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2021年9月6日 (月) 07:02時点における版
地獄大使 | |
---|---|
仮面ライダーシリーズのキャラクター | |
初登場 | 『仮面ライダー』 |
作者 |
石ノ森章太郎(原作) 竹谷隆之(『1号』デザイン) |
演 |
潮健児(昭和テレビシリーズ) 大杉漣(『劇場版ディケイド』ほか) |
声 |
峰恵研(ガラガランダ) 鈴村健一(『劇場版ディケイド』ほか) |
地獄大使(じごくたいし)は、特撮テレビドラマシリーズ「仮面ライダーシリーズ」の作品に登場するキャラクターである。
ここでは、地獄大使が変身する怪人ガラガランダについても解説する。
オリジナルは特撮テレビ番組『仮面ライダー』に登場。ゾル大佐・死神博士に続く、第3のショッカー大幹部である。同作品の敵幹部としては最も登場期間が長い[1]。前任の2人とは異なる怪人寄りの容姿や、演じた潮健児による怪演技が視聴者にインパクトを与え、人気を博したとされる[2][3]。
『仮面ライダー』に登場する地獄大使
地獄大使 | |
---|---|
身長 | 185cm[4][5] |
体重 | 82kg[4][5] |
出身地 | アメリカ・サンフランシスコ市バークランドストリート1000-1000-1番地[5] |
『仮面ライダー』第53話 - 第62話、第64話 - 第67話、第69話 - 第79話、劇場版『仮面ライダー対じごく大使』に登場。
第52話で南米支部へ異動した死神博士に代わり、東南アジア支部から日本に着任したショッカー日本支部3代目大幹部。世界各地に156にも及ぶ秘密基地を作った功績を持つ[6]。首領への忠誠心が異常に強い。古代エジプトのファラオの仮面をモチーフにした特異な被り物や凝ったコスチューム、特注のショッカーベルトをそれぞれまとっている。毒々しいメイクで彩られた顔は、「体を改造している時にあのような顔になった」と説明されている[7]。
戦闘時の武器は電磁鞭と左手のアイアンクロー[8][5][注釈 1]。
指揮能力は死神博士よりも高く[9]、他の幹部よりもアジトから出て前線におもむくことが多い。大規模基地の建設や全国規模のテロなど大がかりな作戦を得意とし、さらに従来の幹部以上に細菌を用いた作戦も企てたりと数多くの作戦を指揮する。しかし、感情の起伏が激しく冷静さや緻密さに欠けるため、作戦の詰めが甘くなりがちな一面を持つ[9][10]。
現場で部下に気さくに声をかけるなどの鷹揚さ[注釈 2]や、人質とした研究者・木原博士にショッカーを代表して礼を尽くす(第71話)などの人間性も合わせ持つ。しかし、死神博士とは折り合いが悪く、自分の在任中に彼が来日した際には、協力的な素振りを見せつつ互いに牽制し合う。この時は、仮面ライダーを倒す能力を有していた怪人ナマズギラーを死神博士から提供されたが、ナマズギラーの弱点を教えられたにもかかわらず理解していなかったため、作戦は失敗に終わる。
ゲルショッカーの台頭後は自らの大幹部としての立場が危うくなり、ショッカーを裏切ったふりをして新1号に近づくという捨て身の作戦に出る。最後の戦いでは怪人ガラガランダに変身して戦うが敗れ、自らの敗北を認め「ショッカー軍団万歳!」とショッカーを称えつつ爆死する。
- 演 - 潮健児
- 劇中未公表の設定
- 本名はダモン[11]。アメリカはサンフランシスコのバークランド街出身[7][5]。スラムで育ち、従兄弟のガモンを影武者に仕立てることでそつなく犯罪をこなしてきた。逮捕されてアルカトラズ刑務所に送り込まれても、2人で脱出に成功した[12]。
- ガラガラヘビの研究家として、北アメリカ西部の砂漠地帯で研究を続けていたが[7][5]、その後は数奇な人生を辿り、ガモンとともに新興国家のゲリラ軍の大佐に任命されて革命を指揮する。やがて、ダモンは仲間の裏切りによる銃創を負い死亡した後、ショッカーによる改造手術とスカウトを経て改造人間として復活したが、ガモンは袂をわかって脱走し、のちにバダンの指揮官・暗闇大使となった[13]。
- 「地獄大使」という名は、「ショッカー本部=地獄」の「外交官=大使」という意味合いで名乗るようになったものである[7]。
- 幼少時代から侮蔑と迫害にまみれた人生を送ったダモンが、首領に使い捨てにされてもなお最期を迎える直前に「ショッカー万歳!」と叫んだのは、せめてもの拠り所を求めた内心の発露だったのではないかと言われる[14][15]。
- デザイン
- 地獄大使の原型は、原作者の石森章太郎が提案した「ビッグゼロ」で、人間的な容姿だった先の2大幹部との差別化のため、機械的な要素を強調していた[16]。だが、実際の地獄大使の衣装はビッグゼロのシルエットを踏襲しつつも、平山の案で潮の顔が見えるデザインになった[17]。ビッグゼロの「コンピューターの怪物」というアイデアは、石ノ森の漫画版に登場する「ビッグマシン」という形で活かされている[18]。また、各児童誌の漫画に登場する地獄大使も、ゴーグルを着用しているところにビッグゼロの印象が色濃く残っている[19]。書籍によっては、地獄大使より初出の早い「ビッグマシン」をモデルと記述している[20]。
- 最終的なデザインは「エジプトの若きファラオ」のイメージとされ、配役には本郷猛と同年代の美青年が想定されていたが、悪役としての迫力が不足しているとの意見から個性派俳優の潮が起用された[1]。プロデューサーの平山亨は、特徴的なデザインに負けない役者は潮しかいないと考えたという[4]。
- 最初に撮影が行われた第56話では顔のメイクが異なっている[21]。
- その後の作品への登場
-
- 『仮面ライダーV3』
- 第27話・第28話に登場。毒ガス兵器「ギラードガンマー」による日本全滅作戦を遂行すべく、ショッカーの他の幹部やブラック将軍と共に復活する。
- 日本全滅作戦では九州地方を担当。「かつてはショッカー軍団を率い、ダブルライダーと死闘を続けた自分だ」とデストロンに自慢していたが、ゾル大佐からは「そそっかしい」ブラック将軍からは「おっちょこちょい」などと酷評されたうえ、捕獲した風見志郎を逃がして作戦を台無しにしてしまう。それでも、人質にされた自分もろとも仮面ライダーV3を攻撃するように懇願するなど忠誠心や責任感の強さも見せ、最終的にはアジトと運命を共にする。
- 衣裳は『仮面ライダー』のものと同一[22]。
『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』に登場する地獄大使
映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』に登場。
ショッカーの出身。死神博士とともに怪人軍団の指揮を執る。気性は荒いが組織への忠誠心は厚い。原典との違いは鎧の色が黒になっており、兜とベルトの紋章が大ショッカーのものになっていることである。
地獄大使がビールで「ガラガラ」とうがいをすることでガラガランダに変身。右手のムチを自在に伸ばして相手を攻撃する。
最終決戦で1号・2号・BLACK RX・カブトを同時に相手にするも、RX・カブトの連携攻撃で怯んだところに1号・2号の「ライダーダブルキック」を受け「偉大なる大ショッカー、大万歳!」と絶叫しながら元の姿を浮かび上がらせて爆死した。
『仮面ライダー1号』に登場する地獄大使
2016年の映画『仮面ライダー1号』に登場。
ショッカー首領が倒されて半世紀近くが経過した世界各地で悪事を働いていたショッカー残党の前に、亡霊のような状態で登場。謎の眼魔の介入により肉体を伴った完全復活を遂げるため、立花藤兵衛の孫娘・麻由の中に眠る「英雄の眼魂」を生け贄として狙う[23]。戦闘時には、ヘビ型のマスクを装着した姿に変わる[23]。
ノバショッカーを相手に1号と共闘する形となり、最終的に負傷しながらも生き残った後、眼魂を失ったことから急激な老化が始まる。最後は1号=本郷猛にかつての戦いの決着を切実な表情で望むが、「助かった命を大切にして生きるんだ」「身体を労われ地獄大使」と告げられ、その場に置き去りにされた。
- 演 - 大杉漣
- 2009年の映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』でも「大ショッカー幹部」としての地獄大使を演じた大杉が、『オールライダー』版とおおむね同一のデザインのスーツで7年ぶりに演じている。しかし、公開から約2年後の2018年2月21日に急逝した[24]ため、大杉が演じる地獄大使は本作品が最後となった。その後、同年4月14日に青山葬儀所にて大杉のお別れ会「さらば!ゴンタクレ」が営まれた際、会場には地獄大使に扮した大杉のパネルがファンのために用意された[25]。
- 戦闘時のマスクは竹谷隆之がデザインを担当した[26][27]。竹谷はガラガランダとしてデザインしているが[26]、劇中では言及されず、各メディアではガラガランダとして紹介しているもの[28][29][27]とガラガランダに似た姿として紹介しているもの[30][23][31][32]がある。
その他の作品に登場する地獄大使
- 小説作品
-
- 小説『S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER ZX EDITION -ドラゴン・ロード-』
- 『仮面ライダーZX』の小説作品。地獄大使自体が9人ライダーに倒された怪人たちの悪霊と化したエネルギー体の中心として登場し、バダンの幹部である従兄弟の暗闇大使にとり憑いて無茶な作戦を続け、バダン内における彼の人望を失くすと共に、ZXを改造して自身を倒した1号にぶつける相手にしようと目論む。
- 最終決戦では、暗闇大使に憑依したまま怪人体であるサザンクロスに変身して10人ライダーを圧倒するが、ライダーマンの機転により時空破断システムのエネルギーを浴びさせられ、悪霊の正体として現すも姿を消す。
- 漫画作品
-
- すがやみつる版漫画『仮面ライダー』・すがやみつる版漫画『仮面ライダーV3』
- 『仮面ライダー』では「怪奇フクロウ男」から「ゲルショッカー怪人ガニコウモル」までに登場。容姿はテレビシリーズとは異なり、サングラスのような黒い目と鉤爪が付属されている。
- 「怪人イカデビル」ではイカデビルなどにオリンピックの最終選考会から成田選手をさらわせ、仮面ライダー1号もおびきよせる[33]。
- 「ゲルショッカー怪人ガニコウモル」では度重なる失態により首領に見限られ、東京湾の船上でブラック将軍と会う[34]。ガニコウモルの不意打ちにより背中を負傷するも、仮面ライダー1号に助けられ、ガラガランダとは別の姿(地獄大使の手足がヘビに変わったような姿)の怪人に変身し、負傷した体でガニコウモルと戦う。
- 『仮面ライダーV3』では「ドクトルG最後の挑戦の巻」に登場[35]。他の大幹部とともに怪人態(ガラガランダ)に変身して戦うが、ハリケーンジャイロカッターに敗れる。
- 『仮面ライダーSPIRITS』・『新 仮面ライダーSPIRITS』
- 上記の劇中未公表の設定がアレンジされ、ダモンであった過去が描かれた。従兄弟にして瓜二つのガモンと共にさまざまな犯罪に手を染め、アルカトラズ刑務所から脱獄した後は東南アジアの小国の独立戦争で解放軍の将軍に就任し「力の悪魔」の異名を馳せて恐れられるようになるが、「知恵の悪魔」と称され戦果を挙げる参謀のガモンを疎ましく思い、政府軍による解放軍司令部への総攻撃の最中ガモンを置き去りにして始末し、自らのカリスマ性を高めより強い統率を成すことに利用する[注釈 3]。それ故にBADANの最高幹部・暗闇大使となって復活したガモンからは激しく憎まれており、第2部22話にて時空魔法陣と銀のドクロの力によって黄泉から呼び覚まされるが、再生された他の大幹部や怪人たちが生前の魂を持っていない[注釈 4]のに対し、地獄大使は暗闇大使の復讐として生前の魂を持ちながら頭蓋が露出したゾンビのような醜い姿となっており、大首領やアマテラス(蘇生体)が現れた際などには内蔵された銀のドクロの影響で共鳴に苦しめられている。大首領にはかつてと変わらぬ忠誠と世界征服の遂行を誓うが、力づくで自身に服従を強いる暗闇大使には面従腹背の姿勢を取っている。
- 宿敵である仮面ライダー1号=本郷猛とは相容れない対極の考えを持つ故に思考を理解し合うほどであり、互いに相手の腹の内を完全に読み切り、無駄な会話すら必要としない阿吽のやり取りすら成り立っている。1号の抹殺に執着し、BADANの黒いピラミッドが東京に降り立った際に1号の姿を確認すると暗闇大使の命令を無視して(当初は人間側が攻撃するのを待ち構えていた)ショッカーライダーを出撃させ[注釈 5]、BADANによる日本制圧後は配下の再生怪人を率いて前線で指揮を執り1号・2号と交戦していたが、デルザー軍団の台頭で仮面ライダー抹殺計画に支障を来したため、新たな拠点であるショッカーの海底基地(かつて太平洋に沈んだが、暗闇大使に強要する形で東京湾に移動させた)へ1号を引きずり込み、因縁の決着を付けるべく立ち廻る。基地が海上に浮上した最終決戦の際、あえて1号の連撃を受けることで銀のドクロに身体の完全再生を促し、最後のショッカー怪人「ガラガランダ」として1号に挑むが、トカゲロンの無差別爆撃で胴体を両断されてしまう。それでも執念で1号に襲い掛かるが狼男に撃ち抜かれ(トカゲロン同様に、暗闇大使が復讐を成し遂げるために操っていた)、必ずまた蘇ると執念の言葉を遺しつつ「ショッカー軍団万歳!!」とかつてと同じ断末魔を叫んで爆散する最期を遂げるも、ガラガランダの遺した右腕は狼男とイカデビルの足にからみ付いて二体の動きを妨害し、1号・2号の勝利に貢献する形となった。
- 死後もジェネラル・シャドウが暗闇大使に見せた幻覚に登場。
- ゲーム作品
-
- 『仮面ライダー 正義の系譜』
- 声 - 沢りつお(地獄大使)、槐柳二(ガラガランダ)
- 初代の地獄大使を再生させたもの。仮面ライダーアギト=津上翔一と戦う。
- 『仮面ライダー』
- 声:潮健児(地獄大使)、峰恵研(ガラガランダ)
- 操作可能キャラクターとして登場。ガラガランダにも変身する。ショッカーストーリーでショッカー怪人やゲルショッカー怪人を倒して勝ち残ると、最強怪人(改造された銀色のガラガランダ)へ再改造させられ、1号・2号に挑戦する。
- 舞台『MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜』
- 声 - 中尾隆聖
- 演者は異なるが、「続きは劇場版で」と発言するなど、『劇場版ディケイド』と同一人物のような描写がある。
ガラガランダ
ガラガランダ | |
---|---|
別名 | 怪人[36][37][38][39][40][注釈 6] |
身長 | 192cm[42][43][38][44][39][40] |
体重 | 95kg[42][43][38][44][39][40] |
出身地 | シエラネバダ山脈[36][37][38][40] |
アジト | 浜松砂丘[38][40] |
鳴き声 | ガァーラーッ[45][43][38](グアァーラー[41]) |
弱点 | ムチの付け根[37] 毒を出し切ると砂漠で充填する必要がある[40] |
『仮面ライダー』第79話に登場。地獄大使の正体。当初は別人であるかのように見せかけており、毒水道作戦の情報を本郷にリークし、その責任を負わされ処刑されかけた所を1号が助けるという自作自演の芝居を演じる。右手は鞭状になっており[48][37]、一撃で鋼鉄を砕く威力を持つとされる[49]。また、猛毒を持つ牙も武器である[48][43][37][44]。設定では、毒を出し切ると、砂漠で毒を充填する必要があることが弱点とされる[40]。
深夜に貯水池に現れ、毒水道作戦を実行しようとするが、事前に情報を得ていた仮面ライダー新1号に妨げられる。その後、少年仮面ライダー隊本部に匿われた地獄大使が、立花藤兵衛とライダーガールズだけになったところで正体を現し、藤兵衛らを捕らえる。そして、地獄大使はガラガランダの潜伏場所として伝えた浜松の砂丘で猛と滝和也を迎え撃ち、ガラガランダに変身する。腕の鞭や地中からの奇襲攻撃で1号を苦しめ、ライダー返しにも耐えて地中に逃れるも引きずり出され、最後はライダーキックを受けて地獄大使の姿に戻り、爆死する。
その他の作品に登場するガラガランダ
- 映像作品
-
- 映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 声 - 鈴村健一
- 大ショッカーの地獄大使[50]で、ショッカーの怪人連合としてガラガランダが登場。1971年では再生怪人として本拠地を警護し、2011年ではイカデビルやガニコウモルとともに電王やNEW電王と戦い、連携攻撃により、イカデビルと共に倒される。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』
- レデュエやスペースイカデビルなどとともにショッカーの怪人として登場。姿は下記の『仮面ライダー1号』の際のヘビ型のマスクを装着した姿となっている。
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- ショッカー怪人として登場。
- ゲーム作品
-
- ゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』
- 雑魚怪人としてガラガランダが登場。
- 複製ガラガランダ
- ジュダの配下として登場する。
- ゲーム『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2』
- 前作同様、雑魚怪人としてガラガランダや複製ガラガランダが登場。
『仮面ライダーSD』
『仮面ライダーSD』シリーズには、八鬼衆の1人として関連作品に登場。暗闇大使との共演作品ともなっている。
- 『仮面ライダーSD マイティライダーズ』
- 頭が悪く、人望もない。度重なる失敗に魔神大首領は他の八鬼衆を呼ぶことを余儀なくされる。
- 『仮面ライダーSD 疾風伝説』
- 最終決戦にのみ登場。暗闇大使と共に1号・2号と戦う。
- 『仮面ライダーSD グランショッカーの野望』
- 近畿エリアの侵攻を担当。観光客を眠り病に罹らせる。
コンパチヒーローシリーズ
- ゲーム『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』
- 原典と異なり、処刑から救うことで仲間になるルートが用意されている。
- ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』
- ショッカー大幹部として登場。怪人体・ガラガランダとして登場するが、キャラクターは地獄大使のもの。
- 別個体としてバダン大幹部のガラガランダも登場。「ショッカーの大幹部のガラガランダといとこ」という設定など、暗闇大使に近い設定となっている。
- ゲーム『スーパーヒーロージェネレーション』
- 声 - 鈴村健一
- 仮面ライダーシリーズのエネミーユニットとして登場。
関連マシン
関連キャラクター
- 暗闇大使
- 『仮面ライダーZX』に登場する地獄大使の従兄弟。地獄大使と同じく潮健児が演じた。
- 『仮面ライダーSD』や『仮面ライダーSPIRITS』など後年の作品では両者の関わりが描写される。
- →詳細は「仮面ライダーZX § 暗闇大使」を参照
- ドクターQ
- 『兄弟拳バイクロッサー』で潮が演じたキャラクター。
- 非公式ではあるが、『もっとすごい科学で守ります!』では同一キャラクターの可能性が描かれている[51]。
- →詳細は「兄弟拳バイクロッサー § デスター」を参照
- ビッグマシン
- 漫画『仮面ライダー』に登場するキャラクター。地獄大使のモデルとなったキャラクター[20]。
- コブラ男ガライ
- 『仮面ライダーJ』に登場するキャラクター。地獄大使をモデルとしたキャラクター[44]。
- マーダー
- 細井雄二(秋津わたる)版漫画『仮面ライダーZX』に登場するキャラクター。ショッカーの残党の科学者でガラガランダへ変身する。
脚注
注釈
- ^ 書籍によっては鉤爪と記述される[6]。
- ^ 第66話で特訓をするカミキリキッドを激励。
- ^ 実はダモンの手によって、政府側に司令部の位置が密告されていたことが明かされている。その後、解放軍は勝利を収め戦死したガモンの名を冠したガモン共和国の建国の運びに至るが、ダモンは独立目前に姿を消してショッカーに加入し地獄大使となった。なお、暗闇大使が「貴様と組織を繋いでやったのは俺だぞ!」「大首領は貴様より先に俺を選んでいたんだよ!」と発言していることから、先に「組織」と接触していたのはガモンのほうであったらしい。
- ^ 生前の記憶や自我を持たず、他者の指示に従って行動する操り人形のような状態。ただし、大首領直属の精鋭部隊と設定された『仮面ライダーストロンガー』のデルザー軍団のみ特別に生前と変わらぬ記憶と自我を有して復活しており、そのほか、同じく『ストロンガー』からブラックサタンの最高幹部デッドライオンが生き残った残党として合流している。
- ^ この際、地獄大使はショッカーライダーの存在を知っていたことや、ショッカーのピラミッド内にショッカーライダーがいたことから、作中では元々ショッカーライダーはショッカーが製作していたものをゲルショッカーが接収したという解釈となっている。
- ^ 書籍『仮面ライダー大研究』では毒牙怪人と記述している[41]。
出典
- ^ a b 大全集 1986, pp. 138–139, 「仮面ライダー作品展開 仮面ライダー一号[再改造]」
- ^ 悪役列伝 2006, pp. 2、23-24.
- ^ 日経エンタ 2013, p. 65, 「怪人ジャガーマン 決死のオートバイ戦」.
- ^ a b c 超辞典 2011, p. 369
- ^ a b c d e f 怪人大画報 2016, p. 71
- ^ a b 全怪獣怪人・上 2003, p. 88.
- ^ a b c d 100のひみつ 2009, p. 44.
- ^ OFM 特2 2005, p. 5.
- ^ a b 大全集 1986, p. 212, 「悪の軍団 その系譜 ショッカー」
- ^ 怪人大全集 1986, p. 38, 「地獄大使」.
- ^ 平山亨 1998, p. 8.
- ^ 平山亨 1998, pp. 9–10.
- ^ 平山亨 1998, pp. 11–17.
- ^ 平山亨 1998, p. 11.
- ^ 平山亨 1986, p. 30.
- ^ OFM 特1 2005, p. 14.
- ^ OFM 特2 2005, p. 10.
- ^ OFM 特1 2005, p. 34.
- ^ OFM 特2 2005, p. 34.
- ^ a b 怪人大画報 2016, p. 58
- ^ 大全集 1986, p. 54, 「地獄大使」.
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- ^ a b c 東映HM53 2016, p. 25.
- ^ “藤岡弘、仮面ライダーで共演した大杉漣さんを悼む「映像界の損失です」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年2月22日) 2018年2月23日閲覧。
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- ^ a b 竹谷隆之 2016, pp. 112–113, 「竹谷隆之インタビュー 製作の現場から」
- ^ a b 完全超悪 2020, p. 318, 「DESIGNER INTERVIEW 竹谷隆之・桂正和[仮面ライダードライブ]」
- ^ 仮面ライダー1号ぴあ 2016, pp. 79、90.
- ^ スーパー大図鑑平成 2018, p. 329, 「地獄大使(ガラガランダ)」.
- ^ 1号パンフレット 2016, 「地獄大使」.
- ^ 「仮面ライダー1号」『宇宙船』vol.152(SPRING 2016.春)、ホビージャパン、2016年4月1日、40頁、ISBN 978-4-7986-1218-8。
- ^ 宇宙船YB 2017, p. 12, 「仮面ライダー1号」.
- ^ 双葉社『仮面ライダー』ISBN 4575935581 P.177より。
- ^ 双葉社『仮面ライダー』ISBN 4575935581 P.234より。
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- ^ a b 超全集 1992, p. 69, 「ショッカー怪人図鑑」
- ^ a b c d e f OFM 特2 2005, p. 26, 「大怪人図録 PART II イモリゲス/ウニドグマ/ガラガランダ/ガニコウモル/サソリトカゲス」
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- ^ a b 大全 2000, p. 181, 「ショッカーの誇る改造人間・その全容 PART IV」
- ^ a b c d 画報 2001, p. 47
- ^ a b c d 超辞典 2011, p. 234
- ^ 大全 2000, p. 115, 「ショッカー&ゲルショッカー全怪人声優&鳴き声リスト」.
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- ^ カード図鑑 1997, p. 104, 「第I章 仮面ライダーカード完全図鑑」.
- ^ a b カルビー『仮面ライダースナック』付属仮面ライダーカードNo.278「ガラガランダ」[46][47]
- ^ a b 怪人大全集 1986, p. 47, 「ガラガランダ」
- ^ 超百科 2011, p. 37.
- ^ もっとすごい科学 2000, p. 193, 「COLUMU9 死神博士と地獄大使の行方」.
参考文献
- 大全集シリーズ(講談社)
- 『創刊15周年記念 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー大全集』講談社、1986年5月3日。ISBN 4-06-178401-3。
- 『創刊15周年記念 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー怪人大全集』講談社、1986年10月10日。ISBN 4-06-178402-1。
- 『仮面ライダー超全集 1号・2号・V3・ライダーマン』小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、1992年3月10日。ISBN 4-09-101427-5。
- 堤哲哉 編 編『仮面ライダーカード』日本文芸社、1993年11月25日。ISBN 4-537-02386-4。
- 木下正信『仮面ライダー 仮面ライダーV3 カード完全図鑑』竹書房、1997年5月31日。ISBN 4-8124-0300-6。
- 『仮面ライダーコレクターズ・ボックス』朝日ソノラマ〈宇宙船文庫 特別版〉、1998年5月。ISBN 4-257-76459-7
- 平山亨『私の愛したキャラクターたち』〈仮面ライダーコレクターズ・ボックス第4巻〉。
- 岩佐陽一 編 編『仮面ライダー大全』双葉社、2000年7月14日。ISBN 4-575-29121-8。
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- 竹書房/スタジオ・ハード編 編『仮面ライダー画報』竹書房、2001年9月25日。ISBN 4-8124-0783-4。
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- TARKUS 編 編『仮面ライダー大研究』二見書房、2007年6月5日。ISBN 978-4-576-07090-2。
- 『決定版 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー超百科』講談社、2011年4月4日。ISBN 978-4-06-304816-2。
- 安藤幹夫 編 編『仮面ライダー怪人列伝 1号 2号 V3編』竹書房、2011年5月2日。ISBN 978-4-8124-4542-6。
- 『仮面ライダー超辞典』監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- 『日経エンタテインメント! 仮面ライダー1号2号スペシャル』日経BP社〈日経BPムック〉、2013年2月1日。ISBN 978-4-8222-7558-7。
- 講談社編 編『仮面ライダー 1号・2号編 仮面の男パーフェクトファイル』講談社〈キャラクター大全〉、2014年3月20日。ISBN 978-4-06-218825-8。
- 『宇宙船別冊 仮面ライダー怪人大画報2016』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK〉、2016年3月28日。ISBN 978-4-7986-1202-7。
- 『全仮面ライダー オール怪人 スーパー大図鑑 平成編』講談社〈講談社のテレビ絵本1702〉、2018年2月22日。ISBN 978-4-06-344702-6。
- 『平成仮面ライダー怪人デザイン大鑑 完全超悪』ホビージャパン、2020年12月24日。ISBN 978-4-7986-2338-2。
- 映画『仮面ライダー1号』関連資料
- 『仮面ライダー1号』パンフレット 2016年3月26日発行 構成・文:用田邦憲 発行所:東映事業推進部
- 『仮面ライダー1号ぴあ 仮面ライダー公式写真集/仮面ライダー45周年記念超大作 『仮面ライダー1号』メモリアル本』ぴあ株式会社〈ぴあMOOK〉、2016年3月17日。ISBN 978-48356-2962-9。雑誌コード:64623-62。
- 竹谷隆之『ROIDMUDE 竹谷隆之 仮面ライダードライブ デザインワークス』ホビージャパン、2016年3月31日。ISBN 978-4-7986-1177-8。
- 雑誌
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 53(2016 WINTER)、辰巳出版、2016年3月10日、ISBN 978-4-7778-1651-4、雑誌コード:66117-07。
- 宇宙船(朝日ソノラマ/ホビージャパン)
- 平山亨「わがショッカーよ永遠なれ!」『宇宙船』Vol.30、朝日ソノラマ、1986年6月1日、29 - 33頁。
- 「宇宙船vol.156特別付録 宇宙船YEARBOOK 2017」『宇宙船』vol.156(SPRING 2017.春)、ホビージャパン、2017年4月1日、ISBN 978-4-7986-1434-2。
- 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』(講談社)
- 『特別版 Vol.1 ショッカー』2005年9月22日。ISBN 4-06-367099-6。
- 『特別版 Vol.2 ショッカー / ゲルショッカー』2005年9月22日。ISBN 4-06-367150-X。
- 「テレビマガジンクラシックス 完全復刻『ショッカー100のひみつ』」『仮面ライダーマガジン』Summer '09、講談社、2009年8月8日、41 - 56頁、ISBN 978-4-06-379365-9。