「小林駅 (宮崎県)」の版間の差分
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|画像説明 = 2015年3月から使用されている新駅舎(2015年11月) |
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|ローマ字 = Kobayashi |
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2020年2月15日 (土) 08:24時点における版
小林駅* | |
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2015年3月から使用されている新駅舎(2015年11月) | |
こばやし Kobayashi | |
◄西小林 (6.2 km) (4.0 km) 広原► | |
所在地 | 宮崎県小林市細野1836 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | 吉都線[1] |
キロ程 | 26.8 km(吉松起点) |
電報略号 | コハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
424人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)10月1日 |
備考 |
業務委託駅 * 1951年に小林町駅から改称[2]。 |
小林駅(こばやしえき)は、宮崎県小林市細野にある、九州旅客鉄道(JR九州)吉都線の駅である。
小林市の中心駅で、吉都線内の途中駅では唯一の有人駅である。
歴史
- 1912年(大正元年)10月1日 - 小林町駅(こばやしまちえき)として開業。
- 1913年(大正2年)4月22日 - 福川林業株式会社[3]が同社工場までの専用線(3.04哩 軌間2ft)の敷設免許[4][5]
- 1951年(昭和26年)3月1日 - 小林駅に改称[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道に承継。
- 2015年(平成27年)3月15日 - 新駅舎と南北自由通路の供用を開始[1][6]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。乗り場につけられた番号は駅舎側から1番線、2番線でホームと駅舎は構内踏切で連絡する。JR九州鉄道営業が業務を行う業務委託駅。
2014年度から駅周辺整備事業を進めており、2015年3月15日に駅構内西側に南北に横断する自由通路を設置し、島式ホームの横(1番線と2番線の間)に駅舎を新設した[7]。駅の北側にあった木造の旧駅舎はその後解体され、跡地には小林市地域・観光交流センター「KITTO小林」が建設され、2017年7月31日にオープンした[8]。
解体された旧駅舎には小林市観光案内所が入っていた。以前はマルス端末の設備があったが撤去され、POS端末のみ設置されていた。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■吉都線 | 下り | 都城・宮崎方面 |
2 | 上り | 吉松・隼人方面 |
- のりば表記は駅掲載および公式サイトの駅別時刻表に記述[9]
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は424人である[10]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1996年 | 868 |
1997年 | 833 |
1998年 | 859 |
1999年 | 839 |
2000年 | 844 |
2001年 | 784 |
2002年 | 705 |
2003年 | 677 |
2004年 | 657 |
2005年 | 628 |
2006年 | 608 |
2007年 | 584 |
2008年 | 604 |
2009年 | 585 |
2010年 | 579 |
2011年 | 549 |
2012年 | 591 |
2013年 | 546 |
2014年 | 488 |
2015年 | 447 |
2016年 | 458 |
2017年 | 468 |
2018年 | 424 |
駅周辺
- 小林市地域・観光交流センター「KITTO小林」 - 旧駅舎跡。観光案内所・バス発券窓口あり。
- 小林市役所
- 小林郵便局
- 小林上町郵便局
- 小林市立小林小学校
- 小林南小学校
- 小林文化会館
- 小林市民体育館
- 小林森林管理署
- 小林税務署
- 宮崎県立小林高等学校
- 国道265号
- 国道221号
- 宮崎交通小林営業所 - 旧・小林バスセンター。2017年8月1日よりバスターミナル機能を小林駅に移転。
- ヤマダ電機テックランド小林店
- ベスト電器B・B小林店
- 小林営林署小林貯木場 - 駅南側にあった。巣之浦森林鉄道により霧島山から木材が運ばれていた。
- 広域
- 出の山公園(タクシーで15分)
- 陰陽石(タクシーで約15分)
- 宮崎県立小林秀峰高等学校
- 小林西高等学校
バス
宮崎交通の路線バスと小林市コミュニティバスが駅前の小林駅バス停に乗り入れている。上記のように「KITTO小林」がオープンしたことにより、2017年8月1日より従来の小林バスセンターを拠点とする路線網から小林駅を拠点とする路線網に改められ、宮崎交通の発券窓口と旅行代理店も小林バスセンターから「KITTO小林」に移された[11]。
- 1番のりば
- 生駒高原・えびの高原
- 小林市コミュニティバス - 市内各地
- 2番のりば
その他
- かつてはJR九州バス(宮林線:小林駅 - 宮崎駅)が運行されていた。
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)にある同名の駅と区別するため、乗車券類の券面には(吉)小林と表示される。
- 福川林業は夷守岳北東側斜面の山林を伐採し自社工場で製材するために軌道を敷設した。この活動期間は1913年から1917年頃でおわりその廃線敷は巣之浦森林鉄道として使用されることとなった。内燃機関車を使用し1953年頃まで支線の敷設をすすめ巣之浦線16.8km大幡線12.0kmとなった。運行停止は1965年頃[12]。
隣の駅
脚注
- ^ a b “JR小林駅、南北つなぐ通路開通”. 西日本新聞 (西日本新聞社). (2015年3月17日)
- ^ a b 「日本国有鉄道公示第39号」『官報』1951年2月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『日本全国諸会社役員録. 第25回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道院年報. 大正3年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「宮崎県物資集散状況」『福岡日日新聞』1912年6月7日(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
- ^ 小林駅南北通路が完成 市街地の回遊性向上へ - 宮崎日日新聞、2015年3月15日
- ^ 推薦 繋がる壁、繋げる壁:小林駅改築 - 鉄道建築協会
- ^ KITTO小林(小林市地域・観光交流センター)7月31日オープン! - 小林市
- ^ 小林駅時刻表(H30.3.17改正)
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年7月12日閲覧。
- ^ 8月1日(火)から、小林駅が路線バス・小林市コミュニティバスの発着地となり、小林バスセンター及び小林支店窓口が移転します。 - 宮崎交通
- ^ 西裕之『特撰森林鉄道情景』講談社、2014年、114-117頁
関連項目
外部リンク
- 小林駅(駅情報) - 九州旅客鉄道