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:* [[中華人民共和国]]の歴代[[中華人民共和国の最高指導者一覧|指導者]]陣と強い繋がりを持ち<ref>{{Cite news|date=31 July 2015|title=米マイクロソフト、中国事業展望厳しく|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO75025720R30C14A7000000/|newspaper=日本経済新聞|accessdate=25 Sep 2015}}{{要購読}}</ref><ref>{{Cite news|date=26 Sep 2007|title=中国人たちの英雄、ビル・ゲイツ会長(2)|url=https://wired.jp/2007/09/26/中国人たちの英雄、ビル・ゲイツ会長2/|newspaper=WIRED.jp|accessdate=25 Sep 2015}}</ref>、[[中国共産党中央委員会総書記|中国共産党総書記]][[習近平]]とは2度会見している<ref>{{Cite news|date=22 Sep 2015|title=Xi Jinping in Seattle to meet with CEOs of Apple, Microsoft and other tech giants|url=http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/11883919/Xi-Jinping-in-Seattle-to-meet-with-CEOs-of-Apple-Microsoft-and-other-tech-giants.html|newspaper=The Telegraph|accessdate=25 Sep 2015|deadlinkdate=2020-08-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151110050153/http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/11883919/Xi-Jinping-in-Seattle-to-meet-with-CEOs-of-Apple-Microsoft-and-other-tech-giants.html|archivedate=2015-11-10}}</ref><ref>{{Cite news|date=19 Sep 2015|title=習近平訪米、オバマ大統領より“世界一の富豪”ビル・ゲイツを優先―香港紙|url=https://www.recordchina.co.jp/a119265.html|newspaper=Record China|accessdate=25 Sep 2015}}</ref>。[[中国共産党]]機関紙の[[人民日報]]にもしばしば寄稿し<ref>{{Cite news|date=28 April 2014|title=中国富裕層はより積極的に貧困投資を、ゲイツ氏が人民日報に寄稿|url=https://jp.reuters.com/article/2014/04/28/billgates-idJPKBN0DE0G120140428|newspaper=ロイター|accessdate=25 Sep 2015}}</ref>、中国政府の金融政策や検閲政策に肯定的な姿勢を見せており<ref>{{Cite news|date=7 May 2015|title=Bill Gates: "Me encanta el dólar, pero prefiero el yuan"|url=https://www.iprofesional.com/notas/211315-Bill-Gates-Me-encanta-el-dlar-pero-prefiero-el-yuan|newspaper=iProfesional|accessdate=2015-09-25}}</ref><ref>{{Cite news|date=9 May 2015|title=ビル・ゲイツ氏、「アメリカは中国に追い抜かれた」|url=http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/54552|newspaper=イランラジオ|accessdate=25 Sep 2015|deadlinkdate=2020-08-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180715181250/http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/54552|archivedate=2018-07-15}}</ref><ref>{{Cite news|date=2010-01-27|title=ビル・ゲイツ氏、グーグル対中姿勢の批判に中国「よく言った」|url=http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0127&f=it_0127_004.shtml|newspaper=サーチナ|accessdate=2015-09-25|deadlinkdate=2020-08-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150925111353/http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0127&f=it_0127_004.shtml|archivedate=2015-09-25}}</ref>、[[中国工程院]]の外国人会員にも選ばれている<ref>{{Cite news|date=2017-11-27|title=中国工学会員にビル・ゲイツ氏 科学技術の発展に協力|url=https://www.sankei.com/world/news/171127/wor1711270063-n1.html|newspaper=[[産経ニュース]]|accessdate=2018-01-05}}</ref>。 |
:* [[中華人民共和国]]の歴代[[中華人民共和国の最高指導者一覧|指導者]]陣と強い繋がりを持ち<ref>{{Cite news|date=31 July 2015|title=米マイクロソフト、中国事業展望厳しく|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO75025720R30C14A7000000/|newspaper=日本経済新聞|accessdate=25 Sep 2015}}{{要購読}}</ref><ref>{{Cite news|date=26 Sep 2007|title=中国人たちの英雄、ビル・ゲイツ会長(2)|url=https://wired.jp/2007/09/26/中国人たちの英雄、ビル・ゲイツ会長2/|newspaper=WIRED.jp|accessdate=25 Sep 2015}}</ref>、[[中国共産党中央委員会総書記|中国共産党総書記]][[習近平]]とは2度会見している<ref>{{Cite news|date=22 Sep 2015|title=Xi Jinping in Seattle to meet with CEOs of Apple, Microsoft and other tech giants|url=http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/11883919/Xi-Jinping-in-Seattle-to-meet-with-CEOs-of-Apple-Microsoft-and-other-tech-giants.html|newspaper=The Telegraph|accessdate=25 Sep 2015|deadlinkdate=2020-08-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151110050153/http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/northamerica/usa/11883919/Xi-Jinping-in-Seattle-to-meet-with-CEOs-of-Apple-Microsoft-and-other-tech-giants.html|archivedate=2015-11-10}}</ref><ref>{{Cite news|date=19 Sep 2015|title=習近平訪米、オバマ大統領より“世界一の富豪”ビル・ゲイツを優先―香港紙|url=https://www.recordchina.co.jp/a119265.html|newspaper=Record China|accessdate=25 Sep 2015}}</ref>。[[中国共産党]]機関紙の[[人民日報]]にもしばしば寄稿し<ref>{{Cite news|date=28 April 2014|title=中国富裕層はより積極的に貧困投資を、ゲイツ氏が人民日報に寄稿|url=https://jp.reuters.com/article/2014/04/28/billgates-idJPKBN0DE0G120140428|newspaper=ロイター|accessdate=25 Sep 2015}}</ref>、中国政府の金融政策や検閲政策に肯定的な姿勢を見せており<ref>{{Cite news|date=7 May 2015|title=Bill Gates: "Me encanta el dólar, pero prefiero el yuan"|url=https://www.iprofesional.com/notas/211315-Bill-Gates-Me-encanta-el-dlar-pero-prefiero-el-yuan|newspaper=iProfesional|accessdate=2015-09-25}}</ref><ref>{{Cite news|date=9 May 2015|title=ビル・ゲイツ氏、「アメリカは中国に追い抜かれた」|url=http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/54552|newspaper=イランラジオ|accessdate=25 Sep 2015|deadlinkdate=2020-08-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180715181250/http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/54552|archivedate=2018-07-15}}</ref><ref>{{Cite news|date=2010-01-27|title=ビル・ゲイツ氏、グーグル対中姿勢の批判に中国「よく言った」|url=http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0127&f=it_0127_004.shtml|newspaper=サーチナ|accessdate=2015-09-25|deadlinkdate=2020-08-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150925111353/http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0127&f=it_0127_004.shtml|archivedate=2015-09-25}}</ref>、[[中国工程院]]の外国人会員にも選ばれている<ref>{{Cite news|date=2017-11-27|title=中国工学会員にビル・ゲイツ氏 科学技術の発展に協力|url=https://www.sankei.com/world/news/171127/wor1711270063-n1.html|newspaper=[[産経ニュース]]|accessdate=2018-01-05}}</ref>。 |
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:* 同じシアトルに本社を置く関係から、[[任天堂]]の米国法人 (Nintendo of America, NOA) の首脳陣と交友がある。中でもNOA初代社長の[[荒川實]]とは[[ゴルフ]]友達で、かつては同じ町に住んでいたこともある{{Sfn|相田|1997|p=202}}。 |
:* 同じシアトルに本社を置く関係から、[[任天堂]]の米国法人 (Nintendo of America, NOA) の首脳陣と交友がある。中でもNOA初代社長の[[荒川實]]とは[[ゴルフ]]友達で、かつては同じ町に住んでいたこともある{{Sfn|相田|1997|p=202}}。 |
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:* 競合他社でもある、[[ |
:* 競合他社でもある、[[Apple]]創業者の[[スティーブ・ジョブズ]]とは、ライバル同士でありながらも、お互いに尊敬し合っており、テレビでの公開対談もしていた。 |
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:* [[Android (オペレーティングシステム)|アンドロイド]]のスマートフォンを使っている<ref>{{Cite news|title=ビル・ゲイツ、Androidスマホを手にする。iPhoneは依然使わず|newspaper=[[ギズモード]]|date=2017-09-28|url=https://www.gizmodo.jp/2017/09/bill-gates-android.html|accessdate=2018-01-23}}</ref>。 |
:* [[Android (オペレーティングシステム)|アンドロイド]]のスマートフォンを使っている<ref>{{Cite news|title=ビル・ゲイツ、Androidスマホを手にする。iPhoneは依然使わず|newspaper=[[ギズモード]]|date=2017-09-28|url=https://www.gizmodo.jp/2017/09/bill-gates-android.html|accessdate=2018-01-23}}</ref>。 |
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:* 2017年11月13日に自身のブログで[[アルツハイマー病]]の治療法開発を支援するために、[[認知症]]研究基金『Dementia Discovery Fund<ref group="注釈">政府や慈善団体や製薬会社から資金援助を受けてアルツハイマー病の治療法開発に取り組んでいる、[[ロンドン]]に拠点を置く民間基金。</ref>』に5000万ドル(約57億円)を提供することを明らかにした。なお、資金提供は個人的なもので、[[ビル&メリンダ・ゲイツ財団]]を通じたものではないと説明している。ゲイツは、「アルツハイマー病の治療が実現するには10年以上かかる可能性があり、恐らく最初は費用も極めて高額になるだろう」との見通しを示しており、治療法が確立したあかつきには、貧困国の患者にも治療を提供できるように、ビル&メリンダ・ゲイツ財団で取り組みを進める可能性についても言及している<ref>{{Cite news|title=ビル・ゲイツ氏がアルツハイマー病の治療法開発に57億円|newspaper=[[ITmedia]]|date=2017-11-14|url=https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1711/14/news079.html|accessdate=2018-01-25|deadlinkdate=2020-08-22}}{{Dl|date=2020-08-22}}</ref>。 |
:* 2017年11月13日に自身のブログで[[アルツハイマー病]]の治療法開発を支援するために、[[認知症]]研究基金『Dementia Discovery Fund<ref group="注釈">政府や慈善団体や製薬会社から資金援助を受けてアルツハイマー病の治療法開発に取り組んでいる、[[ロンドン]]に拠点を置く民間基金。</ref>』に5000万ドル(約57億円)を提供することを明らかにした。なお、資金提供は個人的なもので、[[ビル&メリンダ・ゲイツ財団]]を通じたものではないと説明している。ゲイツは、「アルツハイマー病の治療が実現するには10年以上かかる可能性があり、恐らく最初は費用も極めて高額になるだろう」との見通しを示しており、治療法が確立したあかつきには、貧困国の患者にも治療を提供できるように、ビル&メリンダ・ゲイツ財団で取り組みを進める可能性についても言及している<ref>{{Cite news|title=ビル・ゲイツ氏がアルツハイマー病の治療法開発に57億円|newspaper=[[ITmedia]]|date=2017-11-14|url=https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1711/14/news079.html|accessdate=2018-01-25|deadlinkdate=2020-08-22}}{{Dl|date=2020-08-22}}</ref>。 |
2021年5月20日 (木) 22:20時点における版
ビル・ゲイツ Bill Gates | |
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2018年3月14日 | |
生誕 |
William Henry Gates III 1955年10月28日(69歳) アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル |
住居 | アメリカ合衆国 ワシントン州メディナ |
国籍 | アメリカ合衆国 |
民族 | ドイツ系アメリカ人 |
教育 | レイクサイド校 |
出身校 | ハーバード大学 |
職業 | |
活動期間 | 1975年 - 現在 |
純資産 | 900億ドル(2018年)[1] |
身長 | 178センチメートル |
肩書き | |
取締役会 | |
配偶者 |
メリンダ・ゲイツ (結婚 1994年、離婚 2021年) |
子供 | 3人 |
親 | |
栄誉 |
|
公式サイト |
www |
署名 | |
ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ3世(英語:William Henry "Bill" Gates III、1955年10月28日 - )は、アメリカ合衆国の実業家、慈善活動家、技術者、プログラマ、作家、教育者。マイクロソフトの共同創業者兼元会長兼顧問、ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同創業者兼共同会長。カスケード・インベストメント共同創業者兼会長、コービス共同創業者兼会長、bgC3共同創業者兼会長、マイクロソフトリサーチ共同創業者兼会長、テラパワー共同会長、リサーチゲート共同創業者兼名誉理事長。称号はイギリス女王より名誉騎士(名誉大英勲章ナイト・コマンダー)、旭日大綬章、立教大学及び早稲田大学より名誉博士を贈られている。シルバー・バッファロー章、アメリカ国家技術賞、メアリー・ウッダード・ラスカー公益事業賞、ジェファーソン公共サービス賞、テック・アワード、大統領自由勲章も贈られている。身長は178センチメートル[2]。
経歴
幼少時代
1955年10月28日にワシントン州シアトルで、ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ・シニアとメアリー・マクスウェル・ゲイツとの間に誕生した[3][4]。裕福な家庭だったが、自分のことには一切お金を使おうとしなかった。そして会衆派教会の日曜学校に通い、聖歌隊で歌い、ボーイスカウトにも入っていた。また、エドガー・ライス・バローズのターザン物や火星人物を読みあさる一方でフランクリン・ルーズベルト、ナポレオン、偉大な発明家などの伝記を耽読した[5]。彼は小学校を優秀な成績で卒業した。IQは160である[6]。
学生時代
1967年にシアトルの私立レイクサイド中学・高校に入学した[7]。1968年秋、レイクサイド校はゼネラル・エレクトリック社のGE-635に接続されたテレタイプ端末を導入した[8]。これを通じてコンピュータに興味を持つようになった。このころ、ワシントン大学の近くにコンピュータ・センター・コーポレーション (CCC) という会社が設立され[9][10][信頼性要検証]、DECのPDP-10への接続サービスを開始する予定であった。正式運用の前に負荷耐性テストを行う必要があったCCCは、1968年11月にゲイツらに夜間と週末にコンピュータを無料で使用させた[11]。この経験を通じてゲイツはDECのPDP-10に詳しくなった。
1970年2月にCCCは不渡手形を出し、実質的に倒産する[12]。これにより、ゲイツはコンピュータに触れる機会を失う。1970年11月オレゴン州ポートランドにあったインフォメーション・サイエンス・インク (ISI) から、COBOLでの給与計算システムの作成を請け負い、開発費の代わりとして無料でPDP-10を使う権利を手に入れた[13]が、COBOLに習熟していなかったため、この作成は難航した[14]。
高校在学当時、先輩でありワシントン州立大学の学生であったポール・アレンと共に、トラフォデータという名称で[15]、交通量計測システムを作成しようとした。アレンによると、このトラフォデータは私的につけられたチーム名にすぎず[16]、法人として設立されてはいないため、トラフォデータ社とは言えない。最終的に、このビジネスはゲイツが大学生になっても続けられたが、大きな利益をあげることはできなかった[17]。
この頃のゲイツに関して以下のような逸話があるが、いずれも当事者が否定しているか、確認が取れない状況である。これらは初めは冗談で言われていた作り話が、徐々に尾ひれがついて大きくなったもので、事実ではないと思われる[18]。
- 副大統領候補のバッジを買い占め、後にプレミアム商品として高く売りつけた。
- ワシントン大学に潜入して不正なプログラムを動かし、ネットワークを止めた。
- CCCの会計ファイルを改竄し、自身への請求額を減らした。
- 大学生の時にデモに失敗し、近くにいた母親に加勢を求めて、「ママ、この人たちに昨日は確かに動いたって言ってあげてよ」と叫んだ。
1973年にハーバード大学に入学した[19][信頼性要検証]。ハーバード大学では、応用数学を専攻したが、成績は必ずしも良くなかった[20]。1974年に2年生になると、ポーカーゲームに熱中することが多くなった[21]。このころ同じ寮に住んでいた学生に、後にゲイツの後任としてマイクロソフトのCEOになるスティーブ・バルマーがいた[22]。
BASICの移植
1974年12月にゲイツはアレンから、ポピュラーエレクトロニクス誌にアルテア8800の記事が載っているのを教えられた。これを読んだゲイツとアレンはアルテア8800用にBASICインタプリタを作成することを考えた。ゲイツは、アレンの名前を騙って、アルテア8800を販売していたハードメーカーのMITSに電話をかけ、実際には未だ何も作成していないBASICインタプリタについて「現在開発中であり、間も無く完成する。御社に伺ってお見せしましょうか。」と言って鎌をかけた。電話に応対したMITSのエド・ロバーツ社長は、「動作するBASICを最初に持ってきたものと契約する。」と答えた。これを受けて、彼らはBASICインタプリタの開発を開始した[23]。彼らはアルテア8800の実物を持っていなかった。そこで、アレンはハーバード大学にあったPDP-10上でアルテア8800をエミュレートするプログラムを作成し、これを用いてBASICインタプリタを作成した[24]。
8週間後、ゲイツとアレンの寝食を忘れたプログラミングの結果、BASICインタプリタが完成した[25]。1975年3月、デモのため、アレンがニューメキシコ州アルバカーキにあるMITSへ向かった。この際、アレンがBASICのブートローダの開発を忘れていたことに気が付き、移動中の飛行機中で完成させた。こうして作られたBASICはMITSでのデモに成功し動作した(この時ゲイツはボストンの大学寮でアレンの帰りを待っており、同席はしていない)。ゲイツらが作ったBASICインタプリタはアルテア・ベーシックとして販売された。
1975年4月にアレンはMITSの社員となった[26]。一方のゲイツはハーバード大学の学生のままであり、学期が終わって夏休みになるとアルバカーキにやってきてBASICインタプリタの改良を手伝った[27]。その後、9月になるとゲイツはハーバード大学に帰っていった[28]。以降は1976年の春期・1976年の秋期のいずれもゲイツはハーバード大学におり[29]、大学が休みの間にアルバカーキにやって来るという状態を続けていた。1977年2月に(日本でいえば大学4年生の前期終了時に相当する。)ゲイツはハーバード大学を休学し、以降は大学に戻ることは無かった。この時(1977年2月)ゲイツとアレンの間で、パートナーシップに関する合意書が交わされた[30]。
BASICインタプリタ事業が開始された1975年4月をもってマイクロソフト社の創業とされることがあるが、上記のように、実際には1975年4月時点ではマイクロソフトという法人は存在せず、そもそもマイクロソフトという名称自体も存在していない。また、上述のように、BASICインタプリタ事業が始まってからも、ゲイツはその後の約2年間は、実質的にもハーバード大学の学生であり続けている。パートナーシップ形成に関してゲイツとアレンの間で合意書が交わされ、パートナーシップによる経営としてマイクロソフトが正式にスタートするのは、1977年2月である[31]。
マイクロソフトという名前自体は1975年7月にアレンが考え出した[32]。アレンによると、その時点ではマイクロソフトという名前は、ゲイツとアレンの活動を表す私的なチーム名に過ぎなかった[32]。なおチーム名という形にせよ、文書でマイクロソフトの名前が確認できるのは、1975年10月にMITSの社長であったエド・ロバーツが書いた記事が初出である[33]。このころはMicro-softとハイフンを含む名前であった。1976年にホビイストたちの多くが自社のBASICを違法にコピーして使っていたことを非難する『ホビイストたちへの公開状』を書いた。
MS-DOSの開発
1980年にIBMはアップルIIの成功を見てパーソナルコンピュータ市場への本格参入を図ることにし、IBM PCの開発に乗り出した。短期に開発することを目指していたため、OSについては自社開発を諦め、既存のOSを採用・改良することにした。当時多くのパーソナルコンピュータのOSとして普及していたのは、ゲイリー・キルドールによって創業されたデジタルリサーチが開発したCP/Mだったが、OS採用をめぐるIBMとデジタルリサーチとの交渉は不調に終わった。そこで、IBMはマイクロソフトにOSの開発を要請した。その際に当時OSの開発を行っていなかったマイクロソフトは、シアトル・コンピュータ・プロダクツ (SCP) から7万5000ドルで[34]手に入れたCP/M互換OSの86-DOSをIBM PC用に改良し、PC-DOSとして納入した。このPC-DOSをさらにMS-DOSという名前で他のパーソナルコンピュータにもライセンスで供給することにより、現在の基礎を作った。7万5000ドルの価格については破格の条件であり、タダ同然の価格で騙し討ちであったと言われ、後に92万5000ドルを支払っている[35]。
ウィンドウズの開発
MS-DOSの普及に尽力する一方、GUIを導入する必要性も理解していた。1982年の秋にコムデックスでビジコープ社のVisiOnがMS-DOS上でGUIを実現するデモを見て焦りを感じたゲイツは[36]、インタフェース・マネジャーという名称で、同様の機能を持つソフトウェアを発売する予定であると発表した[37]。しかし、実際には何も開発しておらず、その後の開発も難航し、製品発売予定は守られずに何度も延期された。
実現の見通しが無いままで製品発売のアナウンスを行ったことは、同時期にGUIを実現するパソコンを実際に開発中であったApple社を無用に刺激することになった[注釈 1]。結局紆余曲折を経た上でウィンドウズに改称され、最初の製品が発売された時には1985年になっていた。この時期には既にGUIを有するマッキントッシュが販売されており、機能的にウィンドウズはマッキントッシュに大きく見劣りするものであった。
ウィンドウズが現実的に使えるシステムになるのは、1990年のウィンドウズ3.0の時である。1995年にマイクロソフト社の開発したウィンドウズ95に至って、ようやくマッキントッシュと
2000年以降の活躍
2000年1月にCEO職をバルマーに譲る。2006年6月15日には2008年7月にゲイツは第一線から身を退き、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団での活動を重視すると発表し、CSA(Chief Software Architect、主席ソフトウェア設計者)職をレイ・オジーに移譲した。そしてその発表通り、2008年6月30日をもって会長職には留まるものの、フルタイムの仕事からは引退し、2014年2月4日に会長職から退いて「技術担当アドバイザー」となり、後任にはジョン・トンプソンが就任した[39][40]。
2016年に大統領自由勲章を妻と共に受章した[41]。2017年5月19日に自身の出身のシアトルとの姉妹都市である神戸市栄誉市民の称号を獲得し、ビデオメッセージを送った。
2020年3月13日にマイクロソフト取締役を退任した。長年取り組んできた途上国などの教育問題や気候変動対策に充てる時間を増やすことを退任の理由に挙げている。役員を退任後も、マイクロソフトのサティア・ナデラCEOなどへの技術担当のアドバイザーを続ける[42]。
2020年4月に旭日大綬章を受章した[43]。日本国政府は世界的な技術革新とグローバルヘルスの進歩に対する貢献を功績として挙げた。[44]
世界長者番付
アメリカの雑誌であるフォーブスの世界長者番付で、1994年から2006年まで13年連続の世界一となった。2006年の個人資産は推定530億ドル(日本円で約6兆2000億円)で、2007年、ビル・ゲイツの資産は、さらに50億ドル膨らんで資産総額580億ドルとなったが、推定資産620億ドルの著名投資家のウォーレン・バフェット、推定資産600億ドルの中南米の携帯電話会社América Móvilなどを所有するメキシコの「通信王」カルロス・スリムの後塵を拝し、ゲイツは3位に転落した。
2008年に推定資産400億ドルと世界的な金融危機で各々の総資産が減少する中、ゲイツの資産総額も前年度より180億ドル減少したが、結果的に再び第1位に返り咲いた。2014年現在の推定資産810億ドルで、世界1位である。長らくマイクロソフトの個人筆頭株主でありかつては資産の大半を同社株が占めていたが、定期的に売却を続けた影響で2014年には保有株数でスティーブ・バルマーに抜かれることとなった。現在の同氏の資産は個人投資会社であるカスケード・インベストメント社の投資成果によるものであり、マイクロソフト株も同社を通じて保有している。同社の投資資産としてはフォーシーズンズホテル、リパブリック・サービシズ、エコラボ、カナディアン・ナショナル鉄道、バークシャー・ハサウェイなどがある。フォーブスの世界長者番付2017で推定資産860億ドルで1年間で資産を90億ドル以上増やし、4年連続の首位に立った。過去23年間では18回首位に輝いている[45]。
家族
テキサス州ダラス出身のメリンダ・アン・フレンチ(旧姓)と1994年1月1日に結婚した。子供は3人いる[46]。シアトル郊外のキング郡マダイナに在住している。
2021年5月3日にゲイツ夫妻は離婚を発表した[47][48]。夫妻はツイッターで「熟慮と多大な関係改善努力の末、結婚生活を終わらせることを決めた」と共同声明を出した[47]。
エピソード
- 研究家
-
- ナポレオン・ボナパルト、ガイウス・ユリウス・カエサル、曹操の研究家でもある[49]。
- アーマンド・ハマーが所有していた「レスター手稿」(レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿)72枚をオークションで30億円で購入した。2018年現在、唯一個人の所有者である。手稿は世界の美術館を巡回して展示されており、一般市民でも「レスター手稿」を閲覧する事が可能になった。2005年には日本で行われた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」で展示された。
- 世界初の印刷聖書であるグーテンベルク聖書を個人で所有している。自著『ビル・ゲイツ未来を語る』などでは、Web会議・オペレーティングシステム・インターネット・携帯電話・テレビ電話・セットトップボックス・スマートフォン・カーナビゲーション・スマートスピーカー・タブレット (コンピュータ)・ウェアラブルコンピュータ・ファクシミリ・マウス (コンピュータ)・スキャナ、無人機、人工衛星、国際宇宙ステーション、燃料電池、テレワーク、低公害車、オール電化住宅、現金自動預け払い機、監視カメラの普及による社会的な影響力をの大きさをグーテンベルクの活版印刷になぞらえるなど、グーテンベルクの研究にも熱心である。
- 倹約家
-
- 資産家であると同時に倹約家としても知られている。仕事のため世界中を飛び回っているが、一般旅客機に乗る時には極力エコノミークラスに座るようにしている。来日した際に日本法人のスタッフからファーストクラスの航空券を渡されると「日本のマイクロソフトはこんな無駄遣いをする会社なのか。何だこのファーストクラスの搭乗券ってのは。1時間ちょっとのフライトに、何故そんな無駄に会社の金を使うんだ!」と激怒したという[50]。マスコミのインタビューで、エコノミークラスを好む理由を質問された際には「会社の金でも個人の金でも、無駄なことに金を使うことは理解できない。ファーストクラスの料金に(エコノミークラスの)何倍もお金を払ってみたところで、到着する時間は同じなのだから」と答えた[51]。
- 自家用ジェット機も所有しているが、使用する際には燃料代・整備費は会社側に一切請求せず、かかった経費は全て自前で支払っている[51]。
- ホテルに泊まる際も、部下がどこのホテルでどのような部屋を用意しても「こんな大きな部屋はもったいない。寝る場所があり、インターネットにアクセスできればそれで良いのだから」と、たしなめる事が多かった[51]。
- 小食として知られ、妻によると朝飯は食べない[52]。食事はファーストフードが好物で、食生活はマクドナルドが中心だという[53]。
- その他
-
- ハーバード大学を休学し、2007年名誉学位号が授与された。立教大学から名誉博士号を授与されたときには、「大学を出ていない私が大学からこのような学位を得られて嬉しい」と語っている。
- ベルギーを拠点に活動している「パイ投げスナイパー」と呼ばれる集団にパイを顔面にぶつけられたことがある(1998年2月)。
- 地元のMLB球団シアトル・マリナーズのファンである。T-モバイル・パークの年間指定席を購入しており、時折観戦に訪れる。
- 中華人民共和国の歴代指導者陣と強い繋がりを持ち[54][55]、中国共産党総書記習近平とは2度会見している[56][57]。中国共産党機関紙の人民日報にもしばしば寄稿し[58]、中国政府の金融政策や検閲政策に肯定的な姿勢を見せており[59][60][61]、中国工程院の外国人会員にも選ばれている[62]。
- 同じシアトルに本社を置く関係から、任天堂の米国法人 (Nintendo of America, NOA) の首脳陣と交友がある。中でもNOA初代社長の荒川實とはゴルフ友達で、かつては同じ町に住んでいたこともある[63]。
- 競合他社でもある、Apple創業者のスティーブ・ジョブズとは、ライバル同士でありながらも、お互いに尊敬し合っており、テレビでの公開対談もしていた。
- アンドロイドのスマートフォンを使っている[64]。
- 2017年11月13日に自身のブログでアルツハイマー病の治療法開発を支援するために、認知症研究基金『Dementia Discovery Fund[注釈 2]』に5000万ドル(約57億円)を提供することを明らかにした。なお、資金提供は個人的なもので、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を通じたものではないと説明している。ゲイツは、「アルツハイマー病の治療が実現するには10年以上かかる可能性があり、恐らく最初は費用も極めて高額になるだろう」との見通しを示しており、治療法が確立したあかつきには、貧困国の患者にも治療を提供できるように、ビル&メリンダ・ゲイツ財団で取り組みを進める可能性についても言及している[65]。
ビル&メリンダ・ゲイツ財団
ビル・ゲイツが彼の妻メリンダ・ゲイツ、父親のウィリアム(ビル)・ゲイツ・シニアとともに作った慈善団体。2005年には国際団体「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に、民間としては最大規模の7億5000万ドルの寄付を発表した。
財産管理は主にメリンダが行っており、寄付をする際の検査は厳格に調査していると公表している。なお2006年6月15日の記者会見にて、2008年7月にマイクロソフトの経営とソフト開発の第一線から退き、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団 (B&MGF)」の活動に専念すると発表した。
2006年12月1日には、夫妻の死後50年以内に財団の資産を使い切って活動を終えると発表した。同基金は「我々が取り組んでいる問題を今世紀中にめざましく進展させるため」と、存続期間を限定した理由を説明している。同基金は途上国のエイズ・マラリア・結核の根絶や教育・貧困・保健・介護・識字・子育て・疲労・無戸籍者・認知症・ワクチン・自殺・人間ドック・引きこもりの水準の改善などに尽力しており、今後は更に寄付を拡大する方針も明らかにもしている。同財団は東京にも事務所を置いている。
著作
- 『世界は考える ぼくたちの未来をつくるコンセプト集』ジョージ・ソロス、黒田東彦 ほかとの共著、野中邦子 訳、土曜社、2013年3月5日。ISBN 978-4-9905587-7-2。
- 『世界論 世界20名の要人に聞く、今年の論点』安倍晋三、朴槿恵 ほかとの共著、プロジェクトシンジケート叢書編集部 訳、土曜社、2014年1月17日。ISBN 978-4-907511-05-0。
- Gates, Bill; Myhrvold, Nathan; Rinearson, Peter (1995). THE ROAD AHEAD. VIKING(A Division of Penguin U.S.A). ISBN 0-670-77289-5
脚注
注釈
出典
- ^ “2018年版フォーブス世界長者番付トップ20”. Onebox News. (2018年3月8日) 2018年3月14日閲覧。
- ^ “Bill Gates (I) - Biography”. The Internet Movie Database (IMDb). 2012年6月19日閲覧。
- ^ William Addams Reitwiesner. “Ancestry of Bill Gates” (英語). wargs.com. 2016年11月5日閲覧。
- ^ “Scottish Americans”. albawest.com. 2008年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。April 29, 2009閲覧。
- ^ Ichbiah & Knepper 1992.
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- ^ “ビル・ゲイツ初期の経歴を再検証 --- Part.16”. 2017年11月16日閲覧。
- ^ メインズ & アンドルーズ 1995, p. 44; アレン 2013, p. 57.
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- ^ メインズ & アンドルーズ 1995, pp. 124, 135.
- ^ メインズ & アンドルーズ 1995, p. 137; アレン 2013, p. 165.
- ^ ただし、この時点でもパートナーシップによる経営であるので、正確にはマイクロソフト「社」ではない。
- ^ a b アレン 2013, p. 146.
- ^ メインズ & アンドルーズ 1995, p. 115.
- ^ メインズ & アンドルーズ 1995, p. 225.
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- ^ メインズ & アンドルーズ 1995, p. 280.
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- ^ a b “ゲイツ夫妻が離婚発表、27年の結婚生活に幕”. afp 2021年5月4日閲覧。
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- ^ David Schepp (2001年1月31日). “Gates, a modern-day Napoleon?” (英語). BBC News (BBC) 2016年11月5日閲覧。
- ^ なおこのチケットは空席があったため、ファーストクラスに自動的にアップグレードされたものであった。
- ^ a b c 古川享 (2006年9月25日). “私の知っているビルゲイツ、その6”. 古川 享 ブログ. 2006年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月5日閲覧。
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- ^ 岡田有花 (2008年7月1日). “ゲイツ氏「食生活はマクドナルド中心」「今後も助言」 MS樋口社長が語る”. ITmedia News (アイティメディア) 2016年11月5日閲覧。
- ^ “米マイクロソフト、中国事業展望厳しく”. 日本経済新聞. (31 July 2015) 25 Sep 2015閲覧。(要購読契約)
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- ^ “Bill Gates: "Me encanta el dólar, pero prefiero el yuan"”. iProfesional. (7 May 2015) 2015年9月25日閲覧。
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- ^ 相田 1997, p. 202.
- ^ “ビル・ゲイツ、Androidスマホを手にする。iPhoneは依然使わず”. ギズモード. (2017年9月28日) 2018年1月23日閲覧。
- ^ “ビル・ゲイツ氏がアルツハイマー病の治療法開発に57億円”. ITmedia. (2017年11月14日) 2018年1月25日閲覧。[リンク切れ]
参考文献
- 相田洋『新・電子立国』 第4巻 (ビデオゲーム・巨富の攻防)、日本放送出版協会〈NHKスペシャル〉、1997年1月。ISBN 978-4-14-080274-8。
- スティーヴン・メインズ、ポール・アンドルーズ 著、鈴木主税 訳『帝王の誕生』三田出版会、1995年。
- デーヴィッド・マーシャル 著、常盤新平 訳『世界を変えた6人の企業家』 第1巻 (マイクロソフト ビル・ゲイツ)、岩崎書店、1997年4月。ISBN 978-4-265-05021-5。 - 原タイトル:Bill Gates and Microsoft.
- ポール・アレン『ぼくとビル・ゲイツとマイクロソフト アイデア・マンの軌跡と夢』講談社、2013年。
- Andy Hertzfeld 著、柴田文彦 訳『レボリューション・イン・ザ・バレー 開発者が語るMacintosh誕生の舞台裏』オライリー・ジャパン (出版) オーム社 (発売)、2005年9月。ISBN 978-4-87311-245-9。 - 原タイトル:Revolution in the Valley.
- Daniel Ichbiah、Susan L. Knepper 著、椋田直子 訳『マイクロソフト ソフトウェア帝国誕生の奇跡』アスキー〈ASCII books〉、1992年7月。ISBN 978-4-7561-0118-1。 - 原タイトル:The making of Microsoft.
関連項目
外部リンク
ウィキニュースに関連記事があります。ビル・ゲイツ最多得票 - 過去25年でIT業界に最も影響力を持った人物 ウィキニュースに関連記事があります。ビル・ゲイツ氏、2008年7月にマイクロソフトから退く
- Gates Notes
- ビル・ゲイツのページ(マイクロソフトのサイト内・英語)
- ビル・ゲイツのページ(マイクロソフトのサイト内・日本語) - ウェイバックマシン(2008年3月12日アーカイブ分)
- The Bill & Melinda Gates Foundation
- Bill Gates (@BillGates) - X(旧Twitter)
- Bill Gates (BillGates) - Facebook
- ビル・ゲイツ - TEDカンファレンス
- ビル・ゲイツ「現在の活動」の講演映像 - TEDカンファレンス、2009年2月、20分14秒。
- ビル・ゲイツ「ゼロへのイノベーション」エネルギーについて語る。の講演映像 - TEDカンファレンス、2010年2月、27分43秒。
- ビル・ゲイツ「教育制度を破壊している米国における州予算」の講演映像 - TEDカンファレンス、2011年3月、10分09秒。
- ビル・ゲイツ「教師へのフィードバックでもたらせる変化」の講演映像 - TEDカンファレンス、2013年5月、10分18秒。
- ビル&メリンダ・ゲイツ「富を贈ることが最高の喜び」の講演映像 - TEDカンファレンス、2014年3月、24分58秒。
- ビル・ゲイツ「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」の講演映像 - TEDカンファレンス、2015年3月、8分33秒。