「鹿部駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2008年10月) |
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|ローマ字= Shikabe |
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2020年2月15日 (土) 08:09時点における版
鹿部駅 | |
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駅舎(2008年10月) | |
しかべ Shikabe | |
◄N69 銚子口 (7.8 km) (5.4 km) 渡島沼尻 N67► | |
所在地 | 北海道茅部郡鹿部町本別 |
駅番号 | ○N68 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線(砂原支線) |
キロ程 | 14.6 km(大沼起点) |
電報略号 |
タチ(改称前:鷹待駅) カヘ(改称後:鹿部駅) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
開業年月日 | 1945年(昭和20年)6月1日 |
備考 | 無人駅 |
鹿部駅(しかべえき)は、北海道(渡島総合振興局)茅部郡鹿部町本別にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)の駅である。駅番号はN68。電報略号はカヘ。
歴史
- 鹿部駅 (大沼電鉄)も参照。
- 1929年(昭和4年)1月31日:大沼電鉄(戦前) 新本別駅 - 鹿部駅間が延伸開業し、大沼公園駅 - 鹿部駅間が全通。同線の終着駅として、鹿部駅が開業[1]。
- 1945年(昭和20年)6月1日:国有鉄道函館本線(砂原線)大沼駅 - 渡島砂原駅間開通に伴い、一般駅として開業[1]。同日、不要不急線指定による大沼電鉄(戦前)の廃線に伴い、同線の鹿部駅が廃止。
- 1948年(昭和23年)1月16日:大沼電鉄(戦後) 新銚子口駅 - 鹿部温泉駅間の開通に伴い、同線の鹿部温泉駅が開業[1]。
- 1949年(昭和24年)
- 1952年(昭和27年)12月25日:大沼電鉄(戦後)の全線廃止に伴い、同線の鹿部駅が再度廃止[1]。
- 1956年(昭和31年)12月20日:鷹待駅が鹿部駅に再改称[1]。
- 1980年(昭和55年)5月1日:貨物取扱い廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 2005年(平成17年)4月1日:簡易委託廃止、完全無人化。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[3]。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「シカペ」(アホウドリ)に由来するとされる[4][5]。当地附近にアホウドリが多く住んでいたために付けられた[5]。
旧駅名の鷹待(たかまち)は、当地附近に鷹狩の際の鷹待がいたことに由来する[5]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[6]。駅舎側(東側)が上り線、外側が下り線となっている(番線表示なし)[6]。そのほか上下線共に安全側線を有する[6]。1983年(昭和58年)4月時点では駅舎と上り線の間に側線(副本線)を1線有していた[4]。転轍機の形状は上り線からの方開き分岐である[6]。
大沼駅管理(夜間連絡先は森駅)の無人駅となっている。駅舎は構内の東側に位置しホーム中央部分とを結んだ構内踏切で連絡している[6]。有人駅時代の規模の大きい駅舎が継続使用されている[7]。待合室内には椅子のカバーなどを始めとした手造り品がたくさんあり、図書コーナーも設けられている[7]。駅舎内にトイレを有する[7]。駅スタンプが設置されている[7]。
駅の標高は90.5mである[6]。
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待合室
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ホーム
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構内踏切
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駅名標
利用状況
駅周辺
駅前には別荘が多い[7]。役場などが所在する中心部とは約5km離れており、バスなどでの連絡が必要となる。
- 北海道道480号鹿部停車場線
- 国道278号
- 函館バス「鹿部駅前」停留所:鹿部出張所行き(朝・夕数本ずつのみ運行)
- 陸上自衛隊駒ヶ岳演習場
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- ■函館本線(砂原支線)
- *
打消線は廃止信号場 (1949年8月1日廃止[1])
脚注
- ^ a b c d e f g 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)26,27ページより。
- ^ a b c 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
- ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧。
- ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)54ページより。
- ^ a b c 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)30ページより。
- ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)38ページより。
- ^ a b c d e 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)20ページより。