「たびら平戸口駅」の版間の差分
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|画像=MR TabiraHiradoguchi Station 200909.jpg |
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|画像説明=駅舎(2009年9月) |
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|よみがな=たびらひらどぐち |
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|ローマ字=Tabira-Hiradoguchi |
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2020年2月15日 (土) 08:27時点における版
たびら平戸口駅 | |
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駅舎(2009年9月) | |
たびらひらどぐち Tabira-Hiradoguchi | |
◄中田平 (3.1 km) (2.6 km) 西田平► | |
所在地 | 長崎県平戸市田平町山内免 |
所属事業者 | 松浦鉄道 |
所属路線 | ■西九州線 |
キロ程 | 51.2 km(有田起点) |
電報略号 | ヒラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
116人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 |
1935年(昭和10年)8月6日 1988年(昭和63年)4月1日(転換) |
備考 | 窓口・自動券売機は日中のみの営業 |
たびら平戸口駅(たびらひらどぐちえき)は、長崎県平戸市田平町山内免にある松浦鉄道西九州線の駅である。
概要
九州最西端および、鉄道事業法に基づく普通鉄道における日本最西端の駅であり、「本土」を北海道・本州・四国・九州の四島とした場合には本土最西端の駅である。
2003年、沖縄県那覇市に沖縄都市モノレール線(軌道法準拠路線)が開業したことで、同線の那覇空港駅が「日本最西端の駅」を名乗ることとなった。ただし、松浦鉄道及び地元の平戸市では、現在でもたびら平戸口駅を「(普通鉄軌道方式で、全国の各駅とレールでつながっているものでは)日本最西端の駅」であるとしており、当駅到着前の車内放送でもそのように案内されている[1]。駅前には地元平戸市出身の作曲家藤浦洸の揮毫による「日本最西端の駅」の碑がそのまま存置されているほか、2015年(平成27年)には松浦鉄道が当駅の愛称として「日本最西端の駅」を公式に採用するなど、「最西端」の称号は現在も沿線地域の活性化のために積極的に活用されている。
鉄道の通じていない平戸島の最寄駅であるため、(旧)平戸市ではなく北松浦郡田平町(開業当時は南田平村)にありながら「平戸口駅」として開業した。1988年に松浦鉄道が発足すると、田平町の中心部にあることから翌1989年に「たびら平戸口駅」に改称された。その後、2005年10月1日に田平町が平戸市ほか2町村と対等合併して(新)平戸市となったため、この駅も平戸市内に含まれることになった。[2]
駅構造
- 単式1面1線と島式1面2線の複式3線ホームを持つ地上駅である。構内踏切で連絡している。
- 営業時間内(9:00 - 18:00)は観光客の案内とカーブ上に位置している構内の安全確保のため、駅員が列車発着時にホーム上で放送案内を行う。
- 日中営業の売店がある。不定休。
- トイレは駅舎の外にある。
- 旧最西端としての駅は当駅であるが、線路上の最西端地点は当駅からやや佐世保寄りのカーブの所にある。
- 夜間停泊は1番・3番ホームにて行う。
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■西九州線 | 上り | 松浦・伊万里・伊万里乗換 有田方面 |
2 | (双方向の一部列車が使用) | ||
3 | 下り | 佐々・佐世保方面 |
鉄道資料館
駅舎の一部が鉄道資料館となっており、営業時間内は無料で見学できる。
- 主な展示物
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1998 | 181 |
1999 | 202 |
2000 | 208 |
2001 | 202 |
2002 | 171 |
2003 | 147 |
2004 | 138 |
2005 | 158 |
2006 | 124 |
2007 | 142 |
2008 | 112 |
2009 | 130 |
2010 | 116 |
駅周辺
駅周辺は平戸市田平町の中心地である。平戸島へは、駅から約500m先に田平港があるが現在は平戸への定期航路はなく、平戸大橋(国道383号)を経由してのアクセスとなる。
- 国道204号
- 平戸市役所田平支所
- 農林水産省九州農政局北松浦統計・情報センター(旧食糧事務所平戸支所)
- 平戸警察署平戸口駐在所
- 田平郵便局
- 親和銀行田平支店
- 田平港フェリーターミナル
- 里田原歴史民俗資料館
- 総社神社
- 谷川病院
- 平戸愛恵病院
- 平戸大橋
- 平戸市立田平北小学校
バス路線
平戸市中心部へは西肥自動車(西肥バス)の「平戸桟橋」行きのバスがある。駅すぐ前の「平戸口駅」バス停か国道204号に下りた「平戸口駅前」バス停が近いがどちらも本数は少なく、田平港そばの「平戸口桟橋」の方が利便性が高い。
- 平戸口駅バス停 - 駅すぐ前
<平戸島方面>
- 平戸口駅 - 平戸口駅前 - 平戸口桟橋 - 平戸桟橋 (1日1往復のみ)
- 平戸口駅前バス停 - 駅から徒歩約2分、国道204号上
<松浦方面>
<平戸島方面>
- 平戸口駅前 - 平戸口桟橋 - 平戸桟橋
- 平戸口桟橋ターミナル - 駅から徒歩約7分、田平港そば
- →田平港#バス路線 の項を参照
歴史
- 1935年(昭和10年)8月6日 国鉄伊万里線平戸口駅として開業。
- 1945年(昭和20年)3月1日 松浦線に路線名称変更。
- 1962年(昭和37年) 「日本最西端の駅」の記念碑が駅前に建立される。(前年4月の昭和天皇巡幸を記念)
- 1974年(昭和49年)10月1日 貨物営業を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道松浦線の「平戸口駅」となる。
- 1988年(昭和63年)4月1日 第三セクター松浦鉄道への転換により、松浦鉄道西九州線の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月11日 たびら平戸口駅に改称される。
- 2002年(平成14年)11月18日 全国豊かな海づくり大会臨席のため長崎県を訪問した天皇・皇后が当駅からお召し列車に乗車。これに先だって駅設備の整備が行われ、構内踏切階段の補修や改札ラッチの一部撤去などが行われた。
- 2015年(平成27年)5月11日 駅愛称が「日本最西端の駅」に決まる[3]。
隣の駅
位置情報
ギャラリー
-
駅舎正面(2006/08/28)
-
駅構内(2007年10月)
-
待合室(2010年8月)
-
駅名標と最西端の駅の標示(2007年10月)
-
「日本最西端の駅」の碑(2007年2月)
脚注
関連項目
外部リンク
- たびら平戸口駅時刻表 - 松浦鉄道
- MRたびら平戸口駅(日本最西端の駅) - 達人Navi平戸(平戸観光協会)
- 日本最東端の駅から九州最西端の駅へ!チャレンジ2,901km!日本横断紀行 参加者募集開始! - JR北海道プレスリリース(2005.4.4版 / 2015年10月17日閲覧)