「東小金井駅」の版間の差分
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|画像説明 = 南口(2016年2月) |
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|よみがな = ひがしこがねい |
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|ローマ字 = Higashi-Koganei |
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2020年2月14日 (金) 22:27時点における版
東小金井駅 | |
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南口(2016年2月) | |
ひがしこがねい Higashi-Koganei | |
◄JC 13 武蔵境 (1.7 km) (1.7 km) 武蔵小金井 JC 15► | |
所在地 | 東京都小金井市梶野町五丁目1-1 |
駅番号 | □JC 14 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■中央本線(中央線) |
キロ程 | 27.4 km(東京起点) |
電報略号 | ネイ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
31,553人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)9月10日 |
備考 | 業務委託駅 |
東小金井駅(ひがしこがねいえき)は、東京都小金井市梶野町五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である。駅番号はJC 14。
当駅を含む区間は、運行系統上は「中央線」と案内される。運転形態の詳細については該当記事を参照のこと。
歴史
- 1964年(昭和39年)9月10日:日本国有鉄道の駅として開業。旅客営業のみ。全額地元住民負担の日本初(狭義上)の請願駅として誕生した。
- 1965年(昭和40年)4月5日:貨物の取扱を開始。
- 1984年(昭和59年)12月1日:貨物の取扱を廃止。ク5000形貨車を用いた自動車輸送の拠点駅だった。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2007年(平成19年)7月1日:下り線高架化。
- 2009年(平成21年)12月6日:上り線高架化、一連の高架化工事が完了。
- 2014年(平成26年)1月27日:nonowa東小金井および、西口改札(nonowa口)が開業[1]。
- 2015年(平成27年)
- 2018年(平成30年)6月30日:この日をもってみどりの窓口が営業終了[3]。
駅構造
下り方面が単式ホーム1面1線、上り方面が島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する高架駅である。
地上時代は橋上駅舎で、相対式ホーム2面2線を有していた。かつて当駅西側に改札を新設するよう請願する声もあったものの実現しないまま高架化に至っていたが、2014年1月27日に後述のnonowa東小金井およびnonowa口改札開業に伴い、実現された。ただし、nonowa口はSuica等のICカード乗車券専用改札で、改札口付近には1,000円札のみ利用可能なチャージ機が設置されている。
開業した頃は、武蔵境寄りに自動車を積み卸しするための設備が設けられていた。
JR中央ラインモールによる業務委託駅で、指定席券売機・自動券売機・自動改札機が設置されている。みどりの窓口は2018年6月30日をもって営業を終了した[3]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 中央線 | 上り | 新宿・三鷹・東京方面 |
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3 | 下り | 立川・八王子・高尾方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
2番線は信号設備上、両方向の進入・出発に対応している。そのため、実際の案内標には路線名しか記載されていない。上りの一部に、当駅で通勤特快(※平日朝のみ)・特急列車の通過待ちを行う列車が設定されている。また、2012年3月17日ダイヤ改正より朝のみ上り列車が1番線・2番線ホームから交互に発車する形となっている。
早朝と深夜には総武線直通や中央線東京駅発着の各駅停車も運転される。それ以外の時間帯はすべて快速電車である。
JR中央線は、2020年代前半(2021年度以降の向こう5年以内)をめどに2階建てグリーン車を2両連結させ12両編成運転を行う。そのため、当駅はホームの12両編成対応への改築工事などが実施される[4][5]。
-
中央改札(2019年9月)
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nonowa口改札(2019年9月)
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ホーム(2019年9月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は31,553人である。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)21,953 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)22,680 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)24,682 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)25,016 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)24,748 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)24,839 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)25,411 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)25,278 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 25,318 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 25,932 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]26,710 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]26,962 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]27,323 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]27,807 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]27,934 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]28,130 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]28,108 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]28,676 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]28,337 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]27,893 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]27,821 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]27,535 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]27,974 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]28,908 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]29,088 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]30,039 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]30,502 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]31,093 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]31,553 |
高架化工事に伴う線路切り替えについて
2003年9月に線路を切り替えた際、上り線のみ北に移動させたため駅西側を通る東大通り(都道247号)の東町踏切では横断距離も遮断時間も長くなり、駅構内を自転車で通過する高校生が増えるなど、開かずの踏切として社会問題となった。また、橋上駅舎の自転車通行に対応するため、エレベーターは南口・北口ともに2基ずつ、合計で4基並べて設置されていた。その後、踏切の横断距離は元に戻り、南口閉鎖と地下通路新設により駅舎内の自転車通行は減少したが、駅構内の「自転車は降りて引いてください」の掲示はそのまま残されている。また、地下通路用のエレベーターが南口・北口に各1基ずつ設置されていた。
南口には小規模な商店街が形成されている。北口は中央線高架化工事終了後を見据えた土地区画整理事業および駅前整備事業が進められている。
中央線高架化工事の進行に伴い、2006年3月13日より南口が閉鎖された。このため、駅の南側へ行くには、北口から新設の地下通路を通る必要があり、歩く時間が少し長くなった。
2007年6月30日から7月1日にかけて下り線で高架切り替え工事が実施された。この切り替えにより橋上駅舎の改札口が廃止され、上下線で別々の改札口を持つ形態となった(前述の北口2連エレベーターは使用停止となった)。下り線は本設となる高架下改札口を使用し、上り線はホーム脇に設置される地平の仮設改札口を使用するが、下り線は南口・上り線は北口にしか接続しないため、南北相互の連絡は改札外の地下通路か東町踏切に頼ることとなった。
東町踏切は以前は南北往来が歩行者・自転車のみ可能で、自動車およびオートバイは北方面から南方面にのみの一方通行になっていたが2012年に工事が終了し自動車およびオートバイの南北往来が可能になった。
上下線分離となることから、上り線用の仮設駅舎にも一通りの設備を設ける必要があるが、トイレについては橋上駅舎のものを引き続き使用していた。このため、改札もホームも地平にありながらトイレだけが2階にあり、アクセス用に階段・エレベーター各1本が残る形となった。
2008年12月、北口においては高架化工事終了後を見据えた整備事業の一つである、東大通りの道路拡張工事のための土地接収および居住住民の退去などが少しずつ進んでいる。
2009年12月5日から6日にかけて、上り線の高架切り替え工事が行われ、この工事終了をもって上下線とも高架化を完了した。
2011年2月、引き続き上り線側壁工事や旧南北地下自由通路埋め戻し工事などが行われ、完了した。
2014年1月27日、この事業に伴い生まれた高架下空間を活用する中央ラインモール構想に基づき、西口改札(nonowa口)工事およびnonowa東小金井が開業した。JR東日本グループの株式会社JR中央ラインモールが運営を行っている。
2017年3月16日に北口の駅前広場交通ロータリーが開業した[6]。
駅周辺の南北往来は東大通り(全て可)、駅改札通路(歩行者)、駅改札通路外南北通路(歩行者・自転車)で可能である。
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2009年12月5日まで使用された上り線用の仮設駅舎(北口)
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上り用の仮設ホーム
-
高架化直後の下りホーム
駅周辺
武蔵野市や国立市と併せて、油そばの発祥の地と呼ばれるエリアの一つである。駅周辺には大学のキャンパスが多く点在しており、閑静な住宅街と学生街との二面性を併せ持つ街である。駅南口にある日本歯科大学グラウンドでは毎年盆踊り大会が開催される。少発ながら仕掛花火や打上花火の点火もある。東京都立小金井公園や同園内にある江戸東京たてもの園まではコミュニティバスで10分程である。
高架対応実施前は、当駅北側に高架複々線工事早期着工を請願する「多摩の福福」とキャッチコピーが表記された招き猫の看板が存在した。
地元では、当駅名ならびに駅周辺地域を「ヒガコ」と称すことがある[7]。
北口
- 東日本旅客鉄道 武蔵境交流変電所
- 東京都水道局 梶野浄水所
- 小金井市婦人会館
- 法政大学 小金井キャンパス
- 亜細亜大学
- 東京電機大学中学・高等学校
- 東京都立小金井北高等学校
- 武蔵野東中学校
- 小金井市立小金井第三小学校
- 小金井市立緑小学校
- 小金井市立緑中学校
- 小金井市立けやき保育園
- 東京都立小金井公園
- 浴恩館公園(小金井市文化財センター)
- 梶野公園
- 小金井カントリークラブ
- スタジオジブリ(アニメ制作会社)
- イーゼル芸術工房(東京オフィス&ギャラリー)
- トモズ 東小金井店
- 西松屋 小金井緑町店
- パピスプラザ
南口
- マロンホール(東小金井駅開設記念会館)- 南口から徒歩5分の場所にある。当駅を創設した小金井市民が、その歴史を後世に伝えようと建設した民間施設だったが、管理上の問題で土地建物が市に移管され、2005年(平成17年)10月1日に「マロンホール」の愛称を付してリニューアルオープンした。「マロン」の名は、当地の旧字名「栗山」に因む。
- 東京農工大学 小金井キャンパス
- 国際基督教大学
- ルーテル学院大学
- 東京神学大学
- 社会医学技術学院
- 国際基督教大学高等学校
- 小金井市立東小学校
- 小金井市教職員研修センター
- 小金井市立東中学校
- 小金井市立くりのみ保育園
- 東京都立武蔵野公園
- 東京都立野川公園
- 栗山公園
- 栗山公園健康運動センター
- 日本歯科大学付属口腔リハビリテーション 多摩クリニック
- 武蔵野中央病院
- 東小金井駅前郵便局
- 東京むさし農業協同組合 小金井東支店
- 昭和信用金庫 東小金井支店
- 多磨霊園
- 府中運転免許試験場 - 試験場へのバスは隣の武蔵小金井駅、三鷹駅に発着。
- 新小金井駅(西武多摩川線) - 連絡駅ではないが、事故時には振替輸送が行われることがある。
- 大丸ピーコック 東小金井店
- 文教堂書店 東小金井店
- 小金井タウンショップ黄金や
バス路線
北口
最寄停留所は、東小金井駅(京王バス・CoCoバス)ならびに、東小金井駅北口(ムーバス)である。
- 武02系統:本町五丁目行
- 東小金井駅 - 梶野町三丁目 - 武蔵小金井駅
- 東01系統:関野橋循環
- 東小金井駅 - 梶野町三丁目
- 境82系統:武蔵境駅南口行
- 東小金井駅 - 新小金井駅 - 武蔵境駅南口
- CoCoバス北東部循環:武蔵小金井駅北口行
- 緑町一丁目 - 東小金井駅 - 梶野町五丁目
- ムーバス境・東小金井線:武蔵境駅北口行
- 東小金井駅北口 - 梶野町五丁目
- 詳しい時刻や路線、通過バス停は京王バスおよび、CoCoバス、ムーバスの公式サイトを参照。
南口
最寄停留所は、東小金井駅南口である。
- CoCoバス東町循環:東小金井駅南口行
- 信用金庫前 - 東小金井駅南口 - 歯科大グランド前
- 詳しい時刻や路線、停留所案内はCoCoバスの公式サイトを参照。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 中央線
- ■■特別快速「ホリデー快速おくたま・あきがわ」・■通勤特快・■中央特快・■青梅特快・■通勤快速
- 通過
- ■快速(下りは「各駅停車」扱い)・■各駅停車(早朝・夜間の一部列車のみ)
- ■■特別快速「ホリデー快速おくたま・あきがわ」・■通勤特快・■中央特快・■青梅特快・■通勤快速
脚注
記事本文
出典
- ^ 福岡範行(2013年11月15日). “JR東小金井駅 高架下に商業施設 来年1月オープン”. 東京新聞 (中日新聞社)
- ^ nonowa国立 第1期 2015年4月18日(土)開業 (PDF) 2015年3月16日 JR東日本八王子支社 2ページ目に記載有り
- ^ a b “駅の情報(東小金井駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月1日閲覧。
- ^ 中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について (PDF) 東日本旅客鉄道 2015年2月4日
- ^ JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期 産経新聞 2017年3月24日
- ^ 東小金井駅北口駅前交通広場ロータリーの供用開始について小金井市公式サイト 2017年3月15日掲載
- ^ 2012年 ヒガコ サマーフエスティバル 小金井産業振興ホームページ
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 市勢統計書「こがねいのとうけい」 - 小金井市
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) -JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(東小金井駅):JR東日本
- nonowa(ノノワ)東小金井
このテンプレートはTemplate‐ノート:中央線快速での議論を受けて廃止されました。 代わりに{{中央線快速・中央東線}}を使用してください。 |