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2021年8月8日 (日) 09:40時点における版
アスルクラロ沼津 | |||
---|---|---|---|
原語表記 | アスルクラロ沼津 | ||
呼称 | アスルクラロ沼津 | ||
クラブカラー | 青[1] | ||
創設年 | 1990年 | ||
所属リーグ | 日本プロサッカーリーグ | ||
所属ディビジョン | J3リーグ | ||
クラブライセンス | J3 | ||
ホームタウン | 静岡県沼津市[1] | ||
ホームスタジアム |
| ||
収容人数 | 5,104[1] | ||
運営法人 | アスルクラロスルガ株式会社[1] | ||
代表者 | 渡邉隆司[1] | ||
監督 |
![]() | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
| |||
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
410-0051 静岡県沼津市西熊堂711-1[1] |
設立 | 1990年4月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7080102002013 |
事業内容 | サッカークラブの運営他 |
代表者 | 渡邉隆司(代表取締役社長)[1] |
資本金 | 9,600万円 (2020年1月期)[2] |
売上高 | 4億0,100万円 (2020年1月期)[2] |
営業利益 | 100万円 (2020年1月期)[2] |
経常利益 | 600万円 (2020年1月期)[2] |
純利益 | 200万円 (2020年1月期)[2] |
純資産 | 4,500万円 (2020年1月期)[2] |
総資産 | 2億1,300万円 (2020年1月期)[2] |
決算期 | 1月期 |
関係する人物 |
山本浩義(副会長) 山本昌邦(会長) |
外部リンク | https://www.azul-claro.jp/ |
アスルクラロ沼津(アスルクラロぬまづ、Azul claro Numazu)は、日本の静岡県沼津市をホームタウンとする[1]、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブ。
概要
1990年に創設。2006年にアスルクラロ沼津へ名称を変更した。「アスルクラロ」はスペイン語の青(azul)と明るい(claro) に由来する[1]。2013年にJリーグ準加盟クラブとして承認され、2017年にJリーグに入会した。
エンブレムは、盾形の上部に空を表すクラブカラーの水色、下部に沼津の頭文字 "N" と富士山を表した白の山型に、海を表現した紺色のライン[3]。エンブレムは水色に白抜きで「アスルクラロ」の頭文字 "ac" と、紺色に白抜きで「azulclaro」、山型は右上がりに伸びたデザインであり、「日本一の富士山よりも高い日本一に、そして世界へのスポーツクラブを目指す」というメッセージが込められている。
なお、クラブを創設した山本浩義はアテネ五輪日本代表監督を務めた山本昌邦の実弟[4] で、2017年2月まで運営会社の社長を務めた[5]。
歴史
前史
1990年4月、沼津セントラルスポーツクラブとして発足。2003年6月に有限会社アスルクラロ沼津に名称を変更。2006年に沼津香陵クラブ(ぬまづこうりょうクラブ)(1977年に沼津アーセナル(ぬまづアーセナル)として創設され、1980年に同名称へ変更)[1]の運営を引き継ぐと共にアスルクラロ沼津へクラブ名を変更した(その後、2013年にアスルクラロスルガ株式会社に運営法人の名称を変更)[6]。
2006年 - 2013年(地域リーグ)
2012年に東海社会人サッカーリーグ2部に、2013年に東海リーグ1部に昇格した。2013年9月17日、Jリーグ理事会においてJリーグ準加盟クラブとして承認された[7]。また、2014年より発足するJ3リーグへの参入を目指し、J3ライセンス資格審査及びJ3スタジアム要件審査にも合格した。一方で東海リーグ1部は4位に終わり、第49回全社および第37回地域決勝への出場は成らなかった。地域リーグでJ3への参加資格を有した3クラブのうち、地域決勝に出場したグルージャ盛岡・レノファ山口FCの次に審査を行うものとされ[8]、「J3ライセンスを交付するが、J3入会審査には及ばなかった」ものとしてJ3リーグ参入は叶わなかった。
一方で、日本フットボールリーグ (JFL) のチーム数減に伴う入会希望申請も行っており、2013年12月4日のJFL理事会で2014年度からのJFL入会が承認された[9]。
2014年 - 2016年(JFL)
JFL初年度の2014年シーズンは14チーム中8位(1st7位・2nd8位)の成績、2015年シーズンは14チーム中5位(1st6位・2nd5位)の成績で共にJFL残留となった。
2016年シーズンは、1stステージが3位。2ndステージは第15節でファジアーノ岡山ネクストを破り4位。年間順位で3位となった。同年11月16日に開催されたJリーグ理事会にて2017年からのJリーグ加盟(J3リーグ参入)が承認された[10]。これにより静岡県からは清水エスパルス・ジュビロ磐田・藤枝MYFCに続いて4クラブ目、静岡県東部からは初のJリーグクラブとなった[11]。
2017年 - (J3)
J3参入1年目。光永祐也、谷奥健四郎、道上隼人が期限付き移籍満了、高瀬証、髙橋寛太、水木将人、中筋誠がJFL・ラインメール青森へ移籍するなど14名が退団。
一方で秋田から元日本代表の伊東輝悦、愛媛から大西勝俉、長野から渡辺亮太、ソニー仙台FCから前澤甲気、松藤正伸、八戸から菅井拓也、奈良クラブから谷口智紀を完全移籍で、熊本から小牧成亘、水戸から石井綾を期限付き移籍で獲得。期限付き移籍だった蔵田岬平が完全移籍に移行、オーストラリア・FNQ FC HEATの渡邉志門、元水戸の福留健吾、国士舘大学の藤嵜智貴が加入した。8月、長崎から畑潤基が期限付き移籍で加入した。
J3リーグ初勝利は第3節藤枝MYFC戦だったが、第6節から4連勝を含む7試合負けなしで2位に浮上、第13節首位ブラウブリッツ秋田戦に敗れ一旦4位に後退するが、再び5試合負けなしで、J3リーグ中断期間前の第18節終了時点では10勝4分3敗の勝点34で3位となる。第23節、3連勝で中断前からの連続負けなし記録を10に伸ばした時点で暫定首位に浮上。直後の第24節グルージャ盛岡戦で敗れ首位は1節のみとなったが、その後も2位につけ、第30節から32節まで一旦3位に下がった後、第33節で再度2位に浮上、最終節の首位栃木SC戦に勝てば優勝だったが引き分けに終わり、最終節勝利した前節3位の秋田に逆転優勝を許した。最終結果は16勝11分5敗、勝点59の3位となった。
J3参入2年目。J2昇格を目指し、愛鷹多目的競技場のJ2ライセンス基準化への改修工事推進を図るが、6月末のライセンス申請締め切りまでに話がまとまらず、J2ライセンス申請を断念しJ2昇格は消滅。J3ライセンスを申請し、10月承認された。リーグ戦は4位で終えた。
- 2019年
吉田体制5年目。リーグ戦は前年より8つ順位を落として12位に終わった。シーズン終了後に吉田が監督を退任した。
- 2020年
元徳島ヴォルティス監督の今井雅隆が監督に就任した。藤木由貴を応援PR大使にした。
成績
タイトル・表彰
- クラブ
- J3フェアプレー賞
- スルガカップ争奪静岡県サッカー選手権大会(兼天皇杯静岡県予選):1回
- 2017
- 個人
下部組織
かつてはジュビロ磐田と業務提携を結んで「ACNジュビロ沼津」を組織していた。2013年4月、アスルクラロスルガ株式会社にトップチームの運営だけを残して、アカデミーおよび総合スポーツクラブ(サッカーの他、テニス、新体操のクラブを有する)は別途設立した一般社団法人アスルクラロスポーツクラブに移管した。
スタジアム
ホームスタジアムは愛鷹広域公園多目的競技場である[1]。なお、過去のホームゲーム開催スタジアムはアスルクラロ沼津の年度別成績一覧#年度別入場者数を参照のこと。
ユニフォーム
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ユニフォームスポンサー
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
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胸 | 臼井国際産業 | USUi | 2015年 - | 2014年は背中上部 |
鎖骨 | 明電舎 | MEIDEN | 2020年 - | 左右とも掲出 2014年、2016年 - 2019年は袖 2015年はパンツ |
背中上部 | スルガ銀行 | SURUGA bank | 2015年 - | 2012年 - 2014年は胸 2018年 - 2019年は「スルガ銀行」表記 |
背中下部 | なし | - | - | |
袖 | 加和太建設 | 加和太建設 | 2020年 - | 2018年 - 2019年は鎖骨 |
パンツ | なし | - | - |
- スルガ銀行とはユニフォームスポンサーとして契約する他、同銀行が特別協賛する「SURUGA bank CUP フットサルフェスタ」の主催・運営をアスルクラロスルガ株式会社が担当している[12]。2017年2月に同銀行出身者がアスルクラロスルガの社長に就任した[5]。
ユニフォームサプライヤー
- 2013年 - 現在:プーマ
歴代ユニフォーム
FP 1st | ||||
---|---|---|---|---|
FP 2nd | ||||
---|---|---|---|---|
歴代ユニフォームスポンサー年表
年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2013 | SURUGA bank | 解禁前 | - | 解禁前 | NNH | - | 解禁前 | PUMA | |
2014 | USUi | MEIDEN | 雄大 | ||||||
2015 | USUi | SURUGA bank | - | MEIDEN | |||||
2016 | - | MEIDEN | - | ||||||
2017 | |||||||||
2018 | 加和太建設 | スルガ銀行 | |||||||
2019 | |||||||||
2020 | MEIDEN | SURUGA bank | 加和太建設 | - | |||||
2021 |
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l “アスルクラロ沼津 (プロフィール欄)”. 日本プロサッカーリーグ. 2020年8月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g “Jクラブ個別経営情報開示資料(平成31年度)”. 日本プロサッカーリーグ. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “トップチーム”. アスルクラロスルガ(アスルクラロ沼津). 2015年9月14日閲覧。
- ^ “チェンジメーカー 第4回 山本浩義(やまもと・ひろよし) 有限会社アスルクラロ沼津代表取締役社長”. 日本サッカー協会 (2011年9月22日). 2015年9月5日閲覧。
- ^ a b “新社長にスルガ銀行の渡辺氏 J3沼津、運営基盤強化図る”. 静岡新聞 (2017年2月19日). 2017年3月20日閲覧。
- ^ “会社概要”. アスルクラロ沼津. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “Jリーグ 準加盟申請の承認について”. アスルクラロ沼津. (2013年9月17日) 2020年8月1日閲覧。
- ^ "2014シーズンJリーグクラブライセンス判定結果について" (Press release). レノファ山口FC. 19 November 2013. 2016年11月17日閲覧。
- ^ “お知らせ「第16回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!」”. 日本フットボールリーグ. (2013年12月4日) 2013年12月4日閲覧。
- ^ “Jリーグ入会審査(J3)結果について”. 日本プロサッカーリーグ (法人). (2016年11月16日) 2017年2月1日閲覧。
- ^ “<アスルJ3参入>王国復権へ 静岡県内サッカー界歓迎”. 静岡新聞. (2016年11月17日) 2016年11月18日閲覧。
- ^ "第8回「SURUGA bank CUP フットサルフェスタ」特別協賛について" (Press release). スルガ銀行. 2015-12-4. 2016-8-6閲覧。
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関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- アスルクラロ沼津 (@azulclaro1990) - X(旧Twitter)
- アスルクラロ沼津 (azulclaro1990) - Facebook
- 一般社団法人アスルクラロスポーツクラブ