「おしゃれ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
27行目: 27行目:
第1回のゲストは[[松山善三]]・[[高峰秀子]]夫妻。13年間の放送の中での最多出演ゲストは[[岸恵子]]。次いで、[[水森亜土]]、[[芳村真理]]が続く。久米の初出演回である1980年1月7日放送分では久米の希望から、当時彼がファンと公言していた[[山口百恵]]をゲストとして迎えている<ref>[[週刊TVガイド]]1985年11月15日号「『おしゃれ』3000回 久米宏が語る傑作トーク集」参照。</ref>。
第1回のゲストは[[松山善三]]・[[高峰秀子]]夫妻。13年間の放送の中での最多出演ゲストは[[岸恵子]]。次いで、[[水森亜土]]、[[芳村真理]]が続く。久米の初出演回である1980年1月7日放送分では久米の希望から、当時彼がファンと公言していた[[山口百恵]]をゲストとして迎えている<ref>[[週刊TVガイド]]1985年11月15日号「『おしゃれ』3000回 久米宏が語る傑作トーク集」参照。</ref>。


番組の[[テーマソング]]は、1979年までは作曲家[[三木たかし]]が作曲したものが使われ、1980年から1985年までは[[加藤和彦]]が[[作曲]]し[[サーカス (歌手)|サーカス]]が歌ったものが使われていた。1986年以降、[[三枝成彰]]が[[作曲]]し[[EPO]]が歌ったものに変わった。
番組の[[テーマソング]]は、1979年までは作曲家[[三木たかし]]が作曲したものが使われ、1980年から1985年までは[[加藤和彦]]が[[作曲]]し[[サーカス (コーラスグループ)|サーカス]]が歌ったものが使われていた。1986年以降、[[三枝成彰]]が[[作曲]]し[[EPO]]が歌ったものに変わった。


日本テレビと同時ネットの系列各局では13:00から放送の「[[ごちそうさま (テレビ番組)|ごちそうさま]]」([[味の素]]提供)の後に放送されていたが、時差ネットの放送局([[信越放送]]、[[北陸放送]]など)では同番組は14:00からの放送で、「ごちそうさま」は14:15からと順番が逆になっていた。
日本テレビと同時ネットの系列各局では13:00から放送の「[[ごちそうさま (テレビ番組)|ごちそうさま]]」([[味の素]]提供)の後に放送されていたが、時差ネットの放送局([[信越放送]]、[[北陸放送]]など)では同番組は14:00からの放送で、「ごちそうさま」は14:15からと順番が逆になっていた。

2021年7月6日 (火) 11:21時点における版

おしゃれ
ジャンル トーク番組
出演者 三橋達也
松村満美子
杉浦直樹
楠田枝里子
石坂浩二
菅家ゆかり
久米宏
木村優子
製作
プロデューサー 市橋明子
放送
放送局日本テレビ
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1974年4月1日 - 1987年4月3日
放送時間月曜-金曜13:15 - 13:30

特記事項:
一部地域は14:00からスタート。
テンプレートを表示

おしゃれ』は、日本テレビ系列で、1974年4月1日から1987年4月3日にかけて月曜日から金曜日の13:15 - 13:30(JST)に毎日15分間放送されたトーク番組である。  

番組概要

提供は資生堂一社のみ。提供の読みは(タイトル部分では読まれず、エンディングで)「東京銀座、資生堂の提供でお送りしました」と読まれた。

スタート当初のタイトル映像は、多数の子供達が居る野原の上に、「13:15」を指している置時計が乗せられていたものだった。その後、女性を模した一筆書きの絵、白黒の衣装で着飾った女性の絵、新体操で使うようなリボンを廻す女性の実写映像と変遷していった。久米宏が司会をするようになった1980年からは、お客様(ゲスト)を交えてのオープニングトークののち、そのままお客様を応接間へエスコートする様子を映し出しながら、テーマソングに乗って白い字幕でタイトル、花椿マーク、資生堂ロゴの順番に表示していた。

「おしゃれ」の番組ロゴは、当初は調和体風の手書き文字だったが、1978年頃からいわゆる資生堂書体に変わった。

初代の司会は、俳優・三橋達也とフジテレビ系『小川宏ショー』のアシスタントであった松村満美子のコンビであり、その後も俳優が司会を務めてきたが、1980年のリニューアルを機に、4代目司会者としてフリーとなって間もない久米宏が登場。1985年に自身が企画に関与したテレビ朝日系『ニュースステーション』の開始後は出演番組を軒並み降板していたが、この番組に限っては久米は最終回まで続投した。

第1回のゲストは松山善三高峰秀子夫妻。13年間の放送の中での最多出演ゲストは岸恵子。次いで、水森亜土芳村真理が続く。久米の初出演回である1980年1月7日放送分では久米の希望から、当時彼がファンと公言していた山口百恵をゲストとして迎えている[1]

番組のテーマソングは、1979年までは作曲家三木たかしが作曲したものが使われ、1980年から1985年までは加藤和彦作曲サーカスが歌ったものが使われていた。1986年以降、三枝成彰作曲EPOが歌ったものに変わった。

日本テレビと同時ネットの系列各局では13:00から放送の「ごちそうさま」(味の素提供)の後に放送されていたが、時差ネットの放送局(信越放送北陸放送など)では同番組は14:00からの放送で、「ごちそうさま」は14:15からと順番が逆になっていた。

1987年4月3日をもって番組は終了したが、その年の1月からは古舘伊知郎阿川泰子が司会を務める『オシャレ30・30』が並行で放送されており、『おしゃれカンケイ』→『おしゃれイズム』と続く。当番組を含めると、実に40年以上にわたり日本テレビ制作・資生堂提供のトーク番組が続いている。

歴代司会者

メイン司会者

  • 初代:三橋達也(1974年4月1日 - 1976年4月2日)
  • 2代:石坂浩二(1976年4月5日 - 1977年4月1日)
  • 3代:杉浦直樹(1977年4月4日 - 1979年12月31日)
  • 4代:久米宏(1980年1月7日 - 1987年4月3日)

アシスタント

初代を除き、いずれも当時は日本テレビアナウンサー。

コーナー担当

  • 岡田眞澄-番組全期にわたってゲストと司会者とのトーク以外にも海外のファッションや流行情報を紹介するコーナーが週1回程度設定されており、そのコーナーの進行役・レポーターとして出演していた。

変遷

期間 メイン アシスタント コーナー
1974年4月 - 1976年4月 三橋達也 松村満美子 岡田眞澄
1976年4月 - 1977年4月 石坂浩二 楠田枝里子
1977年4月 - 1979年12月 杉浦直樹
1980年1月 - 1982年3月 久米宏
1982年4月 - 1986年3月 菅家ゆかり
1986年3月 - 1987年4月 木村優子

ネット局(14:00からの時差ネット局を含む)

系列は当番組終了時(1987年4月3日)のもの。
放送対象地域 放送局 系列 ネット形態 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 制作局
北海道 札幌テレビ 同時ネット
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1975年3月までは日本テレビ系列単独加盟局
岩手県 テレビ岩手 日本テレビ系列 1980年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局
宮城県 ミヤギテレビ 1975年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局
秋田県 秋田放送
山形県 山形放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1980年3月までは日本テレビ単独加盟局[2]
福島県 福島中央テレビ 日本テレビ系列 1981年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局
山梨県 山梨放送
新潟県 テレビ新潟 1981年4月開局から
長野県 信越放送 TBS系列 遅れネット
静岡県 静岡けんみんテレビ テレビ朝日系列 同時ネット 1978年7月開局から1979年6月まで。現:静岡朝日テレビ
静岡第一テレビ 日本テレビ系列 1979年7月開局から
富山県 北日本放送
石川県 北陸放送 TBS系列 遅れネット
福井県 福井放送 日本テレビ系列 同時ネット
中京広域圏 中京テレビ
近畿広域圏 よみうりテレビ
鳥取県
島根県
日本海テレビ 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
広島県 広島テレビ 日本テレビ系列 1975年10月から
山口県 山口放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1978年9月までは日本テレビ単独加盟局
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
香川県
香川県
岡山県
西日本放送 当初はは香川県のみ
1983年4月の電波相互乗り入れで岡山県でも放送
愛媛県 南海放送
高知県 高知放送
福岡県 福岡放送
長崎県 長崎放送 TBS系列 遅れネット
熊本県 熊本放送 1982年3月26日まで
くまもと県民テレビ 日本テレビ系列 同時ネット サービス放送開始直後の1982年3月29日から
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
宮崎県 宮崎放送 TBS系列 遅れネット
鹿児島県 南日本放送 1982年9月まで
鹿児島テレビ フジテレビ系列
日本テレビ系列
同時ネット 1982年10月から
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 遅れネット 1979年4月2日から
※…14:00から時差ネットしていた局は、すぐ後に味の素提供の『ごちそうさま』を放映。

補足

番組には単独スポンサー・資生堂のインフォマーシャルが存在している。当初のタイトルは「は〜い 資生堂です」だったが、のちに「資生堂 美容情報」(便宜上のタイトル。クレジットタイトルは単に、「(花椿マーク)SHISEIDO」と表記されていた)に改めた。ちなみにこのインフォマーシャルは、エンディング手前でのオンエアである。

関連項目

脚注

  1. ^ 週刊TVガイド1985年11月15日号「『おしゃれ』3000回 久米宏が語る傑作トーク集」参照。
  2. ^ その後、1993年4月1日に山形テレビテレビ朝日系へのネットチェンジに伴い、同日より再び日本テレビ単独加盟(マストバイ)局となっている。
日本テレビ系列 月曜 - 金曜 13:15 - 13:30
(1974年4月1日 - 1987年4月3日)
前番組 番組名 次番組
13:15 スターアルバム
13:25 NNNニューススポット
おしゃれ