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2016年10月17日 (月) 13:04時点における版
キリト | |
---|---|
別名 | KIRITO |
生誕 | 1972年2月24日(52歳) |
出身地 | 日本・北海道札幌市 |
ジャンル | ロック |
職業 |
ミュージシャン 歌手 作詞家 作曲家 |
担当楽器 | ボーカル、ギター |
活動期間 |
Dizy-Lizy (1994) PIERROT (1994 - 2006) (2014 - ) Angelo (2006 - ) |
レーベル |
blowgrow (2005) - |
事務所 |
SWEET-CHILD MAIN GATE WORKS (2006) - MYSTIC CHILD |
共同作業者 |
Angelo PIERROT |
公式サイト | Angelo web |
キリト(1972年2月24日 - )は、日本のミュージシャン、歌手、作詞家、作曲家。Angelo及びPIERROTのボーカリスト。ソロ活動などでは、英字で「KIRITO」と表記することもある。
概要
PIERROT、Angeloを通じて、ほぼ全ての楽曲の作詞を手掛け、作曲も多数手掛ける。シングルやアルバムを制作する際は、あるコンセプトに基づいて作り上げることが多く、インタビューではその都度コンセプトについて語っている。PIERROTの前身バンドDizy-Lizy、クラッシュ・アンド・ノイズ時代にはギタリストとしてSHINYA名義で活動し[1]、後にボーカリストに転向。インディーズ時代からレコーディングではギターやヴァイオリンの演奏・打ち込みも行ってきた。ステージ上などで振り付けをする様になった経緯として、ギタリストからボーカルに転向した事で手持ち無沙汰だった事や歌詞を伝えたいと思うがあまりに身振り手振りでする様になったとの事[2]。
ソロ活動では、マーティ・フリードマン、ミック・カーン、藤井麻輝、LEVIN、藤原いくろうなどのフィールドを越えたアーティストと共演。ライブステージ上ではギターも演奏。CELLCODEという名義でも楽曲を制作している。当初はホームページのBGM的なものの為であったが、作業が進むにつれBGM的なものでは済まなくなってしまい、楽曲として仕上げるに至った[3]。これまでにエッセイ・対談など5冊の著書を出版している。
来歴
1972年、北海道札幌市生まれ。10歳の頃、札幌市から埼玉県の大宮(に転校する[4][5][6]。
小学生の頃は読書好きのおとなしい少年であった。しかし中学生になるといわゆる不良グループに入る。高校を受験するものの結局中退してしまい、このままでは駄目になると心機一転、長野の工場に就職し、寮生活を送る。そこでギターを購入した事で、ミュージシャンへの道を歩み始めることになる[7][8]。
1990年頃、長野県にてバンドを結成しギタリストとして活動を始める[9]。1994年、PIERROTの前身バンドDizy-LizyがKOHTA、TAKEOの加入に伴い、バンド名をピエロに改名。以降ピエロのギタリストとして活動。1995年、脱退した元ボーカルのHIDELOWに代わり、Pierrotのボーカリストとなる。以降PIERROTの解散までのメンバーによる初のアルバム『パンドラの匣』の制作を開始する[10]。1998年、東芝EMIよりPIERROTのメンバーとしてシングル「クリア・スカイ」でメジャーデビュー[11]。
2004年、自身とKOHTAのマネージメントオフィス、有限会社Other Gate設立。2005年、avexよりシングル「DOOR」でソロデビュー。2006年4月12日、PIERROTの解散を発表。同年8月14日、PIERROTのKOHTA、TAKEOと共にAngelo結成を発表。2007年、オフィスの株式会社化に伴い社名をMain Gate Worksに変更し、レーベルEastlink Recordsを設立。 2013年5月6日、PIERROTの元メンバー、潤がAngeloのライブを観に訪れた事をブログで明かした。同時に、潤のブログでもライブを観に行った事について紹介されていた[12][13]。
2014年、PIERROTデビュー当時、圧倒的人気を誇りライバル的な存在だったDIR EN GREYの京のソロプロジェクトsukekiyoの1stアルバム『IMMORTALIS』に客演[14]。同年4月12日、PIERROTのコンサート「DICTATORS CIRCUS FINAL」の開催を発表。その事について、「これは8年ぶりの解散ライブなんて白々しいものではありません。今、やれると思ったからやるだけです。」と自身のブログで語った[15]。
同年10月24日・10月25日、さいたまスーパーアリーナでのコンサート「DICTATORS CIRCUS FINAL」で、PIERROTのボーカリストとして8年ぶりのライブを成功させた[16]。2日目のライヴの終盤では、「お願いがあります。この感覚を噛み締めて、どうか明日からは“今”を生きてください。俺たちも、大切な“帰るべき今”に帰ります。とにかく目の前にある“今”を抱きしめて、生きていきましょう。」とファンに向けて想いを語った[17][18]。
人物
血液型はA型。身長170cm、体重50kg。
愛国心があり、日本が好きであるために「アメリカの横暴ぶりにうんざりするしイライラもする」と述べ、靖国問題については「他の国に言われて何で黙ってなきゃいけないの? 単純にむかつきますよ。ほっとけ! って何で言えないの?」と述べている。一方で、他国に向けてその様な気持ちをそのまま出さないのも日本人の独特の良さだと思うとし、その中にこそ日本人の美しさがあるとしている[19]。
ヴィジュアル系と称されることについては、特に嫌ではないとしつつも、よく考えてみるとすごい差別用語であるとしているが、言われていちいちその度に怒るつもりも無いとしている[19]。
大型のバイクを数台所持しており、2013年2月現在の愛車はカワサキ・Z1、ドゥカティなど[20][21]。映画好きであり、特にハリウッド映画や香港映画、また24シリーズ、LOSTシリーズなどの海外ドラマ好きであり、著書『不定期/切人』や自身のブログで、度々映画や海外ドラマについて触れている[22]。
犬好きであり、メス犬『りん』をかつて自身が飼育していたが、両親の実家に引き渡した[23]。また小学生時代にはペットとして亀を飼っていた[24]。アップルユーザーであり、iPhone、IPad 2、MacBook Pro、MacBook Air、Apple TVなどを使用している。
食べ物の好き嫌いが非常に多く、幼少期から牛乳や生クリームなど乳製品の一部やネギ、明太子、カニなど食べられないものが多い[25]。好きな食べ物はコーヒー、ハーゲンダッツ(シナモン&キャラメル・オペラ味)、チョコレート、焼肉、ジンギスカン、小籠包、蓬莱の豚まん、穴子丼、お好み焼き、たこ焼き、ペヤングなど。PIERROTデビュー当時は酒が飲めないと公言していたが、数年前から飲酒を嗜むようになっているようである[26]。長い間喫煙者だったが、2006年に禁煙を試みる。それまで吸っていたのはバージニア・スリム・ライト・メンソール。なお禁煙は数ヶ月で終わったとラジオで発言した。
ディスコグラフィ
シングル
発売日 | タイトル | レーベル | 最高位 |
---|---|---|---|
2005年7月6日 | DOOR | avex trax | 7位 |
2006年3月23日 | TEAR | blowgrow | 17位 |
2006年7月19日 | DECIDE | 24位 | |
2006年9月20日 | PERIOD | avex trax | 18位 |
2007年3月28日 | Cherry trees | blowgrow | 21位 |
2007年7月25日 | 拍動 | 32位 |
アルバム
DVD
- KIRITO TOUR 2005 “The Fef ofHameln”LIVE&DOCUMENT(2005年12月7日、2005年12月28日、blowgrow)
- KIRITO TOUR 2006 EXISTENCEPROOF(2006年12月13日、blowgrow)
- KIRITO Symphonic Concert 2006 EXISTENCE PROOF“RE:PARADOX”(2007年3月7日、blowgrow)
参加作品
- 映画『ラストデイズ』公開を記念したトリビュート・アルバム。「Suicide View」で参加。
- 「GARDEN」で参加。
- 『LOUDSPEAKER』/Marty Friedman(2006年6月28日、avex trax)
- 「雑音(ノイズ)の雨 featuring キリト」に参加。
- 「aftermath Collaboration with キリト」に参加。
書籍
著書
- 思考回路(2002年3月29日、ソニー・マガジンズ)
- 偽装音楽業界(2003年10月31日、オリコン・エンタテインメント)
- 絶望的青春の救世主-メシア-(2004年1月16日、メディアファクトリー)
- THE PAST OF CONFUSION(2005年12月15日、エムオン・エンタテインメント)
- 不定期/切人(2008年9月26日、エフエム東京)
写真集
ライブ・コンサートツアー
日程 | タイトル |
---|---|
2005年8月11日~8月28日 | KIRITO TOUR 2005 "The Fef of Hameln" |
2006年5月5日・5月6日 | NEO CYCLOID LIMITED SHOW CASE 「EXISTENCE」 |
2006年7月20日~8月14日 | KIRITO TOUR 2006 「EXISTENCE PROOF」 |
2006年9月30日・10月1日 | KIRITO Symphonic Concert 2006 EXISTENCE PROOF RE:PARADOX |
2006年12月24日~2007年1月4日 | KIRITO [BRAND NEW ENTRANCE]06-07 |
2007年8月25日8月26日 | INTER PLAY MEMBERS LIMITED SHOW〔DOGMATIC PARTY case of KIRITO〕 |
2008年8月23日8月24日 | INTER PLAY MEMBERS LIMITED SHOW 08〔DOGMATIC PARTY case of KIRITO〕 |
2009年8月27日8月28日 | INTER PLAY MEMBERS LIMITED SHOW 09〔DOGMATIC PARTY case of KIRITO〕 |
参考文献・出典
- ^ 著書『思考回路』45頁
- ^ 『PROCESS PIERROT―HISTORY INTERVIEW & PHOTOGRAPHS』210頁
- ^ CAUSE REALIZE|キリトオフィシャルブログ「日刊思考回路」by Ameba
- ^ psychedelic heaven pierrotプロフィール
- ^ 『PROCESS PIERROT―HISTORY INTERVIEW & PHOTOGRAPHS』42頁
- ^ 『PROCESS PIERROT―HISTORY INTERVIEW & PHOTOGRAPHS』44頁
- ^ 著書『思考回路』38-45頁
- ^ 『PROCESS PIERROT―HISTORY INTERVIEW & PHOTOGRAPHS』42-49頁
- ^ 著書『思考回路』39-45頁
- ^ 著書『思考回路』61-63頁
- ^ 『PROCESS PIERROT―HISTORY INTERVIEW & PHOTOGRAPHS』215頁
- ^ 『今宵は』潤|ALvino Official Blog
- ^ 新木場終了|キリトオフィシャルブログ「日刊思考回路」by Ameba
- ^ DIR EN GREY京の新バンドsukekiyo、豪華アーティストとのコラボが実現した1stアルバムをリリース | sukekiyo | BARKS音楽ニュース
- ^ PIERROT|キリトオフィシャルブログ「日刊思考回路」by Ameba
- ^ 解散PIERROT、8年ぶりライブ - YouTube
- ^ 【ライヴレポート】PIERROT、「“今”を抱きしめて生き続けることで、かならず“次”が訪れる」 | PIERROT - BARKS音楽ニュース
- ^ ライブ終えて。|キリトオフィシャルブログ「日刊思考回路」 - アメーバブログ
- ^ a b キリト×平野悠 対談 ROOF TOP 2006 JULY - LOFT PROJECT
- ^ 著書『不定期/切人』22-30頁
- ^ 息抜き|キリトオフィシャルブログ「日刊思考回路」by Ameba
- ^ 著書『不定期/切人』75-76頁
- ^ 其の1 - 犬|キリトオフィシャルブログ「日刊思考回路」by Ameba
- ^ 著書『思考回路』203頁
- ^ 『ROCK AND READ』Vol.008、121頁
- ^ 著書『不定期/切人』75頁
関連項目
外部リンク
- キリトオフィシャルブログ「日刊思考回路」 - アメーバブログ
- CAUSE REALIZE - 自身のアートワーク
- KIRITO - INTER PLAY MEMBERS
- Angelo
- Angelo Official (pages/Angelo-Official/277825205625926) - Facebook
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