伊勢八知駅
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伊勢八知駅 | |
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駅舎。向かって左側が「グリーンハウス美杉」 | |
いせやち Ise-yachi | |
◄伊勢鎌倉 (2.8 km) (3.1 km) 比津► | |
所在地 | 三重県津市美杉町八知5767 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■名松線 |
キロ程 | 36.6 km(松阪起点) |
電報略号 | ヤチ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
4人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)12月5日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅 |
伊勢八知駅(いせやちえき)は、三重県津市美杉町八知にある、東海旅客鉄道(JR東海)名松線の駅である。
歴史
[編集]- 1935年(昭和10年)12月5日:鉄道省名松線家城駅 - 伊勢奥津駅間開通時に開設[1][2]。一般駅[2]。
- 1963年(昭和38年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)4月1日:無人駅化[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1][2]。
- 1989年(平成元年)3月29日:現駅舎が完成[4]。
- 2002年(平成14年):中部の駅百選に選定される。
- 2009年(平成21年)
- 2016年(平成28年)3月26日:家城駅 - 伊勢奥津駅間復旧、列車運行再開[5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。以前は交換可能駅で、貨物ホーム跡も残る。線路は駅前後で少しずつ曲がっている。
線路西側にホームおよび駅舎が配置されている。駅舎には「グリーンハウス美杉」という津市営研修施設が併設され、美杉特産の美杉杉をふんだんに使用している[4]。
松阪駅管理の簡易委託駅。マルス端末は設置されておらず、松阪駅で発行されたマルス券に発売当日の日付をゴム印で押して手売りしている。
利用状況
[編集]「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[6]。なお、2009年度 - 2015年度は、2009年10月 - 2016年3月まで行なわれていたバス代行輸送分を含んでいる。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 38 |
1999年 | 36 |
2000年 | 34 |
2001年 | 31 |
2002年 | 26 |
2003年 | 25 |
2004年 | 24 |
2005年 | 20 |
2006年 | 24 |
2007年 | 19 |
2008年 | 13 |
2009年 | 8 |
2010年 | 6 |
2011年 | 8 |
2012年 | 9 |
2013年 | 13 |
2014年 | 9 |
2015年 | 9 |
2016年 | 9 |
2017年 | 5 |
2018年 | 6 |
2019年 | 5 |
2020年 | 3 |
2021年 | 3 |
2022年 | 4 |
駅周辺
[編集]旧美杉村地区の中心駅である。駅前の近代的な津市美杉庁舎を始めとして、旧美杉村の様々な施設がある。
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、26-27頁。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典』(国鉄・JR編 Ⅱ)JTB、1998年、384頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「「通報」●芸備線甲立駅ほか18駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年3月29日、4面。
- ^ a b 「ふんだんに美杉材 JR名松線伊勢八知駅 新駅舎兼林業会館が完成」『中日新聞』1989年3月30日、朝刊、三重総合版。
- ^ 「JR東海、来年3月改正で名松線全線再開へ…6年5か月ぶり」『Response』2015年12月18日。2015年12月18日閲覧。
- ^ 三重県統計書 - 三重県、2024年11月30日閲覧。