コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

二見浦駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
二見浦駅
駅舎(2009年9月)
ふたみのうら
Futaminoura
五十鈴ケ丘 (3.5 km)
(2.3 km) 松下
地図
所在地 三重県伊勢市二見町三津70
北緯34度30分14.22秒 東経136度46分37.86秒 / 北緯34.5039500度 東経136.7771833度 / 34.5039500; 136.7771833座標: 北緯34度30分14.22秒 東経136度46分37.86秒 / 北緯34.5039500度 東経136.7771833度 / 34.5039500; 136.7771833
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 参宮線
キロ程 21.4 km(多気起点)
電報略号 フラ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
259人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1911年明治44年)7月21日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

二見浦駅(ふたみのうらえき)は、三重県伊勢市二見町三津にある、東海旅客鉄道(JR東海)参宮線である。

景勝地二見浦は「ふたみうら」だが、駅名は「ふたみうら」である。

快速みえ」は全列車が停車する。鳥羽方面へ当駅を出て直ぐの所にある「江のトンネル」[注釈 1]は参宮線唯一のトンネルである。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]
ホーム(2009年9月)

島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームと駅舎間は地下道で連絡している。

伊勢市駅管理の無人駅。以前は直営駅JR全線きっぷうりばもあったが、後に東海交通事業による簡易委託駅となった。その後2011年3月31日限りで簡易委託解除、無人駅化された。

駅舎は夫婦岩をモチーフとした前面がガラス張りのものであり[1]、1993年に建てられた。それ以前は大きな木造駅舎であった。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 参宮線 下り 鳥羽方面[注釈 2]
2 上り 松阪名古屋方面[注釈 2]

利用状況

[編集]

「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[12]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 466
1999年 434
2000年 428
2001年 375
2002年 359
2003年 330
2004年 322
2005年 328
2006年 331
2007年 323
2008年 326
2009年 297
2010年 300
2011年 195
2012年 205
2013年 238
2014年 203
2015年 221
2016年 236
2017年 255
2018年 248
2019年 259

駅周辺

[編集]
夫婦岩

隣の駅

[編集]
東海旅客鉄道(JR東海)
参宮線
快速「みえ」
伊勢市駅 - (朝夕の一部は五十鈴ケ丘駅) - 二見浦駅 - (朝夕の一部は松下駅) - 鳥羽駅
普通
五十鈴ケ丘駅 - 二見浦駅 - 松下駅

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ トンネル松下寄りは伊勢市二見町江と言う地名である。トンネル名には「の」が入る[2]
  2. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイト各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、24-25頁。 
  2. ^ [1] - 地理院地図(電子国土Web、2023年12月31日閲覧)
  3. ^ “新裝の二見の浦驛”. 伊勢新聞: p. 2. (1942年7月9日) 
  4. ^ “郷土のしおり 駅 《36》 二見浦駅”. 中日新聞 朝刊 三重県総合: p. 13. (1980年12月7日) 
  5. ^ “客車引込工事終る 遷宮まつ二見ヶ浦驛”. 伊勢新聞: p. 4. (1953年9月22日) 
  6. ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、385頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  7. ^ 『二見町史』p829、但し本誌では年を「昭和59年」と記載
  8. ^ “「CTC化」完成 紀勢本線と参宮線”. 伊勢新聞: p. 1. (1983年12月20日) 
  9. ^ “きょうから無人化 国鉄二見浦駅 乗車券は委託販売に”. 中日新聞 朝刊 三重総合: p. 13. (1983年12月21日) 
  10. ^ “二見浦駅を改築へ JR東海、近く着手へ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月9日) 
  11. ^ “ピッカピカ観光拠点 JR二見浦駅 鏡張り駅舎が完成”. 中日新聞 朝刊 三重版: p. 16. (1993年2月21日) 
  12. ^ 三重県統計書 - 三重県

参考文献

[編集]
  • 『二見町史』1988年3月31日発行、編纂:二見町史編纂委員会、発行:二見町役場

関連項目

[編集]