「松井山手駅」の版間の差分
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|画像説明= 松井山手駅駅舎 |
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|よみがな= まついやまて |
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|ローマ字= Matsuiyamate |
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2020年2月15日 (土) 02:12時点における版
松井山手駅 | |
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松井山手駅駅舎 | |
まついやまて Matsuiyamate | |
◄JR-H25 大住 (2.5 km) (1.6 km) 長尾 JR-H27► | |
所在地 | 京都府京田辺市山手中央70 |
駅番号 | JR-H26 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 片町線(学研都市線) |
キロ程 | 17.0 km(木津起点) |
電報略号 | マヤ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅、掘割構造) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
7,167人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1989年(平成元年)3月11日[1] |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
松井山手駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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松井山手駅(まついやまてえき)は、京都府京田辺市山手中央にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)の駅である。駅番号はJR-H26。
駅周辺で京阪東ローズタウンを開発している京阪電気鉄道が建設費を負担した請願駅である(湖西線の小野駅も同様)。
当駅およびその付近(徒歩圏内である八幡市との境界付近)において北陸新幹線の新駅設置が検討されている(後述)。
歴史
- 1989年(平成元年)3月11日 - 片町線(学研都市線)の木津駅 - 長尾駅間の電化完了にあわせて開業[1]。仮駅名は松井駅であった。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)
- 2011年(平成23年)3月8日 - JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システムが導入される。接近メロディ導入。
- 2015年(平成27年)4月1日 - 業務委託駅から直営駅となる。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始する。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ掘割駅で橋上駅舎がある。8両編成に対応している。当駅から木津方面が単線となっているため、交換可能駅としての機能も持つ。大阪府との境界に近い丘陵地にあるため、線路およびホームは掘割の中にある。両ホームにエレベーターが設置されている。
以前はジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅であったが、現在は直営駅である。管理は長尾駅が行っている。
ICカード「ICOCA」利用可能駅(ICOCAの相互利用対象ICカードも利用可能)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 学研都市線 | 上り | 木津方面 |
下り | 四条畷・京橋方面 |
配線上では1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線となっているが、どちらも両方向の入線・出発に対応している。主として1番のりばに木津方面行き(上り)、2番のりばに京橋方面行き(下り)が停車するが、時間帯や当駅折り返し列車の発着番線によって、停車ホームが変更される(ラッシュ時の折り返し京橋方面行きの大半は1番のりばに停車)。
日中の場合、かつては同志社前駅・木津駅発着の快速(両方向とも)を1番のりば、当駅折り返しの普通電車を2番のりばに停車させるダイヤであったが、現在は当駅で同志社前駅・木津駅発着列車同士の行き違いを行うようになったため、日中時間帯は事実上行き先がホームごとに固定された形になっている。
木津側に引き上げ線1本があり、朝ラッシュ時の列車折り返しに使われている。ダイヤが乱れた場合の列車留置に使われることもあるが、接続しているのが2番線(のりば)だけである。引き上げ線は本線から線路一本分のスペースを空けて敷設されており、将来的に木津方面を複線化することも可能なように設計されている。
ダイヤ
日中時間帯は区間快速が1時間に4本停車する。朝晩は当駅折り返しを含めて本数が多くなる。全列車がドア横の開閉ボタンを押して乗り降りする。
以前は当駅で編成の一部(3両)の増結・切り離しが行われていたが、2002年(平成14年)3月23日から京田辺駅で行うようになり、2010年(平成22年)3月13日からは全線が7両編成対応となったことにより、学研都市線での増結・切り離しは廃止された。
利用状況
付近に住宅やマンションが多いため、利用者は多い。
「京都府統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 4,937 |
2000年 | 5,227 |
2001年 | 5,474 |
2002年 | 5,575 |
2003年 | 5,556 |
2004年 | 5,570 |
2005年 | 5,849 |
2006年 | 6,063 |
2007年 | 6,263 |
2008年 | 6,447 |
2009年 | 6,441 |
2010年 | 6,293 |
2011年 | 6,388 |
2012年 | 6,441 |
2013年 | 6,633 |
2014年 | 6,893 |
2015年 | 7,005 |
2016年 | 7,055 |
2017年 | 7,167 |
駅周辺
- 京阪東ローズタウン
- 松井ヶ丘
- 諏訪ヶ原公園
- 京田辺市立松井ヶ丘小学校
- 京田辺松井山手郵便局
- 第二京阪道路(国道1号)
- 京田辺パーキングエリア・京田辺バスストップ(高速京田辺)
- 山手幹線
- フレスト松井山手店
- ブランチ松井山手
- スパ&ホテル水春 松井山手
付近に北陸新幹線の地上駅を設置することが発表されている(後述)[2][3]。
路線バス
西側の駅前にはバスロータリーがあり、京阪バスおよび京都京阪バスの路線バスが発着している。現在、近鉄新田辺行きの便が頻発、樟葉駅行きも、大きく分けて3路線が主に運行されている。その他に京阪東ローズタウンコミュニティバスなどの京阪東ローズタウン内の路線が1時間に2 - 6本、京都駅行き・なんば (OCAT) などへの急行路線バス(ダイレクトエクスプレス直Q京都号)が運行されている。
2010年(平成22年)3月24日までは、関西国際空港へのリムジンバスも発着していたが、第二京阪道路の全線開通に伴う路線再編により、3月25日からは、約350m西側の第二京阪京田辺パーキングエリア内に設置された「高速京田辺バスストップ」発着に変更された。同バス停には東京・成田国際空港・長野・静岡などに発着の夜行高速バスも停車する。
なお、一時期は旧京阪宇治交通において「リムジンセンターU-ハウス学研山手」という停留所名だった。その後、2002年(平成14年)頃に現在の停留所名になった。「リムジンセンターU-ハウス学研山手」は関西国際空港へのリムジンバスの案内所として1996年(平成8年)4月17日に営業開始し、現在のりそな銀行付近にあった。2002年(平成14年)頃に「リムジンセンター学研山手」に名称が変更された後、2005年(平成17年)2月22日にバスロータリー2番乗り場前に移転し「リムジンセンター松井山手」となった後、「京阪宇治バス松井山手営業所」を経て現在は「京都京阪バス松井山手営業所」となっている。
京阪バス
松井山手駅バス停
- 1のりば
- 63、67、67B、67D号経路:近鉄新田辺行き(JR大住駅・稲葉経由)
- 31、68号経路:近鉄新田辺行き(畠・稲葉経由)
- 66A号経路:京田辺市役所行き(山手東・宝生苑・畠・茂ヶ谷・近鉄新田辺経由) 〔平日・土曜のみ運行〕
- 66B号経路:京田辺市役所行き(山手東・畠・茂ヶ谷・近鉄新田辺経由)〔休日のみ運行〕
- 16、16C号経路:樟葉駅行き(大住・松井・水珀・中央センター前経由)
- 2のりば
- 600号経路:京阪東ローズタウン循環右回り(欽明台西・あかねヶ丘経由)
- 610号経路:京阪東ローズタウン循環左回り(あかねヶ丘・欽明台西経由)
- 611号経路:京阪東ローズタウン循環左回り(あかねヶ丘・クレイン京都・欽明台西経由)〔平日のみ運行〕
- 620号経路:美濃山小学校循環( あかねヶ丘→美濃山小学校→きんめい公園→) 〔平日のみ運行〕
- 66A、66B、621号経路:クレイン京都行き(あかねヶ丘経由)
- 直Q京都号:京都駅八条口行き
- 直Q京都号:河内磐船駅・京阪交野市駅・なんば(OCAT)行き〔平日のみ運行〕
- 直Q京都号:河内磐船駅・京阪交野市駅・なんば(OCAT)・ ホテル京阪ユニバーサル・タワー行き〔土曜・休日のみ運行〕
- 3のりば
- 16A、16B、67D号経路:樟葉駅行き(本郷・水珀・中央センター前経由)
- 67B号経路:樟葉駅行き(美濃山口・水珀・中央センター前経由)〔平日のみ運行〕
- 30、31号経路:樟葉駅行き(本郷・摂南大学北口・松里経由、31号経路 くすのき小学校止めあり)
- 63号経路:ポエムノール北山行き(本郷・大阪工大経由)〔平日のみ運行〕
- 75号経路:穂谷行き(長尾駅・大阪国際大学・穂谷口経由)
- 89号経路:近鉄新田辺行き(長尾駅・大阪国際大学・穂谷口経由)
- 89A号経路:近鉄新田辺行き(長尾駅・大阪国際大学・穂谷口・天王経由)
- 89B号経路:近鉄新田辺行き(長尾駅・大阪国際大学・穂谷経由)
- 89C号経路:近鉄新田辺行き(長尾駅・大阪国際大学・穂谷・天王経由)
- 直Q京都号:田ノ口行き、摂南大学北口行き
- 4のりば
- 直Q京都号:京田辺市役所行き、大阪国際大学行き
京都京阪バス
松井山手駅バス停
- 京阪バス1のりば
- 17号経路:まちの駅イオン久御山店前行き(上津屋工業団地・京都岡本記念病院・久御山工業団地経由)
- 17A号経路:まちの駅イオン久御山店前行き(京都岡本記念病院・久御山工業団地経由)
将来構想など
北陸新幹線の駅設置案
北陸新幹線の敦賀以西の経路は、2016年末に京都までが「小浜・京都ルート」で決定していたが[4]、京都から先の新大阪までは大阪府箕面市付近を中間駅なしで通過する「北回り」と、京田辺市に中間駅を設ける「南回り」の2つの案から検討がなされてきた。
国土交通省による「南回り」の試算結果では、松井山手駅附近に中間駅を設けるルートが「北回り」と同等の費用対効果(費用便益分析、B/C)が得られたことにより、京都 - 新大阪間はそれを中間駅とした「南回り」を政権与党で大筋合意した[5]。
そして2017年3月15日、JR片町線(学研都市線)松井山手駅(京田辺市)付近に中間駅を設ける「南回り案」を正式採用した[6]。駅の設置箇所は松井山手駅の直上に設ける案の他、八幡市との境界線上に設ける案もある。
隣の駅
脚注
- ^ a b 毛呂信昭 『103系物語』 JTBパブリッシング、2012年。ISBN 978-4533086991
- ^ “北陸新幹線・敦賀以西、早期着工を検討へ 与党PT”. 京都新聞. (2017年3月15日)
- ^ “43年経て北陸新幹線全ルート確定 与党PT京都-大阪南回り案を決定”. 福井新聞. (2017年3月15日)
- ^ “【北陸新幹線】小浜京都ルート正式決定 与党PT「早期開通へ財源確保」”. 産経新聞(産経WEST) (産経新聞社). (2016年12月20日) 2017年2月1日閲覧。
- ^ “北陸新幹線新駅「松井山手」検討 京都-新大阪南回り案”. 京都新聞 (京都新聞社). (2017年3月7日) 2017年3月8日閲覧。
- ^ “44年経て北陸新幹線全ルート確定 与党PT京都-大阪南回り案を決定”. 福井新聞. (2017年3月15日) 2017年3月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 松井山手駅 - JRおでかけネット(JR西日本)