存する。
- ポーラテレビ小説(TBS)
- パンとあこがれ(1969年)
- 千春子(1983年~1984年) - 黒木佐久蔵役
- 新平四郎危機一発(1969年~1970年、TBS) - 睦警部役
- 姿三四郎(1970年、日本テレビ) - 矢野正五郎役
- 紅い稲妻(1970年、フジテレビ) - 奈美の父
- あしたに駈けろ!(1972年、フジテレビ) - 青木雄吉
- ぼくは叔父さん(1973年~1974年、日本テレビ)
- 華麗なる一族(1974年~1975年、毎日放送) - 芥川常務役
- 鞍馬天狗 第23話「御用金」(1975年、日本テレビ)
- 東芝日曜劇場 / 女と味噌汁34(1976年、TBS)
- 朝の連続テレビ小説 / 風見鶏(1977年~1978年、NHK)
- あすなろの詩(1978年~1979年、日本テレビ) - 義夫役
- 阿修羅のごとく(1979年、NHK)
- 阿修羅のごとく パートII(1980年、NHK)
- はまなすの花が咲いたら(1981年~1982年、TBS) - 中山役
- 土曜ワイド劇場 / 松本清張の殺人行おくのほそ道(1983年、テレビ朝日) - 芦名信雄役
- 鬼平犯科帳(フジテレビ) - 高萩の捨五郎役
- 正月ドラマスペシャル / 大石内蔵助 冬の決戦(1991年、NHK) - 吉良上野介役
- 向田邦子新春シリーズ /「風を聴く日」(1995年 TBS) - 原澤浩二郎役
- 八代将軍吉宗(1995年、NHK大河ドラマ) - 近衛基熙役
吹き替え
- 壮烈!西部遊撃隊(キース・ラーセン)