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=== ル・マン24時間レース === |
=== ル・マン24時間レース === |
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=== スパ・フランコルシャン24時間レース === |
=== スパ・フランコルシャン24時間レース === |
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=== バサースト12時間レース === |
=== バサースト12時間レース === |
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! colspan="8"| バサースト12時間レース 結果 |
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2021年8月8日 (日) 22:16時点における版
ジュール・グーノン | |
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ファイル:Jules Gounon 12H Bathurst 2019.jpg ジュール・グーノン(2019年) | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
生年月日 | 1994年12月31日(29歳) |
出身地 |
![]() |
親族 | ジャン=マルク・グーノン (父) |
GTワールドチャレンジ・ヨーロッパでの経歴 | |
デビュー | 2017 |
所属 |
![]() |
車番 | 107 |
過去参加シリーズ | |
2016–17 2015 2014 2014 2013 |
ADAC GT マスターズ ポルシェ・カレラカップ・フランス ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー 2.0 フォーミュラ・ルノー 2.0 NEC フランスF4選手権 |
選手権タイトル | |
2017 | ADAC GT マスターズ |
ジュール・グーノン(Jules Gounon, 1994年12月31日 - )は、フランス・オーブナ出身のレーシングドライバー。1990年代にミナルディ、シムテックからF1に出走したジャン=マルク・グーノンの息子であり、現在はメルセデスAMGのファクトリードライバーとしてGTレースを中心に活動している。
2017年のスパ・フランコルシャン24時間レース、および2020年のバサースト12時間レースの勝者。
経歴
初期の経歴
グーノンは15歳でカートを始め、2013年にフランス・フォーミュラ4選手権にステップアップすることで四輪レースデビューを果たした。グーノンは6勝を挙げて、アントワーヌ・ユベールに次ぐ2位でシーズンを終えた。翌年にはAV フォーミュラからフォーミュラ・ルノー 2.0 NECに参戦したものの、レースの最高位が9位となる厳しいシーズンを送った。
2015年に、グーノンはエスポワール・ポルシェ・カレラカップ・フランスに選出され、スカラシップを得てポルシェ・カレラカップ・フランスに参戦した。彼はシーズン中に1勝を挙げ、ランキングは6位となった。9月にナバラ・サーキットで開催されたレースでは、ジョフリー・デ・ナルダのスピンに巻き込まれ、ナルダのマシンの真上に乗り上げるというアクシデントに遭遇した[1]。グーノンはこのクラッシュで2か所の脊椎骨折と診断された。
グランドツーリング
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/93/Jules_Gounon_ADAC_GT_Masters_2017_champion.jpg/220px-Jules_Gounon_ADAC_GT_Masters_2017_champion.jpg)
2016年4月、グーノンはキャラウェイ・コンペティションからADAC GTマスターズに参戦することが明らかとなった[2]。グーノンはダニエル・カイルヴィッツと共に、この年より投入されたコルベット C7 GT3-Rをドライブした。第2戦ザクセンリンクのレース2で初勝利を飾ると、前半戦に3勝を挙げてタイトル争いをリードしたが、最終戦のクラッシュによってタイトルはランド・モータースポーツ29号車のコンビにタイトルは渡った。
翌年もキャラウェイ・コンペティションからGTマスターズに参戦した。共に2勝を挙げたチームメイトのカイルヴィッツはシーズン中に骨折によって3レースを欠場したものの、代役を務めたレンガー・ヴァン・デル・ザンデと共にさらに1勝を加え、最終戦ホッケンハイムでランド・モータースポーツ1号車を抑えて自身初となるタイトルを獲得した[3]。
また、この年、ランド・モータスポーツからデイトナ24時間レースに出場し、GTDクラスの2位表彰台を獲得したほか、AKKA ASPからブランパンGTシリーズのPro-Amカップに参戦した。さらに、アウディのサポートを受けるサンテロック・レーシングからマルクス・ヴィンケルホック、クリストファー・ハーゼと共に参戦したスパ24時間レースでは、最終ピット時に時間調整を強いられたAKKA ASP90号車を交わして総合優勝を果たすなど、躍進の一年となった[4]。
ベントレー(2018-20)
2017年12月、ベントレーは、ウェザーテック・スポーツカー選手権へと転向したオリバー・ジャービスに代わるファクトリードライバーとして、グーノンと新たに契約を結んだことを発表した[5]。グーノンはスティーブン・ケーン、ガイ・スミス(シーズン途中でジョーダン・ペッパーに交代)とチーム・Mスポーツの8号車に乗り込み、ブランパンGTシリーズ・耐久カップとインターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)に出場した。ブランパンGTシリーズの第3戦ポール・リカールでは予選18番手から順位を上げ、レース終盤にトップに浮上した。最終ラップでエミール・フレイ・レーシングの14号車に交わされたものの、2位表彰台を獲得した[6]。
2019年も体制は変わらないまま両シリーズに参戦した。前年2位に終わった第3戦ポール・リカールではポールポジションを獲得し、レースの大半をリードして、前年より投入された第2世代のコンチネンタル GT3にとって初となる勝利をもたらした[7]。また、最終戦カタロニアではアクシデントが相次ぐ中、3位表彰台を獲得して、年間ランキングも4位に入賞した[8]。また、この年にはリシ・コンペティツィオーネからル・マン24時間レースに初出場している[9]。
2020年はGTワールドチャレンジ・ヨーロッパに参戦するチームがK-PAX・レーシングに変更となり、新たなチームメイトとしてロドリゴ・バプティスタが加わった。マクシム・スーレ、ペッパーと共に参戦したバサースト12時間レースではレース中盤から首位争いに加わり、最終のピットストップでメルセデス勢を逆転してトップチェッカーを受けた。この勝利はベントレーにとって初のバサーストでの勝利であった[10]。ベントレーがGT3のワークス活動の終了を発表した直後に開催されたIGTC最終戦キャラミでは、グーノンらはランキングトップに3ポイント差の位置に着けていたものの、2度目のピット直後にエンジントラブルが発生したためにリタイアし、タイトル獲得は叶わなかった[11]。
メルセデス(2021-)
2021年2月、メルセデスAMGはファクトリードライバーのラインナップにグーノンを加えたことを発表した[12]。
レース戦績
ADAC GTマスターズ
年 | チーム | 車両 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016年 | キャラウェイ・コンペティション | シボレー・コルベット C7 GT3-R | OSC 1 7 |
OSC 2 Ret |
SAC 1 4 |
SAC 2 1 |
LAU 1 4 |
LAU 2 1 |
RBR 1 3 |
RBR 2 1 |
NÜR 1 5 |
NÜR 2 Ret |
ZAN 1 8 |
ZAN 2 5 |
HOC 1 6 |
HOC 2 Ret |
3位 | 152 |
2017年 | OSC 1 Ret |
OSC 2 2 |
LAU 1 5 |
LAU 2 4 |
RBR 1 1 |
RBR 2 3 |
ZAN 1 1 |
ZAN 2 6 |
NÜR 1 5 |
NÜR 2 8 |
SAC 1 8 |
SAC 2 Ret |
HOC 1 1 |
HOC 2 2 |
1位 | 174 | ||
2021年 | チーム・ザクスピード・クランケンカッセ・レーシング | メルセデスAMG・GT3 Evo | OSC 1 15 |
OSC 2 4 |
RBR 1 13 |
RBR 2 8 |
ZAN 1 |
ZAN 2 |
NÜR 1 |
NÜR 2 |
LAU 1 |
LAU 2 |
SAC 1 |
SAC 2 |
HOC 1 |
HOC 2 |
10位* | 25* |
GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・耐久カップ
年 | チーム | 車両 | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016年 | コンラット・モータースポーツ | ランボルギーニ・ウラカン GT3 | Pro | MNZ Ret |
SIL 24 |
LEC | NC | 0 | ||
Pro-Am | SPA 30 |
CAT 27 |
37位 | 6 | ||||||
2017年 | AKKA ASPチーム | メルセデスAMG・GT3 | Pro-Am | MNZ 17 |
SIL 22 |
LEC 15 |
CAT 36 |
9位 | 46 | |
アウディスポーツ・チーム・サンテロック | アウディ・R8 LMS | Pro | SPA 1 |
11位 | 28 | |||||
2018年 | ベントレー・チーム・Mスポーツ | ベントレー・コンチネンタル GT3 | Pro | MNZ 24 |
SIL 21 |
LEC 2 |
SPA 25 |
CAT 21 |
14位 | 29 |
2019年 | Pro | MNZ 12 |
SIL 12 |
LEC 1 |
SPA 49 |
CAT 3 |
4位 | 49 | ||
2020年 | K-PAX・レーシング | Pro | IMO 30 |
NÜR Ret |
SPA 10 |
LEC Ret |
23位 | 6 | ||
2021年 | メルセデスAMG チーム・AKKA ASP | メルセデスAMG・GT3 Evo | Pro | MNZ 2 |
LEC 6 |
NÜR |
SPA |
CAT |
3位* | 27* |
GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・スプリントカップ
年 | チーム | 車両 | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017年 | AKKA ASPチーム | メルセデスAMG・GT3 | Pro-Am | MIS QR Ret |
MIS CR 26 |
BRH QR 22 |
BRH CR 23 |
ZOL QR 23 |
ZOL CR 22 |
HUN QR 27 |
HUN CR 21 |
NÜR QR |
NÜR CR |
5位 | 69 |
2020年 | CMR | ベントレー・コンチネンタル GT3 | Pro | MIS 1 3 |
MIS 2 8 |
MIS 3 18 |
MAG 1 Ret |
MAG 2 10 |
ZAN 1 5 |
ZAN 2 6 |
CAT 1 21 |
CAT 2 DNS |
CAT 3 DNS |
13位 | 22.5 |
2021年 | AKKA ASPチーム | メルセデスAMG・GT3 Evo | Pro | MAG 1 10 |
MAG 2 24 |
ZAN 1 13 |
ZAN 2 6 |
MIS 1 |
MIS 2 |
BRH 1 |
BRH 2 |
VAL 1 |
VAL 2 |
15位* | 5.5* |
インターコンチネンタルGTチャレンジ
年 | メーカー | 車両 | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017年 | アウディ | アウディ・R8 LMS | Pro | BAT | SPA 1 |
6位 | 25 | |||
アキュラ | アキュラ・NSX GT3 | LAG Ret |
||||||||
2018年 | ベントレー | ベントレー・コンチネンタル GT3 | Pro | BAT 11 |
SPA 10 |
SUZ 14 |
LAG 11 |
23位 | 4 | |
2019年 | Pro | BAT 7 |
LAG Ret |
SPA 20 |
SUZ 8 |
KYA 11 |
20位 | 10 | ||
2020年 | Pro | BAT 1 |
IMS 10 |
SPA 9 |
KYA Ret |
7位 | 28 |
ル・マン24時間レース
ル・マン24時間レース 結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年 | チーム | コ・ドライバー | 使用車両 | クラス | 周回 | 順位 | クラス 順位 |
2019年 | ![]() |
![]() ![]() |
フェラーリ・488 GTE Evo | GTE Pro |
329 | 40位 | 11位 |
2020年 | ![]() ![]() |
GTE Pro |
339 | 23位 | 4位 |
スパ・フランコルシャン24時間レース
スパ24時間レース 結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年 | チーム | コ・ドライバー | 使用車両 | クラス | 周回 | 順位 | クラス 順位 |
2016年 | ![]() |
![]() ![]() ![]() |
ランボルギーニ・ウラカン GT3 | Pro-Am | 513 | 30位 | 11位 |
2017年 | ![]() |
![]() ![]() |
アウディ・R8 LMS | Pro | 546 | 1位 | 1位 |
2018年 | ![]() |
![]() ![]() |
ベントレー・コンチネンタル GT3 | Pro | 499 | 25位 | 18位 |
2019年 | ![]() ![]() |
Pro | 321 | 49位 | 26位 | ||
2020年 | ![]() |
![]() ![]() |
Pro | 524 | 12位 | 12位 | |
2021年 | ![]() |
![]() ![]() |
メルセデスAMG・GT3 Evo | Pro | 344 | DNF | DNF |
バサースト12時間レース
バサースト12時間レース 結果 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年 | チーム | コ・ドライバー | 使用車両 | クラス | 周回 | 順位 | クラス 順位 |
2018年 | ![]() |
![]() ![]() |
ベントレー・コンチネンタル GT3 | APP | 265 | 16位 | 6位 |
2019年 | ![]() ![]() |
APP | 311 | 8位 | 8位 | ||
2020年 | ![]() ![]() |
A-GT3 Pro |
314 | 1位 | 1位 |
脚注
- ^ “PorscheにPorscheが重なる奇妙なクラッシュ”. Redbull.com. (2016年4月13日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “Corvette News Notebook: Fifth Car Present At Le Mans, GT3 Debut”. dailysportscar.com. (2015年10月23日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “Gounon Wins ADAC GT Title In Frantic Hockenheim Finale”. dailysportscar.com. (2017年9月27日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “スパ24時間:トップ4に4メーカーが並ぶ接戦を伏兵25号車アウディが制す。GT-Rは2台揃って完走”. As-web. (2017年7月30日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “ジャービスの後任は2017年スパ24時間ウイナーに。新生“ベントレー・ボーイズ”誕生”. As-web. (2017年12月18日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “ブランパンGT:決着はファイナルラップ! レクサスRC Fが劇的逆転でシリーズ初優勝”. As-web. (2018年6月4日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “第2世代ベントレーがブランパンGT初優勝。ポール・リカール1000kmでポール・トゥ・ウイン達成”. As-web. (2019年6月4日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “24点差を大逆転! スーパーGT経験者が“クレイジー”レース制し、ブランパンGTで3冠達成”. As-web. (2019年9月30日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “ル・マン24時間:オリバー・ジャービス、7度目の出場へ。IMSAフェラーリ陣営が起用発表”. As-web. (2019年4月9日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “ブランド史上初、ベントレー7号車がバサースト12時間&IGTC初優勝! GT-Rは健闘実らず”. As-web. (2020年2月2日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “IGTCキャラミ:8時間リードのホンダ、豪雨に泣く。BMW優勝でファーフス&キャツバーグが戴冠”. As-web. (2020年12月15日) 2021年2月3日閲覧。
- ^ “Former Bentley Driver Gounon Joins Mercedes-AMG”. Sportscar365. (2021年2月4日) 2021年2月6日閲覧。
外部リンク
- Jules Gounon (@Julesgounon) - X(旧Twitter)
- Gounon/ ジュール・グーノン - DriverDB.com