二見浦駅
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二見浦駅 | |
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駅舎(2009年9月) | |
ふたみのうら Futaminoura | |
◄五十鈴ケ丘 (3.5 km) (2.3 km) 松下► | |
所在地 | 三重県伊勢市二見町三津70 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■参宮線 |
キロ程 | 21.4 km(多気起点) |
電報略号 | フラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
259人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)7月21日[1] |
備考 | 無人駅 |
二見浦駅(ふたみのうらえき)は、三重県伊勢市二見町三津にある、東海旅客鉄道(JR東海)参宮線の駅である。
景勝地の二見浦は「ふたみがうら」だが、駅名は「ふたみのうら」である。
快速「みえ」は全列車が停車する。鳥羽方面へ当駅を出て直ぐの所にある「江のトンネル」[注釈 1]は参宮線唯一のトンネルである。
歴史
[編集]- 1911年(明治44年)7月21日:鉄道院参宮線山田駅(現・伊勢市駅) - 鳥羽駅間延伸時に開設[1]。
- 1942年(昭和17年)7月6日:木造駅舎完成[3][4]。
- 1953年(昭和28年)9月頃:客車留置線(約300m)新設[5]。
- 1961年(昭和36年)1月15日:貨物取扱廃止[6]。
- 1983年(昭和58年)12月21日:二見町内居住国鉄職員OBの協力と二見町の補助により、簡易委託駅化[7][8][9]。荷物扱い廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1]。
- 1992年(平成4年)9月中旬:駅舎改築工事着手[10]。
- 1993年(平成5年)2月20日:新駅舎完成[11]。
- 2011年(平成23年)4月1日:簡易委託解除、終日無人駅化。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームと駅舎間は地下道で連絡している。
伊勢市駅管理の無人駅。以前は直営駅でJR全線きっぷうりばもあったが、後に東海交通事業による簡易委託駅となった。その後2011年3月31日限りで簡易委託解除、無人駅化された。
駅舎は夫婦岩をモチーフとした前面がガラス張りのものであり[1]、1993年に建てられた。それ以前は大きな木造駅舎であった。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■参宮線 | 下り | 鳥羽方面[注釈 2] |
2 | 上り | 松阪・名古屋方面[注釈 2] |
-
改札口(無人駅化後、2024年12月)
-
地下道入口(2024年12月)
利用状況
[編集]「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[12]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 466 |
1999年 | 434 |
2000年 | 428 |
2001年 | 375 |
2002年 | 359 |
2003年 | 330 |
2004年 | 322 |
2005年 | 328 |
2006年 | 331 |
2007年 | 323 |
2008年 | 326 |
2009年 | 297 |
2010年 | 300 |
2011年 | 195 |
2012年 | 205 |
2013年 | 238 |
2014年 | 203 |
2015年 | 221 |
2016年 | 236 |
2017年 | 255 |
2018年 | 248 |
2019年 | 259 |
駅周辺
[編集]- 伊勢市二見総合支所(旧・二見町役場)
- 三重交通バス・二見総合支所前バス停
- 伊勢警察署二見交番
- 伊勢市立二見中学校
- 伊勢市立二見浦小学校
- 二見浦保育園
- 百五銀行二見浦支店
- 伊勢農協伊勢グリーンコープ二見
- 二見郵便局
- 御福餅本店
- 赤福二見支店
- 伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス(旧称・二見シーパラダイス)
- 伊勢・安土桃山文化村(旧称・伊勢戦国時代村)
- 二見浦(ふたみがうら)
- 二見浦海水浴場
- 夫婦岩
- 二見興玉神社
- 堅田神社
- 国道42号
- 伊勢市コミュニティバス(おかげバス)「JR二見浦駅前」停留所:二見ルート
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、24-25頁。
- ^ [1] - 地理院地図(電子国土Web、2023年12月31日閲覧)
- ^ “新裝の二見の浦驛”. 伊勢新聞: p. 2. (1942年7月9日)
- ^ “郷土のしおり 駅 《36》 二見浦駅”. 中日新聞 朝刊 三重県総合: p. 13. (1980年12月7日)
- ^ “客車引込工事終る 遷宮まつ二見ヶ浦驛”. 伊勢新聞: p. 4. (1953年9月22日)
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、385頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『二見町史』p829、但し本誌では年を「昭和59年」と記載
- ^ “「CTC化」完成 紀勢本線と参宮線”. 伊勢新聞: p. 1. (1983年12月20日)
- ^ “きょうから無人化 国鉄二見浦駅 乗車券は委託販売に”. 中日新聞 朝刊 三重総合: p. 13. (1983年12月21日)
- ^ “二見浦駅を改築へ JR東海、近く着手へ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月9日)
- ^ “ピッカピカ観光拠点 JR二見浦駅 鏡張り駅舎が完成”. 中日新聞 朝刊 三重版: p. 16. (1993年2月21日)
- ^ 三重県統計書 - 三重県
参考文献
[編集]- 『二見町史』1988年3月31日発行、編纂:二見町史編纂委員会、発行:二見町役場