「桜川駅 (大阪府)」の版間の差分
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==== 地下鉄桜川停留所のみ停車する路線 ==== |
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* [[大阪シティバス鶴町営業所#55号系統|55号系統]]:土佐堀二丁目・福島西通経由 [[大阪駅周辺バスのりば|大阪駅前]]行/大浪橋・大正区役所前経由 鶴町四丁目行 |
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==== 幸町一丁目停留所のみ停車する路線 ==== |
==== 幸町一丁目停留所のみ停車する路線 ==== |
2019年9月13日 (金) 01:40時点における版
![]() |
桜川駅 | |
---|---|
さくらがわ Sakuragawa | |
所在地 | 大阪府大阪市浪速区 |
所属事業者 |
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro・駅詳細) 阪神電気鉄道(駅詳細) |
乗換 | 汐見橋駅(南海汐見橋線) |
桜川駅(さくらがわえき)は、大阪府大阪市浪速区にある大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)・阪神電気鉄道の駅。大阪市高速電気軌道における駅番号はS15、阪神電気鉄道における駅番号はHS 42。
歴史
- 1969年(昭和44年)4月16日 - 5号線(現在の千日前線)の野田阪神駅 - 桜川駅間開通と同時に同線の終着駅として開業。
- 1970年(昭和45年)3月11日 - 千日前線が当駅から谷町九丁目駅まで延伸し新深江駅まで直結、中間駅となる。
- 2009年(平成21年)3月20日 - 阪神なんば線の西九条駅 - 大阪難波駅間延伸に伴い同線の駅が開業。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 阪神電気鉄道に駅番号導入。
- 10月 - 千日前線プラットホームにホーム柵を設置[1]。
- 2018年(平成30年)4月1日 - 大阪市交通局の民営化により、大阪市営地下鉄の所属事業者・管轄が大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) に変更。
駅構造
大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
Osaka Metro 桜川駅 | |
---|---|
さくらがわ Sakuragawa | |
◄S14 西長堀 (0.9 km) (1.1 km) 難波 S16► | |
所在地 | 大阪市浪速区桜川二丁目3-7 |
駅番号 | S15 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●千日前線 |
キロ程 | 3.8 km(野田阪神起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
8,031人/日(降車客含まず) -2018年- |
乗降人員 -統計年度- |
15,551人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1969年(昭和44年)4月16日 |
島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は東西1か所ずつ設けられており、阪神なんば線とは地下通路で連絡。当駅の前後は阪神なんば線との並走区間となっており、鶴橋駅までの各駅に行く場合は千日前線の方が運賃面で優位に立っている。
当駅は難波管区駅に所属しており、同管区駅長が、当駅と西長堀駅を管轄する。
5号出入口の横にはかつて桜川バスターミナルがあった。現在では市バスの操車場として利用されている。
地下鉄千日前線は汐見橋交差点直下で方角を変えるため、桜川駅は汐見橋交差点よりかなり東、桜川2交差点と幸町1交差点の中間辺りに建設された。したがって、汐見橋交差点の南西角にある南海電気鉄道高野線(汐見橋線)汐見橋駅からはかなり離れている。建設当時、すでに阪神西大阪延伸線の計画があったため、その用地の空間を確保するために道路(千日前通)の地中北側寄りに建設された[要出典]。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | ![]() |
なんば・鶴橋・南巽方面 |
2 | 阿波座・野田阪神方面 |
-
ホーム(2013年4月21日)
-
3番出入口(2008年11月30日)
-
桜川バスターミナル跡地(2014年7月18日)
-
西改札口(2018年3月3日)
阪神電気鉄道
阪神 桜川駅 | |
---|---|
左が阪神桜川駅出入口、右は南海汐見橋駅(2009年3月20日) | |
さくらがわ Sakuragawa | |
◄HS 43 ドーム前 (0.8 km) | |
所在地 | 大阪市浪速区桜川三丁目8-3 |
駅番号 | ○HS 42 |
所属事業者 |
阪神電気鉄道 (西大阪高速鉄道) |
所属路線 | 阪神なんば線 |
キロ程 | 9.0 km(尼崎起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年次- |
2,596人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年次- |
5,164人/日 -2017年- |
開業年月日 | 2009年(平成21年)3月20日 |
備考 | 駅西側に近鉄用の引き上げ線があり、両社の乗務員交代は当駅で行う。 |
阪神桜川駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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|
島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホーム有効長は21m級の近畿日本鉄道車両10両編成に対応する。駅舎のデザインテーマは「新たなゲート」。地下鉄の駅とは4番通路から、南海汐見橋駅へは1番通路から連絡する。汐見橋交差点にある4か所の出入口には全てエレベーターが設置され、南海汐見橋駅に連絡する1番通路にはエスカレーターも設置されている。自動改札機は2枚一括処理に対応している。
ホームの壁は上下でデザインが異なる。1番線は灰色・銀色で、2番線は白色・ベージュ色が使用されている[2]。
計画段階の仮称は「汐見橋駅」で、乗り換えも大阪市交通局桜川駅より南海汐見橋駅の方が便利だが、地下鉄との接続を重視して桜川の名を採用した[3]。
阪神なんば線開通時、大阪難波駅の西側にあった引き上げ線3線のうち、両端の2線が阪神なんば線の本線となった。そのため、奈良方面からの折り返しに支障が出るため、残る2本は当駅付近に移転した。近鉄の車両は、同駅の西側に残る1線と合わせ、当駅でも折り返す形で運用される。そのため、当駅にも阪神直通非対応の近鉄一般車や特急車が営業列車よりも多く入線する。大阪難波駅終着の近鉄列車(阪神車両で運用される場合を含む)は当駅にも停車するものの客扱いは行わず、西側の引き上げ線に入る。
また、近鉄と阪神の乗務員交代は当駅で行われ、列車番号も変わる。このため大阪難波駅と当駅間は営業上は阪神の扱いで、運行上は近鉄の扱いとなる。保安装置は近鉄仕様のものが設置されており、運行管理も近鉄のKOSMOSが管理する。また、当駅西方の分岐器付近にある架線にはデッドセクションも設置されている。列車によって(早朝・深夜が中心)は当駅に長時間停車する列車もある。なお、当駅始発・終着の営業列車は設定されていない。運転士用の停止位置目標は尼崎方面は近鉄仕様のものが、大阪難波方面は阪神仕様のものが設置されている。ホームは次々と到着する営業列車や近鉄の折り返し列車に合わせて、交代するための乗務員が待機する姿や、交代後の乗務員が控室に向かう姿が常に見られる。
発車メロディが使用されており、元町駅と同じく予告用のみが流れる。大阪難波方面はこのメロディとアナウンスのあとに近鉄の信号扱所による出発承認合図の点灯と、ブザーが鳴る。ただし、近鉄の回送列車の場合は出発承認合図の点灯と、アナウンスとブザーだけが鳴る。
尼崎方面からの列車では「地下鉄千日前線」への乗り換え案内があるが、奈良方面からの列車では省略されている。また、南海汐見橋線(高野線)への乗り換え案内は列車や路線図ではなされていない。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■阪神なんば線 | 上り | 難波・奈良方面 |
2 | ■阪神なんば線 | 下り | 尼崎・神戸(三宮)・明石・姫路方面 |
利用状況
- 阪神電気鉄道 - 2017年次の1日平均乗降人員は5,164人(乗車人員:2,596人、降車人員:2,568人)である。
- 大阪市高速電気軌道 - 2018年11月13日の1日乗降人員は15,551人(乗車人員:8,031人、降車人員:7,520人)である[4]。
- 阪神なんば線が開業した2009年以降も、地下鉄の利用者数はさほど減少していない。
各年度の1日乗車・乗降人員数は下表の通り。
- 阪神のデータは1日平均乗降・乗車人員である。
- 大阪市高速電気軌道のデータは交通調査に基づく特定の1日の乗降・乗車人員である。
年次 | 大阪市高速電気軌道[注 1] | 阪神電気鉄道 | 出典 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | ||
1995年(平成 | 7年)[注 2]2月15日 | 15,398 | 7,935 | 未 開 業 |
[5] | |
1996年(平成 | 8年)- | [6] | ||||
1997年(平成 | 9年)- | [7] | ||||
1998年(平成10年) | 11月10日 | 13,571 | 6,914 | [8] | ||
1999年(平成11年) | - | [9] | ||||
2000年(平成12年) | - | [10] | ||||
2001年(平成13年) | - | [11] | ||||
2002年(平成14年) | - | [12] | ||||
2003年(平成15年) | - | [13] | ||||
2004年(平成16年) | - | [14] | ||||
2005年(平成17年) | - | [15] | ||||
2006年(平成18年) | - | [16] | ||||
2007年(平成19年) | 11月13日 | 13,362 | 6,749 | [17] | ||
2008年(平成20年) | 11月11日 | 13,747 | 6,965 | [18] | ||
2009年(平成21年) | 11月10日 | 12,903 | 6,599 | 2,553 | 1,282 | [19] |
2010年(平成22年) | 11月 | 9日12,212 | 6,237 | 3,104 | 1,516 | [20] |
2011年(平成23年) | 11月 | 8日12,331 | 6,278 | 3,123 | 1,525 | [21] |
2012年(平成24年) | 11月13日 | 13,313 | 6,834 | 3,831 | 1,842 | [22] |
2013年(平成25年) | 11月19日 | 13,497 | 6,913 | 4,120 | 2,052 | [23] |
2014年(平成26年) | 11月11日 | 13,367 | 6,793 | 4,360 | 2,163 | [24] |
2015年(平成27年) | 11月17日 | 16,109 | 8,298 | 4,532 | 2,239 | [25] |
2016年(平成28年) | 11月 | 8日16,207 | 8,311 | 4,769 | 2,429 | [26] |
2017年(平成29年) | 11月14日 | 16,856 | 8,749 | 5,164 | 2,596 | [27] |
2018年(平成30年) | 11月13日 | 15,551 | 8,031 |
駅周辺
- 南海高野線(汐見橋線)汐見橋駅 - 阪神なんば線桜川駅1番出入口に隣接。駅到着時の乗り換え案内はないが、案内表示はある。
- 汐見橋
- 西道頓堀川
- 大阪市立堀江中学校
- 大阪市立日吉小学校
- 浪速桜川郵便局
- りそな銀行 桜川支店
- 大野記念病院
- 富永病院
- なにわ病院
- 桜川ショッピングセンター(桜川市場・桜川プラザ)
- ジャパン 桜川店
- 関西スーパー 南堀江店
- ロイヤルホスト 桜川店
- 天然温泉スパディオ - カプセルホテル併設
- なにわ筋
- あみだ池筋
- OCAT・JR難波駅 - 7番出口(なにわ筋寄り)から東へ徒歩5分。
バス路線
最寄り停留所は地下鉄桜川と幸町一丁目となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバス(旧・大阪市営バス)により運行されている。
地下鉄桜川・幸町一丁目両方の停留所に停車する路線
- 29号系統:なんば行/地下鉄住之江公園行
- 60号系統:なんば(高島屋前)行/天保山行
- 71号系統:なんば行/大正橋・大正区役所前経由 鶴町四丁目行
- 87号系統:なんば行/大正橋・新千歳経由 鶴町四丁目行
地下鉄桜川停留所のみ停車する路線
幸町一丁目停留所のみ停車する路線
駅名の由来
大坂城下の幸町と西成郡難波村との間を流れていた「桜川」に由来する。幸町が堀江新地33町のうちに数えられることから、桜川も堀江川と同時期の1698年(元禄11年)頃の開削とされている。桜川は湊町の西で道頓堀川から分岐して木津川へと流れる堀川であったが、1914年(大正3年)頃に大阪市電九条高津線の敷設に伴い埋立てられ、現在は千日前通の一部となっている。
隣の駅
脚注
- ^ 可動式ホーム柵 - 大阪市交通局
- ^ 阪神なんば線サイトより 駅のデザイン秘話 3 桜川駅より(2009年3月3日時点のアーカイブ)
- ^ "西大阪線及び西大阪延伸線の路線名を「阪神なんば線」に決定しました あわせて新設する3駅の駅名も決定" (PDF) (Press release). 阪神電気鉄道株式会社. 9 August 2007. 2015年6月9日閲覧。
- ^ 路線別乗降人員(2018年11月13日 交通調査) (PDF) - Osaka Metro
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)