「特救指令ソルブレイン」の版間の差分
保護解除 |
|||
224行目: | 224行目: | ||
* ソルドーザー<ref name="超全集63"/>:[[菊地寿幸]] |
* ソルドーザー<ref name="超全集63"/>:[[菊地寿幸]] |
||
* ナイトファイヤー:{{要出典範囲|岩田時男|date=2015年11月}} |
* ナイトファイヤー:{{要出典範囲|岩田時男|date=2015年11月}} |
||
* ナイトファイヤー(アップ)<ref>[http://web.archive.org/web/20060720092858/http://www15.plala.or.jp/redmax/prof.html O.S FACTORY -前田浩 プロフィール-]([[インターネット |
* ナイトファイヤー(アップ)<ref>[http://web.archive.org/web/20060720092858/http://www15.plala.or.jp/redmax/prof.html O.S FACTORY -前田浩 プロフィール-]([[インターネットアーカイブ]]内)</ref><ref name="Actor">{{Cite web|date=2010-02-20|url=http://ameblo.jp/kamenrider-thefirst/entry-10463907998.html|title=『シールドの向こう側』 楽しかったな〜 ありがとう、お面達!|publisher=「hiroshiのブログ」([[前田浩]]公式ブログ)|accessdate=2011-05-05}}</ref>:[[前田浩]] |
||
* ナイトファイヤー(アクション)<ref name="Actor"/>:[[岡元次郎]] |
* ナイトファイヤー(アクション)<ref name="Actor"/>:[[岡元次郎]] |
||
2017年9月4日 (月) 15:39時点における版
メタルヒーローシリーズ | ||
通番 | 題名 | 放映期間 |
第9作 | 特警 ウインスペクター |
1990年2月 - 1991年1月 |
第10作 | 特救指令 ソルブレイン |
1991年1月 - 1992年1月 |
第11作 | 特捜 エクシードラフト |
1992年2月 - 1993年1月 |
特救指令ソルブレイン | |
---|---|
ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 杉村升 他 |
監督 | 蓑輪雅夫 他 |
出演者 |
中山幸一 森みつえ 宮内洋 井浦秀智 小野寺充 河合要 入江まゆこ 立川三貴 山下優 他 |
ナレーター | 桑原たけし |
オープニング |
「特救指令ソルブレイン」 歌:宮内タカユキ |
エンディング |
「愛に抱かれて」 歌:宮内タカユキ |
製作 | |
プロデューサー |
宇都宮恭三・梶淳(テレビ朝日) 堀長文(東映) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
音声形式 | モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1991年1月20日 - 1992年1月26日 |
放送時間 | 日曜 8時00分 - 8時30分 |
放送分 | 30分 |
回数 | 全53 |
特記事項: 『メタルヒーローシリーズ』 第10作 |
『特救指令ソルブレイン』(とっきゅうしれいソルブレイン)は、1991年(平成3年)1月20日から1992年(平成4年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に全53話が放送された、東映制作の特撮テレビ番組。「メタルヒーローシリーズ」の第10作にあたる。
概要
特徴
前年の『特警ウインスペクター』に次ぐ『レスキューポリスシリーズ』の第2作である本作品は、『ウインスペクター』の続編として制作された作品[1]。正木本部長が引き続き登場したり、中盤にて『ウインスペクター』のメンバーがゲスト出演するなどといった展開が見られ、後半からは『ウインスペクター』の主人公であった香川竜馬がセミレギュラーとして再登場した[1]。
設定面では前作の基本的な部分を踏襲しつつ、女性キャラクターを追加してのメンバーごとの役割の分化やよりリアル感のある強化スーツや装備のデザイン、大型救助母艦の導入など、新たな要素を導入していく試みがなされている[1]。演出面では、ソルドーザーのクローラー変形時のアニメーションにCGが導入されている[1]。
その一方でドラマ面は前作以上に刑事ドラマとしてのカラーが強まることとなり、「命だけでなく人の心も救う」と設定され[2][1]、戦闘よりも事件の捜査に割かれる時間が長い。犯人や被害者が死亡したり、また本来はごく普通の市民でありながら、悪人あるいは社会的事情によって追い詰められ止むに止まれず罪を犯して逮捕される[ep 1]など、悲劇的な結末を迎えるエピソードも多い。最終話ではハッピーエンドとは言い難い結末を迎え、本作品のドラマ性を象徴するものとなった[3][1]。
スタッフについて
脚本面では前作に引き続いて杉村升・高久進・宮下隼一、扇澤延男らが顔を揃えていることもあり、作劇上特撮ドラマというよりは刑事ドラマとしてのカラーが色濃いと言われる[誰によって?]。
演出陣では堀長文プロデューサーと長い付き合いの蓑輪雅夫がシリーズ初参加ながらパイロット監督を務め上げた。ただし蓑輪はその後スーパー戦隊シリーズに戻っている。前作から引き続き小西通雄・小笠原猛・三ツ村鐵治がメガホンをとった。当時のメタルヒーローシリーズ最多演出監督だった小笠原はこの作品を最後に翌年度からスーパー戦隊シリーズに移動したため当作品が最後の担当シリーズとなった。またベテランに混じり本作品では東映特撮演出陣の中心メンバーである石田秀範が当時まだ29歳の若さで監督デビューを果たしている。
音楽担当には瑞木薫を起用。東映の特撮テレビシリーズの劇伴作曲家としては初の女性作家の登板となった。
評価
視聴率は前作と比べると平均12.2%[4]と若干下がり、玩具販売においては前作比60%[5]と苦戦を余儀なくされ結果、ゲスト出演を経てのファイヤーのレギュラー化[6]、SS-I の活躍シーンの縮小等後半での変化をもたらすこととなった。
あらすじ
犯罪が高度化した時代。人の命と心を救うために、自らの青春を賭けて立ちあがった若者たちがいた。それが特装救急警察である!(オープニングナレーションより)
2000年、警視庁特別救急警察隊ウインスペクターはICPOの要請を受け海外にその活動の場を移した。ウインスペクター本部長・正木俊介は、かつての事件を教訓にし人の命を犯罪から救うだけでなく、犯罪者の心をも救うための新たなレスキューポリスを誕生させた。それが特装救急警察ソルブレイン(略称SRS)である。
登場人物
特装救急警察ソルブレイン
西尾 大樹 () / ソルブレイバー- 行動隊部の隊長で、警視正の24歳、血液型はB型[ep 2]。アメリカへの留学中に FBI で訓練を受けた[注釈 1]。ソリッドスーツ(ヘビータイプ)をプラスアップし、凶悪犯罪者や困難な災害現場に挑む。
- 頭脳明晰、スポーツ万能、そして強い正義感と優しい心を兼ね備えているが[注釈 2]、心無い人間に対しては熱くなる一面もある。冷徹になり切れない性格は刑事としての欠点とも言えるが、正木本部長からは高く買われているようである。
樋口 玲子 () / ソルジャンヌ- 行動隊部の隊員で、警視の22歳。通常は刑事として情報収集を行っているが、医師としての技術も備えており、ソリッドスーツ(ライトタイプ)をプラスアップして災害現場での負傷者の応急処置などに活躍する。優しい性格だが、ピンチに対しても諦めない頑張り屋。
- レスキューポリスシリーズ三部作中で唯一の女性のスーツ装着者である。
- ソルドーザー
- 身長:2.19m / 重量:2000kg / 走力:1.5 - 2km/h / 出力:3800馬力
- バリアブル・レスキュードロイド(ロボット)ながら警部の階級を持つ。ブレイバーらのソリッドスーツ以上の厚い装甲を持ち、大規模災害での救助活動に活躍する。消火ノズル、強力ライト、ウインチを装備。右手にドリルアームを、左手に大型のハサミ「アークウエルダー」を装着可能。
- さらに地上走行形態ドーザークローラー(全長:1800mm / 全高:910mm / 全幅:1010mm / 最高走行速度:110km/h)にも変形が可能である。耐熱温度は4000℃、耐寒温度は-270℃。クローラーのドリルとバケットは、ダイヤモンドの5倍の硬度を誇るジルコナイト56製。
- 人間と変わらない感情を有するためか、初めのうちは変形に対し拒絶反応を示したが、正木に「変形しても心まで変わるわけではない」と諭され、変形に自信を持った[ep 3]。
- ドーザークローラーに変形するシーンでは、フルCGが使われた。
増田 純 ()- 行動隊部の隊員で、警部補の22歳。捜査面のサポートを任務としており、ソリッドスーツは与えられていないが災害発生時には現場に急行し避難民の誘導を行う。正義感に熱いものの、少々慌て者な面もある。
戸川 亀吉 ()- 技術開発部員で警部の25歳。愛称は亀さん。明朗な性格のメカニック担当で、ソルドーザーとは大の仲良し。
- 初期のオープニングでは「戸田亀吉」と誤って表記されていた。本作のコメディーリリーフ的存在。
矢沢 武 ()- 母艦部のキャプテンで警視正の27歳。警察大学では大樹の先輩で、兄弟のような間柄。SS-I オペレーターチームを率い、SS-I の操縦を担当する。
相川 みどり ()- 情報担当官で警視。スーパーコンピュータークロス8000を使った情報収集の連絡を主な任務とする。初期のみの登場。
正木 俊介 ()- 本部長で、警視監[注釈 3]の42歳。ウインスペクターの頃から更に現場主義の一面が強調されている。
ソルブレインの関係者
香川 竜馬 () / ファイヤー→ナイトファイヤー- ウインスペクターの隊長。24歳。メサイヤを追ってバイクル、ウォルターと共に帰国。
鶴岡 則夫 ()- 35歳。大樹達のよく行く自転車店の店主。ツール・ド・フランスに出場した経験を持つ名選手で、現役引退後はロードレースのコーチとしても実績を残している。
- 熱血で男気があり、青葉台サイクルロードの地上げ事件[ep 4]では、かつての愛弟子の名誉と自らの正義感の間で苦悩しつつも、犯罪組織に立ち向かった。
- 妻とは死別しており、息子に10歳になる
浩 ()がいる。
犯罪者
高岡 隆一 ()- 第34話・第35話・第40話・第43話・第51話 - 最終話に登場。悪の天才科学者で27歳。高岡とは養子に出されてからの名で、旧姓は水谷。
- パリ大学で研究職に就いていたが金属生命体Og9を開発した生物学教授のシャルル・ベルモン博士を殺害し、これを奪取。Og9を施した本間を伴って日本に舞い戻る。目的のためには手段を選ばない非情な男であり、自らの身体をコンピューターに直結させることでレーザーマシンガン、静電気放出装置、パーソナルバリア、記憶複写装置、立体映像といった人知を越えた驚異的な発明を次々と生み出し、さらには憎しみを増幅させるプログラムによって自らの内に眠る憎悪を強制的に引き上げていた。
- 初登場時は、両親が経営する会社を裏切り、両親を自殺へと追いやった元社員の中田への復讐を画策し、中田の息子である光夫を誘拐し復讐しようとするもソルブレインによって阻止される。中田への復讐を断念して以降は、目的をソルブレイン打倒に変更、ソルブレインが掲げる「人の命と犯罪者の心を救う」という使命を完全否定するために手の込んだ策略を持ってソルブレインに挑戦、純真な少年を催眠術で操った警官のパトカーで轢殺するなどメンバーらを心身共に追い詰めていき、終盤にかけてソルブレインの宿敵となっていく。
- 終盤では、自身と同じく父親を子供の頃に殺され母親が心を病んだ青年・佐藤に、入院している母親の治療費を宛がうことで父親を殺した仲井とその家族に復讐をさせようとするも、佐藤に裏切られ負傷する。高岡の罠に掛かり、身動きが取れなくなったソルブレイバーらを救出するため、正木が同乗したSS-I が高岡のアジトである廃工場へ強行突入した直後に、覚悟を決めて服毒する。ソルブレイバー、ナイトファイヤー、正木の3人に追い詰められ、最期は自らの身体と直結させていたコンピューターを正木が放った銃弾によって破壊され、自らの憎しみが消えることを恐れ自爆して果てる。数多くの犯罪者の心を救いながらも高岡の心だけは最後まで救えなかったことで、ある意味ではソルブレインの敗北とも言える結末となった。
- 次作『特捜エクシードラフト』・第47話の回想シーンで、最終回の本作の映像が流用されている。
- 高岡の持つ懐中時計から流れるオルゴールの音色はエドヴァルド・グリーグの『ペール・ギュント』組曲2番「ソルヴェイグの歌」である。
メカニック一覧
ソリッドスーツ
クラステクターを元に新たに開発されたレスキュー活動用の強化装甲スーツ。あらゆる災害現場での活動が可能で敵のいかなる攻撃も防御することができ、その性能はクラステクターを遥かに凌ぐ。ソリッドスーツはソルギャロップやソルドレッカーの車内で装着され、この過程をプラスアップと呼ぶ。犯人逮捕や現場確保(障害物破壊、消火活動など)に特化したヘビータイプと被災者救助に特化したライトタイプが存在する。活動時間は30分とクラステクターより遥かに長くなった。
- ソルブレイバー
-
- 身長:195㎝ / 体重:120㎏
- 西尾大樹がソリッドスーツ(ヘビータイプ)を装着した姿。鉄の15倍の強度で密度は5分の1である強化アラミド繊維製の布に、電磁波・放射能シールド材と衝撃吸収材を積層、さらに繊維強化サーメットチタニウム合金の外殻で覆った複合装甲。耐熱性は4200℃、耐冷性は-270度、耐圧性は1平方cmあたり6.5トン。パワーは大樹の35~50倍で、15秒間だけ150倍のフルパワーが出せる。ジャンプ力は50m、フルパワー時の走行速度は秒速40m。
- 胸部には探査装置「ウィザードサーチャー」が装備されており、使用時にゴーグル部分へと展開する。テスト用のプロトスーツも存在し、こちらはブレイバー以上の性能を持つが活動時間は2分短く、しかも装着者への負担が大き過ぎることから不採用となった[ep 5]。前作のクラステクターとこの失敗による反省からか、酸素濃度を高めることで肉体への負担を軽減し、装着時間を延ばす「レスピレーター」がマスク部に内蔵されている。クラステクター同様ヘルメットのロックを解除するとスーツの機能が停止する。
- マスクのデザインはパーツ数が多く、当時のヒーローとしては挑戦的なものであった[8]。東映プロデューサーの堀長文は初見で驚いたといい、バンダイで玩具開発を担当していた野中剛も当時物議を醸したことを証言している[8]。アクション監督の山岡淳二はこのデザインを気に入っており、将来の救助装備として存在しうるものと評価していた[8]。
- ソルジャンヌ
-
- 身長:180㎝ / 体重:60㎏
- 樋口玲子がソリッドスーツ(ライトタイプ)を装着した姿。おもな任務は、事件・事故発生時の怪我人の救護。僅かではあるが格闘を行ったシーンも存在する。
- スーツの装着
- ソルドレッカーの車内において装着システムを起動させることにより行われる。着身コード「プラス・アップ」の発声と同時に装着システムを起動させると、ベーススーツとプロテクターが電送によって装着される。その後、ヘルメットの装着と同時に開閉式のゴーグルが閉じ、すべての装着が完了する。装着の所要時間は約5秒。
- 装備・性能
- 右腰に装着されたホルスターに、メディカルスキャナーなどの救護・治療メカを装備している。メディカルスキャナーの計測データは、胸部のプロテクターに内蔵されたコンピュータを通じてヘルメットに電送され、開閉式のゴーグル(バイザー)に表示される。
- 通常は、顔面の上部のみをゴーグルで覆った状態で任務にあたるが、有毒ガスが充満している場所などで活動する場合は、顔面の下部にレスピレーターの内蔵されたフェイスガードを装着する。フェイスガードは、装着時以外は胸部プロテクターの前部に装備している。
- ソルブレイバー(ソリッドスーツ・ヘビータイプ)ほどの機構は装備されていないが、装着者の力を約2.5 - 3倍に高め、最大15mジャンプできる能力が備わり、走行時の速度はオリンピック選手に匹敵する。スーツの総重量は約10kgだが、簡略化されたメカノケミカル・アクチュエーターが内蔵されており、スーツ装着者の身体的負担が軽減されている。耐熱温度:1800℃、耐冷温度:-150℃、耐圧性能:5t/cm2。
- スーツの特徴
- ヘルメットの装着にゴーグルとフェイスガードを併用することで頭部の全体を覆うことができ、ヘルメット内の気密が確保される。同時に、ライトタイプのすべてのパーツを装着した状態となり、スーツの装着後に唯一露出していた顔面の下部を覆うことで安全性とプロテクターとしての機能性を向上させ、ソルジャンヌとしての玲子の任務・行動に大きく貢献している。実際、玲子は、短時間しかスーツを装着しない小規模の出動時にも万全なスーツの装着を心がけていた。そのため、本編でも、任務遂行中にフェイスガードを装着しなかったシーンは存在しない。
- ヘルメットは、上頭部や後頭部のみならず顔の側面から顎前部にかけての輪郭と顎下部を覆うように装着される。これにより、任務遂行中の外圧などによる不意な着脱を防ぐと同時に、頸部の装甲までの間に隙間が生じることを防ぎ、プロテクターとしての性能と信頼性を確保している。また、美しい長髪の持ち主である玲子が装着することを前提に設計されており、任務遂行中の毛髪の損傷を防ぐため、後部が若干膨らんだ形状になっている。玲子の毛髪は、スーツの装着と同時にすべてヘルメットの後部に収納し保護される。
- スーツの着脱
- スーツの装着を解除する際は着脱装置にかかる必要がある[ep 6]が、ゴーグルを開く場合とヘルメットの着脱に限り装着者である玲子の意志により行うことができ[ep 7]、事故などによるスーツの機能停止時は、第三者によるヘルメットの着脱もできる(第40話)。ただし、ヘルメットを着脱した場合は再度の装着はできないため、着脱装置によってスーツ全体を着脱後、再度「プラス・アップ」を行う必要がある。
- スーツ装着時の呼称
-
- ソリッドスーツ(ライトタイプ)を装着して任務を遂行中、他隊員などからの玲子の呼称は、基本的に「ソルジャンヌ」または「ジャンヌ」である。ただし、スーツ全体は着脱せず、ヘルメットのバイザーとフェイスガードを着脱した場合やヘルメット全体を着脱した場合は、スーツの性能維持に制限がありスーツ全体を着脱したものとみなされ、「玲子さん」または「玲子」と呼称されている。
- ナイトファイヤー
-
- 身長:197㎝ / 体重:118㎏
- 香川竜馬がソリッドスーツ(ヘビータイプ)を装着した姿。インターポールがソルブレイン本部からの技術提供を受けて開発した、ブレイバーとほぼ同等の性能を誇る新型ソリッドスーツ。
- 首から下の装甲は黒を基調としたブレイバーの色違いであるが、頭部は新造のものである。
装備
- ソルインジケーター
- ソリッドスーツ内に収められている特殊警察手帳。手錠カフスロックを内蔵している。通信機としても使用される。
ケルベロスΔ ()- ブレイバーとナイトファイヤーが持つ可変式装備。光線銃として使える「ショットモード」と、柄の上下に刃が伸びた剣状の「スラッシュモード」の2種類の形態を持つ。名前のΔはショットモード時の形状(三角形)から。
- デザインを担当した野中剛は、銃としてではなく未来のレスキューツールとしてデザインしたと述べている[9]。
- ボスワインダー
- 特殊カーボンファイバー製ロープや特殊弾(救命パック弾、バリウム弾、磁性体弾、中和弾、高速炸裂弾)を射出するツール。使用時は右腕に装着する。
- O2パック
- 背中に背負う酸素ボンベ。
- メディカルパック
- ジャンヌの使用する応急ツール。脈や血圧等を測る他、消火ガス・消火ビームを発射可能なメディカルスキャナー、ピストル型注射器のハイポガン、小型薬瓶のセット。ジャンヌの右腰に装着されたホルスターに装備されている。
- スタンバトン
- ジャンヌの使用する特殊警棒。劇中で使用されたのは、第38話のみ。
- ギガストリーマー
- ウインスペクターのファイヤーが使用していた最強のレスキューツール。機能についてはこちらを参照。
- 第21話で登場し、オーバーホールのためにソルブレイン本部に送られ、最終テストはブレイバーが行った。その際、ブレイバーはテスト中に反動が20Gを超え、25Gもの反動を受けて、吹き飛ばされてしまったほど。ギガストリーマーが登場した21話で「ファイヤーはマスターするのに2日かかり、隊長は1日だった」と言われた。
- メサイヤ事件後はブレイバーに受け継がれ、ソルブレイン仕様となる。ソルブレイン仕様はウインスペクターの略称である「WSP」の文字の部分がソルブレインの略称である「SRS」に変更され、マキシムモードはマックスキャリバーのジョイント無しで使用可能となった。第29話では、一条アキラの手によって1/2程度にダウンサイジングされた複製ギガストリーマーの試作品が製造された。パイルトルネード登場以降は使用されなくなった。
- パイルトルネード
- ブレイバーとナイトファイヤーが使用するソルブレイン最強のレスキューツールで上下にピストン運動式の二門銃口を備えた大型銃火器。その性能はギガストリーマー以上で、3つのモードを有する。第34話でナイトファイヤーが所持して持ってきた。第35話からブレイバーも使用している。その際ブレイバーが「全長700mm、全重量28kg」と言っていた。
- スーパーディスチャージャー
- 消火用ビームを射出する。第35話では「モード1」と言われ、性能実験を行なっていた。
- コーキングパンチャー
- ゲル状の粘着弾、化学接着剤、特殊フリージング弾を放つ。劇中では主に、逃走しようとする犯人の足止めに使用された。第35話では「モード2」と言われ、性能実験を行なっていた。
- トルネードバースト
- ケルベロスΔをセットすることで放つことが出来る、プラズマエネルギー光球を毎秒40発発射する必殺技。威力はギガストリーマーマキシムモードの3倍であり、2人同時に放つと4倍となる。また、燃料入りドラム缶などの可燃物を「破壊せずに吹き飛ばして排除する」といった器用なことも出来る。第35話では「そしてモード3。パイルトルネードの最強の武器だ」と明言している。
メカニック
- ソルギャロップ
- 全長:3000mm / 全幅:1640mm / 全高:1475mm / 総重量:1550kg / 最高巡航速度:600km/h / 瞬時最高速度:780km/h
- ブレイバーが乗る青いスーパーパトカー。水素燃料を用いた高性能ハイドロ・タービンエンジンを1基搭載し、摂氏4000℃の耐熱力を持つ。
- ブレイバーにブラスアップ後は変形し、ボンネットからフロントガラスを黒いフードに、そしてリヤタイヤも覆うようになる。劇中では変形シーンが描かれない。
- ドアはガルウィング。
- ベース車輌はトヨタ・セラ[10]。撮影用車輌は変形前後で共用となっており、変形後の前面は1枚成形のアクリル板を装着している[10]。このアクリル板はお面工場の真空成形機を用いて制作されたが、お面と違い厚みがあったため制作時に成形機が故障してしまったという[10]。
- 当時発売された玩具は、変形後のものが採用された(ソルドレッカーも同様)。バンダイの担当者であった野中剛は、変形を再現した玩具を発売できなかったのが心残りであると述べている[11]。
- ソルドレッカー
- ジャンヌ、ドーザーが乗る黄色いレスキューカー。最高巡航速度は時速300キロ、瞬時最高時速は420キロ。ソルギャロップと同様に摂氏4000℃の耐熱力を備え、8.5トンの圧力でも壊れない頑丈さを誇る。ドーザーは後部の荷台に積み込まれる状態で乗る。一度だけ、ソルブレイバーも運転したことがある[ep 8]。
- ベース車輌は初代トヨタ・エスティマ[10]。
- ナイトカスタム
- ナイトファイヤーが乗る赤いスーパーパトカー。最高時速290キロ。
- ベースはマツダ・RX-7(FC3S)。[要出典]
- ソリッドステイツI
- 全長:30m / 総重量:12000t / 最高走行速度:80km/h / 最高飛行速度:980km/h
- 高性能ハイドロ・タービンエンジンを2基搭載した超大型救助母艦で、通称
SS-I ()。格納庫であるソリッドハンガーからわずか1分で発進し、地上走行と飛行が可能。ケミカルディスチャージャーや投下式消火弾を用いた大規模火災の消火を始め、人命救助やほかのレスキューカーの運搬で活躍する。上部ラダーの内部がマシンの通路となっており、ラダーを下ろして滑り台のような状態にしてソルギャロップを発進させる[注釈 4]。ソルドレッカーは機体右側面のハッチを引き出しのようにスライドさせて発進させる。また、オートコントロール機能による自動操縦も可能。 - 第25話で、基地から事件の現場になる岩手のコンビナートまでの移動時間が30分と言うことで、同乗した博士を驚かせていた。
- ミニチュアは、ABS樹脂製の大型モデルと玩具の木型から製作したキャスト製の2種類が存在する[12]。主にアップシーンでは前者、ソリッドハンガー内のシーンでは後者が用いられた[12]。
- 3代目ウインスコード(正式名称不明)[独自研究?]
- メサイヤ事件において、ファイヤーが使用した自動車。外見は一般の乗用車と変わらないが、以前のウインスコード同様に、竜馬がファイヤーに着化するための機能が搭載されている。
- ベースは8代目キャデラック・エルドラド。[要出典]
- 正木用覆面パトカー
- 正木が使用する覆面パトカー。
- 初期は前作ウインスペクターに引き続き5代目ルーチェ後期型だったが、中盤からマツダ・ペルソナに変更された。[要出典]
- SS-I隊専用ワゴン
- SS-I隊が乗るトヨタ・ハイエース。[要出典]
- ヘリコプター
- 正木本部長専用。オープニングに度々登場する。
キャスト
※各話のゲストについては放映リストを参照。
- 西尾大樹 / ソルブレイバー:中山幸一
- 樋口玲子 / ソルジャンヌ:森みつえ
- 正木俊介:宮内洋
- 増田純:井浦秀智
- 戸川亀吉:小野寺充
- 矢沢武:河合要
- 相川みどり:入江まゆこ
- 鶴岡則夫:立川三貴
- 香川竜馬 / ファイヤー→ナイトファイヤー:山下優
- S.S.-I乗組員:的場耕二、石田武司、岩田時男、高橋恵美子、今井喜美子
- ソルドーザー(声):加藤精三
- クロス8000(声)、高岡隆一:寺杣昌紀
- ナレーター:桑原たけし
スーツアクター
- ソルブレイバー:横山一敏[13]、岩田時男[13]
- ソルジャンヌ[13]:高橋恵美子
- ソルドーザー[13]:菊地寿幸
- ナイトファイヤー:岩田時男[要出典]
- ナイトファイヤー(アップ)[14][15]:前田浩
- ナイトファイヤー(アクション)[15]:岡元次郎
スタッフ
- プロデューサー:宇都宮恭三・梶淳(テレビ朝日)、堀長文(東映)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、たのしい幼稚園、てれびくん、テレビランド
- 脚本:杉村升、増田貴彦、扇澤延男、鷺山京子、山田隆司、宮下隼一、高久進、鈴木康之、浅附明子、石山真弓
- 監督:蓑輪雅夫、小西通雄、小笠原猛、三ツ村鐵治、新井清、石田秀範
- アクション監督:山岡淳二、村上潤
- 特撮監督:矢島信男
- 音楽:瑞木薫
- 撮影:瀬尾脩、小泉貴一
- 照明:吉岡伝吉
- 美術:宮国登
- 録音:太田克己
- 編集:菅野順吉
- 選曲:金成謙二
- 効果:大泉音映
- 操演:羽鳥博幸
- 計測:小泉貴一、岡部正治、臼木敏博
- 記録:深沢いづみ
- 造型:前澤範
- キャラクターデザイン:篠原保
- 助監督:石田秀範、谷口昌史、中川洋次
- 進行主任:東正信
- 製作担当:沼尾和典
- 製作管理:須田啓一、服部馨代
- 企画協力:企画者104
- 装置:東映美術センター、紀和美建
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳
- キャラクター製作:レインボー造型企画
- 装飾:大晃商会
- 合成:映画工房
- 現像:東映化学
- カースタント:タケシレーシング
- 車輌協力:MAZDA、スズキ株式会社、鶴岡レーシング
- CG制作:バンプレスト、スタジオ・デュース
- 特撮研究所
- 制作:テレビ朝日、東映、ASATSU
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
- 「愛に抱かれて」
- 作詞:大津あきら / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ / コーラス:森の木児童合唱団
- 挿入歌
-
- 「レスキューアクション 心を救え!」
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:根岸孝旨 / 歌:沢崎靖英
- 第16、25、36話にてインストゥルメンタル版が使用された。
- 「ファイティング・ソルマシン」(第31、33、36話)
- 作詞:杉村升 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:大堀薫 / 歌:宮内タカユキ
- 第41話にてインストゥルメンタル版が使用された。
- 「母艦ソリッドステイツ-1」(第25、51話)
- 作詞:鷺山京子 / 作曲・編曲:大堀薫 / 歌:宮内タカユキ
- 第15、22、24、30、34、35、最終話にてインストゥルメンタル版が使用された。
- 「プラス・アップ!」(第34話)
- 作詞:秋谷銀四郎 / 作曲:工藤崇 / 編曲:大堀薫 / 歌:古怒田健志
- 第22話にてインストゥルメンタル版が使用された。
- 「明日への絆」(第42、51話)
- 作詞:大津あきら / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:大堀薫 / 歌:宮内タカユキ
- 第16、24、34、35、37、41話にてインストゥルメンタル版が使用された。
- 「ハートはダイヤモンド」
- 作詞:大津あきら / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:根岸孝旨 / 歌:沢崎靖英
- 「心に冒険を」(第18、51話)
- 作詞:大津あきら / 作曲:信田かずお / 編曲:百石元 / 歌:宮内タカユキ
- 第27、35、44話にてインストゥルメンタル版が使用された。
- 「出動!ソルブレイン」(第16、34話)
- 作詞:秋谷銀四郎 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:百石元 / 歌:宮内タカユキ
- 「前へ出ろ!」
- 作詞:榊原マサオ / 作曲:吉実明宏 / 編曲:岡田正浩 / 歌:宮内タカユキ
- 第40話にてインストゥルメンタル版が使用された。
- 「傷ついた地球のために〜生命のメカ・パイルトルネード〜」
- 作詞:田久保真見 / 作曲:鴨井学 / 編曲:有澤孝紀 / 歌:沢崎靖英
- 「君もソルブレイン」
- 作詞:平出よしかつ / 作曲:瑞木薫 / 編曲:岡田正浩 / 歌:宮内タカユキ
- 「忘れるな君も」
- 作詞:ひりき徹 / 作曲:高垣薫 / 編曲:有澤孝紀 / 歌:古怒田健志
- 挿入歌(前作からの流用)
-
- 「夢もひとつの仲間たち」(第21話)
- 「レッツゴー!ファイヤースコード」(第21話)
- 「ジャスト・ギガストリーマー」(第21話)
- 「炎は未来へ」(第21話)
- 「太陽の勇者ファイヤー」
- 第35話にてインストゥルメンタル版が使用された。
放映リスト
- 1991年11月3日は駅伝のため休止。
放送日 | 話数 | サブタイトル | ゲスト登場人物、使用メカなど | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|
1991年 1月20日 |
1 | 東京上空SOS | 杉村升 | 蓑輪雅夫 | |
1月27日 | 2 | 爆襲エスパー姉妹 | |||
2月3日 | 3 | 父は天使か怪物か | 小西通雄 | ||
2月10日 | 4 | 夢のゲームソフト | |||
2月17日 | 5 | 怪人がくれた勇気 | 増田貴彦 | 小笠原猛 | |
2月24日 | 6 | バクダンと落語家 | 扇澤延男 | ||
3月3日 | 7 | 人間再生マシーン | 鷺山京子 | 三ツ村鐵治 | |
3月10日 | 8 | 消えた強化スーツ | 山田隆司 | ||
3月17日 | 9 | 父と娘の赤い絆 | 宮下隼一 | 小西通雄 | |
3月24日 | 10 | わしら純情放火団 | 扇澤延男 | ||
3月31日 | 11 | 愛と復讐の挽歌 | 増田貴彦 | 小笠原猛 | |
4月7日 | 12 | 誕生! 新ドーザー | 杉村升 | ||
4月14日 | 13 | 殺人プレイバック | 新井清 | ||
4月21日 | 14 | 愛を呼ぶ銃弾 | 山田隆司 | ||
4月28日 | 15 | 人形は平和の使者 |
|
高久進 | 小西通雄 |
5月5日 | 16 | 母艦S.S.-I消失 | 杉村升 | ||
5月12日 | 17 | 手錠のままの脱走 | 宮下隼一 | 小笠原猛 | |
5月19日 | 18 | 明日へ走る自転車 | 鷺山京子 | ||
5月26日 | 19 | 亀ちゃんと探偵娘 | 扇澤延男 | 石田秀範 | |
6月2日 | 20 | 涙の手錠を打て! | 山田隆司 | ||
6月9日 | 21 | 帰って来たWSP(PART-I) | 杉村升 | 三ツ村鐵治 | |
6月16日 | 22 | 非情のファイヤー(PART-II) | |||
6月23日 | 23 | 竜馬から大樹へ! (PART-III) | |||
6月30日 | 24 | オオタカを救え! | 高久進 | 小西通雄 | |
7月7日 | 25 | 巨大母艦応答せよ |
|
杉村升 | 小笠原猛 |
7月14日 | 26 | 罠をしかけた刑事 | 扇澤延男 | 小西通雄 | |
7月21日 | 27 | お話し植物の秘密 | 鷺山京子 | 小笠原猛 | |
7月28日 | 28 | 急げ! 命の母艦 |
|
杉村升 | 三ツ村鐵治 |
8月4日 | 29 | 子供帝国の反乱 | 山田隆司 | ||
8月11日 | 30 | 神様はつらいよ | 扇澤延男 | 小西通雄 | |
8月18日 | 31 | 彼女は夢の未来車 | |||
8月25日 | 32 | 警官殺人を追え! | 高久進 | 小笠原猛 | |
9月1日 | 33 | 勇者が涙を流す時 | 宮下隼一 | ||
9月8日 | 34 | 新英雄九州へ! I | 杉村升 | 小西通雄 | |
9月15日 | 35 | 新英雄九州へ! II | |||
9月22日 | 36 | 誘拐犯は隊長! |
|
三ツ村鐵治 | |
9月29日 | 37 | 哀しいヒットマン | 宮下隼一 | ||
10月6日 | 38 | 死をささやく悪霊 | 高久進 | 小笠原猛 | |
10月13日 | 39 | 夢を届けた宇宙人 | 鷺山京子 | ||
10月20日 | 40 | 英雄に罠をかけろ |
|
杉村升 | 三ツ村鐵治 |
10月27日 | 41 | 激突! 高速マシン | 増田貴彦 | ||
11月10日 | 42 | グラブに誓う復讐 | 宮下隼一 鈴木康之 |
小西通雄 | |
11月17日 | 43 | 二つの顔を持つ女 | 杉村升 | ||
11月24日 | 44 | コソ泥と老博士 | 扇澤延男 | 小笠原猛 | |
12月1日 | 45 | 標的は小さな証人 | 宮下隼一 鈴木康之 | ||
12月8日 | 46 | 天才瞬間製造器 | 杉村升 | 三ツ村鐵治 | |
12月15日 | 47 | 脱線! 占い捜査隊 | 扇澤延男 | ||
12月22日 | 48 | 今日もいないパパ | 鷺山京子 | 小西通雄 | |
12月29日 | 49 | 大好き! 悪い子 | 杉村升 浅附明子 | ||
1992年 1月5日 |
50 | 希望を生んだ魔犬 | 石山真弓 宮下隼一 |
小笠原猛 | |
1月12日 | 51 | 特救・解散命令! | 杉村升 | ||
1月19日 | 52 | 特救・爆破命令! |
|
小西通雄 | |
1月26日 | 53 | また逢う日まで |
|
視聴率
- 平均視聴率:12.2%(メタルヒーローシリーズ歴代5位)
- 最高視聴率:16.1%(メタルヒーローシリーズ歴代6位)
ビデオリサーチ調べ、関東地区
主な放映ネット局
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | ||
青森県 | 青森放送 | 日本テレビ系列 | 1991年9月まで[注釈 6] |
青森朝日放送 | テレビ朝日系列 | 1991年10月開局から | |
岩手県 | 岩手放送 | TBS系列 | |
宮城県 | 東日本放送 | テレビ朝日系列 | |
秋田県 | 秋田放送 | 日本テレビ系列 | |
山形県 | 山形放送 | ||
福島県 | 福島放送 | テレビ朝日系列 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | ||
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 | 1991年3月まで |
長野朝日放送 | テレビ朝日系列 | 1991年4月開局から | |
山梨県 | テレビ山梨 | TBS系列 | |
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | テレビ朝日系列 | |
石川県 | 石川テレビ | フジテレビ系列 | 1991年9月まで |
北陸朝日放送 | テレビ朝日系列 | 1991年10月開局から | |
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
中京広域圏 | 名古屋テレビ | テレビ朝日系列 | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | [注釈 7] | |
島根県 鳥取県 |
山陰放送 | TBS系列 | |
広島県 | 広島ホームテレビ | テレビ朝日系列 | |
山口県 | 山口放送 | 日本テレビ系列 | |
香川県 岡山県 |
瀬戸内海放送 | テレビ朝日系列 | |
愛媛県 | テレビ愛媛 | フジテレビ系列 | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | |
福岡県 | 九州朝日放送 | テレビ朝日系列 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | ||
熊本県 | 熊本朝日放送 | ||
大分県 | テレビ大分 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
[注釈 8] |
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
鹿児島県 | 鹿児島放送 | テレビ朝日系列 |
その他
番組放送中に発売されたCD「特救指令ソルブレイン 音楽集」は、組曲方式として収録されている。これは、劇伴のV1 - V11をメインテーマ、M1 - M64が通常のMナンバーとして構成されたもの。ただし、Mナンバーの記載はなかった。2007年4月に「特救指令ソルブレイン オリジナルサウンドトラック」が発売され、ほぼ全ての楽曲が収録されている。なお、一部の劇中音楽は次作『特捜エクシードラフト』でも使用されている。
ソルブレイン本部の建物は、現存する東京工科大学/日本工学院八王子専門学校の本校舎。
第34話・第35話の九州ロケでは、撮影と並行して熊本県の三井グリーンランドでイベントが開催された[17]。撮影で持ち込まれた劇用車が使用されたほか、当時のヒーローショーとしては珍しいエアバルーンによる巨大モンスターが登場するなど大掛かりなものであった[17]。
他媒体展開
映像ソフト化
ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)はヒーロークラブの1巻が東映ビデオより、SVSの2巻がバンダイよりリリースされている。
- 『特救指令ソルブレイン 1 出動!スーパーレスキューポリス』:1991年5月24日発売。第8話の再編集版。
- 『特救指令ソルブレイン レスキューポリス大作戦!』:1991年4月24日発売。第1話・第2話、前作『特警ウインスペクター』の第48話・最終話が再編集されており、内容はウインスペクターからソルブレインの引き継ぎを兼ねたものとなっている。
- 『特救指令ソルブレイン 帰って来たスーパー刑事!』:1991年7月24日発売。第21話-第23話の再編集版。
- 2010年10月21日から2011年2月21日にかけて前作『特警ウインスペクター』に続きテレビシリーズとしては初ソフト化となるDVDが発売された。全5巻で2巻までが10話、3巻以降が11話収録。また、最終巻には次回作であるエクシードラフトの新番組予告も収録されている。
漫画作品
- せいの秀一
- 『てれびくん』1991年連載。せいの秀一は前作『ウインスペクター』の漫画作品も執筆している。
- 相原和典
- 『テレビランド』1991年連載。相原和典はレスキューポリスシリーズ3作品全ての漫画作品を執筆している。
- こいしさとし
- 次作『特捜エクシードラフト』の『てれびくん』版の最終決戦に、ウインスペクターとともに登場。詳しくは特捜エクシードラフト#漫画作品を参照。
ゲーム作品
- ファミリーコンピュータ用ソフト「特救指令ソルブレイン」
- 1991年10月26日にエンジェルより発売された。内容は横スクロールアクションゲームで、開発元はナツメ[18]。ファミコンゲームとなったメタルヒーローは本作のみ。
- ファミコンの海外版である Nintendo Entertainment System 用にはジャレコを発売元として「シャッターハンド」(en:Shatterhand) というタイトルで、同年の11月に欧州で、12月に北米で発売された。「特救指令ソルブレイン」とは主人公の設定やグラフィックが全く別もので、一部の面構成などにも違いがある。
脚注
注釈
- ^ 第20話にて判明。教官だったデビット・コスギいわく「俺が教えた中では一番優秀だった」とのこと。
- ^ 第8話では、ソリッドスーツの装着可能時間をオーバーしているのにもかかわらず、火災で取り残された子供を救出。
- ^ 『全怪獣怪人大事典』では、警視正と記載している[7]。
- ^ ただし、玩具では構造上それを再現することは不可。
- ^ 『全怪獣怪人大事典 中巻』では、名称をバイオコンピュータA320と記載している[16]。
- ^ 日曜朝9:30に遅れネットで放送、提供クレジットは自社差し替えだった。
- ^ 第30話・第31話は高校野球中継の影響で未放送。
- ^ 日曜9:30(途中から金曜16:30に変更)に放送されていた。
参照話数
出典
- ^ a b c d e f 宇宙船147 2014, pp. 114–115, 「宇宙船Archives 特救指令ソルブレイン」
- ^ 最強戦士列伝 2014, pp. 118-119、122-123.
- ^ 最強戦士列伝 2014, pp. 122–123, 「総論『ソルブレイン』とは何だったのか?」.
- ^ 月刊ニュータイプ調べ[要文献特定詳細情報]
- ^ 月刊トイジャーナル調べ[要文献特定詳細情報]。なりきり系玩具は売れたがヒーロー人形やSS-1等マシン類は不振だったとのこと。
- ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 152.
- ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 159.
- ^ a b c 宇宙船147 2014, pp. 110–111, 「特別対談 堀長文×野中剛」
- ^ 宇宙船153 2016, pp. 122–123, 野中剛「RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES 第7回」.
- ^ a b c d 宇宙船149 2015, pp. 124–125, 「特別対談 小松義人×前澤範×野中剛」
- ^ 宇宙船154 2016, pp. 122–123, 「RPSF RESCUE POLICE SECRET FILES 第8回」.
- ^ a b 宇宙船155 2016, pp. 132–133, 「特別対談 佛田洋×野中剛」
- ^ a b c d 超全集 1992, p. 63
- ^ O.S FACTORY -前田浩 プロフィール-(インターネットアーカイブ内)
- ^ a b “『シールドの向こう側』 楽しかったな〜 ありがとう、お面達!”. 「hiroshiのブログ」(前田浩公式ブログ) (2010年2月20日). 2011年5月5日閲覧。
- ^ 全怪獣怪人 中 2003, p. 160.
- ^ a b 宇宙船150 2015, pp. 158–159, 「特別対談 宮内タカユキ×野中剛」
- ^ 「250タイトルへの道」キャンペーン|ナツメアタリ株式会社 https://www.natsumeatari.co.jp/250titles_campaign/action.php
参考文献
- 『特救指令ソルブレイン超全集』小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、1992年1月10日。ISBN 978-4091014290。
- 『全怪獣怪人大事典』 中巻、英知出版、2003年4月20日。ISBN 4-7542-2017-X。
- 『メタルヒーロー最強戦士列伝』[監修]東映、双葉社、2014年11月9日。ISBN 978-4-575-30779-5。
- 宇宙船(ホビージャパン)
- 『宇宙船』Vol.147(WINTER 2015.冬)、ホビージャパン、2014年12月29日、ISBN 978-4-7986-0942-3。
- 『宇宙船』Vol.149(WINTER 2015.夏)、ホビージャパン、2015年7月1日、ISBN 978-4-7986-1049-8。
- 『宇宙船』Vol.150(AUTUMN 2015.秋)、ホビージャパン、2015年10月1日、ISBN 978-4-7986-1099-3。
- 『宇宙船』vol.153(SUMMER 2016.夏)、ホビージャパン、2016年7月1日、ISBN 978-4-7986-1261-4。
- 『宇宙船』vol.154(AUTUMN 2016.秋)、ホビージャパン、2016年10月1日、ISBN 978-4-7986-1312-3。
- 『宇宙船』vol.155(WINTER 2017.冬)、ホビージャパン、2016年12月29日、ISBN 978-4-7986-1360-4。
外部リンク
テレビ朝日系 日曜8時台前半 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
特警ウインスペクター
(1990年2月4日 - 1991年1月13日) |
特救指令ソルブレイン
(1991年1月20日 - 1992年1月26日) |
特捜エクシードラフト
(1992年2月2日 - 1993年1月24日) |