「ジェイソン・ブラウン (フィギュアスケート選手)」の版間の差分
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2016年10月18日 (火) 12:44時点における版
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生誕 |
1994年12月15日(30歳) ロサンゼルス | ||||||||||||||||||||||||||
身長 | 170 cm | ||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||
代表国 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||
コーチ | コーリ・エイド(2002年 - ) | ||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | スクーキー・バレー・スケーティング・クラブ | ||||||||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | |||||||||||||||||||||||||||
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ジェイソン・ブラウン(英語: Jason Brown, 1994年12月15日 - )は、アメリカのフィギュアスケート選手(男子シングル)。
2014年ソチオリンピック団体戦の銅メダリストで2015年全米選手権で優勝し、2013年世界ジュニア選手権は2位、2011年ジュニアグランプリファイナルで優勝している。
人物
カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。乗馬、スキー、ピアノを趣味としており、テレビドラマ「glee」が好きで、同ドラマでレイチェル・ベリー役を演じるリア・ミシェルを「会ってみたい有名人」に挙げている。「フィギュアスケートを嗜んでいなかったら体操選手になりたかった」と言い、北京オリンピック銀メダリストの体操選手ショーン・ジョンソンを好んでいる。作家ウィリアム・シェイクスピアとその作品「ロミオとジュリエット」を愛好している。
母親はテレビプロデューサーで、父親は電力会社で勤務しており、姉と弟がいる。ユダヤ教徒であり、地域のボランティア活動に参加し、ユダヤ教の成人式であるバル・ミツワーを迎えたときは伝統的な祝事に代わり参加者らと学校を修繕している。
経歴
姉の影響で3歳半でスケートを始め、5歳からコーチのコーリ・エイドの指導を受け、Thea Milburn をパートナーにして3年間ペアダンスに取り組んでいた。
2007年全米ジュニア選手権ジュヴナイルクラスで優勝し、2008年同インターメディエイトクラスで2位、2009年全米選手権ノーヴィスクラスで3位、2010年同ジュニアクラスで優勝する。
2011年全米選手権はFSで7位、総合順位は9位だったが、演技の素晴らしさでスタンディングオベーションを受ける。
2011-2012シーズンはジュニアグランプリシリーズブリスベン大会で優勝し、ワルテル・ロンバルディー杯は2位、ジュニアグランプリファイナルへ進出して優勝し、世界ジュニア選手権は3位で、いずれの大会もトリプルアクセルを組み入れない構成だが本人も必要性を感じて練習に取り組んでいる[1]。
2012-2013シーズンは、ジュニアグランプリシリーズクールシュヴェル大会で2位、ボスポラス大会は認定されぬもプログラムに初めてトリプルアクセルを取り入れて優勝。2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権はSPで1回、FSでは2回のトリプルアクセルを入れノーミスで演技して、ジョシュア・ファリスのFSジュニア最高得点記録を更新する。前年より1つ順位を上げ2位となった。
2013-2014シーズンはシニアクラスへ移行し、ネーベルホルン杯で銀メダル、エリック・ボンパール杯で銅メダルをそれぞれ獲得した。全米選手権はSPでミス無く滑り3位でFSは1位で総合は2位で初めて全米の表彰台に乗った。YouTubeにアップロードされたFSの演技は再生回数400万[2]を越える。ソチオリンピックの団体戦では銅メダルを獲得し、個人戦はSPで自己ベストを更新して6位につけたが、最終滑走者となったFSではジャンプの跳び過ぎ違反などで総合9位となる。
2014-2015シーズンは、ネーベルホルン杯でシニア国際大会を初優勝し、スケートアメリカで銀メダルを獲得し、全米選手権で初優勝した。四大陸選手権に初出場してSPで初めて4回転トウループを組み込むもダウングレード判定され、SP9位でFSで自己ベストを更新して6位になる。初出場の世界選手権は4位で入賞する。
2015-2016シーズンは、スケートアメリカはSPで8位もFSで大きく順位を上げて銅メダルを獲得した。NHK杯と全米選手権は腰痛で欠場[3]している。
主な戦績
大会/年 | 2008-09 | 2009-10 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 | 2014-15 | 2015-16 | 2016-17 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
冬季オリンピック | 9 | ||||||||
世界選手権 | 4 | ||||||||
四大陸選手権 | 6 | ||||||||
全米選手権 | 3 N | 1 J | 9 | 9 | 8 | 2 | 1 | ||
GPスケートアメリカ | 5 | 2 | 3 | ||||||
GPロステレコム杯 | 5 | ||||||||
GPエリック杯 | 3 | ||||||||
CS USクラシック | 1 | ||||||||
CSロンバルディア杯 | 2 | ||||||||
CSアイスチャレンジ | 2 | ||||||||
CSネペラ杯 | 1 | ||||||||
CSネーベルホルン杯 | 2 | 1 | |||||||
世界Jr.選手権 | 7 | 3 | 2 | ||||||
JGPファイナル | 1 | 4 | |||||||
JGPクールシュヴェル | 2 | 2 | |||||||
JGPボスポラス | 1 | ||||||||
JGPブリスベン | 1 | ||||||||
JGPW.ロンバルディ杯 | 2 | ||||||||
JGPSBC杯 | 6 | ||||||||
ガルデナスプリング杯 | 1 J |
- N = ノービスクラス
- J = ジュニアクラス
詳細
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016年10月21日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(シカゴ) | - | ||
2016年9月14日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 2 83.18 |
1 170.86 |
1 254.04 |
2016年9月8日 - 11日 | ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディアトロフィー(ベルガモ) | 2 81.58 |
1 174.91 |
2 256.49 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016年4月22日 - 24日 | 2016年コーセー・チームチャレンジカップ(スポケーン) | 4 87.72 |
2 181.50 |
注[4] |
2015年10月27日 - 31日 | ISUチャレンジャーシリーズ アイスチャレンジ(グラーツ) | 1 85.29 |
4 155.36 |
2 240.65 |
2015年10月23日 - 25日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ミルウォーキー) | 8 78.64 |
3 159.83 |
3 238.47 |
2015年9月30日 - 10月4日 | ISUチャレンジャーシリーズ オンドレイネペラトロフィー(ブラチスラヴァ) | 2 76.98 |
1 162.39 |
1 239.37 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2015年4月16日 - 19日 | 2015年世界フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 3 86.48 |
2 176.69 |
1 団体 |
2015年3月23日 - 29日 | 2015年世界フィギュアスケート選手権(上海) | 6 84.32 |
5 163.97 |
4 248.29 |
2015年2月9日 - 15日 | 2015年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | 9 75.86 |
6 167.35 |
6 243.21 |
2015年1月17日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 1 93.36 |
2 181.62 |
1 274.98 |
2014年11月14日 - 16日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 7 76.32 |
4 159.24 |
5 235.56 |
2014年10月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(シカゴ) | 3 79.75 |
3 154.42 |
2 234.17 |
2014年9月24日 - 27日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 1 83.59 |
1 153.58 |
1 237.17 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年2月6日 - 22日 | ソチオリンピック(ソチ) | 6 86.00 |
11 152.37 |
9 238.37 |
2014年2月6日 - 22日 | ソチオリンピック 団体戦(ソチ) | - | 4 153.67 |
3 団体 |
2014年1月5日 - 12日 | 全米フィギュアスケート選手権(ボストン) | 3 87.47 |
1 182.61 |
2 270.08 |
2013年11月15日 - 17日 | ISUグランプリシリーズ エリックボンパール杯(パリ) | 3 84.77 |
3 158.32 |
3 243.09 |
2013年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(デトロイト) | 2 83.78 |
6 147.25 |
5 231.03 |
2013年9月25日 - 28日 | 2013年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 2 79.41 |
2 149.02 |
2 228.43 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年2月25日 - 3月3日 | 2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ミラノ) | 3 70.06 |
1 154.09 |
2 224.15 |
2013年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(オマハ) | 7 74.05 |
8 149.24 |
8 223.29 |
2012年12月6日 - 9日 | 2012/2013 ISUジュニアグランプリファイナル(ソチ) | 3 69.43 |
4 128.89 |
4 198.32 |
2012年9月19日 - 23日 | ISUジュニアグランプリ ボスポラス(イスタンブール) | 1 65.95 |
1 132.21 |
1 198.16 |
2012年8月22日 - 26日 | ISUジュニアグランプリ クールシュヴェル(クールシュヴェル) | 3 59.33 |
2 126.48 |
2 185.81 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2012年2月27日 - 3月4日 | 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(ミンスク) | 4 70.20 |
3 144.70 |
3 214.90 |
2012年1月22日 - 29日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 7 75.68 |
14 133.48 |
9 209.16 |
2011年12月8日 - 11日 | 2011/2012 ISUジュニアグランプリファイナル(ケベック・シティー) | 2 68.77 |
2 139.64 |
1 208.41 |
2011年10月5日 - 9日 | ISUジュニアグランプリ ワルテル・ロンバルディ杯(ミラノ) | 2 68.37 |
2 125.91 |
2 194.28 |
2011年9月7日 - 11日 | ISUジュニアグランプリ ブリスベン(ブリスベン) | 1 68.20 |
1 129.03 |
1 197.23 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2011年2月28日 - 3月6日 | 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(江陵) | 7 62.64 |
6 122.80 |
7 185.44 |
2011年1月22日 - 30日 | 全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 11 64.32 |
7 144.44 |
9 208.76 |
2010年9月22日 - 26日 | ISUジュニアグランプリ SBC杯(軽井沢) | 4 57.13 |
7 110.15 |
6 167.28 |
2010年9月7日 - 11日 | ISUジュニアグランプリ クールシュヴェル(クールシュヴェル) | 3 58.00 |
1 122.57 |
2 180.57 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2010年4月1日 - 3日 | 2010年ガルデナスプリング杯 ジュニアクラス(ガルデナ) | 1 68.98 |
1 128.32 |
1 197.30 |
2010年1月14日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス (スポケーン) | 2 62.10 |
2 133.12 |
1 195.22 |
2008-2009 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2009年1月18日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス (クリーブランド) | 2 44.24 |
3 88.60 |
3 132.84 |
プログラム使用曲
シーズン | SP | FS | EX |
---|---|---|---|
2016-2017 | Appassionata 作曲:シークレット・ガーデン |
愛の香気 映画『ピアノ・レッスン』サウンドトラックより 作曲:マイケル・ナイマン 振付:ロヒーン・ワード |
|
2015-2016[5] | Love Is Blindness 映画『華麗なるギャツビー』より 演奏:The Grey Orchestra 振付:ロヒーン・ワード Appassionata 作曲:シークレット・ガーデン |
ヒップホップミックス Flawless (Remix) 曲:ビヨンセ feat. ニッキー・ミナージュ Yeah! 曲:アッシャー Overnight Celebrity 曲:トゥイスタ Sexy and I Know It ボーカル:LMFAO Turbulence 曲:スティーブ・アオキ、レイドバック・ルーク feat. リル・ジョン Canned Heat 曲:ジャミロクワイ | |
2014-2015[6] | Juke 曲:リトル・ウォルター 振付:ロヒーン・ワード |
トリスタンとイゾルデ 編曲:マキシム・ロドリゲス 振付:ロヒーン・ワード |
コットンアイジョー ヒップホップミックス Flawless (Remix) 曲:ビヨンセ feat. ニッキー・ミナージュ Yeah! 曲:アッシャー Overnight Celebrity 曲:トゥイスタ Sexy and I Know It ボーカル:LMFAO Turbulence 曲:スティーブ・アオキ、レイドバック・ルーク feat. リル・ジョン |
2013-2014[7] | The Question of U 作曲:プリンス 振付:ロヒーン・ワード |
Reel Around The Sun 作曲:ビル・ウェラン 振付:ロヒーン・ワード |
フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン ボーカル:フランク・シナトラ U Can't Touch This 曲:M.C.ハマー 振付:ロヒーン・ワード |
2012-2013[8][9] | 愛の夢 作曲:フランツ・リスト 振付:ロヒーン・ワード |
A Drop in the Ocean ボーカル:ロン・ポープ U Can't Touch This 曲:M.C.ハマー 振付:ロヒーン・ワード | |
2011-2012 | Grand Guignol by Bajofondo Tango Club 振付:ロヒーン・ワード |
Flow Like Water 映画『エアベンダー』より 作曲:ジェームズ・ニュートン・ハワード 振付:ロヒーン・ワード |
A Drop in the Ocean ボーカル:ロン・ポープ |
2010-2011 | Baliwood by King City |
誰も寝てはならぬ 歌劇『トゥーランドット』より 作曲:ジャコモ・プッチーニ 演奏:ヴァネッサ・メイ |
The Time of My Life ボーカル:デヴィッド・クック |
2009-2010 | ヘイ! パチューコ! 演奏:ロイヤル・クラウン・レビュー |
パ・ド・ドゥ バレエ『くるみ割り人形』より 作曲:ピョートル・チャイコフスキー |
|
2008-2009 | マネー 作曲:ピンク・フロイド |
ロシアの映画音楽 演奏:モスクワ交響楽団 |
|
2007-2008 | 『四季』より 作曲:アントニオ・ヴィヴァルディ |
脚注
- ^ Single focus: Triple axel
- ^ Jason Brown Keeps The Hits Coming
- ^ Ailing Brown withdraws from U.S. championships
- ^ 男女シングルSP団体2位、総合団体1位
- ^ Masterful Chen wins quad fest at Glacier Falls
- ^ The Inside Edge: Skaters debut new programs
- ^ Jason the dream: Brown navigates road to Sochi
- ^ The Inside Edge: Evora's extraordinary lunch
- ^ Skaters at an exhibition: The show must go on
参照
- 国際スケート連盟によるジェイソン・ブラウンのバイオグラフィー
- 全米フィギュアスケート協会によるジェイソン・ブラウンのプロフィール
- ジェイソン・ブラウン - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)
- ジェイソン・ブラウン (@jasonbskates) - X(旧Twitter)
- ジェイソン・ブラウン (@jasonbskates) - Instagram