「沢入駅」の版間の差分
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|画像説明 = 沢入駅 |
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|よみがな = そうり |
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2020年2月15日 (土) 09:17時点における版
沢入駅 | |
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沢入駅 | |
そうり SÔRI | |
◄WK12 神戸 (7.0 km) (5.3 km) 原向 WK14► | |
所在地 | 群馬県みどり市東町沢入962 |
駅番号 | WK13 |
所属事業者 | わたらせ渓谷鐵道 |
所属路線 | ■わたらせ渓谷線 |
キロ程 | 33.4 km(桐生起点) |
電報略号 | ソリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
39[1]人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1912年12月31日 |
備考 | 無人駅、沢入簡易郵便局併設 |
沢入駅(そうりえき)は、群馬県みどり市東町沢入にあるわたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線の駅である。駅番号はWK13。
駅構造
相対式2面2線の地上駅。駅舎はログハウス。駅舎内に簡易郵便局を併設した珍しい駅だが、無人駅扱いなので郵便局で乗車券を購入する事はできない。最終列車を除いて、列車交換が当駅または神戸駅で行われている。一方の足尾駅も列車交換設備を持つが、トロッコやイベント列車を除き、普通列車同士の交換は行われない。
国道が未整備だった頃は足尾線の貨物を利用して渡良瀬川の御影石を運搬し、当駅が御影石の積載所だった。現ホームの足尾側に、もう1本ホーム跡と思われる石積みがある。
下りホーム側には、東屋や遊歩道などが整備されている。また、駅舎の桐生寄りには第3種踏切があり、跨線橋を渡らなくても下りホームや川のほうに行くことができる。
駅構内には地元住民により2200株の紫陽花が植えられており、開花時期には観光客の目を楽しませている[2]。
利用状況
朝夕の通学(地元中学生も利用する)の他は、地元の住民が数名利用。袈裟丸山へのアクセス駅だが、登山口まで遠いため、登山目的で利用する人は少ない。列車同士の交換をする際、下り列車が5分間停車することがあり、その際には下りホームにある紫陽花などの花を見ることができ、途中の旅の駅として楽しめる。
1日乗降人員推移 [1] | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 39 |
2012年 | 40 |
2013年 | 44 |
2014年 | 42 |
2015年 | 39 |
坂東カーブ
沢入駅から原向駅までの区間は、同鉄道の中でも急勾配区間に当たる。落石に注意する場所が数か所あり、国鉄時代にも台風や大雨による落石で運転を見合わせることがあった。そのひとつに坂東カーブがある。この区間も、蒸気機関車C12形による重連運転が行われていた。自力加速が可能なディーゼルカーでさえも、全力力走にしても足尾方面の場合40km/hが限界である。逆に桐生行きは勾配を下るため惰性走行でもかなりの速度が出るために、坂東カーブ入口手前に、速度照査式のATSが設置されている。
駅周辺
- 沢入簡易郵便局
- 陶器と良寛書の館
- 沢入国際サーカス学校
- 黒坂石バンガローテント村
- 大澤寺(銅七福神 福禄寿)
路線バス
乗場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
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沢入線 | 富弘美術館、ダムサイド | 神戸駅 | 赤城観光自動車 |
歴史
- 1912年(大正元年)12月31日 - 足尾鉄道の駅として開業。当時の読みは「そおり」。
- 1918年(大正7年)6月1日 - 国有化され、足尾線の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1989年(平成元年)3月29日 - JR足尾線の第三セクター鉄道化により、わたらせ渓谷鐵道の駅となる。同時に読みを「そうり」に変更。無人化。
- 2009年(平成21年)9月25日 - 上下線ホームと待合所について、文化審議会がわたらせ渓谷鐵道線内の他の施設と併せて国の登録有形文化財への指定を文部科学大臣に答申。
- 2018年3月 - NHKの連続テレビ小説『半分、青い。』のロケが行われる[3]。駅名は架空の「夏虫駅」とされた[3] [4]。この駅での撮影分は同年6月23日および25日に放送された[3]。わたらせ渓谷鐵道に対しては23日 - 24日の2日間に問い合わせが約10件あった[3]。
隣の駅
脚注
- ^ a b 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2018年3月20日閲覧
- ^ “「半分、青い。」のロケで話題の駅、アジサイが見頃に わたらせ渓谷鉄道”. 産経biz (2018年7月4日). 2018年7月28日閲覧。
- ^ a b c d “「半分、青い。」ロケ駅、さっそく訪れるファン”. YOMIURI ONLINE (2018年6月25日). 2018年6月26日閲覧。
- ^ なお、駅シーンが主ロケ地の明知鉄道沿線から外れたのは、制作スタッフが跨線橋のシーンに拘ったためとされる。出典:「半分、青い。」に明知鉄道が登場しないワケ 地元駅ではなかった鈴愛と律「あの名シーン」 東洋経済オンライン 2018年9月8日、2019年11月20日閲覧
関連項目
外部リンク
- 沢入駅 わたらせ渓谷鐵道公式サイト
- 沢入簡易郵便局 日本郵政公式サイト
- NPO法人国際サーカス村協会