「仮面ライダー龍騎の登場仮面ライダー」の版間の差分
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::: ドラグレッダーの腹部を模した盾。2000GP。2枚同時に召喚可能。手に持って使用する他、両肩に装備することで他の武器との併用も可能。 |
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::; ライドシールド(ブランク体) |
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::; ファイヤーウォール(サバイブ) |
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::: ドラグランザーの尻尾で敵の攻撃を跳ね返す防御技。4000GP。劇中未使用。 |
::: ドラグランザーの尻尾で敵の攻撃を跳ね返す防御技。4000GP。劇中未使用。 |
2017年9月4日 (月) 15:09時点における版
本記事では、特撮テレビドラマ『仮面ライダー龍騎』に登場する「仮面ライダー」について記述する。
『劇場版』のみに登場した仮面ライダーは劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL#仮面ライダーを参照。『ディケイド』に登場した仮面ライダーアビスは仮面ライダーディケイド#仮面ライダーアビスを参照。
概要
本作における「仮面ライダー」とは、神崎士郎が開発したカードデッキを使用し、戦闘強化服を装着してミラーワールドへ行くことのできる者を指す。劇中では「ライダー」と略されて呼ばれることが多い。カードデッキの入手経緯は通常は士郎に直接選定された人間が変身するという形だが、カードデッキがあれば誰でもライダーに変身できるため真司や手塚、吾郎のように本来の持ち主が死亡するなどして遺されたデッキを入手し変身した例外も存在する。
本作のライダーは疑似ライダーを除いて13人存在し、仮面ライダー同士は最後の1人になるまで戦い合う掟になっている。また契約モンスターは他のモンスターが人間から集めた生命エネルギーを摂取して強くなるため、人間界に侵入するモンスターの駆除も行う。ライダー全員に言えることだが、近くに他のモンスターが出現すると金切り音が聞こえてくる。
ほとんどの戦闘はミラーワールドの中で行われるが、変身後も現実世界で活動でき、契約モンスターを現実世界に召喚することもできる。
本作に登場するライダーのモチーフは騎士であり、加えて契約モンスターの属性を持つ。騎士というモチーフは、本作企画初期に仮面ライダーシリーズではなく『仮面ライダー』の企画原型の一つである『クロスファイヤー』をモチーフとした騎士ヒーローであった名残である[1]。
デザインは原則としてプレックスが手がけたが、途中で死んでしまうキャラクターは商品化しにくいため同社は担当せず、例外的にシザースとインペラーは篠原保がデザインしている[2]。また、篠原は擬似ライダーも描いている。
共通装備
- アドベントカード
- 契約モンスターや武器を召喚したり、必殺技を発動するためのカード。様々な種類があり、特に契約モンスターの絵柄が描かれたアドベントのカードはそれ自体が契約の証にもなっている。カードごとに攻撃力を表すAP(アタックポイント)、または防御力を表すGP(ガードポイント)という数値が設定されており、20APが1tに相当する。しかし、この設定はあくまで目安に過ぎず、劇中での威力の強弱にはほぼ反映されていない。
- サバイブ体のライダーは金色に縁取られたアドベントカードを使用する。これは放送当時のカードダスEXでは「SVカード」と呼称されていた。SVカードにはカードイラスト直下に存在するパワーを現す表示(1個につき1000AP・GP相当)にオレンジまたはブルーの縁取りがなされており、カードダス設定ではこの縁取られた表示はサバイブによる上昇値とされていた。
- カードデッキ
- アドベントカードのセットで、専用のケースに収納されている。変身のキーアイテムであるのみならず、仮面ライダー同士の身分証明のようにも用いる。変身者でなくても触れるだけでモンスターの出現による金切り音を聞き取ることができ、ミラーワールドを観ることも可能。モンスターとの契約後は各ライダーのモチーフをイメージした紋章が浮かび上がる。契約後のセットの内容及びカードの枚数は、各ライダー固有のものとなる。
- このデッキが破壊された場合は変身が解除され、契約破棄とみなされ契約モンスターに捕食対象として狙われたり、現実世界とミラーワールドを行き来できなくなり、いずれ消滅する。
- 仮面ライダーは戦況に応じてカードを選択し、契約モンスターの力を得ることができる[3]。すなわち各ライダーには自分のデッキの構成を十分に把握し、戦況に適したカードを選択する能力が要求される。なお、1枚のカードを戦闘中に使えるのは1回だけである。
- ケースのカラーはライダーに準じており、例えば龍騎のものでは通常形態では黒、サバイブでは赤となる。
- Vバックル
- 鏡や水面などの鏡面にカードデッキをかざすことで実体化するベルト型のカードデッキホルダー。いわゆる「変身ベルト」。カラーは銀色だが、オーディンのみ金色。各ライダーとも変身ポーズをとって「変身」と発声した後、カードデッキをケースごと装填することによって仮面ライダーに変身する。オルタナティブも同様の方法で変身する。
- バイザー
- ライダーがアドベントカードを使用するための装備で、通称・召喚機。名称は各ライダーごとに異なり、契約モンスターの前半分を用いたものになる(例えば「ドラグ」レッダーなら「ドラグ」バイザーなど)。デザインや装備法もそれぞれ違っており、装身具タイプ(ドラグバイザー、メタルバイザー)、武装タイプ(ダークバイザーやマグナバイザー)などがある。
- カードを使用する際の操作はバイザーの形態によって異なるが、概ね以下の通り。
- バイザーのカード装填口を開口させる
- デッキからカードを1枚引き出し、装填口に挿入(ベントイン)する
- 装填口を閉鎖するとカードの種類が電子音声で読み上げられ、効果が発動する(対応する武器や技が使用可能になる)
- なお、龍騎サバイブのストレンジベントを除き、使用済みのカードがバイザーから取り出されたり排出される描写はない。
- また、龍騎とナイトのサバイブ形態のバイザーが発する電子音声はエコーがかかる。
- カードは他のライダーのバイザーで読み取ることもできるが、カードの効果は対象のモンスターと契約しているライダーのみに適用される。他のライダーの武器や技を使用したい場合は、コピーベントやストレンジベントが有効となる[4][注 1]。
- ライドシューター
-
- 全長:3250mm
- 全幅:1120mm
- 全高:1400mm
- 最高時速:930km
- 現実世界とミラーワールドを結ぶ次元空間・ディメンションホールを移動することができるビッグスクーター風の次元転送マシン。ミラーワールド内の移動にも使用可能。普段はディメンションホール内に置かれており、ライダーがミラーワールドへ突入する際に乗車し起動する。ライダーが乗降する際には車体上部の大型スクリーンと座席シートが可動し乗降を補助する。頑強な車体を活かし、体当たり攻撃にも使用される。
- コンソールのデッキにスターターカードを装填して起動するという設定が存在するが[5]、作中では一度も描写されていない。
- 車体のフードが開いたときに「誰が登場するのか?」という意外性を出すため、全ライダーが同型のライドシューターを所持している設定となっている[2]。ただしタイガ、インペラー、ベルデ、リュウガ、オーディンの搭乗シーンは作中に登場していない。
- 撮影では公道を走らないことから、それまでの仮面ライダーシリーズとは異なりベース車などの制約を受けない自由なデザインがなされた[1]。
神崎士郎に作られた仮面ライダー
主要なライダーである龍騎・ナイト・ゾルダはそれぞれ、初代仮面ライダーの複眼・クラッシャー・触角をデザインに取り込んでいる[6][7][8]。また、各デザインの共通のルールとして、「鉄仮面」、「銀のハードポイント」、「戦隊シリーズとは違うディティールのスーツ」という要素がある[9]。
仮面ライダー龍騎
城戸真司が変身する仮面ライダー。TVSP版では真司の先代として榊原耕一も変身していた。
フェイスシールドの奥には赤い複眼が存在する。変身ポーズは右手を左斜め上に伸ばすという物で、仮面ライダー新1号の変身ポーズを意識している。
フェイスシールドのデザインは騎士ヒーロー企画の頃から検討されていた物で、複眼は仮面ライダーの企画へと移行した際に付け足された[1]。口元は『仮面ライダーX』のパーフェクターをイメージしている[1]。後頭部にある三角形の模様は仮面ライダー1号のデザインを踏襲している[7]。
「龍騎」という名前のほかにも「龍牙」や「龍」という案もあった[10]。
- フォーム
-
- 通常形態
- 基本形態。基本カラーは赤。トリッキーな効果のカードこそ持たないが、全体的な身体能力のバランスが取れており、全ライダーの中でも高い戦闘スペックを誇る。遠近どちらにも対応可能だが、主に格闘戦を得意としている。
- 初期の頃は真司の戦闘経験不足のために無駄な動作も多く、力を発揮できないことも少なくなかった。徐々に戦闘に慣れていき、そつなく戦える戦闘能力を身に着けていったものの、ライダー同士の戦いに対する考えから本気で戦えないこともあった。
- TVSP版で変身した榊原は真司とは対照的に力強い肉弾戦を展開し、必殺技を放つ際にはカンフーの使い手のような叫び声を発していた。
- ブランク体[注 2]
- ドラグレッダーの契約前・ドラグレッダーのカードを失った際に変身する龍騎の素体形態。基本カラーが赤からブルーグレー[11]へと変化し、各部の龍の意匠が無いなど細部が異なる。通常時よりも戦闘能力が著しく低下しており、使用可能なカードのAPも極端に低い。
- 龍騎サバイブ
- 士郎から託されたサバイブ・烈火のカードをドラグバイザーツバイに装填して強化変身する龍騎の最強形態。基本カラーは赤。変身時には全身から炎を発する。劇場版では通常の変身の動作で直接変身している。
- 新たにストレンジベントのカードが追加されたことで戦術の幅が拡がり、通常時よりもオールラウンドに立ち回ることが可能。通常時と同様の格闘戦に加え、ドラグバイザーツバイを使用する接近戦・銃撃戦も得意とし、ナイトサバイブとも互角以上に渡り合う程の戦闘能力を発揮する。
- デザインモチーフは龍と鉄仮面[12]。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)走力
(100m)通常形態 190cm 90kg 200AP(10t) 400AP(20t) 35m 5秒 ブランク体 50AP(2.5t) 100AP(5t) 10m 8秒 龍騎サバイブ 193cm 95kg 300AP(15t) 500AP(25t) 45m 4.5秒
- 契約モンスター
- 以下の項を含め、括弧内は使用フォーム。
- 無双龍ドラグレッダー(通常)
- 赤竜型のモンスター。5000AP。基本カラーは赤。劇中で蓮が「大物」と評しているようにモンスターの中でも強力な部類に入る。空中を飛行し、剣状の尻尾・ドラグテイルと口から吐く5000℃の火球・ドラグブレスを武器とする。
- 当初は真司を餌として狙ったが、彼と契約して龍騎に力を与える。契約後にも真司が戦いを放棄する態度を見せただけで食い殺そうとするなど、非常に凶暴な性格である。しかし契約の長期化に伴い徐々に真司に信頼を寄せたのか、アドベントのカードを使用していないにも関わらず彼の窮地に自ら現れたこともある。
- 名前の由来は、龍を意味する「dragon」と、赤を意味する「red」に「er」を付け加えたもの[10]。
- 烈火龍ドラグランザー(サバイブ)
- ドラグレッダーがサバイブの力でパワーアップした姿。APも7000へと上昇している。モンスターモード・バイクモードの2つの姿をとる。
- スペック
名称 全長 全幅 全高 重量 最高速度 ドラグレッダー 6.15m 0.37m 0.55m 210kg 最高飛行速度:500km/h ドラグランザー・モンスターモード 10.55m 1.10m 0.99m 380kg 最高飛行速度:900km/h ドラグランザー・バイクモード 6m 1.22m 最高走行速度:760km/h
- 召喚機
-
- 龍召機甲ドラグバイザー(通常)
- 左腕に装備されている、龍の頭部を模したガントレット状の装身具型召喚機。上部カバーを開き、その中にカードを装填する。
- ライドバイザー(ブランク体)
- ドラグバイザーと同様にブランク体の左腕に装備されているガントレット状の装身具型召喚機。カードを装填する過程も同様だが、カバーの開閉が自動で行われる点が異なる。
- 龍召機甲ドラグバイザーツバイ(サバイブ)
-
- 全長:660mm
- 重量:1.5kg
- ドラグバイザーがサバイブの力で変化する、龍の頭部を模したハンドガン状の武装型召喚機。普段はベルトの左腰部に装備する。カード装填口が2箇所あり、口の銃口部分にサバイブのカードを装填することで龍騎サバイブに強化変身する。変身後にカードを装填する場合は後頭部のハンマー部分に装填する。後述のドラグブレードに変形する他、ビーム・火炎弾を放つ射撃武器としても使用可能。
- 所有カード・武器・技
-
- ソードベント
-
- ドラグセイバー(通常)
- ドラグレッダーのドラグテイルを模した柳葉刀型の剣。2000AP。
- ライドセイバー(ブランク体)
- ブランク体専用の剣。APは300と極端に低く、ディスパイダーへの一撃も効果が無くあっさり折れてしまった。
- ドラグブレード(サバイブ)
-
- 全長:1200mm
- ドラグバイザーツバイ本体から展開する短剣。3000AP。ソードベントのカード自体は存在するが、劇中ではカードの装填を必要としない。
- バーニングセイバー(サバイブ)
- ドラグブレードから炎の刃を飛ばす。TVシリーズでは未使用。
- 『仮面ライダーディケイド』にてディケイド コンプリートフォームが召喚した龍騎サバイブが使用し、接近した敵を直接斬るパターンも披露した。
- ガードベント
-
- ドラグシールド(通常)
- ドラグレッダーの腹部を模した盾。2000GP。2枚同時に召喚可能。手に持って使用する他、両肩に装備することで他の武器との併用も可能。
- ライドシールド(ブランク体)
- ブランク体専用の盾。GPは300と極端に低い[15]。劇中未使用で、カードの図柄も不明。
- ファイヤーウォール(サバイブ)
- ドラグランザーの尻尾で敵の攻撃を跳ね返す防御技。4000GP。劇中未使用。
- ストライクベント
-
- ドラグクロー(通常)
- ドラグレッダーの頭部を模した手甲。2000AP。右腕にはめて使用する。本来は打撃武器として設定されているが、その用途での使用例は少ない。ドラグセイバーの柄を顎の部分で挟んでいるスチール写真もあるが劇中未使用。
- ドラグクローファイヤー(通常)
- ドラグクローを装備した龍騎の構えに合わせ、ドラグレッダーが敵にドラグブレスを浴びせる。2000AP。
- シュートベント
-
- メテオバレット(サバイブ)
- ドラグバイザーツバイから放つレーザーで敵を捕捉し、ドラグランザーが敵にドラグブレスを浴びせる。4000AP。非常に高い威力を誇り、劇中ではファイナルベントではなくこちらでモンスターにトドメを刺すことも多かった。
- ストレンジベント
- 使用すると別のアドベントカードに変化する特殊カード。劇中ではトリックベント・スチールベントに変化した。
- シャドーイリュージョン(サバイブ)
- ストレンジベントで発動。ナイトのシャドーイリュージョンと同様に自身の分身体を複数生成する。2000AP。
- スチールベント(サバイブ)
- ストレンジベントで発動。相手の武器を瞬時に奪い取る。劇中ではオーディンのゴルトシールドを奪取したが、直後にオーディンもスチールベントのカードを使用したためすぐに奪い返された。
- ファイナルベント
-
- ドラゴンライダーキック(通常)
- ドラグレッダーと共に空中に舞い上がり、ドラグレッダーが放つドラグブレスを纏って急降下しながら跳び蹴りを叩き込む。6000AP。発動時には腰を低く落とした特徴的な構えを取る。
- ドラゴンファイヤーストーム(サバイブ)
- 龍騎サバイブを乗せたドラグランザー・バイクモードがウィリー走行し、ドラグブレスを連続発射しながら接近して車体で敵を踏み潰す。9000AP。
- 『クライマックスヒーローズ』を始めとする後年のゲーム作品では車体で踏み潰す描写がカットされており、火炎弾のみで倒す演出に変更されている。
- 合体技
-
- ダブルライダーキック(通常)
- ハイパーバトルビデオで使用。仮面ライダーアギトとの合体技。発動時にはアギトの「ライダーキック」と同様に龍騎の足元に龍の紋章が出現する。
仮面ライダーナイト
秋山蓮が変身する仮面ライダー。TVSP版では蓮からカードデッキを託された真司も変身した。
一見すると騎士の兜のような頭部だが、フェイスシールドの奥には青い複眼が存在する(第1話・最終話などで確認可能)。これは企画初期の「必殺技使用時に眼が光る」という発想の名残である[7]。顎の部分のデザインは初代ライダーのクラッシャーを継承している[16]。変身ポーズは拳を握って曲げた右腕を内側に向けて振りかぶるという物で、仮面ライダー2号の変身ポーズを意識している。
「ナイト」という名は、騎士を意味する「knight」と、夜を意味する「night」のダブルミーニングとなっている[10]。
- フォーム
-
- 通常形態
- 基本形態。基本カラーは紺色。パワーは高くないがスピードに優れ、ダークバイザーを使用するスピーディーかつ華麗な剣術戦の他に、豊富な特殊カードによるトリッキーな戦法も得意とする。
- デザインモチーフはコウモリ。
- ナイトサバイブ
- 手塚から託されたサバイブ・疾風のカードをダークバイザーツバイに装填して強化変身するナイトの最強形態。基本カラーは青。変身時には全身から風を発する。劇場版では通常の変身の動作で直接変身している。
- サバイブの力で龍騎に匹敵する戦闘スペックへと強化され、通常時と同様の特殊カードによるトリッキーな戦法に加え、ダークバイザーツバイを使用するスピーディーかつ華麗な攻防戦も得意とし、無類の強さを誇る王蛇はおろか龍騎サバイブとも互角以上に渡り合う程の戦闘能力を発揮する。
- スペック
名称 身長 体重 パンチ力 キック力 ジャンプ力
(ひと跳び)走力
(100m)通常形態 195cm 95kg 200AP(10t) 300AP(15t) 40m 4.5秒 ナイトサバイブ 198cm 97kg 300AP(15t) 450AP(22.5t) 50m 4.2秒
- 契約モンスター
- 以下の項を含め、括弧内は使用フォーム。
- 闇の翼ダークウイング(通常)
- コウモリ型モンスター。4000AP。ナイトの背中に合体して飛行能力を与え、口から吐く超音波攻撃や高速飛行しながら翼での斬撃・体当たりを繰り出す援護攻撃を行う。
- 蓮と契約する直前に士郎の実験で現実世界に召喚され、蓮の恋人である恵理に超音波を浴びせている。この時恵理を獲物として捕食しようとしたが、蓮と契約したために未遂に終わる。ミラーモンスターの習性によって契約後も恵理を狙おうとしているため、蓮からは警戒されているが、蓮への信頼感も持つようになったのか、名前を呼ばれただけで現れたこともある。
- 当初は、夜の翼を意味する「ナイトウイング」という名称だったが、同名のロボットアニメがあったため没となった[10]。
- 疾風の翼ダークレイダー(サバイブ)
- ダークウイングがサバイブの力でパワーアップした姿。APも6000へと上昇している。ドラグランザーと同様にモンスターモード・バイクモードの2つの姿をとる。
- モンスターモード[17]
- 召喚時の通常形態。口から吐く超音波・全身から放つ光刃を武器とする(前者は劇中未使用、後者は劇場版ラストシーンでのみ使用)。ナイトとの合体能力は失われたものの、ナイトサバイブを乗せながら飛行し、空中戦も行う。
- バイクモード
- ベース車種:ホンダ・シャドウスラッシャー[17]
- ファイナルベント時に変形するバイク形態。ナイトサバイブが両耳を掴んで背中に飛び乗ると、両翼がバイクのボディーを形成しながら頭部を軸に全身が90度回転し、右翼が前輪・左翼が後輪となって変形完了する。
- 初期案にはコウモリとバイクが合体して人型になるという物があった[14]。また四輪車になるという案もあったが、特撮監督の佛田洋の意向でWライダーの併走シーンを描写できるように二輪車となった[18]。
- スペック
名称 全長 全幅 全高 重量 最高速度 ダークウイング 1.15m 翼長:3.9m 0.35m 85kg 最高飛行速度:900km/h ダークレイダー・モンスターモード 1.3m 0.9m 100kg 最高飛行速度:950km/h ダークレイダー・バイクモード 3.7m 0.9m 1.23m 最高走行速度:900km/h
- 召喚機
-
- 翼召剣ダークバイザー(通常)
- 左腰のホルスターに提げているレイピア状の武装型召喚機。ダークウイングを模した装飾を持つナックルガードを持つ。ガード部の翼を展開し、内部にカードを装填する。
- 翼召剣ダークバイザーツバイ(サバイブ)
- ダークバイザーがサバイブの力で変化する盾状の装身具型召喚機。普段は左腕に装備される。カード装填口が2箇所あり、上部の装填口にサバイブのカードを装填することでナイトサバイブに強化変身する。変身後にカードを装填する場合は下部の装填口(ダークブレードの鞘)に装填する。本体に後述のダークブレードが収納されており、ブレードを引き抜くことで3000GPの小型の盾・ダークシールドとして使用される[注 3]。
- 所有カード・武器・技
-
- ソードベント
- ガードベント
-
- ウイングウォール(通常)
- 背中に装備するダークウイングが変化したマント。3000GP。他のアドベントカードと異なり、契約モンスターが直接変化する珍しいタイプの武装である。
- シュートベント
-
- ダークアロー(サバイブ)
- ダークバイザーツバイ両端の弓が開いて変形したボウガン。3000AP。吸収した太陽光を光の矢に変換して発射する[19]。
- トリックベント
-
- シャドーイリュージョン(通常・サバイブ)
- 自身の分身体を複数生成する。1000AP。最大8体まで分身が可能で、さらに分身体のそれぞれがカードを使用可能。ダークウイングとの合体中に発動した場合はダークウイングと共に分身する(劇場版で使用)。
- サバイブ状態でも使用可能で、APも2000へと上昇している[19]。
- ナスティベント
-
- ソニックブレイカー(通常)
- ダークウイングの発する増幅超音波で敵を撹乱する。1000AP。
- サバイブ状態でも使用可能で、APも2000へと上昇しているが劇中未使用[注 4]。
- ブラストベント
-
- ダークトルネード(サバイブ)
- ダークレイダーの両翼の巨大化したホイールから強力な突風を放つ。2000AP[19]。
- ファイナルベント
-
飛翔斬 ()(通常)- ウイングランサーを装備し、ダークウイングと合体して空中に舞い上がり、ウイングウォールで自身の体をドリル状に包み、急降下して敵を貫く。5000AP。ウイングランサーは所持していなくても自動的に装備される。
疾風断 ()(サバイブ)- ナイトサバイブを乗せたダークレイダー・バイクモードの機首からビームを発射して敵を拘束し、ナイトウイングに包まれた車体で突撃して敵を貫く。8000AP。
仮面ライダーシザース
- 身長:190cm
- 体重:93kg
- パンチ力:250AP
- キック力:300AP
- 走力:100mを5秒
- ジャンプ力:ひと跳び35m
須藤雅史が変身する仮面ライダー。基本カラーは金色[20][21]。所有カードは全部で4枚と少なく、カードのスペックも他のライダーに劣る。しかし防御力はかなり高く、TV版では龍騎のドラグクローファイヤーをもシェルディフェンスで跳ね返した程である。
劇中でも事実上ナイトとのファイナルベントの撃ち合いで競り勝っており、さらにTVSP版では一度は王蛇を倒し、須藤が浅倉を逮捕したことも明かされているなど戦闘力も他のライダーに引けを取らない。また、ボルキャンサーとの挟み撃ちによる共同戦法を得意としている。他のライダーと異なり、契約モンスターに人間を何人も捕食させていることを明確に描写されているライダーでもあり、「食べさせて強化した」とも取れる発言が存在する。
デザインモチーフは、『仮面ライダー』のショッカー怪人・カニバブラー[22]。また、劇中に登場する3人目の仮面ライダーということで、後方に流れる両肩のパーツは『仮面ライダーV3』の2本のマフラーを意識している[22]。さらに初期案では、V3にならってゾルダよりも明るい緑色にすることが考えられていた[22]。ベーススーツが黒で手足が銀色なのは、スーツの流用を念頭においてのことである[22]。篠原は、いなくなってむしろ安心するような「雑魚」に徹することを考慮したと語っている[23]。
名前の由来は、鋏を意味する「scissors」から[10]。
- 契約モンスター
-
- ボルキャンサー
-
- 身長:224cm
- 体重:165kg
- カニ型の二足歩行モンスター。3000AP。シザースの命令で、自分の周りを嗅ぎ回る者を襲って喰らっていた。頑強な装甲を持ち、両手のハサミを武器とする。
- カードデッキが破壊された須藤を契約破棄とみなして捕食し、さらに弱ったナイトを捕食しようとしたところで、龍騎のドラゴンライダーキックを受けて倒された。
- カニというモチーフは、ハサミや甲羅が武器にしやすいだろうと篠原側から提唱した[22]。
- このモンスターの登場の影響を思わぬ形で受けたのが、同時期に放映されていた『忍風戦隊ハリケンジャー』の怪人デザインを務めたさとうけいいちである。さとうは『ハリケンジャー』第6話に登場する「人の絆をハサミで切断するカニ型怪人」をデザインしたのだが、提出後1時間足らずでボルキャンサーとのモチーフ重複が判明し、耳をハサミに見立てたウサギ型怪人「シラーンス」を大急ぎで新たにデザインするはめになった[24]。
- 名前の由来は、火山を意味する「volcano」とカニを意味する「cancer」から[10]。
- 召喚機
-
- シザースバイザー
- 左腕に装備されたハサミ状の武装型召喚機。接合部を開き、その中にカードを装填する。ハサミの部分は鋭い切れ味を持つ武器になっている。
- 所有カード・武器
-
- ストライクベント
-
- シザースピンチ
- ボルキャンサーの右腕のハサミを模した武器。右腕に装着して使用する。1000AP。敵を挟み込んで動きを封じることも可能。
- ガードベント
-
- シェルディフェンス
- ボルキャンサーの背の甲羅を模した盾。左手のシザースバイザーと合体する形で装備される。2000GP。ダイヤモンドに匹敵する硬度を誇り、いかなる衝撃も跳ね返す[25]。龍騎のドラグクローファイヤーには耐えたが、TVSP版での王蛇のベノクラッシュは防ぎきれなかった。
仮面ライダーゾルダ
- 身長:192cm
- 体重:110kg
- パンチ力:300AP
- キック力:300AP
- 走力:100mを7秒
- ジャンプ力:ひと跳び15m
北岡秀一が変身する仮面ライダー。基本カラーは緑。所有カードはほとんど銃火器類の召喚で、主に銃撃戦を得意とする。反面、龍騎、ナイト、王蛇などと比べて格闘能力はそれほど高くなく、接近戦では苦戦することが多い。初登場時はフェイスシールド奥のモノアイが赤く点滅し、側頭部のチェーンが回転するなどメカニカルな演出が行なわれていた。これは戦車をデザインモチーフとしているためである[7]。
最終回では北岡に代わって由良吾郎が変身し、自身が得意とする我流の格闘技を主体にしながら武器で射撃する戦法をとった。
デザインには、戦車のイメージが取り入れられている[27]。
名前の由来は、ドイツ語で兵士を意味する「soldat」から[10]。
ゾルダサバイブを登場させる構想もあったが実現しなかった[28]。
- 契約モンスター
-
- 鋼の巨人マグナギガ
-
- 身長:285cm
- 体重:510kg
- 握力(左腕):50t
- バッファロー型のモンスター。6000AP。牛の角が付いたロボットのような出で立ちをしている。全身重火器の塊であると同時に、防御力も高く龍騎に盾代わりにされたこともある。召喚時に咆哮を上げる以外は自ら動くようなことはせず、ゾルダの横に立っているだけというシーンも少なくなく、契約ミラーモンスターの中では唯一単独での戦闘シーンは描かれなかった。最期は王蛇のドゥームズデイを受けて消滅する。
- 初期の構想段階では本当に全身武器のロボットというコンセプトだったが、他のモンスターが動物モチーフとなったため、牛の要素が加えられた[29]。ただし前年度に放映された『百獣戦隊ガオレンジャー』との差別化のため、単なる牛ではなく牛骨をモチーフとしている[29]。
名前の由来は、大を意味する「magnu」と巨人を意味する「giga」から[10]。
- 召喚機
-
- 機召銃マグナバイザー
- 右腰に提げて携行するハンドガン状の武装型召喚機。連射数は秒間120発で、零距離で連射すればライダーも吹き飛ばせる。
- ゾルダのメインウェポンとして使用され、スライド部のスロットルレバーを引いた後、トリガー前部にあるマガジンスロット部にカードを装填する。
- 所有カード・武器
-
- シュートベント
-
- ギガランチャー
- マグナギガの両腕を合体させたような形状の長距離攻撃砲。2000AP。ゾルダの身長を上回る程の長さで、大型武装であるが故に移動力は落ちる。発射される高圧のエネルギー弾の威力は非常に高く、初期は強烈な反動から数メートル後退するという演出が行なわれていた。
- ギガキャノン
- マグナギガの両脚を模したエネルギー砲で、ゾルダの両肩に装着する形で装備される。3000AP。こちらは移動力を落とすことなく使用できる。
- ストライクベント
-
- ギガホーン
- マグナギガの頭部を模した格闘武器。銃口らしきものが付いているが、砲撃が可能かどうかは不明。2000AP。撮影用小道具自体は作られており、撮影会などでは披露されていたのだが、劇中では未使用。
- ガードベント
-
- ギガアーマー
- マグナギガの腹部を模した大型の盾。3000GP。防御のみならず、ギガランチャーと合体させて反動を吸収するストッパーとして用いられる。
- ギガテクター
- マグナギガの膝を模した装甲で、ゾルダの肩に装着する。1000GP。劇中未使用で、玩具ではカードの図柄も存在しているが、公式設定にはカードの存在自体が記述されていない。
- ファイナルベント
-
- エンドオブワールド
- マグナバイザーをマグナギガの背中に接続し、マグナギガの全身の武器で一斉射撃を行う。7000AP。広範囲の相手を攻撃できるが、番組後半ではトリガーを引くまでに生じる隙を突かれて不発に終わることが多かった。
仮面ライダーライア
- 身長:190cm
- 体重:92kg
- パンチ力:200AP
- キック力:300AP
- 走力:100mを5秒
- ジャンプ力:ひと跳び40m
手塚海之が変身する仮面ライダー。基本カラーはピンク。後頭部に弁髪状の触手「ライアエンド」があり、設定上は敵の拘束などに用いることも可能[30]。カードデッキは友人である斉藤雄一が士郎から渡されたものだったが、戦うことを拒んだ斉藤は士郎の眷属モンスターであるガルドサンダーによって殺されたため、戦いを止めるべく手塚が引き継いだ[注 5]。エビルウィップやコピーベントを用いたトリッキーな戦いを得意とする。劇中では苦戦している描写が多いが、初戦でナイトを追い詰めたり、ガルドサンダーと互角に渡り合うなど、実際の基礎戦闘力は高い。
手塚は神崎邸を訪れた際に士郎からサバイブ・疾風のカードを渡されたが、使うことなく蓮に譲ったため、ライアがサバイブ形態になることはなかった。後に「もしもこの時、手塚自身がサバイブ・疾風を使用していたら」という設定の「仮面ライダーライアサバイブ」が、本作のクリーチャーデザインを担当した篠原保によってデザインされ、雑誌『宇宙船』にCGイラストとして掲載された[31][32]。2008年には、このCGイラストを基にしたフィギュアがメガハウスより発売された[32]。
企画当初は13人の仮面ライダーすべてを登場させる予定はなく、ライアとガイは既に王蛇に倒されているとする案も存在していた[33][34]。
また初期案では、ガイとは役割が反対であり、後頭部の弁髪は中華風の悪役をイメージしている[23]。
名前の由来は、エイを意味する「raia」から[10]。
- 契約モンスター
- 召喚機
-
- エビルバイザー
- エイを模した装身具型召喚機で、左腕に装備する。カバーを上に押し上げてアドベントカードを装填する。小型の盾としても使用できる[35]。
- 所有カード・武器
-
- スイングベント
-
- エビルウィップ
- エビルダイバーの尾を模したムチ状の武器。2000AP。高圧電流を放つことができ、まともに打たれた者はショックで活動停止状態に陥る[36]。
- コピーベント
- 特殊カード。目の前にいるライダーの武器をコピーすることが可能で、作中では龍騎のドラグセイバーやドラグクロー、ナイトのウイングランサーをコピーした。
- ダブルドラグクローファイヤー
- 龍騎のドラグクローをコピーし、共同で使用した。
- ファイナルベント
-
- ハイドベノン
- エビルダイバーの背に乗り、波乗りのように敵に体当たりする。5000AP。
仮面ライダーガイ
- 身長:195cm
- 体重:100kg
- パンチ力:300AP
- キック力:300AP
- 走力:100mを5秒
- ジャンプ力:ひと跳び20m
芝浦淳が変身する仮面ライダー。西洋甲冑のような外観をしており、基本カラーは銀色。
特に上半身が強化されており、突進からのタックルを得意とする[37]。他にもコンファインベントによって戦局を撹乱することを好む。
ナイトには初戦で敗北寸前にまで追い込まれたが、第19話での再戦時にはナイトに戦いへの迷いが芽生えていたこともあって、龍騎が加勢に現れても互角以上に戦っていた。
デザインモチーフは、『人造人間キカイダー』に登場したグレイサイキング[38][39][23]。初期案ではライアとは役割が逆の善玉で、サイのイメージから優しく力強いキャラクターになるはずだった[23]。名前の由来は「鎧」の音読み[10]。
- 契約モンスター
- 召喚機
-
- メタルバイザー
- 左肩に装備されている装身具型召喚機で、カードを投げ入れるようにして装填する[注 6]。
- 所有カード・武器
-
- ストライクベント
-
- メタルホーン
- メタルゲラスの頭部を模した格闘武器。右腕に装備して用いる。2000AP。
- コンファインベント
- 他のライダーが発動したカードの効力を打ち消す特殊カード。複数枚所持している。
- ファイナルベント
-
- ヘビープレッシャー
- メタルホーンを装備した状態でメタルゲラスの肩に乗り、高速で突進して相手を粉砕する。5000AP。
仮面ライダー王蛇
- 身長:200cm
- 体重:98kg
- パンチ力:250AP
- キック力:400AP
- ジャンプ力:ひと跳び40m
- 走力:100mを5秒
浅倉威が変身する仮面ライダー。基本カラーは紫。カードの枚数は少ないが、龍騎に匹敵する程の戦闘スペックを誇り、浅倉の闘争心・凶暴性・攻撃的な性格が相まって他のライダーを圧倒する程の戦闘能力を発揮し、執拗に標的を襲撃する戦法を得意としている。
契約のカードを複数所有しており、これによってメタルゲラス・エビルダイバーと追加契約し、2体のライダーの武器・技をも会得した。さらにユナイトベントによって3体のモンスターを合体させ、ジェノサイダーを誕生させることも可能。しかし契約しているモンスターごとに餌を与えなければいけないため、契約を維持する上でのリスクも大きくなる。
デザインモチーフは『人造人間キカイダー』のハカイダーと、『仮面ライダー』のショッカー怪人・コブラ男[38][29]。
「王蛇」という名前は、『仮面ライダークウガ』のネーミング案であった「仮面ライダーオウジャ」から[10]。
王蛇サバイブを登場させる構想もあったが実現しなかった[28]。
- 契約モンスター
-
- ベノスネーカー
-
- 全長:6.25m
- 重量:190kg
- 最高移動速度:500km/h
- コブラ型モンスター。5000AP。浅倉と同様に凶暴な性格をしており、口から放つ強力な毒液・頭部両脇の刃を武器とする。浅倉に対しては非常に忠実で、空腹時に契約不成立とみなして喰らおうとするも「待て」の一言で大人しく引き下がった。
- デザインのモチーフにコブラが選ばれたのは、ドラグレッダーのモチーフが龍であり、その強敵であることで酷似したシルエットのモンスターにしたかったためと、ライダーの敵怪人のモチーフとしても有名であったため[41][29]。
- 名前の由来は、毒を意味する「veno」とヘビを意味する「snake」に「er」を付け加えたもの[10]。
- メタルゲラス
- 元はガイの契約モンスター。ガイの死後は王蛇を付け狙い、浅倉に似た男性を車ごと殺害した。その後契約モンスターとなる。
- エビルダイバー
- 元はライアの契約モンスター。ライアの死後は王蛇を付け狙い、龍騎・ナイト・ゾルダと戦う王蛇に湖から奇襲するが、メタルゲラスと同様に契約モンスターとなる。
- 獣帝ジェノサイダー
-
- 全長:5.3m
- 全高:3.1m
- 重量:490kg
- ユナイトベントによってベノスネーカー・メタルゲラス・エビルダイバーの3体が融合した、竜のような姿をしたキメラ型モンスター。7000AP。口から吐く光弾一発で複数のライダーをまとめて吹き飛ばすなど、AP相応の高い攻撃力を有する。
- 設定上はジェノサイダーのアドベントカードも存在しているが、常にユナイトベントによって呼び出されるため使用されなかった。劇場版ではリュウガの「ドラゴンライダーキック」で倒された。
- デザインモチーフの選定は難航し、胴体が熊で背後が蛾という案もあった[38]。また、劇中では王蛇の元からの契約モンスターだったベノスネーカーに残る2体が加わる形で誕生したが、デザインではまずジェノサイダーが先行して造られ、それから合体前のモンスターと契約したライアとガイが描かれるという逆順となっている[38]。
- 召喚機
-
- 牙召杖ベノバイザー
- コブラを模した杖状の武装型召喚機。先端のコブラの頭の部分にアドベントカードを装填する。打撃武器としても使用可能[42]。
- 所有カード・武器・技
- 下記以外にライアのエビルウィップ・ハイドベノン、ガイのメタルホーン・ヘビープレッシャーを使用。
- ソードベント
-
- ベノサーベル
- ベノスネーカーの尾を模したドリル状の剣。3000AP。「黄金の突撃剣」と称され、王蛇が最も好んで使用する。刀身には毒が仕込まれており、あらゆるものを粉砕する。ミラーワールドにおいて破壊できない物は存在しないため、敵の攻撃を無効化する防具としても活用される[43]。
- スチールベント
- 相手の装備を奪うカード。劇中未使用。
- ユナイトベント
- ベノスネーカー・メタルゲラス・エビルダイバーの3体を融合させてジェノサイダーを召喚する。
- ファイナルベント
-
- ベノクラッシュ
- 空中で宙返りを行い、ベノスネーカーが放つ毒液の勢いを乗せて連続蹴りを叩き込む。6000AP。
- ドゥームズデイ
- ユナイトベント発動時の必殺技。ジェノサイダーの腹部に小型のブラックホールを出現させ、相手をその中へと蹴り込んで消滅させる。8000AP。
仮面ライダータイガ
- 身長:197cm
- 体重:97kg
- パンチ力:250AP
- キック力:400AP
- 走力:100mを5秒
- ジャンプ力:ひと跳び45m
東條悟が変身する仮面ライダー。基本カラーは白銀と青。デストバイザーやデストクローを用いた白兵戦や、デストワイルダーとのコンビネーションによる奇襲で標的を仕留める戦法、さらに不意打ちや裏切りといった卑怯な手段を得意とする。しかし、自身も敵からの不意打ちに弱く、また手の内を見抜かれたり、戦いが少しでも長引くと追い詰められている。
変身ポーズは『仮面ライダーZX』をモチーフとしている[44]。他のライダーは変身の際には左手でカードデッキを持つが、悟のみ右手で持って変身する[注 7]。
デッキは3つ存在し、香川と仲村も所持している。劇中では語られないが、うち2つは香川がタイガのデッキを研究して作り上げたコピーであり、ミラーワールドを覗くことなどはできるが変身能力はないとされる[45]。
劇中への登場は遅いが「白虎の仮面ライダー」は番組の企画の初期から存在した案であり、「龍に対する虎」として正統派ヒーローのイメージでデザインされている[14]。フリーズベントを使用するため、白を基調としているが、同じ白を基調としたファムとの差別化を図るため、全身に爪による傷跡を表す青いラインを入れている[46]。また、マスク下部は虎の髭をイメージしている[46]。
名前の由来は、大きな牙を意味する「大牙」から[10]。
- 契約モンスター
- 召喚機
- 所有カード・武器
-
- ストライクベント
- フリーズベント
- 対象のモンスターを瞬間凍結させる特殊カード。1000AP。これによって相手のライダーのアドベントやファイナルベントを無効化する。
- リターンベント
- コンファインベントで打ち消された効果を再発動する特殊カード。設定上はタイガが所持するとされるが、劇中未使用。
- ファイナルベント
-
- クリスタルブレイク
- デストワイルダーが相手をタイガのいる方向へ引き摺り、タイガがデストクローを突き立て結晶爆発させる。6000AP。ゾルダや王蛇、オルタナティブ・ゼロ、オルタナティブなど多くのライダーに対して奇襲として用いられた技だが、ゾルダと王蛇には引き摺りの最中にデストワイルダーを攻撃して脱出されたこともあった。
- TVゲーム版ではデストワイルダーが相手を投げ飛ばしてタイガが決める技となっている。
仮面ライダーインペラー
- 身長:195cm
- 体重:94kg
- パンチ力:200AP
- キック力:400AP
- 走力:100mを5秒
- ジャンプ力:ひと跳び50m
佐野満が変身する仮面ライダー。基本カラーは茶色。全ライダー中最も優れたジャンプ力を活かし、ムエタイに似た足技を駆使して戦う。
契約したモンスターの眷属を従えた集団戦法を取る。しかしミラーワールドの鍵を握る存在である神埼優衣を狙った際にモンスターの制御ができなくなったことから、以後は他のライダーの力を当てにするようになり、自らの持ち味を失ってしまう[47]。
先行して制作されていたギガゼールをモチーフにデザインされた[22]。頭部にある2本の角は、名称案にあった「インプ(小悪魔)」からの着想[22]。同じ茶色を基調としているオーディンとの差別化を図るため、スエード調の質感や肩の毛を追加している[46]。
名前の由来は、皇帝を意味する「emperor」と、レイヨウの一種である「インパラ」から[10]。
- 契約モンスター
-
- ギガゼール
-
- 身長:243cm
- 体重:125kg
- ジャンプ力:ひと跳び50m以上
- レイヨウ型の二足歩行モンスター。4000AP。驚異的なジャンプ力を持つ発達した脚力によって高速移動し、両腕の高周波電磁カッターとドリル状の刃を持つ杖を武器としたヒット&アウェイ戦法を行う。また、四肢の電磁サークルから発する電気信号によってメガゼール・マガゼール・ネガゼール・オメガゼールなど他のレイヨウ型モンスターと意思疎通し、常に複数で行動する習性を持っている。これにより、同一群のレイヨウ型モンスターもインペラーの支配下に置かれることになる。
- インペラー登場以前の序盤にも野生のレイヨウ型個体が多数出現しており、龍騎やナイトたちに倒されている。『仮面ライダー龍騎 超全集(下巻)』ではこれまでライダーバトルに乱入した個体は全てインペラーに操られていたと明記されている[48]。
- 名前の由来は、大を意味する「giga」と、レイヨウの一種である「gazelle」から[10]。
- 召喚機
-
- ガゼルバイザー
- 右脚の脛に装備されている装身具型召喚機。膝を曲げることでスロットが解放され、カードを装填する。
- 所有カード・武器
-
- スピンベント
-
- ガゼルスタッブ
-
- 全長:1300mm
- 重量:7.5kg
- ギガゼールの頭部の角を模したドリル型の武器。右腕に装備する。2000AP。高周波を発しながら高速回転する2本の巨大なドリルは高い穿孔力を持ち、手甲部分で敵の攻撃を防ぐことも可能。
- ファイナルベント
-
- ドライブディバイダー
- 多数のレイヨウ型モンスターが一斉に攻撃した後、最後にインペラーが左足で飛び膝蹴りを決める。5000AP。TVゲームでは描写が異なる。
仮面ライダーベルデ
- 身長:193cm
- 体重:95kg
- パンチ力:230AP
- キック力:300AP
- 走力:100mを6秒
- ジャンプ力:ひと跳び25m
TVSPのみ登場。高見沢逸郎が変身する仮面ライダー。基本カラーは黄緑色。クリアーベントやコピーベント、バイオワインダーを駆使したトリッキーな奇襲戦法を得意とする。高見沢は北岡や芝浦など他のライダーたちを先導したり、コピーベントで化けて騙し討ちを図るなど卑劣なやり方で標的を潰そうとしていた。
「カメレオンの仮面ライダー」は、4月放映を予定したテレビスペシャル用に篠原保がデザインしていたが、その企画は実現しなかった[22]。実際に登場したベルデはプレックスが改めてデザインしている[14]。モチーフは同じ両生類系のライダーである『仮面ライダーアマゾン』と、ショッカー怪人・死神カメレオンの意匠が取り入れられている[46]。[14]。また、同じ緑色を基調としているゾルダとの差別化を図るため、黄緑を基調とした西洋甲冑をイメージしたデザインにカメレオンの舌をイメージした赤いラインを入れている[46]。
名前の由来は、スペイン語で「緑」を意味する"verde"から[10]。
- 契約モンスター
- 召喚機
-
- バイオバイザー
- 左の腿に装備されている、カメレオンの頭を模した装身具型召喚機。カメレオンの舌のようにカードキャッチャーを手元まで伸ばし、カードを装填する。
- 所有カード・武器
-
- ホールドベント
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- バイオワインダー
-
- 全長:12cm
- 重量:1kg
- バイオグリーザの目を模した小型のヨーヨー。左手に装備する。2000AP。離れた敵を捕縛することも可能。600mまで伸びることができ、時速200kmのスピードで対象に当て、手元に戻る。
- クリアーベント
- 自身のボディを透明化する特殊カード。
- コピーベント
- 相手の装備をコピーする特殊カード。ライアのものとは異なり、装備と同時にライダーの姿もコピー可能。作中ではナイトの姿をコピーしてライアを騙し討ちにした。
- ファイナルベント
-
- デスバニッシュ
- バイオグリーザがベルデの足に舌を巻き付けて振り子の要領で相手を捕え、パイルドライバーのように相手の頭を地面に激突させる。5000AP。ライアとナイトに致命傷を負わせている。
仮面ライダーオーディン
- 身長:205cm
- 体重:100kg
- パンチ力:350AP
- キック力:500AP
- ジャンプ力:ひと跳び50m
- 走力:100mを4秒
バトルに勝ち残ったライダーが最後に対戦する相手とされる仮面ライダー。基本カラーは金色。神崎士郎の分身ともいえる存在でもある。「13番目の仮面ライダー」を自称し、実体を持たない士郎に代わって戦う。士郎が選んだ適当な人間の代理人が変身している設定だが[49]、劇中では変身する場面は描かれていない[注 9]。また発する声は他のライダーと異なり、どの代理人が変身しても共通の物であり、エフェクトが掛かっている。普段はオーディンのカードデッキは士郎が所有している。
サバイブ・無限によって常時サバイブ状態になっており[注 10]、触れると爆発する金色の羽と共に瞬間移動するなどの他のライダーには無い特殊能力を備え、龍騎・ナイトのサバイブ形態をも全く寄せ付けないほどの戦闘能力を発揮する。ただし変身者が一定ではないため、戦闘経験の蓄積がないという欠点がある[51]。
名前の由来は、北欧神話の最高神である「オーディン」から[10]。
- 契約モンスター
- 召喚機
-
- ゴルトバイザー
- 錫杖状の武装型召喚機。カードを引くことで先端の鳥状の飾りの下の部分が自動的にスライドし、そこにカードを装填する。翼部分を観音開きのように展開すると3枚のサバイブカードを装填するスロットが出現するが劇中未使用。他のサバイブ形態のバイザーとは異なり、電子音声にエコーは掛からない。
- バイザーのスリットはサバイブのカードを象徴したデザイン[50]。
- 所有カード・武器・技
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- ソードベント
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- ゴルトセイバー
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- 全長:1050mm
- 重量:2.3kg
- ゴルトフェニックスの翼の一部を模した剣。4000AP。2本召喚可能で、それぞれ烈火・疾風の力を持つとされる。1本のみでナイトサバイブの「疾風断」を打ち破る程の力を誇る。
- ガードベント
-
- ゴルトシールド
- ゴルトフェニックスの背部・尾を模した大型の盾。4000GP。龍騎サバイブの「メテオバレット」を防ぎ、傷一つ付かない程の防御力を誇る。
- タイムベント
- 時間を巻き戻す力を持つ特殊カード。劇中では士郎が破損した優衣の絵を修復するために発動した。
- スチールベント
- 相手の装備を奪う特殊カード。龍騎サバイブに奪われたゴルトシールドを即座に奪い返した。
- ストレンジベント
- 龍騎サバイブの物と同様に何が起こるか分からない特殊カード。劇中未使用。
- ファイナルベント
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- エターナルカオス
- オーディンの必殺技。10000AP。劇中ではゴルトフェニックスを背中に合体させた以外の描写は見られず、技の全貌は明かされなかった[注 11]。TVゲームでは独自に描写されている。
- 日本国外でリメイクされた『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』では新撮されて全貌が描かれている。
疑似ライダー
オルタナティブ
- 身長:195cm
- 体重:98kg
- パンチ力:300AP
- キック力:450AP
- 走力:100mを4.5秒
- ジャンプ力:ひと跳び50m
香川英行が士郎の研究データと、タイガのカードデッキを元に作り出した疑似ライダー。仲村創が変身する。基本カラーはブルーグレー[11]。ライダーの物とは異なるデッキとカードを用いるが、理論は同一の物である。
ミラーワールドでの活動時間は8分25秒と短い。しかしスペックは高く、龍騎やナイトのサバイブ形態にも匹敵する。また、他のライダーにはないカードも持ち、カードバイザーの音声もライダーと違い女性声が発せられる。スラッシュダガーで力任せに斬りかかる戦法をとる。
もともとはコオロギ型モンスターとして篠原保が考えていたデザインだった[22][11]。
オルタナティブとは「代替品」を意味する英語である[10]。
仮面ライダーが存在していない世界にいる「バイクヒーロー」がデザインのイメージとなっており、モトクロスに使用されるプロテクターや革のツナギがデザインの意匠となっている[54]。
オルタナティブ・ゼロ
- 身長:190cm
- 体重:93kg
- パンチ力:300AP
- キック力:450AP
- 走力:100mを4.5秒
- ジャンプ力:ひと跳び50m
香川英行が変身する、オルタナティブのプロトタイプ。腕や胴の側面にプロトタイプを示すラインが入っているが、その他の外観や基本能力は完成型のオルタナティブと同じ。香川が相手の攻撃を全て記憶するため、同じ攻撃は二度と通用しない。
- 契約モンスター
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- サイコローグ
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- 身長:225cm
- 体重:125kg
- コオロギ型の二足歩行モンスター。6500AP。素早い動きと高い跳躍力を誇り、顔面の穴からミサイル弾を放つ。接近音は他のミラーモンスターと異なる。
- 『仮面ライダー龍騎超全集 下巻』ではオルタナティブ・ゼロの契約モンスターと記載されているが[55]、『テレビマガジン特別編集 仮面ライダー龍騎』では香川と仲村の両方と契約していたと記載している[56]。契約主亡き後は野良モンスターとなっていたが、龍騎の「ドラグクローファイヤー」とナイトの「飛翔斬」を受け倒される。
- 顔面にあるマスクは、「人工的な服従回路」をイメージしたものとなっており[11]、顔にある穴は名前のダジャレでサイコロから来ている[57][11]。
- サイコローダー
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- 全長:222cm
- 最高走行速度:時速680km
- ホイールベント時やファイナルベント時に変形するバイク形態。前屈みの姿勢で走るサイコローグが宙に浮かび、下部に伸ばした両腕の間に前輪・両足から後輪・胸部から生体エンジンの順に各パーツが出現し、最後に両足から後方へスラッシュダガーと同型のマフラーが伸長して変形完了する。
- デザインモチーフは『仮面ライダースーパー1』のブルーバージョン[11]。
- 召喚機
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- スラッシュバイザー
- 右腕に装着されているカードリーダー状の装身具型召喚機。スリット部分にカードのコードを通すことでそのカードの能力を使える。カードは使用後に消滅する。
- 所有カード・武器
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- ソードベント
-
- スラッシュダガー
- ソードベントによって召喚される、サイコローグの尾を模した大型剣。2000AP。超振動波を発して触れる物全てを粉砕する剣として用いるほか、青い炎状のエネルギー波を放って相手を攻撃する。
- アクセルベント
- 一時的に超加速して攻撃する特殊カード。2500AP。
- ホイールベント
- サイコローグをサイコローダーに変形させるカード。4500AP。劇中未使用(サイコローダー自体はファイナルベント発動時に登場)。
- ファイナルベント
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- デッドエンド
- サイコローダーに搭乗し、コマのように高速回転しながら相手に突撃する。オルタナティブ・ゼロは劇中でナイトサバイブの疾風断と相打ちになった。8000AP。オルタナティブは龍騎に対して発動しようとした寸前でタイガに殺害されたため未使用。
脚注
注釈
- ^ 玩具では「ナイトの武器を龍騎に装備させる」といったことも可能だが、プレックス(当時)の野中剛によれば「本当はそういった遊びを提案すべきなんですけど、テレビでは、各自が持っている武器を使うのが精一杯で」複数ライダーの武器を集結させるような展開とはならなかった[2]。また野中は「まぜこぜ装着みたいなことは今の子供はしない」とも語っている[2]。
- ^ 玩具の商品名で「ブランクフォーム」と表記されたことがある。
- ^ ガードベントに相当するカードは存在しない。ダークブレードの抜剣と同時にダークシールドも起動するので、カードの必要が無いためと考えられる[19]。
- ^ 玩具のアドベントカードにのみ存在。
- ^ 後に「もしも斉藤が戦う気になり、その場に現れたガルドサンダーと契約していたら」という設定の姿が、下記のライアサバイブと共に篠原によってデザインされた[31]。
- ^ スーツアクターの手がバイザーに届かないため。他の仮面ライダーはスーツアクター自らが召喚機にカードを挿入するが、ガイだけはスーツ着用者・ピアノ線を引っ張る係・体を支える係・カードを抜く係、と4名もの人手を要した[40]。
- ^ 仮面ライダータイガのスーツアクターである永瀬尚希は「諸先輩がすごすぎるから、あえて同じことをやりたくなくて」右手によるポーズを発案したと語っている[44]。
- ^ 読みは玩具の商品名より。本来「斧」の字に「き」という読みは無い(「よき」という読みはある)。
- ^ 最終話の台本には士郎がカードデッキを渡すため、ガード下でへたり込んでいる男に近づく場面も書かれていたが、放送ではカットされた[26]。
- ^ デザイナーの早瀬マサトは「オーディンは最強のライダーということで、実は最初からサバイブ体として登場しています。」と発言している[50]。また劇中には登場しない通常体について「サバイブ形態ではない通常体のオーディンというのもあるんでしょうね。」と発言している[50]。
- ^ この技の発動直後に地上波放送ではCMに入り、CMが明けると技を受けたナイトが力尽きていた。
出典
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- 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
- 「仮面ライダーシザース」『オフィシャルパーフェクトファイル』No.16、2015年2月3日、7 - 8頁。
- 「仮面ライダーインペラー」『オフィシャルパーフェクトファイル』No.26、2015年4月14日、1 - 2頁。
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