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「静内駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:55時点における版

静内駅
駅舎(2017年9月)
しずない
Shizunai
新冠 (4.9 km)
(8.8 km) 東静内
地図
所在地 北海道日高郡新ひだか町
静内本町5丁目
北緯42度20分12.03秒 東経142度21分38.21秒 / 北緯42.3366750度 東経142.3606139度 / 42.3366750; 142.3606139
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 日高本線
キロ程 82.1 km(苫小牧起点)
電報略号 シナ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線(側線1線)
乗車人員
-統計年度-
330人/日(降車客含まず)
-2009年度-
開業年月日 1926年(大正15年)12月7日
備考 社員配置駅
みどりの窓口 有
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静内駅(しずないえき)は、北海道日高振興局日高郡新ひだか町静内本町(ほんちょう)5丁目1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)日高本線である。電報略号シナ事務管コードは▲132214[1]

1986年(昭和61年)10月まで運行されていた急行えりも」の停車駅であった。

日高本線内では鵡川駅とならび列車運行上の要となる駅である。日高本線が日高拓殖鉄道として開業したのは富川駅から当駅までであった。

新ひだか町の代表駅である。

歴史

1978年の静内駅と周囲約750m範囲。右下が様似方面。貨物列車に挟まれて見難いが、細い島式と単式の複合ホーム2面3線、駅裏側に留置用側線が2本、機関庫と車庫線が数本、駅舎横苫小牧側に貨物ホームと引込み線2本を有する。さらに本線苫小牧側から上端中央にみえる池内ベニヤ静内工場へ向けて倉庫間を抜け、道路を横切って専用線が工場構内へ引きこまれている[注釈 1]。この専用線の分岐付近にも留置線や木工所前の引込み線がある。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

相対式ホーム2面2線と側線を持つ地上駅で、夜間滞泊もある。かつては機関区の支区が置かれ、製材工場への専用線もあった。

終日社員配置駅みどりの窓口設置(営業時間7時20分 - 18時40分)。駅レンタカー業務も行う。また、オレンジカード対応の自動券売機も設置されている。なお、起点駅の苫小牧駅を除くと日高本線内では唯一改札業務も行っている。また、管理駅として、苫小牧駅を除く日高本線のすべての駅を管理下に置いている。

2001年にそれまでの木造平屋建て駅舎を、厩舎をイメージした鉄骨造一部2階建てに改築した[2]。延床面積は205m2で、新ひだか町観光情報センター「ぽっぽ」を併設している[2]道南バス静内案内所が駅舎内に移転入居し、バス乗車券窓口と売店が設置されていたが、2013年(平成25年)3月20日に営業所終了し、定期券販売などは観光協会への委託に切り替えられた[4]

駅弁

立ち食いそば・うどん店(西谷弁当店)では、そばと途絶えていた駅弁発売を復活したが、同店名義で調製はしていない[5]。 当駅の駅弁は専ら駅弁大会での販売用であり、駅での販売実績が殆ど無いことから、疑義駅弁として有名である。 主な駅弁は下記の通り[6]

  • 北海いかめし
  • 北海海鮮かき蟹いくら(土・日曜のみ)
  • 蝦夷海鮮四点盛り(土・日曜のみ)
  • 蝦夷海鮮かにいくら(土・日曜のみ)
  • うにいくら黄金鮭弁当(土・日曜のみ)
  • 北海たらば蟹弁当(土・日曜のみ)

利用状況

また、JR北海道によると、特定の平日の調査日における乗車人員平均は以下のとおりである。

年もしくは年間 交通機関 年もしくは年間の各調査日における
平均乗車人員
(単位:人)
出典
2014年(平成26年) 列車 219 [7][8]
2017年(平成29年) 代行バス 124 [7]
2017 - 2018年(平成29 - 30年) 代行バス 145.5 [8]

駅周辺

日高地方の中心都市である新ひだか町の中心街である。国道235号沿いには商店街や大型スーパーなどがある。

バス路線

すべて道南バスによる運行

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
日高本線
新冠駅 - 静内駅 - 東静内駅

脚注

注釈

  1. ^ 全国専用線一覧によると、作業距離0.9km、総延長1.9km

出典

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ a b c d “新駅舎 相次ぎ開業 あす静内駅、26日高砂駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2001年2月2日) 
  3. ^ “無線LAN 利用可能に JR静内駅など 新ひだか”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2013年1月11日)
  4. ^ a b “道南バス 静内駅窓口きょう終了 定期券販売 観光協会に委託”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2013年3月20日)
  5. ^ 駅弁資料館
  6. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、695頁。 
  7. ^ a b "日高線(鵡川・様似間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 1 August 2018. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  8. ^ a b 日高線(鵡川・様似間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯42度20分12.03秒 東経142度21分38.21秒 / 北緯42.3366750度 東経142.3606139度 / 42.3366750; 142.3606139