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「西上田駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 03:19時点における版

西上田駅
駅舎(2009/5/24)
にしうえだ
NISHI-UEDA
上田 (4.4 km)
(3.5 km) テクノさかき

地図

西上田駅の位置(長野県内)
西上田駅
西上田駅
西上田駅(しなの鉄道)位置図(長野県)
所在地 長野県上田市下塩尻341-2
北緯36度25分2.15秒 東経138度12分30.84秒 / 北緯36.4172639度 東経138.2085667度 / 36.4172639; 138.2085667座標: 北緯36度25分2.15秒 東経138度12分30.84秒 / 北緯36.4172639度 東経138.2085667度 / 36.4172639; 138.2085667
所属事業者 しなの鉄道
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 しなの鉄道線
キロ程 44.4 km(軽井沢起点)
電報略号 ニシ
キシ(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
978人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
1,959人/日
-2017年-
開業年月日 1920年大正9年)6月1日
備考 終日駅員配置
標高:421m
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西上田駅(にしうえだえき)は、長野県上田市下塩尻にある、しなの鉄道日本貨物鉄道(JR貨物)しなの鉄道線である。

概要

上田市の中心部にある上田駅の一つ西側の駅で、同市の塩尻地区に位置する。

長野県内の軽井沢駅篠ノ井駅を結ぶ鉄道路線・しなの鉄道線の中間駅で、しなの鉄道の旅客駅という側面と、JR貨物の貨物駅という側面を併せ持つ。しなの鉄道線は、全線にわたってしなの鉄道が施設を保有する第一種鉄道事業者で、西上田駅と篠ノ井駅の間ではJR貨物がそれを借りて列車を運行する第二種鉄道事業者となっている。元々は、高崎駅群馬県)と新潟駅新潟県)を結ぶ信越本線の駅で、1987年国鉄の民営化では東日本旅客鉄道(JR東日本)とJR貨物に継承されたが、1997年に信越本線の一部区間がしなの鉄道に移管されたため、JR東日本に代わってしなの鉄道の駅に移行した。

1920年の開業で、1956年までは北塩尻駅(きたしおじりえき)と称した[1]

沿革

駅構造

島式ホームと単式ホームの2面2線を有する地上駅。ホーム間は跨線橋で連絡している。しなの鉄道の社員配置駅で、駅舎には自動券売機が設置されている。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 しなの鉄道線 下り 長野方面
2 (予備ホーム)
3 上り 小諸軽井沢方面
  • 2017年10月現在、2番線を発着する定期列車はない。なお、貨物営業が廃止されるまでは貨物列車の発着に使われていた。

貨物用施設

着発線へ移動するタキ車。右奥にあるのは、住友大阪セメント西上田SSに隣接する生コン工場(2009年1月)

現在、JR貨物の駅は臨時の車扱貨物の取扱駅であり[3]、定期貨物列車の発着はない。

かつては駅の東に隣接して、日本オイルターミナル(OT)の油槽所石油の物流基地、事業所名は上田営業所)があり、油槽所の荷役線が旅客ホーム南側の側線から分岐していた。油槽所への石油は浮島町駅神奈川県)に隣接する東燃ゼネラル石油(現・JXTGエネルギー)川崎製油所から輸送されており[4]川崎貨物駅(神奈川県)と当駅の間で1日1往復の専用貨物列車が設定されていたほか、季節運行の臨時列車の設定もあった。これらの輸送は上田営業所の営業終了により、2011年3月をもって終了した。

駅西側には住友大阪セメント(旧・住友セメント)のセメント包装所セメントの物流基地、事業所名は西上田サービスステーション)があるが、かつてはこの包装所へのセメント輸送も行われていた。青海駅(新潟県)からのセメント輸送が2001年3月に終了した後も荷役設備の建物が残っており、構内入換用の機関車の車庫として用いられている[4]

1970年および1983年の専用線一覧表では住友セメントの他にも、三井物産石油(現・JXTGエネルギー)の専用線(モービル石油が第三者利用者となっている)が記載されている。

構内の入換作業はJR貨物グループのジェイアール貨物・信州ロジスティクスが受託していた[4]

利用状況

旅客

年間乗車人数及び1日あたりおおよその平均乗車人員は次のとおり[5]

  • 2000年度 416千人 : 1,140人/日
  • 2001年度 372千人 : 1,019人/日
  • 2002年度 376千人 : 1,030人/日
  • 2003年度 373千人 : 1,019人/日
  • 2004年度 374千人 : 1,025人/日
  • 2005年度 359千人 : 984人/日
  • 2006年度 351千人 : 962人/日
  • 2007年度 343千人 : 937人/日
  • 2008年度 355千人 : 973人/日
  • 2009年度 335千人 : 918人/日
  • 2010年度 321千人 : 879人/日
  • 2011年度 318千人 : 871人/日
  • 2012年度 315千人 : 861人/日
  • 2013年度 319千人 : 874人/日
  • 2014年度 319千人 : 874人/日
  • 2015年度 331千人 : 904人/日
  • 2016年度 347千人 : 951人/日
  • 2017年度 357千人 : 978人/日

貨物

上田市の統計によれば、年間の貨物(いずれも車扱貨物)の取扱量は以下の通りに推移している。

  • 2000年度:発送 28,498トン、到着 288,487トン
  • 2001年度:発送 25,289トン、到着 258,832トン
  • 2002年度:発送 23,636トン、到着 240,956トン
  • 2003年度:発送 22,356トン、到着 228,095トン
  • 2004年度:発送 20,232トン、到着 211,071トン
  • 2005年度:発送 19,092トン、到着 195,351トン
  • 2006年度:発送 20,028トン、到着 204,785トン
  • 2007年度:発送 19,468トン、到着 201,080トン
  • 2008年度:発送 16,744トン、到着 171,109トン
  • 2009年度:発送 15,236トン、到着 156,525トン
  • 2010年度:発送 12,000トン、到着 123,625トン

駅周辺

スタンプ

西上田駅スタンプは、小県郡青木村にある大法寺の国宝三重塔。駅から最寄りの国宝文化財となっている。

隣の駅

しなの鉄道
しなの鉄道線
快速「しなのサンライズ」・快速「しなのサンセット」・快速
通過
普通
上田駅 - 西上田駅 - テクノさかき駅

脚注

  1. ^ 本来は塩尻で良かったが、中央本線塩尻駅との混同を避けるために北が付いた。
  2. ^ 日本オイルターミナル株式会社 - 当社のあらまし・沿革
  3. ^ 『2014 JR貨物時刻表』 鉄道貨物協会、2014年
  4. ^ a b c 『鉄道ファン』第50巻第7号
  5. ^ 「上田市の統計」による

参考文献

関連項目

外部リンク

西上田駅(しなの鉄道)