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「新清水駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:13時点における版

新清水駅
正面口(2016年6月)
しんしみず
Shin-shimizu
入江岡 (0.7km)
地図
所在地 静岡市清水区相生町
北緯35度1分1.37秒 東経138度29分15.93秒 / 北緯35.0170472度 東経138.4877583度 / 35.0170472; 138.4877583座標: 北緯35度1分1.37秒 東経138度29分15.93秒 / 北緯35.0170472度 東経138.4877583度 / 35.0170472; 138.4877583
駅番号 S 15
所属事業者 静岡鉄道
所属路線 S 静岡清水線
キロ程 11.0 km(新静岡起点)
駅構造 地上駅
ホーム 櫛形 3面2線
乗車人員
-統計年度-
3,039人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
6,422人/日
-2017年-
開業年月日 1908年明治41年)5月8日
乗換

CA  14  清水駅

- 東海旅客鉄道 徒歩10分
テンプレートを表示
巴町口(2016年6月)
ホーム(2015年9月)
2005年11月17日時点の新清水駅。現在では二階部分と左側テナント部分が全て撤去・改装されている。駅左のテナント区画もファミリーマートの土地に転用されている。

新清水駅(しんしみずえき)は、静岡市清水区相生町にある静岡鉄道静岡清水線。駅番号はS15

1975年までは駅前を同社の路面電車(清水市内線)が走っていた。

駅構造

櫛形ホーム(複線)
櫛形ホーム(複線)

3面2線で、1番線の降車ホームとなる対向式ホームと、1・2番線に挟まれた乗車専用の島式ホームからとなる櫛形ホームである。かつてはさらに2番線と3番線(昔は路面電車の清水市内線とつながっていた線路で、現在は取り外されている)との間にも島式ホームがあり、現在もその形はとどめている。また留置線跡の架線が長らく残されていたが、近年になって撤去された。清水市内線の連絡線は駅前の道路で横砂駅方面と港橋駅方面に分かれるデルタ線を形成していた。直通運転は行っておらず、長沼駅の車両工場への車両回送や夜間等の留置線として使用されていた。 改札口はかつて清水市内線(市電)が走っていた国道149号線に面する大きな改札口(正面口)と、新静岡側の市道に出る小さな改札口(巴町口)がある。

ホームに入線する手前、踏み切りの先から速度制限が25km/hと極端に下げられたかなり急なカーブと勾配が存在する。かつてはこの踏切の位置に両渡り線が存在したが、現在運行中の1000系電車ではこの位置では通り抜ける事ができない為、現在は巴川橋梁を渡った新静岡側に設置されている。この為、新清水駅に入線する電車が鉄橋の手前で信号待ちをして入線する事がある。事実上この両渡り線と駅までの区間は単線並列区間となっている。このカーブでは列車の通行時に、レールと車輪が軋むフランジ音がかなり大きい音で発生していたため、騒音低減を狙ってレールに水を撒く散水装置を設置していた事があったが、思ったような成果が得られなかった為か程なく撤去されている。ちなみにこの巴川橋梁で、映画「ビー・バップ・ハイスクール (第1作)」のロケを静岡鉄道の協力の下で行った際、走行中の電車の窓から川に転落するスタントシーン(電車内での乱闘シーン)が撮影された。

便所は改札内降車ホームの東側、軌道車止め前付近にある男女別の水洗式

尚駅舎は2008年まで二階建てのテナントビルであったが、テナントとして入居していた店舗が退去して空きテナントとなった区画が多くなった事と、建物の耐震補強の為、現在の駅舎部分を残して二階部分と駅舎の南側を撤去し、改装の上、取り壊したテナント部分をファミリーマートの店舗敷地に提供している。同時にトイレの周辺も改装された。写真を参照の事。

のりば
1 静岡清水線 草薙新静岡方面(降車ホーム)
2 静岡清水線 草薙新静岡方面(乗車ホーム)
3 □(旧清水市内線)

利用状況

旧清水市(静岡市清水区)の中心に近く、東海道本線の清水駅との乗換駅でもあるため利用者が多い。

「静岡県統計年鑑」及び「静岡市統計書」によると、2017年度の1日平均乗降人員6,422人(乗車人員:3,039人、降車人員:3,383人)である。この乗降人員数は、静岡清水線全15駅中3番目である。なお、同統計によれば、近年の乗降人員は以下の通りである。

年度別1日平均乗降人員[1]
年度 1日平均乗降人員
乗車人員 降車人員 合計
2002年(平成14年) 3,380 3,963 7,343
2003年(平成15年) 3,508 4,143 7,651
2004年(平成16年) 3,533 4,233 7,766
2005年(平成17年) 3,243 3,619 6,862
2006年(平成18年) 3,492 4,229 7,721
2007年(平成19年) 3,457 4,172 7,629
2008年(平成20年) 3,282 3,305 6,587
2009年(平成21年) 3,076 3,087 6,163
2010年(平成22年) 3,558 3,535 7,093
2011年(平成23年) 3,543 3,706 7,249
2012年(平成24年) 3,501 3,803 7,304
2013年(平成25年) 3,092 3,502 6,594
2014年(平成26年) 3,072 3,439 6,511
2015年(平成27年) 3,004 3,380 6,384
2016年(平成28年) 3,033 3,392 6,425
2017年(平成29年) 3,039 3,383 6,422

駅周辺

歴史

  • 1908年(明治41年)
    • 5月18日 - 静岡鉄道(旧)辻村駅として開業。 当駅 - 清水町(後の波止場駅)間開業。
    • 8月 - 会社合併により、大日本軌道の駅となる。
    • 12月9日 - 鷹匠町(現:新静岡) - 当駅間開業。
  • 1918年(大正7年)
    • 以前 - 当駅 - 波止場間廃止。
    • 月日不明 - 江尻新道駅に改称
  • 1919年(大正8年)5月1日 - 会社譲渡により、駿遠電気の駅となる。
  • 1923年(大正12年)3月12日 - 会社名改称により、静岡電気鉄道の駅となる。
  • 1933年(昭和8年)3月29日 - 清水相生町駅に改称。
  • 1943年(昭和18年)5月1日 - 会社合併により、静岡鉄道の駅となる。
  • 1954年(昭和29年)10月1日 - 新清水駅に改称。

バス路線

区内のバス交通はしずてつジャストラインが運行している。路線名の前の数字は番号(行先番号)である。 またエスパルスドリームプラザの送迎用無料バスが駅前から発着している。駅向かいのホテルサンルート清水から100m程南下した位置にある乗車専用のバス停となっている。

1番のりば
2番のりば
3番のりば

隣の駅

静岡鉄道
静岡清水線
通勤急行・急行
桜橋駅 (S13) - 新清水駅 (S15)
普通
入江岡駅 (S14) - 新清水駅 (S15)

出典

  1. ^ 静岡市統計書 - 静岡市

関連項目

外部リンク