陸前白沢駅

陸前白沢駅
駅舎（2019年12月）
りくぜんしらさわ Rikuzen-Shirasawa
◄愛子 (5.4 km) (3.1 km) 熊ケ根►
陸前白沢駅 陸前白沢駅位置図（宮城県）
所在地	仙台市青葉区上愛子字大道123 北緯38度16分41.65秒 東経140度42分8.02秒
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■仙山線
キロ程	20.6 km（仙台起点）
電報略号	リシ
駅構造	地上駅
ホーム	2面2線
乗車人員 -統計年度-	55人/日（降車客含まず） -2007年-
開業年月日	1931年（昭和6年）8月30日
備考	無人駅 仙台市内駅

陸前白沢駅（りくぜんしらさわえき）は、宮城県仙台市青葉区上愛子（かみあやし）字大道にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）仙山線の駅である。

歴史

1960年代までは、周辺住民だけでなく、南に山一つこえた秋保町の人々、北の大倉地区の定義如来に行く参拝者も利用した。駅周辺に守屋木材の工場があり、木材や岩沼駅までのチップの輸送もあった。自動車が広まると駅の利用圏が狭まり、利用が落ち込んだ。

年表

• 1931年（昭和6年）8月30日：開業。
• 1980年（昭和55年）8月1日：貨物取扱廃止。
• 1984年（昭和59年）2月1日：荷物取扱廃止。
• 1985年（昭和60年）3月14日：CTC化により無人化。
• 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。

駅構造

駅構内（2015年1月）。左が1番線。

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。互いのホームは構内踏切で連絡している。スロープがあり、車椅子などが使用できるが、列車とホーム間に段差ができる。

愛子駅管理の無人駅。線路の北に簡易駅舎があり、その中に乗車駅証明書発行機(乗り越し精算機対応)が設置されている。当駅はSuicaの取り扱いに対応しておらず、簡易Suica改札機などの設置は無い。

JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅である。

のりば

番線	路線	方向	行先
1・2	■仙山線	上り	仙台方面
		下り	山形方面

• 一線スルー化されているため、行違いがない場合は両方向とも、駅舎側の1番線を通行する。
• 運用の関係で、愛子駅から当駅2番線に回送し待機した後、再び愛子駅まで回送する運用の列車がある。

利用状況

2007年度の一日平均乗車人員は55人であった。

乗車人員等推移
年度	一日平均乗車人員	貨物発	貨物着
1957	409	1.2t	3.9t
1960	447	0.8t	1.6t
1970	394	72t	11t
1980	282	23t	4t
1999	117
2000	96
2001	86
2002	79
2003	78
2004	81
2005	72
2006	65
2007	55

駅周辺

広瀬川南岸の河岸段丘上、上愛子地区の西部に位置する。北に、線路に平行して国道48号が走り、駅前からはごく短い宮城県道219号白沢停車場線で通じる。48号はこの箇所で国道457号と重複している。

• 陸前白沢簡易郵便局
• 仙台市立上愛子小学校

バス路線

国道48号に仙台市営バス「白沢駅前」停留所があり、作並・定義・秋保・仙台駅方面への路線が発着している。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■仙山線

□快速

通過

■普通

愛子駅 - 陸前白沢駅 - 熊ケ根駅

参考文献

• 宮城町誌編纂委員会『宮城町誌』本編、宮城町役場、1969年。
• 宮城町誌改訂編さん委員会『宮城町誌』続編、仙台市役所、1989年。

関連項目

• 日本の鉄道駅一覧

外部リンク

• 駅の情報（陸前白沢駅）：JR東日本