「2019年の台風」の版間の差分
最低気圧を速報値の値に戻さないでください。ベストトラックが出ています。 |
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=== 台風19号(ハギビス) === |
=== 台風19号(ハギビス) === |
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{{台風の速報値|date=2019年10月}} |
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{{Main|令和元年台風第19号}} |
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|Basin=WPac |
|Basin=WPac |
2019年10月10日 (木) 23:27時点における版
本記事に含まれる熱帯低気圧の中心気圧や風速、発生場所・日時等及びそれらの出典は発表された直後の速報値である可能性があります。気象庁は台風消滅後も事後解析を行い、その結果を確定値として公開します。確定値が公開された場合、データを確定値に修正していますが、各節中の出典は速報値のままであるものが殆どとなります。資料として利用される際にはご注意ください。なお、確定値の出典である気象庁HPのリンクは、#各熱帯低気圧の影響の「出典」にまとめて掲載してあります。(2019年1月) |
編集者の方へ: 本記事に新しい内容を加筆をする際は、検証可能な出典を忘れないでください。Citeテンプレート使用時を含め、出典追加時は最低限入力が求められている以下情報の記入を必ずお願いします。 ビジュアルエディターで自動生成された出典を提示される方は、生成後に不備を埋めるようお願いします。 記事名(title)、配信元・作成元(publisher/work/newspaper/website)、配信日・記事作成日(date)。 これらのいずれかが抜けている出典を発見した際は情報の補強をお願いします。 ビジュアルエディターでの出典の自動生成を含めたCiteテンプレートの使用はなるべくお控えください。Citeテンプレートが使われすぎるとエラーを起こし、脚注が表示できなくなってしまいます。 本記事の内容は、出典があり内容の検証性がとれるもののみ掲載しています。出典無き記述を発見した場合は検証可能な出典を提示してください。 |
軌跡の地図 | |
最初の熱帯低気圧発生 | 2018年12月31日 |
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最初の台風発生 | 1月1日 |
最も強かった 台風 |
台風19号 – 915 hPa, 105 kt (10分間平均) |
熱帯低気圧の総数 | 36 |
台風の総数 | 19 |
タイフーンの総数 | 9 |
スーパータイフーンの総数 | 3 |
総死亡者数 | 194 |
総被害額 | 96.8 億ドル (2019 USD) |
2017, 2018, 2019, 2020, 2021 |
2019年の台風(太平洋北西部及び南シナ海で発生した熱帯低気圧)のデータ。データは基本的に日本の気象庁の情報に基づき、気象庁が熱帯低気圧としていない一部のものについては、合同台風警報センター (JTWC) のみに拠る。
5月1日0時(日本時間)までに発生した台風1号と2号は平成31年台風第○号で、それ以降に発生した台風3号からは令和元年台風第○号で表記する[1]。台風番号は改元に関わらず平成31年からの続き番号とする。
2018年12月31日に発生した熱帯低気圧が年を跨いで存在した。その熱帯低気圧は1951年の統計開始以来初めて1月1日に台風となった[2]。しかし、一年で海水温が最も低く台風の発生が少ないのは2月であることから、2018年の台風シーズンの延長であると考えられる。その台風1号はその後、約21年(21年と2ヶ月)ぶりとなる越境サイクロンとなった[3][4]。2月20日に発生した台風2号は、台風が発達しにくい2月にハイペースで発達し、2月としては1951年の統計開始以来初めて「猛烈な」勢力に発達した[5]。
7月末頃から台風の活動が活発になり、7月26日から8月6日までの12日間に5個の台風が発生した。そのうち、台風6号、台風8号、台風10号は日本列島に上陸している。
9月以降も例年通り台風の活動が活発な状態が続いた。9月5日には台風15号が関東に上陸した台風としては過去最強クラスの勢力で千葉県千葉市付近に上陸し、同県内を中心とした最長で2週間以上に亘る大規模な停電を筆頭に、東京湾沿岸部の各地に記録的な暴風雨とそれによる甚大な被害をもたらした。
各熱帯低気圧の活動時期
「台風」に分類されている熱帯低気圧
台風1号(パブーク)
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 1月1日 – 1月4日 | ||
ピーク時の強さ | 45 kt (10分間平均) 996 hPa |
2018年12月30日頃に南シナ海で形成した低圧部に対し、合同台風警報センター(JTWC)は31日5時30分(協定世界時30日20時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。低圧部は31日15時に熱帯低気圧に発達し、JTWCは31日18時(協定世界時31日9時)に熱帯低気圧番号36Wを付番した。その後、36Wは年を跨いだ2019年1月1日15時に南シナ海の北緯6度20分、東経109度55分で台風となり[6]、アジア名パブーク(Pabuk)と命名された。1月1日に台風が発生するのは1951年の統計開始以来、初めてである[2]。台風はやや発達しながら西に進み、タイランド湾を通過したのち、4日21時頃にタイ南部のクラ地峡に上陸した。その後、5日0時前に東経100度線を通過して気象庁の観測範囲外となったため、台風からサイクロンとなった。台風が東経100度線を通過してサイクロンになるのは1997年の台風26号以来約21年ぶりである[3][4][7][注 1]。
なお、東経100度線を通過した直後の勢力はJTWCは最大風速50kt(約25m/s)、気象庁は最大風速23m/sと解析している。それに伴い、インド気象局(IMD)にて、最大風速45kt(約23m/s)のサイクロニック・ストームと解析されている[注 2]。
IMDは、1月7日午前3時に、アンダマン諸島付近の北緯13度10分、東経92度で熱帯低気圧(デプレッション)に降格したとしている。(ただし、気象庁と分類が違い、ディープ・デプレッションという階級を飛ばしての衰退となっている。) なお、サイクロニック・ストーム・パブーク(サイクロン)としての寿命は51時間であった。
台風2号(ウーティップ)
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 2月20日 – 2月28日 | ||
ピーク時の強さ | 105 kt (10分間平均) 920 hPa |
2月16日頃にマーシャル諸島近海で形成が始まった低圧部に対し、合同台風警報センター(JTWC)は18日12時(協定世界時18日3時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。低圧部は19日3時に熱帯低気圧に発達し、JTWCは19日18時(協定世界時19日9時)に熱帯低気圧番号02Wを付番した。その後、02Wは20日3時にマーシャル諸島の北緯5度05分、東経155度05分で台風となり[8][9]、アジア名ウーティップ(Wutip)と命名された。
台風は初めカロリン諸島近海を西北西に進みながら少しずつ発達し、23日には「非常に強い」勢力となった。その後23日15時から21時までの6時間で中心気圧が25hPa低下する急発達をし、マリアナ諸島近海で中心気圧925hPaと2月としては中心気圧が最も低い台風となった[10]。その後台風は速度を落とし、24日には台風は一旦勢力を落としたものの、25日には台風は再発達し、25日15時には「猛烈な」勢力となり、中心気圧も915hPaにまで低下した。2月中に台風が猛烈な勢力となるのは最大風速のデータがある1977年以降では初めてであるうえ、前述したように1951年の統計開始以来では2月としては中心気圧が最も低い台風となった[5][11][12]。その後、台風は26日の夜から急激に弱まり、28日15時にフィリピンの東の北緯18度、東経135度で熱帯低気圧に変わった[13]。
熱帯低気圧に弱まった直後、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)の熱帯低気圧監視エリアに進入したため、28日18時(フィリピン標準時28日17時)にPAGASAにてフィリピン名ベティ(Betty)と命名されている。
事後解析では、2月23日からの1回目のピーク時の勢力は920hPa・55m/sの「猛烈な」勢力に昇格したが、25日からの2回目のピーク時の勢力が935hPa・50m/sの「非常に強い」勢力に降格している[14]。
平成から令和に改元された5月1日0時までに新たな台風が発生しなかったため、この台風が平成時代最後の台風となった。
台風3号(セーパット)
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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Subtropical storm (SSHWS) | |||
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発生期間 | 6月27日 – 6月28日 | ||
ピーク時の強さ | 40 kt (10分間平均) 994 hPa |
6月17日21時にヤップ近海で熱帯低気圧が発生。25日18時(フィリピン標準時25日17時)に、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名ドドン(Dodong)と命名した。合同台風警報センター(JTWC)は25日11時(協定世界時25日2時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発したが、27日10時(協定世界時27日1時)に取り消した。その後、熱帯低気圧は27日18時に室戸岬沖の北緯31度35分、東経133度35分で台風となり[15][16]、アジア名セーパット(Sepat)と命名された。台風は本州の南を東に進み、28日15時に日本の東の北緯36度、東経147度で温帯低気圧に変わった[17][18]。なお、JTWCはこの低気圧を台風(トロピカル・ストーム)ではなく、最大風速40kt(約20m/s)の亜熱帯低気圧(サブトロピカル・ストーム)と解析している。
台風4号(ムーン)
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 7月2日 – 7月4日 | ||
ピーク時の強さ | 35 kt (10分間平均) 992 hPa |
6月30日頃に南シナ海で形成した低圧部が、7月1日15時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は7月2日6時(協定世界時1日21時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。熱帯低気圧は2日21時に南シナ海の北緯18度55分、東経111度30分で台風となり[19][20]、アジア名ムーン(Mun)と命名された。発生時点で「大型」の台風であった。JTWCは一度は熱帯低気圧形成警報(TCFA)を取り消したものの、後にトロピカル・ストームに発達したとして4日6時(協定世界時3日21時)には熱帯低気圧番号05Wを付番した。台風は3日頃に海南島、4日頃にベトナムのタイビン省付近に上陸し、4日12時にベトナムの北緯21度、東経106度で熱帯低気圧に変わった[21]。熱帯低気圧は5日3時に消滅した。
台風5号(ダナス)
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 7月16日 – 7月21日 | ||
ピーク時の強さ | 45 kt (10分間平均) 985 hPa |
7月11日頃にカロリン諸島で形成が始まった低圧部が、14日9時にヤップ近海で熱帯低気圧に発達。15日6時(フィリピン標準時15日5時)にフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名ファルコン(Falcon)と命名した。合同台風警報センター(JTWC)は16日7時30分(協定世界時15日22時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、16日18時(協定世界時16日9時)に熱帯低気圧番号06Wを付番した。06Wは16日15時にフィリピンの東の北緯17度05分、東経125度40分で台風となり[22][23]、アジア名ダナス(Danas)と命名された。
台風は17日15時には「大型」の台風となり、その後少しずつ発達しながら北上し、18日昼頃には石垣島付近を通過した。台風はさらに東シナ海を北上、台風による南西の湿った空気と太平洋高気圧による南東の湿った空気によって九州付近に収束帯が形成され[24]、線状降水帯によって九州を中心に大雨となり、特に長崎県の五島列島と対馬では20日に大雨特別警報が発表される事態となった[25]。20日21時頃には韓国の全羅北道付近に上陸、21日21時に日本海の北緯40度、東経130度で温帯低気圧に変わった[26]。
台風6号(ナーリー)
この台風のデータは速報値です。 |
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 7月26日 – 7月27日 | ||
ピーク時の強さ | 35 kt (10分間平均) 998 hPa |
7月24日6時に沖ノ鳥島近海で熱帯低気圧が発生。合同台風警報センター(JTWC)は24日17時(協定世界時24日8時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、25日12時(協定世界時25日3時)に熱帯低気圧番号07Wを付番した。07Wは26日9時に潮岬の南南東約430キロの北緯29度50分、東経137度05分で台風となり[27][28]、アジア名ナーリー(Nari)と命名された。台風は日本近海をそのまま北上し、発生から1日も経っていない27日7時頃には三重県南部に上陸した[29][30]。その後、同日15時に岐阜県の北緯36度、東経137度で熱帯低気圧に変わった[31][32]。
台風7号(ウィパー)
この台風のデータは速報値です。 |
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 7月31日 – 8月3日 | ||
ピーク時の強さ | 45 kt (10分間平均) 985 hPa |
7月29日頃に南シナ海で形成した低圧部が、30日9時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は30日6時(協定世界時29日21時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、31日6時(協定世界時30日21時)に熱帯低気圧番号08Wを付番した。08Wは31日9時に南シナ海北部の北緯18度30分、東経113度25分で台風となり[33][34]、アジア名ウィパー(Wipha)と命名された。台風はゆっくりとした速度で西に進み、8月1日頃に海南島付近に接近、中国広東省湛江市付近に上陸した。台風はさらに西進し、3日にはベトナム北部のクアンニン省付近に上陸した。台風はその後3日21時にベトナムの北緯20度、東経106度で熱帯低気圧に変わった。
台風8号(フランシスコ)
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー1 タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 8月2日 – 8月7日 | ||
ピーク時の強さ | 70 kt (10分間平均) 970 hPa |
8月1日午前に南鳥島近海で形成が始まった低圧部が、同日15時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は1日22時30分(協定世界時1日13時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、2日6時(協定世界時1日21時)に熱帯低気圧番号09Wを付番した。09Wは南鳥島近海の北緯19度35分、東経153度05分で台風となり[35][36]、アジア名フランシスコ(Francisco)と命名された。台風は少しずつ発達しながら日本の南を西進し、4日昼頃には小笠原諸島に接近した。台風はさらに西進し、5日未明から21時頃にかけてさらに発達、5日15時には「強い」勢力となった。その後、台風は6日5時頃に「強い」勢力で宮崎県宮崎市付近に上陸した[37][38]。同日昼過ぎには台風は対馬海峡に抜け、7日0時頃に韓国南部に上陸した。台風は7日9時に朝鮮半島の北緯38度、東経129度で熱帯低気圧に変わった[39]。同日15時には温帯低気圧に変わった。
台風の影響で宮崎空港では最大瞬間風速39.6m/sを記録し[40]、大分県では大雨の影響で1人が死亡した[41]。
台風9号(レキマー)
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー4 スーパー タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 8月4日 – 8月13日 | ||
ピーク時の強さ | 105 kt (10分間平均) 925 hPa |
7月29日頃にマリアナ諸島近海で形成が始まった低圧部が、8月3日3時にフィリピンの東の海上で熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は3日21時(協定世界時3日12時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、4日12時(協定世界時4日3時)に熱帯低気圧番号10Wを付番した。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は4日0時(フィリピン標準時3日23時)にフィリピン名ハンナ(Hanna)と命名した。10Wは4日15時にフィリピンの東の北緯17度25分、東経131度55分で台風となり[42][43]、アジア名レキマー(Lekima)と命名された。
台風は7日頃から急速に発達し、8日21時で「猛烈な」勢力となった[44]。台風は猛烈な勢力を保ったまま8日23時頃に多良間島付近を通過した。その後、台風は東シナ海を北西に進み、10日未明に中国浙江省台州市付近に上陸した。台風はさらに華東を北上し、12日には渤海まで到達した。台風は13日3時に華北の北緯37度、東経120度で熱帯低気圧に変わった[45]。
台風が直撃した中国東部では豪雨による土石流で大きな被害が出ている[46]。
台風10号(クローサ)
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー3 タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 8月6日 – 8月16日 | ||
ピーク時の強さ | 75 kt (10分間平均) 965 hPa |
8月4日頃に形成した熱帯擾乱に、合同台風警報センター(JTWC)は5日22時30分(協定世界時5日13時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。熱帯擾乱は5日9時にマリアナ諸島で熱帯低気圧に発達し、JTWCは6日6時(協定世界時5日21時)に熱帯低気圧番号11Wを付番した。11Wは6日15時にマリアナ諸島の北緯18度30分、東経142度50分で台風となり[47][48]、アジア名クローサ(Krosa)と命名された。発生時点で「大型」の台風であった。
台風ははじめマリアナ諸島近海を北西に進んでいたが、8日頃から11日頃にかけて小笠原諸島近海でほとんど停滞し、8日15時には勢力のピークを迎えた。その後は徐々に勢力を落とし、11日の昼頃から台風は再び北西に進み始めたものの衰弱した。暴風域が消滅した12日15時には平成29年台風第21号以来の「超大型」の台風となったが[49]、14日03時には強風域が縮小して「大型」の台風に戻りつつ再発達[50]。
その後は九州地方や四国地方を暴風域に巻き込みながらゆっくりと北上、15日9時に再び暴風域が消滅し、同日11時頃に愛媛県佐田岬半島を通過[51][52]、同日15時頃に広島県呉市付近に上陸した[53]。広島県への上陸は1990年の台風14号以来29年ぶり、統計史上3例目。台風は日本海に抜け、日本海を北上、16日21時に北海道の西の北緯43度、東経138度で温帯低気圧に変わった[54][55]。
台風接近に伴うフェーン現象の影響で北陸地方などでは14日から15日にかけて気温が上昇し、特に新潟県胎内市中条では15日に40.7℃を記録するなど、記録的な猛暑となった[56]。また、同日同県糸魚川市では1日を通しての最低気温が31.3℃までしか下がらず、同市が持っていた国内の最低気温の最高記録を更新した[57]。
台風11号(バイルー)
シビア・トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 8月21日 – 8月26日 | ||
ピーク時の強さ | 50 kt (10分間平均) 985 hPa |
8月14日頃にチューク近海で形成が始まった低圧部が、20日9時にヤップ島近海で熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は同日18時30分(協定世界時9時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。その後、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は21日0時(フィリピン標準時20日23時)にフィリピン名イネン(Ineng)と命名し、JTWCは21日18時(協定世界時21日6時)に熱帯低気圧番号12Wを付番した。12Wは21日15時にフィリピンの東の北緯15度40分、東経132度20分で台風となり[58][59]、アジア名バイルー(Bailu)と命名された。台風はフィリピンの東の海上をやや発達しながら北西に進み、24日昼過ぎ頃に台湾南部の台東県と屏東県の付近を通過した。台風はさらに西に進み、台湾海峡を通過し、25日には中国福建省に上陸した。その後台風は26日3時に華南の北緯25度、東経113度で熱帯低気圧に変わった[60]。
台風12号(ポードル)
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 8月27日 – 8月30日 | ||
ピーク時の強さ | 40 kt (10分間平均) 992 hPa |
8月22日頃にカロリン諸島付近で形成が始まった低圧部が、25日9時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は同日15時(協定世界時6時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、27日0時(協定世界時26日15時)に熱帯低気圧番号13Wを付番した。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は26日18時(フィリピン標準時26日17時)にフィリピン名ジェニー(Jenny)と命名した。13Wは27日9時にフィリピンの東の北緯14度40分、東経127度00分で台風となり[61][62]、アジア名ポードル(Podul)と命名された。台風は西進して28日0時にはフィリピンのルソン島のアウロラ州に上陸したのち、南シナ海に抜けて海上を進んだ。その後30日3時ごろにベトナムのクアンビン省付近に上陸したが、急速に勢力を弱めて30日15時にタイの北緯17度、東経103度で熱帯低気圧に変わった[63]。
台風13号(レンレン)
この台風のデータは速報値です。 |
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー4 タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 9月2日 – 9月8日 | ||
ピーク時の強さ | 90 kt (10分間平均) 940 hPa |
8月31日にパラオ近海で低圧部92Wが形成し、同日15時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は9月1日4時30分(協定世界時8月31日19時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は9月1日12時(フィリピン標準時1日11時)にフィリピン名リウェイウェイ(Liwayway)と命名し、JTWCは2日12時(協定世界時2日3時)に熱帯低気圧番号15Wを付番した。15Wは2日9時にフィリピンの東の北緯15度05分、東経126度05分で台風となり[64][65]、アジア名レンレン(Lingling)と命名された。
台風は徐々に発達しながらフィリピンの東の海上を北上し、5日3時には「非常に強い」勢力となり、同日14時ごろに宮古島付近を通過した。この際、宮古空港では同地点の観測史上1位となる最大瞬間風速61.2m/sを観測した[66][注 3]。また、宮古島市下里では最低海面気圧940.5hPaを観測した。その後台風は非常に強い勢力を保ったまま東シナ海を北上、6日頃から勢力を弱め始めたものの、朝鮮半島の西側の黄海をさらに北上、7日15時頃に強い勢力を保ったまま北朝鮮の黄海南道付近に上陸した。上陸後は北東に進み、台風は8日9時にロシアの沿海州の北緯47度、東経131度で温帯低気圧に変わった[67]。
北朝鮮の朝鮮中央通信は、死者5名、全半壊住宅460戸余りおよび公共の建物15棟、浸水農地約4万6200ヘクタールなどの被害が生じたと伝えている。また、韓国では中央災害安全対策本部によれば3名が死亡し約16万世帯が停電したとされる。[68]
台風14号(カジキ)
この台風のデータは速報値です。 |
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・デプレッション (SSHWS) | |||
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発生期間 | 9月3日 – 9月3日 | ||
ピーク時の強さ | 35 kt (10分間平均) 996 hPa |
8月30日9時にフィリピンのルソン島の東の海上で熱帯低気圧91Wが発生。合同台風警報センター(JTWC)は9月1日4時(協定世界時8月31日19時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は9月1日6時(フィリピン標準時1日5時)にフィリピン名カバヤン(Kabayan)と命名した。熱帯低気圧はバシー海峡から南シナ海に抜けて西進し、2日頃に海南島を通過、その後は南西に進み、3日頃にベトナムのトゥアティエン=フエ省付近に上陸。3日3時にトンキン湾の北緯16度35分、東経107度35分で台風となり[69][70]、アジア名カジキ(Kajiki)と命名された。JTWCは3日6時(協定世界時2日21時)に熱帯低気圧番号16Wを付番した。台風は3日9時にはラオスに到達したものの、進路を北東方向に変え、15時には南シナ海に抜けたが、台風はそのまま弱まり3日21時に北緯17度、東経109度で熱帯低気圧に変わった。熱帯低気圧に変わった後も南シナ海を東進し続けていたが、7日21時に台湾の西側付近の南シナ海で消滅した。
台風15号(ファクサイ)
この台風のデータは速報値です。 |
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー4 タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 9月5日 – 9月10日 | ||
ピーク時の強さ | 85 kt (10分間平均) 955 hPa |
8月30日未明(協定世界時29日18時頃)にマーシャル諸島近海の国際日付変更線やや東側で熱帯低気圧90Wが発生し、同日9時(協定世界時30日0時)頃に東経域に進入した。合同台風警報センター(JTWC)は9月1日18時(協定世界時1日9時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、2日6時(協定世界時1日21時)に熱帯低気圧番号14Wを付番した。14Wは太平洋をしばらく西進した後、5日15時に南鳥島近海の北緯19度35分、東経155度25分で台風となり[71][72]、アジア名ファクサイ(Faxai)と命名された。
台風は小笠原近海を北西に進みながら徐々に発達し、8日21時には神津島付近で中心気圧955hPa・最大風速45m/sの「非常に強い」勢力となった[注 4]。この勢力を保ったまま台風は三浦半島に接近、9日3時前に三浦半島付近を通過した[73]。その後台風の中心は東京湾に抜けて北東に進み、9日5時前には千葉県千葉市付近に上陸した[74]。台風が「非常に強い」勢力(JTWCの1分間平均風速ではカテゴリー3相当)を保ったまま関東の至近距離まで接近するのは非常に珍しく、千葉市付近に上陸するときの勢力は中心気圧960hPa・最大風速40m/sの「強い」勢力であったが、関東上陸時の勢力では過去最強クラスとされる[75]。
台風16号(ペイパー)
この台風のデータは速報値です。 |
トロピカル・ストーム (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 9月15日 – 9月16日 | ||
ピーク時の強さ | 35 kt (10分間平均) 1000 hPa |
9月12日頃にマーシャル諸島近海で形成が始まった低圧部が、13日9時に熱帯低気圧に発達、合同台風警報センター(JTWC)は15日6時(協定世界時14日21時)に熱帯低気圧番号17Wを付番した。同日21時、マリアナ諸島近海の北緯17度40分、東経138度0分で台風となり[76][77]、アジア名ペイパー(Peipah)と命名されたが、24時間後の16日21時には小笠原近海の北緯25度、東経143度で熱帯低気圧に変わり[78]、17日9時には消滅した。
台風17号(ターファー)
この台風のデータは速報値です。 |
タイフーン (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 9月19日 – 9月23日 | ||
ピーク時の強さ | 65 kt (10分間平均) 970 hPa |
9月14日頃にマリリンから降格した低圧部が、17日9時に沖縄の南で再び熱帯低気圧に発達。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はこれをマリリンとは別の新たな熱帯低気圧と解析し、17日18時(フィリピン標準時17日17時)にフィリピン名ニンファ(Nimfa)と命名した。その後、合同台風警報センター(JTWC)は19日12時(協定世界時19日3時)に熱帯低気圧番号18Wを付番した。18Wは同日15時に沖縄の南の北緯22度25分、東経128度35分で台風となり[79][80]、アジア名ターファー(Tapah)と命名された。台風は21日未明に沖縄に接近後、東シナ海を北上。九州北部や中国地方を暴風域に巻き込みながら対馬海峡を経て日本海に進み、23日9時に能登沖の北緯38度、東経135度で温帯低気圧に変わった[81]。
九州地方を中心に、一時約11万戸が停電した[82]。
台風18号(ミートク)
この台風のデータは速報値です。 |
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー2 タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 9月28日 – 10月3日 | ||
ピーク時の強さ | 75 kt (10分間平均) 965 hPa |
9月25日15時にマーシャル諸島近海で発生した熱帯低気圧に対して、合同台風警報センター(JTWC)は26日23時30分(協定世界時26日24時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、27日18時(協定世界時27日9時)に熱帯低気圧番号19Wを付番した。19Wは西進してフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)の監視エリアに進入し、28日6時(フィリピン標準時28日5時)にフィリピン名オニョク(Onyok)と命名した。その後、同日9時にフィリピンの東の北緯15度25分、東経132度5分で台風となり[83][84]、アジア名ミートク(Mitag)と命名された。台風は北上して30日から10月1日にかけて台湾や華東沿岸に接近し、さらに黄海を北上して2日深夜に韓国南西部に上陸した。その後東進して日本海へ抜け、3日15時に北緯38度、東経131度で温帯低気圧に変わった[85]。
台風が上陸した韓国では、少なくとも10人の死者が確認されている[86]。
台風19号(ハギビス)
この台風のデータは速報値です。 |
タイフーン (JMA) | |||
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カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS) | |||
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発生期間 | 10月6日 – | ||
ピーク時の強さ | 105 kt (10分間平均) 915 hPa |
10月1日頃にマーシャル諸島近海で形成が始まった低圧部が、5日3時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は同日11時30分(協定世界時5日2時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、18時(同9時)に熱帯低気圧番号20Wを付番した。20Wは6日3時に南鳥島近海の北緯15度5分、東経158度10分で台風となり[87][88]、アジア名ハギビス(Hagibis)と命名された。
台風は平年値よりも高い海水温の領域を通過しながら急速に発達し、7日18時には、同時刻までの24時間の気圧低下77hPaを記録。発生から僅か39時間で中心気圧915hPaの猛烈な勢力になった[89][90]。19号は猛烈な勢力を維持したまま小笠原諸島に接近。10日21時に非常に強い勢力へ降格した[91]。
なお、19号が猛烈な勢力を維持した期間は7日18時から10日21時までの75時間となり、第二位の平成30年台風第22号の84時間に次いで第三位を記録した。
気象庁が「台風」に分類しなかった熱帯低気圧
熱帯低気圧の詳細な解析や確定値の発表は行われないため、データは基本的に速報値のみに基づきます。 |
熱帯低気圧番号(○○W)は、合同台風警報センター(JTWC)が熱帯低気圧と認めたものに付与し、同機関をはじめ海外の各気象機関で用いられる。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)がフィリピン名を命名している場合、フィリピン名も併記。また、熱帯低気圧番号がない場合も、気象庁が熱帯低気圧としたものを以下、単に「TD」と示す。
TD 01W(アマン)
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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トロピカル・デプレッション (SSHWS) | |||
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発生期間 | 1月5日 – 1月22日 | ||
ピーク時の強さ | 30 kt (10分間平均) 1004 hPa |
合同台風警報センター(JTWC)は1月4日14時30分(協定世界時4日5時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発したキリバス近海の低圧部に対して、5日6時(協定世界時4日21時)に熱帯低気圧番号01Wを付番した。JTWCによると、01Wは6日21時(協定世界時6日12時)にマーシャル諸島近海で低圧部に降格した。一方、気象庁は14日頃にカロリン諸島で低圧部が形成し、19日15時にパラオ近海で熱帯低気圧に発達したと解析した。20日0時(フィリピン標準時19日23時)にフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名アマン(Amang)と命名した。気象庁は、21日21時には24時間以内に台風に発達する可能性があるとして熱帯低気圧情報を発表したが、22日15時に取り消した。01Wは同日21時に天気図から消滅した。
TD 03W(チェデン)
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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トロピカル・デプレッション (SSHWS) | |||
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発生期間 | 3月14日 – 3月19日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1006 hPa |
3月14日の朝にカロリン諸島近海で形成した低圧部が、同日15時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は同日19時(協定世界時14日10時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、15日12時(協定世界時15日3時)に熱帯低気圧番号03Wを付番した。03Wは西進しながらフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)の熱帯低気圧監視エリアに進入し、17日18時(フィリピン標準時17日17時)にフィリピン名チェデン(Chedeng)と命名された。03Wは19日の朝にはフィリピンのミンダナオ島に上陸し、同日15時に低圧部に降格した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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発生期間 | 5月7日 – 5月11日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1004 hPa |
5月4日頃にパラオ近海で形成した低圧部が、7日9時に熱帯低気圧に発達。熱帯低気圧は8日21時に低圧部に降格し、9日21時には低圧部は消滅したが、10日9時に再び熱帯低気圧として発生した。11日15時にはフィリピンの東で再び低圧部に降格した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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発生期間 | 5月7日 – 5月15日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1004 hPa |
5月7日9時にカロリン諸島近海で熱帯低気圧が発生。13日9時に一時低圧部となったが、同日15時に再び熱帯低気圧となった。15日21時にはチューク近海で低圧部に降格した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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| |||
発生期間 | 6月26日 – 6月27日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1000 hPa |
6月26日9時に琉球諸島で熱帯低気圧が発生。27日3時に東シナ海で温帯低気圧に変わった。
TD 04W(イーゲイ)
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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トロピカル・ストーム (SSHWS) | |||
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発生期間 | 6月27日 – 7月2日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1000 hPa |
6月26日頃にカロリン諸島で形成が始まった低圧部が、27日15時に熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は28日13時30分(協定世界時28日4時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、29日6時(協定世界時28日21時)に熱帯低気圧番号04Wを付番した。30日0時(フィリピン標準時29日23時)に、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名イーゲイ(Egay)と命名した。熱帯低気圧はフィリピンの東の海上を北西に進み、2日9時に台湾で消滅した。
TD(ゴーリン)
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
| |||
発生期間 | 7月17日 – 7月19日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 996 hPa |
台風5号がフィリピンのルソン島に接近し、台風の一部が熱帯擾乱として分離。7月17日21時にルソン島の西の南シナ海で熱帯低気圧が形成した。合同台風警報センター(JTWC)は18日11時30分(協定世界時18日2時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発したが、19日11時30分(協定世界時19日2時30分)にはTCFAを取り消した。19日12時(フィリピン標準時19日11時)に、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名ゴーリン(Goring)と命名した。熱帯低気圧は北上して台湾付近に接近し、19日21時に消滅した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
| |||
発生期間 | 8月6日 – 8月8日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 994 hPa |
8月4日頃に南シナ海で形成が始まった低圧部が、6日18時に熱帯低気圧に発達。熱帯低気圧は8日21時にフィリピンの西海岸沖の南シナ海で消滅した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
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発生期間 | 8月17日 – 8月19日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1006 hPa |
8月17日15時に南鳥島近海で熱帯低気圧が発生。19日9時に消滅した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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| |||
発生期間 | 8月19日 – 8月21日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1004 hPa |
8月18日頃に南西諸島で形成が始まった低圧部が、19日15時に熱帯低気圧に発達。熱帯低気圧は東シナ海を北上し、21日21時に黄海付近で消滅した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
| |||
発生期間 | 9月2日 – 9月3日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 998 hPa |
9月2日3時にフィリピンのルソン島の西の南シナ海で熱帯低気圧が発生。合同台風警報センター(JTWC)は3日6時30分(協定世界時2日21時30分)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発したが、3日9時には気象庁の天気図から消滅した。JTWCも後にTCFAを取り消した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
| |||
発生期間 | 9月4日 – 9月5日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1006 hPa |
9月1日頃にカロリン諸島近海で形成が始まった低圧部が、4日9時にパラオ近海で熱帯低気圧に発達。5日21時には低圧部に降格し、6日21時には低圧部が消滅した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
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発生期間 | 9月7日 – 9月10日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1002 hPa |
9月7日9時頃に先島諸島付近で熱帯低気圧が形成した。東シナ海から黄海を北上し、10日21時に消滅した。
TD(マリリン)
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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| |||
発生期間 | 9月10日 – 9月14日 | ||
ピーク時の強さ | 30 kt (10分間平均) 996 hPa |
9月8日頃にマリアナ諸島近海で形成が始まった低圧部が、10日15時に熱帯低気圧に発達。11日3時、気象庁は24時間以内に台風に発達するとの見込みで熱帯低気圧情報を発表し、12日にはフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)の監視エリアに進入したため、フィリピン名マリリン(Marilyn)と命名された。合同台風警報センター(JTWC)も13日18時30分(協定世界時13日9時30分)に熱帯形成警報(TCFA)を発したが、同日21時には気象庁が熱帯低気圧情報を取り消し、JTWCもその後TCFAを取り消した。マリリンは14日には低圧部に降格した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
| |||
発生期間 | 9月15日 – 9月16日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 996 hPa |
9月15日9時に鳥島東方で発生。やや北西進し、16日3時には北側にあった停滞前線に取り込まれる形で温帯低気圧に変わったが、千葉県など関東沿岸部を中心にまとまった雨となり、館山市では同日18時までの24時間降水量が135.5mmに達した[92]。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
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| |||
発生期間 | 9月17日 – 9月18日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1004 hPa |
9月17日15時にルソン島のすぐ西の南シナ海で発生、18日9時には消滅した。
TD
トロピカル・デプレッション (JMA) | |||
---|---|---|---|
| |||
発生期間 | 10月1日 – 10月3日 | ||
ピーク時の強さ | ≦30 kt (10分間平均) 1008 hPa |
9月29日頃にマリアナ諸島近海で形成が始まった低圧部が、西進して10月1日21時にフィリピンの東で熱帯低気圧に発達。3日15時には消滅した。
各台風・熱帯低気圧名
順番はアジア名「ダムレイ」が1とされている[93]。また、フィリピン名は熱帯低気圧が監視エリアに入ったとき、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)が命名するもの[94]。
台風 | アジア名 | フィリピン名 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
順番 | 名称 | 読み | 意味・由来 | 命名国・地域 | 名称 | 読み | |
1号 [36W] | 34 | Pabuk | パブーク | 淡水魚の名前 | ラオス | - | - |
2号 [02W] | 35 | Wutip | ウーティップ | 蝶 | マカオ | Betty | ベティ |
3号 [ - ] | 36 | Sepat | セーパット | 淡水魚の名前 | マレーシア | Dodong | ドドン |
4号 [05W] | 37 | Mun | ムーン | 6月 | ミクロネシア | - | - |
5号 [06W] | 38 | Danas | ダナス | 経験すること | フィリピン | Falcon | ファルコン |
6号 [07W] | 39 | Nari | ナーリー | 百合 | 韓国 | - | - |
7号 [08W] | 40 | Wipha | ウィパー | 女性の名前 | タイ | - | - |
8号 [09W] | 41 | Francisco | フランシスコ | 男性の名前 | アメリカ | - | - |
9号 [10W] | 42 | Lekima | レキマー | 果物の名前 | ベトナム | Hanna | ハンナ |
10号 [11W] | 43 | Krosa | クローサ | 鶴 | カンボジア | - | - |
11号 [12W] | 44 | Bailu | バイルー | 白鹿 | 中国 | Ineng | イネン |
12号 [13W] | 45 | Podul | ポードル | やなぎ | 北朝鮮 | Jenny | ジェニー |
13号 [15W] | 46 | Lingling | レンレン | 少女の名前 | 香港 | Liwayway | リウェイウェイ |
14号 [16W] | 47 | Kajiki | カジキ | かじき座 | 日本 | Kabayan | カバヤン |
15号 [14W] | 48 | Faxai | ファクサイ | 女性の名前 | ラオス | - | - |
16号 [17W] | 49 | Peipah | ペイパー | 魚の名前 | マカオ | - | - |
17号 [18W] | 50 | Tapah | ターファー | なまず | マレーシア | Nimfa | ニンファ |
18号 [19W] | 51 | Mitag | ミートク | 女性の名前 | ミクロネシア | Onyok | オニョク |
19号 [20W] | 52 | Hagibis | ハギビス | すばやい | フィリピン | - | - |
熱帯低気圧 | フィリピン名 | |
---|---|---|
名称 | 読み | |
01W | Amang | アマン |
03W | Chedeng | チェデン |
04W | Egay | イーゲイ |
TD | Goring | ゴーリン |
TD | Marilyn | マリリン |
各熱帯低気圧の影響
台風・ 熱帯低気圧 |
期間 | 大きさ・ 強さ |
階級 | 最大風速 | 最低気圧 | 影響地域 | 被害額 | 死者数(人) | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
台風1号 [36W] (Pabuk) | 2018年12月31日〜1月4日 | - | TS | 23m/s(45kt) | 996hPa | ナトゥナ諸島、ベトナム、マレーシア、タイ、ミャンマー、アンダマン諸島 | $1.57億 | 10 | 図表[95] |
TS | 50kt | 985hPa | |||||||
01W (Amang) | 1月5日〜6日・19日〜22日 | - | TD | 15m/s(30kt) | 1004hPa | キリバス、マーシャル諸島、カロリン諸島、パラオ、フィリピン | $604万 | 10 | - |
TD | 25kt | 1003hPa | |||||||
台風2号 [02W] (Wutip, Betty) | 2月18日〜3月2日 | 猛烈な | TY | 55m/s(105kt) | 920hPa | カロリン諸島、マリアナ諸島(グアム) | $330万 | - | 図表 |
STY | 140kt | 918hPa | |||||||
03W (Chedeng) | 3月14日〜19日 | - | TD | 不明 | 1006hPa | カロリン諸島、パラオ、フィリピン | $2.3万 | - | - |
TD | 25kt | 1001hPa | |||||||
TD | 5月7日〜8日・10日〜11日 | - | TD | 不明 | 1004hPa | ヤップ島、パラオ | - | - | - |
TD | 5月7日〜13日・13日〜15日 | - | TD | 不明 | 1004hPa | カロリン諸島 | - | - | - |
台風3号 [ - ] (Sepat, Dodong) | 6月24日〜28日 | - | TS | 20m/s(40kt) | 994hPa | カロリン諸島、ヤップ島、日本 | - | - | 図表 |
TD | 6月26日〜27日 | - | TD | 不明 | 1000hPa | 日本 | - | - | - |
04W (Egay) | 6月27日〜7月2日 | - | TD | 不明 | 1000hPa | ヤップ島、パラオ、フィリピン、台湾 | - | - | - |
TS | 35kt | 996hPa | |||||||
台風4号 [05W] (Mun) | 7月2日〜5日 | 大型 | TS | 18m/s(35kt) | 992hPa | 西沙諸島、中国(海南島、華南)、ベトナム、ラオス | $24万 | 2 | 図表 |
TS | 35kt | 992hPa | |||||||
台風5号 [06W] (Danas, Falcon) | 7月14日〜21日 | 大型 | TS | 23m/s(45kt) | 985hPa | ヤップ島、フィリピン、台湾、日本、中国(華東)、朝鮮半島 | $642万 | 6 | 図表 |
TS | 45kt | 979hPa | |||||||
TD (Goring) | 7月17日〜19日 | - | TD | 不明 | 996hPa | フィリピン、台湾、日本(先島諸島) | - | - | - |
台風6号 [07W] (Nari) | 7月24日〜28日 | - | TS | 18m/s(35kt) | 998hPa | 日本 | - | - | 図表 |
TS | 35kt | 997hPa | |||||||
台風7号 [08W] (Wipha) | 7月30日〜8月4日 | - | TS | 23m/s(45kt) | 985hPa | 西沙諸島、中国(海南島、華南)、ベトナム | $4430万 | 27 | 図表[96] |
TS | 40kt | 991hPa | |||||||
台風8号 [09W] (Francisco) | 8月1日〜7日 | 強い | TY | 35m/s(70kt) | 970hPa | 日本、朝鮮半島 | - | 1 | 図表 |
TY | 75kt | 969hPa | |||||||
台風9号 [10W] (Lekima, Hanna) | 8月3日〜15日 | 大型・猛烈な | TY | 55m/s(105kt) | 925hPa | フィリピン、台湾、日本(南西諸島)、中国(華東、華北) | $92.8億 | 90 | 図表[97][98] |
STY | 130kt | 912hPa | |||||||
台風10号 [11W] (Krosa) | 8月5日〜16日 | 超大型・強い | TY | 40m/s(75kt) | 965hPa | マリアナ諸島、日本、朝鮮半島、極東ロシア | $690万 | 3 | 図表 |
TY | 100kt | 946hPa | |||||||
TD | 8月6日〜8日 | - | TD | 不明 | 994hPa | フィリピン | - | - | - |
TD | 8月17日〜19日 | - | TD | 不明 | 1006hPa | - | - | - | - |
TD | 8月19日〜21日 | - | TD | 不明 | 1004hPa | 日本(南西諸島)、台湾、中国(華東) | - | - | - |
台風11号 [12W] (Bailu, Ineng) | 8月20日〜26日 | 大型 | STS | 25m/s(50kt) | 985hPa | フィリピン、台湾、中国(華南) | $2820万 | 3 | 図表 |
TS | 55kt | 982hPa | |||||||
台風12号 [13W] (Podul, Jenny) | 8月25日〜31日 | 大型 | TS | 20m/s(40kt) | 992hPa | ヤップ島、フィリピン、中国(海南島、華南)、ベトナム、ラオス、タイ、カンボジア | $243万 | 15 | 図表 |
TS | 35kt | 996hPa | |||||||
台風15号 [14W] (Faxai) | 8月30日〜9月10日 | 非常に強い | TY | 45m/s(85kt) | 955hPa | ウェーク島、日本 | $1.26億 | 3 | 図表[99] |
TY | 115kt | 942hPa | |||||||
台風14号 [16W] (Kajiki, Kabayan) | 8月30日〜9月7日 | 大型 | TS | 18m/s(35kt) | 996hPa | フィリピン、中国(海南島、華南)、ベトナム、ラオス | $1290万 | 6 | 図表 |
TD | 30kt | 995hPa | |||||||
台風13号 [15W] (Lingling, Liwayway) | 8月31日〜9月8日 | 非常に強い | TY | 45m/s(90kt) | 940hPa | パラオ、フィリピン、日本、朝鮮半島、中国東北部、極東ロシア | $1.72億 | 8 | 図表 |
TY | 120kt | 928hPa | |||||||
TD | 9月2日〜3日 | - | TD | 不明 | 998hPa | フィリピン | - | - | - |
TD | 9月4日〜5日 | - | TD | 不明 | 1006hPa | カロリン諸島 | - | - | - |
TD | 9月7日〜10日 | - | TD | 不明 | 1002hPa | 日本(南西諸島)、朝鮮半島 | - | - | - |
TD (Marilyn) | 9月10日〜14日 | - | TD | 15m/s(30kt) | 996hPa | - | - | - | - |
台風16号 [17W] (Peipah) | 9月13日〜17日 | - | TS | 18m/s(35kt) | 1000hPa | マリアナ諸島、日本(小笠原諸島) | - | - | 図表 |
TS | 35kt | - | |||||||
TD | 9月15日〜16日 | - | TD | 不明 | 996hPa | 日本 | - | - | - |
台風17号 [18W] (Tapah, Nimfa) | 9月17日〜23日 | 大型・強い | TY | 35m/s(65kt) | 970hPa | 日本、台湾、華東、韓国 | - | - | 図表 |
TS | 60kt | - | |||||||
TD | 9月17日〜18日 | - | TD | 不明 | 1004hPa | フィリピン | - | - | - |
台風18号 [19W] (Mitag, Onyok) | 9月25日〜10月3日 | 大型・強い | TY | 40m/s(75kt) | 965hPa | マリアナ諸島、台湾、日本、華東、韓国 | - | 10 | 図表 |
TY | 90kt | 961hPa | |||||||
TD | 10月1日〜3日 | - | TD | 不明 | 1008hPa | フィリピン | - | - | - |
台風19号 [20W] (Hagibis) | 10月5日〜 | 大型・猛烈な | TY | 55m/s(105kt) | 915hPa | - | - | - | 図表 |
STY | 140kt | 915hPa | |||||||
計36個 | 2018年12月31日〜 | - | - | 55m/s(105kt) | 915hPa | - | $96.8億 | 194 | - |
140kt | 912hPa |
- 「期間」は熱帯低気圧として存命した期間を表す。台風が熱帯低気圧に変わった場合、熱低化から消滅までの期間も含む。
- 「階級」「最大風速」「最低気圧」は、それぞれ上段が気象庁、下段がJTWCの解析によるデータである。ただし、JTWCのデータがない場合、気象庁のデータのみを表示している。
- 「階級」について、上段は気象庁が示す国際分類で、最大風速(10分間平均)によってTD=トロピカル・デプレッション、TS=トロピカル・ストーム、STS=シビア・トロピカル・ストーム、TY=タイフーンに分類される。下段のJTWCの分類は、TS=トロピカル・ストーム、TY=タイフーン、STY=スーパータイフーンで、最大風速(1分間平均)によって分類される。
- 「出典」の
図
表
はそれぞれ気象庁HPで公開されている台風の経路図及び位置表のリンクである。 - 台風13・14号・15号および16・17号は順番が入れ替わっているが、気象庁が熱帯低気圧として解析した日時の順に示している。
脚注
注釈
出典
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- ^ [1] デジタル台風 1951年以降2月に発生した台風を最低気圧昇順に並べたもの。
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