「渡島砂原駅」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2018年6月) |
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|よみがな= おしまさわら |
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|ローマ字= Oshima-Sawara |
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2020年2月15日 (土) 08:42時点における版
渡島砂原駅 | |
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駅舎(2018年6月) | |
おしまさわら Oshima-Sawara | |
◄N67 渡島沼尻 (5.3 km) (3.7 km) 掛澗 N65► | |
所在地 | 北海道茅部郡森町砂原4丁目 |
駅番号 | ○N66 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線(砂原支線) |
キロ程 | 25.3 km(大沼起点) |
電報略号 | オラ←ヲハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)12月25日 |
備考 | 無人駅 |
砂原駅 | |
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さわら Sawara | |
◄度杭崎 | |
所在地 | 北海道茅部郡砂原村 |
所属事業者 | 渡島海岸鉄道 |
所属路線 | 渡島海岸鉄道線 |
キロ程 | 9.4 km(森起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)12月25日 |
廃止年月日 | 1945年(昭和20年)1月25日 |
備考 | 度杭崎停留所は営業キロの設定なし |
渡島砂原駅(おしまさわらえき)は、北海道(渡島総合振興局)茅部郡森町砂原4丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)の駅である。駅番号はN66。電報略号はオラ。
前身は渡島海岸鉄道の砂原駅(さわらえき)であり、同鉄道の国有化に伴い現在地に移転し、改称した[1]。
歴史
- 1927年(昭和2年)12月25日:渡島海岸鉄道東森仮駅 - 砂原駅間開通に伴い砂原駅開業[1]。現在とは別の場所に位置した[2]。
- 1945年(昭和20年)1月25日:渡島海岸鉄道国有化に伴い国有鉄道函館本線の駅となり、新線上に渡島砂原駅として再開業[3]。一般駅。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1961年(昭和36年)1月1日:貨物扱い廃止[3]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承。
- 年月日不詳:簡易委託廃止、完全無人化。なお、1990年(平成2年)7月1日時点ではすでに簡易委託駅[4]になっており、1993年(平成5年)3月時点では完全無人化されている[5]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[6]。
駅名の由来
当駅の所在する地名(旧町名茅部郡砂原町)より。成田線の佐原駅と区別するため旧国名の「渡島」を冠する。地名の由来は、以下の説が考えられている[7]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[8]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム中央部分を結んだ構内踏切で連絡している[8]。駅舎側(北側)ホームが上り線、対向側ホームが下り線となっている(番線表示なし)[8]。上下線共に安全側線を有する[8]。そのほか1993年(平成5年)3月時点では下り線の森方から外側に分岐し対向側ホーム外側への行き止りの側線を1線有する[8]。転轍機の形状は上り線からの片開き分岐である[8]。尚、1983年(昭和58年)4月時点では、対向側ホームの現・下り線は上下共用だった[9]。
森駅管理の無人駅となっている。駅舎は構内の北側に位置しホーム中央部分に接している[8]。有人駅時代の、鹿部駅と同じ形の駅舎が継続使用されている[10]。建築当初からの原型を良く留めている建物である[10]。駅舎のホーム側に無料のレンタサイクルの受付がある[10]。駅舎内にトイレを有する[10]。ホームには地元の中学生の手による花壇が設置されている[10]。駅の標高は35mである[11]。
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待合室(2005年3月)
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ホーム(2018年6月)
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構内踏切(2018年6月)
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駅名標(2018年6月)
渡島海岸鉄道
渡島海岸鉄道時代の砂原駅は、現在の渡島砂原駅から1kmほど西側[11]の、標高10mの地点[11]で、史跡・南部藩砂原陣屋跡の裏に位置した[11]。旧駅の跡地は2003年(平成15年)時点では道路になっていた[11]。
また、砂原線に転用されなかった線路跡は、2003年(平成15年)時点では国道278号に転用されていた[11]。
利用状況
駅周辺
- 南部藩砂原陣屋跡(国指定史跡)[10] - 駅より西の方にある
- 郷土館[10]
- 国道278号
- 北海道道1028号森砂原線
- 道の駅つど〜る・プラザ・さわら
- 森町役場砂原支所(旧・砂原町役場)
- 森警察署砂原駐在所
- 砂原郵便局
- 渡島信用金庫砂原支店
- 砂原漁業協同組合
- 砂崎・砂崎灯台
- 内浦湾
- 駒ヶ岳
- 函館バス「砂原4丁目」停留所 - 道道1028号線沿い。
隣の駅
かつて存在した路線
脚注
- ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)14,27ページより。
- ^ 座標:北緯42度7分24秒 東経140度40分49.8秒 / 北緯42.12333度 東経140.680500度
- ^ a b c d 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
- ^ 小冊子『HANDBOOK 1990』「駅は旅の出発点」(発行:北海道旅客鉄道、1990年発行)より。
- ^ 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)83ページより。
- ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧。
- ^ “アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『北海道630駅』39ページより。
- ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)54ページより。
- ^ a b c d e f g 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)22ページより。
- ^ a b c d e f 書籍『鉄道廃線跡を歩くX』(JTBパブリッシング、2003年10月発行)49ページより。