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「厚賀駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:53時点における版

厚賀駅
駅舎(2017年9月)
あつが
Atsuga
清畠 (4.5 km)
(5.5 km) 大狩部
地図
所在地 北海道沙流郡日高町字厚賀町
北緯42度25分50.22秒 東経142度12分56.91秒 / 北緯42.4306167度 東経142.2158083度 / 42.4306167; 142.2158083
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 日高本線
キロ程 65.6 km(苫小牧起点)
電報略号 ツカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1924年大正13年)9月6日
備考 無人駅
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厚賀駅(あつがえき)は、北海道日高振興局沙流郡日高町字厚賀町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線である。電報略号ツカ

1986年(昭和61年)10月まで運行されていた急行えりも」の停車駅であった。

歴史

1978年の厚賀駅と周囲約750m範囲。右下が静内方面。少しずれた相対式ホーム2面2線と駅舎横苫小牧側の貨物ホームへ引込み線、この時点では既に貨物扱いを廃止しているが、駅裏に木工場敷地界に沿って左側水路手前まで静内方から側線が伸びている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地名より。地名は当時の「厚別村」と「賀張(がばり)村」の境に当たるため、双方の頭文字から採用された[1][3][4]合成地名である。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の南西側(様似方面に向かって右手側、旧1番線)に存在する。転轍機を持たない棒線駅となっている[1]。かつては単式ホーム島式ホーム(片面使用)複合型2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[3]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向ホーム東側を結んだ構内踏切で連絡した[3]。駅舎側(南西側)が上りの1番線、対向側(北東側)が下りの2番線となっていた[3]。また島式ホームの外側1線が様似方の転轍機が維持された行き止りの側線となっていた[3]。交換設備運用廃止後は対向側の線路は側線を含め1993年(平成5年)までには撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた[1]

静内駅管理の無人駅。駅舎は構内の南西側に位置しホームに接している。有人駅時代の駅舎は改築され、アーチ状で木製のを持つ木製板張りの外壁を有する駅舎となっている[2]。駅入口の駅銘板は一枚板に駅名が彫刻された立派な物である[2]。駅舎横に駅舎とは別棟で、富川駅の建物と同型のトイレ棟を有する[2]

かつては駅舎内に売店があった(1993年(平成5年)3月時点では営業中であった[1])。

駅附近は落石の多い区間であり、1983年(昭和58年)4月時点では落石予防・早期発見設備が存在した[3]

利用状況

1日乗降人員は以下のとおりである。

年度 乗降人員
(単位:人)
出典
1981年(昭和56年) 102 [3]
1992年(平成04年) 182 [1]

また、JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおりである。

年もしくは年間 交通機関 年もしくは年間の各調査日における
平均乗車人員
(単位:人)
出典
2014年(平成26年) 列車 40 [5][6]
2017年(平成29年) 代行バス 17 [5]
2017 - 2018年(平成29 - 30年) 代行バス 20.5 [6]

駅周辺

駅の周辺には材木工場などがある。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
日高本線
清畠駅 - 厚賀駅 - 大狩部駅

脚注

注釈

  1. ^ 1983年(昭和58年)4月時点では交換設備を有していた(書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)101ページより)、1993年(平成5年)3月時点では交換設備は撤去されている(書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)102ページより。)。
  2. ^ 1993年(平成5年)3月時点では簡易委託駅(書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)102ページより。)。

出典

  1. ^ a b c d e f 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)102ページより。
  2. ^ a b c d e 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)348ページより。
  3. ^ a b c d e f g 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)101ページより。
  4. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)101ページより。
  5. ^ a b "日高線(鵡川・様似間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 1 August 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  6. ^ a b 日高線(鵡川・様似間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

関連項目

外部リンク