「江別駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2018年9月) |
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|よみがな= えべつ |
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|ローマ字= Ebetsu |
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2020年2月15日 (土) 01:46時点における版
江別駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
えべつ Ebetsu | |
◄A08 高砂 (1.8 km) (6.2 km) 豊幌 A10► | |
所在地 | 北海道江別市萩ケ岡25番地 |
駅番号 | ○A09 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 307.3 km(函館起点) |
電報略号 | エツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,702人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1882年(明治15年)11月13日 |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口有 |
江別駅(えべつえき)は、北海道江別市萩ケ岡にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅。駅番号はA09。電報略号はエツ。事務管コードは▲130129[1]。
歴史
かつては「利尻」・「オホーツク」などの夜行列車や「かむい」・「そらち」・「なよろ」など札幌を基点とした急行列車が停車していた。
- 1882年(明治15年)
- 1889年(明治22年)12月11日:北海道炭礦鉄道に譲渡。
- 1890年(明治23年):北有社による江別川橋梁新替に伴う線路変更により、地形上不便になっていたため、停車場位置を変更し札幌側へ約150 m移転[4]。
- 1893年(明治26年)3月21日:明治23年の移転に伴う改キロ[5]。
- 1897年(明治30年):転車台設置[6]。
- 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、官設鉄道に移管。
- 1907年(明治40年):富士製紙第五工場(後の王子製紙江別工場)専用線1M21C敷設。
- 1935年(昭和10年):大日本電力(後の北海道電力)江別火力発電所専用線運用開始。
- 1968年(昭和43年)8月:函館本線小樽—滝川間電化[8]。
- 1973年(昭和48年)6月:駅舎改築。RC造平屋となる[10]。
- 1974年(昭和49年):駅南北間を結ぶ跨線人道橋完成[11]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:専用線発着を除く車扱貨物の取扱い廃止[5]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱い廃止[5]。
- 1986年(昭和61年)5月6日:王子製紙江別工場(現在の王子エフテックス江別工場)専用鉄道廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[5]。
- 1991年(平成3年)3月:北海道電力江別発電所廃止に伴い、専用鉄道廃止。
- 1997年(平成9年)11月1日:日本貨物鉄道の駅が廃止となり、貨物の取扱い終了[5]。
- 2006年(平成18年)2月8日:バリアフリー化工事完成[報道 1][12]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
- 2014年(平成26年)10月30日:江別駅跨線人道橋架け替え工事完成[8][11]。
- 2016年(平成28年)1月7日:キヨスク閉店。
駅構造
地上駅で、1面2線の島式ホームと1面1線の単式ホーム、単式ホームの一部を切り欠いた切欠きホーム1線、合計2面4線のホームを有する。ホーム間は跨線橋で連絡しており、エレベーターを設置している。のりば番号は駅舎側から順に4・3・2・1番となっており、4番のりばは改札から右手に進んだ頭端式(切欠き)ホームになっている。当駅折り返しの列車は主に2番・4番のりばから発車する。朝5時半過ぎに当駅始発・札幌方面行き、夜0時過ぎに札幌方面から当駅止まりがあるが、夜間留置は行わない。1番線が上り本線、3番線が下り本線で、上下本線に挟まれた2番線では通過する特急列車を待避することが可能である。なお、当駅から札幌方面に向かう場合、先に発車した列車がそのまま札幌駅まで先着する。区間快速(いしかりライナー)もこの先札幌まで普通列車を追い抜くことはない。かつては『えべつやきもの市』開催時に一部の特急列車が臨時停車していたが、現在はすべて通過している。社員配置駅で、みどりの窓口(営業時間5時30分 - 24時00分)、自動券売機、自動改札機を設置している。
かつては中線を1本挟んだ単式と島式の複合ホーム2面3線で、駅舎から近い順に1・2・3番となっていた。王子製紙専用線の廃止に伴って0番ホームが新設され、後にホーム番号が振り直されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 上り | 札幌・小樽方面 | |
2 | 待避列車・当駅始発 | |||
下り | 岩見沢方面 | 待避列車 | ||
3 | ||||
4 | 上り | 札幌・小樽方面 | 当駅始発 |
-
改札口(2018年9月)
-
1・2番線ホーム(2018年9月)
-
3番線ホーム(2018年9月)
-
4番線ホーム(2018年9月)
-
跨線橋(2017年3月)
-
駅名標(2018年9月)
利用状況
「江別市統計書」によると、近年の年度別乗車人員は以下の通りである。
年度 | 乗車人員(千人) | 出典 | |
---|---|---|---|
定期外 | 定期 | ||
2002年(平成14年) | 393 | 729 | [13] |
2003年(平成15年) | 384 | 763 | |
2004年(平成16年) | 383 | 787 | |
2005年(平成17年) | 378 | 837 | |
2006年(平成18年) | 375 | 862 | [13][14] |
2007年(平成19年) | 371 | 902 | [14] |
2008年(平成20年) | 372 | 921 | |
2009年(平成21年) | 376 | 949 | |
2010年(平成22年) | 379 | 977 | |
2011年(平成23年) | 387 | 1,004 | [15] |
2012年(平成24年) | 379 | 1,029 | |
2013年(平成25年) | 381 | 1,060 | |
2014年(平成26年) | 370 | 1,077 | |
2015年(平成27年) | 371 | 1,030 | |
2016年(平成28年) | 362 | 1,009 | [16] |
2017年(平成29年) | 360 | 991 |
駅周辺
江別市立病院、飛烏山公園、江別市郷土資料館、王子エフテックス江別工場などへの最寄駅になっている。2007年(平成19年)に江別駅前民間再開発事業により商業業務棟(えべつみらいビル)と福祉棟(江別ケアパーク そよ風)が完成した[8][新聞 1]。
- 江別警察署駅前交番
- 江別市水道庁舎
- 江別神社
- 北海道信用金庫江別支店
- 江別市中央公民館・コミュニティセンター
- 北洋銀行江別中央支店
- 道央農業協同組合(JA道央)江別営農センター・江別支店
- 北陸銀行江別支店
- 江別郵便局
- 江別市消防署江別出張所
- 北海道労働局札幌東公共職業安定所江別出張所(ハローワーク江別)
バス路線
- 駅前
- ジェイ・アール北海道バス
- 北海道中央バス
- ニューしのつバス
- 駅南側
- ジェイ・アール北海道バス
- 夕鉄バス
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 函館本線
脚注
出典
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 『北海道鉄道百年史 上巻』1976年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行。
- ^ “幌内鉄道敷地並用地図 第3巻 自札幌至江別”. 北方資料デジタル・ライブラリー. 北海道立図書館. 2017年5月15日閲覧。
- ^ 北海道炭礦鉄道会社 第二回営業報告。
- ^ a b c d e 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』1998年10月 JTB編集・発行。
- ^ 北海道炭礦鉄道会社 第十七回営業報告。
- ^ 「鐵道省監督局調 地方鐵道軌道一覧 鐵道同士會 昭和7年発行」の復刻版 アテネ書房 1993年発行
- ^ a b c d “第17章 年表” (PDF). 江別市統計書 2017年版. 江別市 (2017年). 2017年5月15日閲覧。
- ^ 「江別火力」半世紀の軌跡 江別発電所記念誌編 平成3年3月発行、P23。
- ^ 札幌工事局70年史 昭和52年3月発行 P689。
- ^ a b “駅の南北 往来ラクラク*江別駅跨線人道橋が完成*「にぎわい再び」「発展の核に」”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2014年10月31日). 2017年5月15日閲覧。
- ^ “改札内にスロープ*バリアフリーほぼ完成*江別駅”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2006年1月26日). 2017年5月15日閲覧。
- ^ a b “第8章 運輸・通信” (PDF). 2008年版 江別市統計書目次. 江別市. p. 70 (2008年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ a b “第8章 運輸・通信” (PDF). 2012年版 江別市統計書目次. 江別市. p. 70 (2012年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ “第8章 運輸・通信” (PDF). 2017年版 江別市統計書. 江別市. p. 74 (2017年). 2017年12月16日閲覧。
- ^ “第8章 運輸・通信” (PDF). 2019年版 江別市統計書. 江別市. p. 74 (2019年). 2019年4月22日閲覧。
報道発表資料
- ^ "森林公園駅・江別駅にエレベーター 恵み野駅にエスカレーターを新設します。" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 24 January 2006. 2017年5月15日閲覧。
新聞記事
- ^ “江別駅前再開発が完成—特別目的会社で事業運営”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2007年12月4日) 2017年5月15日閲覧。