「田浦駅」の版間の差分
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|画像説明 = 南口(2012年5月) |
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|よみがな = たうら |
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|ローマ字 = Taura |
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2020年2月14日 (金) 22:23時点における版
田浦駅 | |
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南口(2012年5月) | |
たうら Taura | |
◄JO 05 東逗子 (3.4 km) (2.1 km) 横須賀 JO 03► | |
所在地 | 神奈川県横須賀市田浦町一丁目6 |
駅番号 | □JO 04 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■横須賀線 |
キロ程 |
13.8km(大船起点) 東京から品鶴線経由で63.2 km |
電報略号 | タウ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,278人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)5月1日 |
備考 | 業務委託駅(早朝時間帯無人駅) |
田浦駅(たうらえき)は、神奈川県横須賀市田浦町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線の駅である。駅番号はJO 04。
京浜急行電鉄本線の京急田浦駅とは直線距離で北へ1.5km以上離れており、乗り換えには適さない。
歴史
- 1904年(明治37年)5月1日:官設鉄道の逗子 - 横須賀間に駅を設置し開業する。
- 1909年(明治42年)10月12日:横須賀線所属駅となる。
- 1918年(大正7年)4月15日:一般大貨物の取扱を開始[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物取り扱いを廃止する。
- 1987年(昭和62年)
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の供用を開始する。
- 2006年(平成18年)5月1日:貨物取り扱いの廃止に伴い、JR貨物の駅が廃止となる。
- 2007年(平成19年)
- 2010年(平成22年)3月18日:エレベーター供用を開始する(ホームと南口の計2箇所)。
- 2015年(平成27年)
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、駅舎は橋上駅舎であり、跨線橋の両端に入口が設けられ、跨線橋の中央部に改札口(自動改札機)が設置されている。2010年3月に改札内コンコースとホームおよび、南口改札外コンコースと出入口を結ぶエレベーターおよび多機能トイレが設置された。ホームの屋根は戦時中に建設され、木製とレール型鉄製のものが混在した柱が今も屋根を支えている。
谷戸地形によるトンネルが多い地域のため、当駅は両端をトンネルで挟まれている。このためプラットホームの有効長が10両分しかなく、11両編成の列車は、当駅においては先頭1両(上り列車は大船方、下り列車は久里浜方)のすべてと2両目の一番前寄りの扉を締め切り扱い(ドアカット)としなくてはならない。このため、横須賀線の車両(E217系)には当駅での扉締め切りに対応するスイッチが特別に装備されている他、ドアカットを行うドアについて注意書きのステッカーを貼付している。かつて運用していた3扉の113系では先頭1両のみドアカットされていた。9両以下の編成についてはドアカットは行わない。
逗子駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)で、早朝時間帯(初電〜6時25分)は無人駅である。無人の時間帯はインターホンで横須賀駅が対応する。かつてはみどりの窓口が営業していたが、これに代わって2007年6月30日から指定席券売機が設置された。しかし、それも2015年2月22日に廃止された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 横須賀・総武線(快速) | 上り | 横浜・東京・千葉方面 |
2 | 横須賀線 | 下り | 横須賀・久里浜方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口(2019年6月)
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駅構内は、かつては貨車が行き来していた(2010年3月)
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ホーム(2019年6月)
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ドアカットの様子(2012年5月)
専用線
横須賀駅方面へ向けて、相模運輸倉庫が保有する専用線が分岐している。この路線は長浦港に張り巡らされており、一部は在日米軍の施設である田浦送油施設へ続いている。その施設から発送されるジェット燃料や周囲の倉庫からの飼料輸送などを行っていたが、1998年より使用されていない。2007年のリフレッシュ工事で本線から分断されたが線路は貨物取り扱いがなくなっても大部分は撤去されずに放置されていた。しかし、専用線跡に2両いた機関車は撤去された。また2013年ごろから倉庫周辺の道路の改良に合わせ線路が撤去された箇所もある。
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分岐器と米国政府による警告看板
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道路に沿って残る線路
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港方面へ延びる線路
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使われなくなった踏切
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アスファルトで埋設された線路跡
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旧海軍軍需部長浦倉庫と線路
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は2,278人で、横須賀線の駅では最も乗車人員が少ない。近年、当駅の乗車人員は減少傾向にある。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年(平成 | 7年)[4]3,710 |
2000年(平成12年) | [JR 1]3,235 |
2001年(平成13年) | [JR 2]3,132 |
2002年(平成14年) | [JR 3]3,129 |
2003年(平成15年) | [JR 4]3,089 |
2004年(平成16年) | [JR 5]2,995 |
2005年(平成17年) | [JR 6]2,915 |
2006年(平成18年) | [JR 7]2,768 |
2007年(平成19年) | [JR 8]2,673 |
2008年(平成20年) | [JR 9]2,687 |
2009年(平成21年) | [JR 10]2,650 |
2010年(平成22年) | [JR 11]2,561 |
2011年(平成23年) | [JR 12]2,515 |
2012年(平成24年) | [JR 13]2,530 |
2013年(平成25年) | [JR 14]2,504 |
2014年(平成26年) | [JR 15]2,372 |
2015年(平成27年) | [JR 16]2,353 |
2016年(平成28年) | [JR 17]2,304 |
2017年(平成29年) | [JR 18]2,292 |
2018年(平成30年) | [JR 19]2,278 |
駅周辺
北口は狭いため、南口にのみ小さな駅前広場が存在し、路線バスが発着する。
北口周辺は近年建設されたマンションがある他は住宅はあまりなく、海上自衛隊の関連施設・倉庫群やいくつかの工場が立地する(長浦倉庫群)。旧海軍時代に建てられた古い建築物も多く残っているのが特徴。また前述の専用線の跡も確認できる。
南口は住宅地となっている。その先の山林には梅の名所で知られる田浦梅林があり、春頃には賑わう。
- 長浦港
- 長浦倉庫群
- 相模運輸倉庫本社
- 田浦郵便局
- 海上自衛隊横須賀基地船越地区(自衛艦隊司令部・潜水艦隊司令部) ※海上自衛隊の公式サイトでは京急田浦駅を最寄り駅としている。
- 自衛隊横須賀病院
- 海上自衛隊第2術科学校
- 海上自衛隊艦船補給処
- 海上自衛隊潜水医学実験隊
- 田浦梅林
- 国道16号
- 神奈川県道206号田浦停車場線
- 吉倉公園
バス路線
最寄りのバス停は、駅南口ロータリーおよび国道16号線上にある田浦駅である。以下の路線バスが乗り入れ、京浜急行バスにより運行されている。
田浦駅(駅前ロータリー)
田浦駅(国道)(国道16号上)
- 八31:安浦二丁目行、内川橋行
- 追34:安浦二丁目行、追浜駅行
- 逗20:逗子駅行
- 田17:追浜駅行
その他
当駅から程近い長浦トンネルは芥川龍之介の小説『蜜柑』のモデルとなったといわれている。なお、近隣の吉倉公園には文学碑がある。
隣の駅
脚注
記事本文
- ^ 大正7年4月13日付官報(第1706号)鉄道院告示第二十四号 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 神奈川県県勢要覧
- ^ 横須賀市統計書 - 横須賀市
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 17ページ
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(田浦駅):JR東日本