「大甕駅」の版間の差分
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|画像説明 = 大甕駅(2019年5月) |
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|よみがな = おおみか |
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2020年2月15日 (土) 03:15時点における版
大甕駅 | |
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大甕駅(2019年5月) | |
おおみか Ōmika | |
◄東海 (7.4 km) (4.6 km) 常陸多賀► | |
所在地 | 茨城県日立市大みか町二丁目23-10 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 137.4 km(日暮里起点) |
電報略号 | オホ←ヲホ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
9,525人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)2月25日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
大甕駅 | |
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おおみか Ōmika | |
◄久慈浜 (2.1 km) (1.5 km) 水木► | |
所属事業者 | 日立電鉄 |
所属路線 | 日立電鉄線 |
キロ程 | 11.5 km(常北太田起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)12月27日 |
廃止年月日 | 2005年(平成17年)4月1日 |
大甕駅(おおみかえき)は、茨城県日立市大みか町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である。事務管コードは▲421120[1]。
当駅から東海駅までの駅間距離は、茨城県内の常磐線では最長である。
概要
当駅は日立市南部に位置し、かつては当駅から日立電鉄(日立電鉄線)が接続し常北太田駅方面と鮎川駅方面に伸びていたが、2005年4月1日に廃止となり、現在はJR常磐線のみの単独駅である。
歴史
- 1897年(明治30年)2月25日:日本鉄道海岸線の駅として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1928年(昭和3年)12月27日:日立電鉄線が開業。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1985年(昭和60年):急行ときわ号の廃止により特急ひたち号の停車駅となる。
- 1986年(昭和61年):2代目駅舎完成。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、常磐線の駅はJR東日本の駅となる。日立電鉄線の乗車券販売委託がJR東日本に変更される。
- 2005年(平成17年)
- 4月1日:日立電鉄線廃止。
- 11月1日:発車メロディを変更。
- 2007年(平成19年)1月末:日立寄りの跨線橋完全撤去。
- 2015年(平成27年)
- 4月1日:JR水戸鉄道サービスが駅業務を受託する業務委託駅となる。
- 7月1日:駅業務受託がJR東日本ステーションサービスへ移管。
- 9月:従来の自転車置き場に仮駅舎を建設開始。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地下駅。東口側のロータリーはホームよりも低地にある。かつては単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線で駅舎から遠いほうのホーム(山側)にも線路があった。現在ではパーク&ライド駐車場となり、ホームの金網がある所に昔の名残がある。また単式ホームと島式ホームの間にも線路が敷設されていたが、現在ではバラストも撤去された。
さらに西側には、廃止された日立電鉄線の島式ホームがあった。これは鮎川まで路線を延長する前は海側にホームを持っていたが、延長時の用地取得の都合などによってこの位置に移された。
日立電鉄線のあった当時は、日立電鉄も社員を配置していたが駅舎にはJR東日本の係員しかおらず、日立電鉄の係員は日立電鉄線ホームで改札を行っているのみだった。日立電鉄線大甕駅で降りて外へ行くには、この日立電鉄線の改札を通ってからまたJRの改札口を通ることになるので、日立電鉄線の運賃精算が済んだ旨の証明書を日立電鉄線の改札で受け取ることになっており、日立電鉄線からJRに乗り換えてほかのJR駅に行く場合にも、着駅の改札口でこの証明を渡してJR線の大甕からの運賃を支払うことになっていた。日立電鉄線の乗車券は駅舎(JRに委託)でも、日立電鉄線ホームでも購入できた。
日立電鉄線ホームが2006年12月中に撤去されたことに伴い、常陸多賀方の跨線橋は2007年1月末までに完全撤去された。このため、使用可能な跨線橋は、東海方のみとなった。現在は地下駅となったため跨線橋はない。ホームの跡地は2007年3月からパーク&ライド用駐車場となっている。
日立駅が管理し、JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託する業務委託駅であり、みどりの窓口・自動券売機・指定席券売機・Suica対応自動改札機設置駅。改札の西側にNEWDAYSがある。
現在、日立市が2020年3月末までの予定で、駅舎の地下化、地下自由通路や西口駅前広場、南北アクセス道路、日立電鉄線の跡地を活用したBRT(ひたちBRT)の整備などの駅周辺整備を行っている[6][7]。地下の駅舎と自由通路は2018年12月に供用開始した[4][8]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 上り | 水戸・土浦・上野・東京・品川方面 (上野東京ライン) |
2 | 下り | いわき方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
旧駅舎(2011年9月)
-
仮駅舎の大甕駅(2018年10月28日)
-
旧駅舎改札口(2011年9月)
-
ホーム(跨線橋から、2011年9月)
発車メロディ
2005年11月から発車メロディに地元出身の作曲家・吉田正の楽曲を使用している。
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は9,525人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 10,534 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 10,051 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 9,729 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 9,355 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 9,190 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 9,127 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 9,130 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 9,292 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 9,421 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 9,296 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 9,060 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 8,883 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 9,235 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 9,518 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 9,412 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 9,775 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 9,649 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 9,522 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 9,525 | [利用客数 1] |
駅周辺
- 大甕駅前郵便局
- 日立製作所日立研究所
- 日立製作所日立事業所臨海工場
- 日立製作所サービス&プラットフォームビジネスユニット大みか事業所
- 日立産業制御ソリューションズ茨城本社・茨城第一事業所
- 茨城県道288号大みか停車場線
- 国道6号
- 日立市立大みか小学校
- 茨城キリスト教大学
- 茨城キリスト教学園中学校・高等学校
- 泉が森
- 泉神社
バス路線
ひたちBRTは西口に発着。東口発着の路線バスは茨城交通[注釈 1]が運行。
大甕駅西口のりば ひたちBRT
- [ひたちBRT] (久慈浜経由)おさかなセンター行き
- [ひたちBRT] (BRT水木・BRT河原子経由)常陸多賀駅行き
- [ひたちBRT] (臨海工場経由)大甕工場前行き
大甕駅東口のりば 路線バス
- [8](南高野団地・大橋経由)太田馬場行き
- [9](日立南工業団地・茂宮経由)太田馬場行き
- [9](日立南工業団地・茂宮経由)聖麗メモリアル病院行き
- [90](石名坂宿・東真弓経由)太田馬場行き
- [56][59](森山・台原団地経由)金沢団地行き
- [22](森山・塙山経由)多賀駅方面行き
- [30]多賀駅行き
- [22]南部支所行き
- [22]日立南営業所行き
- [94]南高野・丹奈団地行き
- [94]真弓ヶ丘行き
隣の駅
かつて存在した路線
脚注
記事本文
注釈
- ^ 2019年4月30日までは日立電鉄交通サービスとして運行。
出典
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 大甕駅仮駅舎供用開始について - 東日本旅客鉄道水戸支社
- ^ JR大甕駅構内の通行方法が変わります - 日立市(2018年8月15日)
- ^ a b “JR大甕駅、東西自由通路が完成”. 朝日新聞. (2018年12月8日) 2018年12月8日閲覧。
- ^ JR大甕駅 地下通路に大量の水流れ込む 茨城 日立 - NHK(2019年10月25日18時56分)
- ^ “常磐線大甕駅舎改築及び自由通路新設工事について” (PDF). 東日本旅客鉄道水戸支社 (2015年7月17日). 2015年10月18日閲覧。
- ^ 大甕駅周辺地区の整備を行っています - 日立市(2015年)
- ^ 常磐線大甕駅地下駅舎及び自由通路の一部供用開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道水戸支社(2018年11月16日)
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。