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「DERBY OWNERS CLUB」の版間の差分

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2019年1月21日にサービスが終了した<ref>[https://gamebiz.jp/?p=225656 セガゲームス、『ダービーオーナーズクラブ‐ネクストハロン‐』のサービス終了 2012年8月から6年にわたって運営]Social Game info 2018年11月27日</ref>。
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2021年5月20日 (木) 23:42時点における版

DERBY OWNERS CLUB
ジャンル 対戦型競走馬育成
シミュレーションゲーム
対応機種 アーケードゲーム
開発元 ヒットメーカー
発売元 セガ(後のセガ・インタラクティブ
人数 1 - 8人
メディア GD-ROM
稼働時期 1999年
利用料金 100円
+100円(カード発行時)
デバイス タッチパネル、ボタン
リライタブルカード、ICカード
システム基板 NAOMI( - 2)
テンプレートを表示
DERBY OWNERS CLUB 2009 ride for the live
ジャンル 対戦型競走馬育成
シミュレーションゲーム
対応機種 アーケードゲーム
開発元 セガ
発売元 セガ(後のセガ・インタラクティブ
人数 1 - 8人
稼働時期 2009年6月25日
利用料金 初回プレイ4クレジット(カード発行料込み)
1プレイ1クレジット
ICカード 500円
ターミナル利用料1クレジット
デバイス 上下左右ボタン OKボタン スタートボタン ムチボタン、追いボタン、抑えボタン、STARTボタン
システム基板 LINDBERGH BLUE
テンプレートを表示

DERBY OWNERS CLUB』(ダービーオーナーズクラブ)は、1999年に株式会社セガ(後の株式会社セガ・インタラクティブ)より稼働した、対戦型競走馬育成シミュレーションアーケードゲーム。略称はDOC。NAOMI基板で製作された。開発はヒットメーカー(当時)。

2000年には、バージョンアップ版である『DERBY OWNERS CLUB 2000』が稼働した。

2001年には、改良版の『DERBY OWNERS CLUB 2』が稼働した。

2008年には、新筐体・LINDBERGH BLUE基板を使った『DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rush』( - フィールザラッシュ。以下『2008』と表記)が稼働した。

継続的なプレイのために、リライタブルカードを利用した情報保存システムを採用したが、『2008』では、ICカードも併用するようになった。

2009年には、『2008』の続編の『DERBY OWNERS CLUB 2009 ride for the live』( - ライドフォーザライブ。以下『2009』と表記)が稼働した。

概要

業界及びセガで初めてカードによる情報保存システムを採用したアーケードゲームである。他の競走馬のアーケードゲーム同様に、馬の調教とレースのシステムがあるが、他と異なり、このゲームはメダルゲームではない為、馬の育成・調教・レースでの馬の操作に重点が置かれている。

磁気カード方式を用いた『DERBY OWNERS CLUB』が1999年から稼動した。自分専用の馬をデータカード化できてゲームセンターを梯子できることや、賞金ランキング表示システムや実況のテンポの良さは大受けし、その改良版『DERBY OWNERS CLUB 2000』は「ファミ通」のアーケード用のランキングでは1年半以上にわたり圧倒的な差でトップをキープし続けるほどの大人気となった。インターネットオークションや専用のサイトなどでは強力な種馬、牝馬、子馬、賞金額の膨大な現役馬などの入ったカードや、カードコピーといった裏技情報が多数高価で取引されたり、セガ系列のゲームセンターでは地区レベルで各地で大会も開催されたことがある。店舗にもよるが、ピーク時には休日1時間待ちやプレイヤーの強制入替制の処置をとるなどの状況まで見られた。

しかし『2000』のプログラムの馬のスタミナ消耗の制御を司る部分にバグが存在することがわかり、必勝法や不正が横行。セガはバグ修正版をリリースしたもののユーザーは同じくセガのメダルゲームであるSTARHORSEに流れており、『DERBY OWNERS CLUB 2』を2001年末に稼動させたがまもなく稼働終了となった。

余談だが、ダービーオーナーズクラブ2000までの筐体はNAOMIを採用しており、稼働に陰りが見えたタイミングでセガ四人打ち麻雀MJへのコンバートキットが販売された。これにより最盛期に存在した多数の筐体が無駄なく利用されることとなり、対抗作の麻雀格闘倶楽部が売りたくても売れない(在庫がない)という状況でシェアを伸ばし、人気シリーズの基礎を築いた。

2007年9月、セガは第4作『DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rush』を2008年に稼働すると発表した。筐体・基板が新しいものになり、今までの「馬カード」の他に「オーナーカード」(ICカード)も使用するシステムになった。以前のシリーズからのデータ引継ぎは行っていない。本作では、『ターミナル』でオーナーカードを作成すると、戦績の記録や、オーナー実績の追加、ゲームで獲得したクラブポイントの利用、馬具や勝負服などのカスタマイズなどが可能である。

2009年6月、『2008』の公式サイトにて、『DERBY OWNERS CLUB 2009 ride for the live』を2009年初夏に稼働すると発表し、6月25日に稼働開始した。『2008』との違いは、全体的なカラーが黄緑からオレンジになったこと、レース中に様々なエフェクトが出るようになったこと、一人用モードが出来た事、更に現役馬、競馬場が追加された事などである。『2008』から、データ引き継ぎが可能。ターミナルの機能が一部変更になっている。

2014年12月26日の午前2時を以ってネットワークサービス並びにユーザーサポートが終了した。サービス終了後もオフラインプレイは可能で、ワールドレースムービーはYoutube公式チャンネルのみでの放映となったが、ワールドレースムービーは、セガ・インタラクティブ設立後の2015年4月10日に全動画が削除された[1]。筐体の修理サポートも、2017年3月31日を以って終了した[2]

ゲーム内容

筐体には、「抑え」と「ムチ」ボタンがある。『2008』以降は、「追い」ボタンが追加された。馬1頭のデータがリライタブルICカード1枚に保存される。

まず愛馬を誕生させ、育成により能力とオーナー(プレイヤー)との絆を高めて、GIレースに出走させる。

愛馬は一定回数以上のレースに出走した後は、プレイヤーの任意で引退させることができ、引退した馬は種牡馬・繁殖牝馬となる。これらの繁殖馬カードを用いてまた新たな馬を生み出し、これを数世代にわたって繰り返すことで馬の競走能力を徐々に高めていくことができる。

『2008』までは20戦以上消化した馬を、『2009』からは10戦以上消化した馬をレース終了後の反省会にて任意で引退させることが出来る。

また、稀に特殊な毛色の馬が生まれることがあり、これらには白毛などの実際のサラブレッドにも発生する可能性のあるものから、牛柄・ヒョウ柄・虎柄・シマウマ模様といったユニークなものが多数存在する。

ダービーオーナーズクラブオンライン

DERBY OWNERS CLUB ONLINE
ジャンル 競走馬育成
シミュレーションMMORPG
対応機種 Windows
運営元 セガ
人数 マルチプレイヤー
メディア Win:CD-ROM
運営開始日 2004年12月
終了日:2006年9月30日
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Windows用競走馬育成オンラインシミュレーションゲーム版の『ダービーオーナーズクラブオンライン』が、株式会社セガより、2004年12月に発売された。略称はDOCO。

『ダービーオーナーズクラブ』がアーケードゲームで大人気を博したので、PC向けに改良したものである。分類はMMO。諸般の事情により2006年9月30日をもってサービス終了。

単に馬を育成させるだけではなく、「ジョブ」という概念を取り入れた本作は、プレイヤーにその世界で土地や家を買うなどの生活をさせながら競馬を楽しむというのを目的としていた。レース画面は非常に流麗でカメラワークも秀逸、また実況には自分の馬の名前が呼ばれるなどライブ感も高かった。操作性もマウスのボタンだけではあったが、十分に馬を操ることが出来た。

しかしその反面、ジョブの仕様に不公平感が存在し、そのためプレイヤーの間にジョブで得た利益やアイテムの格差が発生した。運営側も改善を図ろうと細かな変更を試みたが、根本的な仕様変更には至らなかった。

iOS版・Android版「DERBY OWNERS CLUB」

DERBY OWNERS CLUB
ジャンル 競走馬育成レースゲーム
対応機種 iOS4.3以降
運営元 セガ
人数 1人
運営開始日 2012年8月9日
テンプレートを表示

2012年8月9日にセガからiOS向けAppとして配信が開始された。動作確認済み機種はiPhoneは4以降、iPadは2以降。基本プレイは無料でアイテム課金制である。その後、Android版のアプリも公開された(内容は、iOS版とほぼ同じ)。Android版動作確認済み機種はAndroid2.3.3以上となっているが、この条件を満たしていても推奨されていない機種もあった。

2019年1月21日にサービスが終了した[3]

脚注

外部リンク