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「短剣符」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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他に、剣が[[十字架]]のようにも見えることから、[[キリスト教]]圏での[[墓]]と見立て、人名や日付の後ろに置いて、死亡した人の名前や[[wikt:ja:歿|歿年]]を表したり(右下、[[wikt:†|ウィクショナリー]]を参照)、特に戦死した人を示すのに用いる事もある。
他に、剣が[[十字架]]のようにも見えることから、[[キリスト教]]圏での[[墓]]と見立て、人名や日付の後ろに置いて、死亡した人の名前や[[wikt:ja:歿|歿年]]を表したり(右下、[[wikt:†|ウィクショナリー]]を参照)、特に戦死した人を示すのに用いる事もある。


また、生物の[[種 (分類学)|種]]名や[[言語]]名、それらのグループ名の前もしくは後につけて、すでに[[絶滅]]していること<ref>用例 :[[イノシシ亜目#下位分類]]</ref>や[[死語 (言語)|死語]]となっていること<ref>用例 :[[インド・ヨーロッパ語族#語派]]</ref>を示すために用いられることもある。
また、生物の[[種 (分類学)|種]]名や[[言語]]名、それらのグループ名の前もしくは後につけて、すでに[[絶滅]]していること<ref>用例 :[[イノシシ亜目#下位分類]]</ref>や[[死語 (言語)|死語]]となっていること<ref>用例 :[[インド・ヨーロッパ語族#語派]]</ref>を示すために用いられることもある。
===その他===
===その他===
以下のような用法がある。
以下のような用法がある。

2021年3月3日 (水) 21:51時点における版

† ‡

短剣符(たんけんふ)は欧文の約物の一つ。「†」(短剣符、剣標、ダガー、オベリスク)と、その変形の「‡」(二重短剣符、二重剣標、ダブルダガー、ダブルオベリスク)がある。

いくつかの異なる分野において各個違った意味を持つ記号シンボルマークとして用いられている。

用法

起源

元々ローマ・カトリック教会典礼書において、聖歌楽譜の中の小休止を示すのに用いられたのが起源であると言われる[1]

現在

現在では引用元などの脚注の存在を示すために用いられることが多い。

学術雑誌で、著者の名前の肩に記号を置き、脚注に所属を示すなどの用途で短剣符や二重短剣符が用いられることがある。技術雑誌で、専門用語の肩に記号を置き、脚注で用語解説するために用いることもある。

他に、剣が十字架のようにも見えることから、キリスト教圏でのと見立て、人名や日付の後ろに置いて、死亡した人の名前や歿年を表したり(右下、ウィクショナリーを参照)、特に戦死した人を示すのに用いる事もある。

また、生物の名や言語名、それらのグループ名の前もしくは後につけて、すでに絶滅していること[2]死語となっていること[3]を示すために用いられることもある。

その他

以下のような用法がある。

なお、ASCII環境では短剣符をプラス記号(+)で代用することがある[要検証]

各種フォントでの短剣符一覧


符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+2020 1-2-87 &dagger;
&#x2020;
&#8224;
ダガー
U+2021 1-2-88 &Dagger;
&#x2021;
&#8225;
ダブルダガー

関連項目

脚注

  1. ^ これに対して大休止には * を用いたという。
  2. ^ 用例 :イノシシ亜目#下位分類
  3. ^ 用例 :インド・ヨーロッパ語族#語派

外部リンク