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: 2019年の東日本台風により、8編成96両が車両床下の電気系統などが浸水の被害を受け<ref>{{Cite news|title=JR東日本が北陸新幹線を調査 「電気系統被害で使用困難」|date=2019-10-18|newspaper=[[東京新聞]]|url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/19106|accessdate=2020-8-26}}</ref>廃車となった。廃車車両のフルカラーLED式行先表示器など一部の部品については再利用される予定である<ref>{{Cite news|title=北陸新幹線の浸水脱線車両、解体向け線路に戻す作業開始|date=2019-11-19|newspaper=[[朝日新聞]]|url=https://www.asahi.com/articles/ASMCM3DGFMCMUTIL005.html|accessdate=2020-8-26}}</ref>。 |
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2021年4月20日 (火) 10:58時点における版
長野新幹線車両センター(ながのしんかんせんしゃりょうセンター)は、長野県長野市赤沼にある東日本旅客鉄道(JR東日本)新幹線統括本部が管轄する新幹線の車両基地である。北陸新幹線長野駅から金沢駅方面へ約8 km北の地点で、本線より分岐したところに位置している。
長野新幹線車両センター | |
---|---|
基本情報 | |
鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道 |
帰属組織 | 新幹線統括本部 |
所属略号 | 幹ナシ[1] |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 165,301 m2 |
配置両数 | |
電車 | 204両 |
合計 | 204両 |
備考 |
車両数は2020年4月1日時点[2] 鉄道建設・運輸施設整備支援機構より賃借中であり、敷地面積は有価証券報告書に記載[3] |
本車両基地は整備新幹線である北陸新幹線の施設として建設されたため、JR東日本が鉄道建設・運輸施設整備支援機構から賃借している[3]。令和元年東日本台風(台風19号)によって壊滅的な浸水被害を受け、車両検修機能をほぼ喪失している状況にあるが、2021年(令和3年)を目処に暫定復旧を目指している[4][5]。
設備
着発収容線11線、仕業交番検査線3線、車輪研削線1線、臨時修繕線1線が設置されている。
配置車両
車体に記される所属略号は「幹ナシ」[1]で、新幹線を意味する「幹」、長野を意味する「ナ」、新幹線を意味する「シ」から構成される。新幹線統括本部発足までは長野支社管轄であったため、「長ナシ」であった。なお、長野新幹線運転所時代に使用していた「長ナノ」は、現在は長野総合車両センターが使用している。
2020年(令和2年)4月1日時点の配置車両は下記のとおりである[2]。
- E7系電車(204両)
- 12両編成17本(F1 - F6・F8 - F9・F11 - F19編成)が配置されている。
- 2015年(平成27年)の北陸新幹線金沢駅延伸開業に合わせて導入された新型車両で2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正より、「あさま」として営業運転が開始された。
- 北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」「つるぎ」の全列車で使用され、JR西日本白山総合車両所配置のW7系電車と一体的に運用されている。
- 2019年の東日本台風により、8編成96両が車両床下の電気系統などが浸水の被害を受け[6]廃車となった。廃車車両のフルカラーLED式行先表示器など一部の部品については再利用される予定である[7]。
過去配置車両
- E2系電車
- N1 - N13およびN21編成の全14編成が配置されていたが、E7系電車の導入に伴い廃車が進み、2017年(平成29年)3月31日をもって運用が終了した。
- 1997年(平成9年)の北陸新幹線長野暫定開業に合わせて導入された車両で北陸新幹線「あさま」で運用されていた。
- かつてはJ編成と共通で運用されたが、2016年時点では他路線での運用は行われていなかった。
歴史
- 1996年(平成8年)12月1日 - 長野新幹線運転所として発足。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 長野新幹線車両センターに改称。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 新幹線統括本部発足に伴い、長野支社から同本部へ移管。
- 2019年(令和元年)
-
長野 - 金沢間開業前、2010年当時の車両センター(国土地理院)
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2019年10月13日、台風19号の影響で冠水した車両センター(同)
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台風19号による浸水後、解体を待つ車両
脚注
- ^ a b 交通新聞社、ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2019夏 p.13
- ^ a b 交通新聞社、ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2020夏
- ^ a b 第33期有価証券報告書 42頁 (PDF) - 東日本旅客鉄道
- ^ “JR東、浸水の新幹線車両センター 1年後復旧へ”. 日本経済新聞. (2020年5月27日). オリジナルの2020年5月28日時点におけるアーカイブ。 2021年4月6日閲覧。
- ^ “新幹線長野基地、1年めどに復旧 変電所かさ上げも―JR東”. 時事通信. (2020年5月27日). オリジナルの2020年6月5日時点におけるアーカイブ。 2020年8月26日閲覧。
- ^ “JR東日本が北陸新幹線を調査 「電気系統被害で使用困難」”. 東京新聞. (2019年10月18日) 2020年8月26日閲覧。
- ^ “北陸新幹線の浸水脱線車両、解体向け線路に戻す作業開始”. 朝日新聞. (2019年11月19日) 2020年8月26日閲覧。
- ^ “台風19号によるJR東日本管内の設備等の主な被害状況について”. 東日本旅客鉄道株式会社 (2019年10月13日). 2019年10月13日閲覧。
- ^ “台風 19 号による北陸新幹線の設備等の主な被害状況について”. 東日本旅客鉄道株式会社 (2019年10月18日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “北陸新幹線の車両基地水没、長野 堤防決壊、10編成が被害”. 共同通信. (2019年10月13日) 2019年10月13日閲覧。
- ^ “北陸新幹線ダイヤ3月14日全復旧 長野車両センターの機能回復で”. 福井新聞. (2019年12月2日) 2020年8月26日閲覧。
- ^ “浸水の北陸新幹線、車両撤去開始 JR東日本が廃車へ”. 日本経済新聞. (2019年11月8日) 2020年8月26日閲覧。
- ^ “北陸新幹線の浸水車両 解体作業始まる”. 信濃毎日新聞. (2019年11月9日). オリジナルの2019年11月12日時点におけるアーカイブ。 2020年8月26日閲覧。