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東小浜駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東小浜駅
駅舎(2010年11月)
ひがしおばま
Higashi-Obama
新平野 (2.9 km)
(3.3 km) 小浜
地図
所在地 福井県小浜市遠敷83-15
北緯35度29分6.7秒 東経135度46分52秒 / 北緯35.485194度 東経135.78111度 / 35.485194; 135.78111座標: 北緯35度29分6.7秒 東経135度46分52秒 / 北緯35.485194度 東経135.78111度 / 35.485194; 135.78111
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 小浜線
キロ程 46.2 km(敦賀起点)
電報略号 ヒオ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
335人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1953年昭和28年)8月14日[1][2][3]
備考 簡易委託駅
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東小浜駅(ひがしおばまえき)は、福井県小浜市遠敷にある[3]西日本旅客鉄道(JR西日本)小浜線である。

歴史

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当初、地元では所在地で郡名にもなっている遠敷おにゅうを駅名にすることを要望したが、難読であるとして現在の駅名で開業することとした[3]

年表

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駅構造

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ホーム全景(2017年6月)

南側に単式ホーム1面1線[11]を有する地上駅停留所)。小浜市総合福祉センターとの合築駅舎を備える[2]2002年には第4回中部の駅百選に選定されている[3]

金沢支社が管理し、自治体が窓口業務を受託する簡易委託駅である。係員不在時に備え自動券売機も設置されていたが、現在は撤去されている。ワンマン列車の開扉扱いは2019年4月時点で、無人駅と同様の1両目後乗前降の形式であるが、乗車券等は車内の料金箱ではなく駅係員に渡す形になっている。なお、JR西日本金沢支社は、2030年度(令和12年度)までに委託業務を廃止し無人化する方針としている(実施時期は未定)[10]

利用状況

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「福井県統計年鑑」によると、2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員335人である[12]

各年度の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 定期外 定期 総数
1953年(昭和28年) 436
1954年(昭和29年) 642
1955年(昭和30年) 670
1956年(昭和31年) 674
1957年(昭和32年) 663
1958年(昭和33年) 735
1959年(昭和34年) 790
1960年(昭和35年) 844
1961年(昭和36年) 881
1962年(昭和37年) 912
1963年(昭和38年) 1,003
1964年(昭和39年) 1,070
1965年(昭和40年) 1,138
1966年(昭和41年) 1,185
1967年(昭和42年) 181 899 1,080
1968年(昭和43年) 181 900 1,081
1969年(昭和44年) 169 855 1,024
1970年(昭和45年) 153 815 968
1971年(昭和46年) 137 741 878
1972年(昭和47年) 139 749 888
1973年(昭和48年)
1974年(昭和49年)
1975年(昭和50年) 120 679 799
1976年(昭和51年) 71 693 764
1977年(昭和52年) 46 672 718
1978年(昭和53年) 44 762 806
1979年(昭和54年) 66 669 735
1980年(昭和55年) 61 643 704
1981年(昭和56年) 70 599 669
1982年(昭和57年) 73 540 613
1983年(昭和58年) 62 559 621
1984年(昭和59年) 6 57 63
1985年(昭和60年) 58 585 643
1986年(昭和61年) 9 565 574
1987年(昭和62年) 9 611 620
1988年(昭和63年) 9 653 662
1989年(平成元年) 11 719 730
1990年(平成02年) 13 679 692
1991年(平成03年) 595
1992年(平成04年) 93 576 669
1993年(平成05年) 69 556 625
1994年(平成06年) 77 546 623
1995年(平成07年) 88 549 637
1996年(平成08年) 87 574 661
1997年(平成09年) 79 550 629
1998年(平成10年) 78 530 608
1999年(平成11年) 65 481 546
2000年(平成12年) 51 463 514
2001年(平成13年) 54 462 516
2002年(平成14年) 58 484 542
2003年(平成15年) 56 471 527
2004年(平成16年) 54 467 521
2005年(平成17年) 52 457 509
2006年(平成18年) 51 422 473
2007年(平成19年) 50 434 484
2008年(平成20年) 51 433 484
2009年(平成21年) 45 423 469
2010年(平成22年) 49 380 429
2011年(平成23年) 44 374 418
2012年(平成24年) 45 344 389
2013年(平成25年) 43 372 415
2014年(平成26年) 41 354 395
2015年(平成27年) 41 354 395
2016年(平成28年) 41 349 390
2017年(平成29年) 39 337 376
2018年(平成30年) 36 324 359
2019年(令和元年) 35 300 335

駅周辺

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駅北側は田畑が大きく広がる。警察署・ヘリポート・空調用モータの研究所はこちら側にあり、北へ抜けると北川を経て瑞伝寺に至る。駅南側は民家が多く、商店が点在する。商業施設や外食チェーン店は国道27号沿いに集約されている。

新幹線駅の予定位置[13]

当駅の西に小浜線と交差して北陸新幹線の駅を設置することが発表されている[13][14]

新幹線駅の断面図。構造は2面2線で長さ約310m、幅約20-30m。前後の線路は高さ約15mの高架橋を通る[15]

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
小浜線
新平野駅 - 東小浜駅 - 小浜駅

脚注

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  1. ^ a b 朝日 2010, p. 10.
  2. ^ a b c d e 川島 2010, p. 69.
  3. ^ a b c d e 朝日 2012, p. 26.
  4. ^ a b 石野 1998, p. 147.
  5. ^ 「日本国有鉄道公示第426号」『官報』1973年3月15日。 
  6. ^ 「通報 ●小浜線粟野駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年3月15日、2頁。 
  7. ^ a b 朝日 2010, p. 11.
  8. ^ 「小浜市に福祉センターオープン 歌謡ショーなど20、21日イベント」『毎日新聞毎日新聞社、2001年10月2日、地方版/福井、23面。
  9. ^ 北陸新幹線敦賀以西の駅を公表へ 敦賀-新大阪、3月末ごろルートも」『福井新聞ONLINE』福井新聞社、2019年3月5日。オリジナルの2019年3月6日時点におけるアーカイブ。
  10. ^ a b 福井県内JR駅、新たに16駅無人化 北陸線の5駅はイコカ対応、2030年度までに」『福井新聞ONLINE』福井新聞社、2020年8月26日。オリジナルの2020年10月31日時点におけるアーカイブ。
  11. ^ 川島 2010, p. 38.
  12. ^ 8.駅別JR貨客輸送状況(1日平均)” (XIS). 福井県. 2021年3月29日閲覧。
  13. ^ a b 鉄道・運輸機構 (2024年8月29日). “北陸新幹線(敦賀・新大阪間)詳細駅位置(案)”. 北陸新幹線事業推進調査に関する連絡会議 第7回. 2024年8月31日閲覧。
  14. ^ 北陸新幹線全ルート確定 早期開通へ財源焦点”. 中日新聞 (2017年3月16日). 2017年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月16日閲覧。
  15. ^ 国土交通省鉄道局; 鉄道・運輸機構 (2024年11月). “北陸新幹線(敦賀・新大阪間)に関するご説明資料”. 北陸新幹線事業推進調査に関する連絡会議 第9回. 2024年11月22日閲覧。

参考文献

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  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線 越美北線』朝日新聞出版、2010年6月27日。 
  • 『【図説】日本の鉄道 中部ライン 全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8 
  • 『週刊JR全駅・全車両基地06』朝日新聞出版、2012年9月16日。 

関連項目

[編集]

外部リンク

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