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[[1978年]]、大谷和夫、長岡道夫、山木秀夫らとともに新バンド「One Line Band」を結成。ビクター音楽産業・invitationよりアルバム「イエロー・マジック」をリリース。2017年にはUHQCDとしてリイシュー盤がリリース。 |
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[[1979年]]2月、One Line Bandは日本テレビ「[[俺たちは天使だ!|俺たちは天使だ!]]」の音楽担当に抜擢され、レコード会社をソニーに移籍しメンバーとして新たにケーシー・ランキンが加入。バンド名を[[SHŌGUN]]に変更。4月 デビュー・シングル「[[男達のメロディー]]」をリリース。6月 ファースト・アルバム「[[ |
[[1979年]]2月、One Line Bandは日本テレビ「[[俺たちは天使だ!|俺たちは天使だ!]]」の音楽担当に抜擢され、レコード会社をソニーに移籍しメンバーとして新たにケーシー・ランキンが加入。バンド名を[[SHŌGUN]]に変更。4月 デビュー・シングル「[[男達のメロディー]]」をリリース。6月 ファースト・アルバム「[[SHŌGUN (アルバム)|SHŌGUN]]」をリリース。8月、[[中野サンプラザ]]にてファーストコンサートを開催。 アメリカABCテレビで全米ネットワークされている老舗音楽番組「アメリカン・バンド・スタンド」に出演のため渡米。日本人として初めて同番組に出演したその模様は衛星生中継された。10月、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]「[[探偵物語]]」の音楽を担当し、シングル「バッド・シティ/ロンリー・マン」をリリース。[[松田優作]]演じる「工藤ちゃん」とともに心に刻まれた。12月、セカンド・アルバム「ローテーション」をリリース。 日本レコード・セールス大賞"グループ新人賞"を受賞。 |
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[[1980年]]2月、全国コンサートツアー開始。シングル「友よ、心に風があるか」をリリース。7月 サード・アルバム「You're The One」リリース。 |
[[1980年]]2月、全国コンサートツアー開始。シングル「友よ、心に風があるか」をリリース。7月 サード・アルバム「You're The One」リリース。 |
2021年7月11日 (日) 01:16時点における版
芳野 藤丸 | |
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出生名 | 芳野恭郎 |
別名 | 吉野ふじ丸、藤崎良 |
生誕 | 1951年4月21日(73歳) |
出身地 | 日本 北海道函館市 |
ジャンル |
ロック J-POP AOR |
職業 | 歌手、ギタリスト、作曲家 |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1970年 - 現在 |
事務所 | ドリーム・ウィーバー |
共同作業者 |
SHŌGUN AB'S SHOGUN STYLE |
公式サイト | 芳野藤丸 on the WEB! |
芳野 藤丸(よしの ふじまる、1951年4月21日 - )は、日本のミュージシャン。所属事務所はドリーム・ウィーバー。北海道函館市出身。
スタジオ・ミュージシャンとしてのキャリアも長く、『新世紀エヴァンゲリオン』等の楽曲演奏にも参加している。
人物
1952年4月21日 北海道函館生まれ。 3歳の時からバイオリンをはじめ小学生の頃には、プレスリー、リック・ネルソン等に親しむ。
函館ラ・サール学園を卒業後、アメリカ西海岸を10ヶ月間放浪、帰国後大学に入学する。
1970年、大学入学と同時に上京、音楽サークルに入部。ブリティッシュロックに傾倒。学生仲間とバンド「WISH」を結成し赤坂のディスコ等で活躍。学生バンドのレベルを超えるギターワークで注目される。加藤和彦氏に着目されたのをきっかけにつのだひろ氏に誘われてプロの世界へ。
1985年女優の石田えりと結婚(1990年に離婚)
経歴
1970年、大学仲間とバンド「WISH」を結成(ギターは大学入学後から始める)。
1972年、つのだヒロ・スペースBANDにギタリストとして参加。
1973年、ジョー山中、山内テツ等とセッションバンドを結成。ロッド・ステュワート&FACESと武道館にて共演。同年藤丸BANDを結成。西城秀樹のサポート・バンドとして活躍する。MOON Recordsのプロフィールにはメンバーに稲垣次郎、大谷和夫、渡辺直樹がいたとある。
1975年、藤丸バンドとして、KING Recordよりアルバム「BGM」をリリース。レコーディングメンバーは芳野藤丸(G)、金沢順一(Dr.元エモーション)、渡辺和義(B.元レーシングドライバーらしい)、中島正雄(Key.)の4人。 シングル「哀しみの舗道」リリース。 西城秀樹のツアーでハワイに行った際、カラパナよりギタリストとしてバンドへの誘いを受ける。
1976年、KING Recordより企画ものアルバム「これがサルサだ!」をリリース。
1978年、大谷和夫、長岡道夫、山木秀夫らとともに新バンド「One Line Band」を結成。ビクター音楽産業・invitationよりアルバム「イエロー・マジック」をリリース。2017年にはUHQCDとしてリイシュー盤がリリース。
1979年2月、One Line Bandは日本テレビ「俺たちは天使だ!」の音楽担当に抜擢され、レコード会社をソニーに移籍しメンバーとして新たにケーシー・ランキンが加入。バンド名をSHŌGUNに変更。4月 デビュー・シングル「男達のメロディー」をリリース。6月 ファースト・アルバム「SHŌGUN」をリリース。8月、中野サンプラザにてファーストコンサートを開催。 アメリカABCテレビで全米ネットワークされている老舗音楽番組「アメリカン・バンド・スタンド」に出演のため渡米。日本人として初めて同番組に出演したその模様は衛星生中継された。10月、日本テレビ「探偵物語」の音楽を担当し、シングル「バッド・シティ/ロンリー・マン」をリリース。松田優作演じる「工藤ちゃん」とともに心に刻まれた。12月、セカンド・アルバム「ローテーション」をリリース。 日本レコード・セールス大賞"グループ新人賞"を受賞。
1980年2月、全国コンサートツアー開始。シングル「友よ、心に風があるか」をリリース。7月 サード・アルバム「You're The One」リリース。
1982年、Sound & Recording Mag..1982/8月号にインタビュー掲載。Guitar Magazine 1982/8月号にインタビュー掲載。7月21日 ファースト・ソロ・アルバム「YOSHINO FUJIMAL」をリリース。ソロアルバムのサポート・メンバーである松下誠、渡辺直樹らとニュー・グループ「AB'S」を結成。
1983年1月21日、ファースト・アルバム「AB'S」をリリース。Guitar Magazine 1983/2月号にインタビュー掲載。Player 1983/3月号にインタビュー掲載。3月22日 渋谷公会堂にてAB'S 1stコンサート開催。5月25日 大阪バーボンハウスでAB'Sライブ。L.A.にてロベン・フォード、デヴィド・フォスターらをバックに、セカンド・ソロ・アルバム「ロマンティック・ガイズ」を制作。Guitar Magazine 1983/10月号にインタビュー掲載。
1984年1月25日、ロンドンに渡り録音されたAB'S 2ndアルバム「AB'S-2」をリリース。1月31日 京都Big BangでAB'Sライブ。2月2日 渋谷ライブインでAB'Sライブ。Guitar Magazine 1984/2月号にAB'Sインタビュー掲載。(藤丸は写真のみ)4月29日 渋谷公会堂でAB'Sライブ。
1985年、再びロンドンにて録音、3rdアルバム「AB'S-3」をリリース。
1988年、メンバーを一新し、4thアルバム「AB'S-4」をリリース。
1997年、オリジナルメンバーでSHOGUN再結成(パーカッション無し、ドラムは山木秀夫に代わってエリック・ゼイが参加)10月 シングル「バッド・シティ/ロンリー・マン」リリース。11月 シングル「スターティング・オール・オーヴァー・アゲイン」リリース。12月、17年ぶりの4thアルバム「NEW ALBUM」をリリース。
1998年4月、再結成SHOGUN、ケーシー・ランキン脱退により予定していたライブを中止。一旦解散と思われたが、7月にはニューシングル「チャラ」をリリース。
1999年4月、プレイヤー誌にインタビュー掲載。SHOGUN再始動。再び西城秀樹バンドのバンマスとして年間を通してツアーサポート。
2000年3月、SHOGUN及びソロアルバム用に新曲レコーディング開始。4月30日 SHOGUN新曲トラックダウン完了。5月、西城秀樹バイラモスツアーにて全国帯同。6月12日、13日 バイオリニスト川井郁子のライブにアコースティックギターで参加。6月29日 川井郁子ラジオ公録ライブに参加(北海道)。7月 大阪の3ピースバンド「SIREN(サイレン)」のプロデュース開始。西城秀樹バンドのバンマスとして年間を通してツアーサポート。
2001年11月、チャリティCD2枚プロデュース・アレンジ。ドイツ国際平和村支援チャリティCD 「旅の途中~ドイツより愛をこめて」「平和のハーモニー」。参加アーティスト:桑名正博、西城秀樹、河村隆一、他。12月25日 SHOGUN ニューアルバム「SHOGUN2002」発売。12月、TBS「ザ・ベストテン」出演。12月31日 HEART AID ROCK FESTIVAL 01~02出演。西城秀樹バンドのバンマスとして年間を通しツアーサポート。
2002年、2月11日 SHOGUN LIVE(武道館)ユネスコ加盟50周年記念 スーパーチャリティーライブ#1。2月22~23日、西城秀樹ライブ(韓国)。2月24日 SHOGUN Promotion Event(秋葉原)。4月2日、AB'Sオリジナルメンバーで再結成発表。4月4日 桑名正博&THE TRIPLE Xライブ出演(原宿)。4月6日 T.I.S アコースティックコーラスナイト出演(荻窪ルースター)。4月7日 桑名正博&THE TRIPLE Xライブ出演(熊本)。桑名正博、THE TRIPLE Xに加入。
2019年、新メンバーを迎え「AB'S」活動再開。
ディスコグラフィ
芳野藤丸名義
シングル
発売日 | 規格品番 | 面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|---|---|---|
CBS・ソニー | ||||||
1980年10月15日 | 07SH-887 | A | 美しきライバル[注釈 1] | 寒太郎 | 芳野藤丸 | 大谷和夫 |
B | 時の旅路 | |||||
ALFA MOON Records | ||||||
1983年 | MOON-709 | A | 思い出の内側で | 吉田美奈子 | 芳野藤丸 | 芳野藤丸 |
B | Who Are You?[注釈 2] | 小林和子 | 芳野藤丸・渡辺直樹 |
アルバム
発売日 | レーベル | 規格 | 規格品番 | アルバム |
---|---|---|---|---|
ALFA MOON Records | ||||
1982年6月 | ALFA MOON Records | LP | MOON-28004 | YOSHINO FUJIMAL |
1991年 | MMG | CD | AMCM-4101 | |
2001年2月21日 | イーストウエスト・ジャパン | CD | AMCM-4518 | |
2012年9月26日 | マスクラット・レコード | SHM-CD(紙ジャケ) | RATCD-4337[注釈 3] | |
1983年7月 | ALFA MOON Records | LP | MOON-28013 | ROMANTIC GUYS |
1991年 | MMG | CD | AMCM-4102 | |
2001年02月21日 | イーストウエスト・ジャパン | CD | AMCM-4519 | |
2012年9月26日 | マスクラット・レコード | SHM-CD(紙ジャケ) | RATCD-4338[注釈 3] | |
Chozen Music Corporation | ||||
2007年8月22日 | Chozen Music Corporation | CD | CHOZ-0001 | LONELY MAN IN A BAD CITY |
ベルウッドレコード | ||||
2015年11月11日 | ベルウッドレコード | CD | BZCS-1127 | Over The Legend |
DREAMWEAVER INC. | ||||
2018年10月24日 | DREAMWEAVER INC. | CD | XQGF-1011 | What's up? |
提供曲
- 荒木由美子「WORLD CONFUSION」
- 一世風靡セピア「汚れっちまった悲しみに」「幾時代ありまして」
- 石川ひとみ「夢番地一丁目」「セシルの部屋」
- 岩崎良美「赤と黒」「涼風」「あなた色のマノン」
- 大西結花「DANCING CHERRY」
- 甲斐智枝美「マーマレード気分」
- 川崎麻世「さすらいの英雄」
- 岸本加世子「さみしさ比べ」
- 木之元亮「都会の潮騒」
- 草刈正雄「デューク」
- 西城秀樹「おぼえているかい」「Love Is Beautiful」「愛のバラード」「東京スカイ・ラウンジ」「バリエーション」「カモン・ベイビー」「心の扉」「HALATION」「BEAUTIFUL RHAPSODY」「TELEVISION」「愛を求めて」
- 斉藤さおり「チェイン・スモーク」「HEARTACHE KLAXON」
- SHŌGUN「Lonely Man」(大谷和夫との共作)「友よ、心に風があるか」「美しきライバル」「Starting All Over Again」「チャラ」
- 高田みづえ「Mr.ハッピネス」「恋はプリズム」「回転木馬」
- 田中美佐子「20分40分天使がとんだ」
- 寺尾友美「思うまま-Out of Love-」
- テレサ・テン「ジャスミン慕情」
- 鳥越マリ「ミモザでカンパイ」
- 内藤やす子「こころ乱して運命かえて」「わたしを棄てたらこわいよ」
- 中原理恵「ティファナ・ブラス」「Sour Tonight」
- 中森明菜「ダウンタウンすと~り~」「傷だらけのラブ」
- 西田敏行「風に抱かれて」
- 松田優作「白昼夢」「UPWARD MORE」「壁」
- 松原みき「Fancy Free」
- 松本友里「ラグビーは嫌い」
- 三田寛子「何故ですか」
- 三田村邦彦「ハートライト…すべて君のために」「雨上がりの夜明け」「丘」「ローズブラウンの夜に」
- 森尾由美「MISS MISS GOOD-BYE」
- もんたよしのり with 大橋純子「夏女ソニア」
- やしきたかじん「惚れた弱み」
- 山口百恵「ギャルソン・アミ」「猫が見ている」「NAVY HILL」「Jigsaw Puzzle」
- 山本奈津子「八月の不安」「くちびるスキャンダル」
- 山本理沙「IN」
- りりィ「夢のエレメント ~勇者達への鎮魂歌~」
- 沢田知可子「会いたい」(編曲。詳細はリンク参照)
演奏参加
- 木綿のハンカチーフ(作曲・編曲:筒美京平)[1]
- いちご白書をもう一度(作曲:荒井由実)
- 天城越え(作曲:弦哲也)[1]
- 冬の旅人(作曲・編曲:久石譲)
- 君だけを見ていた(作曲・編曲:久石譲)
- 必殺! The Hissatsu Sound(作曲:平尾昌晃/編曲:あかのたちお)
- シャム猫 -ファーストミッション-
- 新世紀エヴァンゲリオン(作曲:鷺巣詩郎)
- ヱヴァンゲリヲン新劇場版(作曲:鷺巣詩郎)
- Blacknight - UCCコーヒーのCM[1]
ユニット参加
- THE BRIDGE FUJI YOSHINOのクレジットでイギリスのニコ・ラムズデン(元Boys Don't Cry)とのコラボレーション。 Vocal/Guitarの他にSynthesizer Programingも担当している。3曲を提供。80年代のエレクトロポップを踏襲したこれまでの芳野とは一味違うダンサブルな楽曲。ソニーミュージックレコードよりBurning The Bridgeを1988年ヨーロッパ8ヶ国で発売され、翌1989年4月に日本でもリリースされた。
プロデュース
エピソード
芳野はギタリスト、ボーカリスト、作・編曲家、プロデューサーとして多岐にわたる分野で功績を残している。ジョー山中や桑名正博、そして絶頂期の西城秀樹をギターで支える傍ら、スタジオミュージシャンとして1万を超えるレコーディングに参加。数えきれないほどの楽曲を提供し、ギター&ボーカルを担当したSHŌGUNで大ヒット曲を放つ。
日本武道館で行われたロッド・スチュワート&フェイセズの前座でも公演。それを客席で観ていたのが、すでにトップアイドルだった西城である。西城のたっての要望により“藤丸バンド”を結成。その数年後、ミュージシャン仲間とSHŌGUNを結成。数々のアーティストのサポートをする。
1979年に『俺たちは天使だ!』の主題歌『男達のメロディー』は芳野曰く「なげやりに歌った」、だが「そしたらそれがウケちゃって。大ヒットした途端、好きになりました」と語っている。
同じく79年、続けてSHŌGUNが音楽を担当したのが、松田優作主演のドラマ『探偵物語』である。OPテーマ・EDテーマを担当するが、主役の松田優作とは一度しか会っていない。2021年4月21日、古希(70歳)を迎えた芳野は時代は変われど今も意欲的に活動している[2]。
関連書籍
- DU BOOKS『芳野藤丸自伝 Lonely Man In The Bad City』(芳野藤丸 著)2017年 ISBN 978-4-86647-028-3
脚注
注釈
出典
- ^ a b c Guitar Stories ~情熱のスーパーギタリスト列伝~ 第5回 (TwellV) 2011年2月12日放映分にて本人談
- ^ 名曲にこの男あり! ロックと歌謡界を繋いだ ザ・ギタリスト 芳野藤丸
関連項目
外部リンク
- 公式サイト
- 株式会社ドリーム・ウィーバー(所属事務所)
- BOR 公式サイト
- Shogun 芳野藤丸 (Shogun.YoshinoFujimaru) - Facebook