コンテンツにスキップ

「ソニックアドベンチャー」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: ブランドとしてのXboxの記事作成に伴うリンク修正 - log
234行目: 234行目:
* [[ソニックアドベンチャー2]](ドリームキャスト)
* [[ソニックアドベンチャー2]](ドリームキャスト)
** ソニックアドベンチャー2 バトル(ニンテンドーゲームキューブ)
** ソニックアドベンチャー2 バトル(ニンテンドーゲームキューブ)
* [[ソニック ヒーローズ]]([[PlayStation 2]]、ニンテンドーゲームキューブ、[[Xbox]]、Windows)
* [[ソニック ヒーローズ]]([[PlayStation 2]]、ニンテンドーゲームキューブ、[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]、Windows)
* [[シャドウ・ザ・ヘッジホッグ]](PlayStation 2、ニンテンドーゲームキューブ、Xbox)
* [[シャドウ・ザ・ヘッジホッグ]](PlayStation 2、ニンテンドーゲームキューブ、Xbox)
* [[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (2006年のゲーム)|ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]([[PlayStation 3]]、[[Xbox 360]])
* [[ソニック・ザ・ヘッジホッグ (2006年のゲーム)|ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]([[PlayStation 3]]、[[Xbox 360]])

2020年1月1日 (水) 08:14時点における版

ソニックアドベンチャー
SONIC ADVENTURE
ジャンル 3Dアクションゲーム
対応機種 ドリームキャスト
PS3Xbox 360
開発元 ソニックチーム(セガAM8研)
発売元 セガ(後のセガゲームス
プロデューサー 中裕司
ディレクター 飯塚隆
デザイナー 飯塚隆
見吉隆夫
小川陽二郎
シナリオ 西山彰則
プログラマー 片野徹
音楽 瀬上純
床井健一
熊谷文恵
美術 星野一幸
人数 1 - 4人(DC)
メディア GD-ROM(DC)
ダウンロード販売
発売日 1998年12月23日(DC)
2010年9月29日(PS3・Xbox 360)
売上本数 385,367本 (DC)[1]
テンプレートを表示
ソニックアドベンチャーDX
Sonic Adventure DX: Director's Cut
ジャンル 3Dアクションゲーム
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
Windows XP・Xbox360・PS3
G CLOUD[注 1]
開発元 ソニックチーム
発売元 セガ(後のセガゲームス
メディア ニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスク
CD-ROM・ダウンロード販売(SEGA PCゲームポータルサイト)
Xi対応端末のクラウドゲーム
発売日 2003年6月19日(GC)
2003年12月18日(PC)
2011年10月15日(G CLOUD)
テンプレートを表示

ソニックアドベンチャー』(SONIC ADVENTURE1998年12月23日ドリームキャスト用ソフトとしてソニックチームの製作でセガ(後のセガゲームス)より発売されたハイスピード3Dアクションゲーム[2]

概要

1998年8月22日東京国際フォーラムにて、ソニックアドベンチャーの制作発表会が行われ、ソニックアドベンチャーの存在が明らかとなった。[3] プロデューサーの中裕司が出演し、開発中のソニックアドベンチャーのデモプレイが行われ、その他にも主題歌『Open Your Heart』が生演奏された。

ソニックシリーズ初の3D作品。3D作品になったことに合わせ、キャラクターに声優がつくようになり、設定・デザインが変更され、BGMも打ち込み中心からロック調のものに変わった。以降は本格的に3D作品が製作されることになる。

主人公ソニックを含めた6種類のキャラクターの中から選択し、それぞれのステージの目的をクリアしていく。キャラクターごとに能力とゲームシステムが異なり、違ったゲームを楽しんでいるかの如く何度でも楽しめる、という点を売りにしていた。このシステムは以降の作品にも採用されている。シナリオも過去の作品の単純で爽快なものとは違い、この作品からは暗く緻密なシナリオも見られるようになる。

1999年10月14日には、5ヶ国語やネットワークランキング等に対応した『ソニックアドベンチャー インターナショナル』が発売された。[4] 2003年6月19日には、本作のリニューアル版である『ソニックアドベンチャーDX』がゲームキューブで発売された(同年12月にはWindows XP版も発売されている)。

また2010年に「セガ・ドリームキャスト復刻プロジェクト」の第一弾タイトルとして、PlayStation 3PlayStation Store)とXbox 360Xbox Live Arcade)への移植版(GC版DXをベースにしている)がオンライン配信されている。HD出力に対応しているが、映像はピラーボックスによる4:3での表示となる。

開発

本作が発売された頃はドリームキャストなどゲームハードのスペックが大幅に向上した時期であり、表現できる幅が大きく広がることを受け、本作の開発タイミングでキャラクターデザインをクラシックソニックから現代のモダンソニックへ変更した。リファインについては気をてらうのではなく、順当な正統進化を意識し、頭身を上げたりリアルな表現の質感にしたりした。また、キャラが喋るようになったため、多様な感情表現をできるようにもした。そういった要素を生かすためのデザインということで、モダンソニックは生まれた。その結果として、新キャラクターの追加や別タイトルとのコラボレーションもしやすくなり、話自体もシリアスでハードなものにすることができるようになった。ソニックシリーズのプロデューサーである飯塚隆は、もともとソニックは、特にアメリカが一番のマーケットであり、2016年9月時点でもアメリカを意識したシナリオになっているが、本作と続編の『ソニックアドベンチャー2』は完全に日本人の感性で日本人が書いたシナリオになっている、と語っている[5]

ストーリー

ある日、巨大な宝石「マスターエメラルド」が砕け、その中から液状の身体を持つ怪物が現れた。その怪物は、永い眠りから復活した古代の破壊神「カオス」だった。Dr.エッグマンはカオスを利用して街を破壊し、その跡に自らの理想の都市「エッグマンランド」を建設しようと企んでいるのだ。その企みが着々と進行する中、6人の主人公達――ソニック、テイルス、ナックルズ、エミー、E-102"γ"、そしてビッグが、各々の目的のため冒険を繰り広げる。

ゲームシステム

6人のプレイヤーキャラクターのうち、誰か一人を選び、ストーリーを進めることになる。ただし、最初はソニックしか選べず、ストーリー中に別のキャラクターに出会うことでそのキャラクターが使用可能になる。また、6人のキャラクター全員をクリアすると、スーパーソニックのシナリオがプレイできるようになる。本ゲームのフィールドは「アドベンチャーフィールド」と「アクションステージ」の2種類に大別される。「アドベンチャーフィールド」での目的は情報収集や謎解きを行って「アクションステージ」への入り口を探すこと、「アクションステージ」での目的はキャラクター毎に設定された条件を満たすことである。プレイヤーは、これら2種類のステージを往復しながらストーリーを進めることとなる。

キャラクター

プレイヤーキャラクター

以下に、キャラクターの性能や、ゲーム上の目的、物語の背景などを示す。

ソニック・ザ・ヘッジホッグ
主人公。今回の彼は、街中でカオスに遭遇するが、いつもの軽い暇潰しの要領でカオスを撃退する。次の日、テイルスと再会し、エッグマンの野望を止めるためカオスエメラルド探しの旅に出ることになる。
ゲーム上・ステージ毎の目的は、ステージ最後にあるカプセルのスイッチを押すか、カオスエメラルドを入手すること。ステージによっては、テイルスがついてくる。非常に足が速く、全キャラクター中一番のハイスピードアクションを楽しむことが出来る。スピンダッシュ、スピンジャンプ、スピン移動といったおなじみの技はもちろん、今回新しく、ホーミングアタック(空中ダッシュ)を使えるようになった。また、アイテムを手に入れることで、ライトスピードダッシュや、ライトスピンアタックといった派生技を使うこともできる。その代わりにバリアを使ったスペシャルアタックは出来なくなった。また、特殊ステージではスノーボードやシューティングゲームもある。
マイルス "テイルス" パウアー
カオスエメラルドを動力にして小型飛行機"トルネード号"を動かす試験飛行をしていたが、飛行中に動作不良がおき、墜落してしまう。そこにソニックが現れて助けられる。
ゲーム上・ステージ毎の目的は、ソニックと競走し、ソニックよりも早くゴールのカプセルのスイッチを押すかカオスエメラルドを入手すること。テイルスは空が飛べるため、空中をショートカットしてソニックを追い抜くのが基本である。特に、ミッションAでは、CPUソニックはテイルスよりも足が速いため、ショートカットしなければまず勝てない。最終ステージだけは、相手がソニックではなく、エッグマンになる。今回の彼は、スピンジャンプやプロペラ飛行は可能になったが、スピンダッシュは出来なくなった(ローリングは可能)。新しい技として、地上で尻尾を回転させて攻撃できるようになった。また、特殊ステージではソニック同様スノーボードやシューティングゲームもある。
ナックルズ・ザ・エキドゥナ
祭壇でマスターエメラルドを守護していると、突然液状の怪物カオスが出現し、マスターエメラルドが砕け散ってしまう。マスターエメラルドがなくなったことで、エンジェルアイランドが落下してしまう。エンジェルアイランドを再び浮上させるために、マスターエメラルドのカケラを探す旅に出る。同時に、カオスをマスターエメラルドを破壊した敵として、追うことになる。
ゲーム上・ステージ毎の目的は、ステージ上に散らばっているエメラルドのカケラを3つ集めることで、エメラルド探知能力を駆使して探すことになる。同じステージでも、エメラルドの位置はランダムで決まる。また、赤い光球に触ると、カケラのある方向を教えてくれる。今回の彼は、スピンジャンプ、滑空、壁登りが可能である。また、レベルアップアイテムを入手することで、穴掘りやマキシマムヒートナックルが使えるようになる。テイルス同様、スピンダッシュは出来なくなったが、3連パンチが使用可能になった。今作の彼は、エッグマンに騙されて再びソニックやテイルスと戦うシーンがあり、まだソニックのライバルとしての位置付けである。
エミー・ローズ
現在では、ステーションスクエアで一人暮らしをしているエミー。ところが、退屈が大嫌いな彼女は、毎日毎日同じ日常を繰り返しているのに飽き飽きしていた。昔、ソニックを追いかけていたころを懐かしんでいると、突然空が闇に包まれ、巨大な空中要塞"エッグキャリア"が現れ、小鳥が一羽落ちてくる。小鳥は、エッグマンのロボットに追われている様子。小鳥を守るため、エミーの旅が始まる(今作のエミーは小鳥には優しい場面を多く見せた)。
ゲーム上・ステージ毎の目的は、エッグマンのロボット『ゼロ』から逃げつつ、ステージを進んでいき、ゴール地点にある風船につかまること。ゼロに追いつかれてもダメージを受けるだけで即アウトにはならない。ステージ中には、パズル的な仕掛けもある。古参キャラの一人であるエミーだが、正式に本シリーズのプレイヤーキャラとなったのは今回が初である。テイルスやナックルズよりも足が遅く、スピンジャンプでなく普通のジャンプしかできないなど、癖の強い操作方法である。今ではお馴染みとなっているピコピコハンマーは今作から使える。レベルアップアイテムの装備により、地上でハンマーを回転させて攻撃できる(ただし、回転しすぎると一定時間、操作できなくなる)。もぐら叩き形式のミニゲームもある。
彼女の髪型、服装、口調、年齢は、本作から変更されている。
E-102 "γ"(「ガンマ」)
エッグマンに製作された、E-100シリーズの2号機。エッグマンの命令に従い、エッグキャリアの乗船、カエルくん捕獲の任務などをこなす。
ゲーム上・ステージ毎の目的は、ゴール地点にいるターゲットを破壊すること(例外有り)で、全プレイヤーキャラのなかでもっともボス戦が多い。また全キャラクター中唯一制限時間がある。参式レーザー銃を装備しており、敵をロックオンして倒すことが出来る。ロックオンシューティング感覚のアクションゲームを楽しむことが出来る。一度に多くの敵をまとめて倒すと、制限時間が増える。レベルアップアイテムを装備することで、拡散弾の発射や、ホバリングが可能になる。
ビッグ・ザ・キャット
ミスティックルーインで、親友のカエルくんと一緒に住んでいたビッグだが、突然カエルくんに尻尾が生え、どこかへ逃げてしまう。カエルくんを探すため、ビッグの旅が始まる。
ゲーム上・ステージ毎の目的は、ステージのどこか(水中)で泳いでいるカエルくんを釣り上げることでクリアとなる。カエルくん以外にも、様々な魚がおり、それらを釣り上げることもできる。非常にのんびりとした性格が性能に反映されており、足はかなり遅い。釣りのロッドをふったり、ルアーを飛ばして攻撃できる。ステージを散策し、釣りをしながらカエルくんを探す、といったプレイスタイルになるため、とてものんびりとしたゲームを楽しむことができる。
一度のみカオスと戦うボス戦が存在するが、これもボスの体内で泳いでいるカエルくんを釣り上げることでクリアとなり、ボスを倒す必要はない。

非プレイヤー・その他のキャラクター

Dr.エッグマン
ソニックを敵視する悪の科学者。石碑に書かれていたカオスの存在を知り、エッグマンランドを建設するために、封印が解けたカオスを利用する。カオスの力を引き出すため、カオスエメラルドを集めるが、本人は逆に利用されている事に気づいていない。
カオス
  • 声優:なし
青い液体ボディを持った謎の液状生命体で、古代における破壊神。マスターエメラルドから復活した後、エッグマンの配下になったかのように彼と行動を共にするが、実際には七つのエメラルドを集める為に彼を利用しているだけに過ぎない。
ティカル (ヒントボール)
古代ナックルズ族の少女。遠い昔に世界を滅ぼしたカオスを自らの肉体と共にマスターエメラルドの中に封印する。既に肉体を失っており、赤い光球となってソニック達の前に現れる。カオスを止めてもらうために、ソニック達を導く。時には過去の光景を見せることも。
パチャカマク
古代ナックルズ族の族長。他国を襲うため、娘ティカルと対立している。
ゼロ (E-100 "α"(「アルファ」))
  • 声優:なし
エッグマンに作られたロボットで、ガンマを始めとするE-100シリーズの試作機。試作機故にAIの性能が低く、単純な行動しかできないが、非常に堅い装甲で身を包んでおり、攻撃しても吹き飛ぶだけでダメージを与えられない。エミーが保護している小鳥を捕獲する任務を負っている。エミーのアクションステージでは、壁を壊してでもしつこく追い回す。
E-101 "β" (「ベータ」)
  • 声優:なし
エッグマンに作られたロボット。ガンマの先代機。エッグキャリア乗船権をかけてガンマと戦う。その後しつこく交渉することでエッグキャリアへの登場を特別に許可されるが、その代わりに改造され、「E-101R "β改"(「ベータ・カイ」)」となってガンマと対決する。コードネームは「β(ベータ)」。
E-103 "δ" (「デルタ」)、E-104 "ε" (「イプシロン」)、E-105 "ζ" (「ゼータ」)
  • 声優:なし
エッグマンに作られたロボット。ガンマの同型の量産型。ガンマと共にカエルくんの捕獲の任務を担当したものの、全く違うカエルを捕獲したため、エッグマンによりお払い箱にされてしまう。その後、改造されガンマと対決。コードネームはE-103は「δ(デルタ)」、E-104は「ε(イプシロン)」、E-105は「ζ(ゼータ)」。
E-103、E-104は右腕だけだったレーザー銃が両腕に増設されているだけだが、E-105は改造により施設の設備と一体化しており、頭部以外ほとんど原型をとどめていない。
小鳥さん(名称不明)
  • 声優:なし
エミーが保護している小鳥。ある理由により、エッグマンに狙われている。
カエルくん
  • 声優:なし
ビッグの親友。突然謎の尻尾が生え、ビッグの元から逃げてしまう。
チャオ
謎の生命体。古代から存在するが現在は限られた環境でしか生息していない。チャオが生息している場所をチャオガーデンと呼び、ここに行くとチャオを育成できる。
クリーム・ザ・ラビット
  • 声優:なし
ソニック達の仲間でウサギの女の子。GC版・配信版のみの登場。ステーションスクエアにおいて、彼女が空を飛んで登場することがあるが、ストーリーへの関わりは一切無く、セリフも無い。
メタルソニック
  • 声優:なし
プロローグでのエミーの回想シーンに登場。ファイナルエッグの入り口にもメタルソニックらしいロボットが眠っている。また、全130個のエンブレムを集め、すべてのミッションをクリアするとトライアルの隠しキャラクターとして使用可能。
チャクロン
  • 声優:なし
チャオレースに登場する、黒いチャオ。最初は横に寝そべっており、スタートしても動かないが、しばらくすると物凄いスピードで走り出し、一位をさらっていく。一位になった後は、また横に寝そべる。表彰台の上でも寝そべっている。並みの能力のチャオでは勝ち目がない。
その他(駅やステージ中のアナウンス等)
警官
  • 声優:?
ソニックのプロローグに登場。カオスを逮捕しようとしたが、銃弾がまったく効かず、後退した。

敵キャラ

  • キキ - サル型ロボット。
  • リノタンク - サイ型ロボット。
  • スイープ - アメンボ型ロボット。
  • ボアボア
  • レオン - カメレオン型ロボット。
  • スピナ
  • アイスボール
  • カートキキ
  • ブヨン
  • ウニダス
  • コップスピーダー
  • スパナ
  • ゴーラ
  • エッグキーパー
  • ビート

レベルアップアイテム

  • ソニック
    • ライトシューズ
    • クリスタルリング
    • 太古の光
  • テイルス
    • ジェットアンクレット
    • リズムブローチ
  • ナックルズ
    • シャベルクロー
    • ファイティンググローブ
  • エミー
    • 戦士のハネ
    • ロングハンマー
  • E-102“γ”
    • 高出力ブースター
    • 参式レーザーガン
  • ビッグ
    • ライフベルト
    • パワーロッド
    • レベルアップルアー1
    • レベルアップルアー2
    • レベルアップルアー3
    • レベルアップルアー4

チャオガーデン

チャオが生息している場所。3つのチャオガーデンが存在し、3つアドベンチャーフィールドのどこかに一つずつある。アクションステージで敵を倒すと、小動物が出現し、入手することができる。チャオガーデンに入ると、入手した小動物がいっせいに開放される。小動物の能力をチャオにキャップチャーさせることで、チャオの育成が可能である。チャオは、ビジュアルメモリ(GC版ではゲームボーイアドバンス及び同ハードのゲームソフト ソニックアドバンスソニックアドバンス2)に転送することで、ミニゲームが遊べ、これでも育てられる(配信版ではこれらの要素がなくなっている)。育成したチャオは、チャオレースに参加させられる。チャオレースで優勝すると、エンブレムが手に入る。チャオガーデンにいる間は時間が経過し、チャオガーデンから出ると時間は流れない。またGC版・PC版・配信版ではチャオの名前もつけることが可能。

バグ

本作品は以下のバグが存在した。

  • 物を持って置いた時、1歩後ろに下がるが、ステーションスクエアのアドベンチャーフィールドで、壁に寄りかかって物を置いて、1歩後ろに下がると壁をすり抜け、下に落下してミスになる。
  • ステーションスクエアにあるトゥインクルパークの入り口のガラス通路はキャラクターによってはすり抜けてしまうことがある。
  • エッグキャリアで、海に落ちると場合によってはミスにならず、永遠に落下し続けることがある。この場合はスタートボタンを押してポーズをかけ、「やめる」を選択して、一旦ゲームを中断するか、A+B+X+Y+スタートボタンを同時に押し、ソフトリセットするしかない。
  • ナックルズをプレイヤーキャラクターとし、「スカイデッキ」のステージで戦艦の壁にせり出した上部と、その壁の溝にグライダーすると、壁をすり抜けられ、外部に移動できる。その時小部屋の外壁もすり抜けられ、小部屋の内部に入ることが出来る。ただし、出ることが出来なくなる。

プチゲームコレクション

『ソニックアドベンチャーDX』(GC、Windows)に収録されたプチゲームコレクションでは、ゲームギアで発売されたソニック関連のゲーム全12本(日本未発売のものも含む)をプレイできる。

音楽

Jun Senoue(瀬上純)をメインに、Keniti Tokoi(床井健一)、Tomoya Ohtani、Fumie Kumataniなどが作曲に携わっている。人気クイズ番組アタック25にて、Fish Hits!(釣りヒット時BGM)、Twinkle Circuit(トゥインクルサーキットBGM)、Goin' Down(スピードハイウェイACT2BGM)がクイズ中のBGMとして採用されていた時期がある。

このゲームのテーマ曲『Open Your Heart』は「セガ スーパースターズ」や「大乱闘スマッシュブラザーズX」でも使用されている。

ステージ&アドベンチャーフィールド

ステーションスクエア
  • エメラルドコースト(ソニック,ビック,ガンマ)
  • カジノポリス(ソニック,テイルス,ナックルズ)
  • トゥインクルパーク(ソニック,エミー,ビック)
  • スピードハイウェイ(ソニック,テイルス,ナックルズ)
  • トゥインクルサーキット(全キャラ対象)
ミスティックルーイン
  • ウィンディーバレー(ソニック,テイルス,ガンマ)
  • アイスキャップ(ソニック,テイルス,ビック)
  • レッドマウンテン(ソニック,ナックルズ,ガンマ)
  • ロストワールド(ソニック,ナックルズ)
  • サンドヒル(テイルス)
  • ファイナルエッグ(ソニック,エミー,ガンマ)
エッグキャリア
  • スカイデッキ(ソニック,テイルス,ナックルズ)
  • ホットシェルター(エミー,ビック,ガンマ)

シリーズ一覧

脚注

注釈

  1. ^ ただしデモ版で利用無料。
  2. ^ 初代から起用されていた八代駿は発売から約5年後の2003年に脳梗塞で死去した為、『DX』がビッグを担当した最後の作品となった。『ソニック ヒーローズ』以降は長嶝高士がビッグ役を務めている。

出典

  1. ^ 週刊ファミ通』2018年12月6日号、KADOKAWA、2018年、45頁。
  2. ^ SONIC ADVENTURE”. セガ. 2001年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月9日閲覧。
  3. ^ 発表! ソニック制作発表会!!”. セガ. 2015年5月9日閲覧。
  4. ^ SONIC ADVENTURE International”. セガ. 2001年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月9日閲覧。
  5. ^ 徳間書店『Nintendo DREAM』2016年11月号38ページ

外部リンク