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'''副木'''(ふくぼく)とは[[骨折]]した部分や[[関節]]などを臨時的に[[固定]]する器材である。副子、シーネ |
'''副木'''(ふくぼく)とは、[[骨折]]した部分や[[関節]]などを臨時的に[[固定]]する器材である<ref name="kotobank_daijirin">{{Kotobank|添え木・添木・副え木|[[大辞林]] 第三版}}。2019年6月29日閲覧。</ref>。'''副子'''(ふくし){{R|kotobank_daijirin}}、'''シーネ'''<ref>{{cite web2 |
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== 概要 == |
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尚、[[脱臼]]の際は副木は[[使用]]しない。 |
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== 使用条件 == |
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骨折部分の上下の関節まで固定できる長さであり、骨折部分の最も細い部分より[[幅]]が広い副木を使用し、柔らかい[[布]]できつすぎない程度に固定し、[[毛布]]などで保温し、安静にする。 |
骨折部分の上下の関節まで固定できる長さであり、骨折部分の最も細い部分より[[幅]]が広い副木を使用し、柔らかい[[布]]できつすぎない程度に固定し、[[毛布]]などで保温し、安静にする。 |
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因みに、[[上肢]]の不自由な者が利用する[[肢装具]]を「シーネ」と称する([[下肢]]に装着する肢装具は、単に「[[装具]]」と呼ばれることが多い)。 |
因みに、[[上肢]]の不自由な者が利用する[[肢装具]]を「シーネ」と称する([[下肢]]に装着する肢装具は、単に「[[装具]]」と呼ばれることが多い)。 |
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== 脚注 == |
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== 関連項目 == |
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2023年3月6日 (月) 09:28時点における最新版
副木(ふくぼく)とは、骨折した部分や関節などを臨時的に固定する器材である[1]。副子(ふくし)[1]、シーネ[2](独: Schienenverband)、添え木・副え木(そえぎ)[1]、スプリント(Splint)、ブレイス(Brace)とも呼ばれる。
概要
[編集]材料は主に木、竹、合成樹脂、針金などが使われる。また、箸、傘、ものさし、タオルなどが副木として代用されることもある。骨折の際に激痛、出血、腫れ、寒気などの症状がみられる場合は動かさず固定する。なお、脱臼の際は副木は使用しない。
使用条件
[編集]骨折部分の上下の関節まで固定できる長さであり、骨折部分の最も細い部分より幅が広い副木を使用し、柔らかい布できつすぎない程度に固定し、毛布などで保温し、安静にする。
因みに、上肢の不自由な者が利用する肢装具を「シーネ」と称する(下肢に装着する肢装具は、単に「装具」と呼ばれることが多い)。