「藤沢本町駅」の版間の差分
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|画像説明 = 藤沢本町駅(2012年5月) |
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|よみがな = ふじさわほんまち |
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|ローマ字 = Fujisawa-hommachi |
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2020年2月14日 (金) 22:06時点における版
藤沢本町駅 | |
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藤沢本町駅(2012年5月) | |
ふじさわほんまち Fujisawa-hommachi | |
◄OE 11 善行 (1.6 km) (1.8 km) 藤沢 OE 13► | |
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所在地 | 神奈川県藤沢市藤沢三丁目3番4号 |
駅番号 | ○OE 12 |
所属事業者 | 小田急電鉄 |
所属路線 | 江ノ島線 |
キロ程 |
21.3km(相模大野起点) 新宿から53.6 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
21,970人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)4月1日 |
藤沢本町駅(ふじさわほんまちえき)は、神奈川県藤沢市藤沢三丁目にある、小田急電鉄江ノ島線の駅である。駅番号はOE 12。
概要
藤沢駅が藤沢宿の南側に離れて設置されたのに対し、当駅は藤沢宿の西端、旧東海道(現在の県道43号)のすぐ北側に設置されている。
東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)のコースが当駅近くの県道30号を通ることから、2004年から2007年1月2・3日に「箱根駅伝応援号」が東京メトロ千代田線大手町 - 藤沢・箱根湯本間に運転され、藤沢行き編成が当駅に停車した(2006年以降は1月2日の往路のみ)[1]。
なお、当駅の駅名は「ふじさわほんまち」と読むが、駅南側の住所は「ほんちょう」と読む。
歴史
- 1929年(昭和4年)4月1日 - 江ノ島線の開業と同時に藤沢町風早6306番地に設置。「直通」の停車駅となる。なお、各駅停車は新宿 - 稲田登戸(現・向ヶ丘遊園)間のみで運行されていた。
- 1945年(昭和20年)6月 - 「直通」が廃止され各駅停車が全線で運行されることとなり、その停車駅となる。
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 準急が設定され、停車駅となる。
- 1991年(平成3年)9月1日 - 現行駅舎完成、使用開始。[2]
- 2006年(平成18年)2月 - 連絡通路にエレベーター設置。[3]
- 2012年(平成24年)7月 - 行先案内表示器が新設され、使用開始。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である。駅舎・改札口は1番線側にあり、2番線へは跨線橋を利用する。
駅名標は2016年9月に、LED照明付きのものに交換された。なお、それと同時に駅構内の案内表示類がすべて新しい仕様のものに変更、統一され、駅名標も含め日本語とハングル及び中国語(簡体字)併記のものとなった。主要駅以外での駅名標新型化で多言語付きの駅は初めてとなった。
改札前広場には売店OX SHOPが併設されていたが、現在は撤去されている。
のりば
のりばは東側を1番ホームとして、下表の通りである。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 江ノ島線 | 下り | 藤沢・片瀬江ノ島方面 |
2 | 上り | 相模大野・新宿・ 千代田線方面 |
利用状況
近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[* 2] |
1日平均 乗車人員[* 3] |
出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)9,543 | [神奈川県統計 1] | |
1998年(平成10年) | 8,933 | [神奈川県統計 2] | |
1999年(平成11年) | 8,951 | [神奈川県統計 3] | |
2000年(平成12年) | 8,825 | [神奈川県統計 3] | |
2001年(平成13年) | 8,773 | [神奈川県統計 4] | |
2002年(平成14年) | 17,235 | 8,724 | [神奈川県統計 5] |
2003年(平成15年) | 17,855 | 9,174 | [神奈川県統計 6] |
2004年(平成16年) | 18,087 | 9,276 | [神奈川県統計 7] |
2005年(平成17年) | 18,328 | 9,402 | [神奈川県統計 8] |
2006年(平成18年) | 19,071 | 9,784 | [神奈川県統計 9] |
2007年(平成19年) | 19,898 | 10,186 | [神奈川県統計 10] |
2008年(平成20年) | 20,151 | 10,326 | [神奈川県統計 11] |
2009年(平成21年) | 20,016 | 10,243 | [神奈川県統計 12] |
2010年(平成22年) | 20,113 | 10,290 | [神奈川県統計 13] |
2011年(平成23年) | 20,282 | 10,379 | [神奈川県統計 14] |
2012年(平成24年) | 20,851 | 10,666 | [神奈川県統計 15] |
2013年(平成25年) | 21,549 | 11,010 | [神奈川県統計 16] |
2014年(平成26年) | 21,317 | 10,874 | [神奈川県統計 17] |
2015年(平成27年) | 21,838 | 11,148 | [神奈川県統計 18] |
2016年(平成28年) | 21,867 | 11,160 | [神奈川県統計 19] |
2017年(平成29年) | 21,954 | ||
2018年(平成30年) | 21,970 |
駅周辺
戦前
当駅開業当時は旧藤沢宿から藤沢駅周辺へと商業の中心が変わりつつある頃であった。[注釈 1]当駅の位置は町はずれではあるが、国道467号線の前身である滝山街道(八王子街道[注釈 2]、八王子道とも)、厚木往還(厚木道とも)が分岐する要衝でもあった[5][6][注釈 3]。 開業前から旧制湘南中学(現・湘南高校)が存在してはいたが、街道沿いから少し外れると人家もまばらで、駅北部の白旗川沿いは水田が広がっていた。
戦後
日中戦争の時期に日本精工の工場進出、大戦末期に藤沢飛行場の建設といった変化はあったものの、戦後しばらく街道沿い以外田園が広がる状態が続く。神武景気の頃より南側から宅地化が進行し、当駅を飲み込む。1960年には善行駅が開業し、北側からも宅地化が進む。1966年に善行団地が完成する頃まで駅間の水田がほとんど残っていたが、70年代に入って間もなく長銀による分譲住宅開発で姿を消した。1975年頃には現在に近い街並みとなる。[7]
現在
中高層住宅と低層住宅が混在する住宅地となっており、駅周辺や国道467号、県道沿いに商店が立ち並んでいる。 駅周辺に数か所の無料駐輪場が設置されており、平日の朝は自転車を利用する通勤通学客が多い。また、周囲に高等学校が多く立地していることから、当駅で下車して通う高校生が多い。しかし、改札口は1番ホームの南端に1か所しかないため大変混雑する。かねてから地元では西口側への開設を要望する声があり[8][9]、藤沢市では当駅西側に並走する市道藤沢652号線改良工事の一環として無料駐輪場に代わる有料駐輪場整備[注釈 4]、当駅舎の橋上化を含め検討が進められている。[注釈 5]
- 白旗神社
- 真源寺
- 三菱電機寮
- 伊勢山
- 藤沢御殿跡
- 北向地蔵(藤沢市)
- 神奈川県立湘南高等学校
- 神奈川県立藤沢清流高等学校
- 藤嶺学園藤沢中学校・高等学校
- 聖園女学院中学校・高等学校
- 藤沢市消防本部南消防署本町出張所
- 藤沢市民病院
- 石名坂温水プール
- 藤沢台町郵便局
- 藤沢本町郵便局
- 国道1号(藤沢バイパス)
- 国道467号
主な本社・事業所
路線バス
いずれの系統も台町バス停が最寄りとなるが、藤沢駅北口を出発し県道43号線交差点で右折、市道藤沢652号線藤沢石川線を北上する系統に限りロータリーに乗り入れる。その逆方向となる藤沢駅へ向かう系統を含め、他は全て県道43号線上の停留所を使用する。[注釈 6]
当駅を舞台とした作品
隣の駅
脚注
注釈
- ^ ちなみに藤沢市庁舎が藤沢駅前に移転するのは戦後のことである。開業当時は高座郡藤沢町で、町役場は現在の藤沢公民館の位置に存在した。
- ^ 現代における滝山街道、八王子街道とは意味合いが異なることに注意。鎌倉街道に代表されるように、目的地が共通するために同一名となっている。時を経て、藤沢界隈では町田街道と呼ばれるのが慣例となった。
- ^ 厚木往還は今も痕跡を留めており、国道467号線を起点に北向地蔵前を通過、当駅に隣接する踏切を経て、藤沢バイパス陸橋下から荏原製作所に向かう細い通りがそれである。
- ^ [10] 藤沢市議会令和元年9月定例会にて道路河川部長は、約1200台分の駐輪場に代わる有料駐輪場として同年9月末を目途に約900台分の用地取得を終える見込みと発言している。
- ^ [11]2017年 藤沢市議会平成29年12月定例会 12月5日審議における道路河川部長発言を以下に引用する。『...藤沢本町駅周辺の道路拡幅部の用地取得や地元要望の西口改札の新設、改良すべき踏切道として国土交通大臣の指定を受けた藤沢本町1号踏切などの駅周辺施設の概略設計を行っているところです。平成30年度には、引き続き用地取得に向け地権者調整を進めるとともに、...、小田急電鉄株式会社と具体的な協議を進める予定としております。...』
- ^ かつては市道上に停留所が設置されていたが、乗降時に車線を完全に塞いでしまう上に、対向車線の流れまでも影響を及ぼすことから専用のロータリーが設置された。
出典
会議録の検索藤沢市議会
記事本文の出典
- ^ 東京メトロのニュースリリース(2003年12月11日、2004年11月19日、2005年11月25日、2006年11月29日)より。
- ^ 小田急75年史(2003.03) 小田急電鉄
- ^ 平成17年度予算審査のあらまし藤沢市
- ^ 2012年度の鉄道事業設備投資計画 (2)駅施設改良、サービスの向上 2.行先表示装置の新設 (PDF) - 小田急電鉄(2012年4月27日閲覧)
- ^ 街道について国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所
- ^ 善行地区郷土史(PDF)藤沢市
- ^ 今昔マップ埼玉大学
- ^ 2005年 藤沢市議会平成17年2月予算等特別委員会 3月9日審議
- ^ 2013年 藤沢市議会平成25年2月予算等特別委員会 3月12日審議 道路整備課長発言
- ^ 2019年 藤沢市議会令和元年9月定例会 9月20日審議
- ^ 2017年 藤沢市議会平成29年12月定例会 12月5日審議
- ^ 神奈川県にあるワイン生産量日本一の自治体は?AERA dot.
利用状況の出典
- 小田急電鉄の1日平均利用客数
- 小田急電鉄の統計データ
- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 22ページ
- ^ 平成12年 - 223ページ
- ^ a b 平成13年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成14年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成15年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成16年 (PDF) - 223ページ
- ^ 平成17年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成18年 (PDF) - 225ページ
- ^ 平成19年 (PDF) - 227ページ
- ^ 平成20年 (PDF) - 231ページ
- ^ 平成21年 (PDF) - 241ページ
- ^ 平成22年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成23年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成24年 (PDF) - 235ページ
- ^ 平成25年 (PDF) - 237ページ
- ^ 平成26年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成27年 (PDF) - 239ページ
- ^ 平成28年 (PDF) - 247ページ
- ^ 平成29年 (PDF) - 239ページ
関連項目
外部リンク
- 藤沢本町駅(各駅のご案内) - 小田急電鉄
- 歴史・写真館(大島薬局) - ウェイバックマシン(2016年10月13日アーカイブ分) - 大島薬局 ※1937年頃の駅写真および地域年表など。
- 二万五千分地形圖 (スタンフォード大学ライブラリ)- 明治40年測量・昭和12年要部修正測図(陸地測量部)