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「魔犬ライナー0011変身せよ!」の版間の差分

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2021年6月10日 (木) 21:40時点における版

魔犬ライナー0011変身せよ!
Go Get Team 0011
脚本 辻真先芹川有吾
原案 笹川ひろし
製作 高橋勇
飯島敬(企画)
ナレーター 小林修
出演者 里見京子
山内雅人
北浜晴子
野沢雅子
松島みのり
曽我町子
音楽 山下毅雄
主題歌 「GO!GO!ライナー」(笈田敏夫コロムビアゆりかご会
製作会社 東映動画
配給 日本の旗 日本
公開 日本の旗 1972年7月16日
上映時間 50分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 ながぐつ三銃士
次作 パンダの大冒険
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魔犬ライナー0011変身せよ!』(まけんライナーゼロゼロワンワンへんしんせよ!、英題:Go Get Team 0011)は、東映動画製作の長編アニメ映画。「東映まんがまつり・へんしん大会」の一作として1972年(昭和47年)7月16日に公開された。

カラー、シネスコ、50分。

概要

制作当時、東映は冬・春・夏休みの子供向けプログラムとして、アニメ・実写の新作中編映画と、テレビ本編を抱き合わせにした「東映まんがまつり」を定期興行していたが、前年から同社制作の『仮面ライダー』(毎日放送)が巻き起こした全国的な「変身ブーム」を受け、この夏興行ではこれを「へんしん大会」と銘打っての公開となった。その名の通りに実写新作『仮面ライダー対じごく大使』をメインとし、同社制作の変身ヒーロー番組が3本組み入れられたうえ、アニメ新作のメインとして変身キャラクターを題材とした本作がこれに加えられたのである。

原案となったのは、当時タツノコプロの演出家であった笹川ひろし(現:同プロ顧問)が漫画家時代に『週刊少年キング』(少年画報社)に連載した『魔犬五郎』で、当時は他社の演出家の作品をモデルにするのは非常に珍しかった(そのため、笹川は製作に参加しなかった)。しかし、その内容は『魔犬五郎』よりもむしろ、本作の6年前に同じ東映動画で制作された石森章太郎作品『サイボーグ009』(1966年)により近い。それはエースの能力が透視力(『009』の003)、ジャックの能力が火炎攻撃(同じく006)、ジョーカーの能力が変身能力(同じく007)であること、そしてジョーカーの声が『009』の1966年劇場版・1967年劇場版・1968年TV版で007を演じた曽我町子、林博士の声が前述の映画版『009』でブラックゴースト団のボスを演じた山内雅人であることなどからも、顕著である。

企画は飯島敬、脚本は辻真先芹川有吾、演出は田宮武と、テレビアニメでお馴染みのスタッフが揃っているが、異色なのは、現在放送中の『パネルクイズ アタック25』や、『クイズタイムショック(第1期)』・『霊感ヤマカン第六感』などで著名な山下毅雄が音楽を担当。山下は『丸出だめ夫』・『悪魔くん(実写版)』・『ジャイアントロボ(実写版)』などの東映特撮作品は多いものの、東映動画作品は、一部制作を担当した『佐武と市捕物控』以来である。

なお、仮題は単に『魔犬ライナー』(『0011変身せよ!』がない)で、公開前の「タテ長ポスター」にはこのタイトルで表記されていた[1]

ストーリー

ときは1980年代、昆虫型宇宙人「デビル星人」の地球侵略が始まった。林博士の研究所が襲われ、林博士は死亡。しかし、博士は息子ツトムが可愛がっていた四匹の犬をサイボーグ化し、「ライナー」としてツトムに託していた。ツトムは変身能力を持ったこのサイボーグ犬とともに、デビル星人に立ち向かうのだった。

キャラクター、キャスト

制作スタッフ

主題歌

「ゴー!ゴー!ライナー」
作詞:辻真先 / 作曲:山下毅雄 / 歌:笈田敏夫コロムビアゆりかご会

映像ソフト

2010年(平成22年)2月21日に東映ビデオよりDVDソフトが発売されたが、「復刻! 東映まんがまつり」バージョンは未発売である。

併映作品

タイトル 原作 (声の)出演 備考
仮面ライダー対じごく大使 石森章太郎 藤岡弘千葉治郎小林昭二潮健児 劇場用新作
変身忍者 嵐 南城竜也牧冬吉林寛子松葉寛祐池水通洋納谷悟朗
超人バロム・1 さいとう・たかを 高野浩幸飯塚仁樹砂川啓介村越伊知郎飯塚昭三
魔法使いチャッピー (なし) 増山江威子千々松幸子富田耕生
国松さまのお通りだい ちばてつや 大山のぶ代山本嘉子、松島みのり、小原乃梨子

脚注

  1. ^ 「アニメチラシ大カタログ」(勁文社)20頁 2000年

外部リンク