「ロウきゅーぶ!」の版間の差分
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2021年4月13日 (火) 12:29時点における版
ロウきゅーぶ! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | スポーツ(バスケ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小説 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者 | 蒼山サグ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
イラスト | てぃんくる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | アスキー・メディアワークス →KADOKAWA | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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レーベル | 電撃文庫 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
刊行期間 | 2009年2月 - 2015年7月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | 全15巻 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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アニメ:ロウきゅーぶ!(第1期) ロウきゅーぶ!SS(第2期) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
原作 | 蒼山サグ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
総監督 | 草川啓造(第2期) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 草川啓造(第1期)→柳伸亮(第2期) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 伊藤美智子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚本 | 伊藤美智子、吉岡たかを、吉田泰三 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 野口孝行 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 渡辺剛 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | project No.9 Studio Blanc.(第1期) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | TEAM RO-KYU-BU!(第1期) TEAM RO-KYU-BU! SS(第2期) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | 放送局参照 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 第1期:2011年7月 - 9月 第2期:2013年7月 - 9月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 第1期:全12話 + OVA 第2期:全12話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロジェクト | ライトノベル・漫画・アニメ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
『ロウきゅーぶ!』(RO-KYU-BU!)は、蒼山サグによる日本のライトノベル作品。イラストはてぃんくるが担当している。電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より2009年2月から2015年7月まで全15巻が刊行された。
2010年から2017年まで『電撃G'sコミック』、『電撃G's Festival! COMIC』にて漫画版が連載。2011年4月にドラマCDが発売され、同年7月から9月までテレビアニメ版が放送された。また、テレビアニメ第2期『ロウきゅーぶ!SS』が2013年7月から9月まで放送された。
2016年3月18日に『ロウきゅーぶ!』の全てのイラストをまとめた画集『てぃんくるイラストレーションズQuintet Tea partyロウきゅーぶ!』が発行された。
2015年10月時点でシリーズ累計発行部数は243万部を突破している[2][3]。
概要
所属していたバスケットボール部が部長の不祥事で一年間休部となってしまった後、やることが見つからないまま、叔母の紹介から小学校の女子バスケットボール(ミニバスケットボール)部でコーチをすることになった男子高校生を主人公として、部員である小学生のヒロインたちとの交流や成長を描く[4][5][6]。美少女キャラクターの魅力を描いた「萌え」の要素と、シリアスなスポーツの描写を盛り込むスポ根の要素を融合させた作風となっている[6]。タイトルの由来は「籠球」(ろうきゅう。バスケットボールの和名)と「休部」(きゅーぶ)から[7]。
本作は2008年に新人賞である第15回電撃小説大賞に投稿されて銀賞を受賞し[8]、翌年に著者のデビュー作として第1巻が出版された。著者の蒼山サグは本作の執筆の経緯を、2007年の晩秋に人生に迷いを感じて四国八十八箇所を巡礼(お遍路巡り)している最中、夜の寒さや寂しさを紛らわそうとしているうちに着想を得たとし[8][7][9][6]、その後本命のアイディアとは異なる習作のつもりで書き始めた作品が基になったと語っている[7]。著者がお遍路巡りを通して悩み苦しんだ体験は、物語の序盤において主人公が抱えていた挫折や苦悩にも反映されていたという[6]。ライトノベルでは珍しいスポーツという題材を選んだのは、著者がバスケットボールが好きで中学生時代に部活動の経験があったことや、入賞を狙う上で競争相手が少ないジャンルを狙ったためであるとしている[7]。
本作ではロリータ・コンプレックスを題材の一部として扱っており、例えば主人公がかつて所属していたバスケットボール部が休部に追い込まれた原因も、部長と女子小学生の交際であると設定され、作中において主人公は終始このタブーを気にしている。しかし本作が電撃大賞の銀賞を受賞したのは、幼いヒロインたちの魅力を描くギャルゲー的な要素を含みつつもそれに傾倒せず、直球のスポーツものとしても読ませる内容になっていた点を評価されてのことである[8]。著者の蒼山サグも、小学生をヒロインに設定したのは健気に頑張っている姿が読者に伝わりやすいという考えがあったと説明し、応募段階では少年漫画風のイラストをイメージしていたと述べている[7]。一方、編集部は「『SLAM DUNK』よりも『苺ましまろ』の方が好き」であるという著者の意向をそれとなく確認した上で、可愛らしい作風のてぃんくるをイラストレーターとして選出した[4]。その後の続刊でもイラストには試合・練習を問わず部員がバスケットボールをしている場面がほとんど描かれていない。さらに編集部が付けたキャッチコピーは「少女はスポコン! コーチはロリコン!? ハートフルなさわやかローリング・スポコメディ!」[10]というもので、蒼山はこれを「他人の作品で見たら絶賛する」としつつも難色を示したが、結局採用された[7]。電撃萌王ではキャッチコピーを略して「ロリコメ!」と表記している[11]。
作中のバスケットボールの描写は、小学生の競技ではボスハンド(両手投げ)のシュートが主流であることを意識した描写がされるなど[注 1]、派手なスーパープレーは基本的に登場しない方向で描かれている[5]。一方、反則の基準が現実の小学生のバスケットボール競技よりもNBAの基準を意識したものとなっているなど[12]、リアリティよりも娯楽小説としての面白味に重きが置かれている部分もあるという。
あらすじ
バスケ好きの高校生・長谷川昴は、スポーツ推薦で進学し七芝高校バスケ部に入部したが、部長のロリコン疑惑が原因で、入部早々に1年間の部活動停止という憂き目に遭ってしまう。行き場をなくし日々所在なく過ごしていた昴だったが、小学校で教師をしている叔母篁美星の強引な誘いから、叔母の教え子である慧心学園女子バスケットボール部の臨時コーチを引き受けることになった。
当初は女子小学生達が相手の慣れない環境に戸惑う昴だったが、やがて女子バスケ部が体育館の使用権を巡って同校の男子バスケ部との間にトラブルを抱え、部の存続を賭けた試合を控えていることを知る。湊智花をはじめとする女子バスケ部員の過去の事情と、彼女らのバスケに対する想いに真正面から向き合ったことで、昴自身もバスケに対する情熱を取り戻し、それぞれの想いを守るために積極的に活動を進めていく。
男子バスケ部との対決を経た後、昴は正式なコーチに就任し、より彼女達との交流を深めていくことになる。一方、高校生が小学生に恋愛感情を抱くことはロリコンのそしりを免れない禁忌であるという前提の中、昴に好意を抱いた智花との恋模様[13]やハプニングの数々も描かれていく。
慧心女バス部の面々は、小学生ゆえの吸収力と成長力、昴の観察眼、判断力、指導力、そして練習試合などによってどんどん成長していく。だが小学生によるミニバスで公式試合に出るには、10人のメンバーが必要であり、6年生の5人によって構成されていた慧心女バス部は、公式試合に出ることができなかった。その後紆余曲折の末、慧心学園に5年生による女バス部が設立され、6年生に勝負を挑んでくる。だが指導者もいない急造の5年生では、6年生チームの相手にはならなかった。昴は、5年生チームが力を伸ばせば6年生チームの良いライバルになって互いに良い刺激となり、さらにチームがひとつになれば10人になって公式試合に出られるかもしれないと考え、5年生チームのコーチを、幼馴染みにて同級生であり、中学時代に部活で女バスチームにいた荻山葵に頼み、再戦の機会を作る。
その後6年生チームと5年生チームの試合が行われ、5年生チームは惜敗。その後、5年生メンバーの中でも6年生チームに合流するのを渋っていた子たちも、ある事件を境にして6年生チームに合流。こうして慧心女バス部は10人となり、公式仕合に出ることができるようになった。また葵も昴と共にコーチを継続してくれることになり、慧心女バス部はさらに力をつけていく。
そしてミニバスの全国大会が行われることになり、慧心女バス部も参加。初戦の対戦相手は、以前6年生チームが練習試合で惜敗した硯谷女学園だった。そのリベンジを果たすため、慧心女バス部は仕合に挑む。同時に6年生にとっては、これが最初で最後の公式戦、公式大会だった。
登場人物
主要登場人物には、身長、誕生日、ABO式血液型、学業成績、食べ物の好みなどといったプロフィールが設定されており[10]、アニメ版ではアイキャッチとして挿入されている。登場人物が履いているバスケットシューズのブランドにも裏設定があり[14]、漫画版やアニメ版の描写に反映されている。
声優はテレビアニメ版、ドラマCD版、ゲーム版共通。
主人公
- 長谷川 昴(はせがわ すばる)
- 声 - 梶裕貴
- 本作の主人公。七芝高校1年10組。バスケはプレーするのも見るのも教えるのも好きな根っからのバスケ好き。童顔で中性的な顔立ちをしており、美星からは「ショタの性対象のような顔立ち」と言われている。学園祭でやむなく女装させられた際は、誰も言われるまで正体に気付かないどころか、男女問わず羨望の目で見られていた。原作イラストでは素顔が描かれていないが、漫画版ならびアニメでは素顔が描かれている[注 2]。誠実で面倒見がよく、頼まれたら断れないという好人物で、バスケの練習以外でも女バスメンバーから寄せられる様々な相談事に乗るため、メンバーからは深く慕われている。しかし自分の身を顧みずに他者の世話を焼く傾向があり、この点はバスケが絡むと特に顕著で、結果的に自身の状況を危うくしてしまいうまく立ち回れなくなってしまう一面がある。個人が実力でチームを引っ張るのでなく仲間が力を合わせてチームを活かすプレイスタイルに重きを置き、策や搦手を駆使して勝つことを好む。理論派で練習メニューやゲームメイクは科学的根拠に基づいており[注 3]、相手チームの研究をする際も資料や映像を徹底的に観て作戦を立てる[注 4]。一方で理論派であるが故に裏づけのない精神論は苦手であまり頼らないが、夏陽との練習で、そうした態度が情けないと指摘されて肯定するなど完全に否定しているわけではない。夏休み終盤に中学時代の因縁の相手である須賀竜一と再会し、彼との対戦を通じて「相手に攻める気を悟らせないスタイル[注 5]」を身に付ける。スクープシュートを練習しているが、精度が低くまだ実戦で使用出来るレベルではない。
- 中学時代は「桐原中の知将」の異名を持ち、シュート決定率もさることながら卓越した戦術眼と類稀なるゲームメイク能力で、1回戦敗退常連の弱小校だった桐原中男子バスケ部を僅か3年で県準優勝までのし上げ、県屈指のバスケ選手として名を轟かせた。ただし、身体能力がずば抜けて優れているわけではないのでバスケ以外の運動もまんべんなく得意としているわけではない。またバスケのことを考え出すと学業などが疎かになりがちで、成績は良い方ではない[注 6]。かなりの口下手であり、それに加えて何事もバスケを基準に物事を考える、自他共に認める「バスケ脳」であるため、微妙にデリカシーが無かったり、勘違いをさせたりする発言をしてしまうことが多々ある。友人達からは「バスケ以外はどうしょうもない人」という評価を受けている。
- 県随一のバスケ強豪校・伊戸田商業高校のスカウトを蹴って、かつてバスケ選手として活躍した父親の母校であり、憧れの選手である水崎新が在校する七芝高校へスポーツ特待生として進学するが、水崎が起こした不祥事のためバスケ部は1年間の活動停止処分となってしまう[注 7]。モティベーションを失って自暴自棄に陥っていたところに美星からの強引な誘いを受けて、不本意ながら慧心学園初等部女子バスケ部コーチを引き受けた。当初は一週間だけという約束で深入りしようとせず、女バスの置かれた現状を知っても「自分では勝たせる指導をすることは出来ない」と突き放すような態度を取り、そのままコーチを降りた。しかし、その後の智花との会話の中で慧心に転校した経緯を知り、さらに他の部員達の強い絆とバスケへの情熱に触れたことが引き金となってバスケへの情熱を取り戻し、退任を撤回。部員達に突き放したことを謝罪した上で、以後は女バスを献身的に指導する。また並行して美星から入手した資料を元に男バスを徹底的に分析、試合においても的確な指揮を執って勝利を呼び込み、女バスの存続に貢献した。
- 対抗戦後も智花達にコーチの継続を懇願されたが「素人コーチよりもキチンとした指導者から教わった方がいい[注 8]」という考えから退任、中学からの友人達と共に非公式のバスケ同好会を結成して部活の立て直しを進めていたが、コーチの再就任を熱望する智花から「フリースローを50本連続で決められたら正式なコーチになる」という賭けを持ち掛けられる。昴は「できるわけがない」として受けた賭けだったが期限を決め忘れたため、毎日挑戦し続ける智花はついにこの条件をクリアしたため、5月から正式に女バスのコーチに就任した。
- それからは慧心女バスのコーチと同好会での活動を並行しながら、現役選手として自らにも厳しい個人練習を課す日々を送る。小学校からバスケ一筋で、趣味らしいものがあまり無く、格闘技ゲームを嗜む程度。
- 異性から寄せられる好意に鈍感な一面を持ち、同年代の女子は恋愛対象に含まれず「選手であるか、ないか」で二分化されてしまっているらしい[注 9]。智花とは単なるコーチと教え子の関係だけでなく、バスケにおける重要なパートナー関係になりつつあり、ピンチになった際にはアイコンタクトなどで意思疎通をして切り抜ける場面がある。父親である銀河とはバスケにおける積年のライバルだが、1on1ではまだ一度も勝てたことがない。真帆からは「すばるん」と呼ばれている。
- 身長172cm。10月11日生まれ。血液型A型。好物はオムレツと某ラーメン。ポジションはPG(ポイントガード)。内履きのバスケットシューズはナイキ社製のエア・ジョーダン11スペース・ジャム[14]。
慧心学園
小学校から大学までエスカレータ式の私立学校。初等部と中等部は美南市の郊外に設置されており、生徒はスクールバスを利用して通学する。作中に登場するのは主に初等部に属する生徒とその教師である。
女子バスケットボール部
真帆が5年生のときに転校生の智花と共に友人を誘って設立された部。体育館使用権の関係で活動日は月・水・金。当初は部員同士で試合をするのみで基礎練習をせず遊んでいる状態だったため、活動不十分とされ存続危機だったところに昴が臨時コーチを務めることとなり、部の存続を賭けた男女対抗戦で勝利を収め存続が決定した。対抗戦後に昴が正式にコーチに就任したことで本格的に始動、着実に実力を上げていった。部員が5人だけのため、人数不足で公式戦には出場できず[注 10]、男バスや五年女バスなど同校の別チームと対戦するとこが多い。後に、五年女バスと合流することで晴れて公式戦出場資格を得た。公式のユニフォームがないため体操着を着用していたが[注 11]、ForM主催のミニバス大会後、真帆の父・風雅から白と水色のユニフォームをプレゼントされた。
- 湊 智花(みなと ともか)
- 声 - 花澤香菜
- 本作のメインヒロイン。慧心学園初等部6年C組。女バス設立時はチーム唯一のバスケ経験者。髪型はシャギーの入ったショートカットで片側の髪をリボンで結び、左目の下に泣きボクロがある。普段は礼儀正しく穏やかで控えめな性格だが、コートの上ではまるで別人のように負けず嫌いで攻撃的なプレイヤーへと変貌し、昴から「プレーの節々にバスケへの情熱があふれ滴っている」と評されている。小柄で線の細い印象とは裏腹に反射神経・動体視力を含む身体能力全般が非常に高く、運動神経の優れた女バスメンバーの中でも突出している。スピードやテクニックでは高校生の葵が相手でも引けをとらず、小学生としては規格外の実力の持ち主[注 12]。ミドルレンジからのワンハンドジャンプシュートを得意とし、その流麗なフォームは女子バスケ部設立や昴がバスケへの情熱を取り戻す切っ掛けにもなっている[注 13]。
- 元々はアグレッシブなプレイスタイルのスコアラーだったが、チームで唯一の経験者のため、球技大会や葵戦ではポイントガードを務め仲間を活かす技術を身につけ、その後はシューティングガードを基点としてフォワードとガードを臨機応変に切り替えるオールラウンドプレイを可能とする、ポイントフォワードとして優れた能力を持つユーティリティプレイヤーに成長した。バスケ以外でもスポーツ万能で、水泳ではクロールよりもバタフライの方が速い。家では両親から日本舞踊や茶道の稽古を受けている。アルコールに異常に弱い体質らしく、ビールを浴びたりワイン風呂に入ったりしただけで酔ってしまう[注 14][注 15]。胸囲が育っていないことを気にしており、コンプレックスがある模様[注 16]。
- バスケに対して非常に強い情熱を持っているが、その情熱の強さゆえに勝利に対する執着心が強く、前の学校のバスケ部では勝つために過度な練習を自分や他の部員達に課したことが原因で部内で孤立し居場所を失い、学校にも通えなくなり、失意のまま5年生の半ばで慧心に転校することになる。慧心には女子バスケ部がなくそのままバスケを辞めようと考えていたが、それまでバスケ一筋で他の交流手段を知らなかったため周囲に馴染めず、それを気にかけた美星の考えで行った体育のバスケをきっかけに真帆と親しくなり共に女子バスケ部を結成。真帆達4人との交流を通じて勝負を超えた“楽しむことの大切さ”に目覚め、ようやく心からバスケを楽しめるようになった。技術も判断力もメンバーの中でトップであるが、他の4人に恩義を感じているためか試合中にもそれが現れて遠慮がちになり[注 17]、自分の意思を制してしまうことがあるため却ってチームの良さを損ねてしまう時がある。
- 男バスとの対抗戦後、昴にコーチ続行を熱望して昴の家に通い、自ら提案した賭け[注 18]を達成。その後も昴の家を訪ねて1on1の練習をすることが日課となっている。昴との対戦の中で自分よりも上背のある相手対策として、横飛びからジャンプシュートを習得したが、フォームを崩しかねないので小学生の間は1日に打てるのは3本までと昴から言い渡されている。
- 自分たちの居場所を守ってくれた恩人である昴に対して深い敬意と恋愛感情を抱いており、普段の会話でもそれが見て取れるため、そのことを知る女バスメンバーからはからかわれたり、応援されたりしている[注 19]。しかしその想いも昴が異性の好意に鈍感なことと、自身の照れ屋な部分により後一歩を踏み出せないために上手く伝わっていない。昴が他の異性を気に掛けている姿を見ると頬を膨らませるというヤキモチ焼きな一面を見せる[注 20]。夏休み終盤での竜一との勝負で初めて昴とチームを組んで試合をした際には、緊張のあまり本来の運動能力を発揮出来なくなってしまった。
- 真帆からは「もっかん」、紗季からは「トモ」というあだ名で呼ばれる[注 21]。命名ブームが終わった後に転校してきたので二つ名はなかったが、12歳の誕生日に昴から「雨上がりに咲く花(シャイニー・ギフト)」の二つ名を贈られた[注 22]。
- 身長142cm。9月9日生まれ。血液型A型。好物は何でもよく食べるが特に肉が好き[注 23]。成績は良。クラスでの所属係はお花係。ポジションはSF(スモールフォワード)(1巻)→PG(ポイントガード)(2、3巻)→SG(シューティングガード)。背番号は4。内履きのバスケットシューズはコンバース社製で、ドウェイン・ウェイドのシグネチャ・モデル[14]。
- アニメ版(SS)ではナイキ社製のマイケル・ジョーダンのシグネチャーモデルのエアジョーダン9を着用。
- 2011年9月に行われた、電撃オンラインによるキャラクター人気投票では圧倒的大差で第1位を獲得した[17]。
- 三沢 真帆(みさわ まほ)
- 声 - 井口裕香
- 慧心学園初等部6年C組。大きな瞳と栗毛[注 24]のツインテール、そして八重歯がトレードマーク。物怖じしない天真爛漫な性格でチームのムードメーカー存在。そして智花にとっては慧心学園転入後に初めて出来た心許せる友人である。コーチに就任したばかりの昴を、部員全員でメイド服を着て出迎えるなど突飛な思いつき[注 25]で周囲を振り回すトラブルメーカーだが、友達想いであるためなんだかんだで女バスメンバーからは頼りにされている。その性格から「打ち上げ花火(ファイヤー・ワークス)」の二つ名を羽多野に命名される。性格とは裏腹に暗闇や怪談の類が大の苦手という側面があり、停電になった際はパニックを起こして昴に抱きつき、球技大会の合宿の時には大量のペンライトを用意していた。人にあだ名をつけるのが得意で、初対面の相手でもあだ名で呼び自分にも「まほまほ」とあだ名をつけているが、幼馴染の紗季、夏陽のみ名前で呼んでいる。
- 5年生の時に体育の授業で行ったバスケで智花のプレイに魅せられたことをきっかけに智花と親しくなり、紗季、ひなた、愛莉を誘い女子バスケ部を結成する。
- 運動神経は抜群で飲み込みが早く[注 26]何でも器用にこなせるものの、その器用さゆえに飽きっぽい性格で興味対象が変わりやすく、様々なものに挑戦してはすぐに辞めることを繰り返し、幼馴染の夏陽の反感を買っていた。だがバスケに対しては真摯に向き合っており、男女対抗戦前に昴から習ったシュートの練習を朝晩200本ずつ行うことを日課としている。智花のプレイに魅せられてバスケを始めているため、彼女のプレイを尊敬している節があり、自身のシュートフォームには智花のフォームの意匠が込められている[注 27]。
- 体幹のバネの強さと駿足に加え豊富な運動量、そして粘り強さと部内一の諦めの悪さから昴には「生粋のフォワード」と評されている[注 28]。葵戦後からは愛莉とともにリバウンドとディフェンス面の要となるべくインサイドプレイヤーとしての技巧を身につけた。重要な局面で勝負強さを発揮するクラッチ・シューターでシュートの決定率は智花に次いで高く、男女対抗戦や球技大会ではゲームを決定づけるゴールを決めている。しかし長所ともいえる勝気さが災いし、挑発に乗せられやすい上にミスを引きずりやすく試合全体を通じてのメンタル・コントロールに難があり、硯谷との練習試合や5年女バスとの試合での失点の原因につながっている。公式戦の硯谷戦では第3クォーター途中で怜那と接触して脚を痛め、一時ベンチに下がるも延長戦で復帰している。
- 携帯とPCでの早打ちが得意だが文面については殆ど変換せず平仮名打ちが多く、交換日記(SNS)でもそれが表れている。また、「あっち向いてホイ」が強く、クラスでの給食のデザートの残り物ジャンケンでは何時も勝って夏陽をくやしがらせている。胸囲の発育具合は部内最下位だが、本人は何かの間違いと思っているため非常に楽天的[注 29]。TVゲームが趣味で特にMMORPGをやり込んでいたが、あまりに熱中し過ぎたために母親の萌衣からオンライン接続を禁止されてしまっている。その一方で学校の勉強は余り熱心でなく、普段の宿題も他のメンバーに写させてくれるように頼んだり、毎年夏休み終盤になると紗季に宿題を手伝ってくれるようにSOSを出したりして泣きついている模様。父親の風雅が世界的に有名なファッションデザイナーであるため、よく女バスメンバーに服をプレゼントしている。
- 身長145cm。7月2日生まれ。血液型AB型。好物はハンバーガーと牛丼[注 30]。成績は生来の性格からか「もっとがんばりましょう」。クラスでの所属係は飼育係。ポジションはPF(パワーフォワード)。背番号は5。
- 原作の裏表紙では巻ごとのテーマに沿った服装で毎巻登場している。
- 2011年9月に行われた、電撃オンラインによるキャラクター人気投票では第3位[17]。
- 永塚 紗季(ながつか さき)
- 声 - 日笠陽子
- 慧心学園初等部6年C組。腰まで届く長い三つ編と眼鏡が特徴だが、バスケをする時は真帆から贈られた度付きのアイガードを着用し、髪型もカチューシャで後ろに撫で付けたストレートヘアに変える[注 31]。さばさばとした性格のしっかり者で、クラスでは委員長を務め「氷の絶対女王政(アイス・エイジ)」[注 32]の二つ名で怖れられている。バスケ部でも皆のまとめ役を担い、普段から昴の気が回らない部分をフォローしている。低学年までガールスカウトに所属しており、硯谷での親善合宿でキャンプを行った際には率先してテントの設営を行った[注 33]。
- 運動能力は智花や真帆ほどではないが充分に高い。対抗戦では真帆と同じく徹底的にシュート練習をし、シューターとして活躍した。硯谷女学園との練習試合からは傑出した状況判断能力と戦略眼を買われ、ポイントガードを任されるようになる。ポイントガードとしての適性[注 34]は智花よりも上で「生粋の司令塔」と昴から評されており、5年女バスとの試合ではその才能を遺憾なく発揮、昴に指揮を一任されて的確な指示とゲームメイクを行った。昴が課した地道な反復練習を根を上げずに取り組むなど、粘り強い一面を持つ。
- 精神面はチームで最も大人びているが、真帆と張り合ったり、大人ぶって興味のないフリをしながら遊びに参加したりするなど、根の部分は歳相応。恋愛に関しては耳年増で、智花や他のメンバーの昴に対する出来事をからかっているが、自分がからかわれることに対しては耐性がないらしく、自分絡みだと赤面したり狼狽していることが多い。また自身も昴に対して好意を抱いているようであるが、智花に遠慮して表に出さないようにしている。トランプが趣味でスピードが強く、「スピードクイーン」の異名を持つ。胸囲の発育具合は部内三位だが平均以下で、本人も密かに気にしており胸の話題になると過剰な反応を示す。
- 真帆とは同じ病院で一日違いで産まれた幼馴染で「サキ」と名前で呼ばれており、ことあるごとに言動をたしなめたり、ブレーキ役に回ることが多いが[注 35]、昴の気を引くために「水着エプロン」を思いつくなど、時折真帆並みに突飛な発想に行き着くこともある。真帆からバスケ部に勧誘された時点ではバスケに関心がなかったこともあり乗り気ではなかったが、彼女からアイガードを贈られたことで断り切れなくなり、強引に引っぱりこまれる形で参加した。しかし硯谷との親善合宿のころには自分を誘った真帆に対して「こんなに面白いスポーツに興味を持たせてくれて少しだけ感謝している」との発言から、今ではバスケに対して強い魅力を感じているようである。読書家であり、実家の自室には沢山の本が入った本棚で囲まれている。密かにBL物にも興味を持っている。実家はお好み焼き屋のため粉モノに強いこだわりを持ち、お好み焼きなどを作る際には一人ですべてを取り仕切る「鉄板奉行」ぶりを見せる。
- 身長148cm。7月1日生まれ。血液型O型。好物は粉モノ全般。成績優秀だが、曲線が描けず図画工作の成績が壊滅的に悪い。ポジションはSG(シューティングガード)(1巻)→PG(ポイントガード)。背番号は6。
- 2011年9月に行われた、電撃オンラインによるキャラクター人気投票では第5位[17]。
- 袴田 ひなた(はかまだ ひなた)
- 声 - 小倉唯
- 慧心学園初等部6年C組。緩いウェーブのかかったロングヘアで、いつも笑顔を絶やさず保護欲をかきたてるような儚げな印象を与える。性格はマイペースでやや天然。外見や口調などの幼い印象に反して内面的には達観していて大人びた面もあり[6]、責任感が強く、真帆を窘めたり、かげつに対して姉としての威厳をきちんと示すなど、言うべきことはきちんと言い、昴も舌を巻くほどの器の大きさを垣間見せることがある。クラスの男子の半数が彼女に好意を持っていると噂されるほどの人気を持ちながら恋愛とは無縁の純朴さを形容して「無垢なる魔性(イノセント・チャーム)」の二つ名を羽多野から与えられた。一人称は「ひな」で、紗季もそう呼んでいる[注 36]。昴には「ひなたちゃん」と5人で唯一「ちゃん」付けで呼ばれている。絵を描くことと学校の動物達と遊ぶことが趣味で、特に絵の腕前は他のメンバーから絶賛されている。またポーカーも非常に強い。爬虫類が好きで寝言でトカゲの名前を言ったり、夏休みの合宿の時にはヤモリを捕まえてケージに入れて観察日記を付けたりしていた。5年生までは食べ物の好き嫌いが多かったが[注 37]徐々に克服しつつあり、6年生の夏休みには苦手だったネギもとろろと一緒なら食べられるようになっている。胸囲の発育は部内序列第二位[注 38]。
- 元々運動は苦手で、当初は基礎体力不足のため練習について行けずシュートもゴールに届かなかった[注 39]。しかし、他のメンバーよりも運動能力が劣ることを自覚しており、必死に追いつこうと自主練習に励む努力家の一面を持つ。球技大会前の合宿で竹中からシュートの基礎動作を学んでからは次第にシュートが決まり始め、夏合宿のころにはミドルシュートも決められるようになった。毎朝行う走りこみの成果もあって基礎体力はかなり向上しており、「トライアスロン・リレー」の5km持久走では自らの体力を理解の上で巧みにペースを調整して完走、妹のかげつを僅差で上回り勝利した。その成長ぶりは昴からもアスリートであると認められている。6月の葵戦後はフォワードとしての技巧を磨き、優れたバランス感覚と身長の低さを活かした地を這うような低いドリブルとボスハンドからのリバースショットによるトリッキーなプレイを身につけ、相手の予測を常に裏切り続ける「ナチュラルボーンのトリックスター」と評されている。試合中に相手のマークが外れてフリーになることが多く、相手チームの隙をついてシュートを決めることが多い。またかげつの身体能力や体格がセンターに適していると見抜き、愛莉から普段行っている練習メニューを聞いて指導し、基礎レベルながらも短期間で愛莉と渡り合える選手として育て上げていることからコーチとしても非凡な才能を持っていると思われる。
- やれば楽しくなると真帆から教えられた「おー」が口癖[注 40]。昴のことは「おにーちゃん」と呼んで[注 41]最初からべったり甘えているが、昴が沈んでいるときには元気づけようとしている。真帆とコンビを組むことが多く、彼女の思いつきに積極的に協力している他、飼育係なども一緒にやっている。時々無自覚に際どい言動をすることが多々あり、紗季から注意を受けているが本人は余り気にしていない。
- 身長131cm。3月3日生まれ。血液型O型。好物は甘いものとミルク。成績は良い科目と悪い科目の差が激しく、特に理数系と読解が苦手。クラスでの所属係は飼育係[注 42]。ポジションはPG(ポイントガード)(1巻)→SF(スモールフォワード)。背番号は8。
- 他の4人や五年女バス全員はスパッツを着用しているが、彼女のみ赤いブルマーを着用している。
- 2011年9月に行われた、電撃オンラインによるキャラクター人気投票では第2位[17]。
- 香椎 愛莉(かしい あいり)
- 声 - 日高里菜
- 慧心学園初等部6年C組。ボブカットに眉が太めな容姿。小学生ながら172cmの昴とほとんど変わらない長身であるが、それがコンプレックスとなって気弱で引っ込み思案な性格であり[注 43]、身長のことを少しでも触れられると泣き出してしまう[注 44]。背の高さから目を背けられる話は無条件で信じ込んでしまう傾向があり、筋肉をつけると背が伸びづらくなると聞いて、以前から実家のスポーツクラブのトレーニング器具を用いて自主的に身体を鍛えているため、身体能力は高い。智花と並び慧心女バスの良心的存在であり、他のメンバーが巻き起こす騒動に巻き込まれて赤面していることが多い。心優しく友達想いであるが、その反面自身を過小評価しているきらいがあり、バスケを始めたころは気弱な部分が目立っていたが、様々な出来事を経て「みんなの役に立つため強くなりたい」という気持ちが生まれ精神的に逞しくなってきており、控えめながらも自分の意志や考えを自己主張出来るようになった。
- 昴に対しては最初はおよび腰であったが練習の中で打ち解けて行き[注 45]、その後は智花に負けないくらい尊敬をしている面を見せるようになり、現在ではメールなどで秘密裏に相談事を打ち明けられる間柄になっている。身長相応に胸の発育も進んでいるらしく部内一位で、ひなた曰く葵よりも大きいらしい[注 46][注 47]。趣味は熱帯魚の世話で、UFOキャッチャーが得意。
- 当初はコンプレックスもあり体格を活かしたポストプレーに消極的であったため、対抗戦では愛莉自身がバスケのルールに詳しくないことと「小さい」という言葉に反応することを逆手に取った昴の策により、スモールフォワードだと言いくるめられて実質センターの役割を果たし、女バスの勝利に大きく貢献した[注 48]。葵たちとの試合で上背でチームで唯一葵と対抗出来ることから智花と共にマッチアップを行い、昴と離れたくない一心から高いブロックを見せ、葵の誉め言葉から「チームを支えるプレイヤー」としての自信が芽生え、硯谷女学園との練習試合からは未熟ながらもジャンプボールやポストプレーを行うようになる。葵と打ち解けてからは彼女の名前を頻繁に口に出したり、三沢家の別荘に遅れてやってきた時も喜ぶ姿を見せたりなど、尊敬の念を抱いている模様[注 49]。幼少期の体験から顔を水に付けることすら出来ないカナヅチであり、原因を作った兄の万里とは長い間疎遠になっていた[注 50]。事情を知った昴と葵や、女バスメンバーとの協力の甲斐もあって無事に泳げるようになり、万里とも竜一達との試合をきっかけに言葉を交わし、疎遠であった関係を修復。葵と万里からマンツーマンでの指導を受けて引き際の巧さと広いシュートレンジを武器に、状況に応じてインとアウトを行き来するヨーロピアンスタイルのセンター[注 51]としての才能を開花させ、大きく成長した姿を見せた[注 52]。夏休み明けからはパワードリブルなどのポスト際の駆け引きを急速に身に付け、身長が高いというコンプレックスを克服して、かげつや綾に対戦を通じて、長身を武器にしたセンターとしてのあるべき姿を示すまでになっている。
- 羽多野からは「七色彩蕾(プリズマティック・バド)」の二つ名を与えられている[注 53]。真帆からは「アイリーン」というあだ名で呼ばれている。
- 身長不明[注 54]。4月5日生まれ。血液型A型。好物は小豆系の和菓子[注 55]。成績は優秀であるが、計算が遅い。クラスでの所属係は掲示係。ポジションはC(センター)。背番号は7。
- アニメ版(SS)では全国地区予選の硯谷女学園との対戦時にナイキ社製のハイパーダンク2011を着用。
- 2011年9月に行われた、電撃オンラインによるキャラクター人気投票では第4位[17]。
- 篁 美星(たかむら みほし)
- 声 - 伊藤静
- 慧心学園初等部6年C組の担任教師で、女子バスケ部の顧問。七夕の妹で昴の叔母にあたる。23歳だが小柄な体躯と洗いざらしのロングヘアに長い八重歯が特徴の童顔な容姿で、高校生くらいに見える。ワッペンを大量に貼り付けたM65フィールドジャケットとブラックデニムの組み合わせを好んで着ている。昴からは「ミホ姉」、真帆と紗季、および一部の生徒からは「みーたん」、銀河からは「みほりん」と呼ばれている。性格は自由奔放で傍若無人。破天荒な行動で、幼少期から現在に至るまで昴に打撃技や関節技を仕掛けるなどして振り回しており、昴は逆らうことが出来ない。しかし、教師として自分なりの矜持を持ち合わせており、生徒達を真剣に気に掛けている。
- 求心力が高く生徒達から慕われているが、教師と生徒の線引きは明確にしており生徒同士の問題には必要最低限しか口を挟まず、生徒から誕生会などのイベントに呼ばれても自粛するようにしている。そのため、コーチに就任した昴に生徒たちの様々な問題を解決させようとする。転校してきたばかりの智花のバスケへの未練を察し、体育の授業でバスケを提案して女子バスケ部の設立に一役買っている。顧問を務めているがバスケは未経験であり部活については当初は経験者の智花に、そして現在はコーチの昴に一任しており、本人はめったに体育館に顔を出さないが、極稀に人数合わせで呼ばれることがあるほか、遠征の時には引率として行動を共にする。
- 素手で備え付けのドアの鍵を粉砕したり、両手が塞がった状態で縄梯子を登ったりなどチート気味の身体能力の持ち主。パソコンの知識もそれなりにあるらしく、その技術を駆使して男バスの試合や練習風景を記録した映像を入手し昴に手渡した。現在は市内のアパートで独り暮らしをしているが、休日には姉のいる長谷川家に食事目当てで顔を出したりする[注 56]。趣味はゲームで、規制の甘い海外ソフトを滞りなくプレイするため英語の勉強をして現在は英会話も行える。昴の父・銀河とはゲームにおける積年のライバルで、実の兄妹のような掛け合いを見せる。「にゃはは」「にゅふふ」という猫のような独自の笑い方をし、漫画版では笑っている際に髪の毛が猫のようになる。美星の外見だけを見て「綺麗」と言っただけの万里に対し、「嫁にもらってくれ」と本気で言われるほど[注 57]、その破天荒さのため昴と葵には美星の結婚相手が現れるのかと心配されている。
- 昴の高校バスケ部復帰と共に、本格的に慧心女バスの顧問兼コーチを引き継ぐため、昴にバスケを教えてもらい始めるようになる。
- 水着は常に生徒が着る学校指定の水着を着用している。昴とのバスケの練習の時には、昴の中学時代のユニフォームを着用。
- 愛車は特徴的なエンジン音のする二世代前の国産「おんぼろクーペ」で、昴の送迎によく使われる。漫画版およびアニメでの描写では、車種はロータリーエンジン搭載のサバンナRX-7(FC3S、後期型)となっている。カラーは赤紫色。
- 身長154cm。9月28日生まれ。血液型B型。好物はたらこ、和菓子、永塚家のお好み焼き、三沢家のただメシ、長谷川家のただメシ。
五年女バス
転校してきたミミが智花との勝負を求めていたことがきっかけで結成された5年生のチーム。正式な女子バスケ部所属ではなく、昴から「五年女バス」と呼ばれている。メンバー全員が女子バスケ部に対し何らかの因縁関係を持つ。選手の一人一人の能力は高いが、選手たちの個々の我が強いことと連携プレーの練習をしていないためチームプレイに難がある。試合後に昴の依頼で葵がコーチをすることになりラン&ガンのプレイスタイルを身につける。ForM主催のミニバス大会後はサポートメンバーとして6年の練習に参加している。
- ミミ・バルゲリー
- 声 - 久野美咲
- 慧心学園初等部5年D組。フランス人で容姿は後ろに大きな青いリボンを結んだ銀髪と碧眼のシャープな面立ち。常に無表情で普段の会話でも感情の変化が見て取れないが、バスケをしている時は感情が表に出やすい。フランスではクラブチームに所属し、ハワイでは銀河からバスケを習っていた。年上の智花と互角に渡り合うことが出来る高い身体能力に、動きの初動を掴ませない筋金入りのポーカーフェイスと天性のスピードの持ち主で、得意技のジャブステップは、初見では銀河さえも止められなかった[注 58]。両親が日本のサブカルチャー好きなこともあり、多少会話にフランス語が混ざるものの不自由なく日本語を話せるが、時折使い方を微妙に間違えた話し方をする。父親がハワイの発掘プロジェクトに参加するため、家族でハワイで暮らしていたが、ハワイの環境に馴染めなかったため、日本に一時帰国する銀河に預けられて来日。その後、父親がハワイでの仕事を終わらせ日本の研究室に勤めることになったためそのまま日本で暮らすことになり、かげつと同じクラスに編入する。銀河に連れられて訪れた長谷川家で智花と勝負し、自分を破った智花を強く意識するようになり、智花と戦うため男子バスケ部を制圧して自分のチームを作ろうとしていたが、話を聞いた椿と柊に誘われチームを結成。6年との試合では智花との勝負に拘る余りにスタンドプレイに走って周囲の状況が目に入らなくなり、その隙をつかれて真帆にスティールを決められている。試合後にチームワークの大切さに気付いたようで、次に戦う時はチームで挑むと言って去った。ForM主催のミニバス大会後は現状での智花との大きな力の差を悟り、智花を「ししょー」と呼ぶようになった。真帆からは「ミミミミ」と呼ばれている。
- 身長135cm。2月3日生まれ。血液型AB型。背番号は10。バスケットシューズはナイキ社製のエアベイキン。
- 竹中姉妹(たけなかしまい)
- 慧心学園初等部5年A組。夏陽の妹である双子の姉妹。いずれも一人称は「ボク」。お互いのことは「椿(つば)」、「柊(ひー)」と呼ぶ。いわゆる「お兄ちゃんっ子」であり、いつも兄にべったりしている。他人の話を聞かず、男バスの練習を見学している時も練習に支障が出るほど騒がしく、兄の夏陽が注意しても改める素振りを見せない[注 59]。何年も前から夏陽とともにバスケの練習をしているが、真帆を敵視しているため女バスに入ろうとはしなかった。学業は余り熱心でなく勉強しないことを母親にうるさく言われるので放課後は男バスの見学をして時間を潰していたが、ミミが男バスを制圧しようと勝負を挑んでいる姿を見て新しいバスケ部を作り真帆たちに勝負を挑むことを思いつく。互いのコンビネーションによる素早いパス回しが得意だが、互いのコンビネーションに絶対の自信を持っているため熱くなるとお互いの姿しか見えなくなる傾向がある。ForM主催のミニバス大会後、6年の練習に参加することを拒んでいたが、偶然会った硯谷女学園の怜那に完敗し、大会に出てリベンジするため6年と合流する。真帆と紗季からは二人まとめて「つばひー」と呼ばれている。
- 身長140cm。1月1日生まれ。血液型B型。
- 袴田 かげつ(はかまだ かげつ)
- 声 - 瀬戸麻沙美
- 慧心学園初等部5年D組。ひなたの妹。五年女バスの中では良識派で我の強いメンバーに振り回されがち。ショートヘアの中性的な印象[注 60]で姉のひなたより30cmほど背が高く、4年生の時にマラソン大会で優勝しているなど運動も得意[注 61]。同級生は「さん」付けで呼び、年上に対しては「先輩」付けで呼んでおり、誰に対しても常に敬語で話す。2年生の時に自身の過失でひなたが高熱をだして倒れた過去があり、それ以降自分のほうが早く成長したこともあって姉に対して異常なまでに過保護になった。保健室で休んでいる時に葵と夏陽が羽多野と会話しているのを聞き、夏合宿が行われている三沢家の別荘に来訪するが、ひなたの体調を案じてハードな練習に異を唱える。周囲の勧めもあって「トライアスロン・リレー」でひなたと勝負することになり、勝負に負けてひなたが成長していることを気付かされ、以降はひなたに適度な距離を置いて接するようになる。昴に対しては当初は思い込みと夏陽から聞いた話で警戒心を顕にしていたが、ひなたに窘められリレー後には落ち着いて話せるようになった。合宿最終日に昴から女バスへの勧誘を受けるものの、姉の傍に居たいという理由だけで部活をするのは真剣にやっている他の部員に失礼だと考え、勧誘を辞退するが、ひなたの自主練習を手伝うようになった。
- 夏休み明けから同じクラスに編入してきたミミに付き添って、たまたま五年女バス結成の場にいたことで強引にメンバーに加えられる。その後練習を通して打ち解けたのか、。五年女バスのメンバーとの会話では敬語を使わなくなった。ゴール下の争いに適していることに気づいたひなたから愛莉の練習を参考にした指導を受けており、五年女バス加入時点でセンターとして基本的な技術を身に着けている。女バス合流後は葵・愛莉の指導で急速にセンターの実力と自信を強めている。ひなたと紗季からは「かげ」、真帆や椿と柊からは「ゲッタン」と呼ばれている。
- 身長160cm。2月20日生まれ。血液型O型。背番号は9。
- 藤井 雅美(ふじい まさみ)
- 声 - 種田梨沙
- 慧心学園初等部5年B組。負けん気の強い性格。紗季の幼少期からの知り合いだが、実家のすし屋「寿し藤」が、同じ商店街にあるお好み焼き屋「なが塚」にタウン誌での人気で負けていることで紗季を一方的にライバル視している[注 62]ため「幼馴染になりそこねた間柄」と言われている。その負けん気の強さから昴からはメンバーで唯一「さん」付けで呼ばれている。球技大会などで紗季のミドルシュートを見てその対抗心からロングシュートをひたすら練習しているためシュート精度は非常に高く、3ポイントラインからでもシュートを決めることが出来る。しかしロングシュートのみに特化しているためバスケの総合的技術については初心者の域を出ておらず、6年との試合では紗季のドライブを止めることが出来ずに点を決められてしまった。紗季との関係とシュート練習をしていることを知っていた夏陽に五年女バスのことを教えられ参加する。買って貰ったおもちゃやお気に入りの品を公園の滑り台の上で鑑賞する癖を持っている。真帆からは「おすし」、椿と柊からは「ましゃみ」と呼ばれている。中二病の気があるらしく、5年女バスのSNSでは「闇を射る者」というハンドルを名乗っている。
- 身長143cm。6月16日生まれ。血液型A型。背番号は13。
男子バスケットボール部
昨年度の大会で地区優勝を果たしたものの県大会の初戦で大敗。その悔しさから練習日を増やしたかったが、当時遊んでいるようにしか見えなかった女子バスケ部が体育館を使用していることに納得できず、さらに顧問同士の対立から体育館使用権や女子バスケ部の存続を賭けて勝負することになる。飛び抜けて身長の高い選手がおらず、全員が150センチ台であると劇中で評されている。
- 竹中 夏陽(たけなか なつひ)
- 声 - 寿美菜子
- 慧心学園初等部6年C組。男子バスケ部のキャプテン。対抗戦前に男バスを研究した昴からは点取り屋で「男バスのエース」であると評されている。ぶっきらぼうで口が悪いが、本質的にはさっぱりした面倒見のいい性格。バスケに対する情熱の強さゆえに当初は遊んでばかりで真面目に練習しない女バスを快く思っていなかったが、球技大会前の合宿での交流と試合での彼女達の成長と実力を目の当たりにして考えを改める。
- ひなたに恋心を抱いており、本人は誰にも気付かれていないと思っているが、紗季によればすでに公然の秘密であり知らぬ者は当人であるひなたのみで、昴にその恋心を逆手に取られて、男女対抗戦の際にひなたから偽装ファウルを取られたことがある[注 63]。そのような経緯からひなたが懐いている昴に敵意を持っているが、コーチとしての働きを認めている発言や智花に指導した技術を自分にも教えるように頼んだり、妥協なくバスケに取り組む彼の姿勢を評価するなど、決して毛嫌いしているわけではない。
- 真帆、紗季とは幼馴染で低学年のころは三人でグループを作っていたが、女バスが発足すると真帆の飽きっぽさを知っているが故に、同じことの繰り返しで自身が情熱を注いでいるバスケを卑下されると思ったことから次第に反目するようになり、二人の関係は一時期険悪なものとなってしまう。しかし球技大会前の合宿で自主練習に真剣に取り組む真帆の姿を目の当たりにしてその情熱を認め、謝罪した上で関係を修復した。夏休みに女バスの合宿に行けなかった葵と出会い、勝負をしたことで交流が生まれ彼女を「葵おねーさん」と呼んで一定の敬意を払っている。双子の妹達からは「にーたん」と呼ばれて懐かれているが本人はそのように呼ばれることを嫌っており、いつも手を焼いている。後に五年女バスの設立を促し、試合後はアシスタントコーチの形で部活のない日に葵とともに五年女バスに協力する。同級生のチームメイトからは「タケ」と呼ばれている。体育祭でひょんなことから「太陽王子(モンテプリンス)」という二つ名を(不本意ながら)授かることとなった。
- 原作イラストでは男性としては唯一素顔が描かれている。
- 菊池(きくち)
- 声 - 内山夕実
- 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。
- 戸嶋(としま)
- 声 - 平田真菜
- 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。
- 深田(ふかだ)
- 声 - 芹亜希子
- 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。
- 和久井(わくい)
- 声 - 藤田麻美
- 慧心学園初等部6年D組。男子バスケットボール部員。真帆からは「ワクワクさん」と呼ばれている。
- 小笠原(おがさわら)
- 声 - 岩崎了
- 慧心学園男子バスケ部の顧問兼監督。嫌味な性格で女バスを見下しており、美星たちから「カマキリ」[注 64]と呼ばれて嫌われているが、指導者としては昴も認めるほど有能で男子バスケ部員からは尊敬されている。
生徒
- 山中 尋乃(やまなか ひろの)
- アニメBlu-ray・DVDの初回盤特典の「書き下ろしショートストーリー」にて登場。慧心学園初等部6年C組。新聞係でクラスで話題の女バスにインタビューを申し込む。口が達者でちゃっかりした性格。真帆や紗季とは気心の知れた間柄。絵が下手なことや腐女子なことなど紗季と共通点が多く、真帆に「キャラかぶり」と言われている。2期では新企画として悩み相談のコーナーを設け、女バス5人を最初の相談者に選んだ。真帆からは「ヨエロ[注 65]」と呼ばれている。
教員
- 羽多野 冬子(はたの とうこ)
- 声 - 佐藤利奈
- 慧心学園初等部養護教諭。容姿はレイヤードのショートヘアと縁無し眼鏡をかけた物腰の柔らかい理知的な大人の女性であるが、“困った意味”で非常に子ども好きのいわゆる“残念美人”。自分の趣味のために医学部を蹴ってまで小学校の保健室を就職先に選んだ。「成人男性には興味ない」と断言しており、生徒に「直接的」なことはしないが、際どい行動や言動が多い。子どものような容姿の美星に対しても執心中で、本人曰く「合法」という理由により、夏合宿の際には彼女のベッドに忍び込むなどしているが、美星からは「残念な知り合い」「ダメ教師」と散々な言われ方をされて警戒されており、微妙な扱いになっている。冬子は勝手に昴を自分と同じ「同好の士」と思って友好的に接している。
- 自分の欲望に対しては忠実だが、仕事に関しては完璧にこなしており「仕事が出来なかったら間違いなく学園から叩き出されている」と昴は評している。智花が転校してくる少し前に真帆に二つ名をつけたのが発端となって二つ名を手に入れるブームが流行した際は、希望する生徒たちに二つ名を与えていた。公式戦ではチームドクターとしてベンチ入りしている。愛車はドイツ製の輸入車。実家は温泉旅館で、父親からは結婚して跡を継ぐように言われているが本人は「天職」を離れる気は皆無。真帆からは「ハッチ」と呼ばれている。
- ヤマ先生
- 慧心学園初等部6年D組の担任。本名不明。筋肉質な体格を持つ体育会系の教師で、おおらかな性格だが物事を考えない肉体派。球技大会で劣勢となり押されているD組の生徒たちを応援で活気づけた。アニメ版には未登場だが、ゲーム版にて声のみだが彼らしき教師が登場している。
その他
- ヌシ
- 声 - 最上嗣生
- 慧心学園初等部で飼われているヤギ。非常に大きな、威圧感のある風貌。30年前から学園の飼育小屋にいるという噂がある。一度暴れたら誰も手がつけられなくなるが、ひなたには懐いている。立派な髭を持っているが、触られると暴れだしてしまう。
七芝高校
昴が通う学校。東大にも卒業生を送る上位クラスの進学校で、普通科の他にも、昴が所属するスポーツ選抜者クラスが設置されている。制服は紺色のブレザーに男子はネクタイ、女子はリボンを結んでいる。色は両方とも赤色。二期制の高校であるため、2週間ほどの秋休みがある。バスケ部は県内で中の上レベルだが、顧問のやる気の無さと水崎の起こした不祥事を理由に、1年間の活動停止処分を下された。
- 荻山 葵(おぎやま あおい)
- 声 - 伊藤かな恵
- 七芝高校1年3組。昴の幼馴染で、高校に入る前の小中学校の9年間ずっと同じクラスに所属していた。ポニーテールと豊満なバスト[注 66]とツンデレが特徴。勝気な性格で気の強さが目立つが、一方で何かと昴の世話を焼く面倒見のよさも併せ持つ。昴に対して幼馴染み以上の好意を抱いているが、彼の鈍感さとタイミングの悪さからその想いが伝わっていない[注 67]。猪突猛進タイプで思い込みの激しい一面[注 68]があり、些細な誤解の積み重ねから昴が紗季やひなたに好意を抱いていると思い込んで取り乱している。
- 昴は葵の素直になれない性格はわかってはいるものの、自分に好意があるとは思っておらず、幼い頃からバスケを通しての友人、ライバル、恩人と思われている。一方、葵が昴に好意を抱いていることは周囲にはバレバレで、さつきや多恵などの女友達、さらには会ったばかりだった麻奈佳にまでアプローチをけしかけられ、そのためのお膳立てまでされているが、毎回間が悪かったり葵が素直になれなかったりして失敗している。
- 女子プロレスや空手部にスカウトされるほどの我流の足技を得意としており、昴や一成を容赦なく蹴り飛ばしている。蹴りの他に打撃系や関節技も得意であり、幼少期から昴を殴り飛ばしていたらしい。バスケの他に小学生のころからぬいぐるみ収集が趣味だが、本人は恥ずかしいと思って周囲に秘密にしていたため、昴でさえ知らなかった。古着屋での良品発掘を隠れた特技としている。
- 中学時代は桐原中女子バスケ部のキャプテンを務め、技術面では地区大会レベルを遥かに凌駕していたが、当時のバスケ部内では最も身長が高かったため、センターを務めることになる。だが本来の適正ポジションでなかったことと(昴に「センターじゃなくF(フォワード)としてなら、お前、絶対すごい選手になる」と言われている)、センターとしては身長が低めだったため、チームの公式戦全敗の歴史を後輩達にリレーした過去を持つ。自分よりも上背の選手への対策としてフェイダウェイシュートを身に付けており、その切れ味は昴から「伝家の宝刀」と評されている。
- 高校では女子バスケ部に入部せず、休部になった男子バスケ部の立て直しを手伝うためバスケ同好会に参加している。昴には女子バスケ部に入ることを勧められたが、昴をライバルとし、昴とのバスケを一番大切にしているという、女子バスケ部に入らなかった理由を語っている。だがプレイヤーとしての情熱を失ったわけではなく、後に後述の女子バスケ部入部に繋がる。
- 頻繁に同好会を休む昴の行動に不審を覚え、こっそり後を追って昴たちの事情を知ることになる。コーチとして熱心に女バスに関わる昴を目の当たりにして、勉強や同好会が疎かになることを憂慮し、コーチを辞めさせようと女バスに昴のコーチ存続を賭けて勝負を申し込むが、試合を通じて昴を慕う智花たちの想いを確認し敗北を認めた。試合後は女バスメンバーとすっかり打ち解け合い、時折昴のお目付け役として顔を出す。
- 竜一達との勝負の際に万里と共に愛莉の指導を行い、かつて自身が目指したヨーロピアンスタイルのセンターの技術を教え、彼女のセンターとしての才能の開花に一役買った。後に昴の依頼で試合後の5年女バスコーチに就任、一ヶ月でラン&ガンの速攻スタイルを叩き込んで6年と互角に勝負できるチームに育て上げた。6年生と5年生チームの女バス合流後は、アシスタントコーチとして昴を支えている。真帆からは「あおいっち」と呼ばれている[注 69]。
- 学園祭での女子対抗障害物競走で優勝したためにその運動能力が校内に知れ渡り、以来各運動部から勧誘を受けながらも断り続けていたが、最も執念深く口説き続けていたきららのしつこ過ぎる説得に止む無く折れる形で女子バスケ部に入部、男子部マネージャーとの兼任に挑戦することになる。
- 身長163cm。1月9日生まれ。血液型O型。好物は桃。成績は割と良。
- 上原 一成(うえはら かずなり)
- 声 - 松岡禎丞
- 七芝高校1年生。昴とは中学時代からの友人。ショートヘアに縁なし眼鏡をかけた平凡な容姿。東大志望のインテリで中学時代は勉強をしなくても学年一位を取っていた。デリカシーのない発言で昴や葵を怒らせて殴り飛ばされることが多いが、超えてはならない一線はしっかりと弁え、からかうような口調ながら部活動の場を失った昴を心配したり、昴の活躍が載ったタウン誌の記事を暗記したりしているなど友達思いな部分もある。バスケ同好会の結成を提案し、自身も人数合わせで参加している。そのことについては昴も密かに感謝しているが、自身の普段の発言で台無しにしてしまっているので微妙な扱いになっている。基本的に勉学を優先しているため、夏休み明けからは万里が同好会に参加したことで週一回の参加になった。同好会メンバーで唯一昴が慧心女バスのコーチをしていることを知らない[注 70]。
- 後に生徒会副会長に就任し、男子バスケ部復活の署名運動を行っている。
- 香椎 万里(かしい ばんり)
- 声 - 浜田賢二
- 七芝高校1年生で愛莉の兄。橋田中出身。身長195cm前後の鍛えられた体格で、中学時代は「万里の長城(グレート・ウォール)」の異名を持つ県内トップクラスのセンターとしてその名を轟かす[注 71]。七芝高校に入学するも間もなくバスケ部が休部になったためバレー部に入部するが、昴たち同好会の活動を知って夏休みから参加を希望する。
- 妹の愛莉を心底大切に思っているが、幼いころにボートで遊んでいた時に誤って愛莉をボート上から池に突き落としてしまったことで水に対するトラウマを植え付け、さらにデリカシーの無い発言で身長に対するコンプレックスと自身に対する恐怖心を与えたため、長い間愛莉との関係がギクシャクしてしまっていた。それでも妹のことを気にしており、休部の一件もあって妹のコーチが男子高校生であることを聞いて快く思わず「どこぞの馬の骨」と呼んで敵意を持っており、昴がそのコーチと知った瞬間に彼を殴り飛ばした。その後昴から再び勧誘を受けた際に殴ったことを謝罪し同好会に参加することを了承、そして竜一たちとの勝負のために愛莉の指導に協力してくれるように頼まれるも疎遠な関係を理由に断るが、その直後に愛莉本人と言葉を交わす機会があり、バスケを通じて成長した妹の想いを知って、葵と共に愛莉の指導を行い関係を修復する。昴のコーチとしての女バスに対する献身的な指導を目の当たりにし誤解は解けたが、その後も妹関連の危ない発言を聞くと抑えが効かなくなる模様で、シスコンの雰囲気を漂わせている。
- 真帆から愛莉のあだ名と連なるように「ばんりーん」というあだ名を付けられており、柿園と御庄寺からもそう呼ばれている。女子と会話をすることに慣れていないようで「さん」付けで呼んでおり[注 72]、同好会の活動の際には姦しいメンバー二人に良いように弄られている。校内の一部では昴とのカップリングが噂されている模様。[注 73]
- 水崎 新(みずさき あらた)
- 七芝高校3年生。名前のみ登場。男子バスケ部部長だったが、部の顧問の11歳の娘と恋仲になったことが露見して問題になり[注 74]、活動停止処分を招いた上に自主退学扱いにされて七芝高校を辞めさせられ、県外へ引っ越した。中学時代に昴と対戦しており、エースでありながら仲間を自分と同等に活かすプレイは昴に大きな影響を与え、昴が七芝高校に進学するきっかけとなった人物である。
- 杉本(すぎもと)
- 七芝高校男子バスケ部の副部長。バスケ部休部の第一報を部員たちに伝えた人物。アニメ版には未登場。
- 島崎 きらら(しまざき きらら)
- 七芝高校2年生で女子バスケ部副部長。180cm強の長身と中性的なルックスで、去年のミス七芝に選ばれるなど人気も高いが、実は同性に対するセクハラ大好きな困った人物。
- 学園祭での女子対抗障害物競走で昴の女装を見抜き勝負を挑むが、介入してきた葵に敗れる。以来その運動能力(と巨乳)に惚れ込んで女子バスケ部への勧誘をしつこく続け、男子部マネージャーとの兼任を提案して、ついに口説き落とした。ポジションはC(センター)。
- 嘉堂定(かどう さだむ)
- 元七芝高男子バスケ部監督。指導方針はスパルタで、銀河いわく「サド侯爵の転生」。銀河の依頼で、休部明け以後の昴たちの指導を引き受ける。
バスケ同好会
七芝高校男子バスケ部が1年間の活動停止処分になったことで、一成の提案で結成された非公式の同好会。活動日は週2回で、市内にある総合アミューズメント施設「オールグリーン」や市内の運動公園などのバスケコートがある場所を借りて活動をしている。1年後に始動した際に向けての自主練習が主な目的になっている。参加メンバーは長谷川昴と、中学時代の友人達である荻山葵、上原一成。また不定期であるが、今は別の高校に通う、中学が昴、葵と同じだった柿園と御庄寺も参加している。夏休みの終わりから活動を聞いた元バスケ部員の香椎万里も参加する。昴が慧心で女子バスのコーチを務めていることから、同好会メンバーの殆どが慧心女バスの部員達と交流がある。
- 柿園 さつき(かきぞの さつき)
- 声 - 大亀あすか
- 葵の中学時代のチームメイト。でこ出しベリーショートが特徴の女子高校生。テンションが高く御庄寺と揃うと姦しく騒いで周囲を辟易させている。バスケの実力は高いが[注 75]、筋金入りの練習嫌いで、中学時代に部長の葵や指導したことがある昴の手を焼かせていた模様。進学した東高[注 76]のバスケ部の練習についていけず、現在は部活を辞めているが、時々昴たちの同好会に協力参加している。夏休み明けからはレギュラー参加するようになり、昴からは実入りが多い練習を出来るようになったことを感謝されているが、相変わらずの騒がしさは健在。人見知りをしないタイプで、中学時代は御庄寺と共に対戦チームと試合後に仲良くなっていたらしい。6月に御庄寺と共に葵に呼ばれて、慧心女バスメンバーと対戦。中学時代に引き続き葵を「ブチョー」と呼び、昴を「センセー」、一成を「カズたん」と呼ぶ。愛称は「ゾノ」。真帆からは「ゾノノノ」と呼ばれている。
- 葵と昴をくっつけようと、たびたび多恵と共にお節介を焼いており、時にそれがトラブルのもとにもなっている。
- 慧心女バスの公式戦での奮闘に感化されて、多恵と共にバスケ部復帰を決意、復帰条件として課せられた1ヶ月毎日20kmランニングにふたりで挑んでいる。
- 御庄寺 多恵(みしょうじ たえ)
- 声 - 茅野愛衣
- 葵の中学時代のチームメイト。そばかすとウェーブヘアが特徴的な女子高校生。柿園と同じ理由で現在は部活を辞めている[注 77]が実力はあり、時々昴たちの同好会に協力参加している。夏休み明けからは柿園と同じくレギュラー参加するようになった。昴を「センセぇ」と呼ぶ。6月に柿園と共に葵に助っ人で呼ばれて慧心女バスと対戦。中学時代に自分たちが不甲斐ないせいで、実力のある葵を勝たせられなかったことを気にしており、次に彼女とチームを組む機会があれば本気でやると内緒で柿園と決めていたらしく、手を抜かずに戦った。後に柿園と共にバスケ部復帰を目指し、ランニングに挑んでいる。愛称は「ショージ」だが、真帆からは「ショージョージ」と呼ばれている。一人称は「弊社」。
- 実は同性の身体にただならぬ興味を抱いており、遊園地で女バスメンバーと行動した際は絶叫マシンで露わになる下着や腋の視姦に全身全霊を傾けていた。冗談で自分は「ガチレズ」だと発言したときは、葵もさつきも本気で信じかけた。
- 野火止姉妹とは親戚関係で、麻奈佳とともに慧心学園女子バスケ部と硯谷女学園ミニバス部の合同練習を企画する。美星とは昴を通じて顔馴染みらしくあだ名で呼ばれていて、昴抜きで合宿の取り決めをしていたためそれなりに親しい模様。中学時代のポジションはPG(ポイントガード)。
硯谷女学園
人里離れた場所に存在する全寮制の女子校。作中では「美術館のような外観」とされている。スポーツに力を入れており、生徒は運動部への参加が必須。バスケ部は全国常連の強豪。ForM主催のミニバス大会でも5年生主体のメンバーが参加する。
- 藍田 未有(あいだ みゆ)
- 声 - 伊瀬茉莉也
- 硯谷女学園小学部6年1組。ミニバス部のキャプテン。非常に高飛車な性格。男嫌いで、最悪な出会いをした昴を一方的に嫌っている。言葉の後に「そして、」とつなげる独特の口癖を持つ。能力は高いものの気分屋で斑気が強く、弱い相手には手を抜き、勝てないと思うとあっさり諦めるなど問題のある行動も多い。その影響から今年のチームは勝率は高いものの、優勝を経験していない。慧心学園との練習試合ではその斑気が災いして足を引っ張り、麻奈佳と初恵からメンバー交代を告げられてしまうが、自身の問題点を反省し試合に復帰した後は好プレイを見せる。5人しかいない慧心女バスを当初は「作りかけのチーム」と見下していたものの、試合を通じて認めるようになる[注 78]。頭の後ろに結んでいる大きな赤いリボンが特徴的なために、真帆からは「ちびリボン」と呼ばれていて、そのお返しとばかりに試合中にミスをした真帆のことを「あほリボン」と呼び返した。尊敬する人はアレン・アイバーソン。
- 12月の公式戦では気分屋な面はなりを潜めて、チームのために行動するようになっていた。慧心との試合後は智花のことをライバルと認め、お互いに名前で呼び合うようになった。
- 身長140cm。11月23日生まれ。血液型O型。背番号は4。
- 塚田 久美(つかだ くみ)
- 声 - 籠瀬千恵子
- 硯谷女学園小学部6年生でミニバス部所属。男勝りな性格でパワー感あふれるプレーを信条としている。ポジションはC(センター)。背番号は5。
- 甲本 みすず(こうもと みすず)
- 声 - 杉浦奈保子
- 硯谷女学園小学部6年生でミニバス部所属。攻守ともに優れた縁の下の力持ち。ポジションはPG(ポイントガード)。背番号は6。
- 矢作 蘭(やはぎ らん)
- 声 - 西口杏里沙
- 硯谷女学園小学部6年生でミニバス部所属。ディフェンスはチーム一。背番号は7。
- 橘 百江(たちばな ももえ)
- 声 - 持月玲依
- 硯谷女学園小学部6年生でミニバス部所属。ポジションはPF(パワーフォワード)。背番号は8。
- 奥田 伸江
- 声 - 巽悠衣子
- 硯谷女学園小学部6年生でミニバス部所属。背番号は9。
- 中野 夢
- 声 - 山崎はるか
- 硯谷女学園小学部6年生でミニバス部所属。背番号は10。
- 北野 若菜
- 声 - 小澤亜李
- 硯谷女学園小学部6年生でミニバス部所属。背番号は11。
- 都大路 綾(みやこおおじ あや)
- 声 - 原由実
- 硯谷女学園小学部5年3組。ミニバス部所属。高校生の麻奈佳を身長で数cm上回る体格。元々は体操部のホープだったが急に背が伸びたことでスランプに陥っていたところに、ミニバス部からの誘いを受け、夏休みの合同合宿の後に入部。ミニバス部でも結果が出せずに悩んでいたが、同じように背の高い愛莉からアドバイスをもらい慕うようになる。その後は急速に成長し、12月の公式戦ではベンチ入りしている。慧心との試合では思い通りにいかずに腐っていた怜那を糾弾する一面を見せる。
- 身長167cm。4月22日生まれ。血液型A型。ポジションはC(センター)。背番号は12。
- 葦原 怜那(あしはら れな)
- 声 - 長谷川明子
- 硯谷女学園小学部5年2組。ミニバス部所属。自分の実力を鼻にかけた自己中心的な性格で、未有と喧嘩をしてチームを飛び出していたため夏休みの合同合宿には参加していない。気に入らないことがあるとすぐに練習を早退するのでバスケ歴は浅く技術面ではほぼ素人同然で身体能力頼みだが、バスケのセオリーを無視した変則的なドライブを多数習得している他、試合中にバスケの動きをマスターし、一度見た技をあっさり真似るなど「憎らしいほどバスケットボールの神様に愛されている」と昴に言わしめるほどの才能の持ち主。チームメイトも実力を認めて成長してエースになって欲しいという気持ちから不満を口にしていない。慧心との試合ではチーム戦の経験がないことから、チームプレイに対応できず足を引っ張ることになり、やる気をなくして投げ出そうとするが、綾の説得によってチームプレイを行うようになる。
- 身長133cm。6月1日生まれ。血液型B型。背番号は13。
- 野火止 初恵(のびどめ はつえ)
- 声 - 川澄綾子
- 硯谷女学園小学部ミニバス部の顧問で麻奈佳の姉。合同合宿に来た慧心女バスを冷遇するなど非常に融通の利かない性格に見えるが、麻奈佳の怪我に心を痛めており、チームの勝利を通してバスケに前向きになってほしい一心で麻奈佳をコーチにするも、結果や効率を優先したため、互いの気持ちがかみ合わず周囲に対しても頑なになってしまった。昴がレギュラーチームとの練習試合を頼み込んでも突っぱねていたが、麻奈佳の説得により最終的にその申し出を受け、分かり合うきっかけを作った昴たちに謝意を表した。作中の会話からバスケ経験者であることが窺える。
- 作者によれば、野火止という姓は埼玉県新座市にある地名から拝借したとされる[18]。
- 野火止 麻奈佳(のびどめ まなか)
- 声 - 佐藤聡美
- 硯谷女学園高等部2年生でバスケ部所属。中等部時代から嘱望された選手だが[注 79]インターハイ予選で右膝靭帯断裂および同半月板損傷の重傷を負い、根治未定の松葉杖を必要とする生活を強いられることになるも、休部中に小学部ミニバス部の臨時コーチを受けるなどして、前向きに捉えようとしている。姉御肌の気さくな性格で、バスケ部の合同合宿では態度の冷たい顧問の姉に代わって慧心女バスの世話を担った。自分の部活ができずにコーチをしている、自らと似た境遇の昴に親近感を覚える。また合宿に同行した葵と仲良くなり、葵が昴に恋愛感情を抱いていることに気づいて、葵に色々なアドバイスをしたり、お節介をやいたりしている。一方で試合前に昴が悩んでいる紗季を励ましている姿を、「昴が紗季を口説いている」と勘違いして落ち込む葵を時間をかけて説得し、あらぬ誤解を解かせるなど常識的な部分も持っている。以後昴と葵からは「麻奈佳先輩」と呼ばれ慕われるようになる。
- 未有によって「10人いないと公式戦には出られない」という、事前に知っていた智花意外の慧心女バス部員には隠していたミニバスのルールを暴露されてしまい、飛び出してしまった真帆を見て落ち込んでいた昴に対し、自分なりの「今」のバスケの向き合い方を説いて激励した。夏休みの終盤に手術を受け、無事に成功し昴達に成功報告のメールを送った。ForM主催のミニバス大会や公式戦でもコーチとして参戦している。御庄寺からは「ちゅんちゅん」と呼ばれている。
家族関係
長谷川家
庭にはバスケットゴールが設置されており、昴や智花の練習に使用される。
- 長谷川 七夕(はせがわ なゆ)
- 声 - 能登麻美子
- 昴の母で美星の姉。非常に温和でおっとりとした性格。重度のうっかり屋で些か世間一般とズレている面がある。高校生になる息子や夫を「くん」付けで呼んでいる。あまり細かいことを気にしないため度々息子から突っ込まれている。
- 料理が得意で何か良いことがあったりすると、たくさん料理を作ったりする。年齢が離れた妹である美星を大変可愛がっていて、家に来た際は食事などを作って世話を焼き甘やかす傾向があり、昴が邪険に扱うと悲しんで高確率で料理を失敗するなどのトラブルを起こす。銀河とは未だに仲睦まじいため、息子と妹が夫に対して対抗心を燃やしているとふくれっ面になる。
- もてなし好きで女バスメンバーが長谷川家を訪れることを喜んでおり、彼女たちからも懐かれている。智花の母親である花織とは気が合うようで、初対面から意気投合し仲良くなった。真帆からは「なゆっち」と呼ばれている。
- 長谷川 銀河(はせがわ ぎんが)
- 声 - 子安武人
- 昴の父。大学の准教授で地質学を研究している。数年前から海外での発掘プロジェクトを任されており、単身赴任の生活を続けている。妻である七夕とは未だにラブラブで彼女のことを「なゆなゆ」と呼ぶほどのバカップルぶりを披露して昴や美星を呆れさせている。性格は良く言えば大らか、悪く言えば大雑把で細かいことを気にしない自由人で、小学生時代の昴やミミに対して手加減なしの全力全開で挑むなど、大人気がない部分がある。七芝高校バスケ部のOBで、当時から強豪で絶対王政を敷いていた伊戸田商業高校をインターハイ予選で破り県優勝を成し遂げた「伝説のエース」。186cmの体格に強靭なフィジカルを生かしたペネトレイトで相手ディフェンスを切り裂く姿から「空飛ぶ冷凍マグロ」の二つ名を持つ。
- 9月初旬に長谷川家で預かる予定だったミミを連れて一時帰国する。七夕から昴の動向について逐一報告を受けていたようで、初対面の智花に息子がバスケを続けられていることに対して礼を述べ、その後智花とミミとの対戦を見てその才能を賞賛した。発掘先のハワイの拠点では娯楽がなかったため、バスケとゲームばかりしていたようでライバルである昴と美星を圧倒している。五年女バスの試合では昴の頼みから臨時で五年女バスの監督をすることになり、些細ながら的確な指示でチームに活気を与えた[注 80]。しかし、「生涯現役プレイヤー」を自負しており、コーチとしての指導力は息子の方が上であると認めている。9月末まで日本に滞在していたが、10月の初めに単身赴任先に帰国した模様。3月に再び帰国し、かつて自分たちの監督だった定に、休部が明ける息子たち男子バスケ部の監督を依頼した。ポジションはPF(パワーフォワード)。
- 原作では昴からは「親父」と呼ばれるが、アニメ版では「父さん」と呼び方が異なる。
湊家
純和風の平屋建築で、茶道と日本舞踊の稽古場も内包している。殆どの部屋が和室であるが、智花の部屋は洋式に改装されている。
- 湊 花織(みなと かおり)
- 声 - 内山夕実
- 智花の母で日本舞踊の先生。小柄で大変若々しく娘である智花と並んだ姿は姉妹とみられるほど。智花が一番好きなことをやっていてくれることを願っていて智花がバスケをすることを応援している。所用の際に長谷川家を訪問し、初対面から七夕と意気投合した。娘の智花と同じく見た感じは清楚な印象を持つが恋愛話などが大好きで昴と娘の関係を微笑ましく思っており、その仲を応援している節がある[注 81]。夏祭りの際には一計案じて昴に智花を預け、忍が智花を連れ戻しにやってきた時に遅れて登場し、夫に対して昴の人間性を褒め称えて娘がバスケをすることへの理解を促した。真帆からは「かおりん」と呼ばれている。
- 湊 忍(みなと しのぶ)
- 声 - 置鮎龍太郎
- 智花の父で茶道の先生。容姿は眼鏡をかけた痩せ型の体型。智花の前の学校での一件や、バスケに対する理解不足による偏見から、娘がバスケをすることを快く思っていない。智花が夏休みに硯谷での親善合宿と三沢家での夏合宿で1週間近く留守にしたことで、ついに我慢出来なくなったらしく女バスメンバーと夏祭りに出掛けること禁じた。花織の計らいで智花が祭りに出掛けた際には連れ戻すために会場まで足を運び、言い付けを破った娘を連れて帰ろうとするが昴と女バスメンバーの説得で考えを改める。実は智花を探している時に人混みに紛れたせいで眼鏡を落とすトラブルに合っており、その際に昴に眼鏡を拾ってもらっていた[注 82]。その後遅れてやって来た花織の提案で昴達を湊家に招待し、昴に対して智花の過去を知っているが故に、バスケで再び悲しい思いをさせないで欲しいと頼んでいる。
- 昴に対しては誤解こそ解けたものの今度は別の意味で娘を心配しており、対面する度に昴に対して妙なプレッシャーを出してしまう[注 83]。真帆からは「もっパパ」と呼ばれている。
三沢家
資産家で、丘一つまるまる立地のリゾートホテルと見紛う屋敷にはプールやバスケットゴール付きのテニスコートがある。県内の南端にある観光地に別荘を所有している。
- 三沢 風雅(みさわ ふうが)
- 声 - 丹沢晃之
- 真帆の父で世界的なファッションデザイナー。有名服飾ブランド「ForM」を展開している。非常に明るく気さくな人柄。スレンダーな長身に小洒落たスーツに身を包み、長髪を後ろで結んでいる。仕事柄出張が多く、家を空けがちにしている。真帆のためにメイド服を作ったりせがまれてバスケのゴールをすぐに用意するなど紗季からは「娘に甘い」と言われており、真帆だけでなく女バスメンバーに浴衣や帽子などを作ってプレゼントしている。娘に対してメイド服や「妹」のロマンを語ったり、娘の友達の水着姿の撮影を出来なかったことを残念がるなどのお茶目な一面も持つ。慧心学園の修学旅行を舞台として真帆の誘拐対策を主眼とした使用人のセキュリティ訓練を実施していたが、昴らの闖入で訓練計画を変更せざるを得なくなった結果、昴の真帆に対する誠意を試すことを考える。その訓練の最中に見せた昴の誠意を大いに気に入り、訓練完了後に対面した際には真帆の許嫁にしたいことを伝えるが、逆に昴からその軽率さを指弾されたことで却って好感度を深めた。そして昴からの申し出でForM主催のミニバスケットボール大会を会催することを約束した。アニメ版では、短髪のオールバックヘアの紳士であり英国被れな喋り方をする。登場時期が修学旅行終了後の真帆の家のパーティであるなど登場人物中唯一原作と設定が異なっている。漫画版は、原作の設定を反映したデザインとなりアニメ版よりも表情豊かな人物になっている。
- 三沢 萌衣(みさわ めい)
- 真帆の母親。上品で理知的な佇まいな人柄。躾には厳しく真帆から天敵と恐れられている。また風雅を諌め、メイドの指導も行うなど三沢家で一番立場が強い。夫の趣味でメイド服を着用しているため、昴は初対面時に真帆の母だと気づかなかった。ドラマCDでは娘に対して結婚生活の大変さを説いた。アニメ版は、ストーリーの関係により未登場。
- 久井奈 聖(くいな ひじり)
- 声 - 佐倉綾音
- 三沢家のメイドで真帆の世話係。ダークブラウンの長いワンレングスヘアに柔和な顔立ちで毅然としている。丁重な口調で職務を忠実にこなす優秀な人物だが、昴たちを真帆がつけたあだ名で呼んだり(「もっかん様」、「すばるん様」、「みーたん先生」など)、真帆の悪ノリに協力するなどくだけた印象もある。芯が強い雰囲気を出していて、その部分が真帆の我儘をいなすことが出来る最適な人材であるとされている。得意料理はカレー。本人はあまり化粧気は無いがメイクの達人で、真帆主催の肝試し大会や昴の女装でその手腕を発揮している。真帆とひなたからは「やんばる」と呼ばれている。
永塚家
家屋が同居している3階建ての建物でお好み焼き屋「なが塚」を経営している。「すずらん通り商店街」では有名で、タウン誌での人気投票で1位を獲得している。この店の常連客には真帆たちは「エンジェルズ」と呼ばれている。
- 永塚 亜季(ながつか あき)
- 声 - 伊藤美紀
- 紗季の母。何も無い所で転ぶ特技の持ち主で、「亜季さん」と呼ばれて店の名物にもなっていて人気者となっている。紗季はその姿を恥ずかしがっており、その姿を見た昴は紗季にシンパシーを感じ「親のうっかり具合なら負けない自信がある」と述懐した。
- 紗季の父
- 声 - 山野井仁
- 本名不明。「なが塚」の店主で、自らも厨房に立つ。落ち着いた印象の男性。常連客からは「旦那」と呼ばれている。
袴田家
アニメの描写では一般的な一軒家の模様。
- 袴田夫妻(はかまだふさい)
- ひなたとかげつの両親。
- 母親はひなたより髪のウェーブがやや強めで大学生くらいに見え、昴を「昴おにーちゃん」と呼んでいる。父親は細身で背が高く心配性な性格で、昴からは体格と性格がかげつに遺伝していると評されている。
- 共働きで二人共仕事に出ているため、帰りが遅くなることがあるらしい。夏合宿前にひなたがかげつと喧嘩して長谷川家に家出した際は、「コーチさんのご家族になにとぞお礼を伝えておいてください」という旨の伝言を美星に言付けて外泊を許可している。
香椎家
家から歩いて数分の距離にあるスポーツクラブ[注 84]を経営している。利用客はお年寄りが多いため、朝早めに開館する代わりに閉館時間を早くしている。香椎兄妹は閉館後に施設の器具を利用してトレーニングを行っている。
- 香椎夫妻(かしいふさい)
- 愛莉と万里の両親。
- 父親は筋骨隆々で大柄な容姿。高校時代は野球部に所属しエースで4番を務め、現在はスポーツトレーナーの仕事をしている。母親は引き締まったプロポーションが特徴で、高校時代はテニス部だった。愛莉のことで悩んでいた万里が食べ物を残した際には大騒ぎをした。
藤井家
「すずらん通り商店街」で高級寿司店「寿し藤」を経営している。高級店であるためタウン誌での人気投票では「なが塚」に首位を譲っており、雅美が紗季を敵視する要因となっている。
- 雅美の父
- 本名不明。「寿し藤」の親方。職人気質の厳格な人物だが、雅美達が祭の出店でメイン食材を駄目にした時は事情を察し、別メニューで客に料理を提供したことを褒めている。
- 藤井 都(ふじい みやこ)
- 雅美の母。紗季の母・亜季の大学の先輩で仲が良く、娘同士の仲を案じている。
その他の人物
- 須賀 竜一(すが りゅういち)
- 声 - 浅沼晋太郎
- 伊戸田商業高校1年生。昨年の中学総体県大会の決勝で昴の率いる桐原中を下し、全国に駒を進めた志津野中のエースで県大会のMVPプレイヤー。独特の気迫を前面に出したプレーで全国でもその名を轟かせ、高校でも1年にしてベンチ入りを果たそうとしている。自身の闘争心による迫力から繰り出されるジャブステップが得意技で、中学時代の昴は一度も止めることが出来なかった。自分と同じバスケプレイヤーに対して傲岸不遜な性格で、典型的なワンマンプレイヤーであり、チームメイトに対して力で押さえつけ駒のように扱う。ある意味でチームプレイを重んじる昴とは対極的なプレイスタイルを取っている。昴の実力を認めているものの、昴が伊戸田商業からのスカウトを蹴って七芝に進学したことに憤りを感じており、奈那に呼ばれ再会した昴たちとの勝負を受ける。1度目は圧倒的な力で勝利し慧心のコーチをしている昴に対して「無駄なことをしている」と嘯いた。しかし、2度目の勝負ではその闘争心を逆手に取られたことと自身の技を磨き前回の試合の欠点を克服した昴たちに敗北し、翌年のインターハイ予選での再戦を誓う。
- 四ッ谷 奈那(よつや なな)
- 声 - 下田麻美
- 竜一の従妹で中学1年生。両親が海外旅行の間須賀家で世話になるために眞弓と共に美南市にやってきた。武者修行と称してやりたい放題するなど竜一ですら手を焼くほどの我侭娘で、自身のことを「中学バスケ界のサラブレッド」と称する。他の利用客を追い出して「オールグリーン」のバスケコートを占拠していたことを注意しに来た昴たちと勝負して完膚なきまでに負けてしまい、その仕返しに竜一を連れてくる。昴の見立てでは中学生にしてはソコソコのレベルであるらしいが、試合では智花を止めることが出来なかった。一度は智花の不調と昴が個人戦で負けたことで「オールグリーン」のコートを独占するが、再戦の際には自分達の弱点を克服した昴達に敗北した。
- 尾高 眞弓(おだか まゆみ)
- 声 - 巽悠衣子
- 奈那の友人で中学1年生。いつも奈那に振り回されつつも、常に何を考えているか分からないような表情でいる。疑問形で話すのが特徴。バスケの実力は竜一に「そこそこの曲者」と言わしめるほどのもので、同年代としては背が高くて立派な骨格を持ち、それに伴う威圧感と体格を活かしたパワープレイを得意とする。一度は愛莉を圧倒し、再戦の際にも威圧感で押し勝つが、万里の励ましで気持ちを持ち直した愛莉のヨーロピアンスタイルに翻弄されて止めることが出来ず敗北した。
- 楢山 啓太(ならやま けいた)
- 昴の中学時代のチームメイト。軽い性格のお調子者。久しぶりの電話で開口一番に休部の件で昴をおちょくって怒らせた。昴たちとは別の高校に進学し、バスケ部に橋田中出身者がいたことから、昴たちの同好会に加わることを希望していた万里を紹介する。アニメ版には未登場。
- スペード少佐
- 本名不明。「KYOTO映画村」で行われたヒーローショーの悪役を演じた男性で、スペード型の覆面を付けている。風雅による訓練のためにバイトとして雇われ、ハートウーマン軍曹と組んで昴と葵のコンビと勝負することになる。個の実力では昴たちを上回っていたものの、熟練した二人のコンビプレーの前に敗れた。正体は京都にあるバスケの強豪大学に所属する大学1年生で、ポジションはSG(シューティングガード)。その後ハートウーマン軍曹といい仲になったらしい。アニメ版には未登場。
- ハートウーマン軍曹
- 本名不明。「KYOTO映画村」で行われたヒーローショーの悪役を演じた女性で、ハート形のサングラスをかけている。スペード少佐と同様に訓練のためにバイトとして雇われる。正体はスペード少佐とは別の京都にあるバスケの強豪大学に所属する大学1年生で、ポジションはSG(シューティングガード)。アニメ版には未登場。
- 池田夫婦(いけだふうふ)
- 声 - 飯島肇(夫) / 片貝薫(妻)
- 短編「慧心がーるず・とらべりんぐ!」にて登場。幼いころの昴達が世話になった。すでに独立した息子がいる。夫の定年退職に伴い、故郷の沖縄に転居することになった。引越しの当日、美星の企みに乗った昴たちも引越しの手伝いをすることになる。
ゲーム版オリジナルキャラクター
PSP版ゲームソフト『ロウきゅーぶ!』および『ロウきゅーぶ! ひみつのおとしもの』にて登場するオリジナルキャラクター。
- 鷹代 那美(たかしろ なみ)
- 声 - 釘宮理恵
- 慧心学園初等部6年B組。校外のバスケクラブ「御園シルバーレイヴンズ」所属。
- 無愛想できつい口調だが不器用なだけで優しい性格。女子バスケ部が智花たちによって設立されたと知って練習を見学に行った際にお遊戯レベルの練習内容に失望するが、昴がコーチに就任し実力を上げた智花たちと練習試合を行い、智花たちの実力を認めスポーツ大会で再戦しようと約束する。
- 狩野 琴絵(かのう ことえ)
- 声 - 早見沙織
- 那美の幼なじみで小学6年生。校外のバスケクラブ「御園シルバーレイヴンズ」所属。
- 穏かな性格で相手に対してきつい言い方になり誤解を招く那美をいつもフォローしている(智花たちは二人の関係が真帆と紗季だと語っている)。
雑記
- 『ロリきゅーぶ!』
- 本作はインターネット上を中心に『ロリきゅーぶ!』との俗称(あるいはロゴの「ウ」と「リ」を間違えたタイトル誤認)で呼ばれることもあり、著者の蒼山もTwitter上ではあえて訂正していない[19][20]。また、台湾で発売された繁体字中文版のタイトルは、本作の日本語タイトルになっている籠球(バスケットボール)を意味する「篮球」(拼音: )の語ではなく、中国語でロリコンを意味する「蘿莉控」に引っ掛けた『蘿球社!』という、『ロリきゅーぶ!』を意訳したタイトルとなっている[21]。
- なお、同じ電撃文庫の『小春原日和の育成日記』第2巻には、作中に「高校生の殿方が小学生の女の子たちにバスケットボールを教えるという内容〔ママ〕」という本作を暗示したロリコン小説が登場する。
- 「まったく、小学生は最高だぜ!!」
- 作中では、主人公の昴がロリコンであると誤解されることによって笑いを誘う場面が幾度となく登場する。特に、慧心学園男子バスケ部との試合の場面において、小学生の吸収力と成長力に感嘆した主人公が発した台詞「まったく、小学生は最高だぜ!!」は、前後の文脈を取り除くと性的な意味で興奮しているように誤解されるものとなっており[22]、テレビアニメ版第3話の放送時には名言として話題になった[23]。
- このフレーズを題材にしたTシャツはコスパとムービックから発売されることになっていたが[23][22]、このうちムービックのものは発売1週間前に「諸事情」を理由に発売が中止となり、ファンの間ではそのことについてもさまざまな憶測を呼んで話題になった[22]。その後、原作小説でもセルフパロディ的に類似の台詞がしばしば使われたり、テレビアニメ第2期エンディングテーマ「Rolling! Rolling!」の歌詞にも(「まったく」の部分を取り除いた形で)使われている[6][注 85]。著者の蒼山はこのフレーズについて、当初は性的なジョークとして挿入した台詞であったものの、その後の展開において想定を超えて「幼いゆえに真っ直ぐな小学生が、健気に頑張る姿を感動的に描く」という趣旨の、物語の根幹に関わるテーマに昇華されていったと述懐している[6]。
- なお、このフレーズはテレビアニメ第2期の監督を務めた柳伸亮が、後に監督を務めた2018年放送の『りゅうおうのおしごと!』テレビアニメ版第5話でも用いている。
書誌情報
既刊一覧
蒼山サグ(著)、アスキー・メディアワークス〈電撃文庫〉、全15巻。基本的には時系列順に刊行されるが、短編が挿入されるため、時系列がズレることがある。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 2009年2月10日 | ISBN 978-4-04-867520-8 | |
2 | 2009年6月10日 | ISBN 978-4-04-867842-1 | |
3 | 2009年10月10日 | ISBN 978-4-04-868076-9 | |
4 | 2010年2月10日 | ISBN 978-4-04-868329-6 | |
5 | 2010年6月10日 | ISBN 978-4-04-868598-6 | |
6 | 2010年10月10日 | ISBN 978-4-04-868924-3 | 短編集(書き下ろし「葵のぷちミッション」「みんなの願いと夏祭り」) |
7 | 2011年2月10日 | ISBN 978-4-04-870273-7 | |
8 | 2011年7月10日 | ISBN 978-4-04-870592-9 | |
9 | 2011年10月10日 | ISBN 978-4-04-870963-7 | |
10 | 2012年2月10日 | ISBN 978-4-04-886346-9 | 短編集(書き下ろし「決戦は遊園地!?」) |
11 | 2012年10月10日 | ISBN 978-4-04-886987-4 | |
12 | 2013年2月10日 | ISBN 978-4-04-891411-6 | |
13 | 2013年7月10日 | ISBN 978-4-04-891795-7 | 本編完結 |
14 | 2014年3月8日 | ISBN 978-4-04-866415-8 | 短編集(書き下ろし「温泉決戦大作戦!」) |
15 | 2015年7月10日 | ISBN 978-4-04-865192-9 |
- 全テシリーズ 著者/電撃文庫編集部(アスキー・メディアワークス発行)
タイトル | 初版発行日 | ISBN |
---|---|---|
ロウきゅーぶ! のすべて!! | 2013年1月25日 | ISBN 978-4-04-891135-1 |
雑誌連載
サブタイトル | 掲載誌名 | 発売日 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
1 | 智花のいちごサンデー | 電撃文庫MAGAZINE Vol.8 | 2009年6月10日 | 第6巻に収録 |
2 | 愛莉のからだチェッカーズ | 電撃文庫MAGAZINE Vol.10 | 2009年10月10日 | |
3 | 紗季のお先にバースディ | 電撃文庫MAGAZINE Vol.12 | 2010年2月10日 | 第10巻に収録 |
4 | ひなたとブルマのヌシ | 電撃文庫MAGAZINE Vol.14 | 2010年6月10日 | |
5 | マホラーハウスへようこそ! | 電撃文庫MAGAZINE Vol.16 | 2010年10月10日 | |
6 | 逃げ出すマホとそのサキに-。 | 電撃文庫MAGAZINE Vol.18 | 2011年2月10日 | |
7 | 慧心がーるず・とらべりんぐ! | 電撃文庫MAGAZINE Vol.21 | 2011年8月10日 | 第14巻に収録 |
8 | 胸さわぎの体育祭っ | 電撃文庫MAGAZINE Vol.24 | 2012年2月10日 | |
9 | こどもの国のアリス | 電撃文庫MAGAZINE Vol.28 | 2012年10月10日 | |
10 | 小学生と文化な祭り | 電撃文庫MAGAZINE Vol.33 | 2013年8月10日 |
- 電撃萌王(アスキー・メディアワークス発行)
- 『びじゅあるロウきゅーぶ!』(著 - 蒼山サグ、イラスト - てぃんくる)
- 2009年12月号より2013年12月号まで連載された。
- 単行本
タイトル 初版発行日 ISBN びじゅあるロウきゅーぶ! 2014年3月27日 ISBN 978-4-04-866445-5
漫画
コミカライズ版
作画・たかみ裕紀による、原作ライトノベルの内容に準拠した漫画化作品が『ロウきゅーぶ!』のタイトルで『電撃G's magazine』(アスキー・メディアワークス)2010年10月号から2014年6月号まで連載後『電撃G'sコミック』に移籍して2017年3月号まで連載。全12巻。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 2011年4月27日 | ISBN 978-4-04-870479-3 | |
2 | 2011年8月27日 | ISBN 978-4-04-870839-5 | |
3 | 2012年2月27日 | ISBN 978-4-04-886260-8 | |
4(特装版) | 2012年8月10日 | ISBN 978-4-04-886306-3 | 智花可動フィギュア付属 |
4 | 2012年8月27日 | ISBN 978-4-04-886262-2 | |
5 | 2013年3月27日 | ISBN 978-4-04-891436-9 | |
6 | 2013年8月27日 | ISBN 978-4-04-891842-8 | |
7 | 2014年3月27日 | ISBN 978-4-04-866382-3 | |
8 | 2014年9月27日 | ISBN 978-4-04-866888-0 | |
9 | 2015年4月27日 | ISBN 978-4-04-865122-6 | |
10 | 2015年11月27日 | ISBN 978-4-04-865466-1 | |
11 | 2016年7月27日 | ISBN 978-4-04-892143-5 | |
12 | 2017年3月27日 | ISBN 978-4-04-892821-2 |
4コマ
作画・三輪フタバによる昴と出会う前の智花たちが5年生のころ[24]を描く4コマ漫画形式の作品が『ロウきゅーぶ! よんこま』のタイトルで『電撃萌王』(アスキー・メディアワークス)2011年6月号より連載された。全2巻。
巻数 | 初版発行日 | ISBN |
---|---|---|
1 | 2012年4月27日 | ISBN 978-4-04-886568-5 |
2 | 2013年9月27日 | ISBN 978-4-04-891933-3 |
スピンオフ版
作画・たかみ裕紀による、原作6巻と7巻を智花視点で描くスピンオフコミックが『ロウきゅーぶ! は〜ふたいむ』のタイトルで『電撃G's Festival! COMIC』(アスキー・メディアワークス)にVol.26から42(休刊)まで連載、最終話は『電撃G'sコミック』2015年10月号に掲載された。単行本全3巻。
巻数 | 初版発行日 | ISBN |
---|---|---|
1 | 2013年8月27日 | ISBN 978-4-04-891843-5 |
2 | 2014年9月26日 | ISBN 978-4-04-866892-7 |
3 | 2015年10月10日 | ISBN 978-4-04-865465-4 |
テレビアニメ
- 第1期
- 原作と同タイトルで、2011年7月から同年9月までAT-Xほかにて放送された。全12話。また、米大手映画会社ワーナー・ブラザース傘下の日本法人・ワーナー エンターテイメント ジャパンが、『神様のメモ帳』と同じくテレビアニメ製作に初参入した作品である。
- アニメ化に当たっては、原作の持ち味が美少女コメディとスポ根の両取りであることを意識したといい、本格的なバスケットボールの描写は覚悟していた以上に困難かつ地味であったとしつつも、両方の要素の比率を再現することに努めたという[5]。原作者である蒼山も、アニメ版では全面協力という形で深く関わることになった[25][5]。バスケットボールの中でもミニバスケットボールを主題にしたアニメ作品は、恐らく本作が初めてであるとされる[5]。
- 第2期
- 2012年10月21日に幕張メッセで開催された『電撃20周年祭』の当作品イベントステージにて制作が発表された[26]。『ロウきゅーぶ!SS』のタイトルで、2013年7月から9月まで放送された。全12話。
- メインスタッフの一部は交代しており、第1期で監督を務めた草川啓造が総監督、第1期で演出を務めた柳伸亮が監督をそれぞれ務めている。
- 第6話と第7話の間には、OVA『智花のいちごサンデー』の前半部分と第1話から第5話までの総集編『ここまでのプレイバック』の、『ロウきゅーぶ!SS 番外編』を放送[27]。
- 備考
- ストーリーの流れはほぼ原作通りだが原作とは若干異なる部分がある(ヤマ先生が登場しないなど)。
スタッフ
- 原作 - 蒼山サグ(電撃文庫/アスキー・メディアワークス)
- キャラクター原案 - てぃんくる
- 総監督 - 草川啓造(第2期)
- 監督 - 草川啓造(第1期)、柳伸亮(第2期)
- 副監督 - 吉田泰三(第1期)
- シリーズ構成 - 伊藤美智子
- キャラクターデザイン - 野口孝行
- プロップデザイン - 佐々木貴宏(第1期)、石橋有希子(第2期)
- 美術監督 - 佐藤豪志(第1期)、田邉浩子(第2期)
- 美術設定 - 成田偉保(第1期)
- 色彩設計 - 甲斐けいこ(第1期)、鈴木ようこ(第2期)
- 撮影監督 - 佐藤裕司(第1期)、石黒晴嗣(第2期)
- 編集 - 小峰博美(第1期)、三嶋章紀(第2期)
- 音響監督 - 明田川仁
- 音楽 - 渡辺剛
- 音楽制作 - ミュージックブレインズ
- プロデューサー - 中山信宏(第2期)、和田敦、藤田敏、福田順
- 制作プロデューサー - 江里口武志(第1期)、糀谷智司
- プロデュース - 川瀬浩平、里見哲朗、小山直子
- アニメーションプロデュース - バーナムスタジオ
- アニメーション制作 - project No.9(第1期1・4・5・8・9・12話、第2期)、Studio Blanc.(第1期2・3・6・7・10・11話)
- 製作 - TEAM RO-KYU-BU!(第1期)、TEAM RO-KYU-BU! SS(第2期)
- ワーナー・ホーム・ビデオ、アスキー・メディアワークス、AT-X、クロックワークス
主題歌
- 第1期
-
- オープニングテーマ「SHOOT!」
- 作詞 - KOTOKO / 作曲・編曲 - 八木沼悟志(fripSide) / 歌 - RO-KYU-BU!
- ※第12話では挿入歌としても使用
- エンディングテーマ「Party Love〜おっきくなりたい〜」
- 作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 渡辺剛 / 歌 - RO-KYU-BU!
- 第2期
-
- オープニングテーマ「Get goal!」(第1話 - 第11話)
- 作詞 - KOTOKO / 作曲・編曲 - 八木沼悟志(fripSide) / 歌 - RO-KYU-BU!
- ※第12話はOPがない代わりに挿入歌として使用された。
- エンディングテーマ「Rolling! Rolling!」
- 作詞・作曲 - 桃井はるこ / 編曲 - 渡辺剛 / 歌 - RO-KYU-BU!
- エンディングのサビ(「回せ回せ回せ……」)部分の智花たち5人の衣装は毎話ごとに変わっており、その話に関連した衣装で走っている。
- 挿入歌
各話リスト
第1期の各話サブタイトルは洋楽を元に原作者とその担当編集者が「悪ノリ」で決めたとされ[28][29]、例えば第1期第1話のサブタイトルはビートルズの曲「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」をもじったパロディである[28]。
第2期の各話サブタイトルは日本レコード大賞で大賞を受賞した曲が元になっている。
話数 | サブタイトル | シナリオ | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | アイキャッチ | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||||||
The 1st game | 小学生がやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ! | 伊藤美智子 | 草川啓造 | 柳伸亮 | 石橋有希子 | 野口孝行 | 湊智花 | ||
The 2nd game | 小さな少女の願い | 吉田泰三 | 菊池政芳、佐々木貴宏 | 佐々木貴宏 | 三沢真帆 | ||||
The 3rd game | 明日に架けるパス | 水野和則 | 守田芸成 | 飯飼一幸、佐藤友子 | 永塚紗季 | ||||
The 4th game | 昂に願いを | 池添隆博 | 鈴木芳成 | 尾崎正幸 立中順平(アクション) |
野口孝行 | 香椎愛莉 | |||
The 5th game | ハードに火をつけて | 吉岡たかを | 菱川直樹 | 内野明雄 立中順平(アクション) |
袴田ひなた | ||||
The 6th game | 鉄板(メタル)マスター | 奥野耕太 | 星野玲香 | 佐々木貴宏 | 篁美星 | ||||
The 7th game | 君の蕾に恋してる | 吉田泰三 | 飯飼一幸、星野玲香 北村晋哉、森出剛 村上貴之、Kim Yong sik 佐藤玲子 |
荻山葵 | |||||
The 8th game | 転生への階段 | 伊藤美智子 | 池添隆博 | 柳伸亮 | 嘉手苅睦 立中順平(アクション) |
野口孝行 | 湊智花 | ||
The 9th game | 自由への併走 | 所俊克 | 石田暢 | 谷圭司 立中順平(アクション) |
三沢真帆 | ||||
The 10th game | 美星(ビューティフル・スター)の悲劇 | 小坂春女 | 佐藤麻里那、伊部由紀子 本田辰雄、浜津武広 内田孝 |
佐々木貴宏 | 永塚紗季 | ||||
The 11th game | 五人の架け橋 | じんきともしよ 夕澄慶英 |
奥野耕太 守田芸成 |
森出剛、松井誠 のりみそのみ、浅野勝也 |
香椎愛莉 | ||||
The 12th game | 僕の夢は君の夢 | 霧島福太 | 田中穣 立中順平(アクション) |
野口孝行 | 袴田ひなた | ||||
OVA[注 86] | 智花のいちごサンデー | 柳伸亮 | 茂木琢次、原勝徳 | - | |||||
第2期 | |||||||||
The 1st game | 小学生(いのせんと)・わ〜るど! | 伊藤美智子 | 柳伸亮 | ウシロシンジ | 松下純子、菱沼祐樹 | 野口孝行 | 湊智花 | ||
The 2nd game | フライング決闘! | 坂田純一 | 所俊克 | 松原栄介 | 谷圭司 | ミミ・バルゲリー | |||
The 3rd game | パラダイム銀河 | 香川豊 | 小平麻紀 | 渡辺奏、松山光治 | 野口孝行 | 袴田かげつ | |||
The 4th game | 愚か男(もの) | 平林佐和子 | 吉田泰三 | 久保太郎 | 武本大介、市野まりあ | 谷圭司 | 永塚紗季 | ||
The 5th game | オーバーナイト・せんせ〜しょん! | 東出太 | 今里佳子 | 谷圭司 野口孝行 |
香椎愛莉 | ||||
The 6th game | 葵は勝つ? | 玉井☆豪 | 青山弘 | 室谷靖 | 五十内裕輔 | 野口孝行 | 袴田ひなた | ||
The 7th game | Win, again? | 高村雄太 | 山口飛鳥、武本大介 今田茜 |
谷圭司 | 三沢真帆 | ||||
The 8th game | I Wish with You | 平林佐和子 | 吉田泰三 | 山口頼房 | 片岡千春、針場裕子 | 野口孝行 | 都大路綾 | ||
The 9th game | Don't wanna cry 泣きたくない… | 玉井☆豪 | 岩崎良明 | 渡部奏、赤尾良太郎 ソ・ジョンハ |
谷圭司 | 藤井雅美 | |||
The 10th game | wanna Be A Gamemaker | 伊藤美智子 | 吉田泰三 | 山本天志 | 五十内裕輔、渡辺奈月 中谷友紀子 |
野口孝行 | 藍田未有 | ||
The 11th game | dearests | 玉井☆豪 | 相澤伽月 | 加藤洋人、大河原晴男 竹上貴雄 |
谷圭司 | 竹中椿/柊 | |||
The 12th game | 智花(キミ)がいるだけで | 伊藤美智子 | 吉田泰三 深沢学 草川啓造 |
山内東生雄 | 飯飼一幸、南伸一郎 渡辺奏 |
野口孝行 | 葦原怜那 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||
日本全域 | AT-X | 2011年7月1日 - 9月23日 | 金曜 23:30 - 24:00 | CS放送 | 製作委員会参加 リピート放送あり |
神奈川県 | tvk | 2011年7月2日 - 9月24日 | 土曜 24:30 - 25:00 | 独立UHF局 | |
千葉県 | チバテレビ | 2011年7月3日 - 9月25日 | 日曜 23:30 - 24:00 | 作品の舞台地 | |
兵庫県 | サンテレビ | 2011年7月4日 - 9月26日 | 月曜 24:00 - 24:30 | ||
京都府 | KBS京都 | 月曜 25:30 - 26:00 | |||
東京都 | TOKYO MX | 2011年7月5日 - 9月27日 | 火曜 25:30 - 26:00 | ||
埼玉県 | テレ玉 | 2011年7月6日 - 9月28日 | 水曜 26:05 - 26:35 | ||
愛知県 | テレビ愛知 | 2011年7月8日 - 9月30日 | 金曜 26:00 - 26:30 | テレビ東京系列 | |
日本全域 | ニコニコチャンネル | 2011年7月9日 - 10月1日 | 土曜 12:30 更新 | ネット配信 | |
MovieGate | 土曜 更新 | ||||
ShowTime | 2011年7月11日 - 10月3日 | 月曜 12:00 更新 | |||
バンダイチャンネル | 2011年7月23日 - 10月15日 | 土曜 12:00 更新 | |||
栃木県 | とちぎテレビ | 2012年12月13日 - 2013年2月28日 | 木曜 23:30 - 24:00 | 独立局 | |
日本全域 | BS11 | 2013年4月10日 - 6月26日 | 水曜 24:30 - 25:00 | BS放送 | ANIME+枠 |
第2期 | |||||
日本全域 | AT-X | 2013年7月5日 - 9月27日 | 金曜 22:30 - 23:00 | CS放送 | 製作委員会参加 リピート放送あり |
東京都 | TOKYO MX | 2013年7月7日 - 9月29日 | 日曜 24:30 - 25:00 | 独立局 | |
兵庫県 | サンテレビ | 日曜 25:00 - 25:30 | |||
京都府 | KBS京都 | 2013年7月10日 - 10月2日 | 水曜 25:00 - 25:30 | ||
愛知県 | テレビ愛知 | 2013年7月13日 - 9月28日 | 土曜 26:20 - 26:50 | テレビ東京系列 | 9月28日は2話連続放送 |
日本全域 | dアニメストア | 2013年7月15日 - 10月7日 | 月曜 12:00 更新 | ネット配信 | |
ニコニコ生放送 | 月曜 24:30 - 25:00 | ||||
ニコニコチャンネル | 月曜 25:00 更新 | ||||
BS11 | 2013年7月17日 - 10月9日 | 水曜 24:30 - 25:00 | BS放送 | ANIME+枠 10月9日は27:00 - 27:30の放送 | |
バンダイチャンネル | 2013年7月29日 - 10月21日 | 月曜 12:00 更新 | ネット配信 |
Blu-ray / DVD
パッケージイラストは原作でイラストを担当しているてぃんくるの書き下ろしイラストが使用されている。また、初回盤には蒼山サグ書き下ろしのショートストーリーと解説書が付属されている。
第1期は、初回盤全巻購入者特典としてユニット『RO-KYU-BU!』のライブDVDが応募者全員にプレゼントされた。
巻数 | 発売日 | 収録話 | オーディオコメンタリー |
---|---|---|---|
第1期 | |||
1 | 2011年9月28日 | 第1話 - 第2話 | 第1話:花澤香菜&井口裕香 |
2 | 2011年10月26日 | 第3話 - 第4話 | 第4話:井口裕香&日笠陽子 |
3 | 2011年11月30日 | 第5話 - 第6話 | 第6話:日笠陽子&日高里菜 |
4 | 2011年12月21日 | 第7話 - 第8話 | 第8話:日高里菜&小倉唯 |
5 | 2012年1月25日 | 第9話 - 第10話 | 第9話:小倉唯&花澤香菜 |
6 | 2012年2月29日 | 第11話 - 第12話 | 第12話:花澤香菜&梶裕貴 |
BOX | 2013年9月25日 | 全12話 | 全収録 |
第2期 | |||
1 | 2013年9月25日 | 第1話 - 第2話 | 第2話:花澤香菜&久野美咲 |
2 | 2013年10月30日 | 第3話 - 第4話 | 第3話:井口裕香&津田美波&洲崎綾 |
3 | 2013年11月27日 | 第5話 - 第6話 | 第6話:小倉唯&寿美菜子 |
4 | 2013年12月25日 | 第7話 - 第8話 | 第8話:日高里菜&瀬戸麻沙美 |
5 | 2014年1月29日 | 第9話 - 第10話 | 第9話:日笠陽子&種田梨沙 |
6 | 2014年2月26日 | 第11話 - 第12話 | 第12話:花澤香菜&梶裕貴 |
イベント
- 『ロウきゅーぶ!』&『神様のメモ帳』TVアニメ化記念スペシャルイベント(2011年6月26日 日本消防会館)
関連CD
ドラマCD
ドラマCD ロウきゅーぶ!
- 発売日 - 2011年4月1日[30]
- 規格品番 - MNCA 9047-9048(CD2枚組)
- 原作・脚本 - 蒼山サグ
- イラスト - てぃんくる
- 音響監督 - 明田川仁
- 音響効果 - 中野勝博
- 録音調整 - 安齋歩
- 録音助手 - 木澤秀昭
- キャスティング協力 - 松岡超
- 録音スタジオ - STUDIO T&T
- 音響制作担当 - 八木橋正純
- 音響制作 - マジックカプセル
- エグゼクティブプロデューサー - 小山直子
- プロデューサー - 和田敦
- 製作・発売元 - アスキー・メディアワークス
ロウきゅーぶ! いんたーばる
『ロウきゅーぶ! いんたーばる』 | |
---|---|
湊智花(花澤香菜)、三沢真帆(井口裕香)、永塚紗季(日笠陽子)、袴田ひなた(小倉唯)、香椎愛莉(日高里菜) の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
ジャンル |
オーディオドラマ (アニメソング・ キャラクターソング) |
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ |
チャート最高順位 | |
|
- 収録曲(ロウきゅーぶ! いんたーばる1)
- オーディオドラマ第1話 (前編)
- まほーの「まっ!」
- 作詞:くまのきよみ、作曲・編曲:AKIRASTAR、歌:三沢真帆(井口裕香)
- オーディオドラマ第1話 (後編)
- 夕暮れ飛行船
- 作詞:うらん、作曲・編曲:大平勇、歌:永塚紗季(日笠陽子)
- 収録曲(ロウきゅーぶ! いんたーばる2)
- オーディオドラマ第2話 (前編)
- 1mmちょっとのマインド
- 作詞:くまのきよみ、作曲:今井千尋、編曲:石崎光、歌:香椎愛莉(日高里菜)
- オーディオドラマ第2話 (後編)
- だいすきふわわ
- 作詞:うらん、作曲:cAnON、編曲:大久保薫、歌:袴田ひなた(小倉唯)
- 収録曲(ロウきゅーぶ! いんたーばる3)
- オーディオドラマ第3話 (前編)
- My Dear...
- 作詞:うらん、作曲・編曲:馬場BABI一嘉、歌:湊智花(花澤香菜)
- オーディオドラマ第3話 (後編)
- 青じゃなくって水色
- 作詞:くまのきよみ、作曲・編曲:三浦誠司、歌:萩山葵(伊藤かな恵)
キャラクターCD
トラック1はオリジナルのキャラクターソング、トラック2はアニメのオープニングテーマ「SHOOT!」「Get goal!」のアレンジ曲(歌手名は「声優名 imaging キャラクター名」)、トラック3は原作者脚本によるミニドラマを収録している。5年生チームのみオリジナルのキャラクターソング3曲を収録している。
- リリース一覧
発売日 タイトル 第1期 2011年8月24日 ロウきゅーぶ! Character Songs 01 湊智花 2011年8月31日 ロウきゅーぶ! Character Songs 02 三沢真帆 2011年9月7日 ロウきゅーぶ! Character Songs 03 永塚紗季 2011年9月14日 ロウきゅーぶ! Character Songs 04 袴田ひなた 2011年9月21日 ロウきゅーぶ! Character Songs 05 香椎愛莉 第2期 2013年7月17日 ロウきゅーぶ!SS Character Songs 01 湊智花 2013年7月24日 ロウきゅーぶ!SS Character Songs 02 三沢真帆 2013年7月31日 ロウきゅーぶ!SS Character Songs 03 永塚紗季 2013年8月7日 ロウきゅーぶ!SS Character Songs 04 香椎愛莉 2013年8月14日 ロウきゅーぶ!SS Character Songs 05 袴田ひなた 2013年8月21日 ロウきゅーぶ!SS Character Songs 慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部5年生チーム
- チャート最高順位
第1期 第2期 01 02 03 04 05 01 02 03 04 05 5年 オリコン 45 32 32 22 18 20 27 33 37 29 Billboard JAPAN Hot Singles Sales 42 32 31 23 18 19 30 28 36 28 Billboard JAPAN Hot Animation 19 16 12 10 6 14
第1期
Vol.1 湊智花(第1期)
「ロウきゅーぶ! Character Songs 01 湊智花」 | ||||
---|---|---|---|---|
湊智花(花澤香菜) の シングル | ||||
A面 | 自主恋 Shoooooter! | |||
B面 | SHOOT!-No.4 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング) キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
くまのきよみ(作詞 #1) 渡辺剛(作曲 #1) KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
湊智花(花澤香菜) シングル 年表 | ||||
| ||||
湊智花のキャラクターソングで、湊智花を演じる花澤香菜が歌っている。
- 収録曲
- 自主恋 Shoooooter!
- SHOOT!-No.4 MIX-
- 智花のひとりごと「昴さんへ…」
- 自主恋 Shoooooter!(Instrumental)
- SHOOT!-No.4 MIX-(Instrumental)
Vol.2 三沢真帆(第1期)
「ロウきゅーぶ! Character Songs 02 三沢真帆」 | ||||
---|---|---|---|---|
三沢真帆(井口裕香) の シングル | ||||
A面 | ミライ☆シュート | |||
B面 | SHOOT!-No.5 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング) (キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
うらん(作詞 #1) 大久保薫(作曲 #1) KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
三沢真帆(井口裕香) シングル 年表 | ||||
| ||||
三沢真帆のキャラクターソングで、三沢真帆を演じる井口裕香が歌っている。
- 収録曲
- ミライ☆シュート
- SHOOT!-No.5 MIX-
- 真帆のそうだんごと「すぺしゃるさーびすっ!」
- ミライ☆シュート(Instrumental)
- SHOOT!-No.5 MIX-(Instrumental)
Vol.3 永塚紗季(第1期)
「ロウきゅーぶ! Character Songs 03 永塚紗季」 | ||||
---|---|---|---|---|
永塚紗季(日笠陽子) の シングル | ||||
A面 | Canペキしなきゃ! | |||
B面 | SHOOT!-No.6 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング・ キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
永塚紗季(日笠陽子) シングル 年表 | ||||
| ||||
永塚紗季のキャラクターソングで、永塚紗季を演じる日笠陽子が歌っている。
- 収録曲
- Canペキしなきゃ!
- SHOOT!-No.6 MIX-
- 紗季のひめごと「汗と汗とが……」
- Canペキしなきゃ!(Instrumental)
- SHOOT!-No.6 MIX-(Instrumental)
Vol.4 袴田ひなた(第1期)
「ロウきゅーぶ! Character Songs 04 袴田ひなた」 | ||||
---|---|---|---|---|
袴田ひなた(小倉唯) の シングル | ||||
A面 | ともだちピンク | |||
B面 | SHOOT!-No.8 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング) (キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
袴田ひなた(小倉唯) シングル 年表 | ||||
| ||||
袴田ひなたのキャラクターソングで、 袴田ひなたを演じる小倉唯が歌っている。
- 収録曲
- ともだちピンク
- SHOOT!-No.8 MIX-
- ひなたのなやみごと「今日はおるすばん」
- ともだちピンク(Instrumental)
- SHOOT!-No.8 MIX-(Instrumental)
Vol.5 香椎愛莉(第1期)
「ロウきゅーぶ! Character Songs 05 香椎愛莉」 | ||||
---|---|---|---|---|
香椎愛莉(日高里菜) の シングル | ||||
A面 | ほっこり日和 | |||
B面 | SHOOT!-No.7 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
録音 |
2011年 日本 | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング・ キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
香椎愛莉(日高里菜) シングル 年表 | ||||
| ||||
香椎愛莉のキャラクターソングで、 香椎愛莉を演じる日高里菜が歌っている。
- 収録曲
- ほっこり日和
- SHOOT!-No.7 MIX-
- 愛莉のならいごと「秘密特訓(ハートマーク)」
- ほっこり日和(Instrumental)
- SHOOT!-No.7 MIX-(Instrumental)
第2期
Vol.1 湊智花(第2期)
「ロウきゅーぶ!SS Character Songs 01 湊智花」 | ||||
---|---|---|---|---|
湊智花(花澤香菜) の シングル | ||||
A面 | 純情ジェネレーション | |||
B面 | Get goal!-No.4 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング) キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
くまのきよみ(作詞 #1) ツキダタダシ(作曲 #1) KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
湊智花(花澤香菜) シングル 年表 | ||||
| ||||
湊智花のキャラクターソングで、湊智花を演じる花澤香菜が歌っている。
- 収録曲
- 純情ジェネレーション
- Get goal!-No.4 MIX-
- 慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部SNS 〜活動日誌〜『日焼けしちゃった……』
- 純情ジェネレーション(Instrumental)
- Get goal!-No.4 MIX-(Instrumental)
Vol.2 三沢真帆(第2期)
「ロウきゅーぶ!SS Character Songs 02 三沢真帆」 | ||||
---|---|---|---|---|
三沢真帆(井口裕香) の シングル | ||||
A面 | マホトピア | |||
B面 | Get goal!-No.5 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング) (キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
くまのきよみ(作詞 #1) 大隅知宇(作曲 #1) KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
三沢真帆(井口裕香) シングル 年表 | ||||
| ||||
三沢真帆のキャラクターソングで、三沢真帆を演じる井口裕香が歌っている。
- 収録曲
- マホトピア
- Get goal!-No.5 MIX-
- 慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部SNS 〜活動日誌〜『星形のアザを持つ女!』
- マホトピア(Instrumental)
- Get goal!-No.5 MIX-(Instrumental)
Vol.3 永塚紗季(第2期)
「ロウきゅーぶ!SS Character Songs 03 永塚紗季」 | ||||
---|---|---|---|---|
永塚紗季(日笠陽子) の シングル | ||||
A面 | 冷静ストラテジー | |||
B面 | Get goal!-No.6 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング・ キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
くまのきよみ(作詞 #1) 渡辺剛(作曲 #1) KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
永塚紗季(日笠陽子) シングル 年表 | ||||
| ||||
永塚紗季のキャラクターソングで、永塚紗季を演じる日笠陽子が歌っている。
- 収録曲
- 冷静ストラテジー
- Get goal!-No.6 MIX-
- 慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部SNS 〜活動日誌〜『イカが怖い……』
- 冷静ストラテジー(Instrumental)
- Get goal!-No.6 MIX-(Instrumental)
Vol.4 香椎愛莉(第2期)
「ロウきゅーぶ!SS Character Songs 04 香椎愛莉」 | ||||
---|---|---|---|---|
香椎愛莉(日高里菜) の シングル | ||||
A面 | ジンジャーYell | |||
B面 | Get goal!-No.7 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング・ キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
くまのきよみ(作詞 #1) やきしん(作曲 #1) KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
香椎愛莉(日高里菜) シングル 年表 | ||||
| ||||
香椎愛莉のキャラクターソングで、 香椎愛莉を演じる日高里菜が歌っている。
- 収録曲
- ジンジャーYell
- Get goal!-No.7 MIX-
- 慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部SNS〜 活動日誌〜『わたしも跡が残っちゃった……』
- ジンジャーYell(Instrumental)
- Get goal!-No.7 MIX-(Instrumental)
Vol.5 袴田ひなた(第2期)
「ロウきゅーぶ!SS Character Songs 05 袴田ひなた」 | ||||
---|---|---|---|---|
袴田ひなた(小倉唯) の シングル | ||||
A面 | ぼーる・みーつ・がーる | |||
B面 | Get goal!-No.8 MIX- | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル |
J-POP(アニメソング) (キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
作詞・作曲 |
くまのきよみ(作詞 #1) PandaBoY(作曲 #1) KOTOKO(作詞 #2) 八木沼悟志(作曲 #2) | |||
袴田ひなた(小倉唯) シングル 年表 | ||||
| ||||
袴田ひなたのキャラクターソングで、 袴田ひなたを演じる小倉唯が歌っている。
- 収録曲
- ぼーる・みーつ・がーる
- Get goal!-No.8 MIX-
- 慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部SNS〜 活動日誌〜『うみのうた。さくしさっきょく、ひな』
- ぼーる・みーつ、がーる(Instrumental)
- Get goal!-No.8 MIX-(Instrumental)
慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部5年生チーム
「ロウきゅーぶ!SS Character Songs 慧心学園初等部女子ミニバスケットボール部5年生チーム」 | ||||
---|---|---|---|---|
の シングル | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
J-POP(アニメソング) (キャラクターソング) | |||
レーベル | ワーナー・ホーム・ビデオ | |||
シングル 年表 | ||||
| ||||
5年生チームのキャラクターソング。
- 収録曲
- 下級生Groove!
- どきどきすること
- チョーゼツよくできました◎
- 下級生Groove! (Instrumental)
- どきどきすること(Instrumental)
- チョーゼツよくできました◎ (Instrumental)
アルバム
- 「ロウきゅーぶ!」キャラクターソングベスト“スコアブック” (2013年8月21日、品番:1000404883)
- 21世紀“美”少女 (PSP用ソフト「ロウきゅーぶ! ひみつのおとしもの」OPテーマ) 歌 : RO-KYU-BU!
- 自主恋Shoooooter! 歌 : 湊智花(花澤香菜)
- ミライ☆シュート 歌 : 三沢真帆(井口裕香)
- Canペキしなきゃ! 歌 : 永塚紗季(日笠陽子)
- ともだちピンク 歌 : 袴田ひなた(小倉唯)
- ほっこり日和 歌 : 香椎愛莉(日高里菜)
- まほーの「まっ!」 歌 : 三沢真帆(井口裕香)
- 夕暮れ飛行船 歌 : 永塚紗季(日笠陽子)
- 1mmちょっとのマインド 歌 : 香椎愛莉(日高里菜)
- だいすきふわわ 歌 : 袴田ひなた(小倉唯)
- My Dear... 歌 : 湊智花(花澤香菜)
- 青じゃなくって水色 歌 : 荻山葵(伊藤かな恵)
ラジオ
ニコ生ラジオ 慧心学園 ロウきゅー部!
2011年6月28日から同年9月27日までニコニコ生放送にて配信されていた。全7回。毎月2回(第2、第4火曜日の21:00 - 22:00)配信。
- パーソナリティ
- 日高里菜(香椎愛莉 役)
- ゲスト
- 第1回:花澤香菜(湊智花役)、井口裕香(三沢真帆役)、日笠陽子(永塚紗季役)、小倉唯(袴田ひなた役)
- 第4回:日笠陽子(永塚紗季役)
- 第6回:井口裕香(三沢真帆役)
- 第7回:花澤香菜(湊智花役)、井口裕香(三沢真帆役)、日笠陽子(永塚紗季役)
- コーナー
- みんなおいでよ、ロウきゅー部入部テスト
- 根性見せてね、1on1
慧心学園 ロウきゅー部!エクストラ
2011年10月11日から2012年2月7日までHiBiKi Radio Stationにて配信されていた。全10回。10月分のみ毎週火曜更新、11月分より隔週火曜更新。
- パーソナリティ
- 日高里菜(香椎愛莉 役)
- ゲスト
ラジオもSS!慧心学園ロウきゅー部!
2013年6月27日から12月5日までHiBiKi Radio Stationおよび音泉にて配信された。全23回。毎週木曜更新。
- パーソナリティ
- 日高里菜(香椎愛莉 役)
- ゲスト
- 第5回・第6回:井口裕香(三沢真帆役)
- 第7回・第8回・第17回(公開録音回):小倉唯(袴田ひなた役)
- 第13回・第14回:日笠陽子(永塚紗季役)
- 第21回・第22回:久野美咲(ミミ・バルゲリー役)、種田梨沙(藤井雅美役)
- 第23回:蒼山サグ(原作者)
- ラジオCD:花澤香菜(湊智花役)
- コーナー
- ロウきゅーぶ!SNS
- SS劇場 お兄ちゃんの命令!
ゲーム
コンシューマーゲームソフト
この節の加筆が望まれています。 |
- ロウきゅーぶ!
- PSP用ゲームソフトとして2011年10月27日発売。
- オープニングテーマ『ギンギラ☆エール』
- 作詞 - くまのきよみ / 作曲・編曲 - AKIRASTAR / 歌 - RO-KYU-BU!(花澤香菜・日高里菜・日笠陽子・井口裕香・小倉唯)
- ロウきゅーぶ! ひみつのおとしもの
- ゲーム第二弾。PSP用ゲームソフトとして2013年6月20日に発売。限定版にはOVA『智花のいちごサンデー』が同梱されている。
- オープニングテーマ『21世紀“美”少女』
- 作詞 - くまのきよみ / 作曲・編曲 - AKIRASTAR / 歌 - RO-KYU-BU!
- ロウきゅーぶ! ないしょのシャッターチャンス
- ゲーム第三弾。PS Vita用ゲームソフトとして2014年3月27日に発売。
- オープニングテーマ『キドキド』
- 作詞 - くまのきよみ / 作曲・編曲 - AKIRASTAR / 歌 - RO-KYU-BU!
- 発売・販売 - 角川ゲームス
- 企画・製作 - アスキー・メディアワークス
ソーシャルゲームアプリ
モバイル(携帯電話)用ゲームアプリケーションとして2012年10月19日にGREE、Mobage、mixiゲームから、12月25日にpixivゲームから配信開始。 Mobageは2015年4月2日に配信終了している。
- サービス提供 - ニジボックス
アーケードゲーム
- 電撃文庫 FIGHTING CLIMAX
- 様々な電撃文庫の登場人物たちが集結してバトルを繰り広げる対戦格闘ゲーム。本作からは使用キャラとして智花(技などで真帆、紗季、ひなた、愛莉も登場)、サポートキャラとしてイノセント・チャーム(ひなたの幻)が登場する。
その他
- モバイル
- 2011年12月9日にBIGLOBEによるカードコレクションアプリ『嫁コレ』(「ロウきゅーぶ!“湊智花”」)が配信。同年12月16日に「三沢真帆」、2012年1月4日に「袴田ひなた」、2013年1月4日に「永塚紗季」、同年1月15日に「香椎愛莉」が追加された。ほか、2011年12月27日にBIGLOBEによるロウきゅーぶ!めざましアニメアプリ「湊智花」「三沢真帆」「袴田ひなた」が配信。
- なお、A M W によりライブ壁紙 、Wallpaperといったきせかえコンテンツの利用が配信サイトにて提供されている。
- 食品
- 2014年2月14日から数量限定で、ロウきゅーぶ!の智花をリーダーに電撃文庫の人気キャラクター5人をそれぞれパッケージにした森永製菓の製品であるチョコレート『DARS』が発売された[31]。電撃文庫と『DARS』がともに生誕20周年を迎えることから実現した企画の第2弾の商品である。
脚注
注釈
- ^ ただしバスケットボールの経験者でありチーム随一の技術を持つと設定されている智花は、専らワンハンドシュートを用いる描写となっている。
- ^ ただし昴のキャラクターデザインも、原作イラストを担当した、てぃんくるが手掛けている[15]。
- ^ 夏合宿の際にハードなメニューを教え子たちに課した際に、もしも自分の所属するチームの指導者が裏付けのない身体を磨耗させるだけの非効率的な練習を強いるようなら「あらゆる手段を使って体制の改善を訴える」と言い切っている。
- ^ 女バスのコーチとして指導するようになってからは観察力が培われ中学のころは気付かなかった竜一の癖を見抜くまでになっている。
- ^ 技術自体は以前から身につけていたが自覚していなかった。
- ^ しかしコーチ就任後は教え子達の模範となるべく地道に勉強をしているようで、夏休みの宿題も計画的に行って終わらせている。
- ^ この一件のためにロリコン呼ばわりされることを極度に嫌っており、一成などに言われると殴ったり蹴りを入れたり、会話を打ち切ろうとする。ただし漫画版およびテレビアニメ版では手を出す描写がなく制裁は葵の役目になっている。
- ^ 「自分は指導者でなく選手である」という考えも含まれている。
- ^ 中学時代までは人見知りで、特に長馴染みである葵以外の女子と話すことは苦手であったが、女バスのコーチを引き受けてからは年下に対する面倒見や気配りが上手くなった。
- ^ 日本ミニバスケットボール連盟が定めたミニバスケットボールルールには「第1クォーターから第3クォーターまでに、10人以上の選手が1クォーター以上、2クォーターを超えない時間ゲームに出場しなければならない」とあり、公式戦に出るためには交代要員も含め最低10人の選手が必要となる。
- ^ アニメでは試合時に体操着の背中にゼッケンを貼っている。
- ^ 球技大会前の合宿でテレビゲームを行った時には、初心者にもかかわらず並外れた動体視力と反射神経だけで経験者であり運動神経も良い真帆と夏陽を圧倒してしまっている。
- ^ 昴や真帆だけでなく、対戦した葵とミミも同じような感想を抱いている。
- ^ その際の記憶は後には完全に失われている。
- ^ アニメではノンアルコールであるはずのチャイルドビールでも酔っ払うほど弱い
- ^ 作中では「幽」と評されている。
- ^ 男女対抗戦前に昴と交した会話の中で、女バスが負けて廃部になったら他のメンバーを心配させないために「バスケを捨てる」言い切るほど。
- ^ アニメでは美星からの提案という形で実現した(第4話)。
- ^ 夏休み明けに帰国した銀河との会話の中でも「自分のコーチは昴だけ」と述べている。
- ^ 対抗戦後の祝勝会での泣きじゃくる愛莉に対して必死になって褒めている時や、昴が葵と二人で京都旅行に行くという報告を受けた時など。
- ^ 最初は「智ちゃん」と呼んでいた。
- ^ テレビアニメ版では第4話の、フリースロー連続50本を決めた直後に贈られた。原作者の蒼山によれば、先にテレビアニメ版で智花の二つ名を出すことが蒼山の提案で決定し、その内容が先行して発売された原作8巻のエピソードに反映されたとされる[16]。
- ^ プロフィールおよび6巻での紗季や花織の証言によると、家や学校ではよく食べるらしいが、昴の前では少食傾向になるらしい。
- ^ カラーでは金髪で描かれている。
- ^ 作中ではその突飛な発想は「まほ理論」と言われている。
- ^ 昴がやっていたボール回しを数回見ただけで習得している。
- ^ 対抗戦前の練習で昴はボスハンドを習得するように説得したが本人はワンハンドシュートを身に付けることを譲らず、その後1週間足らずの練習期間でぎこちなさを残しながらも試合で通用するレベルになっている。
- ^ しかし対抗戦時は練習時間の都合上ミドルシュートのみを徹底的に練習し、シューターとして活躍した。
- ^ 作中では「無」と評されている。
- ^ また、極度の辛い物好きで唐辛子を常時持ち歩き、食べ物には必ず振り掛けている。
- ^ 三つ編みで相手に怪我をさせないための配慮。
- ^ 羽多野が付けたものではなく、自称である。
- ^ プロフィールによれば、5年生のころは今よりもずっと男勝りだったらしく、本編でも原作2巻までは男言葉で話すことが時々あった。
- ^ 作中では「情に流されず、冷静に時に冷徹に振る舞うことが出来る」と評される。
- ^ だがそれだけに真帆のことは誰よりも深く理解しており、硯谷での親善合宿の時に自分達が公式大会に出場出来ないという事実を知って落ち込んだ彼女を無言の励ましで立ち直らせたこともある。
- ^ 愛莉は「ひなちゃん」と「ちゃん」付けで、真帆は片仮名表記で「ヒナ」と呼んでいる。
- ^ 真帆には以前怖い先生が担任だった時に給食で苦手な食べ物を食べてもらった恩があることから、彼女にバスケ部に勧誘された際は入部を快く了承した。
- ^ ただし、小6女子では平均的。
- ^ 対抗戦前の練習では体力が無かったことと練習期間が足りなかったこともあり、体力を少しでも付けるための走り込みと、夏陽を止めるためのファウルトラップの動作のみを練習していた。
- ^ 機嫌が悪くなると「ぶー」に変わる。
- ^ 初対面の時に部員全員で行った妹メイドの名残。
- ^ ヤギの「ヌシ」の言葉を理解できる。
- ^ しかし芯の部分は強く、当初から大事なものを護るためなら譲らない一面を見せていた。
- ^ バスケ経験者である昴と智花も初対面の際に愛莉の身長の高さに着目し、「背が高い」と言ってしまい泣かせている。
- ^ 5月に昴がコーチに再就任して来訪した時には挨拶出来なかったことを気にする素振りを見せたり、「髪を切っておけばよかった」と練習後のSNSで告げておりそのことを真帆や紗季からからかわれている。
- ^ 作中では「巨」と評されている。クラスメイトの女子から揉まれているらしく、本人は恥ずかしがっている(原作第1巻プロフィールより)。
- ^ 『メガミマガジン』2012年2月号P.87によると、スリーサイズは86/56/84。
- ^ 試合後の祝勝会の席で昴から騙していたことを謝罪された。
- ^ 6巻の本人の日記よると、電話などで相談に乗ってもらっている。
- ^ 愛莉本人も兄との距離を気にしており、毎年の夏休みの裏目標に「お兄ちゃんと仲直りしたい」と掲げていた。
- ^ かつての葵が目指したプレイスタイル。葵本人は上背が足りなかったことと、本来の適性ポジションがフォワードであったため実現しなかった。
- ^ コーチとして指導した葵からは「気持ちひとつでどんな選手にもなれる」とその才能を高く評価されている。
- ^ 「周囲が教えてくれない」という理由で愛莉自身はこの二つ名の意味が理解できていないようである(アニメ第7話の次回予告にて)。
- ^ 風邪で春の身体測定を受けていないため。その後、自発的に計測を受けた(第6巻)が、その後も具体的な数値は作中では伏せられたままである。
- ^ ゲン担ぎのようなもので逆に苦手なものは大豆。
- ^ 夏休み中はネトゲ廃人になり長谷川家に食事目当てで来訪する回数が減少する。
- ^ 万里は頑丈だから美星の肉体攻撃にも耐えられるだろうという考えもあった。
- ^ 昴からは「天性の初見殺し」と評されている。
- ^ 夏陽によると実の両親の言うことすら素直に聞かない模様。
- ^ 作中では12巻の時点で少し髪が伸びており、アニメ第2期でもキャラクターデザインにフィードバックされている。
- ^ 6年との試合で愛莉とジャンプボールを行った際には身長差に関わらず掌一つ分の差まで肉薄したことから垂直跳びの数値は愛莉よりも上で、高い身体能力を持っていることを裏付けている
- ^ 親同士は仲が良い。
- ^ ただし成功したのは一度きりで、すぐに気持ちを入れ直している。
- ^ アニメ版では「カマキリ」の名でクレジットされている。
- ^ 尋の字から。
- ^ 葵を尾行していたことがあるというきららには、Dカップと言い当てられている。
- ^ 小説版の最終話では配達で昴へと■義理チョコを渡している(■は荷物の『義理チョコ』の上に文字を塗りつぶしたような跡)。昴は「わざわざ消したのを暴くのも不義理である」として解読できそうではあるが解読はしていない(不義理チョコ=本命チョコという解釈)。
- ^ 不測の事態に弱く、加えてパニックになりやすい上に周囲の話を聞かなくなる傾向がある。
- ^ 打ち解ける前は「おっぱいねーちゃん」と呼んでいた。
- ^ 夏休み終盤の慧心女バスと同好会メンバーで行う合同試合の取り決めの際に葵から「子どもたちを近づけたくない」と手厳しく言われている。ただしアニメでは第10話の様子から女バスのことを知っている模様。
- ^ 昴もバスケ部入部時は彼の噂を知っていたが、苗字を「鹿島」と勘違いしていたため愛莉の兄であることに気付かなかった。
- ^ 智花や紗季のことも年下であるにも関わらず「湊さん」「永塚さん」と呼んでいる。
- ^ 校舎裏の廃材に『昴×万里』の落書きがされていたが、当の本人たちはその意味が全く解っていない様子。
- ^ その顧問の娘とは関係が露見した後も別れようとせず、互いに関係を固持したとのこと。
- ^ 中学時代は御庄寺と共に、桐原中女子バスケ部で葵に続くナンバー2・3の実力の持ち主。
- ^ 作中の表記より。「東」が校名なのか略称なのかは不明。
- ^ 葵によると二人が進学した東高は強豪校であるが故に、練習が厳しいということで有名らしい。
- ^ 特に自身からスティールを奪った智花に対しては一定の敬意を払っている模様。
- ^ 中学時代の県大会の決勝を昴と葵も観戦しており、そのプレイを見た葵が憧れ、昴も「男子部に欲しかった」と言ったほど。
- ^ 夏陽は両親の言うことすら聞かない我の強い妹達に素直に話を聞かせたことを目の当たりにして、「両親に紹介したい」と絶賛した。
- ^ 9月に帰国した銀河に会いに長谷川家に向かう際には「頑張るように」と促して娘を送った。
- ^ 眼鏡を掛けていなかったので、昴の顔が見えていなかった。
- ^ 昴からは「お父さん」と呼ばれると複雑な感情を抱いてしまうらしく、妻と同じく名前で呼ばせている。
- ^ 愛莉のプロフィールによると水泳の施設もある模様。
- ^ 歌詞カードでは該当部分は英文になっており、あくまで「空耳」という名目である[6]。
- ^ PSPソフト『ロウきゅーぶ!ひみつのおとしもの』限定版同梱DVDに収録。
- ^ 10月2日に開催された「電撃文庫 秋の祭典2011」での公開録音。
出典
- ^ 『電撃PlayStation』』Vol.507、アスキー・メディアワークス、2011年11月24日、214頁。
- ^ 『電撃文庫総合目録2015』(2015年10月4日発行)p.54の表記より
- ^ “ライトノベルのシリーズ累計発行部数”. ラノベニュースオンライン 2020年9月7日閲覧。
- ^ a b 和田敦 (27 May 2011). "「ロウきゅーぶ!」 失いかけた熱い気持ちを 少女たちの成長譚" (Interview). Interviewed by まんたんウェブ. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月22日閲覧。
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は無視されます。 (説明); 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ a b c d e 里見哲朗 (20 August 2011). "「ロウきゅーぶ!」美少女コメディーとスポ根の"二兎"追った" (Interview). Interviewed by まんたんウェブ. 2013年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月27日閲覧。
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は無視されます。 (説明); 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ a b c d e f g h 蒼山サグ (9 October 2013). "『ロウきゅーぶ!』フィナーレ! 蒼山サグ先生インタビュー 気になる今後の展開は!?" (Interview). Interviewed by クランクイン!. 2014年12月1日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ a b c d e f 蒼山サグ; 和田敦 (13 February 2009). "第15回電撃小説大賞・銀賞受賞作『ロウきゅーぶ!』の蒼山先生インタビュー" (Interview). Interviewed by 電撃オンライン. 2011年7月22日閲覧。
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は無視されます。 (説明) - ^ a b c “銀賞 「ロウきゅーぶ!」 作/蒼山サグ(東京都)”. 第15回 電撃大賞 入賞作品. アスキー・メディアワークス (2009年4月17日). 2011年7月22日閲覧。
- ^ 蒼山サグ (2011年3月12日). “ロウきゅーぶ!は僕が生き方に迷って歩き遍路をしていた ...”. Twitter. 2011年7月22日閲覧。
- ^ a b “2009年 2月の新作 第15回電撃小説大賞<銀賞>受賞作 ロウきゅーぶ!”. 電撃文庫. アスキー・メディアワークス. 2011年7月22日閲覧。
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- ^ “電撃文庫×『ダース』のコラボ商品が2月14日に発売! 『ロウきゅーぶ!』の智花など電撃文庫の人気キャラ5人からのバレンタインチョコ”. 電撃オンライン (2014年2月5日). 2016年1月2日閲覧。
外部リンク
- 公式サイト(アスキー・メディアワークス)
- TVアニメ ロウきゅーぶ! 公式サイト ※音量注意
- TVアニメ ロウきゅーぶ!SS 公式サイト
- RO-KYU-BU! official website ※音量注意
- PSPゲームソフト公式サイト
- RO-KYU-BU! (@rokyubu) - X(旧Twitter)(2011年6月10日 01:56:09 - 2014年3月15日 21:41)※ UTC表記。
第15回電撃小説大賞・銀賞受賞作品 | ||
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第14回 | ロウきゅーぶ! (蒼山サグ) 東京ヴァンパイア・ファイナンス (真藤順丈) |
第16回 |
under (瀬那和章) 藤堂家はカミガカリ (高遠豹介) |
ご主人さん&メイドさま (榎木津無代) |
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