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「日高門別駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 04:21時点における版

日高門別駅
駅舎(2017年9月)
ひだかもんべつ
Hidaka-Mombetsu
富川 (7.7 km)
(5.0 km) 豊郷
地図
所在地 北海道沙流郡日高町門別本町
北緯42度28分52.05秒 東経142度4分21.82秒 / 北緯42.4811250度 東経142.0727278度 / 42.4811250; 142.0727278
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 日高本線
キロ程 51.3 km(苫小牧起点)
電報略号 タモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線(留置線 有)
開業年月日 1924年大正13年)9月6日
備考 無人駅
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日高門別駅(ひだかもんべつえき)は、北海道日高振興局沙流郡日高町門別本町(ほんちょう)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線である。電報略号タモ

1986年(昭和61年)10月まで運行されていた急行えりも」の停車駅であった。

日高町門別地区(旧・門別町)の代表駅である。

歴史

1975年の日高門別駅と周囲約500m範囲。右が静内方面。島式ホーム1面2線と駅舎横苫小牧側に貨物ホームと引込み線、駅裏に貨物積み卸し線もしくは留置線を有している。駅表駅裏共に貨車や保線車両が留置されているのが見える。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地名に旧国名の「日高」を冠する。地名は、アイヌ語の「モ・ペツ」(子となる川)に由来する[2]。異字である「紋別」と同じ語源であり[3]、各所に存在することから旧国名を冠した[2][3]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅[4]。駅舎側(南側)が上りの1番線、外側が下りの2番線となっている[4]。そのほか1番線の苫小牧方から分岐し駅舎東側部分までの行き止りの側線(横取線)を1線有する[4]

静内駅管理の無人駅である。かつてはキヨスク(営業時間8時00分から18時00分)が営業していたが、2010年(平成22年)3月の簡易委託解除と同時に閉店となり、構内は閉散としている[5]

駅舎は構内の南側に位置しホーム東側を結ぶ長い通路で連絡している[4]有人駅時代の駅舎は改築され、出入口のゲート状の屋根と柱(レトロな照明器具付き)が印象的な、サイディング張りの外壁を有する駅舎となっている[6]。駅舎内にトイレを有する[6]。また駅舎には最初から事務室が作られておらず[6]簡易委託受託者でもあったキヨスクと、町の特産品展示コーナー、観光案内図などがある[6]

駅前にはロータリーと駐車場があり、馬のシンボル像が象られた時計台のモニュメントが設置されている[6]。駅横には遊具や東屋も設置された小公園がある[6]

利用状況

1日乗降人員は以下のとおりである。

年度 乗降人員
(単位:人)
出典
1981年(昭和56年) 41 [3]
1992年(平成04年) 100 [4]

また、JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおりである。

年もしくは年間 交通機関 年もしくは年間の各調査日における
平均乗車人員
(単位:人)
出典
2014年(平成26年) 列車 55 [7][8]
2017年(平成29年) 代行バス 37 [7]
2017 - 2018年(平成29 - 30年) 代行バス 39.5 [8]

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
日高本線
富川駅 - 日高門別駅 - 豊郷駅

脚注

注釈

  1. ^ 1981年(昭和56年)4月時点では無人駅であった(書籍『コロタン文庫36 国鉄駅名全百科 56.4訂補版』(小学館1981年10月発行)54ページより)。

出典

  1. ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社2011年6月発行)150ページより。
  2. ^ a b 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)100ページより。
  3. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)101ページより。
  4. ^ a b c d e 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)101ページより。
  5. ^ 北海道キヨスク お知らせ キヨスク日高門別店廃止のお知らせ
  6. ^ a b c d e f 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)346ページより。
  7. ^ a b "日高線(鵡川・様似間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 1 August 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  8. ^ a b 日高線(鵡川・様似間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

関連項目

外部リンク