「後閑駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2011年12月) |
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|よみがな = ごかん |
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2020年2月15日 (土) 02:13時点における版
後閑駅 | |
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駅舎(2011年12月) | |
ごかん Gokan | |
◄沼田 (5.2 km) (7.1 km) 上牧► | |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町後閑1237 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■上越線 |
キロ程 | 46.6 km(高崎起点) |
電報略号 | コン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線(実質2面2線) |
乗車人員 -統計年度- |
785人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)11月20日[1] |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
後閑駅(ごかんえき)は、群馬県利根郡みなかみ町後閑にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅である。
歴史
- 1926年(大正15年)11月20日:上越南線が沼田駅から当駅まで延伸したことに伴い開業[1][2]。
- 1928年(昭和3年)10月30日:上越南線が当駅から水上駅まで延伸[3]。中間駅となる。
- 1931年(昭和6年)9月1日:水上駅から越後湯沢駅までの開通により、高崎駅から宮内駅までが全通、当駅を含む同区間が上越線とされる[4]。
- 1961年(昭和36年)9月:駅舎を改築。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」の利用を開始。
- 2018年(平成30年)
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の合計2面3線をのホームを有する地上駅。このうち中線は上越新幹線開業後、しばらくしてホームに柵が設置され、ホーム番号も欠番となった。2つのホームは駅舎の沼田寄りにある屋根つきの跨線橋で結ばれている。当駅はその他側線を2本もっており、これらはいずれも3番線の北東側にある。1本は駅の上牧方で本線から分岐しホームの沼田方で再び合流するもの、もう1本は1本目の側線から上牧方で分岐して沼田方に進み、駅の構内中ほどで再び1本目の側線に合流するものとなっている。
1961年(昭和36年)築の駅舎はコンクリート造りの建物で、大きな切妻屋根が特徴的である。外部から見て左側が駅務室、右側が独立した待合室となっており、間にコンコースがある。
水上駅管理の無人駅。その他自動券売機1台、簡易Suica改札機、乗車駅証明書発行機が設置されている。
当駅の発車メロディは『ふる里「みなかみ」』(なつこ)が使用されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■上越線 | 下り | 水上・長岡・新潟方面 |
3 | 上り | 渋川・高崎・大宮・上野方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 2番線は欠番である。
-
ホームから見た上牧方面(2011年12月)
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ホームから見た沼田方面(2011年12月)
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2・3番ホーム(2011年12月)
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リニューアル前の駅舎(2006年3月)
-
1番ホーム(2019年8月)
利用状況
JR東日本によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は785人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 1,328 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 1,243 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 1,138 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 1,099 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 1,049 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 1,053 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 1,054 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 1,025 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 1,017 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 993 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 965 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 913 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 913 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 930 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 861 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 846 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 812 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 785 | [利用客数 1] |
駅周辺
駅周辺はみなかみ町の中心部である。駅前広場を抜けた先の群馬県道61号沼田水上線は交通量が多く、この道に沿って商店などが立ち並んでいる。駅の西100mほどのところには、後閑駅前簡易郵便局がある。駅の南西すぐのところにはみなかみ町役場がある。これはかつての月夜野町役場で、2005年(平成17年)10月1日、月夜野町・水上町・新治村の合併でみなかみ町が成立したことにより、みなかみ町の役場となったものである。
駅付近では上越線とほぼ並行する形で関越自動車道が走っており、駅の東約1kmのところには、月夜野インターチェンジが設けられている。
みなかみ町月夜野は、当駅とは利根川の対岸であるが、群馬県道273号後閑羽場線が当駅の近くから伸びている。月夜野にも人家や商店などが多く立ち並び、月夜野郵便局、沼田警察署月夜野駐在所、利根沼田学校組合立利根商業高等学校、みなかみ町立月夜野中学校、みなかみ町立桃野小学校などがある。
その他駅からは、奥平温泉(西約6km)、湯宿温泉(北西約8km)、赤岩温泉(北東約9km)、猿ヶ京温泉(北西約12km)、川古温泉(北西約13km)、法師温泉(北西約22km)などの各温泉へ交通の便があり、観光客による当駅の利用がある。駅前広場と県道にそれぞれ設けられているバス乗り場からは路線バス(上毛高原駅行含む)が発着し、駅前にはタクシーが客を待っていることが多い。
なお、駅とは利根川の対岸にあたる、北西およそ2kmの地点には上越新幹線の上毛高原駅がある。上毛高原駅の営業キロ数は当駅のものを準用しており、乗車券は一部のいわゆるトクトクきっぷを除き上毛高原駅と選択乗車が可能となっている。また、駅前広場のバス発着場の隅にはバスの方向転換用の転車台がある。
駅周辺の観光スポットとしては、以上のほかに月夜野びーどろパーク、名胡桃城址(西南約5km)、磔茂左衛門ゆかりの茂左衛門地蔵尊(西約1km)などがある。
公共施設・金融機関
バス路線
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
鎌田線 | 沼田駅、鎌田、鳩待峠バス連絡所 | 大清水 | 関越交通 | 冬期運休 | |
戸倉スキー場 | 冬季運転 | ||||
沼田駅、鎌田 | 鳩待峠バス連絡所 | ||||
猿ヶ京線 | 沼田駅 | 沼田市保健福祉センター前 | |||
上毛高原駅、湯宿温泉、猿ヶ京温泉 | 猿ヶ京 | ||||
鎌田線 | 上毛高原駅 |
その他
かつて、当駅3番線ホーム向かいに静態保存されていた蒸気機関車D51 498は現在、JR東日本の観光列車を牽引している。
横浜博覧会開催の目玉として蒸気機関車を復活、運用させることになった。もっとも保存状況の良い静態保存機を捜した結果、このD51 498と交通博物館に展示されていたC57 135の状況が良好と判明し、「蒸気機関車といえばデゴイチだろう」という理由でD51 498が選定された。その後オリエント急行牽引の大役を務め、現在はSLぐんま みなかみなどのJR東日本のイベント列車の牽引機として活躍中である。
運行回数も多く、臨時列車というよりは上越線の週末の観光列車の感があるが、同車の里帰りの意味が大きいため、SLぐんま みなかみは小さな駅にもかかわらず当駅に停車する。
隣の駅
脚注
記事本文
- ^ a b JR東日本 後閑駅
- ^ 「鉄道省告示第213号」『官報』1926年11月11日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 「鉄道省告示第242号」『官報』1928年10月23日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 「鉄道省告示第199号・第200号」『官報』1931年8月24日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ a b “駅の情報(後閑駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2018年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月14日閲覧。
- ^ “みなかみのJR後閑駅 20日から無人化 町は撤回要望へ”. 上毛新聞. (2018年4月19日). オリジナルの2018年4月19日時点におけるアーカイブ。 2018年4月19日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月11日閲覧。