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ナゴヤドーム前矢田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナゴヤドーム前矢田駅
地下鉄のりばとゆとりーとラインのりばを示す看板(2019年5月)
ナゴヤドームまえやだ
Nagoya Dome-mae Yada
(名城大学前)
地図
所在地 名古屋市東区
所属事業者 名古屋市交通局駅詳細
名古屋ガイドウェイバス駅詳細
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ナゴヤドーム前矢田駅(ナゴヤドームまえやだえき)は、愛知県名古屋市東区にある、名古屋市営地下鉄および名古屋ガイドウェイバス停留場である。

名古屋市営地下鉄名城線ガイドウェイバス志段味線ゆとりーとライン)が乗り入れている。プロ野球中日ドラゴンズの本拠地である「ナゴヤドーム」(施設命名権名称「バンテリンドーム ナゴヤ」)の最寄駅である[1]

歴史

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当初予定されていた駅名は、地下鉄が「矢田」、名古屋ガイドウェイバスが「大幸」[2]と統一されていなかったが、最終的に双方とも「ナゴヤドーム前矢田」とした。

年表

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名古屋市営地下鉄

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駅構造

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地下鉄 ナゴヤドーム前 矢田駅
きっぷうりば(2019年5月)
ナゴヤドームまえ やだ
Nagoya Dome-mae Yada
M12 大曽根 (0.8 km)
(0.9 km) 砂田橋 M14
所在地 名古屋市東区矢田東1
北緯35度11分27秒 東経136度56分40秒 / 北緯35.19083度 東経136.94444度 / 35.19083; 136.94444 (地下鉄 ナゴヤドーム前 矢田駅)座標: 北緯35度11分27秒 東経136度56分40秒 / 北緯35.19083度 東経136.94444度 / 35.19083; 136.94444 (地下鉄 ナゴヤドーム前 矢田駅)
駅番号 M13
所属事業者 名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
所属路線 名城線
キロ程 0.8 km(大曽根起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,370[11]人/日(降車客含まず)
-2021年-
乗降人員
-統計年度-
12,740[12]人/日
-2021年-
開業年月日 2000年平成12年)1月19日
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島式ホーム1面2線を持つ地下駅大幸車庫への出入庫線があり、環状運転の列車は当駅を始発・終着となる場合が多い。名城線運行上の拠点駅となっており、時間帯によって運転間隔調整のため、1 - 3分程度停車する列車がある。引き上げ線はないが、この出入庫線の一部を使用して折り返し列車を設定することが可能であり、後述の臨時列車などに使用されている。車庫への引き込み線と左回り本線とが交差する地点には名古屋市交通局で唯一のシングルスリップスイッチが設置されている。駅番号はM13。アクセントカラーは赤色

ナゴヤドームでのイベント開催時に備え他の同規模の駅と比べて自動券売機を多めに設置しており[注 1]、券売機の前には乗客整理用の柵も設置されている[13]改札口から1番出口へ延びる通路には、イオン・中日ドラゴンズとの協賛で同チームの選手紹介や優勝の軌跡を展示した「ドラゴンズロード」を2006年(平成18年)より設置している[注 2]

1番出入口にて名古屋ガイドウェイバス駅と接続しており、両者を連絡するエレベーターも設置されている。

当駅は、名城線運転区が管轄している。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先 備考
1 名城線・ 名港線 左回り 金山名古屋港方面 名港線直通は朝と夕方の一部・ナゴヤドームでのイベント開催時を除き、原則金山駅にて乗換
2 名城線 右回り 本山八事方面 名港線直通ならびに左回りの一部は当駅終着
2番ホーム発の大曽根行きは八事、栄経由

ナゴヤドーム催事終了後の扱い

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名城線の環状運転開始後も、東南方にあるナゴヤドーム(バンテリンドーム ナゴヤ)でのプロ野球などのイベントが開催される場合は催事終了後の混雑緩和のため、当駅を始発とする臨時列車が運転される[注 3]

2010年(平成22年)11月6日にナゴヤドームで開催された日本シリーズ『中日ドラゴンズ 対 千葉ロッテマリーンズ 第6戦』では試合時間が長引き、左回り(栄方面)の終電発車時刻[注 4]6分前の23時54分に終了したことから、試合終了まで観覧した客の多くが終電に乗車できなかったほか、通常であれば運行される試合終了に合わせた臨時列車の運行も終電以降は行われなかった[14]

名古屋ガイドウェイバス

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名古屋ガイドウェイバス
ナゴヤドーム前矢田駅
ナゴヤドームまえやだ
Nagoya Dome-mae Yada
Y01 大曽根 (1.0 km)
(0.6 km) 砂田橋 Y03
所在地 名古屋市東区大幸一丁目1
駅番号 Y02
所属事業者 名古屋ガイドウェイバス
所属路線 ガイドウェイバス志段味線
ゆとりーとライン
キロ程 1.0 km(大曽根起点)
駅構造 高架駅(停留場)
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
753[11]人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 2001年平成13年)3月23日[6]
備考 駅員無配置駅
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停留場構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅。駅員は配置されておらず、運賃は車内精算であるため自動券売機などもない。エレベーターが設置されており、ナゴヤドーム方面へのデッキ通路フロア、地上フロアおよび地下鉄駅1番出入口に接続している。駅番号はY02

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 志段味線 下り 小幡緑地・志段味交通広場・高蔵寺方面
2 上り 大曽根ゆき

利用状況

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年度別乗車人員[11]
年度 地下鉄乗車人員(人/日) 名古屋ガイドウェイバス乗車人員(人/日)
2000年(平成12年) 5,353
2001年(平成13年) 5,133 370
2002年(平成14年) 5,069 432
2003年(平成15年) 5,193 474
2004年(平成16年) 5,583 513
2005年(平成17年) 6,317 572
2006年(平成18年) 8,964 934
2007年(平成19年) 8,312 877
2008年(平成20年) 8,461 902
2009年(平成21年) 8,590 862
2010年(平成22年) 8,278 853
2011年(平成23年) 9,611 892
2012年(平成24年) 9,462 901
2013年(平成25年) 10,073 927
2014年(平成26年) 10,166 939
2015年(平成27年) 10,445 976
2016年(平成28年) 10,820 1,003
2017年(平成29年) 11,029 1,037
2018年(平成30年) 12,003 1,069
2019年(令和元年) 12,668 1,089
2020年(令和2年) 5,326 657
2021年(令和3年) 6,370 753

※ 乗車人員(人 / 日)は、年度別乗車人員を、その年度の暦日で除したもの(小数点以下四捨五入)。

ゆとりーとラインは隣の大曽根駅が起終点であるため、野球開催日でも利用客は少ない。

駅周辺

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ナゴヤドーム(バンテリンドーム ナゴヤ)
サークルKナゴヤドーム前店(現在はファミリーマートナゴヤドーム前店)
カルポート東

バス路線

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最寄りのバス停留所矢田大幸(カルポート東)で、名古屋市営バスにより運行される以下の路線が発着する。

矢田バス停
大幸(カルポート東)バス停
  • 名駅15:名古屋駅行き/茶屋ケ坂行き
  • 森・新:新守山駅行き(大曽根経由)
  • 東巡回

隣の駅

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名古屋市営地下鉄
名城線
大曽根駅 (M12) - ナゴヤドーム前矢田駅 (M13) - 砂田橋駅 (M14)
名古屋ガイドウェイバス
ガイドウェイバス志段味線
大曽根駅 (Y01) - ナゴヤドーム前矢田駅 (Y02) - 砂田橋駅 (Y03)

脚注

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注釈

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  1. ^ 2000年の開業当時は、東改札口側に13台設置されていた[13]
  2. ^ 毎年公式戦開幕時に写真張替えなどのリニューアルを実施している。
  3. ^ 通常ダイヤで大曽根駅終着となる右回り方向の列車を当駅まで一区間延長運転し、左回り方向の列車(大曽根駅で当駅着に変更)として折り返すという形が多い。21時以降は通常ダイヤで金山駅発着となる名港線内折り返し列車を当駅まで臨時に区間延長して対応することがある。
  4. ^ 当時の左回りの終電は0時00分発の新瑞橋行き、右回りの終電は0時16分発の名古屋大学行きであった。

出典

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  1. ^ アクセスガイド | バンテリンドーム ナゴヤ”. 株式会社ナゴヤドーム. 2023年5月7日閲覧。
  2. ^ 佐藤信之「名古屋市におけるガイドウェイバスについて」『鉄道ピクトリアル』No.630、鉄道図書刊行会、1996年12月、50頁。 
  3. ^ a b 『中日新聞夕刊』中日新聞社、2000年1月18日、1面。
  4. ^ 『中日新聞朝刊市民版』中日新聞社、2000年1月20日、16面。
  5. ^ 「ナゴヤドーム前矢田駅 雨にぬれずドームに直結 歩行者デッキが完成」『中日新聞朝刊市民総合版』中日新聞社、2001年3月2日、25面。
  6. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、26頁。 
  7. ^ 総合リハビリセンター駅2番線及び瑞穂運動場東駅2番線の可動式ホーム柵稼働のお知らせ”. 名古屋市交通局 (2021年1月25日). 2021年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月26日閲覧。
  8. ^ 【中日】「燃えよドラゴンズ! 希望の果てに」をナゴヤドーム前矢田駅で流すと発表 6日から試合開始前後1時間ほど”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (chunichi.co.jp). 中日新聞社 (2022年9月5日). 2022年11月24日閲覧。
  9. ^ 中日ドラゴンズ応援歌「燃えよドラゴンズ!希望の果てに」の 駅構内での放送について』(PDF)(プレスリリース)名古屋市、2022年9月5日https://kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/about/TRP0004589/2022%E5%B9%B49%E6%9C%885%E6%97%A5-%E4%B8%AD%E6%97%A5%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%BA%E5%BF%9C%E6%8F%B4%E6%AD%8C%E3%80%8C%E7%87%83%E3%81%88%E3%82%88%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%BA%EF%BC%81%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%AE%E6%9E%9C%E3%81%A6%E3%81%AB%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%A7%85%E6%A7%8B%E5%86%85%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%94%BE%E9%80%81%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf2022年11月24日閲覧 
  10. ^ 名古屋市営地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田駅」で応援歌送出”. 中日ドラゴンズ オフィシャルウェブサイト (dragons.jp). 中日ドラゴンズ (2022年9月5日). 2022年11月24日閲覧。
  11. ^ a b c 11章 運輸・通信」『名古屋市統計年鑑』(レポート)名古屋市https://www.city.nagoya.jp/shisei/category/67-5-9-39-0-0-0-0-0-0.html 
  12. ^ 交通広告メディアガイド2023” (PDF). 名古屋市交通局. p. 15 (2023年3月). 2023年5月7日閲覧。
  13. ^ a b 「ナゴヤドーム前矢田駅 券売機に柵、並びやすく 大勢のドーム客見込み随所に工夫 通路出口の幅広く保つ」『中日新聞朝刊市民版』中日新聞社、2000年1月18日、16面。
  14. ^ “日本シリーズ:終電なく疲労倍増 第6戦終了23時54分”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2010年11月7日). オリジナルの2010年11月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101108001916/https://mainichi.jp/enta/sports/baseball/news/20101107k0000m040095000c.html 2013年5月22日閲覧。 
  15. ^ 晴明神社 | 【公式】名古屋市観光情報「名古屋コンシェルジュ」”. 名古屋観光情報 名古屋コンシェルジュ. 名古屋観光コンベンションビューロー. 2023年5月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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