マックス・アーロン
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2013年全米選手権のエキシビションにて | ||||||||||
生誕 |
1992年2月25日(32歳) アリゾナ州スコッツデール | |||||||||
身長 | 173 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | アメリカ合衆国 | |||||||||
コーチ |
トム・ザカライセック ベッキー・カルヴァン | |||||||||
所属クラブ | ブロードムアスケートクラブ | |||||||||
練習拠点 | コロラドスプリングス | |||||||||
開始 | 1996年 | |||||||||
引退 | 2018年4月19日 | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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マックス・アーロン(英語: Max Aaron、1992年2月25日 - )は、アメリカ合衆国、スコッツデール出身の元フィギュアスケート選手(男子シングル)。妹はフィギュアスケート選手のマデリーン・アーロン(ペア)。
2013年全米選手権優勝。
経歴
[編集]2010-2011シーズン、ISUジュニアグランプリのクールシュヴェル杯で3位、SBS杯で2位入賞し、JGPファイナルに進出を決める。ファイナルでは4位となる。全米選手権ジュニアクラスで初優勝し、世界ジュニア選手権ではSP、FS共に自己ベストを更新し5位入賞する。
2011-2012シーズン、ネーベルホルン杯で5位、全米選手権で8位となる。
2012-2013シーズン、USインターナショナルクラシックで国際大会初優勝、全米選手権ではSPとFSで合わせて3つの4回転サルコウに成功し初優勝を飾り、四大陸選手権および世界選手権の代表に初選出された。
2013-2014シーズン、グランプリシリーズに参戦。スケートアメリカではSP6位と出遅れたものの、FSで巻き返し銅メダルを獲得。全米選手権では3位でソチオリンピックの代表を逃すも世界選手権の代表に選出され8位となった。
2015-2016シーズン、スケートアメリカでグランプリシリーズ初優勝。ところが、エリック・ボンパール杯がパリ同時多発テロの影響でフリー種目が中止となり、SP7位で順位が確定したため、初のグランプリファイナル進出を逃した。全米選手権では銀メダルを獲得した。
主な戦績
[編集]大会/年 | 2006 -07 |
2007 -08 |
2009 -10 |
2010 -11 |
2011 -12 |
2012 -13 |
2013 -14 |
2014 -15 |
2015 -16 |
2016 -17 |
2017 -18 |
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世界選手権 | 7 | 8 | 8 | 11 | |||||||
四大陸選手権 | 4 | 7 | 5 | ||||||||
全米選手権 | 5 N | 13 J | 3 J | 1 J | 8 | 1 | 3 | 4 | 2 | 9 | 9 |
GP中国杯 | 4 | 3 | |||||||||
GPロステレコム杯 | 7 | 5 | |||||||||
GPエリック杯 | 7[1] | ||||||||||
GPスケートアメリカ | 3 | 1 | |||||||||
GPスケートカナダ | 3 | ||||||||||
GP NHK杯 | 7 | ||||||||||
CSオータムクラシック | 3 | ||||||||||
CSロンバルディア杯 | 3 | ||||||||||
CSタリントロフィー | 1 | ||||||||||
CSネーベルホルン杯 | 5 | 2 | |||||||||
CS USクラシック | 1 | 1 | 1 | 2 | |||||||
ニース杯 | 2 | ||||||||||
世界Jr.選手権 | 5 | ||||||||||
JGPファイナル | 4 | ||||||||||
JGP SBC杯 | 2 | ||||||||||
JGPクールシュヴェル | 3 | ||||||||||
ガルデナスプリング杯 | 2 J | ||||||||||
団体戦 | |||||||||||
世界国別対抗戦 | 1 | 1 |
詳細
[編集]2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2018年3月19日 - 25日 | 2018年世界フィギュアスケート選手権(ミラノ) | 15 79.78 |
10 161.71 |
11 241.49 |
2018年1月24日 - 27日 | 2018年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 6 84.15 |
4 171.30 |
5 255.45 |
2017年12月28日 - 2018年1月7日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 12 74.95 |
10 149.25 |
9 224.20 |
2017年11月17日 - 19日 | ISUグランプリシリーズ フランス杯(グルノーブル) | 8 78.64 |
6 158.56 |
7 237.20 |
2017年11月3日 - 5日 | ISUグランプリシリーズ中国杯(北京) | 5 83.11 |
1 176.58 |
3 259.69 |
2017年9月13日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 2 86.06 |
2 175.50 |
2 261.56 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2017年1月14日 - 22日 | 全米フィギュアスケート選手権(カンザスシティ) | 12 72.54 |
6 155.26 |
9 227.80 |
2016年11月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 5 81.67 |
3 161.07 |
4 242.74 |
2016年11月4日 - 6日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 8 73.64 |
4 161.94 |
5 235.58 |
2016年9月29日 - 10月1日 | ISUチャレンジャーシリーズ オータムクラシック(ピエールフォン) | 5 70.74 |
2 155.39 |
3 226.13 |
2016年9月8日 - 11日 | ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディアトロフィー(ベルガモ) | 3 72.93 |
3 145.80 |
3 218.73 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016年3月26日 - 4月3日 | 2016年世界フィギュアスケート選手権(ボストン) | 8 81.28 |
7 172.86 |
8 254.14 |
2016年2月16日 - 21日 | 2016年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 8 69.48 |
6 151.46 |
7 220.94 |
2016年1月15日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権(セントポール) | 1 91.83 |
3 177.72 |
2 269.55 |
2015年11月18日 - 22日 | ISUチャレンジャーシリーズ タリントロフィー(タリン) | 1 87.03 |
1 165.13 |
1 252.16 |
2015年11月13日 - 15日 | ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯(ボルドー) | 7 72.91 |
中止 | 7 |
2015年10月23日 - 25日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ミルウォーキー) | 1 86.67 |
2 172.28 |
1 258.95 |
2015年9月23日 - 26日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 1 83.46 |
3 139.48 |
2 222.94 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2015年4月16日 - 19日 | 2015年世界フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 7 76.08 |
8 151.43 |
1 団体 |
2015年1月17日 - 25日 | 全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 4 85.78 |
4 173.41 |
4 259.19 |
2014年11月14日 - 16日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 6 77.09 |
6 135.51 |
7 212.60 |
2014年10月31日 - 11月2日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ケロウナ) | 5 76.50 |
3 155.27 |
3 231.77 |
2014年9月10日 - 14日 | ISUチャレンジャーシリーズ USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 1 78.96 |
1 161.26 |
1 240.22 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年3月24日 - 30日 | 2014年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 9 78.32 |
8 147.34 |
8 225.66 |
2014年1月5日 - 12日 | 全米フィギュアスケート選手権(ボストン) | 4 86.95 |
3 173.49 |
3 260.44 |
2013年11月8日 - 10日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 8 76.21 |
7 147.14 |
7 223.35 |
2013年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(デトロイト) | 6 75.91 |
2 162.45 |
3 238.36 |
2013年9月11日 - 15日 | 2013年USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 1 81.49 |
1 157.72 |
1 239.21 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年4月11日 - 14日 | 2013年世界フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 6 77.38 |
3 159.24 |
4 236.62 |
2013年3月10日 - 17日 | 2013年世界フィギュアスケート選手権(ロンドン) | 8 78.20 |
6 160.16 |
7 238.36 |
2013年2月6日 - 11日 | 2013年四大陸フィギュアスケート選手権(大阪) | 10 72.46 |
2 162.19 |
4 234.65 |
2013年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(オマハ) | 4 79.13 |
1 175.87 |
1 255.00 |
2012年10月24日 - 28日 | 2012年ニース杯(ニース) | 2 75.95 |
3 143.67 |
2 219.62 |
2012年9月12日 - 16日 | 2012年USインターナショナルクラシック(ソルトレイクシティ) | 1 74.69 |
1 156.58 |
1 231.27 |
2011-2012 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2012年1月22日 - 29日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 6 76.01 |
13 135.14 |
8 211.15 |
2011年9月22日 - 24日 | 2011年ネーベルホルン杯(オーベルストドルフ) | 8 65.64 |
3 138.53 |
5 204.17 |
2010-2011 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2011年2月28日 - 3月6日 | 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(江陵) | 5 66.96 |
4 126.96 |
5 193.92 |
2011年1月22日 - 30日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(グリーンズボロ) | 2 62.95 |
1 125.72 |
1 188.67 |
2010年12月3日 - 6日 | 2010/2011 ISUジュニアグランプリファイナル(北京) | 5 63.78 |
4 117.50 |
4 181.28 |
2010年9月23日 - 26日 | ISUジュニアグランプリ SBC杯(軽井沢) | 1 66.28 |
5 113.54 |
2 179.82 |
2010年8月25日 - 28日 | ISUジュニアグランプリ クールシュヴェル(クールシュヴェル) | 2 64.31 |
3 113.69 |
3 178.00 |
2009-2010 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2010年4月1日 - 3日 | 2010年ガルデナスプリング杯 ジュニアクラス(ガルデナ) | 3 53.84 |
2 105.03 |
2 158.87 |
2010年1月14日 - 24日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(スポケーン) | 1 62.17 |
1 129.69 |
3 191.86 |
2007-2008 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2008年1月20日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(セントポール) | 13 49.52 |
14 97.46 |
13 146.98 |
2006-2007 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2007年1月21日 - 28日 | 全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(スポケーン) | 4 43.32 |
5 81.62 |
5 124.94 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
---|---|---|---|
2016-2017[2] | 誰も寝てはならぬ 歌劇『トゥーランドット』より 作曲:ジャコモ・プッチーニ ボーカル:ルチアーノ・パヴァロッティ 振付:フィリップ・ミルズ |
映画『ライオン・キング』サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー 振付:フィリップ・ミルズ |
Black Betty 曲:ラム・ジャム Thunderstruck 曲:AC/DC |
2015-2016 | 映画『ブラック・スワン』サウンドトラックより 作曲:クリント・マンセル、ピョートル・チャイコフスキー 振付:フィリップ・ミルズ |
Thunderstruck 曲:AC/DC | |
2014-2015[3] | 映画『フットルース』より 曲:ケニー・ロギンス 振付:マーク・ピレイ 誰も寝てはならぬ 歌劇『トゥーランドット』より 作曲:ジャコモ・プッチーニ ボーカル:ルチアーノ・パヴァロッティ 振付:フィリップ・ミルズ |
映画『グラディエーター』より 作曲:ハンス・ジマー、リサ・ジェラルド 振付:パスカーレ・カメレンゴ 映画『ブラック・スワン』サウンドトラックより 作曲:クリント・マンセル、ピョートル・チャイコフスキー 振付:フィリップ・ミルズ |
Black Betty 曲:ラム・ジャム Too Close 曲:アレックス・クレア |
2013-2014[4] | ある恋の物語 作曲:カルロス・エレータ・アルマラン 演奏:ペレス・プラード 振付:パスカーレ・カメレンゴ |
カルメン組曲 モダンアレンジ 編曲:ロディオン・シチェドリン 演奏:ボストン・ポップス・オーケストラ ブレリアス 作曲:カルロス・スリナッチ 振付:ローリー・ニコル |
Too Close 曲:アレックス・クレア Black Betty 曲:ラム・ジャム It's a Man's Man's Man's World 曲:ジェームス・ブラウン |
2012-2013 | 映画『トロン: レガシー』サウンドトラックより 曲:ダフト・パンク 振付:パスカーレ・カメレンゴ |
ウエスト・サイド物語 作曲:レナード・バーンスタイン 振付:パスカーレ・カメレンゴ |
Black Betty 曲:ラム・ジャム |
2011-2012 | オブリビオン(忘却) 作曲:アストル・ピアソラ 演奏:ルチア・ミカレリィ アサシンズタンゴ 作曲:ジョン・パウエル |
トスカ 作曲:ジャコモ・プッチーニ |
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2010-2011 | ロクサーヌのタンゴ 映画『ムーラン・ルージュ』より |
四季より 作曲:アントニオ・ヴィヴァルディ 冬 演奏:ヴィヴァルディ・フィルハーモニー交響楽団 夏 演奏:デイヴィッド・ギャレット |
フィーリング・グッド 曲:マイケル・ブーブレ |
2009-2010 | テレビドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』サウンドトラックより 作曲:マーク・アイシャム |
アランフエス協奏曲 作曲:ホアキン・ロドリーゴ |
|
2008-2009 | In the Stone & Drumline サウンドトラック 作曲:モーリス・ホワイト、デヴィッド・フォスター、アリー・ウィリス |
ゴッドファーザー 愛のテーマ 作曲:ニーノ・ロータ |
|
2007-2008 | ピアノ協奏曲イ短調 作曲:エドヴァルド・グリーグ 演奏:マクシム・ムルヴィツァ |
映画『グラディエーター』サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー |
|
2006-2007 | 映画『シーホーク』より 作曲:エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト |
||
2005-2006 | レ・ミゼラブル 作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク |
脚注
[編集]- ^ パリ同時多発テロ事件によるフリー種目の中止でSPの順位が最終結果となった。
- ^ Aaron debuts 'Lion King' free at Collegiate champs
- ^ Aaron prepares for battle by returning to his roots
- ^ Hard-working Aaron aims to modernize 'Carmen'
参考文献
[編集]- 国際スケート連盟によるマックス・アーロンのバイオグラフィー
- 全米フィギュアスケート協会によるマックス・アーロンのプロフィール
- マックス・アーロン (@MaxTAaron) - X(旧Twitter)
- マックス・アーロン (@MaxTAaron) - Instagram