「洞爺駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2013年9月) |
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|よみがな= とうや |
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|ローマ字= Tōya |
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2020年2月15日 (土) 05:15時点における版
洞爺駅 | |
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駅舎(2013年9月) | |
とうや Tōya | |
◄H42 豊浦 (5.4 km) (5.1 km) 有珠 H40► | |
所在地 | 北海道虻田郡洞爺湖町旭町19-1 |
駅番号 | ○H41 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■室蘭本線 |
キロ程 | 41.5 km(長万部起点) |
電報略号 |
アフ(改称前:虻田駅) トオ(改称後:洞爺駅) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)9月10日 |
備考 |
社員配置駅 みどりの窓口 有 |
虻田駅 | |
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あぶた Abuta | |
(5.2 km) 見晴► | |
所在地 | 北海道虻田郡虻田町旭町 |
所属事業者 | 洞爺湖電気鉄道 |
所属路線 | 洞爺湖電気鉄道線 |
キロ程 | 0.0 km(虻田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)1月23日 |
廃止年月日 | 1941年(昭和16年)5月29日 |
洞爺駅(とうやえき)は、北海道虻田郡洞爺湖町旭町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅。駅番号はH41。事務管コードは▲130304[1]。
概要
洞爺湖町の代表駅で国道37号沿いにある。「洞爺」の名はアイヌ語の「トー」(湖)と「ヤ」(岸)に由来する[2]。旧駅名(虻田駅)の「虻田」は当駅の所在している地名より。地名はアイヌ語の「アブタ、ペッ」(魚鉤を作った川)に由来すると言われているが、別説もある[3]。
利用可能な優等列車
優等列車はいずれも札幌駅発着で、特急「スーパー北斗2号」を除く、すべての旅客列車が停車する。
歴史
- 1928年(昭和3年)9月10日:国有鉄道長輪線の静狩駅 - 伊達紋別駅間開通に伴い、虻田駅(あぶたえき)として開業。一般駅。
- 1929年(昭和4年)1月23日:洞爺湖近くの湖畔駅まで洞爺湖電気鉄道線が開通。
- 1931年(昭和6年)4月1日:長輪線を室蘭本線に編入、それに伴い同線の駅となる。
- 1941年(昭和16年)5月29日:洞爺湖電気鉄道線が廃止。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)が継承。
- 1962年(昭和37年)11月1日:洞爺駅(とうやえき)と改称。
- 1970年(昭和45年)6月30日:室蘭本線の豊浦駅 - 当駅間が複線化。
- 1980年(昭和55年)5月15日:貨物取扱い廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物取扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)が継承。
- 2006年(平成18年)2月:駅舎改築し、地域交流センター併設。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[4]。
- 2014年(平成26年)8月30日:特急「北斗」・「スーパー北斗」全列車が停車するようになる[5]。
- 2016年(平成28年)3月26日:スーパー北斗2号が再び通過するようになる。
駅構造
単式ホーム・島式ホーム複合型の2面3線を有する地上駅。互いのホームは東室蘭方面の跨線橋で連絡している。ほかに1番線側(駅舎側)に長万部方面から分岐した側線を1本(1983年(昭和58年)時点では2本[6])、3番線の外側にも長万部方面から分岐した側線を1本(1983年(昭和58年)時点では2本[6])有していた。
のりばは駅舎側から1、2、3番線で、2番線は当駅折り返し列車や貨物列車の待避などに使われる。大阪行きの臨時寝台特急「トワイライトエクスプレス」運行当時は、自列車由来の大幅な遅延が無い限り2番のりばに停車して客扱いを行い、函館行きの特急「北斗12号」を待避していた。
駅舎は線路の西側(東室蘭方面に向かって右側)に位置し、単式ホームに接している。直営駅でみどりの窓口(営業時間6時55分 - 18時20分)、近距離用の自動券売機を設置している。ジェイアール北海道レンタリース洞爺営業所(駅レンタカー)がある。また、洞爺駅交流センターが併設されているほか、自由通路(町道洞爺駅跨線橋通線)で洞爺湖町役場と直結している[7]。
第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)開催に伴ってLCD発車標・駅自動放送を導入した[8]。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■室蘭本線 | 上り | 長万部・函館方面 |
2・3 | 下り | 東室蘭・札幌方面 |
- 当駅始発は2番線を使用
-
駅舎全景(2018年10月)
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駅舎前にある洞爺湖サミットの記念碑(2013年9月)
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改札口(2017年9月)
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ホーム(2017年9月)
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跨線橋内(2017年9月)
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自由通路外観(2013年9月)
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駅名標(2017年9月)
利用状況
駅弁
主な駅弁は下記の通り[9]。
- 豚丼
- 鮭めし
- ほたてめし
- 特製かにめし
- 洞爺のホッキめし
- 海鮮弁当
駅周辺
洞爺湖周辺観光の最寄駅[10]。駅前に道南バスによる「洞爺駅前」停留所がある[11]。道央自動車道虻田洞爺湖ICに近接している。
- 北海道銀行洞爺支店
- とうや湖農業協同組合(JAとうや湖)虻田支所
- Aマートとうや湖店
- 洞爺湖町役場
- 西胆振行政事務組合伊達消防署洞爺湖支署
- 虻田郵便局
- 伊達信用金庫虻田支店
- 北海道社会事業協会洞爺病院(洞爺協会病院)
- 北海道虻田高等学校
- 入江・高砂貝塚館
隣の駅
特急列車の停車駅は各列車記事を参照。
かつて存在した路線
脚注
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b 『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』 83頁
- ^ 『北海道鉄道駅大図鑑』 139頁
- ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧。
- ^ "平成26年8月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 4 July 2014. 2014年7月5日閲覧。
- ^ a b c 『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』 74頁
- ^ “洞爺駅跨線橋通り線が開通、幼児ら渡り初め”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2006年2月15日) 2015年4月13日閲覧。
- ^ “JR洞爺駅がリニューアル、外国人観光客に優しく”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2008年4月16日) 2015年4月13日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、682頁。
- ^ “アクセス”. 洞爺湖温泉観光協会. 2015年4月13日閲覧。
- ^ “郊外路線バス”. 道南バス. 2019年12月23日閲覧。
参考文献
- 宮脇俊三(編集)・原田勝正(編集)『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』小学館、1983年7月、74頁。ISBN 978-4-09-395101-2。ISBN 4-09-395101-2。
- 宮脇俊三(編集)・原田勝正(編集)『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』小学館、1993年6月、83頁。ISBN 978-4-09-395401-3。ISBN 4-09-395401-1。
- 本久公洋(著)『北海道鉄道駅大図鑑』北海道新聞社、2008年8月、139頁。ISBN 978-4-89453-464-3。ISBN 4-89453-464-9。
- 『JR時刻表』交通新聞社、2010年9月、687頁。