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マックス・アーロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マックス・アーロン
Max AARON
フィギュアスケート選手
2013年全米選手権のエキシビションにて
生誕 (1992-02-25) 1992年2月25日(32歳)
アリゾナ州スコッツデール
身長 173 cm
選手情報
代表国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
コーチ トム・ザカライセック
ベッキー・カルヴァン
所属クラブ ブロードムアスケートクラブ
練習拠点 コロラドスプリングス
開始 1996年
引退 2018年4月19日
ISUパーソナルベストスコア
総合259.692017 GP中国杯
SP87.032015 CSタリントロフィー
FS176.582017 GP中国杯

マックス・アーロン英語: Max Aaron1992年2月25日 - )は、アメリカ合衆国スコッツデール出身の元フィギュアスケート選手(男子シングル)。妹はフィギュアスケート選手のマデリーン・アーロンペア)。

2013年全米選手権優勝。

経歴

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2010-2011シーズン、ISUジュニアグランプリクールシュヴェル杯で3位、SBS杯で2位入賞し、JGPファイナルに進出を決める。ファイナルでは4位となる。全米選手権ジュニアクラスで初優勝し、世界ジュニア選手権ではSP、FS共に自己ベストを更新し5位入賞する。

2011-2012シーズン、ネーベルホルン杯で5位、全米選手権で8位となる。

2012-2013シーズン、USインターナショナルクラシックで国際大会初優勝、全米選手権ではSPとFSで合わせて3つの4回転サルコウに成功し初優勝を飾り、四大陸選手権および世界選手権の代表に初選出された。

2013-2014シーズン、グランプリシリーズに参戦。スケートアメリカではSP6位と出遅れたものの、FSで巻き返し銅メダルを獲得。全米選手権では3位でソチオリンピックの代表を逃すも世界選手権の代表に選出され8位となった。

2015-2016シーズン、スケートアメリカでグランプリシリーズ初優勝。ところが、エリック・ボンパール杯パリ同時多発テロの影響でフリー種目が中止となり、SP7位で順位が確定したため、初のグランプリファイナル進出を逃した。全米選手権では銀メダルを獲得した。

主な戦績

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マークが付いている大会はISU公認の国際大会。

大会/年 2006
-07
2007
-08
2009
-10
2010
-11
2011
-12
2012
-13
2013
-14
2014
-15
2015
-16
2016
-17
2017
-18
世界選手権 7 8 8 11
四大陸選手権 4 7 5
全米選手権 5 N 13 J 3 J 1 J 8 1 3 4 2 9 9
GP中国杯 4 3
GPロステレコム杯 7 5
GPエリック杯 7[1]
GPスケートアメリカ 3 1
GPスケートカナダ 3
GP NHK杯 7
CSオータムクラシック 3
CSロンバルディア杯 3
CSタリントロフィー 1
CSネーベルホルン杯 5 2
CS USクラシック 1 1 1 2
ニース杯 2
世界Jr.選手権 5
JGPファイナル 4
JGP SBC杯 2
JGPクールシュヴェル 3
ガルデナスプリング杯 2 J
団体戦
世界国別対抗戦 1 1

詳細

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2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年3月19日 - 25日 2018年世界フィギュアスケート選手権ミラノ 15
79.78
10
161.71
11
241.49
2018年1月24日 - 27日 2018年四大陸フィギュアスケート選手権台北 6
84.15
4
171.30
5
255.45
2017年12月28日 - 2018年1月7日 全米フィギュアスケート選手権サンノゼ 12
74.95
10
149.25
9
224.20
2017年11月17日 - 19日 ISUグランプリシリーズ フランス杯グルノーブル 8
78.64
6
158.56
7
237.20
2017年11月3日 - 5日 ISUグランプリシリーズ中国杯北京 5
83.11
1
176.58
3
259.69
2017年9月13日 - 17日 ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 2
86.06
2
175.50
2
261.56
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年1月14日 - 22日 全米フィギュアスケート選手権カンザスシティ 12
72.54
6
155.26
9
227.80
2016年11月18日 - 20日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 5
81.67
3
161.07
4
242.74
2016年11月4日 - 6日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 8
73.64
4
161.94
5
235.58
2016年9月29日 - 10月1日 ISUチャレンジャーシリーズ オータムクラシックピエールフォン 5
70.74
2
155.39
3
226.13
2016年9月8日 - 11日 ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディアトロフィーベルガモ 3
72.93
3
145.80
3
218.73
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年3月26日 - 4月3日 2016年世界フィギュアスケート選手権ボストン 8
81.28
7
172.86
8
254.14
2016年2月16日 - 21日 2016年四大陸フィギュアスケート選手権台北 8
69.48
6
151.46
7
220.94
2016年1月15日 - 24日 全米フィギュアスケート選手権セントポール 1
91.83
3
177.72
2
269.55
2015年11月18日 - 22日 ISUチャレンジャーシリーズ タリントロフィータリン 1
87.03
1
165.13
1
252.16
2015年11月13日 - 15日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯ボルドー 7
72.91
中止 7
2015年10月23日 - 25日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカミルウォーキー 1
86.67
2
172.28
1
258.95
2015年9月23日 - 26日 ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 1
83.46
3
139.48
2
222.94
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年4月16日 - 19日 2015年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 7
76.08
8
151.43
1
団体
2015年1月17日 - 25日 全米フィギュアスケート選手権グリーンズボロ 4
85.78
4
173.41
4
259.19
2014年11月14日 - 16日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 6
77.09
6
135.51
7
212.60
2014年10月31日 - 11月2日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダケロウナ 5
76.50
3
155.27
3
231.77
2014年9月10日 - 14日 ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 1
78.96
1
161.26
1
240.22
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月24日 - 30日 2014年世界フィギュアスケート選手権さいたま 9
78.32
8
147.34
8
225.66
2014年1月5日 - 12日 全米フィギュアスケート選手権ボストン 4
86.95
3
173.49
3
260.44
2013年11月8日 - 10日 ISUグランプリシリーズ NHK杯東京 8
76.21
7
147.14
7
223.35
2013年10月18日 - 20日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカデトロイト 6
75.91
2
162.45
3
238.36
2013年9月11日 - 15日 2013年USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 1
81.49
1
157.72
1
239.21
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年4月11日 - 14日 2013年世界フィギュアスケート国別対抗戦東京 6
77.38
3
159.24
4
236.62
2013年3月10日 - 17日 2013年世界フィギュアスケート選手権ロンドン 8
78.20
6
160.16
7
238.36
2013年2月6日 - 11日 2013年四大陸フィギュアスケート選手権大阪 10
72.46
2
162.19
4
234.65
2013年1月20日 - 27日 全米フィギュアスケート選手権オマハ 4
79.13
1
175.87
1
255.00
2012年10月24日 - 28日 2012年ニース杯ニース 2
75.95
3
143.67
2
219.62
2012年9月12日 - 16日 2012年USインターナショナルクラシックソルトレイクシティ 1
74.69
1
156.58
1
231.27
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年1月22日 - 29日 全米フィギュアスケート選手権サンノゼ 6
76.01
13
135.14
8
211.15
2011年9月22日 - 24日 2011年ネーベルホルン杯オーベルストドルフ 8
65.64
3
138.53
5
204.17
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年2月28日 - 3月6日 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権江陵 5
66.96
4
126.96
5
193.92
2011年1月22日 - 30日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(グリーンズボロ 2
62.95
1
125.72
1
188.67
2010年12月3日 - 6日 2010/2011 ISUジュニアグランプリファイナル北京 5
63.78
4
117.50
4
181.28
2010年9月23日 - 26日 ISUジュニアグランプリ SBC杯軽井沢 1
66.28
5
113.54
2
179.82
2010年8月25日 - 28日 ISUジュニアグランプリ クールシュヴェルクールシュヴェル 2
64.31
3
113.69
3
178.00
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2010年4月1日 - 3日 2010年ガルデナスプリング杯 ジュニアクラス(ガルデナ 3
53.84
2
105.03
2
158.87
2010年1月14日 - 24日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(スポケーン 1
62.17
1
129.69
3
191.86
2007-2008 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2008年1月20日 - 27日 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(セントポール 13
49.52
14
97.46
13
146.98
2006-2007 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2007年1月21日 - 28日 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(スポケーン 4
43.32
5
81.62
5
124.94

プログラム使用曲

[編集]
シーズン SP FS EX
2016-2017[2] 誰も寝てはならぬ 歌劇『トゥーランドット』より
作曲:ジャコモ・プッチーニ
ボーカル:ルチアーノ・パヴァロッティ
振付:フィリップ・ミルズ
映画『ライオン・キング』サウンドトラックより
作曲:ハンス・ジマー
振付:フィリップ・ミルズ
Black Betty
曲:ラム・ジャム
Thunderstruck
曲:AC/DC
2015-2016 映画『ブラック・スワン』サウンドトラックより
作曲:クリント・マンセルピョートル・チャイコフスキー
振付:フィリップ・ミルズ
Thunderstruck
曲:AC/DC
2014-2015[3] 映画『フットルース』より
曲:ケニー・ロギンス
振付:マーク・ピレイ

誰も寝てはならぬ 歌劇『トゥーランドット』より
作曲:ジャコモ・プッチーニ
ボーカル:ルチアーノ・パヴァロッティ
振付:フィリップ・ミルズ
映画『グラディエーター』より
作曲:ハンス・ジマーリサ・ジェラルド
振付:パスカーレ・カメレンゴ

映画『ブラック・スワン』サウンドトラックより
作曲:クリント・マンセル、ピョートル・チャイコフスキー
振付:フィリップ・ミルズ
Black Betty
曲:ラム・ジャム
Too Close
曲:アレックス・クレア
2013-2014[4] ある恋の物語
作曲:カルロス・エレータ・アルマラン
演奏:ペレス・プラード
振付:パスカーレ・カメレンゴ
カルメン組曲 モダンアレンジ
編曲:ロディオン・シチェドリン
演奏:ボストン・ポップス・オーケストラ

ブレリアス
作曲:カルロス・スリナッチ
振付:ローリー・ニコル
Too Close
曲:アレックス・クレア
Black Betty
曲:ラム・ジャム
It's a Man's Man's Man's World
曲:ジェームス・ブラウン
2012-2013 映画『トロン: レガシー』サウンドトラックより
曲:ダフト・パンク
振付:パスカーレ・カメレンゴ
ウエスト・サイド物語
作曲:レナード・バーンスタイン
振付:パスカーレ・カメレンゴ
Black Betty
曲:ラム・ジャム
2011-2012 オブリビオン(忘却)
作曲:アストル・ピアソラ
演奏:ルチア・ミカレリィ

アサシンズタンゴ
作曲:ジョン・パウエル
トスカ
作曲:ジャコモ・プッチーニ
2010-2011 ロクサーヌのタンゴ
映画『ムーラン・ルージュ』より
四季より
作曲:アントニオ・ヴィヴァルディ

演奏:ヴィヴァルディ・フィルハーモニー交響楽団

演奏:デイヴィッド・ギャレット
フィーリング・グッド
曲:マイケル・ブーブレ
2009-2010 テレビドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』サウンドトラックより
作曲:マーク・アイシャム
アランフエス協奏曲
作曲:ホアキン・ロドリーゴ
2008-2009 In the Stone & Drumline サウンドトラック
作曲:モーリス・ホワイト、デヴィッド・フォスター、アリー・ウィリス
ゴッドファーザー 愛のテーマ
作曲:ニーノ・ロータ
2007-2008 ピアノ協奏曲イ短調
作曲:エドヴァルド・グリーグ
演奏:マクシム・ムルヴィツァ
映画『グラディエーター』サウンドトラックより
作曲:ハンス・ジマー
2006-2007 映画『シーホーク英語版』より
作曲:エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト
2005-2006 レ・ミゼラブル
作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク

脚注

[編集]
  1. ^ パリ同時多発テロ事件によるフリー種目の中止でSPの順位が最終結果となった。
  2. ^ Aaron debuts 'Lion King' free at Collegiate champs
  3. ^ Aaron prepares for battle by returning to his roots
  4. ^ Hard-working Aaron aims to modernize 'Carmen'

参考文献

[編集]